JP2004052657A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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澤田 大貴
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Abstract

【課題】密閉容器が高温になる使用環境でもアキシャルギャップ型電動機が使用でき、軸方向の長さを短くし、組立公差、軸と軸受の隙間の許容量を大きくし、シャフトの傾きに対する余裕をもたすことで、軸と軸受が受ける負荷を軽減することができる密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器1内に圧縮部2と電動機3を配置し、電動機3の回転力を前記圧縮部に伝達するシャフト7と、メインフレーム8とを備え、電動機3に、シャフト7の回りの円周上に磁性体の鉄心3a1 にコイル3a2 を巻回したステータ3aと、シャフト7に固定され、ステータ3aにより駆動され回転するロータ3bとからなるアキシャルギャップ型電動機を用いてなる密閉型圧縮機において、ステータ3aの外周に、ステータ鉄心3a1 の夫々少なくとも一端を連結固定するフランジ10a を備えた円筒状の金属製の支持枠10を設け、支持枠10の外周面を密閉容器1内壁に固定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉型圧縮機に係り、詳しくは圧縮機に、アキシャルギャップ型電動機を用いた場合の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の密閉型のスクロール圧縮機は例えば図8に示すように、密閉容器21の内壁に焼嵌された固定子23a と、同固定子23a により駆動され回転する回転子23b とからなる電動機23と、この電動機23で駆動される圧縮部22を前記密閉容器21内に配置し、同圧縮部22を鏡板に渦捲き状のラップを有する固定スクロール24と、同固定スクロール24と互いに噛み合わせて複数の圧縮室25を形成する旋回スクロール26と、前記回転子23b に焼嵌され前記電動機23の回転力を伝達し、前記旋回スクロール26を旋回駆動するシャフト27と、同シャフト27の一端に形成された主軸27a を支承すると共に、前記固定スクロール24を固定支持するメインフレーム28とから構成し、前記シャフト27の他端を支承する副軸受( 図示せず)を有するサブフレーム29とで構成されている。
【0003】
従来から一般的に密閉型圧縮機に使用されている電動機はラジアル型電動機で、磁性体を軸方向に積層したコアに銅線を巻いたステータと、ステータの中心に回転軸を持つロータからなる。その構造上トルクを得るためにコアを積層し軸方向に長くなり、圧縮機全体としても軸方向に長くなる。ステータ、ロータが軸方向に長いため、ロータの両側に軸受を設けることになり、軸受間の距離が長くなる。このため、ステータとロータがぶつからないための組立公差、軸と軸受の隙間の許容量は非常に小さい。このため、傾きに対する軸と軸受の逃げは小さく、当りが大きくなり、摩耗などの耐久性は重要な問題となる。
スクロール圧縮機の場合は、回転軸端にある旋回スクロールが圧縮および駆動部であるため、圧縮ガスや遠心力を受け軸が傾き易く、軸と軸受にかかる負荷が大きい構造である。これらの軸にかかる力を軸受で支えるのだが、前述のように軸と軸受は、耐久性に関して厳しい構造にあるため、圧縮機の製品寿命に大きな影響がある。
【0004】
そこで、電動機に、シャフト27の回りの円周上に磁性体の鉄心にコイルを巻回したステータと、シャフト27に固定され、ステータにより駆動されるロータとからなり、軸方向の長さを短くし、組立公差、軸と軸受の隙間の許容量を大きくし、前記シャフト27の傾きに対する余裕をもたすことで、軸と軸受が受ける負荷を軽減することがで、小型化が図れるアキシャルギャップ型電動機を用いることが望まれていた。
【0005】
アキシャルギャップ型電動機には、例えば図9及び図10(A),(B)に示すような4極のDCブラシレスモータからなるものがある。図9は、アキシャルギャップ型電動機50の半縦断面図,図10(A)は図9におけるa−a線断面図,図10(B)はロータの正面図である。まず、ロータ51の構造について説明する。回転軸52の中央部には、円板状のヨーク53,54が設けられている。そして、このヨーク53の後面側には、円板状のマグネット55が設けられている。円板状のマグネット55には、45°毎にN極とS極が配されている。また、ヨーク54の前面側には、円板状のマグネット56が設けられている。これら円板状のマグネット55と56とは平行に配され、かつ、マグネット55のN極には、マグネット56のS極が対向するように配されている。
【0006】
ステータ57は、図10(A)に示すように、小ステータ58を回転軸52の回りの円周上に60°毎に6個並べたものであり、円板状のマグネット55と56との間に位置している。各小ステータ58のステータ鉄心59は、図9に示すように、H字状の鉄板を複数枚積層した形状であり、ステータ鉄心59の回りにコイル65が巻回され、各小ステータ58間はモールド樹脂60でモールドされている。そして、回転軸52の前部は軸受61を介してブラケット62に取り付けられ、回転軸52の後部は軸受63を介してブラケット62の後部に取り付けられている。そして、回転軸52が軸受61、63に対して固定さている。
【0007】
上記のようなアキシャルギャップ型電動機を密閉型圧縮機に使用する場合、各小ステータ58を樹脂60で連結し、この樹脂60を流用して密閉型圧縮機の密閉容器の内壁に固定するようになっていた。
しかしながら、内部高圧型の密閉型圧縮機のように密閉容器の内部が高温になり、樹脂が軟化、溶解するような周囲温度となる使用環境では、ステータの位置ずれなどが生じ固定が不十分となるため、アキシャルギャップ型電動機の使用は不可能であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、密閉容器が高温になる使用環境でもアキシャルギャップ型電動機が使用でき、軸方向の長さを短くし、組立公差、軸と軸受の隙間の許容量を大きくし、シャフトの傾きに対する余裕をもたすことで、軸と軸受が受ける負荷を軽減することができ、かつ小型化が図れる密閉型圧縮機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためなされたもので、密閉容器内に、上下に圧縮部と電動機を配置し、同電動機の回転力を前記圧縮部に伝達するシャフトと、同シャフトの上部に形成された主軸を支承する主軸受を有するメインフレームと、前記シャフトの下部を支承する副軸受を有するサブフレームとを備え、前記電動機に、前記シャフトの回りの円周上に磁性体の鉄心にコイルを巻回した複数の小ステータよりなるステータと、前記シャフトに固定され、前記ステータにより駆動され回転するロータとからなるアキシャルギャップ型電動機を用いてなる密閉型圧縮機において、
前記ステータの外周に、前記複数のステータ鉄心の夫々少なくとも一端を連結固定するフランジを備えた円筒状の金属製の支持枠を設け、同支持枠の外周面を前記密閉容器内壁に固定してなる構成となっている。
【0010】
また、前記支持枠の上下に夫々前記フランジを設け、同両フランジに前記ステータ鉄心の上下端部を連結固定してなる構成となっている。
【0011】
また、前記メインフレームと、前記支持枠と、前記サブフレームの夫々外周部を連結部材により上下方向に連結し、前記密閉容器内壁と前記連結部材の外周面との間に、前記圧縮部から滴下する潤滑油を油溜めに導く油通路を形成してなる構成となっている。
【0012】
また、前記密閉容器の側壁に、前記連結部材の内側と前記密閉容器外部とを連通する吐出パイプを接続してなる構成となっている。
【0013】
また、前記ステータ鉄心の一端を前記支持枠で固定するとともに、他端を前記メインフレームに設けた溝に嵌合し、固定してなる構成となっている。
【0014】
また、前記ロータは、自身の重心を偏芯させてバランスウエイトを兼ねてなる構成となっている。
【0015】
また、前記支持枠を前記サブフレームと一体に形成し、同一体化支持枠の下部に前記ロータを設けてなる構成となっている。
【0016】
また、前記一体化支持枠の下部外周に、下方に延伸するリムを設け、同リムと前記密閉容器内壁との間に、前記圧縮部から滴下する潤滑油を導く、油通路を形成してなる構成となっている。
【0017】
また、前記ステータ鉄心をリング状に形成し、同ステータ鉄心の外周面を前記密閉容器内壁に直接固定してなる構成となっている。
【0018】
また、前記ロータを前記ステータの一方にしか設けない場合、前記ステータ鉄心は前記ロータと反対側の端部で、少なくとも隣接する1個と連結してなるこ構成となっている。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。本発明の密閉型圧縮機をスクロール圧縮機を例に説明する。
図1は、本発明の実施例を示すスクロール圧縮機の側断面図、図2は、本発明の要部拡大で、(A)は図1のA−A 断面図、(B)はロータの上面図、図3(A)は、本発明のアキシャルギャップ型電動機の要部拡大断面図、図3(B)はその要部拡大斜視図である。
【0020】
図において、密閉容器1内に、上下に圧縮部2と電動機3を配置し、同圧縮部2を鏡板に渦捲き状のラップを有する固定スクロール4と、同固定スクロール4と互いに噛み合わせて複数の圧縮室5を形成する旋回スクロール6と、前記電動機3の回転力を伝達し、前記旋回スクロール6を旋回駆動するシャフト7と、同シャフト7の上部に形成された主軸7aを支承すると主軸受8aを有すると共に、前記固定スクロール4を固定支持するメインフレーム8とから構成し、前記シャフト7の下部を支承する副軸受9aを有するサブフレーム9とを備え、前記電動機3に、前記シャフト7の回転方向に磁性体を鉄心3a1 とするコイル3a2 を複数並べたステータ3aと、前記シャフト7に固定され、前記ステータ3aにより駆動され回転するロータ3bとからなるアキシャルギャップ型電動機を用いてスクロール圧縮機を構成している。
【0021】
前記電動機3のステータ3aは、図2(A)に示すように、小ステータ3a’ を前記シャフト7の回りの円周上に90°毎に4個並べたものであり、各小ステータ3a’ は、前記シャフト7と平行に設けられたI字状の鉄板を複数枚積層したステータ鉄心3a1 に、コイル3a2 を巻回し、上下の円板状の前記ロータ3bの間に位置している。また、前記ロータ3bは90°毎にN極とS極が配され、上側ロータ3bのN極には、下側のS極が対向するように配されている。
【0022】
前記ステータ3aは、上下に夫々環状のフランジ10a を備えた断面コ字状の円筒形の金属製からなる支持枠10に取付けられている。その取付方法は前記フランジ10a に設けられた、前記ステータ鉄心3a1 と同形状の嵌合孔10a1に、前記ステータ鉄心3a1 の上下端部を嵌合して固定されている。
そして、前記支持枠10の外周面が前記密閉容器1の内壁に固定された構成となっている。
【0023】
この結果、内部高圧型の密閉容器1内が高温となる使用環境のスクロール圧縮機に、アキシャルギャップ型電動機を用いることができる。
アキシャルギャップ型電動機を使用することで、ステータ3aとロータ3bの軸方向の長さを短くし、前記シャフト7の上端を支承する主軸受8aと、下端を支承する副軸受9aとの両軸受間距離を短くすることができ、組立公差、軸と軸受の隙間の許容量を大きくし、前記シャフト7の傾きに対する余裕をもたすことで、軸と軸受が受ける負荷を軽減することができる。また、圧縮機全体としても、軸方向に短くでき小型化が図れる。
【0024】
また、図1に示すように、前記メインフレーム8と、前記支持枠10と、前記サブフレーム9の夫々外周部を連結部材12により上下方向に連結し、前記密閉容器1の内壁と前記連結部材12の外周面との間に、前記圧縮部2から滴下する潤滑油を前記密閉容器1下部の油溜め18に導く油通路13を形成した構成とすることにより、潤滑油が前記ロータ3bにより拡散されないため、潤滑油が圧縮機外に流出するのを防ぎ、潤滑油不足による効率低下を防ぐことができる。
【0025】
また、前記密閉容器1の側壁に、前記連結部材12の内側と前記密閉容器1の外部とを連通する吐出パイプ14を接続する構成とすることにより、上記と同様に、潤滑油が圧縮機外に流出するのを防ぎ、潤滑油不足による効率低下を防ぐことができる。
【0026】
図4は本発明による第二の実施例を示したもので、前記ステータ鉄心3a1 の下端を支持枠10A で固定するとともに、他端を前記メインフレーム8に設けた溝8bに嵌合し、固定してなる構成とすることにより、部品点数を削減することができ、コスト的に有利となる。
また、前記ロータ3bは、一端の肉厚を変え、自身の重心を偏芯させてバランスウエイト3b1 を兼ねてなる構成とすることにより、前記旋回スクロール6を安定した旋回駆動することができる。
【0027】
図5は本発明による第三の実施例を示したもので、支持枠とサブフレームとを一体に形成し、同一体化支持枠10B の下部に前記ロータ3bを設けてなる構成とすることにより、上記と同様に、部品点数を削減することができ、コスト的に有利となる。
【0028】
図6は本発明による第四の実施例を示したもので、前記一体化支持枠10B の下部外周に、下方に延伸するリム16を設け、同リム16と前記密閉容器1の内壁との間に、前記圧縮部2から滴下する潤滑油を前記密閉容器1下部の油溜め18に導く油通路17を形成した構成とすることにより、潤滑油が前記ロータ3bにより拡散されないため、潤滑油が圧縮機外に流出するのを防ぎ、潤滑油不足による効率低下を防ぐことができる。
【0029】
図7は本発明による第四の実施例を示したもので、(A)は要部断面図で、(B)は(A)のB−B 断面図である。図において、ステータ3a’ は、ステータ鉄心3a1’を垂直方向にリング状に形成し、同ステータ鉄心3a1’の内側の鉄心にコイル3a2’を巻回し、ステータ鉄心3a1’の上下と支持枠10’ で連結固定し、ステータ鉄心3a1’の外周面を密閉容器1の内壁に直接固定する構成とすることにより、部品点数を削減することができ、コスト的に有利となる。
【0030】
また、図示しないが、前記ロータを前記ステータの上下いずれかの一方にしか設けない場合、前記ステータ鉄心は前記ロータと反対側の端部で、少なくとも隣接する1個と連結してなるこ構成とすることにより、磁束を循環させ磁気飽和を防止することができる。
【0031】
以上に説明したように、電動機に、シャフト7の回りの円周上に磁性体の鉄心3a1 にコイル3a2 を巻回した複数の小ステータ3a’ よりなるステータ3aと、前記シャフト7に固定され、前記ステータ3aにより駆動され回転するロータ3bとからなるアキシャルギャップ型電動機3を用い、前記ステータ3aの外周に、複数のステータ鉄心3a1 の一端を連結固定するフランジ10a を備えた円筒状の金属製の支持枠10を設け、同支持枠10の外周面を前記密閉容器1の内壁に固定する構成とすることにより、密閉容器1が高温になる使用環境でもアキシャルギャップ型電動機3が使用でき、軸方向の長さを短くし、組立公差、軸と軸受の隙間の許容量を大きくし、前記シャフト7の傾きに対する余裕をもたすことで、軸と軸受が受ける負荷を軽減することがで、小型化が図れる密閉型圧縮機となる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、密閉容器が高温になる使用環境でもアキシャルギャップ型電動機が使用でき、軸方向の長さを短くし、組立公差、軸と軸受の隙間の許容量を大きくし、シャフトの傾きに対する余裕をもたすことで、軸と軸受が受ける負荷を軽減することがで、小型化が図れる密閉型圧縮機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における密閉型圧縮機の側断面図である。
【図2】本発明の要部拡大で、(A)は図1のA−A 断面図、(B)はロータの上面図、
【図3】(A)は本発明のアキシャルギャップ型電動機の要部拡大断面図、(B)はその要部拡大斜視図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示す密閉型圧縮機の側断面図である。
【図5】本発明の第三の実施例を示す密閉型圧縮機の側断面図である。
【図6】本発明の第四の実施例を示す密閉型圧縮機の側断面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す、密閉型圧縮機の側断面図である。
【図8】従来例における密閉型圧縮機の側断面図である。
【図9】従来例におけるアキシャルギャップ型電動機の要部拡大断面図である。
【図10】(A)は図9のa−a 線断面図で、(B)はロータの正面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器
2 圧縮部
3 電動機(アキシャルギャップ型電動機)
3a ステータ
3b ロータ
4 固定スクロール
5  圧縮室
6 旋回スクロール
7 シャフト
7a 主軸
8 メインフレーム
8a 主軸受
9 サブフレーム
9a 副軸受
10 支持枠
10a  フランジ
14 吐出パイプ
15  吸入パイプ
16 リム
17 油通路
18 油溜め

Claims (10)

  1. 密閉容器内に、上下に圧縮部と電動機を配置し、同電動機の回転力を前記圧縮部に伝達するシャフトと、同シャフトの上部に形成された主軸を支承する主軸受を有するメインフレームと、前記シャフトの下部を支承する副軸受を有するサブフレームとを備え、前記電動機に、前記シャフトの回りの円周上に磁性体の鉄心にコイルを巻回した複数の小ステータよりなるステータと、前記シャフトに固定され、前記ステータにより駆動され回転するロータとからなるアキシャルギャップ型電動機を用いてなる密閉型圧縮機において、
    前記ステータの外周に、前記複数のステータ鉄心の夫々少なくとも一端を連結固定するフランジを備えた円筒状の金属製の支持枠を設け、同支持枠の外周面を前記密閉容器内壁に固定してなることを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 前記支持枠の上下に夫々前記フランジを設け、同両フランジに前記ステータ鉄心の上下端部を連結固定してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記メインフレームと、前記支持枠と、前記サブフレームの夫々外周部を連結部材により上下方向に連結し、前記密閉容器内壁と前記連結部材の外周面との間に、前記圧縮部から滴下する潤滑油を油溜めに導く油通路を形成してなることを特徴とする請求項1または2記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記密閉容器の側壁に、前記連結部材の内側と前記密閉容器外部とを連通する吐出パイプを接続してなることを特徴とする請求項1、2または3記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記ステータ鉄心の一端を前記支持枠で固定するとともに、他端を前記メインフレームに設けた溝に嵌合し、固定してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  6. 前記ロータは、自身の重心を偏芯させてバランスウエイトを兼ねてなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  7. 前記支持枠を前記サブフレームと一体に形成し、同一体化支持枠の下部に前記ロータを設けてなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  8. 前記一体化支持枠の下部外周に、下方に延伸するリムを設け、同リムと前記密閉容器内壁との間に、前記圧縮部から滴下する潤滑油を導く、油通路を形成してなることを特徴とする請求項1または7記載の密閉型圧縮機。
  9. 前記ステータ鉄心をリング状に形成し、同ステータ鉄心の外周面を前記密閉容器内壁に直接固定してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  10. 前記ロータを前記ステータの一方にしか設けない場合、前記ステータ鉄心は前記ロータと反対側の端部で、少なくとも隣接する1個と連結してなることを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
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