JP2010155577A - 架空線用テンションバランサ及び架空線用テンションバランサ設置補助装置 - Google Patents

架空線用テンションバランサ及び架空線用テンションバランサ設置補助装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業効率を向上させることができ、かつ、安価なテンションバランサ用設置補助装置及び架空線用テンションバランサを提供する。
【解決手段】本発明によって、開口された両端部、スリット30及び一対の第1開口40を有する固定筒10と、ヨーク20と、を備え、前記固定筒は、一端部がテンションバランサ100のケーシング110に当接して配設され、前記ヨークは、前記テンションバランサのシャックル状連結部101の一対の第1貫通孔102及び前記一対の第1開口のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ用設置補助装置1が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、架空線、特にトロリ線、吊架線、補助吊架線等の架空電車線に常時適当な張力を付与するテンションバランサ及び前記テンションバランサを架空線に設置する際の補助装置に関する。
架空電車線には、電車の安全走行を維持するために、常時適当な張力を付与して当該架空電車線の弛みや切断等を防止することが行われる。気温の変動による伸びや支柱等の傾倒によって架空電車線の張力が変化すると、事故等の原因ともなるからである。かかる目的のために、一般的に、架空電車線にはばね式のテンションバランサや滑車式テンションバランサが設置されるが、コンパクトで取り扱い易いため、近年はばね式テンションバランサの需要が増大している。
かかるばね式テンションバランサには、コイルばね式テンションバランサやガスばね式テンションバランサがある(特許文献1、2参照)。
ここで、テンションバランサの架空電車線への設置について説明する。図12は、一般的なテンションバランサの設置の際の作業の簡略を示す概観図である。いずれのテンションバランサ100も、架空電車線へ設置する際には、図12に示すように、シメラー(張線器)200、ヨーク201及びワイヤ202を用いて予め中空ロッド113を所定寸法引き出して、ばねを圧縮させた状態で設置する。架空電車線への設置のために、テンションバランサ100の中空ロッド113先端には、シャックル状連結部(引手ともいう。)101が設けられ、シャックル状連結部101には、ヨーク201を挿入するヨーク貫通孔102が設けられている。ヨーク貫通孔102にヨーク201を挿入し、ヨーク201に設けられたシメラーワイヤ挿入孔203にワイヤ202を挿入してシメラー200でワイヤ202を巻き上げ、中空ロッド113を引き出す。シャックル状連結部101に架空電車線を係止することでテンションバランサ100が設置される。
このテンションバランサ100の架空電車線への設置は、通常列車の運行が少ない深夜の列車の通過時間帯を避けながら短時間で行われる。また、高所での作業となるため作業員の負担が大きく、特にシメラー200等でワイヤ202を巻き上げる作業は作業員の負担が大きい。そこで、工場出荷時に、予め中空ロッド113が所定寸法引きだされた状態で固定されていれば、かかる作業員の負担が軽減され作業効率の向上を図ることができる。
そこで、特許文献3において、テンションバランサの固定装置1が提案されている。しかし、この固定装置1は、当該特許文献3の図3に示されたように、半円状の当接部材2と当接部材2の反対側を押さえる押さえバンド5によってテンションバランサ100に固定されるため、テンションバランサ100の設置後に当該固定装置1を取り外すために、固定ヨーク4両端のボルトと、一対の抗圧杆3をイヤ2aに固定しているボルトの合計4個のボルトを取り外す必要があり(特許文献3参照)、作業効率があまり改善されない。また、この固定装置は、回収して再使用することを前提に開発されたため、非常に高価であり、また、ユーザーは、次の回収まで固定装置を保管する必要があり、特に新幹線の架空電車線用の固定装置は全長500mm以上と大きいため、保管場所の問題も生じる。
特開2008−114850号公報 特開2000−255288号公報 特開2004−42780号公報
本発明は、作業効率を向上させることができ、かつ、安価なテンションバランサ用設置補助装置及び架空線用テンションバランサを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、開口された両端部、スリット及び一対の第1開口を有する固定筒と、ヨークと、を備え、前記固定筒は、一端部がテンションバランサのケーシングに当接して配設され、前記ヨークは、前記テンションバランサのシャックル状連結部の一対の第1貫通孔及び前記一対の第1開口のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ用設置補助装置が提供される。
本発明の一実施形態によれば、開口された両端部、前記架空線の幅より大きい幅を有するスリット及び2n(nは自然数)対の第2開口を有する固定筒と、n対の第2貫通孔を有するヨークと、固定部材と、を備え、前記固定筒は、一端部がテンションバランサのケーシングに当接して配設され、前記ヨークは、前記テンションバランサのシャックル状連結部の一対の第1貫通孔のそれぞれを貫通して装着され、前記固定部材は、前記2n対の第2開口のそれぞれ及び前記n対の第2貫通孔のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ用設置補助装置が提供される。
本発明の一実施形態によれば、ケーシングと、架空線に係止するためのシャックル状連結部を有し、前記ケーシング内に配設されるロッドと、固定筒及びヨークを含む設置補助装置と、を備え、前記シャックル状連結部は、一対の第1貫通孔を有し、前記固定筒は、開口された両端部と、前記架空線の幅より大きい幅を有するスリットと、一対の第1開口とを有し、一端部が前記ケーシングに当接して配設され、前記ヨークは、前記ロッドの前記一対の第1貫通孔及び前記一対の第1開口のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサが提供される。
本発明の一実施形態によれば、ケーシングと、架空線に係止するためのシャックル状連結部を有し、前記ケーシング内に配設されるロッドと、固定筒、ヨーク及び固定部材を含む設置補助装置と、を備え、前記シャックル状連結部は、一対の第1貫通孔を有し、前記固定筒は、開口された両端と、スリットと、2n(nは自然数)対の第2開口とを有して、一端部が前記ケーシングに当接して配設され、前記ヨークは、n対の第2貫通孔を有して、前記ロッドの前記一対の第1貫通孔のそれぞれを貫通して装着され、前記ロッドは、装着された前記ヨークの前記n対の第2貫通孔のそれぞれが前記2n対の第2開口のそれぞれと同軸上に位置するように前記ケーシングから第1の長さ引き出され、前記固定部材は、前記2n対の第2開口及び前記n対の第2貫通孔のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサが提供される。
本発明によって、作業効率を向上させることができ、かつ、安価なテンションバランサ用設置補助装置及び架空線用テンションバランサが提供される。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ、説明する。なお、実施の形態において、同一構成要素には同一符号を付け、実施の形態の間において重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
[設置補助装置の構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の概略図である。図2は、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置を下側から見た概略図である。また、図3、図4は、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の概略断面図であり、図3が平面断面図、図4が垂直断面図である。更に図5は、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の先端側から見た概略平面図である。また更に、図6は、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の固定筒10の概略図である。図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、概略固定筒10及びヨーク20から構成される。そして、本テンションバランサ設置補助装置1は、図2に示すように、固定筒10がケーシング110に当接するように配設される。また、ヨーク20は、テンションバランサ100の中筒111及び112及びロッド113がケーシング110から引き出された状態で、固定筒10の設けられた一対の第1開口40及びロッド113先端に設けられたシャックル状連結部101の一対の第1貫通孔102を貫通する状態で装着される。ヨーク20が、第1開口40及び第1貫通孔102を貫通している状態は、図3から把握される。また、図5から、ヨーク20が第1開口40を貫通している状況が把握される。
固定筒10は、両端が開口した筒状の部材で、所定の幅を有するスリット30が形成されている。本実施の形態においては、固定筒10が装着されるテンションバランサ100が、円筒形の複数の筒がテレスコピック状に配設されたテンションバランサ100であるため、固定筒10も円筒形のものが用いられる。固定筒10の径は、装着するテンションバランサ100のケーシング110の径より小さく形成される。これは、固定筒10をテンションバランサ100に装着した場合に、開口された一端部が、ケーシング110に当接して、ケーシング110側から抜け落ちないようにするためである。また、固定筒10の形状は、装着されるテンションバランサ100の形状と同一形状の筒が好適に用いられるが、これに限定されるわけではない。固定筒10の一端部がケーシング110に当接してテンションバランサ100側から抜け落ちなければ、テンションバランサ100の形状と固定筒10の形状が異なる形状であってもよい。但し、固定筒10がいかなる形状であっても、上述した所定の幅を有するスリット30を形成して用いる。
このスリット30は、テンションバランサ100を架空線に係止して設置が終了した段階で、固定筒10を架空線から取り外すためのスリットである。従って、スリットの幅Wは、テンションバランサ100が設置される架空線の幅より大きな幅に設定され、架空線の幅に応じて適宜設定される。なお、図4及び図5に示されるように、テンションバランサ100の張力等を表示するために、目盛板121や指針板等が支持アーム120を介して装着されているテンションバランサ100の場合、これらの大きさを考慮されたスリット幅Wが設定される。
また、固定筒10の開口された一端部側には、所定の形状の第1開口40が、固定筒10の径方向に互いに同軸をなし対照的に一対配置される。第1開口40は、製造されたテンションバランサ100の設置作業を軽減するために、テンションバランサ100の中空ロッド(以下、単にロッドという)113を所定の長さ引き出して係止するためのヨーク20を挿入する開口である。従って、第1開口40の形状は、ヨーク20の形状に対応して設定され、適宜変更され得る。また、図4に示すように、第1開口40の大きさはヨーク20を装着しやすいように若干大きめに設定され、特に水平方向に大きな遊びを設けている。テンションバランサ100の設置時にロッド113には、架空線の重量等が掛かる。従って、ヨーク20の水平方向への摺動能力を確保して、設置作業をしやすくするためである。また、テンションバランサ100に、本テンションバランサ用設置補装置1を設置する際の、ヨーク20の水平方向への摺動を可能にするためでもある。
また第1開口40は、ロッド113が第1の長さケーシング110から引き出された際に、ロッド113に付属するシャックル状連結部材101に開口された第1貫通孔102が位置する地点に対応して固定筒10に配設される。即ち、第1開口40のケーシング側の端部は、固定筒10のケーシング110に当接する一端部から、ロッド113を引き出さない状態において第1貫通孔102のケーシング側110の端部が位置するケーシング110からの長さに出荷時に求められるロッド113の引き出しの長さ(これが、第1の長さに相当する)を加算した長さの位置に位置するように開設される。従って、出荷時に前記所定の長さロッド113を引き出せば、第1開口40と第1貫通孔102とは、ほぼ一列に位置することになり、ヨーク20を第1開口40及び第1貫通孔102のそれぞれを貫通して容易に装着することができる。なお、第1開口40が開設される位置は、要求されるロッド113の引き出しの長さに応じて適宜変更される。
なお、図6に示すように、固定筒10のスリット30に対向する位置に、アイナット50を設けてもよい。アイナット50は、作業時に固定筒10が落下等しないように、固定筒10を架空線に繋ぎとめるワイヤ等を係止する部材である。また、図3に示すように、ヨーク20の落下を防止するために、固定筒10に貫通孔を設け、ワイヤ等のヨーク繋留部材60を配設し、ワイヤの一端をヨーク20に設けた貫通孔21に繋着してもよい。ヨーク20には、シメラーワイヤ挿入孔が予め配設されているものもあり、その場合は、シメラーワイヤ挿入孔を流用できる。
ヨーク20は、テンションバランサ100のロッド113に設けられたシャックル状連結部101の一対の第1貫通孔102及び固定筒10に設けられた一対の第1開口40を貫通させて、テンションバランサ100から引き出されたロッド113を所定の位置で係止するための部材である。上述したように、従来テンションバランサ100の設置作業は、シメラー2000、ヨーク201、ワイヤ202等を用いて、シャックル状連結部101の第1貫通孔102にヨーク201を貫通させ、ヨークの両端にワイヤ202を掛けてシメラー200で牽引して設置していた。従って、本発明に係るテンションバランサ用設置補助装置のヨーク20は、かかる従来品のヨーク201を流用してもよい。また、上述のように設置作業においてヨーク201を使用するため、シャックル状連結部101には、一対の第1貫通孔102が設けられている。よって、本願発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、テンションバランサ100に新たな加工を施すことなく使用することができる。更に、ヨーク20が抜け落ちるのを防止するために、貫通孔21にボルト70等を挿入してナット71で止めて、幅方向へのヨーク20の移動を規制してもよい。
本実施の形態においては、固定筒10及びヨーク20は、SS400又はSTK400等の構造用鋼管を用いて形成し、防錆のため表面をめっき処理して用いている。固定筒10の材質はこれに限定されず、引き出されたロッド113に係るテンションバランサのばねの反発力等に応じて適宜変更される。また、上述した構造用鋼管に変えて、亜鉛めっき鋼管を用いれば、めっき処理を省略することが可能である。
また、本実施の形態において、固定筒10の形状は、円形に形成しているが、これに限定されるわけではない。上述したように固定筒10の一端部がケーシング110に当接してテンションバランサ100側から抜け落ちない大きさであれば、例えば、楕円形状や三角柱、四角柱等の多角柱状であってもよい。
[設置補助装置の装着及び取り外し]
上述した構成有する本発明に一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の、装着及び取り外しについて説明する。上述したように、本テンションバランサ用補助装置1は、テンションバランサ100の工場出荷時に装着される。
テンションバランサ100の設置作業の負担を軽減するために、設置される架空線に必要とされる張力に応じてさだめられた所定の長さだけ予めロッド113をケーシング110から引き出して、その状態で本テンションバランサ用設置補装置1によって固定される。
まず、完成したテンションバランサ100の先端側から、固定筒10を装着する。次に、シャックル状連結部101の先端の架空線係止孔103にワイヤを配設し、ワイヤを機械的に牽引してロッド113を所定の長さケーシング110から引き出す。この時、テンションバランサ100に配設されたばね等の弾性手段は、圧縮された状態となる。固定筒10に設けた一対の第1開口40は、ロッド113が所定の長さケーシング110から引き出された際に、シャックル状連結部101の一対の第1貫通孔102とほぼ水平の位置になるように形成されている。従って、ロッド113を所定の長さケーシング110から引き出すと、第1開口40と第1貫通孔102の4つは、ほぼ一列に並ぶ。この状態で、ヨーク20をこの4つを貫通するように挿入する。牽引を中止すると、ロッド113はテンションバランサ100内に配設された弾性手段の反発力でケーシング110方向に引戻される。ヨーク20が第1開口40及び第1貫通孔102のそれぞれのケーシング110側の端部に当接し、ロッド113の引戻しが停止させられる。ワイヤを架空線係止孔103から取り外せば、ロッド113が所定の長さ引き出された状態でテンションバランサ100を出荷することができる。
一方、テンションバランサ100を架空線に設置する場合は、まずテンションバランサ100の後端部に設けられたシャックル状連結部材等の固定部材を介して、テンションバランサ100を支柱に取り付ける。次に、ヨーク20にワイヤ202を接続し、シメラー200でロッド113を更に牽引して、架空線に設置する。設置されたテンションバランサ100のロッド113には、架空線の重量等が掛かり、ロッド113は、架空線側に牽引される。これに伴って第1貫通孔102も架空線側に移動し、ヨーク20は、第1開口40のケーシング側の端部との当接が開放される。ワイヤを取り外し、更にヨーク20を取り外す。固定筒10が移動自在となる。従って固定筒10を架空線側に移動させ、スリット30を使用して固定筒10を架空線から取り外す。以上の操作によって、簡単に本テンションバランサ用設置補助装置1を取り外すことができる。特にテンションバランサ100の設置作業は、シメラー200等を使用してロッド113を必要な長さケーシングから引き出して設置することが必要となる。従って、予め必要な長さ近くまでロッド113が引き出されていれば、現場の作業が大幅に軽減される。
[効果]
以上説明したように、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、簡単な構造で、現場での設置作業の負担を軽減することができるテンションバランサ用設置補助装置1を提供することができる。また、かかる装置が設置されたテンションバランサ100を提供することができる。従って、現場での設置作業の負担を大幅に軽減できる、作業効率の向上を図ることができる。特に、車両運行の少ない夜間に、車両の運行の合間をぬって作業する架空電車線用テンションバランサに大きな効果がある。
また、本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、簡単な構成であるため、従来の補助装置に比してコストを大幅に抑制できる。特に、ヨーク20は一般的なシメラー200に使用するヨーク201を流用することができるため、コスト抑制に有効である。また、固定筒10も、一般的な鋼管を使用して形成することができるため、この点でもコストが抑制される。これは、かかるテンションバランサ用設置補助装置を備えたテンションバランサのコスト上昇を抑制できることにも結びつく。従って、本願発明の一実施の形態に係るテンションバランサ100は、ローコストで設置作業効率が向上するテンションバランサであるといえる。
(第2の実施の形態)
上述した実施の形態1に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、1個のヨーク20で、所定の長さケーシング110から引き出されたロッド113を固定する。固定されたロッド113には、ロッド113はケーシング110に引戻す力が働く。この時、ヨーク20は一対の第1開口40のケーシング110側の端部で移動を規制される。従って、一対の第1開口40のケーシング110側の端部には力が集中することになる。そこで、この力を分散するために、第1開口40の対の数をし、ヨーク20を第1開口40の対の数に応じて配設することが考えられる。図7は、本発明の第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の概略図である。本発明の第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、図7に示すように、ヨーク20を2個配設し、第1開口40の対数を2対とした実施形態である。以下、本第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1について、図を基に説明する。なお、説明に当たっては、重複する説明を省略する。
図7に示すように、本第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、固定筒10に2対の第1開口40a、40bを有する。また、テンションバランサ100のシャックル状連結部102に設置される第1貫通孔102も、2対配設される。従って、本テンションバランサ用設置補助装置1を用いる場合には、テンションバランサ100に対応するシャックル状連結部102を配設する必要がある。更に、ヨーク20A、20Bが配設される。
2対の第1開口40a、40bは、水平方向の中心軸が同一になるように、かつ、固定筒10の径方向にそれぞれの中心軸が平行となるように、ある程度の間隔をあけて形成される。2対の開口のそれぞれの形状及び大きさは基本的に同一とされるが、これに限定されるわけではない。一方の形状を他方と異なるものにし、あるいは一方の大きさを他方と異なる大きさとしてもよい。但しこの場合、シャックル状連結部102の2対の第1貫通孔102についても対応する形状及び大きさとされる。
一方、2個のヨーク20A、20Bは、それぞれの第1開口40a、40bに応じて適宜選択される。それぞれのヨーク20A、20Bは、貫通孔21を有してもよい。また、それぞれのヨーク20A、20Bに
ヨーク繋留部材60を配設してもよい。なお、本発明の第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の装着及び取り外し方法は、上述した実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。また、本テンションバランサ用設置補助装置1を装着すれば、本テンションバランサ用設置補助装置1を有するテンションバランサ100が提供される。
以上のような構成を有する、発明の第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1及び本テンションバランサ用設置補助装置1を有するテンションバランサ100は、2対の第1開口40a、40bのケーシング110側の端部でそれぞれのヨーク20A、20Bの移動を係止するので、ロッド113を確実に固定できる。また、固定筒10の破損に対して、第1の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1よりも強い。従って、重量の軽減のために、固定筒10の肉厚を薄くでき、あるいは、固定筒10に切り欠き部や貫通開口を設けることの可能となる。
また、二つのヨーク20A、20Bであるため、輸送時に一つのヨークが抜け落ちることがあっても、確実にロッド113を引き出した状態で固定できる。
(第3の実施の形態)
更に、一対の第1開口40のケーシング110側の端部にかかる力を分散するために、別の実施形態について説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の概略図である。図8に示すように、判実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、第1の実施の形態と異なり、固定筒10に第1開口40を持たない。代わりに、固定筒10に2n(nは自然数)対の第2開口41を有する。そして、ヨーク20の係止を、ボルト80とナット81で行う。図8においては、U字ボルト80とナット81で係止しているが、これに限定されるわけではない。但し、図示していないが、一般的にテンションバランサの後端部は開口し、ケーシング110内に底板が配設され、U字ボルト及びナットで、底板の移動が記載される。従って、このU字ボルト及びナットを流用できれば、よりコストの削減につながるため、U字ボルト80及びナット81を好適に用いる。
第2開口41は、径方向に同軸をなし対照的に配置される。また、ヨーク20には、2n(nは自然数)対の第2開口41間の間隔に合わせて配設された貫通孔22がn(nは自然数)対配設される。シャックル状連結部102にヨーク20を装着し、その後固定筒10をテンションバランサ100に装着する。ヨーク20にワイヤかけて機械的にロッド113を牽引し第2開口41及び貫通孔22が一列に並んだ状態で、U字ボルトを第2開口41及び貫通孔22を貫通するように装着し、ナット81で締結する。牽引を止め、ワイヤを外すと、ロッド113はケーシング110側に牽引されるが、2n対の第2開口で移動が記載される。U字ボルト80は、4つの第2開口41によって移動が規制されている。4つの第2開口41に係る力は分散されているため、固定筒10の破損等を防ぐことができる。また、固定筒10に大きな開口を設けないので、固定筒10の強度自体も確保することができる。
なお、配設するU字ボルト80の個数を増やすことで、より強固に係止することができる。また、図1に示した、第1の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1に、本実施の形態に係るU字ボルト80とナット81を更に付加して、固定を強固にしてもよい。
(変形実施例)
上述した本発明の実施の形態1、第2の実施の形態及び第3の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の変形実施例について、図を基に説明する。図9から図11は、本発明に係るテンションバランサ用設置補助装置1の固定筒10の変形実施例を示す図である。
上述したように、本発明に係るテンションバランサ用設置補助装置1は、架空電車線に設置されるテンションバランサ100に用いられる。架空電車線用のテンションバランサは、要求される張力が大きく、従ってテンションバランサ100の重量は、非常に重いものとなる。特に、新幹線の架空電線用のテンションバランサ100は、全長が750mm以上となり、また重量も20kgを超える。従って、テンションバランサ用設置補助装置1の重量が重ければ、作業効率を悪化させる。そして、本テンションバランサ用設置補助装置1の全重量は、固定筒10の重量に左右される。そこで、固定筒10を軽量化することが考えられる。しかし、一方で固定筒10には非常に大きな力が掛かるため、強度も併せて確保する必要がある。
そこで、図9に示すように、固定筒10に切り欠き部11を設ける。ヨーク20を支える第1開口40に影響の少ない上部に切り欠き部11を設ければ、重量を抑制できる。但し、切り欠き部11の配設位置は上部に限定されるわけではなく、また、配設個数も1つに限定されない。強度を確保できる位置に適宜、必要な個数切り欠き部11を設ければ、より一層重量を抑制できる。
図10は、固定筒10の更に別の変形実施例である。本変形実施例においては、固定筒10の強度を確保しながら軽量化を図るために、オートバイ等に用いられるマフラーのように、固定筒10に多数の貫通開口12を配設した。本実施例においては、複数の貫通開口12を列状に複数列配設しているが、これに限定されず、適宜変更可能である。また、図11は、固定筒10の更に別の変形実施例である。本実施例においては、同一形状の複数の貫通開口12をメッシュ状になるように配設した例である。このような配設方法によっても固定筒10の軽量化を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の概略図である。 本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置を下側から見た概略図である。 本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の平面断面図、図4が垂直断面図である。 本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の垂直断面図である。 本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の先端側から見た概略平面図である。 本発明の一実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置の固定筒10の概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係るテンションバランサ用設置補助装置1の概略図である。 本発明に係るテンションバランサ用設置補助装置1の固定筒10の変形実施例を示す図である。 本発明に係るテンションバランサ用設置補助装置1の固定筒10の変形実施例を示す図である。 本発明に係るテンションバランサ用設置補助装置1の固定筒10の変形実施例を示す図である。 一般的なテンションバランサの設置の際の作業の簡略を示す概観図である。
符号の説明
1:テンションバランサ用設置補助装置
10:固定筒
20:ヨーク
30:スリット
40:第1開口
41:第2開口
100:テンションバランサ
101:シャックル状連結部
102:第1貫通孔
110:ケーシング
113:ロッド

Claims (16)

  1. 開口された両端部、スリット及び一対の第1開口を有する固定筒と、
    ヨークと、を備え、
    前記固定筒は、一端部がテンションバランサのケーシングに当接して配設され、
    前記ヨークは、前記テンションバランサのシャックル状連結部の一対の第1貫通孔及び前記一対の第1開口のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ用設置補助装置。
  2. 開口された両端部、前記架空線の幅より大きい幅を有するスリット及び2n(nは自然数)対の第2開口を有する固定筒と、
    n対の第2貫通孔を有するヨークと、
    固定部材と、を備え、
    前記固定筒は、一端部がテンションバランサのケーシングに当接して配設され、
    前記ヨークは、前記テンションバランサのシャックル状連結部の一対の第1貫通孔のそれぞれを貫通して装着され、
    前記固定部材は、前記2n対の第2開口のそれぞれ及び前記n対の第2貫通孔のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ用設置補助装置。
  3. 前記固定筒は、前記ケーシングからの距離が最も近い位置に配設された前記一対の第1開口を含む複数対の開口群を有し、
    前記ヨークは、開口群に対応する複数個が配設され、
    それぞれのヨークが、前記テンションバランサのシャックル状連結部の複数対の第1貫通孔のそれぞれ及び前記複数対の開口群のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とする請求項1に記載のテンションバランサ用設置補助装置。
  4. 前記固定筒は、断面形状が円形、楕円形、多角形のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のテンションバランサ用設置補助装置。
  5. 前記固定筒は、1以上の切り欠き部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のテンションバランサ用設置補助装置。
  6. 前記固定筒は、1以上の貫通開口を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のテンションバランサ用設置補助装置。
  7. 前記固定筒は、更にアイナット部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のテンションバランサ用設置補助装置。
  8. 前記固定筒は、更に前記ヨークを該固定筒に繋留するための1以上の繋留部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のテンションバランサ用設置補助装置。
  9. ケーシングと、
    架空線に係止するためのシャックル状連結部を有し、前記ケーシング内に配設されるロッドと、
    固定筒及びヨークを含む設置補助装置と、を備え、
    前記シャックル状連結部は、一対の第1貫通孔を有し、
    前記固定筒は、開口された両端部と、前記架空線の幅より大きい幅を有するスリットと、一対の第1開口とを有し、一端部が前記ケーシングに当接して配設され、
    前記ヨークは、前記ロッドの前記一対の第1貫通孔及び前記一対の第1開口のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ。
  10. ケーシングと、
    架空線に係止するためのシャックル状連結部を有し、前記ケーシング内に配設されるロッドと、
    固定筒、ヨーク及び固定部材を含む設置補助装置と、を備え、
    前記シャックル状連結部は、一対の第1貫通孔を有し、
    前記固定筒は、開口された両端と、スリットと、2n(nは自然数)対の第2開口とを有して、一端部が前記ケーシングに当接して配設され、
    前記ヨークは、n対の第2貫通孔を有して、前記ロッドの前記一対の第1貫通孔のそれぞれを貫通して装着され、
    前記ロッドは、装着された前記ヨークの前記n対の第2貫通孔のそれぞれが前記2n対の第2開口のそれぞれと同軸上に位置するように前記ケーシングから第1の長さ引き出され、
    前記固定部材は、前記2n対の第2開口及び前記n対の第2貫通孔のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とするテンションバランサ。
  11. 前記シャックル状連結部材は、複数対の前記第1貫通孔を有し、
    前記固定筒は、前記ケーシングからの距離が最も近い位置に配設された前記一対の第1開口を含む複数対の開口群を有し、
    前記ヨークは、複数配設されて、前記複数のヨークのそれぞれが、前記ロッドの前記複数対の第1貫通孔及び前記複数対の開口群のそれぞれを貫通して装着されることを特徴とする請求項10に記載のテンションバランサ。
  12. 前記固定筒は、断面形状が円形、楕円形、多角形のいずれかであることを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか一に記載のテンションバランサ。
  13. 前記固定筒は、1以上の切り欠き部を有することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか一に記載のテンションバランサ。
  14. 前記固定筒は、1以上の貫通開口を有することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか一に記載のテンションバランサ。
  15. 前記固定筒は、更にアイナット部を有することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか一に記載のテンションバランサ。
  16. 前記固定筒は、更に前記ヨークを該固定筒に繋留するための1以上の繋留部材を有することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか一に記載のテンションバランサ。
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