JP4462634B2 - 架空線用テンションバランサ - Google Patents

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Description

本発明は、空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサに関する。
架空線、特に電車線(吊架空線・補助吊架空線・トロリ線)にあっては、温度変化による伸縮やクリープ、トロリ線の摩耗による弾性伸び、さらに経年変化による支持物の傾斜などにより、弛度張力が影響を受ける。このため、電車線の張力を一定に保持する必要があり、その張力調整を自動的に行って、メンテナンスフリー化することが要請されている。
このため、従来から、滑車式、ばね式、ガス式、油圧式などの各種方式による架空線用テンションバランサが提案されている。これらのうち、滑車式は、架空線に繋がった碍子を介してワイヤが滑車(プーリ)に案内され、このワイヤ端に鉄板製の錘が何枚も重ねて吊り下げられている。この錘の重量によって、架空線が弛まないように該架空線に一定の張力を付与することができる。
前記ばね式は、テレスコピック状に設けられた複数の筒状部材において、それぞれ内側にある筒状部材を圧縮コイルばねによって収縮方向に付勢するように構成したものである。この圧縮コイルばねの伸縮によって架空線が弛まないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ガス式は、ピストンによってシリンダ内に隔成したガス室に圧縮性のガスを封入し、ピストンロッドのシリンダ内への出入に応じてガス圧を加圧又は負圧に導いて、ピストンロッド端に連結した前記架空線が弛まないようにしている。
また、油圧式は、ピストンによってシリンダ内に膈成された2つの油室に作動油を封入し、架空線の伸縮に伴うピストンロッドの出入動作に応じて、前記作動油をバルブを通して一方の油室から他方の油室へ供給することにより、ピストンロッド端に連結された架空線が弛まないようにしている。
実公昭39−19536号公報
しかしながら、前記滑車式の架空専用のテンションバランサにあっては、回転軸部のベアリングの損傷、粉塵発生による挙動不具合が発生し、また、ワイヤの断線予兆発見のための定期的なメンテナンスが不可欠である。さらに、外的要因(降雪、積雪、着氷)による影響、例えば張力のバランスが損なわれ、急勾配区間では架空線の流れを伴うなどの問題点があった。
本発明は、前記のような従来の問題点を解消するためになされたものであり、張力変換プーリとコイルばねとの単純な組み合わせによって、架空線の伸縮を吸収しながらこの架空線のテンションを一定に保つことができ、これを適時のメンテナンスのみで実現可能にし、さらに耐久性が優れ、外的要因による張力アンバランスの発生を回避できる架空線用のテンションバランサを得ることを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明にかかる架空線用のテンションバランサは、コイルばねの張力を、径が順次変化する螺旋状のガイド溝を備える張力変換プーリを介して架空線に付与し、架空線の張力を一定に保持する架空線用テンションバランサであって、
一端がコイルばねに連結されて張力変換プーリのガイド溝に巻回されたワイヤにより、コイルばねの張力が張力変換プーリに回転力として伝達され、この張力変換プーリに伝達された回転力を張力に変換して架空線に付与すると共に、架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆に回動すし、架空線の伸縮量を前記張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収する構成を備え、
この架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆回動することで巻回されているワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状のガイド溝に案内されて変わることにより巻回されているワイヤの位置のプーリ径が変化し、コイルばねの張力が変化しても張力変換プーリにおいて略均一化されて出力され架空線に付与されることを特徴とする。
この構成によれば、張力変換プーリは、径が順次変化する螺旋状のガイド溝を備えており、一端がコイルばねに連結されているワイヤは、張力変換プーリのガイド溝に巻回されている。従って、コイルばねはワイヤを引っ張ることで張力変換プーリには回転力として伝達され、この回転力は張力に変換され架空線に付与される。架空線の伸縮量は、張力変換プーリの回転に伴うコイルばねの伸縮動で吸収するが、このコイルばねが伸縮するとコイルばねの張力は変化する。しかし、架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆に回動することで巻回されているワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状のガイド溝に案内されて変わることにより巻回されているワイヤの位置のプーリ径が変化するので、これによりコイルばねの張力が変化しても張力変換プーリにおいて略均一化して架空線に付与することができる。
また、本発明にかかる架空線用テンションバランサは、空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサであって、
架空線に張力を付与するコイルばねと、
径が一定の螺旋状の第1のワイヤガイド溝を備える第1プーリ部および径が変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝を備える第2プーリ部が並列し、互いのガイド溝が螺旋方向を逆にして形成された張力変換プーリと、
前記第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第1のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が架空線側に連結される第1のワイヤと、
前記第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第2のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が前記コイルばねに連結されて張力が付与される第2のワイヤと、を備え、
前記架空線の伸縮量を、前記張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収させると共に、架空線の伸縮に伴うコイルばねの張力の変化を、架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆回動することで巻回されている第2のワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝で案内されて変わることにより、巻回されている第2のワイヤの位置のプーリ径が変化し第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤに略均一化して出力し架空線に付与することを特徴とする。
この構成により、コイルばねにて張力が付与されている第2のワイヤは、第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に巻回されているので、コイルばねの張力は、張力変換プーリには、これを回転させる回転力として伝達され、一方、一端が架空線に連結されている第1のワイヤは、第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に巻回され、第1のワイヤガイド溝と第2のワイヤガイド溝は、螺旋方向(巻回方向)が互いに逆に形成されているので、コイルばねの張力が第2のワイヤを介し張力変換プーリに伝達された前記回転力は、この張力変換プーリから第1のワイヤを介し架空線には張力として伝達される。従って、架空線は、コイルばねの張力により常に一定の張力で保持されることになり、かつ、コイルばねの張力が張力変換プーリに回転力として作用しているので、架空線が伸縮するとそれに対応し張力変換プーリが正逆に回動し、第1のワイヤを巻き込んだり、巻き出したりすると共に、架空線が伸縮するとそれに対応して張力変換プーリが正逆に回動し、この回動で第2のワイヤを介しコイルばねが伸縮し架空線の伸縮量を吸収する。また、架空線が伸縮すると前記のようにコイルばねが伸縮するので、コイルばねの張力(ばね力)は変化するが、架空線が伸縮すると張力変換プーリが回動し、コイルばねに連結されている第2のワイヤが巻回されている位置が、径の順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝に案内されて変わるので、巻回されている第2のワイヤの位置のプーリ径が変化し、第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤからは略均一化して出力され、架空線に付与される張力は、略均一化される。即ち、コイルばねの張力が小さくなる方向に変化した時は、第2のワイヤは、張力変換プーリの回動で第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝のプーリ径の大きい方に移動し、コイルばねの張力が大きくなる方向に変化した時は、第2のワイヤは、張力変換プーリの回動で第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝のプーリ径の小さい方に移動する。それによってコイルばねのばね力(張力)が変化しても第1のワイヤを介し架空線に付与される張力は、略一定となる。
要するに、第2のワイヤを牽引しているコイルばねの弾発力が、架空線の伸縮に応じて第1のワイヤを第1のワイヤガイド溝に巻き込んだり巻き戻したりさせることで、前記架空線の伸縮を吸収し、この架空線のテンションを一定に保つことができると共に、この時に第2のワイヤがガイドされる第2のワイヤガイド溝のプーリ径が変化するために、コイルばねの張力が変化しても架空線には略一定の張力として付与することができる。
また、本発明にかかる架空線用テンションバランサの張力変換プーリは、第1プーリ部と第2プーリ部とが着脱可能に形成され、一方が他方に対し取り換え可能となっていることを特徴とする。
この構成により、第1プーリ部および/または第2プーリ部を、他の径の異なるものと取り換えることが可能となり、コイルばねのばね力(張力)が同じものであっても、架空線に付与する張力を変えることが可能となる。従って、コイルばねを変えることなく架空線の種類に応じた対応が可能となる。
また、本発明にかかる架空線用のテンションバランサは、前記張力変換プーリの外周に伸縮表示目盛を施したリング状の目盛板が設けられ、前記張力変換プーリを収納する枠部材上であって、前記伸縮表示目盛に対向する位置にマーキングが施されていることを特徴とする。
この構成により、マーキングが指示する張力表示目盛からプーリの回転に伴うワイヤの移動量を、つまり架空線の伸縮量をプーリの外周側で簡単に確認することができる。
また、本発明にかかる架空線用のテンションバランサは、前記第1のワイヤには伸縮表示目盛を施した伸縮表示目盛部材が取り付けられ、前記張力変換プーリを収納する前記枠部材上であって、前記伸縮表示目盛に対向する位置にはマーキングが施されていることを特徴とする。
この構成により、マーキングが指示する張力表示目盛から、架空線の伸縮に伴う第1のワイヤの移動量を、枠部材の上部や下部において簡単に確認することができる。
本発明の架空線用テンションバランサによれば、次のような効果を奏する。
(1)張力変換プーリとコイルばねの単純な組み合わせによって、架空線の伸縮を吸収しながらこの架空線のテンションを一定に保つことができ、これを適時のメンテナンスのみで実現可能にする。
(2)コイルばねを使用し、架空線の伸縮に対応してコイルばねの張力(ばね力)が変化しても、架空線には略一定の張力として付与することができる。
(3)架空線に張力を付与するコイルばねのばね力(張力)が同じものであっても、張力変換プーリの第1プーリ部又は第2プーリ部を他の径の異なるものと取り換えて、架空線に付与する張力を変えることができる。従って、コイルばねを変えることなく架空線の種類に応じ対応が可能となる。
(4)架空線の伸縮量が容易に確認できる。
(5)また、耐久性が優れ、外的要因による張力アンバランスの発生を回避できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態による架空線用テンションバランサは、基本的に、径が一定の螺旋状の第1のワイヤガイド溝を備える第1プーリ部および径が変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝を備える第2プーリ部が並列し、互いのガイド溝が螺旋方向を逆にして形成されている張力変換プーリを有する。また、前記第1のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第1のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が架空線側に連結される第1のワイヤと、前記第2のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第2のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が軸方向移動部材に取り付けられた第2のワイヤとを備える。そして、前記軸方向移動部材をコイルばねにより前記第2のワイヤの前記一端側とは反対方向に付勢し、前記架空線の伸縮量を、前記張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収させるという構成である。
これにより第2のワイヤを牽引しているコイルばねの弾発力が、架空線の伸縮に応じて第1のワイヤを第1のワイヤガイド溝に巻き込んだり巻き戻したりさせることで、前記架空線の伸縮を吸収し、この架空線のテンションを一定に保つことができると共に、この時に第2のワイヤがガイドされる第2のワイヤガイド溝のプーリ径が変化するために、コイルばねの張力が変化しても架空線には略一定の張力として付与することができる。
図1は、本実施の形態による架空線用テンションバランサを示す斜視図、図2は、本実施の形態による架空線用テンションバランサを示す縦断正面図、図3は、本実施の形態による架空線用テンションバランサを示す分解斜視図、図4は、図1における張力変換プーリを一部破断して示す正面図(a)(b)である。
この実施の形態による架空線用テンションバランサは、コ字状の枠部材1内に取り付けられた張力変換プーリ2と、筒状部材3内に設置されたコイルばね4とを主要な構成部としている。これらのうち、張力変換プーリ2は、図4に示すように、枠部材1内に水平に架設された軸5を中心に回転自在に取り付けられている。
また、前記張力変換プーリ2は、図4(b)に示すように外周に径が等しい第1のワイヤガイド溝6を備える第1プーリ部2aおよび径が変化する第2のワイヤガイド溝7を備える第2プーリ部2bが、並列して設けられ、互いのガイド溝6、7は渦巻き方向(巻回方向)が互いに逆になるように形成されている。第1のワイヤガイド溝6の一部、図では張力変換プーリ2の右端部に近い部分には、その第1のワイヤガイド溝6に沿って巻き付けられるワイヤ10の一端を係止する係止穴8が設けられている。
また、第2のワイヤガイド溝7の一部には、これに沿って巻きつけるワイヤ11の一端を係止する係止穴9が設けられている。なお、前記ワイヤ10、11の一端には、止め具12、13がカシメ固定されており、各止め具12、13が前記係止穴8、9にそれぞれ嵌合し、かつ抜け止めされている。
前記張力変換プーリ2の近傍には、枠部材1に水平に架設された軸14を中心に自由回転するガイドプーリ15が取り付けられている。このガイドプーリ15は、第2のワイヤ11の振れ止め機能とばね挙動の安定化を図るガイド機能を持つ。
一方、コイルばね4は、筒状部材3内に軸方向移動自在に収納され、負荷時の回転を抑制するために、巻き方向(旋回方向)が交互に逆になる2つのコイルばね4a、4bを可動ばね受け部材16を介して配置した構成とされている。
可動ばね受け部材16は全体として筒状をなし、外周には、コイルばね4a、4bの端部をそれぞれ支承する段付きばね座16a、16bが設けられている。ここで、段付きばね座16a、16bは、各ばね4a、4bが筒状部材3の内周に干渉することがない深さとすることが必要である。これにより、前記干渉が生じた場合におけるばね特性のヒステリシスの発生を低減することができ、また、ばねの挙動が安定化する。
前記筒状部材3の左端部内周には、図3に示すような円板状のキャップ17が嵌め込まれ、筒状部材3に形成された4個の孔18に、略コ字状をなす止め具19の2本の止め片19aが、図1および図2に示すように、挿通されている。これにより、キャップ17の筒状部材3外への抜け止めがなされている。また、各止め片19aの先端部にはピン20が通されて、止め片19aの各孔18からの抜け止めが図られている。ピン20端には更に割りピンが挿し込まれている。
キャップ17の中心部には、内側から外側にコ字状の外部取り付け部材が抜け止め状態にて挿入されている。この外部取り付け部材21は、図示しない支柱側の固定具に連結される。筒状部材3の右端部内周には、リング板22が嵌め込まれており、このリング板22に第2のコイルばね4bの他端部(右端部)が支持されている。
前記キャップ17と第1のスプリング4aとの間には、この第1のスプリング4aの他端部(左端部)を支持する円板23が、筒状部材3内周に対し軸方向摺動自在に設けられている。円板23の中央部には、この円板23の左側面から第2のワイヤ11側に突出するように、略コ字状のワイヤ止め部材24が挿し込まれている。なお、前記リング板22および円板23の外周部を、可動ばね受け部材16に設けられたものと同様の段付きのばね座を設けることは任意である。
このワイヤ止め部材24の突出端には、前記第2のワイヤ11の他端(右端)を保持するワイヤ保持ピン25が取り付けられている。このワイヤ保持ピン25は、図3に示すように、ネジ部材25aの先端にナット25bを嵌合する形式とされている。
前記第1のワイヤ10は、前述のように、一端の止め具12が張力変換プーリ2の係止穴8内に係止され、他端部はリング孔Hを作るように曲げられて、図1に示すように、カラー26によりカシメられる。なお、図示しないが、このリング孔Hには,架空線に絶縁碍子を介して接続されたワイヤ端が結着される。
第2のワイヤ11は、第1のワイヤ10と同様の構成であり、一端の止め具13が係止穴9内に係止され、図2に示すように、他端部はリング孔Hを作るように曲げて、カラー26によりカシメられている。なお、図示しないが、このリング孔Hは、前記円板23側のワイヤ保持ピン25に対し挿し込むようにして係止されている。
これにより、第1のワイヤ10、プーリ2、第2のワイヤ11、リング孔Hおよびワイヤ保持ピン25を順次介して入力される架空線の伸縮を、コイルばね4の弾発力により吸収させることができる。
なお、前記プーリ2およびガイドプーリ15を支持する軸5、14の両端は、それぞれ枠部材1の側部に設けられた貫通孔28に、水平状態にて貫通支持されている。各軸5、14の貫通端にEリング27が嵌め込まれて、枠部材1から脱抜不可能になっている。
また、前記プーリ2の右端面には図3に示すようにプリセット用ボルト孔29が穿設されされている。このプリセット用ボルト孔29に、枠部材1の側面に形成されたねじ孔30を通してねじ込まれたプリセット用ボルト31の先端を係合可能にしている。
これにより張力変換プーリ2に第2のワイヤを介して伝達されるコイルばね4の張力を所定の状態としてセットすることができる。即ち、所定の張力を付与した状態でプリセット用ボルト31で張力変換プーリ2の回転を阻止してセットし、取付けた後にこのプリセット用ボルト31を取り外すことで、コイルばねの所定の張力を付与した状態で取付けることが容易に可能となる。
前記プーリ2の右端部外周には、図5に示すように、架空線の伸縮量表示目盛32を表示したリング状の目盛板33がネジ34を用いて取り付けられる。そして、枠部材1の下部であって、前記目盛板33に対向する位置に、透視窓35とマーキング36を持つマーキング部材37が取り付けられている。この透視窓35を通してマーキング36に一致する前記目盛板33上の目盛を読み取ることで、架空線の伸縮量を容易に確認することができる。
なお、架空線の伸縮量を読み取る他の構成例として、例えば図6に示すものが考えられる。これは、枠部材1の開口端に、前記第1のワイヤ10のガイド孔38を持つ支持板39を取り付け、この支持板39の外側に位置する第1のワイヤ10上に、2つのプリセットピース40、40によってL字状のスライド式目盛板41を挟むように固定したものからなる。なお、ガイド孔38は、支持板39およびこれにネジ固定された補助指示板39A上の各一の切欠き38a、38bを合わせて形成される。
スライド式目盛板41のうち、水平片41aには上面または下面に架空線の伸縮量表示目盛42が施されている。また、枠部材1の下部には、図7に示す板状のガイド部材43が取り付けられており、このガイド部材43に前記水平片41aを摺動自在にガイドするガイド孔44が設けられている。
そして、ガイド部材43の一方の端縁付近に、水平片41a上の目盛42を指示するためのマーキング45が施されている。
このような構成の架空線用のテンションバランサは、架空線と支柱との間に介在されるように設置される。すなわち、第1のワイヤ10端のリング孔Hには、図示しないワイヤや碍子などを介して架空線に連結され、一方、筒状部材3端の外部取り付け部材21が図示しない支柱(架空線柱)に取り付けられた取り付け具やワイヤに連結される。
ここで、温度変化により架空線が伸縮した場合には、この伸縮を吸収するようにコイルばね4が伸縮して、架空線の張力を一定に保つように機能する。例えば、冬季において、架空線が収縮した場合には、この収縮によって第1のワイヤ10の一端を固定している張力変換プーリ2が、図1において軸5を中心に時計方向に極めてゆっくり回転する。
この回転によって、一端が同じく張力変換プーリ2に固定されている第2のワイヤ11は、この第2のワイヤガイド溝7に巻き込まれ、その他端がワイヤ止め部材24およびワイヤ支持ピン25を介して円板23を、図2において、右方へ引き込む。これにより、コイルばね4a、4bは圧縮されて前記架空線の縮み量を吸収し、架空線の張力を所定値に維持することができる。一方、夏季に架空線が伸長する場合には、前記とは逆の動作となる。
この場合において、第2のワイヤガイド溝7は径が変化する螺旋溝である。従って、架空線の伸縮で張力変換プーリ2が正逆に回動すると、コイルばね4に連結している第2のワイヤ11が巻回されている位置が、径の順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝7に案内されて変わるので、巻回されている第2のワイヤ11の位置のプーリ径が大小に変わることにより、第1のワイヤガイド溝6に巻回されている第1のワイヤ10からは略均一化して出力され、架空線にはコイルばね4の張力が変化しても常に均一化して付与することができる。このように、このワイヤガイド溝7は、架空線の張力変化率を最小限に抑えるように機能し、プーリ径比にもよるが、例えば理論値で3%以下に抑えることができる。なお、本張力変換プーリの構造上、張力変換プーリ2の回転角0度、180度。360度において張力を一定にすることができる。なお、回転角が90度、270度では、プーリ径の位相差を伴うため、張力は多少上昇するように変化する。
なお、コイルばね4と張力変換プーリ2との連鎖は、第2のワイヤ11を基本とするが、張力変換プーリ2にギヤーを具備させて、これにチェーンを張架する形式とすることも任意である。また、前記では、第2のワイヤガイド溝7を螺旋形としたが、実用上は、同一径としても架空線の張力制御が実質上可能である。
以上のように、本実施の形態にあっては、渦巻き方向が互いに逆で、径が一定の第1のワイヤガイド溝6および径が変化する第2のワイヤガイド溝7が外周に形成された張力変換プーリ2と、第1のワイヤガイド溝6に沿って巻回され、一端が第1のワイヤガイド溝6の一部に固定され、他端が架空線側に連結される第1のワイヤ10と、第2のワイヤガイド溝7に沿って巻回され、一端が第2のワイヤガイド溝7の一部に固定され、他端が軸方向移動部材23に取り付けられた第2のワイヤ11と、前記軸方向移動部材23を第2のワイヤ11の前記一端側とは反対方向に付勢するコイルばね4と、を備え、前記架空線の伸縮量を、前記張力変換プーリ2の回転に伴うコイルばね4の伸縮動作によって吸収させるようにしたことで、第2のワイヤ11を牽引しているコイルばね4の弾発力が、架空線の伸縮に応じて第1のワイヤ10を第1のワイヤガイド溝6に巻き込んだり巻き戻したりさせることで、前記架空線の伸縮を吸収し、この架空線の張力を略一定に保つことができる。
この時、架空線の伸縮による張力変換プーリ2の回動で、第2のワイヤ11が巻回されている位置が移動し、その位置により第2のワイヤガイド溝7のプーリ径が変化するため、コイルばね4の張力が変化しても、架空線には略一定の張力として付与することができる。
図8は、張力変換プーリの他の実施の形態を示す断面図で、(a)が嵌合して一体化した状態を示し、(b)が分離した状態を示す。
この実施の形態は、張力変換プーリ2を構成する第1プーリ部2aと第2プーリ部2bとが着脱可能に形成されているものである。本例では、第1プーリ部2aの第2プーリ部2bとの接面に、断面非円形の凸部47を突設し、第2プーリ部2bの第1プーリ部2aとの接面に、前記凸部47に対応する非円形の穴46を設け、凸部47を穴46に嵌入することによって着脱可能とした構成を示している。他は前記実施の構成と同様であるので、同一構成要素には同一符号を付して他の詳細な説明は省略する。
図9は、図8の変形例を示す斜視図である。本例は、凸部47が複数あり、穴46もこれに対応して複数が存在する場合である。本例では凸部47および穴46が複数存在するため、断面形状は円形でもよい。他は前記実施の形態と同様である。
この第1プーリ部2aと第2プーリ部2bとを着脱可能とする構成は、前記実施の形態に制限されるものではなく、他の従来公知の手段も採用できることはいうまでもない。
なお、図8および図9において符号48は、軸5への挿入孔であり、張力変換プーリ2は、軸5に対し回転自在に取付けてもよいし、軸5には固定して取付け、軸5を回転自在としてもよい。この軸5の軸受部やプーリ2の回転部には、ベアリングを設けたり、摩擦を低減する皮膜を形成したりするのが、円滑な回転が可能となり摩耗を防止できるので好ましい。
このように張力変換プーリ2の第1プーリ部2aと第2プーリ部2bとを着脱可能とすると、前記作用、効果の他に例えば、第1プーリ部2aを径の異なるもとの取り換えることで、コイルばね4のばね力(張力)が同じものでも、張力変換プーリ2から出力する張力を変えることが可能となる。例えば、第2プーリ部2bは同じで第1プーリ部2aを径の異なるものと取り換えることで、第1プーリ部2aからの張力の出力は変化できる。第1プーリ部2aの径が大きくなれば、第1プーリ部2aからの張力の出力は大きくなり(標準張力は小さくなり)、第1プーリ部2aの径が小さくなれば、第1プーリ部2aからの張力の出力は小さくなる(標準張力は大きくなる)。従って、架空線によって標準張力が異なっても、標準張力毎にコイルばねを変えることなく、第1プーリ部2aを取り換えることによって対応できる。
本発明の架空線用テンションバランサは、架空線の伸縮を吸収しながらこの架空線のテンションを一定に保つことができ、これを適時のメンテナンスのみで実現可能にするという効果を有し、空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサ等に有用である。
本発明の実施の形態による架空線用テンションバランサを示す斜視図である。 本発明の実施の形態による架空線用テンションバランサを示す斜視図である。 本発明の実施の形態による架空線用テンションバランサを示す正面断面図である。 図1における張力変換プーリを一部破断して示す正面図(a)および(a)より第1のワイヤ及び第2のワイヤを取り外した状態の張力変換プーリの正面図(b)である。 本実施の形態における架空線の伸縮量を表示する伸縮量表示部の分解斜視図である。 本実施の形態における架空線の伸縮量を表示する他の伸縮量表示部の分解斜視図である。 図6における伸縮量表示部の要部を示す斜視図である。 張力変換プーリの他の実施の形態を示す断面図で、(a)が嵌合して一体化した状態を示し、(b)が分離した状態を示す。 図8の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 枠部材
2 張力変換プーリ
2a 第1プーリ部
2b 第2プーリ部
3 筒状部材
4 コイルばね
5 軸
6 第1のワイヤガイド溝
7 第2のワイヤガイド溝
8、9 係止穴
10 第1のワイヤ
11 第2のワイヤ
12、13 止め具
14 軸
15 ガイドプーリ
16 可動ばね受け部材
21 外部取り付け部材
23 円板
24 ワイヤ止め部材
25 ワイヤ支持ピン
26 カラー
31 プリセットボルト
32 伸縮量表示目盛
33 目盛板
35 透視窓
36 マーキング
37 マーキング部材
38 ガイド孔
39 支持板
40 プリセットピース
41 目盛板
42 伸縮量表示目盛
46
47 凸部

Claims (5)

  1. コイルばねの張力を、径が順次変化する螺旋状のガイド溝を備える張力変換プーリを介して架空線に付与し、架空線の張力を一定に保持する架空線用テンションバランサであって、
    一端がコイルばねに連結されて張力変換プーリのガイド溝に巻回されたワイヤにより、コイルばねの張力が張力変換プーリに回転力として伝達され、この張力変換プーリに伝達された回転力を張力に変換して架空線に付与すると共に、架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆に回動し、架空線の伸縮量を前記張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収する構成を備え、
    この架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆回動することで巻回されているワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状のガイド溝に案内されて変わることにより巻回されているワイヤの位置のプーリ径が変化し、コイルばねの張力が変化しても張力変換プーリにおいて略均一化されて出力され架空線に付与されることを特徴とする架空線用テンションバランサ。
  2. 空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサであって、
    架空線に張力を付与するコイルばねと、
    径が一定の螺旋状の第1のワイヤガイド溝を備える第1プーリ部および径が順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝を備える第2プーリ部が並列し、互いのガイド溝が螺旋方向を逆にして形成された張力変換プーリと、
    前記第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第1のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が架空線側に連結される第1のワイヤと、
    前記第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第2のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が前記コイルばねに連結されて張力が付与される第2のワイヤと、を備え、
    前記架空線の伸縮量を、前記張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収させると共に、架空線の伸縮に伴うコイルばねの張力の変化を、架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆回動することで巻回されている第2のワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝に案内されて変わることにより、巻回されている第2のワイヤの位置のプーリ径が変化し第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤに略均一化して出力し架空線に付与することを特徴とする請求項1記載の架空線用テンションバランサ。
  3. 前記張力変換プーリの第1プーリ部と第2プーリ部は、着脱可能に形成され、一方が他方に対し取り換え可能となっていることを特徴とする請求項2記載の架空線用テンションバランサ。
  4. 前記張力変換プーリの外周には伸縮表示目盛を施したリング状の目盛板が設けられ、前記張力変換プーリを収納する枠部材上であって、前記伸縮表示目盛に対向する位置にマーキングが施されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の架空線用テンションバランサ。
  5. 前記第1のワイヤには伸縮表示目盛を施した伸縮表示目盛部材が取り付けられ、前記張力変換プーリを収納する前記枠部材上であって、前記伸縮表示目盛に対向する位置にはマーキングが施されていることを特徴とする請求項2または3に記載の架空線用テンションバランサ。
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