JP2010138863A - 回転型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを用いた回転型圧縮機において、油上り低減効果の向上と、圧縮機入力の低減を図る。
【解決手段】
電動機4の回転子20と圧縮機構部2との間の駆動軸3に固定されたバランスウェイト50は、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、ウェイト部とカバー部で囲まれた中空空間を備えている。また、バランスウェイトと回転子の間には排油のための空間を設けている。この構造により、油上り低減と、圧縮機の入力低減を図れ、消費電力の少ない圧縮機が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉したチャンバ内に、冷媒を圧縮するための圧縮機構部、この圧縮機構部を駆動するための駆動軸、及び該駆動軸を回転するための電動機部を収納し、前記駆動軸に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるためのバランスウェイトを固設してなる回転型圧縮機に関する。
従来の回転型圧縮機としては、特許文献1〜3に記載のように、密閉したチャンバ(密閉容器)内に、冷媒を圧縮するための圧縮機構部、該圧縮機構部を駆動する駆動軸、及び該駆動軸を回転するための電動機部を収納したものが知られており、前記電動機部は、密閉容器に固定された固定子と、駆動部に連結された回転子を備えている。また、前記駆動軸には前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトが配置され、このバランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、このウェイト部の径方向反対側に設けられた概ね半円筒状のカバー部とで円筒型に構成されており、この円筒型のバランスウェイトにより、冷媒の攪拌を防止して油上がりを低減することが知られている。
特開2001−218411号公報 特開2001−234863号公報 特開2000−73977号公報
上記従来技術における圧縮機の構造例を図2に示す。バランスウェイトを図2のような形状とすることで、特許文献3の図3(a)に記載の従来構造と比較し、バランスウェイトによる冷媒の攪拌を防止でき、油の飛散低減効果がある。しかし、図2に示すように、主軸受18に給油した油の一部は円筒型バランスウェイト90の内部90aにたまり、バランスウェイト内部90aにたまった油はバランスウェイトと共に回転するので、圧縮機の入力を増加させてしまう。更に、バランスウェイト内部から油が溢れて、バランスウェイトの遠心力により径方向に飛散し、圧縮機下部の油溜め103に落ちることなく、吐出管102から圧縮機外部に流出してしまう。圧縮機外部に流出した油は、冷凍サイクルで構成された熱交換器内部に付着して熱交換効率を低減させ、冷凍サイクルの性能を悪化させる。
また、特許文献2に記載されているように、回転子と円筒型バランスウェイトを一体型で構成し、回転子内部に軸方向に貫通した排油穴を設け、円筒バランスウェイトの内部に油を溜めないようにすることも知られているが、回転子による遠心力の方向に対し直角下向きに排油しなければならず、排油性が悪い。更に、引用文献2のものでは、永久磁石を配置した回転子と磁性体であるバランスウェイトとを一体化するため、回転子の磁束が漏れて電動機の効率が低下し、圧縮機の入力が増加する欠点がある。
本発明の目的は、回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを用いた回転型圧縮機において、油上がり低減効果の向上と、圧縮機の入力低減を図ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部とを収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子とを備え、前記駆動軸に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間を備え、該バランスウェイトと前記回転子は互いに接触しないように軸方向に隙間を設けて配置したことを特徴とする。
ここで、前記バランスウェイトと前記回転子の軸方向の隙間に、前記バランスウェイトのカバー部の下部開口部を閉塞しないように前記隙間の幅の位置決め部材を設けると良い。また、前記位置決め部材に前記バランスウェイトのカバー部の下部開口部と連通する通路を設けると良い。更に、回転子の前記位置決め部材側端面に前記位置決め部材の通路と連通する通路を設けると良い。
本発明の他の特徴は、密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部を収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子とを備え、該回転子に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間を備え、該バランスウェイトと前記回転子の間に前記バランスウェイトのカバー部の下部開口部を閉塞しないように位置決め部材を設けたことにある。
本発明の更に他の特徴は、密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部を収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子からなり、前記駆動軸に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間と、前記開口部周囲の下端部から前記回転子側に突出して設けられた突起部とを備え、前記バランスウェイトの突起部を前記回転子に接触するように配置したことにある。
前記回転子には内部に永久磁石が配設されている電動機を使用することができる。また、前記位置決め部材は非磁性体で構成すると良い。
更に、回転子の内部に永久磁石が配設された前記電動機を使用した場合、前記位置決め部材は前記回転子の内部に配置された永久磁石の配設径よりも小さい径の部材で構成すると良い。
また、前記回転子の内部には永久磁石が配設され、且つ前記バランスウェイトの突起部の外径は前記回転子の内部に配設された永久磁石の配設径よりも小さい径で構成されるようにすると良い。
なお、前記バランスウェイトの材質は鉄等の磁性体で構成するのが良い。
上記のようにバランスウェイト部を構成することにより、バランスウェイトと回転子の軸方向に隙間を設けるようにしたものでは、この隙間を通して、バランスウェイト内部に落ちてきた油を回転子上部外周に排出することができる。
即ち、バランスウェイト内部に落ちてきた油は、バランスウェイト内部に溜まることなく、回転子上部空間に排出され、さらには回転子の遠心力の作用で回転子外周に排出され、密閉容器内側と固定子の間に設けた隙間を通って、圧縮機下部に設けた油溜めに戻ることになる。これにより、圧縮機の入力は低減し、消費電力の少ない圧縮機を得ることができる。更に、圧縮機外部に流出する油を減らすことができ、油上りを低減して冷凍サイクルの性能を向上できる。
また、回転子内部に永久磁石を配設した構造の電動機を用いた場合には、回転子の磁束が漏れるのを低減できるから、電動機効率を確保して、圧縮機の入力増加を防止することができる効果もある。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は本発明の回転型圧縮機の実施例1を示すもので、スクロール圧縮機に適用した場合の全体構造図である。スクロール圧縮機1は、密閉容器100内に圧縮機構部2と駆動軸3と電動機4とを収納して構成され、圧縮機構部2と電動機4とは上下に配置された縦型構造となっている。圧縮機構部2は旋回スクロール5,固定スクロール6,フレーム7,駆動軸3,旋回軸受10及び旋回機構9を備えている。また、圧縮機構部2は、固定スクロール6及び旋回スクロール5を組み合わせて圧縮室30を形成し、前記旋回スクロール5は、渦巻き状ラップ11と鏡板12を備えている。旋回スクロール5の鏡板12の背面側には、オルダムリング等から構成された旋回機構9が設けられ、また駆動軸3のクランク部13が挿入される旋回軸受10が設けられている。固定スクロール6は、渦巻き状ラップ14,鏡板15,吸入口16及び吐出口17を備えており、フレーム7にボルトを介して固定されている。上記構成により、固定スクロール6とフレーム7との間には、前記旋回スクロール5が旋回運動可能に挟持されている。
固定スクロール6の吸入口16には、密閉容器100に設けた吸入管101が接続されている。更に、密閉容器100には、フレーム7と電動機4との間の空間に連通するように吐出管102が設けられている。フレーム7は、その外周部が密閉容器100に固定され、その中央部であって、電動機4と旋回スクロール5との間には主軸受18が設けられている。駆動軸3は、主軸部の上部にクランク部13を有し、このクランク部13を、旋回スクロール5背面に設けた旋回軸受10内に挿入して係合することで旋回スクロール5を駆動する。
電動機4は、駆動軸3を介して圧縮機構部2を駆動する回転駆動手段を構成するものであり、固定子19と回転子20とを基本要素としている。固定子19の外周面は密閉容器100の内周面にほぼ密着して固定されている。電動機4の回転により駆動軸3が回転すると、旋回スクロール5は旋回機構9の働きにより姿勢を保ったまま固定スクロール6に対して旋回運動を行う。その旋回運動により生じる不平衡力を打ち消すため、回転子20と旋回スクロール5との間の駆動軸に固定されたバランスウェイト50と、回転子20の下部に固定したにロータバランスウェイト21が設けられている。
固定スクロール6と旋回スクロール5の噛合せにより形成された圧縮室30は、旋回スクロール5が旋回運動することにより、その容積が減少する圧縮動作が行われる。この圧縮動作では、旋回スクロール5の旋回運動に伴って、作動流体が吸入口16から圧縮室30へ吸込まれ、吸込まれた作動流体が圧縮工程を経て固定スクロール6の吐出口17から密閉容器100内の吐出空間に吐出され、その後電動機4が配置された空間に流れ、更に吐出管102を経由して密閉容器100外に吐出される。これによって、密閉容器100内の空間は吐出圧力に保たれる。
図3は、図1に示したバランスウェイト50を拡大して示す縦断面図(a)と平面図(b)である。バランスウェイト50は、ウェイト部50a,カバー部50b及びボス部50cにより構成されている。バランスウェイトの上下端面は開口され、バランスウェイトの上部空間及び下部空間と連通している。このため、バランスウェイト内部に油は溜まらない構造となっている。
バランスウェイトの材質として、鉄以外の非磁性体、例えば亜鉛を使用した円筒バランスウェイトとした場合には、鉄等に比較して密度が10〜15%程度小さいため、鉄等のバランスウェイトに比較して10〜15%体積を大きくする必要があり、圧縮機の小型・軽量化が困難となる。バランスウェイトの材質として、密度が大きい銅を使用した場合、圧縮機の小型・軽量化は可能であるが、鉄系に比較して材料単価が高価となり、圧縮機の原価が増加する。
また、鉄系を使用した部品が多い通常の圧縮機の場合、バランスウェイトを鉄系以外の材料で構成すると、材料特性の違いによる不具合が起こりやすい。例えば、熱膨張率が大きく異なる場合、運転前と運転中で変形量が異なるため、双方の部品の締め代や隙間が異なり、設計する際の制約事項となる。このような背景のもと、圧縮機の小型・軽量化及び原価低減を達成する為、更には設計上の制約を少なくするため、鉄系のバランスウェイトを採用することが好ましい。
図4は、駆動軸3に固定されたバランスウェイト50と回転子20との配置関係を示す断面図である。バランスウェイト50のボス部50cの内径50dは、駆動軸3のバランスウェイト締結部3aの締結部外径3bよりも小さく製作され、バランスウェイト50のボス部50cは駆動軸3のバランスウェイト締結部3aに圧入または焼き嵌めにより締結されている。駆動軸3には段付部3eが設けられており、バランスウェイト50は段付部に密着した状態で駆動軸3に固定されている。
回転子20の内径20aは、駆動軸3の回転子締結部3cの締結部外径3dよりも小さく製作され、回転子20は駆動軸3に圧入または焼き嵌めにより締結されている。駆動軸3には段付部3fが形成されており、回転子20は段付部3fに密着した状態で駆動軸3に固定されている。段付部3fはバランスウェイト50のボス部50cの下端面よりも回転子20側に設けられており、この段付部3fで回転子20が位置決めされることより、回転子20とバランスウェイト50との間に隙間を形成することができる。
上記構造で、回転子とバランスウェイトとを配置することにより、バランスウェイト内側に落ちてくる油を、バランスウェイトの内部に溜めることなく、バランスウェイト下部へ流出させることが可能となる。
図5は図4の変形例を示す図で、図4に相当する図である。バランスウェイト自体の構造は図3,図4に示すものと同一である。バランスウェイト50及び回転子20の駆動軸3への締結は、図4の場合と同様に、駆動軸3にバランスウェイト50及び回転子20を圧入または焼き嵌めにより締結している。この例では、回転子は、軸方向の位置決めのために、位置決め部材51を使用している。即ち、バランスウェイトと回転子で位置決め部材51を挟むように、回転子を駆動軸に圧入または焼き嵌めにより締結する。この場合、駆動軸3のバランスウェイト締結部3aと回転子締結部3cとは同一径にすることができ、駆動軸の加工が簡単になる。
図6は図5に示した位置決め部材51を拡大して示す図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。位置決め部材51の内径51aは駆動軸3の締結部外径3dよりも少し大きく、また位置決め部材51の外径51bは、バランスウェイト50のカバー部50bの下部開口部を閉塞しない大きさとしている。
このような形状の位置決め部材を使用することにより、バランスウェイト内部に落ちてきた油は、位置決め部材51により回転子とバランスウェイト下端との間に形成された通路を通って、回転子の上部外周側へ流出させることができる。
図7は図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。この変形例においてもバランスウェイトの形状は、図3,図4に示すものと同一である。また、バランスウェイト50及び回転子20の駆動軸3への締結は図4の例と同一である。また、図5の例と同様に、位置決め部材52が設けられており、その駆動軸への締結は図5の例と同様である。この変形例が図5の例と異なる点は位置決め部材52の形状にある。
図8は図7に示した位置決め部材52の拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。位置決め部材52の内径52aは図6に示した例と同様に、駆動軸3の締結部外径3dよりも少し大きく構成されているが、この例では、位置決め部材52の外径52bが、回転子20の外径20bと略同一の大きさに構成されている。また、位置決め部材52の外周側には、径方向の溝(位置決め部材の通路)52cが形成されており、この通路52cはバランスウェイト50のカバー部50bの下端開口部と連通し、またその位置決め部材の通路52cの外周側端は位置決め部材52の外周側に開口している。
このように構成することで、バランスウェイトの内部に落ちてきた油は、前記溝で形成された通路を通って、回転子上部の外周側へ流出される。
図9は図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。この変形例においてもバランスウェイトの形状は、図3,図4に示すものと同一であり、バランスウェイト50及び回転子20の駆動軸3への締結も図4の例と同一である。また、図5,図7の例と同様に、位置決め部材53が設けられており、その位置決め部材53の駆動軸3への締結は図5の例と同様である。この変形例が図5の例と異なる点は位置決め部材53の形状にある。
図10は図9に示した位置決め部材53の拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。また図11は図9に示した回転子20の拡大図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。
位置決め部材53の内径53aは駆動軸3の締結部外径3bより少し大きく、位置決め部材53の外径53bは回転子20の外径20bと同等である。位置決め部材53には、バランスウェイト50のカバー部50bの下端開口部と連通するように周方向の孔(位置決め部材の通路或は、空間)53cが形成されている。なお、20aは回転子20の内径である。
また、図11に示すように、回転子20の上端面には円盤状部材20fが設けられ、この円盤状部材20fの外周側には、位置決め部材の通路53cと連通し外周側に開口する径方向の溝20cが形成されている。このような構成とすることにより、バランスウェイト内部に落ちてきた油は、バランスウェイト50のカバー部50bの下端開口から、位置決め部材の通路53c、更に回転子上端面に設けた円盤状部材の溝20cを通り、回転子上部の外周側へ流出される。
図12は図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。回転子20の駆動軸3への締結は図4の例と同一である。また、バランスウェイト54及び位置決め部材52については、この例では、回転子20,位置決め部材52及びバランスウェイト54を貫通するかしめピン104を用い、かしめピン104の端部をかしめることにより、回転子20に固定されている。前記位置決め部材52の構造は、図7,図8に示す位置決め部材52と同様に、径方向の位置決め部材の通路52cを備え、バランスウェイトの前記カバー部の下部開口部を閉塞していない。
図13は図12に示したバランスウェイト54の詳細を示す図で、(a)はその縦断面図、(b)は平面図である。この例においても、バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部54a、及び該ウェイト部の径方向反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部54bで構成され、バランスウェイトの内部は前記ウェイト部とカバー部で囲まれた中空空間となっている。なお、54cはかしめピン104が貫通するための貫通孔である。
図14は図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。バランスウェイト55及び回転子20の駆動軸3への締結は図4の例と同様である。
図15は図14に示したバランスウェイト55の詳細を示す図で、(a)はその縦断面図、(b)は平面図である。この例においても、バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部55a、及び該ウェイト部の径方向反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部55bで構成され、バランスウェイトの内部は前記ウェイト部とカバー部で囲まれた中空空間となっている。
なお、この例では、図5に示したような位置決め部材は設けず、バランスウェイトのボス部55cの下端部から回転子20側に突出した突起部55eをボス部と一体に設け、この突起部55eを前記回転子20の上端部に接触させることでバランスウェイト55の位置決めをしているものである。
上記実施例において説明した電動機としては、かご形導体を有する回転子20をもつ誘導電動機の他、回転子20に永久磁石を設けた永久磁石同期電動機(DCブラシレスモータ)、更に回転子にかご形導体と永久磁石を備え、インバータを使用することなく自己始動が可能な自己始動式同期電動機などを使用できる。
図16は、内部に永久磁石20dを配設した永久磁石同期電動機の回転子20の構造例を示し、(a)はその平面図、(b)は縦断面図である。永久磁石20dは、(a)図に示すように周方向に4箇所配設されている。20eは4つの永久磁石の内側に接する円の径、即ち永久磁石の配置径である。バランスウェイト55のボス部の突起部55eは、前記永久磁石の配置径20eよりも内側となるように構成することにより、バランスウェイトを鉄で構成した場合でも、永久磁石20dにより発生する磁束に与える影響を小さくできる。
上述した実施例に示すようにバランスウェイト部を構成することにより、バランスウェイトと回転子との間に油を流出させるための隙間を設けることができ、この隙間を通して、バランスウェイト内部に落ちてきた油を回転子上部外周に排出することができる。これにより、圧縮機の入力を低減でき、消費電力の少ない圧縮機を得ることができると共に、圧縮機外部に流出する油を減らすことができるから、油上り低減により冷凍サイクルの性能も向上できる。
また、回転子内部に永久磁石を配設した構造の電動機を用いた場合でも、図4,図5,図14に示す構成とするか、位置決め部材として鉄系以外の材料(非磁性体)を使用することにより、回転子の磁束が漏れるのを低減できるから、電動機効率を確保して、圧縮機の入力増加を防止することができる効果もある。
本発明の回転型圧縮機の実施例1を示す縦断面図である。 従来の回転型圧縮機の縦断面図である。 図1に示したバランスウェイトを拡大して示す縦断面図(a)と平面図(b)である。 図1に示す実施例において駆動軸に固定されたバランスウェイトと回転子との配置関係を示す断面図である。 図4の変形例を示す図で、図4に相当する図である。 図5に示した位置決め部材を拡大して示す図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。 図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。 図7に示した位置決め部材の拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。 図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。 図9に示した位置決め部材の拡大図で、(a)は縦断面図、(b)は平面図である。 図9に示した回転子の拡大図で、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。 図12に示したバランスウェイトの詳細を示す図で、(a)はその縦断面図、(b)は平面図である。 図4の更に別の変形例を示す図で、図4に相当する図である。 図14に示したバランスウェイトの詳細を示す図で、(a)はその縦断面図、(b)は平面図である。 内部に永久磁石を配設した永久磁石同期電動機の回転子の構造例を示し、(a)はその平面図、(b)は縦断面図である。
符号の説明
1 スクロール圧縮機
2 圧縮機構部
3 駆動軸
3a バランスウェイト締結部
3b,3d 締結部外径
3c 回転子締結部
3e,3f 段付部
4 電動機
5 旋回スクロール
6 固定スクロール
7 フレーム
9 旋回機構
10 旋回軸受
11,14 ラップ
12,15 鏡板
13 クランク部
16 吸入口
17 吐出口
18 主軸受
19 固定子
20 回転子
20a 回転子の内径
20b 回転子の外径
20c 溝
20d 永久磁石
20e 永久磁石の配置径
20f 円盤状部材
21 ロータバランスウェイト
30 圧縮室
50,54,55 バランスウェイト
50a,54a,55a ウェイト部
50b,54b,55b カバー部
50c,55c ボス部
50d ボス部内径
51,52,53 位置決め部材
51a,52a,53a 位置決め部材の内径
51b,52b,53b 位置決め部材の外径
52c,53c 位置決め部材の通路
54c 貫通孔
55e 突起部
90 円筒型バランスウェイト
90a 内部
100 密閉容器
101 吸入管
102 吐出管
103 油溜め
104 かしめピン

Claims (11)

  1. 密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部とを収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子とを備え、前記駆動軸に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、
    前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間を備え、該バランスウェイトと前記回転子は互いに接触しないように軸方向に隙間を設けて配置したことを特徴とする回転型圧縮機。
  2. 請求項1において、前記バランスウェイトと前記回転子の軸方向の隙間に、前記バランスウェイトのカバー部の下部開口部を閉塞しないように前記隙間の幅の位置決め部材を設けたことを特徴とする回転型圧縮機。
  3. 請求項2において、前記位置決め部材に前記バランスウェイトのカバー部の下部開口部と連通する通路を設けたことを特徴とする回転型圧縮機。
  4. 請求項3において、回転子の前記位置決め部材側端面に前記位置決め部材の通路と連通する通路を設けたことを特徴とする回転型圧縮機。
  5. 密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部を収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子とを備え、該回転子に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、
    前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間を備え、
    該バランスウェイトと前記回転子の間に前記バランスウェイトのカバー部の下部開口部を閉塞しないように位置決め部材を設けたことを特徴とする回転型圧縮機。
  6. 密閉したチャンバ内に冷媒を圧縮するための圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する駆動軸と、該駆動軸を回転するための電動機部を収納し、該電動機部は容器に固定した固定子と駆動軸に連結した回転子からなり、前記駆動軸に前記圧縮機構部の回転質量の釣合いをとるバランスウェイトを配置した回転型圧縮機において、
    前記バランスウェイトは、回転質量の釣合いをとる概ね半円柱状のウェイト部と、該ウェイトの径方向の反対側に概ね半円筒状で上下付近に開口部を有するカバー部と、該ウェイト部と該カバー部で囲まれた中空空間と、前記開口部周囲の下端部から前記回転子側に突出して設けられた突起部とを備え、前記バランスウェイトの突起部を前記回転子に接触するように配置したことを特徴とする回転型圧縮機。
  7. 請求項1または6において、前記回転子には内部に永久磁石が配設されていることを特徴とする回転型圧縮機。
  8. 請求項2〜5の何れかにおいて、前記回転子の内部には永久磁石が配設され、且つ前記位置決め部材は非磁性体で構成されていることを特徴とする回転型圧縮機。
  9. 請求項2〜5の何れかにおいて、前記回転子の内部には永久磁石が配設され、且つ前記位置決め部材は前記回転子の内部に配置された永久磁石の配設径よりも小さい径の部材で構成されていることを特徴とする回転型圧縮機。
  10. 請求項6において、前記回転子の内部には永久磁石が配設され、且つ前記バランスウェイトの突起部の外径は前記回転子の内部に配設された永久磁石の配設径よりも小さい径で構成されていることを特徴とする回転型圧縮機。
  11. 請求項1〜10の何れかにおいて、前記バランスウェイトの材質は鉄等の磁性体で構成されていることを特徴とする回転型圧縮機。
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