JP2008114850A - 架空線用テンションバランサ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮コイルばねを用いてメンテナンスフリー化した架空線用テンションバランサにおける組立の簡略化を実現する。
【解決手段】 ケーシング1内に中筒3と中空ロッド4とをテレスコピック状に設け、それぞれの間に設けたコイルばねにより没入方向に付勢し、ケーシング1に一体化したガイドロッド11により中空ロッドをガイドする。中空ロッドの開口部に、シャックル状連結部材12を一体化された閉塞板22を固着し、中空ロッドの外面に設けたストッパ13に目盛板15用支持アーム14を一体化する。開口を閉塞するための別個の閉塞用部材を用いる必要がなくなって部品点数及び組立工数を削減できると共に、筒状の内側部材を用いた際にその開口から鳥が侵入することによる鳥害の対策として別個の部品を用いることなく開口を閉塞することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に電車線の張力を保持するための設備に用いられる架空線用テンションバランサに関するものである。
架空線、特に電車線(吊架線・補助吊架線・トロリ線)にあっては、温度変化による伸縮や、クリープ、トロリ線の摩耗による弾性伸び、さらに経年による支持物の傾斜などにより、弛度張力が影響を受けるため、電車線の張力を一定に保持する必要があった。また、その調整を自動的に行って、メンテナンスフリー化することが望ましく、かつ装置をコンパクト化及び軽量化し得るためにばね式によるものがある。
図11に上記ばね式構造を用いたテンションバランサの1例を示す。図11に於いて、円筒状のケーシング1内に、外側中筒32と内側中筒33とロッド34とが同心的にかつ軸線方向にそれぞれ相対変位自在に受容されている。また、ケーシング1及び外側中筒32の間、外側中筒32及び内側中筒33の間、内側中筒33及びロッド34の間のそれぞれに大・中・小径の各コイルばね35・36・37が同心的に介装されている。各コイルばね35〜37は、それぞれ軸線方向の一端を各外側の部材の内周面に固着された各内向フランジ部1a・32a・33aに係止され、それぞれの他端を各内側の部材の外周面に固着された各外向フランジ部32b・33b・34bに係止されている。
外側中筒32及び内側中筒33及びロッド34は、組み付け時にはケーシング1内に受容されており、図に於ける右方に突出し得るようにされている。ケーシング1は、その後端の端板10に固設されたフック部38を介して支柱39に結合されていると共に、ケーシング1の上面に固設された孔あきブラケット40に結合された支持ロープ41を介して支柱39に支持されている。そして、ロッド34の突出端に取り付けられたフック42にはワイヤ43の端部が結合されており、そのワイヤ43を介して電車線を引っ張るようにされている。
このようにしてなるテンションバランサは、標準設置条件では各コイルばね35〜37をある程度圧縮変形させて、例えば外側中筒32及び内側中筒33及びロッド34を使用ストローク範囲のほぼ中間位置に達するストローク長だけ突出させた状態で設置される。従って、例えば気温が下がって電車線が縮むと、各コイルばね35〜37の反発力に抗してロッド34及び内側中筒33及び外側中筒32がそれぞれ更に突出し、気温が上がって電車線が伸びると、各コイルばね35〜37の弾発復元力によりロッド34及び内側中筒33及び外側中筒32がケーシング1内に没入するため、電車線の伸び縮みによる変位を吸収し得る。
また、上記したように、支柱39との結合を端板10に固設したフック部38を介して行っているが、ケーシング1の支柱39側開口端部に周方向に等ピッチ間隔で複数の係合ボルト44を配設し、各係合ボルト44をケーシング1の内方に突出させて、それら係合ボルト44の各突出端部に端板10の外周部を係合させて、ワイヤ43の張力に抗してケーシング1を支柱39により支持するようにしている。
しかしながら、上記従来の架空線用テンションバランサにあっては、上記したように機能上必要な種々の部品を個々に取り付けており、組立が煩雑化するという問題があった。
このような課題を解決して、圧縮コイルばねを用いてメンテナンスフリー化した架空線用テンションバランサにおける組立の簡略化を実現するために、本発明に於いては、空中に架設された架空線の張力を一定に保持するべく、支柱に連結される筒状ケーシングと、前記ケーシング内に同軸的に受容されかつ軸線方向に出没し得るようにされて前記架空線と連結される内側部材と、前記内側部材を没入方向に弾発付勢するべく前記ケーシング及び前記内側部材間に同軸的に介装されたコイルばねとを有する架空線用テンションバランサであって、前記内側部材の前記出没運動における没入方向端側を支持するべく、前記内側部材を筒状に形成すると共に、前記ケーシングに同軸的かつ一体的に設けられたガイド部材を前記内側部材に挿入し、前記内側部材の前記出没運動における突出方向端部の開口部に当該開口を閉塞する閉塞板を固着し、かつ前記閉塞板に架空線連結用部材を固着したものとした。
このようにすることにより、開口を閉塞するための別個の閉塞用部材を用いる必要がなくなって部品点数及び組立工数を削減できる。また、前記内側部材の前記出没運動における突出方向端部に前記内側部材の前記没入方向変位を規制するストッパを取り付けると共に、前記ストッパに、前記内側部材の前記突出方向変位量を目視するための変位量目視用部材を固設することにより、内側部材の没入方向限を決めるストッパが突出方向変位量を目視するための部材を兼ねるため、各部材を別個に取り付ける必要がなく、組立工数を低減し得る。
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された架空線用テンションバランサを示す側断面図であり、従来例で示した図6と同様に軸線方向一端を支柱に連結されると共に他端を架空線に連結されて、架空線に張力を加えかつ伸縮を吸収するように使用される。なお、前記従来例と同様の部分については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施例では、従来例と同様に、円筒状ケーシング1内に、それぞれ内側部材としての中筒3及び架空線連結用の中空ロッド4が同軸的に受容され、かつケーシング1に対して中筒3及び中空ロッド4が軸線方向にテレスコピック状に出没自在にされている。ケーシング1と中筒3との間には互いに直列に配設された大径コイルばね6a・6bが、中筒3と中空ロッド4との間には同様に互いに直列に配設された小径コイルばね7a・7bが、それぞれ同心的に介装されており、通常は大径コイルばね6a・6bの方がそのばね定数が小さくされている。
また、図では本テンションバランサの組立状態が示されているが、各コイルばね6a・6b・7a・7bの軸線方向両端を係止するばね座としての内向及び外向の各フランジ部1a・3a・3b・4bが、ケーシング1の内周面と中筒3の外周面及び内周面と中空ロッド4の外周面とのそれぞれ対応する位置に固着されており、それらの各対となるもの同士間に、それぞれ所定の初期荷重を加えられた状態で組み付けられている。このようにすることにより、架空線の張力変化率を各短コイルばねの直列に並べる数を変えることにより任意に対応でき、架空線の流れ対策に有効である。
本図示例では、大径コイルばね6a・6b及び小径コイルばね7a・7bが、それぞれさらに隣り合うもの同士の巻方向(右巻・左巻)を互い違いになるようにされており、このようにすることにより、コイルばねを直列に組み合わせた場合のバックリングによる偏心荷重を極力回避することができる。しかしながら、図に示されているように、各コイルばね6a・6b・7a・7bの互いに衝当する間にカラー8・9を介装することにより、互いの巻方向を変えなくても上記したバックリングの影響を回避することができる。
また、各コイルばね6a・6b・7a・7bをコイルエンドの両端同士が揃う整数巻を避けた巻き方にすると良く、このようにすることにより、上記と同様に偏心荷重を極力回避し得る。なお、表面処理にアルミニウムメッキを用いることにより、耐塩害性を高めることができる。
ケーシング1の中空ロッド4突出側とは相反する没入側(図の左側)の開口端部には、図2に併せて示されるように、その開口を閉塞するように端板10が設けられており、その端板10のケーシング1内方側の端面中央部には、矩形断面の筒状をなすガイドロッド11が、ケーシング1の略中間点に至るまで突出する向きに溶接により固設されている。中空ロッド4は、ガイドロッド11を挿入可能な相似形をなす矩形断面の筒状に形成されており、その没入端側をガイドロッド11により支持されつつケーシング1に対して出没自在に設けられている。
中空ロッド4の突出方向(図1における右側)端の開口部には、図3及び図4に併せて示されるように、その開口を閉塞するように矩形板状体からなる閉塞板22が溶接にて固着されている。その閉塞板22の中央部には、互いに平行をなす一対のスロット22aが設けられており、それらスロット22aに挿通された架空線連結用部材としてのシャックル状連結部材12が閉塞板22に溶接にて固着されている。これにより、中空ロッド4にシャックル状連結部材12が溶接などによる固着にて一体化されるため、大きな強度が確保され、かつU字状のものを2つのスロット22aに挿入して取り付けていることから、その取付状態が安定化する。
中空ロッド4の上記突出端部の外周面には図における上下にそれぞれブロック状ストッパ13が取り付けられている。図1及び図3に示されるように、これらストッパ13が中筒3の内向フランジ部3aに衝当して、中空ロッド4の出没運動における没入方向変位の限度が規制される。なお、ストッパ13は、図示例では両ストッパ13を貫通するピンにより中空ロッド4に取り付けられているが、ねじにより固定するようにしても良い。
また、図における下側のストッパ13には、下方に向けてケーシング1の外周面を越えて延出する支持アーム14が固着されており、その支持アーム14の延出端には、ケーシング1の外周面に沿って軸線方向に延在するようにされた変位量目視用部材としての目盛板15が固着されている。目盛板15には中空ロッド4の軸線方向のケーシング1に対する変位を示す目盛りが印されており、点検時に中空ロッド4の変位を視認するための基準としてケーシング1の外周面には指針板16が固設されている。
このようにして、中空ロッド4の没入限を規制するストッパ13に、中空ロッド4の突出方向変位量を目視するための目盛板15を一体的に設けることができる。したがって、目盛板15を中空ロッド4に固設するための別個の部品を設けることなく、目盛板15の中空ロッド4との一体化を達成できるため、部品点数及び組立工数を好適に低減できる。
上記した端板10には、従来例と同様に支柱39への連結用の支柱側連結部材17が取り付けられている。この支柱側連結部材17は、図5に併せて示されるように、板材をコ字形断面形状になるように曲折して形成されており、端板10の中央部に設けられた互いに平行な一対のスロット10aにコ字形の一対の平行延出部分を挿通した状態で取り付けられている。本図示例では、支柱側連結部材17を、スロット10aに挿通して端板10に当接した状態で例えば溶接にて固着している。
その支柱側連結部材17の上記両平行延出部分には、支柱39への結合用ボルトを挿通するためのボルト支持孔17aが同軸的にそれぞれ設けられている。また、支柱側連結部材17の両平行延出部分であって端板10に固着された状態で端板10の外側端面の直近に露出するようにされた左右一対の係合孔17bがそれぞれ設けられている。
また、ケーシング1における端板10の取付位置に対応する部分には、ケーシング1の径方向に互いに同軸をなしかつ対称的に配設された各一対の貫通孔18a・18bが設けられている。これら貫通孔18a・18bに、U字ボルト19がケーシング1の径方向に差し込まれるようになっている。なお、各貫通孔18a・18bは、同径の孔を設けられてケーシング1の外周面に固着された補強部材により強度を確保されている。このようにして、U字ボルト19の平行延出部分の両端部がケーシング1に支持され、それらの中間部が回り止め用係合孔17bに係合するため、ケーシング1に対して端板10が回り止めされる。
また、架空線側シャックル状連結部材12の中間部には、図1及び図4に示されるように治具用長孔12aが設けられている。メンテナンス時には、例えば長板状の治具21を治具用長孔12aに挿通し、その挿通状態の治具12の両端部を引っ張ることにより中空ロッド4を容易に引き出すことができる。通常は必要ないので、治具21を抜いておけば良く、メンテナンス作業性が良い。
このようにして構成された本テンションバランサにあっては、標準状態の設置時には従来例の図11と同様に、中筒3・中空ロッド4がそれぞれ所定量突出した状態で設置される。また、ケーシング1内には、中筒3・中空ロッド4の摺動を円滑にするためにグリスが充填されている。
また本発明によれば、前記したストッパ13の形状及び取り付け方に限定されるものではなく、他の構造について図6及び図7を参照して以下に示す。図6及び図7に示されるものにあっては、中空ロッド4の突出方向端部に図における上下方向に貫通するストッパ係止孔4aが設けられており、そのストッパ係止孔4aに扁平L字状のストッパ5が上下部分を露出させた貫通状態に挿通されている。そして、ストッパ5のL字形状による上側露出部分がストッパ係止孔4aに係止され、下側露出部分に設けた抜け止め用ピン孔5aにピンなどを差し込むことにより、ストッパ5が抜け止めされる。
このようにして、前記ストッパ13の代わりに、本ストッパ5の上下露出部分が中筒3の内向フランジ部3aに衝当して、中空ロッド4の没入方向限が規制される。また、このストッパ5の下端部が、前記支持アーム14の代わりにケーシング4の外周面に臨む位置まで延出され、その延出端面に前記と同様に目盛板15が固設されている。したがって、ストッパと支持アームとを別部品として用意することなく組み付けることができ、部品点数の減少及び組立工数の低減化を向上し得る。なお、図示例のように中筒3の開口端に対して端板3aが若干奥側に位置している場合には、中筒3のストッパ5の下方延出部に対応する部分に軸線方向スリット3cを設けて、中空ロッド4の出没運動におけるストッパ5との干渉を回避するようにする。
また、本発明によれば、中空ロッド4の突出方向端部に、図8に示されるように左右一対の延出片部4bを形成するように他の周壁部分を切除する加工を行うと共に、板材をコ字状に形成したストッパ兼用閉塞板24を例えばボルト止めして取り付けるようにしても良い。このストッパ兼用閉塞板24にあっては、前記実施の形態における閉塞板22に相当する閉塞板部24aと、ストッパ13に相当するストッパ部24bとが一体に形成されている。さらに、このストッパ兼用閉塞板24の図における下側のストッパ部24bの下面に支持アーム14を下方に向けて突設(溶接などにより固設)し、前記実施の形態と同様に目盛板15をねじ止めなどで取り付ける。
これによれば、ストッパ兼用閉塞板24を取り付けるのみで、中空ロッド4の開口を閉塞すると共に目盛板15を取り付ける作業が完了するため、部品点数の減少及び組立工数の低減化を向上し得る。
また、図9に示されるように、中空ロッド4の突出方向端部に箱状に形成した箱形ストッパ25を例えば通しボルト26により取り付けるようにしても良い。この箱形ストッパ25にあっては、その底壁に前記と同様のシャックル状連結部材12を取り付けて良く、シャックル状連結部材12を一体化した後に、中空ロッド4の突出方向端部に被せるように取り付けてボルト止めする。
これにより、箱形ストッパ25の底壁部25aにより中空ロッド4の開口が閉塞され、四面からなる周壁部25bが中筒3の端板3aに衝当してストッパとして作用し、さらに、図8の図示例と同様に支持アーム14及び目盛板15を取り付けておくことにより、部品点数及び組立工数をより一層低減できる。
なお、閉塞板を箱形に形成することは、支柱側にも適用でき、図10に示されるように、ガイドロッド11の支柱側端部を端板10に対して貫通させて溶接により固着し、その外方突出端部に箱形連結用部材27を上記と同様に通しボルト26により取り付ければ良い。なお、上記シャックル状連結部材12と同様に形成した支柱側シャックル状連結部材28を同様に固着して一体化しておく。
また、端板10には、そのケーシング外方側端面にて上記箱形連結用部材27の図における上方位置に横方向に延在する板状の回り止めブロック29が固着されている。その回り止めブロック29には、箱形連結用部材27の左右の両側方に臨む位置になる2箇所に係合孔29aが設けられており、それら各係合孔29aには、前記と同様のU字ボルト19が挿通される。このようにして、ケーシング1に対して端板10が回り止めされる。
この図10に示されるものにあっても、中空ロッド4及びガイドロッド11の各外向き端部に箱形ストッパ25及び箱形連結用部材27をそれぞれ取り付けることにより、各開口を閉塞することも兼ねることから、鳥害対策用に別個に閉塞板を取り付ける必要がなく、各連結用部材を取り付ける工数のみで済み、部品点数及び組立工数の低減化を向上し得る。
このように本発明によれば、開口を閉塞するための別個の閉塞用部材を用いる必要がなくなって部品点数及び組立工数を削減できると共に、筒状の内側部材を用いた際にその開口から鳥が侵入することによる鳥害の対策として別個の部品を用いることなく開口を閉塞することができる。内側部材の没入方向限を決めるストッパが突出方向変位量を目視するための部材を兼ねるため、各部材を別個に取り付ける必要がなく、組立工数を低減し得る。引き出す際に用いる治具を挿通するための治具挿通孔を設けることにより、部品点数及び組立工数をより一層削減できる。
本発明が適用された架空線用テンションバランサを示す側断面図。 図1の矢印II線から見た拡大端面図。 図1の矢印III線から見た拡大端面図。 本テンションバランサの架空線側連結部分を示す要部分解組立斜視図。 本テンションバランサの支柱側連結部分を示す要部分解組立斜視図。 ストッパの別の実施の形態を示す要部縦断面図。 図6の要部分解組立斜視図。 ストッパのさらに別の実施の形態を示す要部分解組立斜視図。 架空線側連結部分の別の実施の形態を示す要部分解組立斜視図。 支柱側連結部分の別の実施の形態を示す要部分解組立斜視図。 従来の架空線用テンションバランサを示す側断面図。
符号の説明
1 ケーシング
3 中筒
4 中空ロッド
5 ストッパ、5a ピン孔
1a・3a 内向フランジ部
3b・4b 外向フランジ部
6a・6b 大径コイルばね
7a・7b 小径コイルばね
8・9 カラー
10 端板
11 ガイドロッド
12 シャックル状連結部
13 ブロック状ストッパ
14 支持アーム
15 目盛板
16 指針板
17 シャックル状連結部、17a ボルト支持孔、17b 係合孔
18 回り止めブロック、18a・18b 貫通孔
19 U字ボルト
21 治具
22 閉塞板、22a スロット
24 ストッパ兼用閉塞板
25 箱形ストッパ、25a 底壁部、25b 周壁部
26 通しボルト
27 箱形連結用部材
28 支柱側シャックル状連結部材
29 回り止めブロック、29a 係合孔
32 外側中筒
33 内側中筒
32a・33a 内向フランジ部
34 ロッド
32b・33b・34b 外向フランジ部
35・36・37 コイルばね
38 フック部
39 支柱
40 ブラケット
41 支持ロープ
42 フック
43 ワイヤ
44 係合ボルト

Claims (2)

  1. 空中に架設された架空線の張力を一定に保持するべく、支柱に連結される筒状ケーシングと、前記ケーシング内に同軸的に受容されかつ軸線方向に出没し得るようにされて前記架空線と連結される内側部材と、前記内側部材を没入方向に弾発付勢するべく前記ケーシング及び前記内側部材間に同軸的に介装されたコイルばねとを有する架空線用テンションバランサであって、
    前記内側部材の前記出没運動における没入方向端側を支持するべく、前記内側部材を筒状に形成すると共に、前記ケーシングに同軸的かつ一体的に設けられたガイド部材を前記内側部材に挿入し、
    前記内側部材の前記出没運動における突出方向端部の開口部に当該開口を閉塞する閉塞板を固着し、かつ前記閉塞板に架空線連結用部材を固着したことを特徴とする架空線用テンションバランサ。
  2. 空中に架設された架空線の張力を一定に保持するべく、支柱に連結される筒状ケーシングと、前記ケーシング内に同軸的に受容されかつ軸線方向に出没し得るようにされて前記架空線と連結される内側部材と、前記内側部材を没入方向に弾発付勢するべく前記ケーシング及び前記内側部材間に同軸的に介装されたコイルばねとを有する架空線用テンションバランサであって、
    前記内側部材の前記出没運動における突出方向端部に前記内側部材の前記没入方向変位を規制するストッパを取り付けると共に、前記ストッパに、前記内側部材の前記突出方向変位量を目視するための変位量目視用部材を固設したことを特徴とする架空線用テンションバランサ。
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