JP5861172B2 - 架空線用テンションバランサ - Google Patents

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Description

本発明は、空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テ
ンションバランサに関する。
架空線、特に電車線(吊架空線・補助吊架空線・トロリ線)にあっては、温度変化による伸縮やクリープ、トロリ線の摩耗による弾性伸び、さらに経年変化による支持物の傾斜などにより、弛度張力が影響を受ける。このため、電車線の張力を一定に保持する必要があり、その張力調整を自動的に行って、メンテナンスフリー化することが要請されている。
このため、従来から、滑車式、ばね式、ガス式、油圧式などの各種方式による架空線用テンションバランサが提案されている。これらのうち、滑車式は、架空線に繋がった絶縁碍子を介してワイヤが滑車(プーリ)に案内され、このワイヤ端に鉄板製の錘が何枚も重ねて吊り下げられている。この錘の重量によって、架空線が弛まないように該架空線に一定の張力を付与することができる。
前記ばね式は、テレスコピック状に設けられた複数の筒状部材において、それぞれ内側にある筒状部材を圧縮コイルばねによって収縮方向に付勢するように構成したものである。この圧縮コイルばねの伸縮によって架空線が弛まないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ガス式は、ピストンによってシリンダ内に隔成したガス室に圧縮性のガスを封入し、ピストンロッドのシリンダ内への出入に応じてガス圧を加圧又は負圧に導いて、ピストンロッド端に連結した前記架空線が弛まないようにしている。また、油圧式は、ピストンによってシリンダ内に膈成された2つの油室に作動油を封入し、架空線の伸縮に伴うピストンロッドの出入動作に応じて、前記作動油をバルブを通して一方の油室から他方の油室へ供給することにより、ピストンロッド端に連結された架空線が弛まないようにしている。
ところが、前記滑車式の架空線用のテンションバランサにあっては、回転軸部のベアリングの損傷、粉塵発生による挙動不具合が発生し、また、ワイヤの断線予兆発見のための定期的なメンテナンスが不可欠である。さらに、外的要因(降雪、積雪、着氷)による影響、例えば張力のバランスが損なわれ、急勾配区間では架空線の流れを伴うなどの問題点があった。
これに対し、本発明者は、張力変換プーリとコイルばねとの単純な組み合わせによって、架空線の伸縮を吸収しながらこの架空線のテンションを一定に保つことができ、これを適時のメンテナンスのみで実現可能にし、さらに耐久性が優れ、外的要因による張力アンバランスの発生を回避できる架空線用のテンションバランサを提案している(特許文献2参照)。
この提案済の架空線用のテンションバランサは、空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサであって、架空線に張力を付与するコイルばねと、一定径の螺旋状の第1のワイヤガイド溝を備える第1プーリ部および径が変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝を備える第2プーリ部が並列し、互いのワイヤガイド溝が螺旋方向を逆にして形成された張力変換プーリと、前記第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第1のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が架空線側に連結される第1のワイヤと、前記第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に沿って巻回され、一端が該第2のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が前記コイルばねに連結されて張力が付与される第2のワイヤと、を備え、前記架空線の伸縮量を、前記張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収させると共に、架空線の伸縮に伴うコイルばねの張力の変化を、架空線の伸縮で張力変換プーリが正逆回動することで巻回されている第2のワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝で案内されて変わることにより、巻回されている第2のワイヤの位置のプーリ径が変化し第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤに略均一化して出力し架空線に付与するという構成である。
このような架空線用テンションバランサにあっては、コイルばねにて張力が付与されている第2のワイヤは、第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に巻回されているので、コイルばねの張力は、張力変換プーリに、これを回転させる回転力として伝達され、一方、一端が架空線に連結されている第1のワイヤは、第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に巻回され、第1のワイヤガイド溝と第2のワイヤガイド溝は、螺旋方向(巻回方向)が互いに逆に形成されているので、コイルばねの張力が第2のワイヤを介し張力変換プーリに伝達された前記回転力は、この張力変換プーリから第1のワイヤを介し架空線には張力として伝達される。従って、架空線は、コイルばねの張力により常に一定の張力で保持されることになり、かつ、コイルばねの張力が張力変換プーリに回転力として作用しているので、架空線が伸縮するとそれに対応し張力変換プーリが正逆に回動し、第1のワイヤを巻き込んだり、巻き出したりすると共に、架空線が伸縮するとそれに対応して張力変換プーリが正逆に回動し、この回動で第2のワイヤを介しコイルばねが伸縮し架空線の伸縮量を吸収する。また、架空線が伸縮すると前記のようにコイルばねが伸縮するので、コイルばねの張力(ばね力)は変化するが、架空線が伸縮すると張力変換プーリが回動し、コイルばねに連結されている第2のワイヤが巻回されている位置が、径の順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝に案内されて変わるので、巻回されている第2のワイヤ位置のプーリ径が変化し、第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤからは略均一化して出力され、架空線に付与される張力は、略均一化される。即ち、コイルばねの張力が小さくなる方向に変化した時は、第2のワイヤは、張力変換プーリの回動で第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝のプーリ径の大きい方に移動し、コイルばねの張力が大きくなる方向に変化した時は、第2のワイヤは、張力変換プーリの回動で第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝のプーリ径の小さい方に移動する。それによってコイルばねのばね力(張力)が変化しても第1のワイヤを介し架空線に付与される張力は、略一定にできる。
実公昭39−19536号公報 特許第4462634号公報
しかしながら、かかる従来の架空線用テンションバランサの張力変換プーリは、第1プーリ部と第2プーリ部が並列して設けられた構成で、第1プーリ部および第2プーリ部は、ある程度の幅(長さ)を有するため、全体としても長さ(幅)が生じ、しかも第1プーリ部から引き出させる第1のワイヤは、第1プーリ部の一端側から引き出され、架空線に連結されるため、第1ワイヤが第1プーリ部を牽引するポイントは、第1プーリ部と第2プーリ部を並列した張力変換プーリに対し偏心した位置となり、この牽引ポイントの偏心により張力変換プーリに捩れ現象が生ずる。この捩れ現象は、テンションバランサの作動に悪影響を与える課題がある。
また、かかる従来のテンションバランサの架空線に張力を付与するコイルばねは、円筒部材に収納され、コイルばねを受け止め、コイルばねの伸縮に対応して移動するばね座も円形であり、このばねの伸縮に対応した張力は、ばねの伸縮により移動するばね座よりワイヤおよび張力変換プーリを介し架空線に伝達される。従って、コイルばねも円筒状、このコイルばねの収納部材も円筒部材およびばね座も円形であるため、コイルばねおよびばね座は、円筒部材内において捩れ(回動)を許容する形態となる。従って、ワイヤに捩れ現象が生じたり、円筒部材に捻れ(回動)が生ずると、円筒部材に対しコイルばね、ばね座、ワイヤおよび張力変換プーリの位置関係が正常な位置からずれる可能性があり、機能に悪影響を及ぼす課題がある。
本発明は、このような点に鑑み前記課題を解決せんと提案されたものであり、牽引ポイントの偏心による張力変換プーリの捩れ現象が生じないテンションバランサの提供、およびコイルばね、該コイルばねの収納部材、ばね座およびワイヤ、等で構成するばね構造の、ワイヤの捩れ現象および収納部材の捻れ(回動)が機能に影響を与えないテンションバランサの提供を目的とする。
本発明にかかる架空線用テンションバランサは、架空線に張力を付与するコイルばねと、
一定径の螺旋状の第1のワイヤガイド溝を備える第1プーリ部および径が順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝を備える第2プーリ部が並列され、前記第1のワイヤガイド溝および第2のワイヤガイド溝が螺旋方向を逆にして形成された第1の張力変換プーリと、該第1の張力変換プーリと同様の第1プーリ部および第2プーリ部が並列され、該第2プーリ部が第1の張力変換プーリの第2プーリ部と隣り合わせで同軸に並列される第2の張力変換プーリと、
前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に沿って巻回され、各一端が該第1のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が架空線側に連結される各一の第1のワイヤと、
前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に沿って巻回され、各一端が該第2のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が前記コイルばねに連結されて張力が付与される各一の第2のワイヤと、を備え、
前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第1プーリ部および第2プーリ部は、一本の水平軸に回転不可能に挿通され、かつ二つの前記第1プーリ部が二つの前記第2プーリ部を介在するように配置され、
前記各一の第1のワイヤの端部が架空線に連結され、前記架空線の伸縮量を、前記第1の張力変換プーリおよび前記第2の張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収させると共に、前記架空線の伸縮に伴うコイルばねの張力の変化を、架空線の伸縮で前記各張力変換プーリが正逆回動することで巻回されている各一の第2のワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状の各一の第2のワイヤガイド溝に案内されて変わることにより、巻回されている該第2のワイヤの位置のプーリ径が変化し第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤに略均一化した張力として出力し架空線に付与する架空線用テンションバランサにおいて、
前記架空線に張力を付与するコイルばねを収納して、支柱などの固定部材に回転不可能に支持される角筒部材と、
前記第2プーリ部の回転による第2のワイヤの移動量に応じて前記コイルばねを伸縮させる方向に前記角筒部材の内側面に対し微小間隙をおいて移動可能に設けられた略矩形のばね座と、
該ばね座に固設された軸受部材に回転自在に軸支され、前記一方の第2プーリ部から引き出された第2ワイヤが懸回され他方の第2プーリ部に至る滑車と、を備えることを特徴とする。
この構成により、第1の張力変換プーリと第2の張力変換プーリは並列し、第1の張力変換プーリの第1のワイヤの牽引ポイントと第2の張力変換プーリの第1のワイヤの牽引ポイントは、張力変換プーリ全体の中心から略対称位置となるので均衡し、捩れを抑制する。即ち、第1の張力変換プーリの牽引ポイントおよび第2の張力変換プーリの牽引ポイントは、個々では偏心しているが、この第1および第2の張力変換プーリを並列し、両者の牽引ポイントを中心から対称位置とすることにより均衡する。このため第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリで構成する張力変換プーリ部分に捻れが生ずることがなく、コイルばねおよび第2プーリ部、第2のワイヤによる架空線の張力均一化制御を第1ワイヤを介し安定して行うことが出来る。また、架空線の張力変化に応じて第2プーリ部が第2のワイヤを介してコイルばねを伸縮させる際に第2プーリ部における第2のワイヤの牽引ポイントの移動(偏心)により第2のワイヤに捩れが生じても、また、角筒部材に捻れ(回動も含む)が生じても、前記ばね座が略矩形をなし角筒部材内での回転が規制されているため、前記捩れは規制され正常な動作を保証する。しかも、コイルばねのばね力は、滑車を介し第2のワイヤに伝達されるが、第2のワイヤは滑車に懸回して折り返されているので、この部分での第2のワイヤの損傷が防止され、耐久性が向上する。
また、本発明にかかる架空線用テンションバランサは、前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第1プーリ部と第2プーリ部が、前記水平軸に対して着脱可能に形成されていることを特徴とする。
この構成により、第1プーリ部を径の異なるものと取り換えることで、コイルばねのばね力(張力)が同じものでも、張力変換プーリから出力する張力を容易に変えることが可能となる。例えば、第2プーリ部は同じで第1プーリ部を径の異なるものと取り換えることで、第1プーリ部からの張力の出力が変化する。第1プーリ部の径が大きくなれば、第1プーリ部からの張力の出力は小さくなり、第1プーリ部の径が小さくなれば、第1プーリ部からの張力の出力は大きくなる。従って、架空線によって標準張力が異なっても、標準張力毎にコイルばねを変えることなく、第1プーリ部を取り換えることによって対応できる。
本発明の架空専用テンションバランサによれば、次のような効果を奏する。
(1)第1のワイヤの牽引ポイントの偏心による張力変換プーリの捻れ現象を防止できる。即ち、第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリで構成する張力変換プーリ部分に捻れ現象が軽減する。従って、コイルばねおよび第2プーリ部、第2のワイヤによる架空線の張力均一化制御を、第1のワイヤを介し安定して行うことが出来る。
(2)コイルばねは角筒部材内に収納され、また、この角筒部材内に設けられ、第2プーリ部から引き出された第2のワイヤが連結され、第2プーリ部の回転による第2のワイヤの移動量に応じて前記コイルばねを伸縮させる方向に移動可能なばね座も略矩形であるので、コイルばねおよび第2のワイヤに捻れが生じても、また、角筒部材に捻れ(回動も含む)が生じても、角筒部材内での回転が規制され、正常な動作を保証する。
(3)第1プーリ部を径の異なるものと取り換えることで、コイルばねのばね力(張力)が同じものでも、張力変換プーリから出力する張力を容易に調整することが可能となる。従って、例えば、架空線によって標準張力が異なっても、標準張力毎にコイルばねを変えることなく、第1プーリ部を取り換えることによって対応できる。
(4)コイルばねのばね力は、滑車を介し第2のワイヤに伝達されるが、第2ワイヤは滑車に懸回して折り返されているので、この部分での第2のワイヤの損傷が防止され、耐久性が向上する。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態による架空線用テンションバランサを示す断面図である。 図1に示す架空線用テンションバランサの正面図である。 図2に示した架空線用テンションバランサを一部破断して示す斜視図である。 図2に示した架空線用テンションバランサの要部の分解斜視図である。 図1に示す張力変換プーリ付近の分解斜視図である。 ばね座の拡大斜視図である。 図1に示した架空線用テンションバランサの設置例を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態を示す架空線用テンションバランサの断面図である。 図8に示すばね座付近の斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態にかかる架空線用テンションバランサを、図1〜図7を参照して説明する。本発明の実施形態による架空線用テンションバランサは、架空線19に張力を付与するコイルばね4と、一定径の螺旋状の第1のワイヤガイド溝11を備える第1プーリ部2aおよび径が順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝12を備える第2プーリ部2bが並列され、前記第1のワイヤガイド溝11および第2のワイヤガイド溝12が螺旋方向を逆にして形成された第1の張力変換プーリ2Aおよび第2の張力変換プーリ2Bと、それぞれの第1プーリ部2aの第1のワイヤガイド溝11に沿って巻回され、各一端が該第1のワイヤガイド溝11の一部に固定され、他端が架空線19側に連結される各一の第1のワイヤ13と、それぞれの第2プーリ部2bの第2のワイヤガイド溝12に沿って巻回され、各一端が該第2のワイヤガイド溝12の一部に固定され、他端が前記コイルばね4に連結されて張力が付与される各一の第2のワイヤ15と、を備え、それぞれの第1プーリ部2aおよび第2のプーリ部2bは、一本の水平軸5に回転不可能に挿通され、前記各一の第1のワイヤ13の端部が架空線19に連結され、前記架空線19の伸縮量を、前記第1の張力変換プーリ2Aおよび前記第2の張力変換プーリ2Bの回転に伴う前記コイルばね4の伸縮動作によって吸収させると共に、前記架空線19の伸縮に伴うコイルばね4の張力の変化を、架空線19の伸縮で前記各張力変換プーリ2A、2Bが正逆回動することで巻回されている各一の第2のワイヤ15の位置が、径の順次変化する螺旋状の各一の第2のワイヤガイド溝12に案内されて変わることにより、巻回されている該第2のワイヤ15の位置のプーリ径が変化し第1のワイヤガイド溝11に巻回されている第1のワイヤ13に略均一化した張力として架空線19に付与するという構成である。
これにより、第2のワイヤ15を牽引しているコイルばね4の弾発力が、前記架空線19の伸縮に応じて第1のワイヤ13を第1のワイヤガイド溝11に巻き込んだり巻き戻したりすることで、前記架空線19の伸縮を吸収し、この架空線19のテンションを一定に保つことができると共に、この時に第2のワイヤ15がガイドされる第2のワイヤガイド溝12のプーリ径が変化するために、第1の張力変換プーリ2Aと第2の張力変換プーリ2Bは並列し、第1の張力変換プーリ2Aの第1のワイヤ13の牽引ポイントと第2の張力変換プーリ2Bの第1のワイヤ13の牽引ポイントは、張力変換プーリ2A、2Bの全体の中心から略対称位置となるので、均衡して牽引され張力変換プーリ部の捻れは抑制される。従って、コイルばね4および第2プーリ部2b、第2のワイヤ15による架空線19の張力均一化制御を、第1のワイヤ13を介し安定して実施することができる。
この実施形態による架空線用テンションバランサは、図1乃至図3に示すようなコ字状の枠部材1内に取り付けられた2組の張力変換プーリ2A、2Bと、横長の角筒部材3内に設置されたコイルばね4とを、主要な構成要素としている。これらのうち、張力変換プーリ2A、2Bはそれぞれ第1プーリ部2aおよび第2プーリ部2bからなり、各プーリ部2a、2bは枠部材1に水平支持された水平軸5に対し軸方向移動可能であるが、回転が規制されるように挿通されている。
具体的には、図5に示すように前記水平軸5は角棒状をなす。一方、第1プーリ部2aおよび第2プーリ部2bは中心部に角孔6、7を有し、水平軸5に挿通されている。また、前記角孔6、7と同一サイズの角孔8を持つリング9も水平軸5に挿通されるが、該角孔8を持つリング9は枠部材1に取り付けられた一対の軸受10に回転自在に支持されている。従って、軸受10に、角孔8を持つリング9を装着し,枠部材1内側には二つの第2プーリ部2bを介在させるように、また枠部材1の左右外側には各一の第1プーリ部2aを配置させるようにして、水平軸5を前記リング9の角孔8、第1プーリ部2aの角孔6および第2のプーリ部2bの角孔7に挿し通すことで、各プーリ部2a、2bは水平軸5に対し軸方向位置調整可能で、かつ回転不可能に支持される。従って、四個のプーリ部2a、2bは同時に同角回転(同芯軸回動)する。
また、前記水平軸5の両端にはねじ部5aが形成されており、このねじ部5aにナット20をねじ込むことで、その両端に取り付けられた第1プーリ部2aの水平軸5からの脱落が防止可能になっている。なお、そのねじ部5aの両端には小孔(図示しない)が設けられ、これらの小孔には前記ナット20の抜け止め用の割ピン5bが嵌め込まれている(図1、図3参照)。各張力変換プーリ2A、2Bの第1プーリ部2aは径が等しい第1のワイヤガイド溝11を外周に有し、第2プーリ部2bは径が変化する第2のワイヤガイド溝12を外周に有する(図5参照)。これらの各ワイヤガイド溝11、12の渦巻き方向は互いに逆になっている。第1の各ワイヤガイド溝11の一部には、この第1のワイヤガイド溝11に沿って巻きつけられるワイヤ13の一端を係止する係止孔14(図5参照)が設けられている。
第2のワイヤガイド溝12の一部には、これに沿って巻きつけるワイヤ15の一端を係止する係止孔16(図5参照)が設けられている。なお、ワイヤ13、15の前記一端には、止め具(図示しない)がカシメ固定されており、これらが前記係止孔14、16にそれぞれ抜け止め可能に嵌合されている。さらに、前記各一(二本)の第1のワイヤ13の他端部は、例えば図7に示すように、二本の第1のワイヤ13をヨークAに固定し、架空線19を絶縁碍子18を介しヨークBに固定して、ヨークA、Bを連結板にて回動自在となるように連結する。
一方、コイルばね4は角筒部材3内に軸方向移動自在に収納され、伸縮負荷時に生じる回転を抑制するために、図1および図3に示すように巻方向が逆になる二つのばね部材4a、4bを可動型のばね受け部材21を介して配置したものからなる。このばね受け部材21は全体として筒状体をなし、外周にはばね部材4a、4bの端部をそれぞれ支承する段付きばね座21a、21bが設けられている。これらの段付きばね座21a、21bに支承された各ばね部材4a、4bは、角筒部材3の内周に干渉しないサイズ、形状である。これによりその干渉にもとづくばね特性のヒステリシスを軽減することができ、コイルばね4の挙動を円滑化できる。
図1および図3に示すような角筒部材3左端の開口部3a内には、この開口部3aを塞ぐようなサイズの略矩形のプレート(塞板)22が嵌め込まれている。このプレート22は中央部の対称位置に二つの長孔23(図4参照)を有し、これらの長孔23にプレート22の内側からコ字状の取付金具24の両脚片24aが挿通されている。そして、この挿通によって、プレート22の外側に露出した両脚片24aに設けられた取付孔25(図4参照)に、ボルト26が挿通されている。このボルト26の挿通端には、図1にも示すように、ナット27がねじ込み可能になっており、このナット27はボルト26端に設けられた小孔(図示しない)に嵌め込まれた割ピン26aによって抜け止めされている。このボルト26の軸に一端(ループ状部など)を結着したワイヤ45(図3参照)の他端が図示しない電柱等の支柱に連結される。また、プレート22外側の下部には、一対の矩形小孔28を持つ長方形の立上り片29が形成されている。
角筒部材3における開口部3aの上下に対向する側壁3b、3cであって、前記矩形小孔28に対応する位置には、二個ずつの矩形小孔30、31(図4参照)が設けられている。そして、角筒部材3の上部の側壁3bに載置した凸状のプレート32に形成された小孔32aを通して、軸部が矩形断面を持つ長ボルト33を上部の側壁3bの矩形小孔30、プレート22の立上り片29の矩形小孔28および前記下部の側壁3cの矩形小孔31に挿し通して、これらの先端のねじ部にナット34をねじ込む。これによりプレート22が角筒部材3の開口端部から、容易に脱抜しないように固定される。
角筒部材3内には、略矩形板状のばね座35が軸方向移動自在に挿入されている。このばね座35は片面側、つまり前記プレート22設置側の面の四隅に、図4および図6に示すようなL字状のガイドチャンネル36が溶接などによって固定され、左右端縁には一対の同等深さの水平切欠37が設けられている。ばね座35の前記片面側には、U字状ホルダ38(図4、図6参照)が溶接により固定され、このU字状ホルダ38のU字溝38a端が、前記水平切欠37の対応位置に臨んでいる。なお、L字状の前記ガイドチャンネル36は両端部がばね座35の周縁の外へ僅か突出する形状をなし、これらの突出部分が前記角筒部材3内の内壁面に沿って、低摩擦抵抗にて移動(摺動)可能になっている。例えば、図6に示すようにガイドチャンネル36の角筒部材3の内周壁面との摺接面は、弧状としたり、移動方向(進退方向)に位置する端部を斜面36aとする、等の構成を挙げることができる。
また、第2プーリ部2bの第2のワイヤガイド溝12にガイドされ、かつ一端が前記係止孔16に係止された前記各一の第2ワイヤ15は、これらの他端が枠部材1の取り付け片1aに形成された横長孔39およびこの枠部材1をねじ40aおよびナット40bで固定している角筒部材端の端板41に形成された略横長孔42を通して、ばね部材4bの中心部、可動ばね受け部材21内、ばね部材4aの中心部およびばね座35の二つの水平切欠37をそれぞれ介して、このばね座35上のU字状ホルダ38のU字溝38aにガイドされる。このU字溝38a内では、前記ばね部材4a、4bの反発力を受けて、2本のワイヤ15、15端が連結状態で圧接される。
ここで、2本のワイヤ15は前述のように別々のものを途中で連結して用いるほか、一本のワイヤ1の両端を前記二つの第2プーリ部2bの第2ワイヤガイド溝11にガイドさせるようにしてもよい。なお、前記ワイヤ15は、ばね座35が前記ばね部材4a、4bの反発力を受けてプレート22近傍に位置する状態において、第2プーリ部2bそれぞれの第2ワイヤガイド溝11内に、例えば3巻き程度に巻回された状態にする。
かかる構成になる架空線用テンションバランサは、例えば、図7に示すように、架空線19との間で二本の第1のワイヤ13をヨークAに固定し、架空線19を絶縁碍子18を介しヨークBに固定して、ヨークA、Bを連結板にて回動自在となるように連結する。このため架空線19と第1のワイヤ13とは電気的に絶縁され,架空線19にはコイルばね4の前記反発力を受けて、前述のような温度変化等の外部要因にも拘わらず一定のテンションが維持される。
一方、第1の張力変換プーリ2Aと第2の張力変換プーリ2Bは並列し、第1の張力変換プーリ2Aの第1のワイヤ13の牽引ポイントと第2の張力変換プーリ2Bの第1のワイヤ13の牽引ポイントは、張力変換プーリ2A、2Bの全体の中心から略対称位置となるので、均衡して牽引され張力変換プーリ部の捻れは抑制される。従って、コイルばね4および第2プーリ部2b、第2のワイヤ15による架空線19の張力均一化制御を、第1のワイヤ13を介し安定して実施することができる。
さらに、第2プーリ部2bはワイヤ15を介してコイルばね4を伸縮するので、第2プーリ部2bにおけるワイヤ15の牽引ポイントの移動(偏心)によるワイヤ15の捩れ現象を伴う。しかし、そのワイヤ15端を保持するばね座35が略矩形をなし、これが矩形筒状の角筒部材3内で回転規制されることによって、捻れは防止される。この場合において、ばね座35には角筒部材3の内側面に対し接触面積が小さく(従って、摩擦抵抗が小さく)、滑らかな端面を持つガイドチャンネル36が連設されている。このため、このガイドチャンネル36は、これに連設されたばね座35の角筒部材3内における軸方向移動を円滑化し、コイルばね4の伸縮動作時のヒステリシスを軽減する。この結果、架空線のテンションを滑らかに目的の制御値にコントロールすることができる。
また、前記二つの第1プーリ部2aおよび二つの第2プーリ部2bは、一本の水平軸5に並列状態で着脱可能に挿入されて(取り付けられて)、一体的に回動可能な構造である。このため複数種類のプーリ部2a、2bの組み合わせにもとづくワイヤ13、15の張力調整が容易になる。
なお、第1プーリ部2a、第2プーリ部2bおよび水平軸5を備える前記枠部材1は、これらの組み付け後に、コイルばね4を収納した角筒部材3に対し前記ボルト40aおよびナット40bを用いて一体結合される。また、枠部材1は鳥害、蛇害などの外的要因を排除するため、この枠部材1に対してカバー43が被せられて、ねじ44を用いて固定される。この場合にはワイヤ13、15や各プーリ部2a、2bの耐食性を向上でき、メンテナンスフリーな構成とすることができる。
図8は、本発明の他の実施の形態を示す架空線用テンションバランサの断面図、図9は、図8に示すばね座付近の斜視図である。
この実施の形態では、架空線19に張力を付与するコイルばね4を収納して、支柱などの固定部材に回転不可能に支持される角筒部材3内に、略矩形のばね座35が前記コイルばね4を伸縮させる方向に移動可能に設けられ、該ばね座35に軸受部材46が固設され、該軸受部材46に滑車47が回転自在に軸支48されている。本例では軸受部材46は逆U字状の形状をなし、その開放端側がばね座35に固着されている。滑車47は、この軸受部材46の一方の片と他方の片の間に位置し、一方の片と他方の片の間に架設された支軸48に回転自在に軸支されている。
第2のワイヤ15は、単一のワイヤにて、一端側が第1の張力変換プーリ2Aの第2プーリ部2bの第2のワイヤガイド溝12に巻回され、端部が該第2のワイヤガイド溝12の一部に固定され、他端側は該第1の張力変換プーリ2Aの第2プーリ部2bから引き出され、前記滑車47を懸回して折り返し第2の張力変換プーリ2Bの第2プーリ部2bの第2のワイヤガイド溝12に巻回され、その端部が該第2のワイヤガイド溝12の一部に固定されている。
他は前記実施の形態と同様であるので、同様な構成は同一符号を付して他の詳細な説明は省略する。
この実施の形態によれば、コイルばね4のばね力は、滑車47を介し第2のワイヤ15に伝達されるが、第2のワイヤ15は滑車47に懸回して折り返されているので、この部分での第2のワイヤ15の損傷が防止され、耐久性が向上する。
このように本実施形態の架空線用テンションバランサは、張力変換プーリ2A、2Bとコイルばね4との単純な組み合わせによって、架空線19の伸縮を吸収しながらこの架空線19のテンションを一定に保つことができるし、張力変換プーリ部分の捻れが抑制され、作動特性に悪影響を与えることもない。
本発明にかかる架空専用テンションバランサは、張力変換プーリ部分に捻れ現象が生ずることを回避でき、空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサ等に有用である。
1 枠部材
2A 第1の張力変換プーリ
2B 第2の張力変換プーリ
2a 第1プーリ部
2b 第2プーリ部
3 角筒部材
4 コイルばね
4a、4b ばね部材
5 水平軸
6、7、8 角孔
9 リング
10 軸受
11 第1のワイヤガイド溝
12 第2のワイヤガイド溝
13 第1のワイヤ
14 、16 係止孔
15 第2のワイヤ
17 ガイドローラ
18 絶縁碍子
19 架空線
20 ナット
21 可動ばね受け部材
21a、21b 段付きばね座
22 プレート
23 長孔
24 取付金具
25 取付孔
28 矩形小孔
29 立上り片
30、31 矩形小孔
32 プレート
33 長ボルト
34 ナット
35 ばね座
36 ガイドチャンネル
37 横長孔
38 U字状ホルダ
39 横長孔
41 端板
42 横長孔
46 軸受部材
47 滑車
48 支軸

Claims (2)

  1. 空中に架設される架空線の張力を一定に保持するための架空線用テンションバランサであって、
    架空線に張力を付与するコイルばねと、
    一定径の螺旋状の第1のワイヤガイド溝を備える第1プーリ部および径が順次変化する螺旋状の第2のワイヤガイド溝を備える第2プーリ部が並列され、前記第1のワイヤガイド溝および第2のワイヤガイド溝が螺旋方向を逆にして形成された第1の張力変換プーリと、該第1の張力変換プーリと同様の第1プーリ部および第2プーリ部が並列され、該第2プーリ部が第1の張力変換プーリの第2プーリ部と隣り合わせで同軸に並列される第2の張力変換プーリと、
    前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第1プーリ部の第1のワイヤガイド溝に沿って巻回され、各一端が該第1のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が架空線側に連結される各一の第1のワイヤと、
    前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第2プーリ部の第2のワイヤガイド溝に沿って巻回され、各一端が該第2のワイヤガイド溝の一部に固定され、他端が前記コイルばねに連結されて張力が付与される各一の第2のワイヤと、を備え、
    前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第1プーリ部および第2プーリ部は、一本の水平軸に回転不可能に挿通され、かつ二つの前記第1プーリ部が二つの前記第2プーリ部を介在するように配置され、
    前記各一の第1のワイヤの端部が架空線に連結され、前記架空線の伸縮量を、前記第1の張力変換プーリおよび前記第2の張力変換プーリの回転に伴う前記コイルばねの伸縮動作によって吸収させると共に、前記架空線の伸縮に伴うコイルばねの張力の変化を、架空線の伸縮で前記各張力変換プーリが正逆回動することで巻回されている各一の第2のワイヤの位置が、径の順次変化する螺旋状の各一の第2のワイヤガイド溝に案内されて変わることにより、巻回されている該第2のワイヤの位置のプーリ径が変化し第1のワイヤガイド溝に巻回されている第1のワイヤに略均一化した張力として出力し架空線に付与する架空線用テンションバランサにおいて、
    前記架空線に張力を付与するコイルばねを収納して、支柱などの固定部材に回転不可能に支持される角筒部材と、
    前記第2プーリ部の回転による第2のワイヤの移動量に応じて前記コイルばねを伸縮させる方向に前記角筒部材の内側面に対し微小間隙をおいて移動可能に設けられた略矩形のばね座と、
    該ばね座に固設された軸受部材に回転自在に軸支され、前記一方の第2プーリ部から引き出された第2ワイヤが懸回され他方の第2プーリ部に至る滑車と、を備えることを特徴とする架空線用テンションバランサ。
  2. 前記第1の張力変換プーリおよび第2の張力変換プーリそれぞれの第1プーリ部と第2プーリ部は、前記水平軸に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の架空線用テンションバランサ
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