JP2010137583A - 成形品取出機 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャック位置を調整する際の手間と時間がかかるのを回避して調整作業性を効率的に行う。長期にわたってチャックの位置調整作業を確実に行う。
【解決手段】可動体の先端部に、金型の型合せ面と平行な水平方向及び垂直方向のいずれかへ延出するように取付けられ、所望の長手方向長さからなるガイド部材と、該ガイド部材に係合して上記長手方向へ移動可能に支持され、チャックが取付けられるスライダーと、上記ガイド部材に対して所定の位置へ移動した上記スライダーを固定する固定手段とからなるチャック位置調整機構を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、成形機から成形品を取出す成形品取出機、詳しくは成形品やランナを保持(把持)するチャックを水平方向及び垂直方向の少なくとも一方向へ移動して保持位置を調整可能にするチャック位置調整機構を備えた成形品取出機に関する。
成形品の製品部を保持する製品用チャック及び成形品のランナ部を保持するランナ用チャックを備えた成形品取出機にあっては、一般に製品用チャックが金型内に保持された成形品の製品部の中心に位置するように取付けられている。このため、センターゲート(ダイレクトゲート)構造の金型にあっては、製品用チャックとランナ用チャックはほぼ一致しているが、成形品の形状や大きさ等によっては、サイドゲート構造、ピンポイントゲート構造、サブマリンゲート構造の金型を使用する必要があるが、これらの金型にあっては、製品用チャックの取付け位置に対してランナ用チャックを側方に設ける必要が、成形品に応じて金型を変更した際には、その都度、ランナ用チャックの取付け位置を調整する必要があった。尚、ランナ用チャックの取付け位置を固定的にした場合にあっては、反対に製品用チャックの取付け位置を金型の種類に応じて調整する必要があった。
従来、製品用チャックやランナ用チャックを水平方向へ移動して取付け位置調整するチャック位置調整機構としては、各チャックがそれぞれ取付けられるそれぞれの可動体に、金型の型合せ面と平行する水平方向へ所望の長さで延出し、係合溝を有したガイドレールを固定し、該ガイドレールの係合溝内にチャックが取付けられるスライダーを長手方向へ摺動するように支持し、ガイドレールに対してスライダーを所望の水平方向位置へ移動した後に、該スライダーに設けられた固定ねじを螺進してその軸端をガイドレールへ圧接させることにより固定できるように構成している。
しかし、上記したチャック位置調整機構にあっては、チャック位置を調整する際には、先ず、固定ねじを緩めて位置調整した後に固定ねじをねじ締めしなければならず、位置調整作業に手間と時間がかかる問題を有している。また、チャックの位置調整作業回数が増大すると、ガイドレールに対する固定ねじの圧接に伴って固定ねじやスライダーのねじ山がねじ切れし易くなり、所望の位置にチャックを固定させることができなくなり、耐久性が悪かった。
特開平−号公報
解決しようとする問題点は、チャック位置を調整する際の手間と時間がかかり、調整作業性が悪い点にある。また、経時使用に伴って固定ねじやスライダーのねじ山がねじ切れし易くなり、ねじ山がねじ切れした場合には、チャックを所望の位置に固定させることができない点にある。
本発明は、成形品を保持するチャックが取付けられる可動体を、チャックが金型間に位置する保持位置と成形機外の成形品解放位置とにそれぞれ位置するように移動制御して成形機から成形品を取出す成形品取出機において、可動体の先端部に、金型の型合せ面と平行な水平方向及び垂直方向のいずれかへ延出するように取付けられ、所望の長手方向長さからなるガイド部材と、該ガイド部材に係合して上記長手方向へ移動可能に支持され、チャックが取付けられるスライダーと、上記ガイド部材に対して所定の位置へ移動した上記スライダーを固定する固定手段とからなるチャック位置調整機構を備えたことを特徴とする。
本発明は、チャック位置を調整する際の手間と時間がかかるのを回避して調整作業性を効率的に行うことができる。また、長期にわたってチャックの位置調整作業を確実に行うことができる。
成形品取出機が取付けられた成形機の略体斜視図である。 ランナ用チャックの水平位置調整機構を拡大して示す斜視図である。 ランナ用チャックの位置調整状態を示す説明図である。 製品部及びランナの保持状態を示す説明図である。 実施例2に係る水平位置調整機構の斜視図である。 ランナ用チャックの位置調整状態を示す説明図である。 実施例3に係る水平位置調整機構の斜視図である。 ランナ用チャックの位置調整状態を示す説明図である。 実施例4に係る水平位置調整機構の斜視図である。 ランナ用チャックの位置調整状態を示す説明図である。 ランナ用チャックの位置調整状態を示す説明図である。 本発明の応用例を示す説明図である。
本発明は、可動体の先端部に、金型の型合せ面と平行な水平方向及び垂直方向のいずれかへ延出するように取付けられ、所望の長手方向長さからなるガイド部材と、該ガイド部材に係合して上記長手方向へ移動可能に支持され、チャックが取付けられるスライダーと、上記ガイド部材に対して所定の位置へ移動した上記スライダーを固定する固定手段とからなるチャック位置調整機構を備えたことを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1及び図2において、成形機1の本体3には所定の間隔をおいて相対する固定側取付盤5及び可動側取付盤7が固定され、これら固定側取付盤5及び可動側取付盤7に横架されたタイバー9には第1及び第2可動板11・13が軸線方向へ摺動するように支持されている。そして第1可動板11には可動金型15が、また第1可動板11に相対する第2可動板13には固定金型17がそれぞれ固定される。尚、固定側取付盤5には成形品の形状や大きさに応じて金型に設けられたゲートに対応する位置に湯道16aが形成された固定側型板16が取付けられる。
上記第1及び第2可動板11・13は引張りリンク19により連結され、第1可動板11に連結された型締めシリンダ21により第1可動板11が固定側取付盤5から離間する方向へ移動されると、引張りリンク19により第1可動板11と第2可動板13の間に後述する製品用チャック43を、また第2可動板13と可動金型15の間に後述するランナ用チャック47が進入可能な間隙を形成する。尚、成形機1としては、2枚金型構造であってもよいことは、勿論である。
固定側取付盤5側の本体3には成形機1の中心軸線とほぼ一致する軸線を有した射出ユニット(図示せず)が設けられ、該射出ユニットは溶融して加圧された合成樹脂を可動金型15と固定金型17とにより形成される成形空間内に射出して成形品25を成形する。該成形品25は溶融した合成樹脂を金型内に導入する湯道16aのランナ25aと製品部25bとから構成される。
固定側取付盤5の上面には成形品取出機27が搭載されている。該成形品取出機27の走行フレーム29は成形機1の中心軸線と直交する方向へ延出し、その基台が固定側取付盤5の上面に固定される。走行フレーム29には第1走行体31が長手方向へ移動するように支持され、成形機1の中心軸線方向へ延出して第1走行体31に設けられた前後フレーム33には第2及び第3走行体35・37がそれぞれ移動するように支持されている。そして第2走行体35には上下方向に軸線を有した第1昇降体39が、また第3走行体37には同様に上下方向に軸線を有した可動体としての第2昇降体41がそれぞれ昇降するように支持されている。
尚、上記した第1走行体31、第2及び第3走行体35・37及び第1及び第2昇降体39・41は数値制御される各サーボモータ(図示せず)の駆動に伴ってそれぞれの方向へ移動制御される。
上記第1昇降体39の下部には製品用チャック43が、例えば反転姿勢制御部材45を介して取付けられ、成形品25の製品部25bを吸着したり、クランプ保持して成形品取出機27外へ取出す。また、第2昇降体41の下部にはランナ用チャック47が水平位置調整機構49を介して取付けられ、該ランナ用チャック47は成形品25のランナ25aをクランプして成形品取出機27外へ取出す。
上記ランナ用チャック47は水平位置調整機構49により金型の型合せ面と平行な水平方向の任意位置へ位置調整される。該水平位置調整機構49は上記水平方向へ所望の長さで延出し、その両端部が垂下する垂下部51aを有し、中心部が第2昇降体41の下部に固定されるホルダ51と、該ホルダ51の垂下部51a間にて上下方向へ適宜の間隔をおいて平行に横架される2本のガイド軸53と、ガイド軸53間にて垂下部51aに回転可能に支持される送りねじ55と、上記ガイド軸53に対して摺動するように支持されると共に送りねじ55に噛合わされ、上記したランナ用チャック47が取付けられるスライダー57とから構成される。上記送りねじ55はホルダ51に設けられた電動モータ59と歯車61を介して連結され、電動モータ59の駆動に伴って送りねじ55を正逆回転させることによりスライダー57、従ってランナ用チャック47を水平方向の任意位置へ移動させる。
次に、成形品の取出し作用を説明する。
先ず、成形品取出機27による成形品25の取出し概略を説明すると、第1走行体31を走行フレーム29上の固定側取付盤5側へ移動した状態で待機させる。この状態で成形機1による成形品25の成形が終了すると、型締めシリンダ21を作動して第1可動板11を固定側取付盤5から離間する方向へ移動する。この移動に伴って第1可動板11に引張りリンク19を介して連結された第2可動板13を移動し、第1可動板11と第2可動板13との間及び第2可動板13と固定側取付盤5との間に製品用チャック43及びランナ用チャック47がそれぞれ進入可能な幅の空隙を形成する。このとき、第2可動板13の移動に伴って成形品25のランナ25aと製品部25bとをゲート切断し、ランナ25aの一部を第2可動板13内に、また製品部25bを可動金型15にそれぞれ保持させる。
そして成形機1から型開完了信号が成形品取出機27に出力されると、第2及び第3走行体35・37をそれぞれ移動制御して製品用チャック43を可動金型15と第2可動板13との間の上方に、またランナ用チャック47を第2可動板13と固定側取付盤5との間の上方にそれぞれ位置させる。次に、第1及び第2昇降体39・41をそれぞれ下降制御して製品用チャック43を、可動金型15内に保持された製品部25bに、またランナ用チャック47を第2可動板13に保持されたランナ25aにそれぞれ相対させた後に、製品用チャック43及びランナ用チャック47をそれぞれ作動してランナ25a及び製品部25bを保持させる。
次に、第1及び第2昇降体39・41を上昇制御して製品部25bを保持した製品用チャック43及びランナ25aを保持したランナ用チャック47をそれぞれの金型間から抜き出した後に、第1走行体31を移動制御して製品用チャック43及びランナ用チャック47を成形品解放位置へ移動して製品部25b及びランナ25aの保持を解除して成形品25の取出し動作を終了する。
金型のゲート構造によっては、ランナ25aの取出し位置が金型の中心より水平方向へ偏位した位置に設定されるため、金型の中心部に位置するように設定される製品用チャック43に対し、ランナ用チャック47を水平方向へ移動して位置調整する必要がある。この場合にあっては、電動モータ59を駆動して送りねじ55を回転し、ホルダ51に対してランナ用チャック47が取付けられるスライダー57をランナ25aに一致するように移動させる。(図3参照)
これにより第2昇降体41を下降制御してランナ用チャック47を型開した金型間に進入させた際に、ランナ用チャック47を金型中心から水平方向へ偏位したランナ25aに相対させて取出し可能にさせる。(図4参照)
本実施例は、金型のゲート構造等によりランナ25aが金型の中心から水平方向へ偏位した位置にある場合であっても、送りねじ55を回転してスライダー57を水平方向へ移動してランナ用チャック47の取付け位置を任意、かつ無段階で位置調整してランナ25aの保持を確実に行わせることができる。なお、送りねじ55は、スライダー57に対して不可逆転になり、ランナ用チャック47を所定の位置に停止保持させる。
本実施例は、以下のように変更実施することができる。
1.上記説明は、送りねじ55に電動モータ59を連結し、電動モータ59の駆動に伴って送りねじ55を所望の方向へ回転してホルダ51に対するスライダー57、従ってランナ用チャック47の位置を任意、かつ無段階に調整する構成としたが、送りねじ55の一方端部にツマミを取り付け、該ツマミの回動操作により送りねじ55を回転させてランナ用チャック47の位置を調整する構成であってもよい。
2.上記説明は、ホルダ51に上下方向に間隔をおき、相互の軸線が平行な2本のガイド軸53を取付けてスライダー57を軸線方向へ摺動するように支持することによりスライダー57のガタツキを低減すると共に水平位置調整機構49の水平方向幅を小さくする構成としたが、本発明にあっては、1本のガイド軸としてもよく、また2本のガイド軸を平面で所定の間隔をおき、かつ相互の軸線が平行になるように取付けた構成であってもよい。
図5において、ランナ用チャック47の水平位置調整機構71は、第2昇降体41の下部に固定され、上記水平方向へ所望の長さで延出し、かつ長手方向へ延出する長手直交方向断面がC形の係合溝73aが形成されたガイド部材73と、ランナ用チャック47が取付けられるスライダー75の上部に回動するように軸支された軸部材77の一方軸端部に固定され、短径が上記係合溝73aの上下幅より若干小さく、長径が係合溝73aの上下幅より若干大きい固定手段の一部を構成する楕円形状のカム79と、スライダー75から突出した軸部材77の端部に固定されるハンドル等の固定手段の一部を構成する回動操作部材81とから構成される。そしてランナ用チャック47が取付けられたスライダー75は、短径を上下方向に向けた状態のカム79を係合溝73a内に挿入して抜け止めされた状態で長手方向へ移動可能に支持される。
尚、上記ガイド部材73におけるカム79における長径部の当接面に溝加工を施すことによりガイド部材73に対するスライダー75の固定状態を強固にすることができる。また、実施例1と同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上記した構造の水平位置調整機構71によりガイド部材73の所望の位置にランナ用チャック47を位置調整して固定するには、図6(A)に示すようにカム79の短径部を図示する上下方向に向けてスライダー75を係合溝73a内で移動可能にした状態で、スライダー75をランナ25aの保持位置に一致する所望の水平箇所に移動させる。そして図6(B)に示すように該位置にて回動操作部材81を回動操作してカム79を、その長径部が上下方向を向くように回動させる。この回動に伴って長径部が係合溝73a内の上面及び下面にそれぞれ圧接してスライダー75を移動不能にさせることによりランナ用チャック47を固定させる。
本実施例は、ガイド部材73に対し、カム79を回動操作することによりランナ用チャック47が取付けられたスライダー75を任意の位置に移動して固定することにより水平方向に対するランナ用チャック47の位置を任意に調整することができる。
図7において、ランナ用チャック47の水平位置調整機構91は、第2昇降体41の下部に固定され、上記水平方向へ所望の長さで延出し、かつ前面及び後面に長手方向へ延出する当接面93a・93bを有した長手直交方向断面がI形に形成されたガイド部材93と、ランナ用チャック47が取付けられ、一方の当接面93bに当接可能な状態でガイド部材93に係合する係合部95aを有したスライダー95と、スライダー95の上部に回動するように支持され、一方端部に他方の当接面93aに当接可能な当接部97aを有すると共に他方に操作部97bを有した固定手段の一部を構成するクランプ部材97と、該クランプ部材97を、常には当接部97aが当接面93aに圧接するように付勢する線ばね等の固定手段の一部を構成する弾性部材99と、係合部95a及び当接部97aの当接面側に取付けられる摩擦部材101a・101bとから構成される。尚、実施例1と同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上記した構造の水平位置調整機構91によりガイド部材93の所望の位置にランナ用チャック47を位置調整して固定するには、図8に示すように操作部97bを把持してクランプ部材97を弾性部材99の弾性力に抗して揺動することにより当接面93aに対する当接部97aの圧接及び当接面93bに対する係合部95aの圧接を解除し、ガイド部材93に対してスライダー95を移動可能にさせる。この状態でスライダー95をランナ25a位置に一致する所望の水平方向位置へ移動した後、該位置にて操作部97bの把持を解除すると、弾性部材99の弾性力によりクランプ部材97を、当接部97aが当接面93aに圧接する方向へ揺動させることにより当接面93aに圧接する当接部97a及び当接面93bに圧接する係合部95aによりガイド部材93を挟持してスライダー95、従ってランナ用チャック47を所望の水平方向位置に固定させる。
このとき、当接面93aに圧接する当接部97a及び当接面93bに圧接する係合部95aに摩擦部材101a・101bがそれぞれ取付けられているため、ガイド部材93に対するスライダー95の固定状態を強固にすることができ、ランナ用チャック47によるランナ25aの保持動作や移動動作に伴ってランナ用チャック47が位置ずれするのを防止することができる。
本実施例は、クランプ部材7の当接部97a及びスライダー95の係合部95aによるガイド部材93の挟持によりランナ用チャック47を、ガイド部材93の所望に位置に固定して位置調整することができる。
図9において、ランナ用チャック47の水平位置調整機構111は、第2昇降体41の下部に固定され、上記水平方向へ所望の長さで延出するガイド部材113と、ランナ用チャック47が取付けられ、上部にガイド部材113が挿通される貫通孔115aを有したスライダー115と、スライダー95の貫通孔115aの周囲に一体或いは別体に設けられ、外周テーパ面にねじ117aが形成された固定手段の一部を構成する複数個の分割爪部材117と、ガイド部材113に挿通され、それぞれの分割爪部材117の外周テーパ面のねじ117aに噛合って分割爪部材117の相互間隔を拡大及び縮小させる固定手段の一部を構成するナット部材119とから構成される。尚、実施例1と同一の部材に付いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上記した構造の水平位置調整機構111によりランナ用チャック47をガイド部材113の所望の位置に位置調整して固定するには、図10に示すようにナット部材119を緩め方向へ回動操作して各分割爪部材117における外周テーパ面のねじ117aに対する噛合いを解除し、各分割爪部材117を、それぞれの相互間隔が拡大する方向へ弾性復帰させる。これによりガイド部材113に対する各分割爪部材117の圧接が解除されることによりガイド部材113に対し、スライダー115が長手方向へ移動可能にされる。
この状態にてガイド部材113に対し、スライダー115をランナ25aの保持位置に一致する所望の水平方向位置へ移動させた後、図11に示すようにナット部材119を上記と反対の締め方向へ回動操作し、該ナット部材119が噛合う各分割爪部材117を、それぞれの相互間隔が縮小する方向へ弾性変形してガイド部材113に圧接させて挟持させることによりスライダー115、従ってランナ用チャック47を所望の水平方向位置に固定させる。
本実施例は、ナット部材119の回動操作により各分割爪部材117を、相互間隔が拡大する方向及び縮小する方向へ変形させることによりガイド部材113に対してスライダー115、従ってランナ用チャック47を移動可能また固定させることによりランナ用チャック47を位置調整することができる。
本発明は、以下のように変更実施することができる。
1.上記した各実施例は、水平方向に対してランナ用チャック47の取付け位置を任意に位置調整する構成としたが、第1昇降体39の下部に、実施例1乃至4の水平位置調整機構49、71、91、111を介して製品用チャック43を取付け、該製品用チャック43を水平方向に対して任意に位置調整できる構成としてもよい。
2.上記した各実施例の水平位置調整機構49、71、91、111は、成形品25のランナ25aに応じてランナ用チャック47を水平方向の所望の位置に位置調整可能にする構成としたが、本発明にあっては図12に示すように上記した水平方向に軸線を有したそれぞれの水平位置調整機構49、71、91、111のスライダー57、75、95、115に、垂直方向に軸線を有した垂直位置調整機構121(図12は、実施例1に係る水平位置調整機構49に同種構造の垂直位置調整機構を組み合わせた構成を示すが、実施例2乃至4に係る水平位置調整機構に同種構造の垂直位置調整機構を組み合わせた構成に付いては、図示を省略する。)を取付け、そのスライダー123に製品用チャック43又はランナ用チャック47を取付け、それぞれのチャックを水平方向及び垂直方向へ任意に位置調整可能にする構成であってもよい。
1 成形機
3 本体
5 固定側取付盤
7 可動側取付盤
9 タイバー
11 第1可動板
13 第2可動板
15 可動金型
16 固定側取付盤
16a 湯道
17 固定金型
19 引張りリンク
21 型締めシリンダ
25 成形品
25a ランナ
25b 製品部
27 成形品取出機
29 走行フレーム
31 第1走行体
33 前後フレーム
35 第2走行体
37 第3走行体
39 第1昇降体
41 第2昇降体
43 チャックの一部である製品用チャック
45 反転姿勢制御部材
47 チャックの一部であるランナ用チャック
49 水平位置調整機構
51 ホルダ
51a 垂下部
53 ガイド軸
55 送りねじ
57 スライダー
59 電動モータ
71 水平位置調整機構
73 ガイド部材
73a 係合溝
75 スライダー
77 軸部材
79 固定手段の一部を構成するカム
81 固定手段の一部を構成する回動操作部材
91 水平位置調整機構
93 ガイド部材
93a・93b 当接面
95 スライダー
95a 係合部
97 固定手段の一部を構成するクランプ部材
97a 当接部
97b 操作部
99 固定手段の一部を構成する弾性部材
101a・101b 摩擦部材
111 水平位置調整機構
113 ガイド部材
115 スライダー
115a 貫通孔
117 固定手段の一部を構成する分割爪部材
117a ねじ
119 固定手段の一部を構成するナット部材

Claims (7)

  1. 成形品を保持するチャックが取付けられる可動体を、チャックが金型間に位置する保持位置と成形機外の成形品解放位置とにそれぞれ位置するように移動制御して成形機から成形品を取出す成形品取出機において、
    可動体の先端部に、金型の型合せ面と平行な水平方向及び垂直方向のいずれかへ延出するように取付けられ、所望の長手方向長さからなるガイド部材と、
    該ガイド部材に係合して上記長手方向へ移動可能に支持され、チャックが取付けられるスライダーと、
    上記ガイド部材に対して所定の位置へ移動した上記スライダーを固定する固定手段と、
    からなるチャック位置調整機構を備えた成形品取出機。
  2. 請求項1において、ガイド部材は、長手直交方向断面がC形及びI形のいずれかのガイド部を有した成形品取出機。
  3. 請求項1において、ガイド部材は、水平方向へ延出すると共にスライダーは、ガイド部材に対して水平方向へ移動可能に支持される成形品取出機。
  4. 請求項1において、ガイド部材は、垂直方向へ延出すると共にスライダーは、ガイド部材に対して垂直方向へ移動可能に支持される成形品取出機。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、ガイド部材は、長手直交方向断面がC形からなるガイド溝を有すると共に固定手段は、スライダーに回動するように支持され、短径がガイド溝幅より若干小さく、長径がガイド溝幅より若干大きいカム部材及び該カム部材を回動操作する回動操作部材からなる成形品取出機。
  6. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、ガイド部材は、長手直交方向断面がI形のガイド部を有すると共にスライダーは、ガイド部の一方側に係合して移動するように支持される係合部を有し、かつ固定手段は、スライダーに回動するように支持され、ガイド部の他方側に係合可能な当接部を有したクランプ部材及び該クランプ部材を、当接部がガイド部の他面側に圧接するように付勢してガイド部材を挟持する弾性部材からなる成形品取出機。
  7. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、ガイド部材は、可動体の先端部に、金型の型合せ面と平行な方向に延出するように取付けられると共にスライダーは、ガイド部材に挿通されて長手方向へ摺動するように支持され、かつ固定手段は、ガイド部材に挿通されたスライダーのガイド孔周縁に設けられる分割爪部材及び該分割爪部材に噛合わされ、噛合せの進展に伴って分割爪部材の相互間隔を拡大又は縮小するナット部材からなる成形品取出機。
JP2010071598A 2010-03-26 2010-03-26 成形品取出機 Expired - Fee Related JP5137267B2 (ja)

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