JP2010104485A - 車両用シートのクッション構造体及びその製造方法 - Google Patents

車両用シートのクッション構造体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クッションパッドに凹み形成された溝部の着座時の押圧荷重による潰れを防止する。
【解決手段】シートバック1のクッションパッド2の裏面部2Bに、形状を凹ませたことによって機能する溝部(配風溝2C)が形成された車両用シートのクッション構造体である。配風溝2Cの立壁面Caには、クッションパッド2の発泡成形時に発泡樹脂を含浸させて硬質化させた厚物不織布3が一体的に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートのクッション構造体及びその製造方法に関する。詳しくは、車両用シートのクッション部を構成する発泡樹脂製のクッションパッドの裏面部に形状を凹ませたことによって機能する溝部が形成された車両用シートのクッション構造体及びその製造方法に関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックの背裏部に、着座者の背部に風を送り込むことのできる送風器が配設されたものが知られている。ここで、下記特許文献1には、上記した送風器から送られてきた風を、シートバックのクッションパッドに形成された配風溝によって方々へと分散させ、更に、これら配風溝から繋がる吹出孔から、配風された風を着座者の背裏面へと吹き出すようになっている構成が開示されている。
詳しくは、配風溝は、クッションパッドの背裏部に凹んだ通路となって形成されており、送風器から送られてきた風を、溝の通路形状に沿って面内方向の方々へと分散させるようになっている。そして、これら配風溝の所々には、配風された風を着座者の背部へと吹出すための吹出孔がクッションパッドを貫通して形成されている。
特開2004−8334号公報
しかし、上記開示の従来技術では、配風溝は軟質構造のクッションパッドに凹み形成されたものであるため、着座者がシートバックに凭れ掛かる押圧荷重によって溝が潰れてしまい、配風機能が十分に果たせなくなってしまうことがある。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、クッションパッドに凹み形成された溝部の着座時の押圧荷重による潰れを防止することにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートのクッション構造体及びその製造方法は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両用シートのクッション部を構成する発泡樹脂製のクッションパッドの裏面部に、形状を凹ませたことによって機能する溝部が形成された車両用シートのクッション構造体である。溝部の立壁面にクッションパッドよりも硬質な補強面材が一体的に形成されている。
この第1の発明によれば、溝部の立壁面が、補強面材との一体形成によって硬化して形成されることにより、クッションパッドに着座による押圧荷重が作用しても、溝部は潰れにくくなる。このように、凹んだ形状によって機能する溝部の潰れを防止できるようにしたことにより、溝部を有効に機能させることができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、補強面材が、クッションパッドの発泡成形時にクッションパッドの発泡樹脂の含浸により硬化して一体化されて形成される可撓性面状の布材により形成されているものである。
この第2の発明によれば、可撓性面状の布材により形成された補強面材は、クッションパッドの発泡成形時に溝部の立壁面の形状に合わせて柔軟に形を変えられる。したがって、補強面材を溝部の立壁面に良好に面当てして一体的に硬化させることができ、溝部の立壁面を良好に硬化させて形成することができる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は請求項2の発明において、補強面材は、クッションパッドの裏面と溝部の立壁面とに面当てされて一体形成されるようになっている。補強面材の溝部の立壁面に面当てされる縦面部は、クッションパッドの裏面に面当てされて一体的に硬質となって形成される横面部から折り曲げられて形成されている。
この第3の発明によれば、補強面材の溝部の立壁面に面当てされる縦面部は、クッションパッドの裏面に面当てされる横面部から折り曲げられて形成される。これにより、溝部の立壁面とこの立壁面に隣接したクッションパッドの裏面とが共に硬化して形成されるため、溝部を一層潰れ難く形成することができる。また、縦面部と横面部とがひとつながりに形成されていることにより、立壁面を横倒れしにくくすることができ、溝部を一層潰れにくく形成することができる。
次に、第4の発明は、上述した第3の発明において、補強面材は、一枚で溝部に一体化されるように構成されており、補強面材の縦面部は、補強面材に切込みが入れられることによって溝部の立壁面に面当てできるように折り曲げられて形成されている。
この第4の発明によれば、補強面材に切込みが入れられて縦面部が形成されるようになっていることにより、補強面材の周縁以外のところに溝部が配置される場合であっても、切込みを入れたラインから補強面材を折り曲げて縦面部を形成することができる。したがって、溝部の立壁面を良好に硬化させて形成することができる。
次に、第5の発明は、上述した第1から第4のいずれかの発明において、クッションパッドは、車両用シートのシートバックのクッション部として構成されている。クッションパッドの裏面部に凹み形成された溝部は、シートバックの背裏部に配設された送風器から送り込まれた風を、クッションパッドの裏面部において面内方向に配風するための通路ととして形成されている。
この第5の発明によれば、溝部が配風通路として形成されていることにより、着座者がシートバックに凭れ掛かっても、この配風通路を潰すことなく、送風器から送り込まれてきた風を良好に配風することができる。
次に、第6の発明は、車両用シートのクッション部を構成する発泡樹脂製のクッションパッドの裏面部に、形状を凹ませたことによって機能する溝部が形成された車両用シートのクッション構造体の製造方法であり、係着工程と成形工程とを有する。係着工程は、クッションパッドを発泡成形させる成形型に、クッションパッドの発泡成形時にクッションパッドの発泡樹脂の含浸により一体的に硬化して形成される可撓性面状の補強面材を係着させる工程である。成形工程は、上記した係着工程により補強面材が係着された成形型でクッションパッドを発泡成形させる工程である。係着工程において成形型に係着される補強面材には、成形型に形成されたクッションパッドの裏面部に溝部を凹ませて形成するための突部の立壁面に、補強面材の縦面部を折り曲げて面当てさせられるようにするための切込みが入れられている。成形型の突部の立壁面に補強面材の縦面部が面当てされた状態で、成形工程においてクッションパッドが発泡成形されることにより、クッションパッドの裏面部に形成された溝部の立壁面に、補強面材の縦面部が面当てされて一体的に硬化して形成される。
この第6の発明によれば、係着工程後の成形工程により、クッションパッドの裏面部に形成される溝部の立壁面が、補強面材の縦面部と含浸により一体成形されて硬化して形成される。この補強面材の縦面部は、係着工程において、補強面材の切込みにより折り曲げられて、成形型の突部の立壁面に面当てされて係着される。そして、この縦面部は、可撓性面状の部材であるため、クッションパッドの発泡成形時に溝部の立壁面の形状に合わせて柔軟に形を変えられる。したがって、縦面部を、成形工程によって、クッションパッドの溝部の立壁面に良好に面当てして一体成形することができる。また、補強面材は、溝部の立壁面とこの立壁面に隣接したクッションパッドの裏面とに面当てされて、共に含浸により一体成形されて硬化して形成される。したがって、立壁面を横倒れしにくく形成することができ、上記した成形により溝部を潰れにくく形成することができる。また、縦面部の形成のために補強面材に切込みが入れられていることにより、クッションパッドの発泡成形時には、この切込みラインから、発泡時に発生するガスを抜けるように機能させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートのクッション構造体及びその製造方法について、図1〜図5を用いて説明する。この車両用シートのクッション構造体は、図1に示されるように、車両用シートのシートバック1のクッション構造を成しており、クッション部となる発泡樹脂製のクッションパッド2と、クッションパッド2の裏面部2Bに一体成形されて設けられる可撓性面状の厚物不織布3と、によって構成されている。ここで、厚物不織布3が本発明の補強面材に相当する。
上記したクッションパッド2は、ポリウレタン樹脂を発泡成形させて形成されており、シートバック1に凭れ掛かった着座者の背凭れ荷重を、それ自体の弾性変形によって軟らかく受け止められるようになっている。そして、このクッションパッド2の裏面部2B、すなわち、着座者の背凭れ荷重を受け止める表面部とは反対側の背裏面部には、図示しない送風器から送り込まれた後方側からの風を面内方向に配風するための通路となる配風溝2Cが凹み形成されている。
この配風溝2Cは、上記した送風器の風を送り込む送風管と接続される凹状の接続口2Dから、裏面部2Bの面内方向の方々に向かって延出するように複数形成されている。そして、上記した各配風溝2Cの方々へ延出した端部には、それぞれ、クッションパッド2の表面部側へと貫通する吹出孔Cbが形成されている。これにより、上記した接続口2Dへと送り込まれた風は、各配風溝2Cを通ってクッションパッド2の裏面部2Bの面内方向の方々へと配風されて、各吹出孔Cbからクッションパッド2の表面部側へと送られて、着座者の背部に広い範囲に分散されて吹き当てられるようになっている。ここで、配風溝2C及び接続口2Dがそれぞれ本発明の溝部に相当する。
なお、図示は省略されているが、上記したクッションパッド2には、その外周面全体に布製の表皮カバーが被せ付けられるようになっている。この表皮カバーは、通気性のある布素材によって形成されており、吹出孔Cbから吹出された風を通気させられるようになっている。また、同じく図示は省略されているが、クッションパッド2の裏面部2Bには、板製のバックボードが貼り付けられるようになっており、このバックボードの押さえによって、各配風溝2Cを通る風がクッションパッド2の背面部から外へ漏れ出ないようになっている。
したがって、上記のような軟質構造のクッションパッド2に着座者の背凭れ荷重がかけられると、各配風溝2Cや接続口2Dがクッションパッド2の撓み変形に伴って潰れてしまい、それらの配風機能が十分に果たせなくなってしまうことがある。そこで、本実施例では、この配風溝2Cや接続口2Dを潰れにくくするために、クッションパッド2の裏面部2Bに、配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daを硬化させるための厚物不織布3が一体的に硬化して形成されている。
ここで、上記した厚物不織布3には、ポリプロピレンを原料とし、スパンボイド法により成形された公知の厚物の長繊維不織布(三井化学社製タフネル:登録商標)が用いられている。この厚物不織布3は、クッションパッド2の発泡成形時に、クッションパッド2の裏面部2Bに全面的に当てがわれてセットされることにより、クッションパッド2の発泡成形に伴ってクッションパッド2の裏面部2Bに一体的に接着成形されて硬化して形成されるようになっている(図5参照)。
詳しくは、厚物不織布3は、クッションパッド2の発泡成形時に、発泡樹脂がその繊維間に含浸して硬化することにより、クッションパッド2と一体的に接着されて、その一体化された面部を表面的に硬化させられるようになっている。ここで、図1に示されるように、上記した厚物不織布3には、そのクッションパッド2の裏面部2Bに面当てされる横面部3Aに、配風溝2Cの形状に即した形にスリット3S(切込み)が入れられている。
そして、上記したスリット3Sの形成により、厚物不織布3の横面部3Aから各配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daに向けて面当てできるように折り曲げることのできる縦面部3Bが形作られている。そして、各縦面部3Bは、クッションパッド2の発泡成形時に、各配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daに面当てされるようにセットされて、各立壁面Ca,Daと一体的に接着成形されることにより、これらの面を表面的に硬化させた状態に形成されるようになっている。
次に、上記した厚物不織布3をクッションパッド2の発泡成形と共に一体的に接着成形する製造方法について説明する。なお、以下の説明では、かかる製造方法を分かり易くする説明するために、図2〜図4に示されるように、厚物不織布3、クッションパッド2及び成形型10をそれぞれ単純化したものを用いて説明することとする。ここで、成形型10は、図2〜図3に示されるように、雄型となる上型11と雌型となる下型12とを有し、これらの型締めされた空間内に、クッションパッド2を発泡成形させる形のキャビティ空間13が形成されるものとなっている。
上記した上型11には、クッションパッド2の配風溝2Cや接続口2Dを凹み形成させるための突部11Aが突出して形成されている。そして、この突部11Aの立壁面Aaには、厚物不織布3の横面部3Aから折り曲げられた縦面部3Bが面当てされてセットされるようになっている。具体的には、上記した縦面部3Bには、マグネットBaが貼着されており、このマグネットBaを突部11Aの立壁面Aaに貼着することにより縦面部3Bが突部11Aの立壁面Aaに面当てされた状態として保持されるようになっている。
したがって、クッションパッド2の発泡成形時には、先ず、上型11に厚物不織布3をセットして、縦面部3Bを突部11Aの立壁面Aaに面当てさせた状態として保持し(係着工程)、次に、下型12のキャビティ空間13内にクッションパッド2の発泡樹脂材料を注入して型締めをする(図3参照)。そして、この状態から、発泡樹脂材料を加熱によって発泡させる(成形工程)ことにより、図4に示されるように、発泡樹脂材料がキャビティ空間13内に広く発泡充填されて、クッションパッド2の形状に形作られる。
このとき、図3に示されるように、発泡樹脂材料の発泡による膨張展開に伴って、キャビティ空間13内に充満しているガスは、厚物不織布3に形成されたスリット3Sの隙間から、上型11と下型12との型合わせ部分の隙間11Cや、上型11に形成されたガス抜き穴11Bから、型外へと抜き出ることができる。したがって、図4に示されるように、キャビティ空間13内に発泡不良を引き起こすガスを残留させることなく、発泡樹脂材料をキャビティ空間13内に広く充填させてその上面にセットされた厚物不織布3に良好に含浸させて一体的に接着成形することができる。
こうして成形されたクッションパッド2は、図5に示されるように、その裏面部2Bに厚物不織布3の横面部3Aが面当てされ、各配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daに縦面部3Bが面当てされた状態として、それぞれの面当てされた部位が発泡樹脂の含浸による一体成形によって硬化して形成される。
このように、本実施例の車両用シートのクッション構造体及びその製造方法によれば、配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daが、厚物不織布3との一体形成によって硬化して形成されることにより、クッションパッド2に着座による押圧荷重が作用しても、配風溝2Cは潰れにくくなる。このように、配風溝2Cの潰れを防止できるようにしたことにより、配風溝2Cを有効に機能させることができる。
また、可撓性面状の布材として形成された厚物不織布3は、クッションパッド2の発泡成形時に配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daの形状に合わせて柔軟に形を変えられる。したがって、厚物不織布3を配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daに良好に面当てして一体的に硬化させることができ、配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daを良好に一体的に硬化させて形成することができる。
また、厚物不織布3の配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daに面当てされる縦面部3Bは、クッションパッド2の裏面部2Bに面当てされる横面部3Aから折り曲げられて形成される。これにより、配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daとこれら立壁面Ca,Daに隣接したクッションパッド2の裏面部2Bとが共に硬化して形成されるため、配風溝2Cを一層潰れ難く形成することができる。また、縦面部3Bと横面部3Aとがひとつながりに形成されていることにより、立壁面Ca,Daを横倒れしにくくすることができ、配風溝2Cを一層潰れにくく形成することができる。
また、厚物不織布3に切込み(スリット3S)が入れられて縦面部3Bが形成されるようになっていることにより、厚物不織布3の周縁以外のところに配風溝2Cが配置される場合であっても、切込みを入れたラインから厚物不織布3を折り曲げて縦面部3Bを形成することができる。したがって、配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daを良好に硬化させて形成することができる。
また、係着工程後の成形工程により、クッションパッド2の裏面部2Bに形成される配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daが、厚物不織布3の縦面部3Bと含浸により一体成形されて硬化して形成される。この厚物不織布3の縦面部3Bは、係着工程において、厚物不織布3の切込みにより折り曲げられて、成形型10の突部11Aの立壁面Aaに面当てされて係着される。そして、この縦面部3Bは、可撓性面状の部材であるため、クッションパッド2の発泡成形時に配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daの形状に合わせて柔軟に形を変えられる。したがって、縦面部3Bを、成形工程によって、クッションパッド2の配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daに良好に面当てして一体成形することができる。
また、厚物不織布3は、配風溝2Cや接続口2Dの立壁面Ca,Daとこれら立壁面Ca,Daに隣接したクッションパッド2の裏面部2Bとに面当てされて、共に含浸により一体成形されて硬化して形成される。したがって、立壁面Ca,Daを横倒れしにくく形成することができ、上記した成形により配風溝2Cを潰れにくく形成することができる。また、縦面部3Bの形成のために厚物不織布3に切込み(スリット3S)が入れられていることにより、クッションパッド2の発泡成形時には、この切込みラインから、発泡時に発生するガスを抜けるように機能させることができる。
以上、本発明の実施形態を一つの実施例により説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施ができるものである。例えば、クッションパッドの裏面部に形成される溝部は、上記実施例で示した配風溝2C以外でも、何らかの機能部品を収納するための収納溝など、その凹んだ形状によって機能する溝であれば、本発明の構成の適用対象となる。
また、シートクッションのクッションパッドの裏面部に溝部が形成されていて、同裏面部に、溝部の立壁面を硬化させるための補強面材を一体的に設けるようにしてもよい。また、上記実施例では、厚物不織布3(補強面材)の横面部3Aにスリット3S(切込み)を入れることによって、縦面部3Bを折り曲げ形成できるようにしたものを示したが、溝部が補強面材の周縁箇所に形成される場合には、補強面材の周縁を折り曲げて縦面部を形成するようにすることもできる。
また、厚物不織布3(補強面材)の縦面部3Bを成形型10の突部11Aの立壁面Aaに係着させるための手段としてマグネットBaを示したが、例えば、成形型に磁気を持たせて、補強面材の縦面部にホッチキスの芯材のような金属片を設けることで貼着できるようにしてもよい。また、上記係着手段として、粘着シート等を用いた粘着構造やフックによる引掛構造など、その他の公知の係着手段を用いることもできる。
また、クッションパッドの裏面部を硬質化させる補強面材の材質は特に限定されるものではない。例えば、クッションパッドよりも硬質な樹脂面材を溝部の立壁面に接着させることによって、同立壁面を硬質化するようにしてもよい。また、溝部の立壁面が硬質化されたものを示したが、併せて、溝部の底面も硬質化したものであってもよい。
実施例1の車両用シートのクッション構造体の概略構成図である。 不織布と成形型の構成を単純化して表した模式図である。 成形型の型締め状態を表した工程図である。 成形型内でクッションパッドを発泡成形した状態を表した工程図である。 クッションパッドの成形後の形状を表した断面図である。
符号の説明
1 シートバック
2 クッションパッド
2B 裏面部
2C 配風溝(溝部)
Ca 立壁面
Cb 吹出孔
2D 接続口(溝部)
Da 立壁面
3 厚物不織布(補強面材)
3S スリット
3A 横面部
3B 縦面部
Ba マグネット
10 成形型
11 上型
11A 突部
Aa 立壁面
11B ガス抜き穴
11C 隙間
12 下型
13 キャビティ空間

Claims (6)

  1. 車両用シートのクッション部を構成する発泡樹脂製のクッションパッドの裏面部に形状を凹ませたことによって機能する溝部が形成された車両用シートのクッション構造体であって、
    前記溝部の立壁面に前記クッションパッドよりも硬質な補強面材が一体的に形成されたことを特徴とする車両用シートのクッション構造体。
  2. 請求項1に記載の車両用シートのクッション構造体であって、
    前記補強面材が前記クッションパッドの発泡成形時に該クッションパッドの発泡樹脂の含浸により硬化して一体化されて形成される可撓性面状の布材により形成されていることを特徴とする車両用シートのクッション構造体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートのクッション構造体であって、
    前記補強面材は前記クッションパッドの裏面と前記溝部の立壁面とに面当てされて一体形成されるようになっており、前記補強面材の前記溝部の立壁面に面当てされる縦面部は前記クッションパッドの裏面に面当てされて一体的に硬質となって形成される横面部から折り曲げられて形成されていることを特徴とする車両用シートのクッション構造体。
  4. 請求項3に記載の車両用シートのクッション構造体であって、
    前記補強面材は一枚で前記溝部に一体化されるように構成されており、該補強面材の縦面部は該補強面材に切込みが入れられることによって前記溝部の立壁面に面当てできるように折り曲げられて形成されていることを特徴とする車両用シートのクッション構造体。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用シートのクッション構造体であって、
    前記クッションパッドは車両用シートのシートバックのクッション部として構成されており、該クッションパッドの裏面部に凹み形成された溝部は前記シートバックの背裏部に配設された送風器から送り込まれた風を該クッションパッドの裏面部において面内方向に配風するための通路として形成されていることを特徴とする車両用シートのクッション構造体。
  6. 車両用シートのクッション部を構成する発泡樹脂製のクッションパッドの裏面部に形状を凹ませたことによって機能する溝部が形成された車両用シートのクッション構造体の製造方法であって、
    前記クッションパッドを発泡成形させる成形型に該クッションパッドの発泡成形時に該クッションパッドの発泡樹脂の含浸により一体的に硬化して形成される可撓性面状の補強面材を係着させる係着工程と、
    該係着工程により補強面材が係着された成形型で前記クッションパッドを発泡成形させる成形工程と、を有し、
    前記係着工程において成形型に係着される補強面材には該成形型に形成された前記クッションパッドの裏面部に溝部を凹ませて形成するための突部の立壁面に該補強面材の縦面部を折り曲げて面当てさせられるようにするための切込みが入れられており、前記成形型の突部の立壁面に前記補強面材の縦面部が面当てされた状態で前記成形工程において前記クッションパッドが発泡成形されることにより前記クッションパッドの裏面部に形成された溝部の立壁面に前記補強面材の縦面部が面当てされて一体的に硬化して形成されることを特徴とする車両用シートのクッション構造体の製造方法。
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