JP2010164864A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】K用の感光体1Kを駆動する共用駆動モータ16を中間転写ベルト8の駆動源として共用しつつ、ベルトの駆動ローラ12の径変化にかかわら中間転写ベルトを目標の速度で無端移動させ、しかも、各感光体の線速差に起因するトナー像の重ね合わせずれの発生を抑える。
【解決手段】共用駆動モータ16の回転角速度もしくは回転角変位、又は、K用の感光体1Kの回転角速度もしくは回転角変位、を検知する回転検知手段を設け、これによる検知結果に基づいて、カラー感光体モータ154の駆動速度を制御する処理を実行するように、駆動制御部を構成した。
【選択図】図6

Description

本発明は、ベルト部材の無端移動する表面、あるいはその表面に保持している記録部材に対して、複数の像担持体上の可視像をそれぞれ転写し、且つベルト部材の速度又は速度変動を検知した結果に基づいてベルト駆動源の駆動速度を制御する画像形成装置に関するものである。
従来、像担持体としての複数の感光体にそれぞれ形成した互いに異なる色のトナー像を、無端状のベルト部材の表面、あるいはベルト部材の表面に保持した記録紙、に重ね合わせて転写して、カラー画像を得る画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置では、ベルトループ内側でベルト部材を支持しながら張架している駆動回転体としての駆動ローラを回転駆動させるのに伴って、ベルト部材を無端移動せしめている。かかる構成において、ベルト部材及び駆動ローラの駆動源となっているベルト駆動モータを一定の駆動速度で駆動する場合に、経時での温度変化に伴って駆動ローラの径が変化すると、ベルト部材の速度が変化してしまう。そして、これにより、各色トナー像の重ね合わせずれ(色ずれ)が発生してしまう。
一方、従来、ベルト部材の移動速度を速度検知手段によって検知しながら、検知結果をベルト駆動モータの駆動速度にフィードバックすることで、ベルト部材を所定の目標速度で無端移動させる画像形成装置が知られている(例えば特許文献1や特許文献2に記載のもの)。かかる構成では、たとえ温度変化に伴って駆動ローラの径が変化したとしても、ベルト部材を目標速度で無端移動させることができる。
本発明者らは、このようにしてベルト部材を目標速度で無端移動させる構成において、低コスト化の観点から、複数の感光体の1つと、ベルト部材とで駆動モータを共用することを検討している。具体的には、Y(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ),K(黒)のトナー像を形成するための4つの感光体のうち、K用の感光体と、ベルト部材とで、駆動モータを共用することを検討している。兼用対象として、4色のうち、K用の感光体を選んだのは、次に説明する理由からである。即ち、従来より、モノクロモードのプリントジョブでは、K用の感光体だけを駆動し、Y,C,M用の感光体については駆動を停止させることで、無駄なエネルギー消費や部品消耗の発生を低減することが一般的に行われている。このような構成を採用していても、ベルト部材と駆動モータを共用する感光体をK用の感光体にしておけば、モードの違いにかかわらず、ベルト部材を駆動することが可能になるからである。
ところが、K用の感光体に限らず、複数の感光体の少なくとも何れか1つと、ベルト部材とで駆動モータを共用すると、次のような問題が発生する。即ち、ベルト部材を目標速度で無端移動させる狙いで、ベルト速度検知結果に基づいてその共用駆動モータの駆動速度を制御すると、駆動ローラの径によっては、共用駆動モータで駆動している感光体と、他の感光体とで回転角速度を異ならせることがある。そして、感光体間の線速差により、前者の感光体上のトナー像と、他の感光体上のトナー像とで重ね合わせずれが発生してしまう。
本発明は以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次のような画像形成装置を提供することである。即ち、複数の像担持体駆動源の何れか1つをベルト駆動源として共用しつつ、駆動回転体の径変化にかかわらずベルト部材を目標の速度で無端移動させ、しかも、各像担持体の線速差に起因する可視像の重ね合わせずれの発生を抑えることができる画像形成装置である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、自らの移動する表面に可視像を担持する複数の像担持体と、それら像担持体を駆動する複数の像担持体駆動源と、複数の張架部材に張架された状態で無端移動せしめられるベルト部材と、複数の該張架部材の1つであり、自らの回転駆動に伴って該ベルト部材を無端移動させる駆動回転体と、該駆動回転体及びベルト部材の駆動源であるベルト駆動源と、該駆動回転体の温度変化に伴う径変化に起因する該ベルト部材の速度変動を検知する速度変動検知手段と、該速度変動検知手段による検知結果に基づいて該ベルト駆動源の駆動速度を制御する駆動制御手段と、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持される可視像を、該ベルト部材の表面、あるいは該表面に保持される記録部材、に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、複数の像担持体駆動源のうち、何れか1つを、上記ベルト駆動源として共用する共用駆動源とするとともに、該共用駆動源の駆動速度、あるいは該共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、に基づいて、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度を制御する処理を実行するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、回転駆動されながら可視像を担持する複数の像担持体と、それら像担持体を駆動する複数の像担持体駆動源と、複数の張架部材に張架された状態で無端移動せしめられるベルト部材と、複数の該張架部材の1つであり、自らの回転駆動に伴って該ベルト部材を無端移動させる駆動回転体と、該駆動回転体及びベルト部材の駆動源であるベルト駆動源と、該ベルト部材の無端移動速度を検知する速度検知手段と、該速度検知手段による検知結果に基づいて該ベルト駆動源の駆動速度を制御する駆動制御手段と、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持される可視像を、該ベルト部材の表面、あるいは該表面に保持される記録部材、に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、複数の像担持体駆動源のうち、何れか1つを、上記ベルト駆動源として共用する共用駆動源とするとともに、該共用駆動源の回転角速度もしくは回転角変位、又は、該共用駆動源によって駆動される像担持体の回転角速度もしくは回転角変位、を検知する回転検知手段を設け、該回転検知手段による検知結果に基づいて、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度を制御する処理を実行するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、自らの移動する表面に可視像を担持する複数の像担持体と、それら像担持体を駆動する複数の像担持体駆動源と、複数の張架部材に張架された状態で無端移動せしめられるベルト部材と、該ベルト部材の駆動源であるベルト駆動源と、該ベルト部材の無端移動速度を検知する速度検知手段と、該速度検知手段による検知結果に基づいて該ベルト駆動源の駆動速度を制御する駆動制御手段と、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持される可視像を、該ベルト部材の表面、あるいは該表面に保持される記録部材、に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、複数の像担持体駆動源のうち、何れか1つを、上記ベルト駆動源として共用する共用駆動源とするとともに、本体電源が投入される毎、連続停止時間が所定時間以上になる毎、所定回数の画像形成動作を行う毎、及び、複数の記録部材に対する画像形成動作を連続的に行う連続動作モードにおける画像形成動作が所定回数に達する毎、のうち、少なくとも1つのタイミングで、共用駆動源によって駆動した上記ベルト部材の速度を上記速度検知手段によって検知し、検知結果に基づいて、以降の画像形成動作時における、共通駆動源の駆動速度と、共通駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度とをそれぞれ決定する処理を実施するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2の画像形成装置であって、上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、且つ、上記駆動制御手段が、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動制御のために参照する、共用駆動源の駆動速度、共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、又は、上記回転検知手段による検知結果、として、所定時間内における平均値を用いるものであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の画像形成装置であって、上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、且つ、上記駆動制御手段が、共用駆動源ではない像担持体駆動源、の駆動速度を決定する際に、上記速度検知手段による検知結果として、所定時間内における平均値を用いるものであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2又は4の画像形成装置であって、上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、且つ、上記駆動制御手段が、記録部材を該間に進入させているときの、共用駆動源の駆動速度、共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、又は、上記回転検知手段による検知結果、については、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動制御に反映させない処理を実行するものであることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項3又は5の画像形成装置であって、上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、且つ、上記駆動制御手段が、共用駆動源、及び共用駆動源ではない像担持体駆動源、の駆動速度をそれぞれ決定する際に、記録部材を該間に進入させているときの上記速度検知手段による検知結果を該駆動速度に反映させない処理を実施するものであることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかの画像形成装置において、共用駆動源と、共用駆動源ではない像担持体駆動源とのうち、少なくとも何れか一方について、駆動速度を所定の上限閾値以内で制御する処理を実行するように上記駆動制御手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項3、5又は7の画像形成装置において、所定回数の画像形成動作を行う毎、及び、連続画像形成動作における画像形成動作回数が所定回数に達する毎、のうち、少なくとも1つのタイミングで、上記速度検知手段による検知検知に基づいて、共用駆動源、及び、共用駆動源ではない像担持体駆動源、の駆動速度を決定する上で、所定サイズの記録部材に画像を形成するための画像形成動作を1回の画像形成動作として計数する一方で、装置内における搬送方向のサイズが該所定サイズの搬送方向サイズの整数分の1、又は整数倍の記録部材に画像を形成するための画像形成動作を、該整数分の1回、又は整数倍回の画像形成動作として計数する処理を実行するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とするものである。
これらの発明のうち、請求項1の発明特定事項の全てを備えるものでは、ベルト部材の速度変動を検知した結果に応じて共用駆動源の駆動速度を変化させることで、ベルト部材を駆動回転体の径変化にかかわらず目標の速度で無端移動させることができる。しかも、共用駆動源の駆動速度、あるいは共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、に基づいて、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度を制御することで、共用駆動源によって駆動される像担持体と、共用駆動源ではない像担持体駆動源によって駆動される像担持体との線速差を低減する。これにより、線速差に起因する可視像の重ね合わせずれの発生を抑えることもできる。
また、請求項2の発明特定事項の全てを備えるものでは、ベルト部材の速度変動を検知した結果に応じて共用駆動モータの駆動速度を変化させることで、ベルト部材を駆動回転体の径変化にかかわらず目標の速度で無端移動させることができる。しかも、共用駆動モータによって駆動される像担持体の回転角速度又は回転角変位に基づいて、共用駆動モータではない像担持体駆動源の駆動速度を制御することで、共用駆動モータによって駆動される像担持体と、共用駆動モータではない像担持体駆動源によって駆動される像担持体との線速差を低減する。これにより、線速差に起因する可視像の重ね合わせずれの発生を抑えることもできる。
また、請求項3の発明特定事項の全てを備えるものでは、定期的なタイミングで、共通駆動源によって駆動したベルト部材の無端移動速度を検知した結果に基づいて、以降の画像形成動作時における共通駆動源の駆動速度を決定することで、ベルト部材を駆動回転体の径変化にかかわらず目標の速度で無端移動させることができる。しかも、その定期的なタイミングの際、共通駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度を、共用駆動源の駆動速度に応じて決定することで、共用駆動源によって駆動される像担持体と、共用駆動源ではない像担持体駆動源によって駆動される像担持体との線速差を低減する。これにより、線速差に起因する可視像の重ね合わせずれの発生を抑えることもできる。
第1実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタにおけるY用のプロセスユニットを拡大して示す拡大構成図。 同プロセスユニットと、プリンタ本体に固定されたY用の感光体ギヤとを示す斜視図。 同プリンタの転写ユニットと、中間転写ベルトを駆動するモータとを示す斜視図。 同モータとその周囲構成とを拡大して示す拡大斜視図。 同プリンタの転写ユニットと、各色の感光体と、プリンタ本体内に支持された各ギヤとを示す模式図。 駆動制御手段としての駆動制御部と、これに電気接続される各種機器とを示す模式図。 K用の感光体に出現する駆動ローラ回転周期に同期した速度変動曲線を示すグラフ。 K用の感光体の表面における光書込位置から転写ニップ中央位置までの距離を説明する模式図。 感光体間距離を説明する模式図。 同プリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャート。 第1実施形態に係るプリンタの第1変形例における第1モータドライバと、第2モータドライバと、それらに接続される各種機器とを示す模式図。 第1実施形態に係るプリンタの第2変形例の転写ユニットと、各色の感光体と、プリンタ本体内に支持された各ギヤとを示す模式図。 第2実施例に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャート。 第2実施例に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャート。 第4実施例に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャート。 第2実施形態に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャート。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の第1実施形態について説明する。
まず、第1実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、第1実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー,シアン,マゼンタ,黒(以下、Y,C,M,Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット6Y,C,M,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を生成するためのプロセスユニット6Yを例にすると、図2に示すように、像担持体たるドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像器5Y等を備えている。プロセスユニット6Yは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体1Yの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このYの静電潜像は、Yトナーと磁性キャリアとを含有するY現像剤を用いる現像器5YによってYトナー像に現像される。そして、後述するベルト部材としての中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色のプロセスユニット(6C,M,K)においても、同様にして感光体(1C,M,K)上に(C,M,K)トナー像が形成されて、中間転写ベルト8上に中間転写される。
現像器5Yは、そのケーシングの開口から一部露出させるように配設された現像ロール51Yを有している。また、互いに平行配設された2つの搬送スクリュウ55Y、ドクターブレード52Y、トナー濃度センサ(以下、Tセンサという)56Yなども有している。
現像器5Yのケーシング内には、磁性キャリアとYトナーとを含む図示しないY現像剤が収容されている。このY現像剤は2つの搬送スクリュウ55Yによって撹拌搬送されながら摩擦帯電せしめられた後、上記現像ロール51Yの表面に担持される。そして、ドクターブレード52Yによってその層厚が規制されてからY用の感光体1Yに対向する現像領域に搬送され、ここで感光体1Y上の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体1Y上にYトナー像が形成される。現像器5Yにおいて、現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール51Yの回転に伴ってケーシング内に戻される。
2つの搬送スクリュウ55Yの間には仕切壁が設けられている。この仕切壁により、現像ロール51Yや図中右側の搬送スクリュウ55Y等を収容する第1供給部53Yと、図中左側の搬送スクリュウ55Yを収容する第2供給部54Yとがケーシング内で分かれている。図中右側の搬送スクリュウ55Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、第1供給部53Y内のY現像剤を図中手前側から奥側へと搬送しながら現像ロール51Yに供給する。図中右側の搬送スクリュウ55Yによって第1供給部53Yの端部付近まで搬送されたY現像剤は、上記仕切壁に設けられた図示しない開口部を通って第2供給部54Y内に進入する。第2供給部54Y内において、図中左側の搬送スクリュウ55Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、第1供給部53Yから送られてくるY現像剤を図中右側の搬送スクリュウ55Yとは逆方向に搬送する。図中左側の搬送スクリュウ55Yによって第2供給部54Yの端部付近まで搬送されたY現像剤は、上記仕切壁に設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部53Y内に戻る。
透磁率センサからなる上述のTセンサ56Yは、第2供給部54Yの底壁に設けられ、その上を通過するY現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する。トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度と良好な相関を示すため、Tセンサ56YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。この出力電圧の値は、図示しない制御部に送られる。この制御部は、Tセンサ56Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefを格納したRAMを備えている。このRAM内には、他の現像器に搭載された図示しないTセンサからの出力電圧の目標値であるC用Vtref、M用Vtref、K用Vtrefのデータも格納されている。Y用Vtrefは、後述するY用のトナー搬送装置の駆動制御に用いられる。具体的には、上記制御部は、Tセンサ56Yからの出力電圧の値をY用Vtrefに近づけるように、図示しないY用のトナー搬送装置を駆動制御して第2供給部54Y内にYトナーを補給させる。この補給により、現像器5Y内のY現像剤中のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他のプロセスユニットの現像器についても、C,M,K用のトナー搬送装置を用いた同様のトナー補給制御が実施される。
先に示した図1において、プロセスユニット6Y,C,M,Kの図中下方には、潜像書込装置としての光書込ユニット7が配設されている。光書込ユニット7は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、プロセスユニット6Y,C,M,Kにおけるそれぞれの感光体に照射して露光する。この露光により、感光体1Y,C,M,K上にY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット7は、光源から発したレーザ光(L)を、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
光書込ユニット7の図中下側には、紙収容カセット26、これらに組み込まれた給紙ローラ27など有する紙収容手段が配設されている。紙収容カセット26は、シート状の記録体たる転写紙Pを複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ27を当接させている。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pが給紙路70に向けて送り出される。
この給紙路70の末端付近には、レジストローラ対28が配設されている。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転させるが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
プロセスユニット6Y,C,M,Kの図中上方には、中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる転写ユニット15が配設されている。転写手段としての転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他に、2次転写バイアスローラ19、ベルトクリーニング装置10などを備えている。また、4つの1次転写バイアスローラ9Y,C,M,K、駆動ローラ12、クリーニングバックアップローラ13、従動ローラ14、テンションローラ11なども備えている。中間転写ベルト8は、これらのローラに張架されながら、駆動ローラ12の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。1次転写バイアスローラ9Y,C,M,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y,C,M,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y,C,M,Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y,C,M,K上のY,C,M,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
駆動回転体としての駆動ローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された可視像たる4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトベルトクリーニング装置10によってクリーニングされる。2次転写ニップで4色トナー像が一括2次転写された転写紙Pは、転写後搬送路71を経由して定着装置20に送られる。
定着装置20は、内部にハロゲンランプ等の発熱源を有する定着ローラ20aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ20bとによって定着ニップを形成している。定着装置20内に送り込まれた転写紙Pは、その未定着トナー像担持面を定着ローラ20aに密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化せしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
定着装置20内でフルカラー画像が定着せしめられた転写紙Pは、定着装置20を出た後、排紙路72と反転前搬送路73との分岐点にさしかかる。この分岐点には、第1切替爪75が揺動可能に配設されており、その揺動によって転写紙Pの進路を切り替える。具体的には、爪の先端を反転前送路73に近づける方向に動かすことにより、転写紙Pの進路を排紙路72に向かう方向にする。また、爪の先端を反転前搬送路73から遠ざける方向に動かすことにより、転写紙Pの進路を反転前搬送路73に向かう方向にする。
第1切替爪75によって排紙路72に向かう進路が選択されている場合には、転写紙Pは、排紙路72から排紙ローラ対100を経由した後、機外へと配設されて、プリンタ筺体の上面に設けられたスタック50a上にスタックされる。これに対し、第1切替爪75によって反転前搬送路73に向かう進路が選択されている場合には、転写紙Pは反転前搬送路73を経て、反転ローラ対21のニップに進入する。反転ローラ対21は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pをスタック部50aに向けて搬送するが、転写紙Pの後端をニップに進入させる直前で、ローラを逆回転させる。この逆転により、転写紙Pがそれまでとは逆方向に搬送されるようになり、転写紙Pの後端側が反転搬送路74内に進入する。
反転搬送路74は、鉛直方向上側から下側に向けて湾曲しながら延在する形状になっており、路内に第1反転搬送ローラ対22、第2反転搬送ローラ対23、第3反転搬送ローラ対24を有している。転写紙Pは、これらローラ対のニップを順次通過しながら搬送されることで、その上下を反転させる。上下反転後の転写紙Pは、上述の給紙路70に戻された後、再び2次転写ニップに至る。そして、今度は、画像非担持面を中間転写ベルト8に密着させながら2次転写ニップに進入して、その画像非担持面に中間転写ベルトの第2の4色トナー像が一括2次転写される。この後、転写後搬送路71、定着装置20、排紙路72、排紙ローラ対100を経由して、機外のスタック部50a上にスタックされる。このような反転搬送により、転写紙Pの両面にフルカラー画像が形成される。
上記転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部50aとの間には、ボトル支持部31が配設されている。このボトル支持部31は、Y,C,M,Kトナーを収容するトナー収容部たるトナーボトル32Y,C,M,Kを搭載している。トナーボトル32Y,C,M,Kは、互いに水平よりも少し傾斜した角度で並ぶように配設され、Y、C、M、Kという順で配設位置が高くなっている。トナーボトル32Y,C,M,K内のY,C,M,Kトナーは、それぞれ後述するトナー搬送装置により、プロセスユニット6Y,C,M,Kの現像器に適宜補給される。これらのトナーボトル32Y,C,M,Kは、プロセスユニット6Y,C,M,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
本プリンタにおいては、モノクロ画像を形成するモノクロモードと、カラー画像を形成するカラーモードとで、感光体と中間転写ベルト8との接触状態を異ならせるようになっている。具体的には、転写ユニット15における4つの1次転写バイアスローラ9Y,C,M,Kのうち、K用の1次転写バイアスローラ9Kについては、他の1次転写バイアスローラとは別に、図示しない専用のブラケットで支持している。また、Y,C,M用の3つの1次転写バイアスローラ9Y,C,Mについては、それらを図示しない共通の移動ブラケットで支持している。この移動ブラケットについては、図示しないソレノイドの駆動によって、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mに近づける方向と、感光体1Y,C,Mから遠ざける方向とに移動させることが可能である。移動ブラケットを感光体1Y,C,Mから遠ざける方向に移動させると、中間転写ベルト8の張架姿勢が変化して、中間転写ベルト8がY,C,M用の3つの感光体1Y,C,Mから離間する。但し、K用の感光体1Kと中間転写ベルト8とは接触したままである。モノクロモードにおいては、このように、K用の感光体1Kだけを中間転写ベルト8に接触させた状態で、画像形成動作を行う。このとき、4つの感光体のうち、K用の感光体1Kだけを回転駆動させ、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mについては、駆動を停止させている。
上述の移動ブラケットを3つの感光体1Y,C,Mに近づける方向に移動させると、中間転写ベルト8の張架姿勢が変化して、それまで3つの感光体1Y,C,Mから離間していた中間転写ベルト8がそれら3つの感光体1Y,C,Mに接触する。このとき、K用の感光体1Kと中間転写ベルト8とは接触したままである。カラーモードにおいては、このように、4つの感光体1Y,C,M,Kの全てを中間転写ベルト8に接触させた状態で、画像形成動作を行う。かかる構成においては、移動ブラケットや上述したソレノイドなどが、感光体と中間転写ベルト8とを接離させる接離手段として機能している。
本プリンタは、4つのプロセスユニット6Y,C,M,Kや、光書込ユニット7などの駆動を制御する制御手段としての図示しないメイン制御部を備えている。このメイン制御部は、演算手段たるCPU(Central Processing Unit)、データ記憶手段たるRAM(Random Access Memory)、データ記憶手段たるROM(Read Only Memory)などを具備しており、ROMに記憶しているプログラムに基づいて、プロセスユニットや光書込ユニットの駆動を制御する。
また、メイン制御部とは別に、図示しない駆動制御部を有している。そして、この駆動制御部は、CPUや、ROM、データ記憶手段たる不揮発性RAMなどを具備しており、ROMに記憶しているプログラムに基づいて、後述する共用駆動モータや感光体モータの駆動を制御する。
図3は、プリンタ本体に対して着脱可能なY用のプロセスユニット6Yと、プリンタ本体に固定されたY用の感光体ギヤ151Yとを示す斜視図である。同図において、感光体ギヤ151Yは、プリンタ本体内で回転可能に支持されている。一方、プロセスユニット6Yは、プリンタ本体に対して脱着可能になっている。プロセスユニット6Yの感光体1Yは、円柱状のドラム部と、これの回転軸線方向の両端面からそれぞれ突出する軸部材とを具備しており、それら軸部材をそれぞれユニット筐体の外部に突出させている。そして、2つの軸部材のうち、図中奥側に存在している図示しない方の軸部材には、周知のカップリングが固定されている。プリンタ本体側の感光体ギヤ151Yの回転中心に、カップリング部152Yが形成されている。このカップリング部152Yは、感光体1Yの軸部材に固定された前述のカップリングと軸線方向に連結する。この連結により、感光体ギヤ151Yの回転駆動力がカップリング連結部を介して感光体1Yに伝達される。プロセスユニット6Yがプリンタ本体内から引き抜かれると、感光体1Yの軸部材に固定された図示しないカップリングと、感光体ギヤ151Yに形成されたカップリング部152Yとの連結が解除される。Y用のプロセスユニット6Yについて、プリンタ本体に対する着脱時における感光体1Yと感光体ギヤ151Yとの連結や連結解除の仕組みを説明したが、他色用のプロセスユニットも同様の構成になっている。
次に、第1実施形態に係るプリンタの特徴的な構成について説明する。図4は、転写ユニット15と、中間転写ベルトを駆動するモータとを示す斜視図である。また、図5は、同モータとその周囲構成とを拡大して示す拡大斜視図である。これらの図において、中間転写ベルト8を掛け回した状態で、自らの回転駆動によって中間転写ベルト8を無端移動せしめる駆動ローラ12の軸部12aにおける軸線方向の端部には、カップリング160が固定されている。一方、プリンタ本体内には、ベルト駆動中継ギヤ161が回転自在に支持されており、このベルト駆動中継ギヤ161の中心部にはカップリング部161aが形成されている。転写ユニット15は、プリンタ本体に対して着脱可能に構成されている。図4や図5では、転写ユニット15がプリンタ本体内に装着されている状態を示している。この状態では、転写ユニット15の駆動ローラ12に固定されたカップリング160と、プリンタ本体内に支持されるベルト駆動中継ギヤ161のカップリング部161aとが軸線方向で連結している。転写ユニット15がプリンタ本体内から抜き取られると、転写ユニット15の駆動ローラ12に固定されたカップリング160と、プリンタ本体内に支持されるベルト駆動中継ギヤ161のカップリング部161aとの連結が解除される。
プリンタ本体内において、ベルト中継ギヤ161の近傍には共用駆動モータ162が固定されており、そのモータギヤがベルト中継ギヤ161に噛み合っている。共用駆動モータ162が回転駆動すると、その駆動力がベルト中継ギヤ161とカップリング連結部と駆動ローラ12とを介して、中間転写ベルト8に伝達される仕組みである。
図6は、転写ユニット15と、各色の感光体1Y,C,M,Kと、プリンタ本体内に支持された各ギヤとを示す模式図である。同図において、プリンタ本体内には、各色の感光体ギヤ151Y,C,M,Kやベルト駆動中継ギヤ161の他に、K用第1中継ギヤ152、K用第2中継ギヤ153、Y用中継ギヤ155などが回転自在に支持されている。また、像担持体駆動源としてのカラー感光体モータ154が固定されている。
上述したベルト駆動中継ギヤ161には、共用駆動モータ162のモータギヤの他に、K用第1中継ギヤ152が噛み合っている。このK用第1中継ギヤ152の近傍には、入力ギヤ部153aと出力ギヤ部153bとを同一軸線上に一体形成したK用第2中継ギヤ153が配設されている。前述したK用第1中継ギヤ152は、このK用第2中継ギヤ153の入力ギヤ部153aとも噛み合っている。そして、K用第2中継ギヤ153の出力ギヤ部153bは、K用の感光体ギヤ151Kと噛み合っている。以上のようなギヤ配列により、共用駆動モータ162の回転駆動力は、ベルト中継ギヤ161と、K用第1中継ギヤ152と、K用第2中継ギヤ153と、K用の感光体ギヤ151とを介して、K用の感光体1Kに伝えられる。即ち、本プリンタでは、共用駆動モータ162が、駆動ローラ12や中間転写ベルト8の駆動源であるベルト駆動源として機能しているとともに、像担持体駆動源の1つであるK用の感光体の駆動源としても機能している。
一方、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mは、共用駆動モータ162とは異なる駆動源によって駆動される。具体的には、プリンタ本体内に固定された像担持体駆動源としてのカラー感光体モータ154のモータギヤは、C用の感光体ギヤ151Cと、M用の感光体ギヤ151Mとの間に位置している。そして、それらギヤに同時噛み合っている。これにより、カラー感光体モータ154のモータギヤは、回転駆動力をC用の感光体ギヤ151Cに直接伝えるとともに、M用の感光体ギヤ151Mにも直接伝えるようになっている。
プリンタ本体に回転可能に支持されるY用中継ギヤ155は、Y用の感光体ギヤ151Yと、C用の感光体ギヤ151Cとの間に位置して、それら感光体ギヤにそれぞれ噛み合っている。そして、C用の感光体ギヤ151Cの回転駆動力を、自らを介してY用の感光体ギヤに伝達する。
図7は、駆動制御手段としての駆動制御部200と、これに電気接続される各種機器とを示す模式図である。中間転写ベルト21のループ内側でベルトを張架している張架部材の1つであり、ベルトの無端移動に伴って従動回転する従動ローラ14の線速は、中間転写ベルト21の線速と同じになる。よって、従動ローラ14の回転角速度や回転角変位は、中間転写ベルト21の無端移動速度を間接的に示すことになる。従動ローラ14の軸部材には、ロータリーエンコーダからなるローラエンコーダ171が固定されている。このローラエンコーダ171は、従動ローラ14の回転角速度や回転角変位を検知して、その結果を駆動制御部200に出力する。このようなローラエンコーダ171は、駆動ローラ12の温度変化に伴う径変化に起因する中間転写ベルト8の速度変動を検知する速度変動検知手段として機能している。また、中間転写ベルト8の無端移動速度を検知する速度検知手段としても機能している。駆動制御部200は、ローラエンコーダ171からの出力に基づいて、中間転写ベルト8の速度変動や無端移動速度を把握することができる。
なお、本プリンタでは、速度変動検知手段や速度検知手段として、従動ローラ14の回転角速度や回転角変位を検知するローラエンコーダ171を用いたが、他の方式によって速度変動や速度を検知するものを用いてもよい。例えば、複数の目盛をベルト周方向に所定ピッチで配設したスケールを中間転写ベルトに設け、その目盛を検知する時間間隔に基づいてベルトの速度変動や速度を検知する光学センサを用いてもよい(特許文献1に記載)。また、パーソナルコンピュータの入力装置である光学式マウスなどに採用されている光学イメージセンサを、ベルト表面の速度変動や速度を検知する手段として用いてもよい。また、温度センサによって機内温度を検知した結果と、駆動ローラ12の熱膨張の理論値とに基づいてベルト速度を予測する手段を検知手段として設けてもよい。
複数の記録紙に対して画像を連続して記録する連続プリント動作の際に、動作時間に伴ってプリンタ内部の温度が上昇していくにつれて、駆動ローラ12の径が少しずつ増加していく。また、連続プリント動作が停止した後、プリンタ内部の温度が低下していくにつれて、駆動ローラ12の径が少しずつ低下していく。中間転写ベルト8の線速Vと、駆動ローラ12の半径rと、駆動ローラ12の角速度ωとには、「V=rω」という関係が成立していることから、角速度ωを一定にしている、即ち、共用駆動モータ162の駆動速度を一定にしていると、駆動ローラ12の径の変化に伴ってベルトの線速Vが変化してしまう。すると、各色トナー像の重ね合わせずれが発生してしまう。
そこで、駆動制御部200は、ローラエンコーダ171から出力されるパルス信号の周波数を、基準クロックの周波数に合わせるように共用駆動モータ162を加減速制御するPLL制御を行う。これにより、ローラエンコーダ171が取り付けられた従動ローラ14を一定の回転角速度で回転させることで、中間転写ベルト8の速度を所定速度で安定化させる。つまり、中間転写ベルト8の速度変動や速度に基づいて、共用駆動モータ162の駆動速度を制御することで、中間転写ベルト8を、駆動ローラ12の径変化にかかわらず、所定の速度で無端移動させる。
なお、上述したPLL制御では、駆動ローラ12の経時の径変化に起因する長期間での速度変動に加えて、ベルト1周内における短期間での速度変動も検出している。ベルト1周内における短期間での速度変動としては、2次転写ニップに記録紙が進入する際の突発的な速度変動や、駆動ローラ12の偏心に起因する周期的な速度変動などがある。駆動ローラ12が偏心していると、駆動ローラ12の1周あたりに1周期のサインカーブを描くような微妙な速度変動が中間転写ベルト8に出現する。上述したPLL制御では、このような微妙な速度変動も検知してその結果を共用駆動モータ162の駆動制御に反映させることで、短期間での速度変動も抑えることができる。駆動ローラ12の経時の径変化に起因する長期間での速度変動だけを抑えるのであれば、PLL制御に代えて、長期の速度変動を検知する制御方法を採用してもよい。
駆動ローラ12の偏心に起因する微妙な速度変動を検出してその結果を共用駆動モータ162の駆動制御にフィードバック制御すると、中間転写ベルト8の速度を安定化させる代わりに、K用の感光体1Kの線速を図8に示すように微妙に変動させてしまう。同図におけるサインカーブ状の速度変動曲線の周期は、駆動ローラ12の回転周期と同じである。このような周期の速度変動をK用の感光体1Kに出現させても、次のようにすれば、速度変動に起因する画質劣化の発生を抑えることができる。即ち、図9に示すように、K用の感光体1Kの表面における光書込位置Pから1次転写ニップのベルト移動方向の中心位置Pまでの距離である書込〜転写間距離Lを、駆動ローラ12の周長Sの整数倍に設定するのである。このようにすれば、感光体1Kの線速を光書込時と転写時とで同じにして、ベルトに転写されるトナー像のドット形状を安定化させることができる。
図9に示した設定が困難である場合には、図10に示すように、感光体間のピッチである感光体距離Lを、駆動ローラ12の周長Sの整数倍に設定するとよい。このように設定することで、トナー像の副走査方向における各位置が各転写ニップを通過するときの中間転写ベルト8の線速を一致させて、各色の重ね合わせずれを抑えることができる。
ところで、中間転写ベルト8の線速を駆動ローラ12の径変化にかかわらず一定にするように、共用駆動モータ162の駆動速度を制御すると、駆動ローラ12の径変化に伴って、K用の感光体1Kの線速を微妙に変化させることになる。すると、カラー感光体モータ154によって駆動されるY,C,M用の感光体1Y,C,Mと、共用駆動モータ162によって駆動されるK用の感光体1Kとの間に線速差を発生させて、Y,C,Mトナー像と、Kトナー像とで重ね合わせずれを発生させてしまう。
そこで、本プリンタでは、先に図7に示したように、K用の感光体1Kの回転軸に、その回転角速度あるいは回転角変位を検知するロータリーエンコーダからなるドラムエンコーダ172を設けている。また、駆動制御部200の図示しないデータ記憶手段には、ドラムエンコーダ172からの出力(K用感光体の回転速度)に基づいて、Y,C,M用の感光体1Y,M,Cの線速をK用の感光体1Kの線速に一致させ得るカラー感光体モータ154の駆動速度の制御目標を求めるためのアルゴリズムあるいはデータテーブルを記憶させている。そして、ドラムエンコーダ172からの出力に基づいて、前述の制御目標を求める処理を実施するように、駆動制御部200を構成している。
図11は、駆動制御部200によって実施される制御フローを示すフローチャートである。同図において、プリントジョブがスタートすると、まず、共用駆動モータ162や、カラー感光体モータ154の駆動が開始される(ステップ1、以下、ステップをSと記す)。そして、共用駆動モータ162については、すぐにPLL制御が実行されて(S2)、中間転写ベルト8が目標の線速で駆動されるようになる。このときの共用駆動モータ162の駆動速度は、駆動ローラ12の径に応じた値になる。また、K用の感光体1Kの線速も、駆動ローラ12の径に応じた値になる。このときの感光体1Kの線速に、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mの線速を一致させるために、駆動制御部200は、ドラムエンコーダからの出力値を取得する(S3)。そして、出力値と、データ記憶手段に記憶している上述のアルゴリズムあるいはデータテーブルとに基づいて、線速を一致させ得るカラー感光体モータ154の駆動速度の制御目標を演算する(S4)。この演算結果と、現行の制御目標の設定値との差が所定の閾値を超える場合には(S5でY)、線速差による重ね合わせずれの発生が危惧されるので、制御目標を演算値に補正する(S6)。これに対し、閾値以下である場合には(S5でN)、線速差による重ね合わせずれが問題ないレベルになるので、現行の制御目標を維持する。その後、開始フラグがOFFになっている場合には、開始フラグをONにする(S7、S8)。この開始フラグは、図示のフローと平行して行われる、画像処理用のフローの開始について、是非を決定するためのものである。画像処理用のフローとは、光書込処理を行ったり、現像処理を行ったりするためのフローである。開始フラグは、プリントジョブがスタートした直後にOFFされる。そして、この状態では、画像処理用のフローが開始されないようになっている。図示のS8のステップで、開始フラグがONされると、画像処理用のフローが開始される。以後、プリントジョブが終了するまで、S3〜S5のフローが繰り返し実行される。
以上の構成の本プリンタでは、中間転写ベルト8の速度変動や速度の検知結果に基づいて共用駆動モータ162をPLL制御することで、中間転写ベルト8を駆動ローラ12の径変化にかかわらず目標の速度で無端移動させることができる。しかも、共用駆動モータ162によって駆動されるK用の感光体1Kの速度を反映する、回転検知手段としてのドラムエンコーダ172からの出力に基づいて、カラー感光体モータ154の駆動速度を制御することで、K用の感光体1Kと、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mとの線速差を低減する。これにより、線速差に起因する重ね合わせずれの発生を抑えることもできる。
図12は、第1実施形態に係るプリンタの第1変形例における第1モータドライバ201と、第2モータドライバ202と、それらに接続される各種機器とを示す模式図である。第1変形例に係るプリンタでは、第1モータドライバ201と第2モータドライバ202との組合せが、駆動制御手段として機能している。第1モータドライバ201は、第1実施形態に係るプリンタの駆動制御部200と同様に、ローラエンコーダ171からの出力値に基づいて、共用駆動モータ162をPLL制御する。これにより、駆動ローラ12の径変化にかかわらず、中間転写ベルト8を目標の速度で無端移動させる。
一方、第2モータドライバ202は、共用駆動モータ201から出力されるFG信号に基づいて、カラー感光体モータ154の駆動速度を制御する。共用駆動モータ201は、その回転角速度に応じたFG信号を出力するのである。K用の感光体1Kの駆動源である共用駆動モータ201の回転角速度は、感光体1Kの線速と相関関係にある。第2モータドライバ202は、FG信号に基づいて、Y,C,M用の感光体1Y,M,Cの線速をK用の感光体1Kの線速に一致させ得るカラー感光体モータ154の駆動速度の制御目標を求めるためのアルゴリズムあるいはデータテーブルを記憶している。そして、FG信号と、そのアルゴリズムあるいはデータテーブルとに基づいて、制御目標を求める。
かかる構成では、従動ローラ14にローラエンコーダを設けることなく、感光体1Kの線速を把握して、低コスト化を図ることができる。
図13は、第1実施形態に係るプリンタの第2変形例における転写ユニットと、各色の感光体と、プリンタ本体内に支持された各ギヤとを示す模式図である。第2変形例に係るプリンタでは、Y,C,M用の3つの感光体1Y,C,Mを1つのカラー感光体モータで駆動するのではなく、それぞれ個別の感光体モータ155Y,C,Mによって駆動するようになっている。それら感光体モータ155Y,C,Mは、自らのモータギヤを感光体ギヤ151に噛み合わせている。駆動制御部は、K用の感光体1Kの回転角速度を反映しているドラムエンコーダ(172)からの出力に基づいて、Y,C,M用の感光体モータ155Y,C,Mの制御目標としてそれぞれ同じものを演算する。そして、必要に応じて(演算値と現行の設定値との差が閾値を超える)、それぞれの感光体モータ155Y,C,Mの制御目標を補正する。このように、Y,C,M感光体1Y,C,Mをそれぞれ個別の感光体モータ155Y,C,Mで駆動する構成でも、本発明の適用が可能である。
次に、第1実施形態に係るプリンタに、より特徴的な構成を付加した各実施例のプリンタについて説明する。なお、以下に特筆しない限り、各実施例に係るプリンタの構成は、第1実施形態と同様である。
[第1実施例]
図14は、中間転写ベルト8の速度と時間との関係を示すグラフである。このグラフにおけるtaは、2次転写ニップに記録紙の先端が進入した時点(以下、紙先端突入時という)を示している。また、tbは、2次転写ニップに進入していた記録紙の後端が2次転写ニップから抜け出た時点(以下、紙後端排出時という)を示している。図示のように、紙先端突入時(時点ta)には、一瞬だけ中間転写ベルト8の速度が著しく低下する。また、紙後端排出時(時点tb)には、一瞬だけ中間転写ベルト8の速度が著しく上昇する。上述したPLL制御では、このような一瞬の速度変動にも素速く応答して、共用駆動モータ162の駆動速度を調整することで、一瞬だけの速度変動時間をより低減することができる。しかしながら、このときの駆動速度の変化量は比較的大きいため、その変化量に追従させてカラー感光体モータ154の駆動速度の制御目標を優れた応答性で補正してしまうと、一瞬だけではあるものの、K用の感光体1Kと、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mとに大きな線速差を発生させてしまう。
そこで、第1実施例に係るプリンタの駆動制御部は、カラー感光体モータ154の駆動速度の制御目標を補正するために参照するドラムエンコーダ172の出力値として、例えば感光体1周期やベルト1周期などといった、所定時間内における平均値を用いるようになっている。かかる構成では、紙先端突入時や紙後端排出時に取得したドラムエンコーダ172の出力値だけに基づいてカラー感光体モータ154の制御目標を補正する場合に比べて、紙先端突入時や紙後端排出時のベルト速度変動に起因して生ずる感光体の線速差を低減することができる。
なお、第1変形例に係るプリンタでは、ドラムエンコーダ172の出力値に代えて、FG信号を平均化すればよい。
[第2実施例]
図15は、第2実施例に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャートである。このフローにおいて、先に図11に示したフローと異なる点は、S4とS5との間にSaを実行する点である。Saでは、2次転写ニップに対して通紙中であるか否かが判断され、通紙中でない場合にだけ(SaでN)、S5に進む。通紙中の場合には(SaでY)、フローをS3にループさせる。つまり、第2実施例に係るプリンタの駆動制御部は、記録紙を2次転写ニップに進入させているときのドラムエンコーダ172からの出力値については、カラー感光体モータ154の駆動制御に反映させない処理を実行するようになっている。
かかる構成では、紙先端突入時や紙後端排出時に取得したドラムエンコーダ172の出力値だけに基づいてカラー感光体モータ154の制御目標を補正する場合とは異なり、紙先端突入時や紙後端排出時のベルト速度変動に起因して生ずる感光体の線速差を回避することができる。
[第3実施例]
中間転写ベルト8の速度に基づいて共用駆動モータ162をPLL制御する構成では、駆動ローラ12の径が基準値から大きく変化した場合、共用駆動モータ162の制御目標を標準的な値から大きく変化させる。すると、中間転写ベルト8を目標の線速で駆動する一方で、K用の感光体1Kについては、標準的な線速とは大きく異なった線速で駆動することになり、ベルトとK用の感光体1Kとの線速差が比較的大きくなる。その線速差が大きくなり過ぎると、K用の感光体1Kから中間転写ベルト8へのトナー像の転写性が著しく悪化して、目標の画像濃度が得られなくなってしまう。
そこで、第3実施例のプリンタにおいては、共用駆動モータ162の駆動速度を所定の上限閾値以下の範囲内でPLL制御する処理を実行するように、駆動制御部を構成している。かかる構成では、共用駆動モータ162の駆動速度を上限閾値よりも大きくするほど駆動ローラ12の径が基準値から大きく変化した場合に、駆動速度を上限閾値以内に留めることで多少の重ね合わせずれを許容してしまうが、駆動ローラ12の径変化にかかわらず、目標の画像濃度を得ることができる。なお、カラー感光体モータ154については、共用駆動モータ162の駆動速度に基づいて制御目標を決定しているので、共用駆動モータ162と同様に、所定の上限閾値以下の範囲内で駆動速度を制御することになる。
[第4実施例]
第4実施例に係るプリンタにおいては、共用駆動モータ162とカラー感光体モータ154とのうち、カラー感光体モータ154についてだけ、上限閾値以内で駆動速度を制御するようになっている。
図16は、第4実施例に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャートである。図示のフローにおいて、先に図11に示したフローと異なる点は、S5とS6との間にSbを実行する点である。Sbでは、カラー感光体モータ154の制御目標の演算結果について、上限閾値を超えるか否かを判断し、超えない場合にのみ、S6に進んで制御目標を演算値に補正するようになっている。
かかる構成では、Y,C,Mについては、駆動ローラ12の径変化にかかわらず、目標の画像濃度を得ることができる。なお、カラー感光体モータ154の制御目標の演算結果について、上限閾値を超えるか否かの判定を行う代わりに、共用駆動モータ162の現行の駆動速度について、上限閾値を超えているか否かにより、前述の判定を間接的に行ってもよい。
次に、本発明を適用した第2実施形態に係るプリンタについて説明する。なお、以下に特筆しない限り、第2実施形態に係るプリンタの構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態に係るプリンタの駆動制御部は、共用駆動モータ162をPLL制御する代わりに、所定の第1駆動速度で定速駆動するようになっている。また、カラー感光体モータ154については、共用駆動モータ162についての第1駆動速度に応じた第2駆動速度で定速駆動して、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mの線速をK用の感光体1Kの線速に一致させるようになっている。それら第1駆動速度や第2駆動速度については、次に列記する4通りのタイミングでそれぞれ定期的に更新する。以下、それらのタイミングのうち、何れかのタイミングが到来したことを、定期タイミングの到来という。
(1)本体電源が投入される毎。
(2)連続停止時間が所定時間以上になる毎。
(3)所定回数のプリント動作(画像形成動作)を行う毎(所定枚数分のプリント動作を行う毎)。
(4)連続動作モードにおけるプリント動作が所定回数に達する毎(連続プリント枚数が所定枚数になる毎)。
図17は、第2実施形態に係るプリンタの駆動制御部によって実施される制御フローを示すフローチャートである。同図において、定期タイミングが到来すると(S1でY)、次に、記録紙1枚に対してだけプリントを行う1枚プリント動作中であるのか、連続プリント動作中であるのか、待機中であるのかの判定が行われる(S2、S4)。そして、1枚プリント動作中である場合には(S2でY)、プリントジョブの終了を待ってから、第1駆動速度を更新するための処理(S8)を行う。連続プリント動作中である場合には(S4でY)、中断フラグをONした後(S5)、連続プリント動作を中断してから(S6)、第1駆動速度を更新するための処理(S8)を行う。また、待機中である場合(S4でN)には、駆動モータをONしてから(S7)、第1駆動速度を更新するための処理(S8)を行う。
第1駆動速度、即ち、共用駆動モータ162の駆動速度を更新するための処理(S8)では、中間転写ベルト8の速度検知を目標の線速に一致させるように共用駆動モータ162の駆動速度を調整し、調整結果を新しい第1駆動速度として決定する。このような処理を行うと、次に、第1駆動速度と、所定のデータテーブルとに基づいて、第2駆動速度、即ち、カラー感光体モータ154の駆動速度を決定する(S9)。データテーブルは、第1駆動速度と、それに対応する第2駆動速度(Y,C,M感光体の線速をK感光体に一致させ得る駆動速度)とを関連付けるものである。このようにして第2駆動速度を更新したら、必要に応じて連続プリント動作を再開したり、中断フラグをOFFしたり、駆動モータをOFFしたりした後(S10〜S13)、制御フローをリターンさせる。
かかる構成の本プリンタにおいては、定期的なタイミングで、共通駆動モータによって駆動している中間転写ベルト8の線速を検知した結果に基づいて、以降のプリント動作時における共通駆動モータ162の駆動速度である第1駆動速度を決定することで、ベルトを駆動ローラ12の径変化にかかわらず目標の速度で無端移動させることができる。しかも、その定期的なタイミングの際、カラー感光体モータ154の駆動速度である第2駆動速度を、第1駆動速度に応じて決定することで、K用の感光体1Kと、Y,C,M用の感光体1Y,C,Mとの線速差を低減する。これにより、線速差に起因する可視像の重ね合わせずれの発生を抑えることもできる。
なお、駆動制御部は、第1駆動速度や第2駆動速度を更新する際に、速度検知手段による検知結果であるローラエンコーダ171からの出力値として、所定時間内における平均値を用いるようになっている。このとき、2次転写ニップ内に記録紙を進入させている際のエンコーダ出力値については、平均値の算出に反映させないようになっている。また、第1駆動速度及び第2駆動速度をともに、所定の上限閾値以内で決定するようになっている。
上述したように、定期タイミングとしては、上記(1)〜(4)の4通りを採用しているが、(3)、(4)のプリント動作については、次のようにして動作回数を計数するようになっている。即ち、A4サイズ紙を基準として、A4サイズ紙に対するプリント動作の場合には、動作回数を1回としてカウントする。これに対し、装置内における搬送方向のサイズがA4サイズ紙の整数分の1の記録紙に対するプリント動作の場合には、動作回数を整数分の1回としてカウントする。また、整数倍である場合には、プリント動作回数を整数倍回としてカウントする。
以上、第1実施例に係るプリンタにおいては、転写手段たる転写ユニット15が、複数の感光体1Y,C,M,Kの表面にそれぞれ担持したトナー像を中間転写ベルト8の表面に転写した後、中間転写ベルト8と、これに対向する対向部材である2次転写バイアスローラ19との間に通した記録紙に、中間転写ベルト8の表面上のトナー像を転写する構成になっている。そして、駆動制御手段たる駆動制御部200が、共用駆動源ではないカラー感光体モータ154の駆動制御のために参照する、ローラエンコーダ171の出力値、として、所定時間内における平均値を用いる。かかる構成では、既に説明したように、紙先端突入時や紙後端排出時に取得したドラムエンコーダ172の出力値だけに基づいてカラー感光体モータ154の制御目標を補正する場合に比べて、紙先端突入時や紙後端排出時のベルト速度変動に起因して生ずる感光体の線速差を低減することができる。
また、第2実施形態に係るプリンタにおいては、駆動制御部200が、第2駆動速度を更新する際に、ローラエンコーダ171の出力値として、所定時間内における平均値を用いるようになっている。かかる構成では、紙先端突入時や紙後端排出時に取得したローラエンコーダ171の出力値だけに基づいて第2駆動速度を決定する場合に比べて、紙先端突入時や紙後端排出時のベルト速度変動に起因して生ずる感光体の線速差を低減することができる。
また、第2実施例に係るプリンタにおいては、駆動制御部200が、記録紙を2次転写ニップに進入させているときの、ドラムエンコーダ172からの出力値については、カラー感光体モータ154の駆動制御に反映させない処理を実行するようになっている。かかる構成では、紙先端突入時や紙後端排出時のベルト速度変動に起因して生ずる感光体の線速差を回避することができる。
また、第2実施形態に係るプリンタにおいては、駆動制御部200が、第1駆動速度及び第2駆動速度をそれぞれ決定する際に、記録紙を2次転写ニップに進入させているときのローラエンコーダ171の出力値をそれら駆動速度の決定値に反映させない処理を実施するようになっている。かかる構成では、紙先端突入時や紙後端排出時のベルト速度変動に起因して生ずる感光体の線速差を回避することができる。
また、第1実施形態に係るプリンタや、第2実施形態に係るプリンタにおいては、共用駆動モータ162と、カラー感光体モータ154とのうち、少なくとも何れか一方について、駆動速度を所定の上限閾値以内で制御する処理を実行するように駆動制御部を構成している。かかる構成では、駆動速度を上限閾値以内で制御することで、その駆動速度で駆動している感光体からベルトに対して転写するトナー像について、目標の画像濃度を得ることができる。
また、第2実施形態に係るプリンタにおいては、第1駆動速度及び第2駆動速度を決定する上で、A4サイズ紙に画像を形成するためのプリント動作を1回のとして計数する一方で、搬送方向のサイズがA4サイズの整数分の1や、整数倍の記録紙に画像を形成するためのプリント動作を、整数分の1回、整数倍回として計数するようになっている。かかる構成では、記録紙のサイズにかかわらず、記録紙1枚に対するプリント動作を1回として計数することに起因して、計数結果と、実際のプリント動作量とに誤差を発生させてしまうことによる第1駆動速度や第2駆動速度の更新時期の不適切化を回避することができる。
1Y,C,M,K:感光体(像担持体)
8:中間転写ベルト(ベルト部材)
12:駆動ローラ(駆動回転体)
15:転写ユニット(転写手段)
154:カラー感光体モータ(像担持体駆動源)
162:共用駆動モータ(共通駆動源)
171:ローラエンコーダ(速度変動検知手段、速度検知手段)
172:ドラムエンコーダ(回転検知手段)
200:駆動制御部(駆動制御手段)
P:記録紙(記録部材)
特開2004−220006号公報 特許第3965357号公報

Claims (9)

  1. 自らの移動する表面に可視像を担持する複数の像担持体と、それら像担持体を駆動する複数の像担持体駆動源と、複数の張架部材に張架された状態で無端移動せしめられるベルト部材と、複数の該張架部材の1つであり、自らの回転駆動に伴って該ベルト部材を無端移動させる駆動回転体と、該駆動回転体及びベルト部材の駆動源であるベルト駆動源と、該駆動回転体の温度変化に伴う径変化に起因する該ベルト部材の速度変動を検知する速度変動検知手段と、該速度変動検知手段による検知結果に基づいて該ベルト駆動源の駆動速度を制御する駆動制御手段と、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持される可視像を、該ベルト部材の表面、あるいは該表面に保持される記録部材、に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、
    複数の像担持体駆動源のうち、何れか1つを、上記ベルト駆動源として共用する共用駆動源とするとともに、
    該共用駆動源の駆動速度、あるいは該共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、に基づいて、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度を制御する処理を実行するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 回転駆動されながら可視像を担持する複数の像担持体と、それら像担持体を駆動する複数の像担持体駆動源と、複数の張架部材に張架された状態で無端移動せしめられるベルト部材と、複数の該張架部材の1つであり、自らの回転駆動に伴って該ベルト部材を無端移動させる駆動回転体と、該駆動回転体及びベルト部材の駆動源であるベルト駆動源と、該ベルト部材の無端移動速度を検知する速度検知手段と、該速度検知手段による検知結果に基づいて該ベルト駆動源の駆動速度を制御する駆動制御手段と、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持される可視像を、該ベルト部材の表面、あるいは該表面に保持される記録部材、に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、
    複数の像担持体駆動源のうち、何れか1つを、上記ベルト駆動源として共用する共用駆動源とするとともに、
    該共用駆動源の回転角速度もしくは回転角変位、又は、該共用駆動源によって駆動される像担持体の回転角速度もしくは回転角変位、を検知する回転検知手段を設け、
    該回転検知手段による検知結果に基づいて、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度を制御する処理を実行するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 自らの移動する表面に可視像を担持する複数の像担持体と、それら像担持体を駆動する複数の像担持体駆動源と、複数の張架部材に張架された状態で無端移動せしめられるベルト部材と、該ベルト部材の駆動源であるベルト駆動源と、該ベルト部材の無端移動速度を検知する速度検知手段と、該速度検知手段による検知結果に基づいて該ベルト駆動源の駆動速度を制御する駆動制御手段と、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持される可視像を、該ベルト部材の表面、あるいは該表面に保持される記録部材、に転写する転写手段とを備える画像形成装置において、
    複数の像担持体駆動源のうち、何れか1つを、上記ベルト駆動源として共用する共用駆動源とするとともに、
    本体電源が投入される毎、連続停止時間が所定時間以上になる毎、所定回数の画像形成動作を行う毎、及び、複数の記録部材に対する画像形成動作を連続的に行う連続動作モードにおける画像形成動作が所定回数に達する毎、のうち、少なくとも1つのタイミングで、共用駆動源によって駆動した上記ベルト部材の速度を上記速度検知手段によって検知し、検知結果に基づいて、以降の画像形成動作時における、共通駆動源の駆動速度と、共通駆動源ではない像担持体駆動源の駆動速度とをそれぞれ決定する処理を実施するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2の画像形成装置であって、
    上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、
    且つ、上記駆動制御手段が、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動制御のために参照する、共用駆動源の駆動速度、共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、又は、上記回転検知手段による検知結果、として、所定時間内における平均値を用いるものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3の画像形成装置であって、
    上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、
    且つ、上記駆動制御手段が、共用駆動源ではない像担持体駆動源、の駆動速度を決定する際に、上記速度検知手段による検知結果として、所定時間内における平均値を用いるものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2又は4の画像形成装置であって、
    上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、
    且つ、上記駆動制御手段が、記録部材を該間に進入させているときの、共用駆動源の駆動速度、共用駆動源によって駆動される像担持体の速度、又は、上記回転検知手段による検知結果、については、共用駆動源ではない像担持体駆動源の駆動制御に反映させない処理を実行するものであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3又は5の画像形成装置であって、
    上記転写手段が、複数の像担持体の表面にそれぞれ担持した可視像を上記ベルト部材の表面に転写した後、該ベルト部材と、該ベルト部材の表面に対向する対向部材との間に通した記録部材に、該ベルト部材の表面上の可視像を転写するものであり、
    且つ、上記駆動制御手段が、共用駆動源、及び共用駆動源ではない像担持体駆動源、の駆動速度をそれぞれ決定する際に、記録部材を該間に進入させているときの上記速度検知手段による検知結果を該駆動速度に反映させない処理を実施するものであることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかの画像形成装置において、
    共用駆動源と、共用駆動源ではない像担持体駆動源とのうち、少なくとも何れか一方について、駆動速度を所定の上限閾値以内で制御する処理を実行するように上記駆動制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項3、5又は7の画像形成装置において、
    所定回数の画像形成動作を行う毎、及び、連続画像形成動作における画像形成動作回数が所定回数に達する毎、のうち、少なくとも1つのタイミングで、上記速度検知手段による検知検知に基づいて、共用駆動源、及び、共用駆動源ではない像担持体駆動源、の駆動速度を決定する上で、所定サイズの記録部材に画像を形成するための画像形成動作を1回の画像形成動作として計数する一方で、装置内における搬送方向のサイズが該所定サイズの搬送方向サイズの整数分の1、又は整数倍の記録部材に画像を形成するための画像形成動作を、該整数分の1回、又は整数倍回の画像形成動作として計数する処理を実行するように、上記駆動制御手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。
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