JP7109163B2 - モニタ装置及びリモートコントロール装置 - Google Patents

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Description

この発明は、モニタ装置及びリモートコントロール装置に関する。
ビルやオフィス、店舗、宿泊施設に防災用途で設置が義務付けられている照明器具がある。この照明器具は、居室や避難経路、店舗、ホテルの共用部分から客室に設置し、停電時でも床面に避難上有効な照度を与える非常用照明器具と避難経路や非常口を示す機能の誘導灯の2つがある。非常灯は建築基準法で設置が定められている照明器具であり、誘導灯は消防法で設置が定められた避難設備の扱いであり、似ているようで、役目や管轄が異なっている。
これらの照明器具は通常時は商用電源を用いて電池を充電し、非常時(停電時)に光源を点灯する為の電池を内蔵している。
通常時に電池が充電中である旨を表示する緑色の表示灯(充電モニタ)を設けることがJIS及び(一社)日本照明工業会の技術基準で定められている。
これに対し、電池の経年劣化などを確認するために、器具には点検スイッチが設けられ、スイッチの操作により、停電を模擬して電池を用いて光源を点灯させる。
近年、この点検作業をマイクロコンピュータのような制御装置を内蔵し、自動的に規定時間非常時動作をする自動点検機能を有する器具及び光源の寿命、異常を表示する表示灯(ランプモニタ)、点検中であることを表示する表示灯(点検モニタ)を有するもの、点検動作へのスイッチ操作をリモートコントローラ(以下リモコンという)で行えるものが製品化されている。特に誘導灯では、光源をLEDに変えるのを機に充電モニタ、ランプモニタがあり、リモコンで点検を行えるものが主流となった。
特開2009-032543号公報 特開2011-124031号公報
これらの表示灯(以下モニタ)を認識するにあたり、誘導灯であれば器具の設置高さは人が認識できる高さとなっているのでモニタを確認するのに何の問題も生じていなかった。
しかし、非常用照明器具(以下、非常灯)の場合、器具を設置する高さはまちまちで、体育館などの高い天井部分にも設置する必要があるため、モニタを認識する事が困難だった。
また、周囲が明るい場合にはモニタを認識しづらくなるという問題点があった。
モニタを確認する代わりに双方向に通信できるリモコンを使って器具の状態を確認する手段も提案されているが、リモコンや照明器具が高価になるなどの支障があった。
本発明は、照明器具のモニタ及び照明器具の状況が明確かつ容易に確認できる装置の提供を目的とする。
この発明のモニタ装置は、
機器の状態をモニタするモニタ装置において、
前記機器の状態を発光状態によって通知するモニタ用光源と、
前記モニタ用光源が如何なる発光状態にあるかを要求する要求無線信号を受信する受信回路と、
報知部と、
前記受信回路が前記要求無線信号を受信した場合に、前記モニタ用光源が如何なる発光状態にあるかを前記報知部を用いて報知する制御回路と、
を備える。
本発明のモニタ装置によれば、機器の状態を示すモニタ用光源の状態を明確に確認する事ができる。
実施の形態1の図で、非常灯1の斜視図。 実施の形態1の図で、非常灯1の分解斜視図。 実施の形態1の図で、非常灯1の側面図。 実施の形態1の図で、リモコン送信機の3面図。 実施の形態1の図で、リモコン送信機13のブロック図。 実施の形態1の図で、非常灯1に内蔵される点灯ユニットの回路構成を示すブロック図。 実施の形態1の図で、点灯ユニットのモニタ点灯回路図。 実施の形態1の図で、点灯ユニットの他の例を示すモニタ点灯回路図。 実施の形態1の図で、点灯ユニットの他の例を示すモニタ点灯回路図。 実施の形態1の図で、点灯ユニットの他の例を示すモニタ点灯回路図。 実施の形態1のモニタ装置100のフローチャート。 実施の形態1の図で、モニタ類11の点灯、点滅状態を示す図。 実施の形態1の図で、点灯ユニットの他の回路構成を示すブロック図。 実施の形態2の図で、リモコン送信機を示す図。 実施の形態2の図で、リモコン送信機13を示す別の図。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の非常灯1を示す斜視図である。
図2は、非常灯1の分解斜視図である。非常灯1は、取付面に形成された取付孔に埋め込まれて設置される埋め込み型の明器具である。取付面の具体例は、天井面200である。照明器具である非常灯1は、器具本体4と、取付バネ7と、光源ユニット210と、枠5とを有する。器具本体4の内部には、端子台8と、点灯ユニット2と、電池3とが収納される。端子台8と点灯ユニット2と電池3とは、取付金具220を用いて器具本体4の内部に配置される。
非常灯1の外観として器具本体4、非常灯1を天井面200に取り付けるための取付バネ7、非常時に点灯するランプ6(レンズ6aに覆われている)、を備える。器具本体4は天井面200に開けられた穴に埋め込まれた状態に設置され、天井面200の穴を覆う意匠面となる枠5を備える。
図2に示すように、枠5には、
(1)非常灯1の動作を確認するための点検スイッチ9、
(2)点検を自動的に行うためのスイッチである自己点検スイッチ10、
(3)非常灯1の動作状態を表示するモニタ用LED11(モニタあるいはモニタ類という場合もある)、
(4)リモコン信号を受けるための受光部12、
の(1)~(4)のための穴が形成されている。
なおモニタ用LED11としては、モニタ用LED11a,11b,11cの3つがあるが、区別の必要がない場合には、モニタ用LED11と記す。
図3は、本実施の形態の非常灯1の構造を示す側面図である。非常灯1は、非常灯1の器具本体4の中に、点灯ユニット2、電池3、電源を受ける端子台8が内蔵された構造となっている。点灯ユニット2は、点検スイッチ9、自己点検スイッチ10、モニタ類11、受光部12を備えている。
図4は、本実施の形態を示すリモコン送信機13の図である。
図5は、リモコン送信機13のブロック図である。リモコン送信機13は、要求無線信号を生成する生成部15-1と、要求無線信号を後述のモニタ装置100に送信する送信部16と備えている。
リモコン装置であるリモコン送信機13は、本体14と、ユーザーが電池3の点検を行う際に操作するボタン類15と、ボタン類15を操作したときに赤外線信号を出力する送信部16を備えている。ボタン類15は後述のように、確認ボタン15a,自己点検ボタン15b等である。
図6は、図1の器具本体4に格納されている点灯ユニット2の回路構成と電池3とランプ6の配線を示すブロック図である。図6に示すように、モニタ用光源であるモニタ用LED11と、受信回路35と、報知部110と、制御回路27とは、モニタ装置100を構成する。
点灯ユニット2は、整流回路22、第1DC-DCコンバータ23、充電回路25、制御回路27、制御電源生成回路26、第2DC-DCコンバータ29、モニタ類11、点検スイッチ9、自己点検スイッチ10、受信回路35を備えている。
(1)整流回路22は、商用電源21を整流する。
(2)第1DC-DCコンバータ23は、整流した電源の電圧を変換する。
(3)充電回路25は、電池3を充電する。
(4)制御回路27は、点灯ユニット2の制御を行なう。
(5)制御電源生成回路26は、制御回路の電源を生成する。
(6)第2DC-DCコンバータ29は、電池3の電圧を昇圧する。
(7)モニタ類11は、点灯ユニット2の状態を示す。
(8)点検スイッチ9は、電池3の点検を行うためのスイッチである。
(9)自己点検スイッチ10は、電池3の点検を自動的に行うトリガ信号となる。
(10)受信回路35は、リモコン送信機13の信号を受信する。
制御回路27は、例えばマイクロコンピュータなどで構成される。制御回路27は、電池電圧検出部42と、停電検出回路48と、信号受信部36と、点検信号受信部37と、自己点検信号受信部38と、充電モニタ制御部43と、ランプモニタ制御部44と、点検モニタ制御部45と、遮断回路制御部46と、第2DC-DCコンバータ制御回路30と、出力電圧検出部41とを備えている。
(1)電池電圧検出部42は、電池3の電池電圧を検出する。
(2)停電検出回路48は、DC-DCコンバータの出力を監視し、模擬的に商用電源21が供給されているか否かを検知する。
(3)信号受信部36は、リモコン送信機13の送信部16から送信される信号を受信回路35を介して受信する。
(4)点検信号受信部37は、点検スイッチ9からの信号を入力する。
(5)自己点検信号受信部38は、自己点検スイッチ10の信号を受ける。
(6)充電モニタ制御部43は、電池3が正常に充電されているか否かをLEDからなるモニタ用LED11a(充電モニタ11aという場合がある)に電池充電検出信号を出力して、充電モニタ11aを点灯/消灯させる。
(7)ランプモニタ制御部44は、ランプ6の異常を検出した時にモニタ用LED11b(ランプモニタ11bという場合がある)を点灯/消灯させる。
(8)点検モニタ制御部45は、点検中にLEDからなるモニタ用LED11c(点検モニタ11c)を点灯/消灯させる。
(9)遮断回路制御部46は、第1DC-DCコンバータ23の出力をオン/オフする遮断回路47を制御する信号を出力する。
(10)第2DC-DCコンバータ制御回路30は、第2DC-DCコンバータ29の動作を制御(オン/オフ信号を出力)する。
(11)出力電圧検出部41は、非常点灯時の第2DC-DCコンバータ29の出力を検出する。
回路の動作を説明する。以下の動作の主体が制御回路27である。制御回路27は例えばマイクロコンピュータである。商用電源21が供給されているとき第1DC-DCコンバータ23は、整流回路22で整流した電圧と異なる電池3を充電するに足りる電圧に変換する。制御電源生成回路26でさらに制御電源に適正な電圧に変換され、制御回路27の電源として入力される。この時、遮断回路制御部46からの信号で遮断回路47はオン(接続)状態となる。変換した電圧は、充電回路25に入力され電池3を充電する。なお、遮断回路47のデフォルトはオン状態である。第1DC-DCコンバータ23の出力を検出する停電検出回路48には電圧が検出されるため、停電ではないと判断している。電池3を充電しているので、充電モニタ11aは点灯している。以下、この状態を充電状態という。
商用電源21の供給が停止(停電など)したとき、第1DC-DCコンバータ23の出力は無くなるので、停電検出回路48の電圧はゼロとなり、制御回路27は停電と判断する。第1DC-DCコンバータ23の出力が無いため、電池3は充電しないので充電モニタ11aは消灯する。
電池3は制御回路27の電源として電力を供給するとともに、第2DC-DCコンバータ29に電力を供給する。第2DC-DCコンバータ29は、電池3の電圧よりも高い電圧に昇圧して、ランプ6に電力を供給し、あらかじめ設定された電流でランプ6を点灯させる。電池3でランプ6を点灯させることを非常点灯という。ランプ6に流れる電流を第2DC-DCコンバータ29に帰還するためのランプ電流検出回路34により、ランプ6の出力が目標値になるように制御されている。なお、ランプ6の点灯は、供給する電力量を制御することで行っても構わない。
商用電源21が復帰した時は、第1DC-DCコンバータ23が再び動作するので、停電検出回路48は停電から復帰したと判断し、充電回路25による電池3の充電状態へと自動的に復帰する。また、第2DC-DCコンバータ制御回路30は、第2DC-DCコンバータ29を停止するので、ランプ6は消灯する。
次に点検動作について説明する。点検動作とは、電池3でランプ6を確実に非常点灯できることを確認すること、法的に定められた時間(一般定格で30分、長時間定格で60分)非常点灯できるかどうかを確認するものである。
<点検スイッチ9が押された場合の点検動作>
点検スイッチ9から点検信号を点検信号受信部37で受けると、制御回路27は電池3を点検するための擬似停電モードとして、遮断回路制御部46から遮断回路47をオフし、電池3は充電されなくなる。第2DC-DCコンバータ制御回路30が第2DC-DCコンバータ29を動作させるよう制御することで、ランプ6には、電池3の電圧を第2DC-DCコンバータ29で昇圧した電圧が印加され、ランプ電流検出回路34でランプ電流は適切な電流に制御される。この時、充電休止するため、充電モニタ11aは消灯する。点検スイッチ9からの点検信号は、スイッチを押している間、点検動作を行なう。点検動作を法的に定められた時間(一般定格で30分、長時間定格で60分)行なうことで、電池の劣化により定められた時間非常点灯できなくなっていないかどうかを確認できる。
電池3で定められた時間非常点灯できた場合、電池3を正常と判定し、充電状態を維持する。定められた時間に達する前に、電池3の電圧が低下してしまい、ランプ6の点灯継続ができなくなり、電池電圧検出部42が電池3が劣化等で異常状態と判定した場合、点検スイッチ9からの信号が絶たれたら、制御回路27は遮断回路制御部46から遮断回路47をオンし、電池3を充電するが、充電モニタ11aは異常状態を示す点滅動作をする。これにより、電池3が劣化していることを点検者に報知する。
<自己点検スイッチ10がおされた場合の自己点検動作>
次に、自己点検スイッチ10から自己点検信号を自己点検信号受信部38で受けた場合を説明する。
自己点検スイッチ10から自己点検信号を受けた場合、制御回路27は48時間以上の連続充電がされているかを確認する。48時間以上の連続充電がされていない場合は自己点検に移行しないで充電を継続する。制御回路27は、48時間以上の連続充電がされている場合、自己点検に移行する。制御回路27は電池3を点検するための擬似停電モードに規定の時間だけはいり、規定の時間が経ったら元の充電状態に戻り、充電を行ない、充電モニタ11aを点灯させる。この時、既定の時間になる前に電池電圧が設定した電圧よりも低くなった場合、電池3の寿命と判断し、その時点で擬似停電をやめ電池充電状態に戻り、充電モニタ11aを点滅させることで電池3が寿命である旨を報知する。この時、電池3の充電は継続して行っている。自己点検スイッチ10からの自己点検信号は、自己点検スイッチ10を長押したり、一旦押下し、自己点検移行待機状態の間に再度、自己点検スイッチ10を押下する事で自己点検信号となるなど、自己点検に移行する為の操作方法は問わない。
次に、リモコン送信機13について図4で説明する。リモコン送信機13は本体14に、ボタン類15を配置した構造となっている。ボタン類15には、確認ボタン15a、自己点検ボタン15b、中断ボタン15c、手動点検ボタン15d、モニタ明るくボタン15eを備えている。
(1)確認ボタン15aは、自己点検が実施できるかどうかを確認する信号を送信する。
(2)自己点検ボタン15bは、自己点検を開始する信号を送信する。
(3)中断ボタン15cは、自己点検中に中断する場合に中断する信号を送信する。
(4)手動点検ボタン15dは、点検スイッチ9と同様に、押下した場合、一時的に非常点灯状態にする信号を送信する。
(5)モニタ明るくボタン15eは、モニタ類11を明るくしたい時に押下すると、一時的にモニタ類11を明るくする信号である要求無線信号を送信する。
これらのボタンに表記される文字は、動作の概要を表すものであり、この文言そのままでなくても良く、例えば「モニタ明るく」ボタン15eは「明るさアップ」ボタンなどの表記でもよい。
また、このボタンの配置に関しては図4に示した例の配置以外でも良い。
ユーザーがリモコン送信機13のボタン類15のうちの、自己点検ボタン15bを押下すると、リモコン送信機13の送信部16から自己点検信号が送信される。リモコン送信機13から出力される自己点検信号を受信回路35が受信すると、48時間以上充電されていれば、制御回路27は、第1DC-DCコンバータ23の出力を遮断し、遮断回路制御部46を介して遮断回路47をオフ状態にし、擬似的に停電状態にする。
以降は、非常灯1は、自己点検スイッチ10が押された場合の自己点検と同じように動作をし、電池3の点検の結果を充電モニタ11aで報知する。
自己点検を途中で中断したい場合は、中断ボタン15bの操作、点検スイッチ9の押下、自己点検スイッチ10の再押下、電源のオフ、オンなどの手段がある。
手動点検ボタン15dは、本体14の点検スイッチ9と同様に、一時的に非常点灯状態にするものである。これは一時的に非常点灯状態にするための信号を送信するボタンであって、手動点検ボタン15dを押下している間、非常点灯状態になる。又は、手動点検ボタン15dを一度操作すると無条件で3秒~5秒非常点灯状態になり、自動的に充電状態に戻るものとする。
制御回路27は、正常に充電していると判別するときは、充電モニタ11aを点灯する。制御回路27は、正常に充電していないと判別するときは、充電モニタ11aを消灯し、充電状態が正常でないことを報知する。制御回路27は、自己点検後に電池3が寿命と判断した場合は、充電モニタ11aを点滅させる。
このように、手元にあるリモコン送信機13の操作で点検を行えば、脚立などに登ることなく高所に取り付けられる非常灯1の点検操作を行うことができる。
ここで、非常灯1の取付箇所が高所であったり、周りが明るくて充電モニタ11aの状況が分かりにくい時には、作業者はモニタ明るくボタン15eを押す。
その場合、制御回路27の信号受信部36が受信回路35を介して信号(要求無線信号)を受信し、受信した信号を基に、制御回路27は、充電モニタ制御部43を制御し、充電モニタ11aを所定時間(例えば5秒)明るく点灯させる。
よって、充電モニタ11aが見えにくい場合でも、充電モニタ11aの状態を確実に確認することができる。簡単なフローチャートを図11に示す。
モニタ明るくボタン15eによる動作は充電モニタ制御部43からの信号で充電モニタ11aを明るく点灯させる時間を上記のように一定時間に設定してもよいし、モニタ明るくボタン15eを押している間、充電モニタ11aを明るくするように制御しても良い。
モニタの明るさを変えるためにはいくつかの手段があり、
例えば図7、図8のようにモニタ類11の各々の電流制限素子50に対しモニタを明るくするためのモニタ明るさ制御部51で明るさ切替スイッチ素子52をオンさせて電流制限素子53を並列に接続することで、明るさを変えることができる。
回路的にはモニタ類11を一括して図9のようにすることも可能である。
また、図10のように充電モニタ制御部43の信号をPWMなどの出力にすることで外部に部品を接続することなく明るさを変えることができる。PWM制御して人の目に見えない早さで点滅をさせLEDの明るさを変える事はLEDの電力を変えることによる調光方式で一般的に知られている。
ところで、リモコン送信機13には確認ボタン15aがあるが、このボタンによる動作は以下の通りである。自己点検を行う場合、規定の時間(非常灯1であれば48時間)充電しないで自己点検を開始すると充電量が足りないために非常点灯の時間が不足してしまうことが懸念される。自己点検機能の詳細については(一社)日本照明工業会技術基準JIL5501で48時間以上充電していない場合自己点検動作に移行しないよう記載がある。48時間以上の充電がされたかどうかを確認するための手段がリモコン送信機13による確認動作である。確認ボタン15aを操作し、確認信号が送信部16から送信されると、受信回路35で受信した信号を制御回路27の信号受信部36が受ける。制御回路27は、48時間連続充電がされたかどうかを内蔵のタイマー(図示せず)で判定し、48時間の連続充電がされていれば充電モニタ11aと点検モニタ11cを一定時間のあいだ点滅させ、自己点検の準備が整っていることを報知する。もしも、48時間の連続充電がされていない場合は一定時間のあいだランプモニタ11bと点検モニタ11cを点滅させることで、自己点検の準備が出来ていないことを報知する。
確認ボタン15aを操作した時も、非常灯1の取付箇所が高所であったり、周りが明るくてモニタ類11の状況が分かりにくい時には、モニタ明るくボタン15eを押すことで、モニタ類11の明るさを明るくできるようにする。具体的には、制御回路27の信号受信部36が信号(要求無線信号)を受信した時、制御回路27は、この信号を基に充電モニタ制御部43を制御し、モニタ類11を明るくすることができる構成とする。これにより48時間の充電がされ、自己点検が可能かどうかの確認が確実に可能となる。この時、充電モニタ11aだけでなく、ランプモニタ11b、点検モニタ11cも同じく明るくする構成であれば、さらに視認性が増す。この場合には図9のように一括で電流制限抵抗が変更できるようにしておけば、可能であり、各モニタの制御部(充電モニタ制御部43、ランプモニタ制御部44、点検モニタ制御部45)に対して図10のように明るさを調整できるようにしておけば、3つのモニタ11について明るさを調整が容易に実現できる。
もしくは確認ボタン15aを操作した時には、モニタ類11は通常のあかるさよりも必ず明るくなるようにしておけば、確認ボタン15aの操作後にモニタ明るくボタン15eを追加で操作する必要はないため更に容易に確認が可能となる。
このようにモニタ明るくボタン15eを押すことで所定時間モニタが明るく点灯するので、高所や周りが明るくてモニタが見えにくい場合でも点検前のモニタの状態を確実に確認することができる。
非常灯1にはランプモニタ11bを備えているが、このモニタはランプ6が異常である場合に点灯して、ランプ6が異常である旨を報知するためのモニタとなっている。このモニタに関しては異常時に常に点灯することになるが事前にランプ6が異常で点灯できないようなことが無いかを点検や自己点検前に確認することで点検の不都合を回避できる。このモニタに関しても、高所や周りが明るくてモニタが見えにくい場合でもモニタの状態を確実に確認することができる。
図12は、モニタ類11の点灯、点滅状態を示す図である。右の表の様な点滅状態であっても、リモコンなどからモニタの明るさを変える信号を入力した場合に、モニタの明るさが変わり、例えば高い天井部分に設置された非常灯であっても、モニタの確認が容易に視認できるようにした。なお、図12に示すように、モニタ類11の点灯状態は一例であって他の点灯、点滅状態パターンであってもよく、モニタ類11の光色は他の色であっても構わない。
以上に説明した非常灯1において、上記のように、モニタ用光源であるモニタ用LED11と、受信回路35と、報知部110と、制御回路27とは、モニタ装置100を構成する。実施の形態1では、報知部110は、モニタ用LED11が兼ねている。モニタ装置100は機器である非常灯1の状態をモニタする。モニタ用LED11は、非常灯1の状態を発光状態によって通知する。受信回路35は、モニタ用LED11が如何なる発光状態にあるかを要求する要求無線信号をリモコン送信機13から受信する。
報知部110と、制御回路27は、受信回路35が要求無線信号を受信した場合に、モニタ用LED11が如何なる発光状態にあるかを報知部110を用いて報知する。実施の形態1では、モニタ用LED11が報知部110を兼ねている。制御回路27は、受信回路35が要求無線信号を受信した場合に、モニタ用LED11が如何なる発光状態にあるかをモニタ用LED11自身を用いて報知するが、実施の形態1では報知部110であるモニタ用LED11の明るさを変化させる。例えば、制御回路27は、明るさの変化として、モニタ用LED11の明るさを、現在の明るさよりも明るくする。この場合、制御回路27は、設定時間を有すると共に、設定時間の間、モニタ用LED11の明るさを現在の明るさよりも明るくする。設定時間は例えば実施の形態1で説明した5秒である。
実施の形態1のモニタ装置100によれば、機器である非常灯1の状態を示すモニタ用光源の状態を、明確に確認する事ができる。
なお、非常時に電池電圧が制御回路27の動作電圧よりも低くなってしまう場合は、図6のバリエーションを示す図13の回路構成ブロック図のように、制御回路27及び第2DC-DCコンバータ29の制御部分の電力をまかなえる程度の電力を供給できるような第3DC-DCコンバータ28を設置して制御回路27の電源を確保してもよい。
実施の形態2.
図4でモニタ明るくボタン15eを備えるリモコン送信機13の例を示した。
図14は、図15で述べる実施の形態2のリモコン送信機13の比較例であるが、構成は図4のリモコン送信機と同様であるので説明は省略する。本体14の裏側には器具切替スイッチ17が設置されていて、非常灯1の時と誘導灯の時で使い分けをするようになっている。非常灯1と誘導灯は既に述べた通り、似た動作をするが別の製品であるため、点検動作をさせる時には非常灯用と誘導灯用でリモコン送信機から発信する信号を分ける必要がある。つまり、非常灯1の点検をするのに器具切替スイッチ17が誘導灯用であると、誤って近傍に設置された誘導灯が非常点灯してしまい、規定時間以上の連続充電がされないために自己点検に移行できないという懸念があった。
図15は、実施の形態1のリモコン送信機13を示す図である。実施の形態2のリモコン送信機13では上記の懸念をなくすため、本体14の表面は、第1の機器である誘導灯に使用する複数のボタンが配置された第1の配置領域14-1と、第2の機器である非常灯に使用する複数のボタンが配置された第2の配置領域14-2とに、区分けされている。この区分けにより、誘導灯と非常灯のボタンを間違えて操作してしまうことが回避できる。なお、誘導灯の場合は不要なモニタ明るくボタンは存在せず、必要なボタンを備えた構成となっている。
自己点検ボタン15bを作業者が押し又は作業者がリモコン送信機13の自己点検ボタン15bを押してリモコン送信機13から自己点検信号が送信されたとき、リモコン送信機13の確認ボタン15aを操作した時と同じ「モニタ類11の動作」をさせる。これにより、48時間の連続充電が出来ていない場合を明確に点検者に知らせることができ、誤って自己点検ボタンを押した場合にも不要な非常点灯への移行による連続充電時間の中断を防ぐことができる。
以上のようにリモコン送信機、モニタを設定することで、点検者及び実際に使用する場面に居る人の利便性を図ることができる非常灯1を実現できる。
また、ランプ6はLEDに限定されず、有機ELなどを用いてもよく、この場合、用いられる光源の種類に合わせた点灯回路を点灯ユニット2に備えてもよい。
1 非常灯、2 点灯ユニット、3 電池、4 器具本体、5 枠、6 ランプ、6a レンズ、7 取付バネ、8 端子台、9 点検スイッチ、10 自己点検スイッチ、11 モニタ用LED、12 受光部、13 リモコン送信機、14 本体、15 ボタン類、15-1 生成部、16 送信部、17 器具切替スイッチ、21 商用電源、22 整流回路、23 第1DC-DCコンバータ、25 充電回路、26 制御電源生成回路、27 制御回路、28 第3DC-DCコンバータ、29 第2DC-DCコンバータ、30 第2DC-DCコンバータ制御回路、34 ランプ電流検出回路、35 受信回路、36 信号受信部、37 点検信号受信部、38 自己点検信号受信部、41 出力電圧検出部、42 電池電圧検出部、43 充電モニタ制御部、44 ランプモニタ制御部、45 点検モニタ制御部、46 遮断回路制御部、47 遮断回路、48 停電検出回路、100 モニタ装置、110 報知部、200 天井面、210 光源ユニット、取付金具220。

Claims (6)

  1. 充電可能な電池を有する機器の状態をモニタするモニタ装置において、
    前記機器の状態を発光状態によって通知するモニタ用光源であり、前記機器の有する前記電池の充電状態を発光状態によって通知する充電モニタと、
    前記モニタ用光源が如何なる発光状態にあるかを要求する要求無線信号を受信する受信回路と
    記受信回路が前記要求無線信号を受信した場合に、前記モニタ用光源が如何なる発光状態にあるかを、前記モニタ用光源を用いて報知する制御回路と、
    を備え
    前記制御回路は、
    前記受信回路が前記要求無線信号を受信した場合に、前記モニタ用光源の明るさを、現在の明るさよりも明るくするモニタ装置。
  2. 前記機器は、ランプを備え、
    前記モニタ装置は、さらに、
    前記モニタ用光源として、前記ランプの異常が検出されたときに点灯するランプモニタと、前記機器の点検中に点灯する点検モニタとを備え、
    前記制御回路は、
    前記ランプモニタと前記点検モニタとが点灯時に前記受信回路が前記要求無線信号を受信した場合、前記ランプモニタと前記点検モニタとの明るさを、現在の明るさよりも明るくする請求項1に記載のモニタ装置。
  3. 前記制御回路は、
    設定時間を有すると共に、前記設定時間の間、前記モニタ用光源の明るさを現在の明るさよりも明るくする請求項1または請求項2に記載のモニタ装置。
  4. 充電可能な電池を有する機器の状態を発光状態によって通知するモニタ用光源であり、前記機器の有する前記電池の充電状態を発光状態によって通知する充電モニタと、前記モニタ用光源が如何なる発光状態にあるかを要求する要求無線信号を受信する受信回路と、前記受信回路が前記要求無線信号を受信した場合に、前記モニタ用光源の明るさを、現在の明るさよりも明るくする制御回路とを有するモニタ装置に、
    前記要求無線信号を送信する送信部と、
    前記要求無線信号を生成する生成部と、
    を備えるリモートコントロール装置。
  5. 前記機器は、ランプを備え、
    前記モニタ装置は、さらに、
    前記モニタ用光源として、前記ランプの異常が検出されたときに点灯するランプモニタと、前記機器の点検中に点灯する点検モニタとを備え、
    前記制御回路は、
    前記ランプモニタと前記点検モニタとが点灯時に前記受信回路が前記要求無線信号を受信した場合、前記ランプモニタと前記点検モニタとの明るさを、現在の明るさよりも明るくする請求項4に記載のリモートコントロール装置。
  6. 前記リモートコントロール装置は、本体を備え、
    前記本体の表面は、
    第1の機器に使用する複数のボタンが配置された第1の配置領域と、
    第2の機器に使用する複数のボタンが配置された第2の配置領域と
    に、区分けされている請求項4または請求項5に記載のリモートコントロール装置。
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