JP2010102522A - 情報提供装置および情報提供方法 - Google Patents

情報提供装置および情報提供方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010102522A
JP2010102522A JP2008273709A JP2008273709A JP2010102522A JP 2010102522 A JP2010102522 A JP 2010102522A JP 2008273709 A JP2008273709 A JP 2008273709A JP 2008273709 A JP2008273709 A JP 2008273709A JP 2010102522 A JP2010102522 A JP 2010102522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vehicle
hmi
provision
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008273709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5025617B2 (ja
JP2010102522A5 (ja
Inventor
Hiroshi Araki
宏 荒木
Yukio Goto
幸夫 後藤
Shigeki Morita
茂樹 森田
Takashi Maeda
崇 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008273709A priority Critical patent/JP5025617B2/ja
Publication of JP2010102522A publication Critical patent/JP2010102522A/ja
Publication of JP2010102522A5 publication Critical patent/JP2010102522A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5025617B2 publication Critical patent/JP5025617B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、安全運転支援システムにおいてよりロバストな追突事故防止の運転支援を行い、適切なタイミングによる情報提供の供与と解除が可能な情報提供装置および情報提供方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による追突事故防止情報支援車載装置1は、情報提供判断手段13が、対象車両が前方車両に追突するまでの予測時間を用いて判定する時間条件判定部13aと、前記対象車両が前方車両に追突するまでの予測距離を用いて判定する距離条件判定部13bと、前記対象車両の動作状態を用いて判定する運転条件判定部13cとを含み、各判定部による判定結果に基づいて運転手に対して情報提供または注意喚起を行うか否かを判断することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、安全運転支援システムにおいて提供される情報提供装置および情報提供方法に関する。
道路を走行する車両に搭載された車載装置と、道路側に設置された道路側通信装置との間で各種情報の送受信を行う路車間通信に関して、従来から様々な技術が提案されている。
代表的な路車間通信システムとしては、車両に道路交通情報を伝達するVICS(Vehicle Information and Communication System)が実用化されている。VICSは、2.5GHz帯の電波を使用した電波ビーコン方式、赤外線を使用した光ビーコン方式、FMラジオによるFM多重方式の3方式からなる情報通信システムであり、VICSセンターから道路交通情報が配信されている。特に、一般道路では光ビーコンによる情報提供が行われている。
近年、インフラ通信網やカーナビゲーション技術の発達によって情報通信環境が整備されてきており、それに伴って多量の情報が入手できるような高速通信メディアが提案されている。その一例として、ETC(Electronic Toll Collection System)における通信技術を拡張したDSRC(Dedicated Short Range Communication)が開発されている。DSRCによる伝送速度は4Mbpsであり、光ビーコン方式の伝送速度(1Mbps)よりも4倍高速になっている。このような高速伝送技術を利用して、安全運転支援に関する情報提供が実用化されようとしている。
安全運転支援に関する情報提供は、従来の光ビーコンやDSRCによる路車間通信技術などを用いて路車間通信の協調によって交通事故を防止するDSSS(Driving Safety Support Systems:交通安全支援システム)が検討されており、交通事故削減の実現への期待が高まっている。
追突事故を防止する技術に類似した技術として衝突防止技術があり、従来では、交差点に向かって走行して右折する車両に対して交差点情報などを配信し、衝突を防止することが可能な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−202061号公報
路車間通信や車車間通信を用いた車判断型の安全運転支援システムでは、路車間通信や車車間通信によって提供される情報と自車両の車両情報とを用いて衝突判断を行っている。特許文献1は、入手した情報から自車両以外の移動体との相対距離を検出して複数の他の移動体との衝突判定を行い、衝突の危険性を運転手に報知している。しかし、衝突判断を行うための主な条件として距離条件を用いているため、限られた条件での衝突予測の判断は、条件の変動や欠如に対してロバストではない。
また、条件として、移動距離や交差点までの距離などの距離条件を用いているが、距離に対する運転手の判断感覚には個人差が大きく、距離を把握しにくいなど、危険検知のHMI(Human Machine Interface)情報を利用する点で有利ではない。さらに、安全運転支援に関する情報提供が行われた場合には、判断条件の変動や欠如によって情報提供が直ちに終了したり、終了することなく情報提供され続ける場合などがあり、運転手にとっては不確実な情報提供によって混乱し、安全運転支援としての機能が果たされないことが想定される。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、安全運転支援システムにおいてよりロバストな追突事故防止の運転支援を行い、適切なタイミングによる情報提供の供与と解除が可能な情報提供装置および情報提供方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による情報提供装置は、追突対象となる前方車両と対象車両との追突を報知し、路側に設置された道路側無線通信装置からの交通情報を取得する通信手段と、対象車両の車両情報を取得するセンサー手段と、交通情報および車両情報に基づいて、情報提供または注意喚起を行うか否かを判断する情報提供判断手段と、情報提供判断手段による判断結果に基づいて、情報提供と注意喚起とを含むHMI(Human Machine Interface)情報の出力を制御するHMI情報出力制御手段とを備え、情報提供判断手段は、対象車両が前方車両に追突するまでの予測時間を用いて判定する時間条件判定部と、対象車両が前方車両に追突するまでの予測距離を用いて判定する距離条件判定部と、自車両の動作状態を用いて判定する運転条件判定部とを含み、各判定部による判定結果に基づいて情報提供または注意喚起を行うか否かを判断することを特徴とする。
また、本発明による情報提供方法は、追突対象となる前方車両と対象車両との追突を報知する追突事故防止情報支援方法であって、通信手段が路側に設置された道路側無線通信装置から交通情報を取得するステップと、センサ手段が対象車両の車両情報を取得するステップと、情報提供判断手段が交通情報および車両情報に基づいて、対象車両に情報提供または注意喚起を行うか否かを判断するステップと、HMI情報出力制御手段が情報提供判断手段による判断結果に基づいて、情報提供と注意喚起とを含むHMI情報の出力を制御するステップと、を備え、情報提供判断手段が対象車両に情報提供または注意喚起を行うか否かを判断するステップは、時間条件判定部が対象車両が前方車両に追突するまでの予測時間を用いて判定するステップと、距離条件判定部が対象車両が前方車両に追突するまでの予測距離を用いて判定するステップと、運転条件判定部が対象車両の動作状態を用いて判定するステップと、情報提供判断手段が各判定部による判定結果に基づいて情報提供または注意喚起を行うか否かを判断することを特徴とする、情報提供方法。
本発明によると、安全運転支援システムにおいてよりロバストな追突事故防止の運転支援を行い、適切なタイミングによる情報提供の供与と解除が可能な情報提供装置および情報提供方法を提供することが可能である。
本発明の実施形態について、図面を用いて以下に説明する。
〈実施形態1〉
DSSSシステムの適用サービスには、右直事故防止情報提供サービス、左折巻き込み事故防止情報提供サービス、追突事故防止情報提供サービス、一時停止事故防止情報提供サービス、出会い頭事故防止情報提供サービスなどが実施に向けて検討されている。本実施形態では、追突事故防止情報提供サービスの情報提供の判断について以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態による追突事故防止情報支援車載装置を実装する安全運転支援システムのブロック図である。車載装置1(情報提供装置)は、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)車載器をベースとしたDSSS判断処理機能を有する構成を想定したものである。光ビーコン受信機2とDSRC車載器3とは、それぞれ光ビーコン路側機8とDSRC路側機9との間で路車間通信情報を無線通信によって送受信することができる。ここで、無線通信メディアとしては、車車間通信装置、無線タグ、無線LAN(WiFi、WiMAXを含む)、携帯電話などであってもよい。車両センサ4は、対象車両である自車両の速度、加速度、ブレーキ、ウィンカー、アクセル、ステアリング、ワイパー、エンジン、シフトなどに関するセンサ情報を取得することができる。車載装置1からは、HMI情報である画像、音声、テキスト、コードなどを安全運転支援システムとしてカーナビ5に送信されて表示7にて表示したり、カーナビ5への送信を解除したりすることができる。他処理装置6は、本実施形態による車載装置とは異なる車載システムであり、例えばASV(Advanced Safety Vehicle:先進安全自動車)における車載装置がある。車載装置1は、情報判断結果を他処理装置6に伝達することによって、カーナビ5に安全運転支援情報を別系統で表示することができる。ここで、DSRC車載器3とカーナビ5は、ITS車載器であってもよい。
光ビーコン受信機2は、光通信エリアが比較的狭いことから、光通信エリア内では基本的に一台の車両しか存在することができず、複数台の車両が同時に存在することはできない。従って、光ビーコン受信機2は自車両に向けられた情報のみしか受信せず、他の車両に向けられた情報を受信することはない。よって、光ビーコン受信機2は、DSSSサービス用IDをアップリンクすることによってダウンリンク情報として安全支援情報を入手することができ、車載装置1は走行中の車線情報を取得して走行車線の追突情報を得ることができる。
DSRC車載器3は、電波通信エリアが比較的広いことから、電波通信エリア内では同時に複数台の車両が存在することがある。従って、DSRC車載器3は自車両に向けられた情報以外にも、他の車両に向けられた情報を受信することがある。よって、DSRC車載器3は、ダウンリンク情報が自車両に必要な情報であるか否かを選択し、自車両に必要なダウンリンク情報のみを車載装置1に出力する。このとき、DSRC路側機9が設置されていなくても、光ビーコン路側機8からダウンリンク情報を取得してもよい。
路側に設置される光ビーコン路側機8とDSRC路側機9は、情報中継装置25と接続されており、同様に情報中継装置25と接続されている車両検知センサ21が検知した車両検知情報および信号機23の信号情報を情報中継装置25を介して受信し、車両に送信する。
カーナビ5は、カーナビゲーション機能を有し、車両と運転手とのHMIとして機能する。また、カーナビ5はGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信機を備えており、GPS受信機から自車両の位置情報を取得して車両情報として出力してもよい。カーナビ11は、車載装置1から受信した安全支援用のHMI情報に基づいて画像表示、音声出力、テキスト表示などを行う。従って、自車両の運転手に追突事故の注意喚起情報が通知されて、自車両の前方における追突事故を事前に回避することができる。このとき、追突事故の注意が予測される車線から、自車両の車線変更を促すHMI情報の提供を行ってもよい。
図2は、本発明の実施形態1による情報提供装置のブロック図である。図2に示すように、追突対象となる前方車両と自車両との追突を報知する車載装置1は、路側に設置された道路側無線通信装置からの交通情報17を取得する通信手段10と、自車両の車両情報18を取得するセンサ手段11と、交通情報17および車両情報18に基づいて、自車両の運転手に対して情報提供または注意喚起を行うか否かを判断する情報提供判断手段13と、情報提供判断手段13による判断結果に基づいて、情報提供と注意喚起とを含むHMI情報16の出力を制御するHMI情報出力制御手段15とを備えている。
データ管理手段12は、通信手段10とセンサ手段11とから得られたデータを管理しており、パラメータ管理手段14は、情報提供判断手段13での処理において判断基準となる情報を管理している。また、HMI情報出力制御手段15は、HMI情報の所定の出力条件が成立したと判断した場合はHMI情報を出力し、HMI情報を出力した後にHMI情報の所定の消去条件が成立した場合はHMI情報を消去する。
車載装置1は、例えば、無線通信を用いた路車間通信であるVICS、DSRC、DSSSに対応した車載装置である。VICS、DSRC、およびDSSSのそれぞれは、UTMS(Universal Traffic Management System:新交通管理システム)の一部のシステムであって道路交通情報を提供するVICSの光ビーコン受信機2と、ETCにおける通信技術を拡張して情報提供を行うDSRCのDSRC車載器3と、光ビーコン受信機2とDSRC車載器3との内の少なくとも一方の装置を用いることによって交通事故を防止するための情報提供を行う車判断型のDSSS(安全運転支援システム)として稼動する。
図3は、本発明の実施形態1による情報提供判断手段13のブロック図である。図3に示すように、情報提供判断手段13は、自車両が前方車両に追突するまでの予測時間を用いて判定する時間条件判定部13aと、自車両が前方車両に追突するまでの予測距離を用いて判定する距離条件判定部13bと、自車両の動作状態を用いて判定する運転条件判定部13cとを含み、各判定部による判定結果に基づいて運転手に対して情報提供または注意喚起を行うか否かを提供条件判定部13dにて判断し、HMI情報出力制御手段15に出力される。各判定部では、交通情報17および車両情報18から得た情報を用いて算出処理を行なっている。
図4は、本発明の実施形態1による情報提供判断手段13のフローチャートである。情報提供判断手段13による判断処理が開始されると、交通情報に障害物検知情報(支援データ区分=追突)が含まれるか否かによって、追突事故防止情報提供サービスが提供されているか否かを判断する(ステップS401)。ステップS401にて追突事故防止情報提供サービスが提供されていると判断されると、自車両の位置情報と停止線情報とに基づいて自車両が停止線より前方上流に存在するか否かを判断する(ステップS402)。ステップS402にて自車両が停止線より前に存在すると判断されると、自車両の位置情報と渋滞末尾情報とに基づいて自車両が渋滞末尾の前方上流に存在するか否かを判断する(ステップS403)。ステップS403にて自車両が渋滞末尾の前方上流に存在すると判断されると、車両情報に含まれる自車両の速度に基づいて自車両が予め決められた所定の最低速度以上で走行しているか否かとブレーキを操作しているか否かと情報対象車線と走行車線が一致しているか否かという運転条件を判断する(ステップS404)。ステップS404にて自車両が所定の最低速度以上で走行しブレーキを操作していないと情報対象車線と走行車線が一致していると判断されると、所定の時間条件および距離条件に基づいて自車両が前方の車両に追突するか否かを判断する(ステップS405)。ステップS405にて自車両が前方の車両に追突すると判断されると、最新の判定結果(ステップS406)として、保持している前回の判定結果(ステップS407)と比較して出力の判定を行い(ステップS408)、前回の判定結果と変わらなければ情報提供判断手段13から出力されるHMI情報を保持したままHMI情報出力制御手段15に出力し(ステップS410)、前回の判定結果と異なる場合は最新の判定結果をHMI情報として更新し、HMI情報出力制御手段15に出力する(ステップS409)。なお、ステップS406における最新の判定結果は、ステップS407にて前回の判定結果として保持される。
追突事故防止情報提供サービスは、走行車両に対して光ビーコン路側機8またはDSRC路側機9などの路側システムから交通情報として、自車両の走行車線情報、進路前方上流の停止車両情報、渋滞末尾情報などを提供する。ここで、渋滞末尾情報は、自車両の前方に位置する車両の位置情報であってもよい。また、交差点付近では、路側システムは、交通情報として信号情報や停止線情報なども併せて提供する。車載装置1は、提供された交通情報を使用し、自車両の状況に応じて追突の危険、停止線あり、赤信号などの情報を「注意喚起情報」として自車両の運転手に伝達する。
渋滞が発生する交差点において、渋滞末尾または信号機が目視しにくい場所では、運転手に渋滞末尾などの情報提供により注意喚起を行うことによって、渋滞末尾への追突事故を防止することが期待される。また、追突事故防止情報提供サービスを実施することによって、車両の減速開始位置が手前になることによってスムーズな停止を支援することができたり、減速度が緩やかになったりすることが期待される。これらのことから、車載装置1による安全運転支援とは、注意喚起のための情報提供をすることである。
図5は、本発明の実施形態1による安全運転支援システムにおける路側インフラ側のシステム配置の一例を示す図である。図5に示すように、交差点26などの渋滞多発地点に車両検知センサ21が設置されている。車両検知センサ21は、車両検知エリア22内にて、停止線24から渋滞末尾28までの距離の算出や渋滞している車両の種別(四輪、二輪など)を検知することができる。光ビーコン路側機8は、車両検知エリア22を含み、停止線24よりも上流側に設置している。DSRC路側機9は、渋滞末尾28を含んだ、光ビーコン路側機8から渋滞末尾28または停止線24までをDSRC通信エリア20とすることができる。
車載装置1の設計パラメータについて、路側インフラである光ビーコン路側機8やDSRC路側機9などの設置位置、車両検知エリア22、情報提供判断などの設計の基準となるパラメータは以下の通りとする。なお、下記のパラメータは変更可能であるものとする。
適用上限速度は、規制速度+10km/hとする。交差点26内走行速度は、右折または左折時に20km/hまで減速するものとする。設計減速度について、注意喚起(認知ミス想定)後の減速度は、乗用車で0.3G(2.94m/s2)、大型車で0.18G(1.8m/s2)とする。設計加速度については、一時停止後に通常発信する場合における加速度とし、停止状態から車両の後端がコリジョンポイント(衝突地点)を過ぎるまでの加速度とする。このとき、車長5mの乗用車で0.1G(0.98m/s2)、車長12mの大型車で0.05G(0.49m/s2)とする。反応時間は、安全運転支援の開始から運転手が動作を開始するまでの時間とし、その時間を3.2秒とする。システム遅延時間は、最大2.0秒とする。ただし、路側インフラ+車側受信、判断処理、表示処理までの時間とし、カーナビ5への表示処理時間を含めてもよい。また、システム遅延時間=[インフラ情報伝達遅延(0.4秒:ASV仕様)]+[光ビーコン受信処理遅延(0.3秒)]+[車載装置判断処理遅延(0.3秒)]+[ナビゲーション表示処理遅延(0.5秒)]+[遅延時間変動(最大0.5秒)]としてもよく、また、各遅延時間や項目は変更可能であり、遅延時間の合計が最大2.0秒となればよい。
路側インフラである光ビーコン路側機8、DSRC路側機9、車両検知センサ21の設置基準を以下に示す。
光ビーコン路側機8は、光送受信部と制御部とを備えており、交差点など道路の様々な箇所に設置され、車両19と近赤外線を用いて光通信を行っている。車載装置1は、通信手段10である光ビーコン受信機2から光ビーコン情報として安全運転支援情報を取得する。一方、DSRC路側機9は、数十mのDSRC通信エリア20内にて、車載装置1に対して5.8GHz帯の電波信号を用いて電波通信を行っており、通信手段10であるDSRC車載器3からDSRC情報として安全運転支援情報を取得する。
車両検知センサ21は、例えば、カメラ画像から車両を検知する画像センサであり、数十m以上の車両検知エリア22内にて渋滞車両27を検知して車両検知情報として出力する。車両検知情報とは、車両検知センサ21が検知した車両に関する情報のことであり、検出対象となる車両の車種、停止線から渋滞末尾までの距離などが含まれている。なお、車両検知センサ21は、超音波センサや光センサであってもよく、車両検知センサ21を車両検知機能付きの光ビーコンにより構成してもよい。
信号機23は、交差点などに設置されており、信号灯器表示と信号灯器情報とを情報中継装置25に出力する。信号灯器情報は、信号機23における赤、黄、青、矢印などの制御信号をリアルタイムに示している。
情報中継装置25は、光ビーコン路側機8、DSRC路側機9、車両検知センサ21、信号機23とそれぞれ接続されており、交差点付近に設置されている。情報中継装置25は、例えば、車両検知センサ21の車両検知情報や信号機23の信号情報を取得し、渋滞末尾情報、車種情報、信号情報、停止線位置情報などの交通情報を光ビーコン路側機8やDSRC路側機9に対して周期的に配信している。これらの交通情報を受信した光ビーコン受信機8やDSRC路側機9は、周期的に車両に向けて配信しているので、安全運転支援情報を提供するためには光ビーコン路側機8やDSRC路側機9の設置位置が重要となる。
光ビーコン路側機8やDSRC路側機9から配信される交通情報には、追突事故防止情報提供サービスのデータ区分を含む障害物検知情報、車両四輪障害物情報または渋滞末尾情報を示す障害物事象表現情報、信号機の灯器情報を示す信号情報が含まれている。特に、光ビーコン路側機8から配信される交通情報には、車線や車線数を示すAMIS(Advanced Mobile Information Systems)基本情報、交差点情報や一時停止線情報を示す道路線形情報などが含まれている。
光ビーコン路側機8の設置基準は、渋滞多発地点において渋滞末尾28が計測できる位置に車両検知エリア22があり、車両検知エリア22の最後部から距離L1以上離れた地点とする。
距離L1は、車載装置1を備える車両が光ビーコン路側機21の通過時の走行速度をサービス速度としたときの、空走距離(サービス速度×反応時間)と制動距離((サービス速度)2/2×(設計減速度))との合計距離となる。
サービス速度:法定速度(40[km/h])+10[km/h]=50[km/h]
光ビーコン路側機8から渋滞末尾28までの距離:L1[m]
自車両速度:V=50[km/h]
システム遅延時間:Tp=2[sec]
反応時間:Td=3.2[sec]
設計減速度:α=3[m/s2
とすると、
L1=V2/2α+V(Tp+Td)≒105[m]
となる。
DSRC路側機9のDSRC通信エリア20は、車両検知エリア22の最後部を含んでおり、停止線24の前方上流に通信エリア長L2を有する。
L2=光ビーコン路側機8までの距離L1以上[m]
通信エリア長L2は、DSRC路側機9の送信電力によってはL1以下であってもよい。また、DSRC路側機9が設置できない場合は、光ビーコン路側機8を設置してもよい。
車両検知センサ21は、本実施形態ではカメラによる画像センサとする。車両検知エリア22は、停止線24から渋滞末尾28までを検知するエリアを有する。
交差点26の中心から渋滞車両検出開始位置までの距離:Ls[m]
自車両速度:V=50[km/h]
自車両が停止位置に到達するまでの時間:T=7[sec]
設計減速度:α=3[m/s2
とすると、
Ls=V2/2α+VT≒97[m]
となる。なお、Lsは、画像センサの性能によってはLs以下であってもよい。
本実施形態において、安全運転支援の情報提供対象は、渋滞または停止線にて停止しなければならない車両(一当車ともいう)とする。また、安全運転支援の情報提供対象区間は、渋滞多発地点または停止線および停止線の前方上流とする。
運転手に対する安全運転支援の情報提供の判定は、路車間データを用いて行う。すなわち、障害物検知情報(支援データ区分=追突)、障害物事象表現情報(車両四輪障害物情報または渋滞末尾情報)、信号情報および信号事象表現情報である。なお、一時停止線情報が取得可能な場合は、一時停止線情報を用いてもよい。
運転手に対する情報表示内容は、渋滞末尾28で停止(車速が0km/h)することを想定し、HMI情報として追突注意喚起情報(例えば、画像、音声、テキスト、振動など)を提供する。また、渋滞していない場合には、赤信号時に車両が停止線24にて停止することを想定し、HMI情報として信号注意喚起情報(例えば、画像、音声、テキスト、振動など)を提供する。
運転手に提供するHMI情報により、カーナビ5のディスプレイ表示、オーディオスピーカ出力、ハンドルやシートの振動、シートベルトの締め付けなど、車両に搭載されて運転中の運転手に対して直接注意喚起できる装置を用いて安全運転支援を行う。
図6は、本発明の実施形態1による安全運転支援のためのカーナビ表示出力の一例を示す図である。図6に示すように、例えば、車載装置1が取得した交通情報17や車両情報18から、光ビーコン受信機2やDSRC車載器3がDSSSデータを受信すると、地図画面29にDSSSサービスイン31のアイコンが表示され、追突事故防止サービス画面30が表示される。DSSSサービスイン31のアイコンは、サービスインを示すHMI情報であって、画像、音声、テキスト、振動などでもよく、表示させなくてもよい。
図6(a)では、渋滞末尾情報がある場合において、例えば、渋滞末尾長が0ではない、または規定値以上の渋滞末尾長であるときには、渋滞注意などのテキストやそれと同様の画像が追突事故防止サービス画面30に表示される。
図6(b)では、減速しなければ渋滞末尾に追突すると判断した場合において、追突注意などのテキストやそれと同様の画像が追突事故防止サービス画面30に表示される。このとき、例えば、四輪車や二輪車などの車種情報から車種に応じて追突事故防止サービス画面30の表示を切り替えてもよい。
図6(c)では、渋滞末尾情報がない場合において、例えば、渋滞末尾長が0、または規定値以下の渋滞末尾長であるときには、停止線情報から停止線注意などのテキストやそれと同様の画像が追突事故防止サービス画面30に表示される。
図6(d)では、渋滞末尾情報がない場合において、例えば、渋滞末尾長が0、または規定値以下の渋滞末尾長であるときには、信号情報から信号注意などのテキストやそれと同様の画像が追突事故防止サービス画面30に表示される。
なお、追突事故防止サービス画面30への画像の表示は、一画面全体であってもよい。また、地図画面29に重ねて表示してもよい。
運転手に対して直接注意喚起するHMI情報を提供する別の方法として、車載装置1は、ビープ音を車内スピーカなどから発してもよい。例えば、渋滞末尾情報がある場合は、一定周波数のビープ音によって単発音を発音したり、減速しなければ渋滞末尾に追突すると判断した場合は、上記の周波数とは異なる周波数にしてもよく、当該周波数の発音の繰り返し音を発音する。このとき、車種情報に基づいて車種によって周波数を切り替えてもよい。また、渋滞末尾情報がない場合は、停止線情報に基づいて停止線注意の旨を所定の周波数で発音してもよく、また、信号情報に基づいて信号注意の旨を、停止線注意の周波数とは異なる周波数で発音してもよい。
さらに、運転手に対して直接注意喚起する別の方法として、車載装置1は、シートやハンドルに振動を加えてもよい。例えば、渋滞末尾情報がある場合は、一定周波数の振動で短時間に発してもよく、減速しなければ渋滞末尾に追突すると判断した場合は、上記の周波数とは異なる周波数にしてもよく、当該周波数の振動を繰り返して発してもよい。このとき、車種情報に基づいて車種によって周波数を切り替えてもよい。また、渋滞末尾情報がない場合は、停止線情報に基づいて停止線注意の旨の振動を発してもよく、また、信号情報に基づいて信号注意の旨を、停止線注意とは異なる周波数の振動を発してもよい。
なお、運転手に提供するHMI情報において、運転手に対する安全運転支援の情報提供の判定に障害物検知情報(支援データ区分=追突)のみを用いて、運転手に対して直接注意喚起(例えば、画像、音声、テキスト、振動など)を行うようにしてもよい。図6(e)に示すように、光ビーコン受信機2やDSRC車載器3がDSSSデータの障害物検知情報(支援データ区分=追突)を受信すると、追突事故防止サービス画面30に追突事故防止情報提供サービスを示すテキストや画像を表示し、自車両が追突事故防止情報提供サービスエリアに入ったことを運転手に報知するが、このような画面はなくてもよい。図6(e)において、障害物検知情報(支援データ区分=追突)がある場合は、例えば、追突事故防止情報提供サービスや追突事故サービス情報提供中などのテキストや画面が表示される。
運転手に対するHMI情報の提供条件は、障害物検知情報がある場合における「情報提供」および「注意喚起」を、時間または相対距離によって定義する。すなわち、本実施形態では、運転手に対して情報表示するためのHMI情報の出力条件は、運転条件判定部13cによる所定の判定条件を満たし、かつ、時間条件判定部13aと距離条件判定部13bとによる所定の判定条件のうちの少なくとも一方の判定条件を満たすことである。
自車両の走行車線の渋滞末尾28または停止線24までの距離:L[m]
自車両速度:v[m/s]
反応時間:Tdr=3.2[sec]
ディスプレイ遅延時間:Tds=0.5[sec]
設計減速度:α=3[m/s2
とする。自車両の走行車線の渋滞末尾28または停止線24までの距離Lは、自車両の位置情報および渋滞末尾情報または停止線情報から算出される。ここで、自車両の位置情報は、自車両が光ビーコン路側機8の下方を通過する際、交差点中心からの距離を入手するので、この交差点中心からの距離と自車両の速度から求められる。HMI情報提供の各条件は以下のようになる。なお、設定された数値は変更可能である。
時間条件判定部13aの時間条件は、
注意喚起時間:Tw=(Tdr+Tds)+v/α[sec]
自車両が停止するまでの時間(反応遅れ+一定減速度で停止位置に停止):
Tc=(Tdr+Tds)+2(L−(Tdr+Tds)v)/v[sec]
としたとき、
判定条件:Tc<Tw、または、Tc≦Tw
となる。
距離条件判定部13bの距離条件は、
注意喚起距離:Lw=(Tdr+Tds)v+v×v/2α[m]
としたとき、
判定条件:L<Lw、または、L≦Lw
となる。
運転条件判定部13cの運転条件は、
ブレーキ:OFF(ブレーキを掛けていない)
自車両速度:最低速度(例えば、20km/h)以上
車線:情報対象車線と自車両の走行車線とが一致
とする。
図7は、本発明の実施形態1による情報提供判断手段13における情報表示の判定の一例を示す図であり、距離条件のみで判定した場合における一例を示す図である。図7に示すように、横軸は渋滞末尾長または停止線24までの距離L[m]、縦軸は自車両速度v[km/h]とする。図7において、注意喚起時間Twから時間による時間条件Tc<Twをプロットすると、ハッチング部は情報提供有となり、それ以外の部分は情報提供無となる。ここでは、例えば、運転条件を20[km/h]としているため、情報提供有の下限速度は20[km/h]となっている。
運転手に対する信号情報の表示は、障害物検知情報がない場合における追突事故防止と同一とする。運転手に提供するHMI情報は、赤信号情報の提供を可能とする。
運転手に対するHMI情報を消去する消去条件は、時間条件、距離条件、および運転条件のいずれかを満たすことに成立し、時間条件、距離条件、運転条件は、各々時間条件判定部13a、距離条件判定部13b、運転条件判定部13cが判定する。上述のようにHMI情報の提供条件を満たして提供された情報は、下記の条件によって提供情報を消去する。
時間条件:固定時間[sec](例えば、4[sec](表示条件を満足しなくなってからの継続時間))
距離条件:L≦0(渋滞末尾28または停止線24を越えた場合)、または、L≧0付近で自車両速度が0[km/h]となる場合。このときLは、L<0であってもよい。
運転条件:v<最低速度(例えば、20[km/h])(表示条件を満足しなくなってからの自車両速度)。このときvは、v≦20[km/h]であってもよい。
車載装置1による受信情報の欠落や、障害物検知情報の未配信などのよって自車両の走行車線の渋滞末尾28または停止線24までの距離Lが特定できない場合は、画像センサである車両検知センサ21の車両検知エリア22を用いて、車両検知エリア22の最下流を車両が越えた時点で情報の消去を行うようにしてもよい。このように、本実施形態では、運転手に対する情報を消去するためのHMI情報の所定の消去条件は、HMI情報の所定の提供条件を満たさなくなってから所定の時間経過後か、自車両の位置が所定の位置に存在するか、または、自車両の速度が所定の速度以下であるかのいずれかを満たすことである。
HMI情報の提供条件が成立すると、運転手に対してHMI情報が提供されて運転動作が安全側に移行される。また、運転手に対する情報提供の消去条件が成立すると、運転手に対して提供していたHMI情報を消去する。本実施形態による車載装置1は、時間とともに変化する道路状況を取得できるため、常に最新の情報を用いて運転手に対する情報提供の判断処理を行なっている。従って、運転手は最新の危険情報に対応して安全に運転することができる。仮に、上記の情報の消去条件が設定されていなければ、最初に判断処理して運転手に提供されたHMI情報による提供が維持されて、走行途中で交通状況が変化してもHMI情報を更新するなどの対応ができなくなり、運転手は自ら判断する必要があるため安全運転支援の効果が期待できない。本実施形態では、情報の消去条件を設定しており、次の4つの効果が期待できる。
第1の効果は、提供情報を一定時間後に消去することによって、注意喚起情報を運転手に視認させる時間を与えてから次の発生事象に移行することができる。第2の効果は、安全運転支援サービス区間内にてHMI情報を提供できる。例えば、車両が交差点に進入して左折または右折に移行した場合において、車両の行動に対応したサービスを連続して提供することができる。第3の効果は、車両が徐行のような非常に低速度で走行している場合において、運転手は危険事象に即座に対応することができるため、その場合には過剰なHMI情報の提供を避けることができる。第4の効果は、HMI情報の消去条件を複合的に利用すれば、過剰なHMI情報の提供が回避でき、周囲の交通状況や車両の運転状況に応じたHMI情報の提供を連続して受けることができ、異なる安全運転支援サービスがあったとしても次の新たな安全運転支援サービスを受けることができる。
図8は、本発明の実施形態1による情報提供判断手段13のフローチャートである。図8に示すように、車載装置1を起動した後に、光ビーコン受信機2やDSRC車載器3(ITS車載器であってもよい)である通信手段10は、光ビーコン路側機8やDSRC路側機9から路車間通信などで提供される交通情報17を取得するために交通情報受信待機状態となる(ステップS801)。車両が光ビーコン路側機8やDSRC路側機9の通信エリアに侵入すると、DSSS情報を入手し、交通情報17の受信の成否を判定する(ステップS802)。そして、交通情報17の受信に成功すると交通情報17を更新し(ステップS803)、情報提供判断手段13に出力される。また、これと同時期に、センサ手段11は車両情報18を一定の周期で取得しており(ステップS805)、その都度車両情報を更新している(ステップS806)。情報提供判断手段13では、交通情報17や車両情報18の情報から、時間条件、距離条件、運転条件を用いて、追突事故防止における注意喚起のHMI情報の提供条件に合致しているか否かを条件判断処理し(ステップS804)、判断処理の結果、HMI情報を提供できるか否かを決定する(ステップS807)。追突事故防止における注意喚起のHMI情報の提供条件に合致していた場合は、HMI情報の提供またはHMI情報の提供可を出力する(ステップS808)。ステップS808にてHMI情報を出力した後に追突事故防止の注意喚起の消去条件に合致しているか否かを判断し(ステップS809)、消去条件に合致している場合には、HMI情報の消去またはHMI情報の消去可を出力する(ステップS810)。なお、図8のステップS804における情報提供判断処理の詳細は、図4に示したとおりである。
情報提供判断手段13にて処理を行なっている過程において、自車両が取得した走行車線情報から得られた走行車線から離脱した際、新たに自車両が走行する車線情報が取得できた場合は、継続して自車両に対して追突事故防止の注意喚起を行うことができる。また、新たに自車両が走行する車線情報が取得できない場合は、継続して前方の停止線、または赤信号に関する注意喚起を行うことができる。すなわち、情報提供判断手段13が交通情報17に含まれる自車両の走行車線情報から自車両が走行車線を離脱したと判断すると、HMI情報出力制御手段15は、離脱前のHMI情報の出力を消去し、離脱後に新たな走行車線情報を取得した場合は前方車両への追突に関するHMI情報を出力し、離脱後に新たな走行車線情報を取得できない場合は停止線または赤信号に関するHMI情報を出力する。
また、情報提供判断手段13が、交通情報17によって自車両が前方車両とは追突しないと判断した場合において、交通情報17に含まれる停止線情報および信号情報から、自車両の前方に位置する信号機が赤信号であると判断すると、HMI情報出力制御手段15は、運転手に対して停止線にて停止するようにHMI情報を出力する。
さらに、情報提供判断手段13が、交通情報17によって自車両が前方車両とは追突しないと判断した場合において、交通情報17に含まれる一時停止線情報から自車両を一時停止させると判断すると、HMI情報出力制御手段15は、運転手に対して一時停止線にて一時停止するようにHMI情報を出力する。
また、情報提供判断手段13にて処理を行なっている過程において、交通情報17から取得した渋滞末尾28と自車両19との間に自車両走行車線の前方に他車両が割り込むと渋滞末尾距離が変化する。このような変化の対応としては、注意喚起表示判断を変化させる場合と、注意喚起表示判断を変化させない場合とがあり、注意喚起表示判断を変化させる場合は、自車両に備えられた車載レーダーや車載カメラなどから取得した割り込みした他車両の距離を渋滞末尾距離に修正してから、情報提供判断手段13による処理を継続してもよい。このとき、割り込み車両が一定の時間、距離だけ自車両の前方に存在する場合にのみ渋滞末尾距離を変更することによって、短時間で割り込む車両に対する過剰な注意喚起を防止することができる。
すなわち、情報提供判断手段13の距離条件判定部13bは、自車両と前方車両との間に割り込み車両が存在する場合において、自車両と、割り込み車両のうち自車両に最も近い車両との距離を用いて車両に追突するまでの予測距離を算出する。また、情報提供判断手段13が、交通情報17によって自車両と停止線との間に複数の車両が存在すると判断した場合において、距離条件判定部13bは、自車両から最も近い前方車両との距離、または、自車両と停止線との距離から、停止線を先頭に停止している停止車両の合計車長と各停止車両間の合計車間距離との合計距離を差し引いた距離を用いて前方車両に追突するまでの予測距離を算出する。
自車両の走行車線の前方に割り込み車両が存在する場合において、自車両が所定の消去条件によって情報表示が消去される前に、割り込み車両が自車両の走行車線の前方から他の車線に移動した際には、交通情報17にて取得した渋滞末尾距離に修正してから情報提供判断手段13による判断処理を継続して行ってもよい。このとき、割り込み車両が存在しない場合における自車両の追突予測時間、追突予測距離などを、自車両走行速度に基づいて減算処理することによって自車両の位置を計算し、当該計算処理を継続して行っている。割り込み車両が存在する場合は計算処理を継続しつつ、自車両と割り込み車両までの距離に基づいて、自車両の割り込み車両に対する追突予測時間、追突予測距離などを自車走行速度に基づいて二重に計算し、計算処理の結果から割り込み車両に対する注意喚起表示の判断を優先して行う。割り込み車両が自車両の前方からいなくなれば、通常の渋滞末尾距離での計算処理結果に基づいて注意喚起表示判断を行う。
以上のことから、安全運転支援システムにおいてよりロバストな追突事故防止の運転支援を行い、適切なタイミングによる情報提供の供与と解除が可能となる。本実施形態では、HMI情報の提供条件を車側で判定しているが、情報提供判断手段を路側インフラに設け、路側で判定してもよく、判断処理結果を車側に提供してもよい。
〈実施形態2〉
図9は、本発明の実施形態2による車載装置41(情報提供装置)のブロック図である。本実施形態2では、自車両の位置情報43として緯度経度を取得する位置情報検出手段42をさらに備えることを特徴としている。その他の構成および動作については、実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図9に示すように、例えば、GPS衛星、カーナビゲーション、路車間通信、車車間通信によって、高精度な位置情報43が位置情報検出手段42に取得される。
実施形態1では、光ビーコン路側機8によって自車両の位置が確定されていたが、位置情報検出手段42によっても自車両の位置を決めることができる。位置情報検出手段42によって取得された自車両の位置情報を用いて、運転手に対する注意喚起情報の表示条件の計算を行う。このように、自車両が光ビーコン受信機2にて情報を取得できない場合であっても、位置情報検出手段42によって位置情報43を取得して自車両の位置を決めることができる。
以上のことから、位置情報として自車両の緯度経度を高精度に取得することが可能であるため、自車両の位置を正確に確認することができる。
〈実施形態3〉
図10は、本発明の実施形態3による車載装置51(情報提供装置)のブロック図である。本実施形態3では、情報提供判断手段13による判断結果を蓄積する情報蓄積手段52をさらに備えることを特徴としている。その他の構成および動作については、実施形態2と同様であるため、説明を省略する。
図10に示すように、情報蓄積手段52は、通信手段10、センサ手段11、位置情報検出手段42によって取得された情報や、情報提供判断手段13にて処理された判断結果を履歴情報として蓄積する。
以上のことから、情報蓄積手段52を備えることによって、車載装置51が取得した各種の情報を繰り返して利用することができ、また、情報提供判断手段13による判断結果を履歴情報として蓄積することが可能となる。
〈実施形態4〉
図11は、本発明の実施形態4による車載装置61(情報提供装置)のブロック図である。本実施形態4では、情報提供判断手段13による判断結果を蓄積する情報蓄積手段62をさらに備えることを特徴としている。その他の構成および動作については、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
図11に示すように、情報蓄積手段62は、通信手段10、センサ手段11によって取得された情報や、情報提供判断手段13にて処理された判断結果を履歴情報として蓄積する。
以上のことから、情報蓄積手段62を備えることによって、車載装置61が取得した各種の情報を繰り返して利用することができ、また、情報提供判断手段13による判断結果を履歴情報として蓄積することが可能となる。
〈実施形態5〉
図12は、本発明の実施形態5による車載装置71(情報提供装置)のブロック図である。本実施形態5では、自車両の前方や側方や後方に接近している他車両の速度や距離などの周辺情報を取得する周辺情報検出手段72をさらに備えることを特徴としている。その他の構成および動作については、実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図12に示すように、例えば、レーダー、カメラ、車車間通信装置、カーナビゲーションによって自車両周辺の高精度な周辺情報73が、自車両走行車線の前方の他車両情報を得る周辺情報検出手段72に取得される。
図13は、本発明の実施形態5による情報提供判断手段13のブロック図である。図13に示すように、情報提供判断手段13は、周辺条件判定部13eをさらに備えており、自車両周辺の状況変化を監視している。特に、追突事故防止の注意喚起表示の判断では、自車両走行車線の前方の割り込み車両を監視し、自車両と割り込み車両との距離に基づいて運転手に対して注意喚起を行う。ただし、前方監視レーダー等による衝突防止装置が自車両に搭載されている場合は、当該衝突防止装置から出力されるHMI情報を優先させる。
以上のことから、周辺情報検出手段72を備えることによって、自車両の周辺情報73を高精度に取得して自車両走行車線の前方の他車情報を得ることができ、また、自車両走行車線の前方の他車両の動きに対応して、追突事故に関する追突喚起を柔軟に運転手に対して行うことができる。
本発明の実施形態による情報提供装置を実装する安全運転支援システムのブロック図である。 本発明の実施形態1による情報提供装置のブロック図である。 本発明の実施形態1による情報提供判断手段のブロック図である。 本発明の実施形態1による情報提供判断手段のフローチャートである。 本発明の実施形態1による安全運転支援システムにおけるインフラ側のシステム配置の一例を示す図である。 本発明の実施形態1による安全運転支援のためのカーナビ表示出力の一例を示す図である。 本発明の実施形態1による情報提供判断手段における情報表示の判定の一例を示す図である。 本発明の実施形態1による情報提供判断手段のフローチャートである。 本発明の実施形態2による情報提供装置のブロック図である。 本発明の実施形態3による情報提供装置のブロック図である。 本発明の実施形態4による情報提供装置のブロック図である。 本発明の実施形態5による情報提供装置のブロック図である。 本発明の実施形態5による情報提供判断手段のブロック図である。
符号の説明
1 車載装置、2 光ビーコン受信機、3 DSRC車載器、4 車両センサ、5 カーナビ、6 他処理装置、7 表示、8 光ビーコン路側機、9 DSRC路側機、10 通信手段、11 センサ手段、12 データ管理手段、13 情報提供判断手段、13a 時間条件判定部、13b 距離条件判定部、13c 運転条件判定部、13d 表示条件判定部、13e 周辺条件判定部、14 パラメータ管理手段、15 HMI情報出力制御手段、16 HMI情報、17 無線通信、18 車両情報、19 車両、20 DSRC通信エリア、21 車両検知センサ、22 車両検知エリア、23 信号機、24 停止線、25 情報中継装置、26 交差点、27 渋滞車両、28 渋滞末尾、29 地図画面、30 追突事故防止サービス画面、31 DSSSサービスイン、41 車載装置、42 位置情報検出手段、43 位置情報、51 車載装置、52 情報蓄積手段、61 車載装置、62 情報蓄積手段、71 車載装置、72 周辺情報検出手段、73 周辺情報。

Claims (13)

  1. 交通情報を取得する通信手段と、
    対象車両の車両情報を取得するセンサ手段と、
    前記交通情報および前記車両情報に基づいて、情報提供または注意喚起を行うか否かを判断する情報提供判断手段と、
    前記情報提供判断手段による判断結果に基づいて、前記情報提供と前記注意喚起とを含むHMI(Human Machine Interface)情報の出力を制御するHMI情報出力制御手段と、
    を備え、
    前記情報提供判断手段は、対象車両が前方車両に追突するまでの予測時間を用いて判定する時間条件判定部と、対象車両が前記前方車両に追突するまでの予測距離を用いて判定する距離条件判定部と、前記対象車両の動作状態を用いて判定する運転条件判定部とを含み、
    前記各判定部による判定結果に基づいて前記情報提供または前記注意喚起を行うか否かを判断することを特徴とする、情報提供装置。
  2. 前記HMI情報出力制御手段は、前記HMI情報の所定の提供条件が成立したと判断した場合は前記HMI情報を出力し、前記HMI情報を出力した後に前記HMI情報の所定の消去条件が成立した場合は、前記HMI情報を消去することを特徴とする、請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記HMI情報の所定の提供条件は、前記運転条件判定部による所定の判定条件を満たし、かつ、前記時間条件判定部と前記距離条件判定部とによる所定の判定条件のうちの少なくとも一方の判定条件を満たすことであることを特徴とする、請求項1に記載の情報提供装置。
  4. 前記HMI情報の所定の消去条件は、前記HMI情報の所定の提供条件を満たさなくなってから所定の時間の経過後か、前記自車両の位置が所定の位置に存在するか、または、前記自車両の速度が所定の速度以下であるかのいずれかを満たすことであることを特徴とする、請求項2に記載の情報提供装置。
  5. 前記情報提供判断手段が、前記交通情報によって対象車両と停止線との間に複数の車両が存在すると判断した場合において、
    前記距離条件判定部は、対象車両から最も近い前記前方車両との距離、または、前記自車両と前記停止線との距離から、前記停止線を先頭に停止している停止車両の合計車長と前記各停止車両間の合計車間距離との合計距離を差し引いた距離を用いて前記前方車両に追突するまでの予測距離を算出することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の情報提供装置。
  6. 前記距離条件判定部は、対象車両と前記前方車両との間に割り込み車両が存在する場合において、対象車両と、前記割り込み車両のうち対象車両に最も近い車両との距離を用いて前記車両に追突するまでの予測距離を算出することを特徴とする、請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記情報提供判断手段が、前記交通情報によって対象車両が前記前方車両とは追突しないと判断した場合において、前記交通情報に含まれる停止線情報および信号情報から、対象車両の前方に位置する信号機が赤信号であると判断すると、
    前記HMI情報出力制御手段は、前記運転手に対して停止線にて停止するように前記HMI情報を出力することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の情報提供装置。
  8. 前記情報提供判断手段が、前記交通情報によって対象車両が前記前方車両とは追突しないと判断した場合において、前記交通情報に含まれる一時停止線情報から前記自車両を一時停止させると判断すると、
    前記HMI情報出力制御手段は、一時停止線にて一時停止するように前記HMI情報を出力することを特徴とする、請求項7に記載の情報提供装置。
  9. 前記情報提供判断手段が、前記交通情報に含まれる対象車両の走行車線情報から前記自車両が走行車線を離脱したと判断すると、
    前記HMI情報出力制御手段は、離脱前の前記HMI情報の出力を消去し、離脱後に新たな走行車線情報を取得した場合は前記前方車両への追突に関する前記HMI情報を出力し、離脱後に新たな走行車線情報を取得できない場合は停止線または赤信号に関する前記HMI情報を出力することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の情報提供装置。
  10. 前記対象位置情報として緯度経度を取得する位置情報検出手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  11. 前記情報提供判断手段による判断結果を蓄積する情報蓄積手段をさらに備えることを特徴とする、請求項10に記載の情報提供装置。
  12. 対象車両の周辺情報を取得する周辺情報検出手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の情報提供装置。
  13. 追突対象となる前方車両と対象車両との追突を報知する追突事故防止情報支援方法であって、
    通信手段が路側に設置された道路側無線通信装置から交通情報を取得するステップと、
    センサ手段が前記対象車両の車両情報を取得するステップと、
    情報提供判断手段が前記交通情報および前記車両情報に基づいて、前記対象車両に情報提供または注意喚起を行うか否かを判断するステップと、
    HMI情報出力制御手段が前記情報提供判断手段による判断結果に基づいて、前記情報提供と前記注意喚起とを含むHMI情報の出力を制御するステップと、
    を備え、
    前記情報提供判断手段が前記対象車両に情報提供または注意喚起を行うか否かを判断するステップは、時間条件判定部が前記対象車両が前記前方車両に追突するまでの予測時間を用いて判定するステップと、距離条件判定部が前記対象車両が前記前方車両に追突するまでの予測距離を用いて判定するステップと、運転条件判定部が前記対象車両の動作状態を用いて判定するステップと、前記情報提供判断手段が前記各判定部による判定結果に基づいて前記情報提供または前記注意喚起を行うか否かを判断することを特徴とする、情報提供方法。
JP2008273709A 2008-10-24 2008-10-24 情報提供装置および情報提供方法 Expired - Fee Related JP5025617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008273709A JP5025617B2 (ja) 2008-10-24 2008-10-24 情報提供装置および情報提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008273709A JP5025617B2 (ja) 2008-10-24 2008-10-24 情報提供装置および情報提供方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010102522A true JP2010102522A (ja) 2010-05-06
JP2010102522A5 JP2010102522A5 (ja) 2010-11-25
JP5025617B2 JP5025617B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=42293116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008273709A Expired - Fee Related JP5025617B2 (ja) 2008-10-24 2008-10-24 情報提供装置および情報提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5025617B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012048293A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 運転支援装置
JP2013025635A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Toyota Motor Corp 運転支援装置および運転支援方法
JP2013134535A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転支援装置
CN109690642A (zh) * 2016-09-21 2019-04-26 威伯科欧洲有限责任公司 用于求出车列中后车和前车之间的动态的车辆间距的方法
CN113173144A (zh) * 2020-01-24 2021-07-27 丰田自动车株式会社 车载传感器清洗装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741602B2 (ja) * 2013-01-28 2015-07-01 トヨタ自動車株式会社 運転支援システム及び運転支援方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236600A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Hitachi Ltd 車両走行制御装置
JP2002236994A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Nissan Motor Co Ltd 交差点情報を用いた走行支援装置
JP2004145479A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Aisin Seiki Co Ltd 周辺車両情報提供装置
JP2008097501A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nissan Motor Co Ltd 運転支援システム及び案内音声出力方法
JP2008197881A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 交通システム、車両および交通信号制御機
JP2008257350A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Toyota Central R&D Labs Inc 運転支援装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236600A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Hitachi Ltd 車両走行制御装置
JP2002236994A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Nissan Motor Co Ltd 交差点情報を用いた走行支援装置
JP2004145479A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Aisin Seiki Co Ltd 周辺車両情報提供装置
JP2008097501A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Nissan Motor Co Ltd 運転支援システム及び案内音声出力方法
JP2008197881A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 交通システム、車両および交通信号制御機
JP2008257350A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Toyota Central R&D Labs Inc 運転支援装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012048293A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 運転支援装置
JP2013025635A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Toyota Motor Corp 運転支援装置および運転支援方法
JP2013134535A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転支援装置
CN109690642A (zh) * 2016-09-21 2019-04-26 威伯科欧洲有限责任公司 用于求出车列中后车和前车之间的动态的车辆间距的方法
JP2019530086A (ja) * 2016-09-21 2019-10-17 ヴァブコ・ヨーロッパ・ベスローテン・フェンノートシャップ・メット・ベペルクテ・アーンスプラーケレクヘイト 一つの集団の後続車両と先行車両の間の動的な車間距離を確定する方法
US11318940B2 (en) 2016-09-21 2022-05-03 Zf Cv Systems Europe Bv Method for determining a dynamic vehicle distance between a following vehicle and a preceding vehicle of a platoon
JP7066687B2 (ja) 2016-09-21 2022-05-13 ヴァブコ・ヨーロッパ・ベスローテン・フェンノートシャップ 一つの集団の後続車両と先行車両の間の動的な車間距離を計測する方法
CN113173144A (zh) * 2020-01-24 2021-07-27 丰田自动车株式会社 车载传感器清洗装置
JP2021115929A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 トヨタ自動車株式会社 車載センサ洗浄装置
JP7343841B2 (ja) 2020-01-24 2023-09-13 トヨタ自動車株式会社 車載センサ洗浄装置
CN113173144B (zh) * 2020-01-24 2023-11-10 丰田自动车株式会社 车载传感器清洗装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5025617B2 (ja) 2012-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8547251B2 (en) On-board vehicle warning system and vehicle driver warning method
JP5025623B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP5048829B2 (ja) 運転支援システム
JP4940762B2 (ja) 車両用運転支援システム
JP2008065481A (ja) 車両用運転支援システム
JP5030918B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP5025617B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP5241877B2 (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP2008210051A (ja) 車両用運転支援システム
JP2022031012A (ja) サーバ、車両、交通制御方法、及び、交通制御システム
JP2011237217A (ja) 車載用情報端末
JP5408071B2 (ja) 運転者支援装置
JP2002269683A (ja) 走行支援道路システム
JP2008084003A (ja) 車両用運転支援システム
JP5640576B2 (ja) 走行支援装置、及び走行支援システム
JP2011022884A (ja) 運転支援システム、車載装置、コンピュータ・プログラムおよび情報記録媒体
JP2009087249A (ja) 車載用渋滞警報装置
JP4715788B2 (ja) 車両制御システム、車載装置及び車両
JP2007323183A (ja) 車両用運転支援システム
JP5299309B2 (ja) 車両制御装置
JP4766058B2 (ja) 情報提供装置、情報提供システム、車両及び情報提供方法
JP2004246631A (ja) 走行支援情報提示方法
JP5071893B2 (ja) 車両制御システム、車載装置及び車両
JP2012048459A (ja) 情報提供装置、及び走行支援システム
JP2022129671A (ja) 運転支援装置、運転支援方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101006

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees