JP2010100897A - Zn−Al−Mg系めっき鋼板及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鋼板の少なくとも片面に、Alが4〜15質量%、Mgが2〜8質量%、残部が亜鉛および不可避的不純物からなるめっき層を有し、該めっき層に含有されるMg-Zn系化合物は、塊状で存在せず、めっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層方向に柱状に成長して、めっき層表面に露出した柱状で存在し、そのめっき層表面における露出面積率が15〜60%であることを特徴とする乾湿繰り返し環境下での耐食性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板、及びその製造方法。
【選択図】 図1
Description
特許文献2には、下層にNiめっき層を0.2〜2g/m2有し、上層にAl:8〜30%、Mg:1〜5%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる耐食性と意匠性に優れた溶融Zn−Al−Mgめっき鋼板が開示されている。
特許文献3には、下層にNi-Fe(1〜50%)めっき層を0.1〜3g/m2有し、上層にAl:4〜15%、Mg:2〜10%、残部がZnおよび不可避的不純物からなる耐食性と意匠性に優れた溶融Zn−Al−Mgめっき鋼板が提案されている。
特許文献1に記載の技術は、Znリッチであるため塗装後耐食性、切断端面の耐食性に向上は見られる。しかしAl初晶、Mg-Zn化合物のいずれをも有しないため、厳しい濡れ渇き環境では耐食性が劣る。
特許文献2に記載の技術は、AlリッチのZn相(Al初晶)、Zn−Mg−Al相(三元共晶)が均一に混在しているため、均一で美麗なスパングルが得られるものの、耐食性向上効果を有するMgZn2相もまた微細分散して存在するため、耐食性を長期間にわたって持続的に向上させるには至らない。
特許文献3に記載の技術は、Al初晶を制御し、良好なめっき外観が得られるものの、耐食性向上効果を有するMg-Zn系化合物がめっき層内に塊状結晶と柱状結晶の形で混在して存在するため、耐食性を長期間にわたって変動なく安定に持続するのに最適なめっき構造にはなっていない。
本発明者らは、従来技術の有する課題を抜本的に解決すべく、Zn−Al−Mg系めっきのめっき相構造と耐食性との関係について考察した。その結果、耐食性を最も長期にわたって変動なく安定的に発現させるためには、めっき層中におけるMg−Zn系化合物の存在形態を適切に制御すべきであることを知見した。
めっき層中にMg−Zn系化合物の塊状結晶が存在すると、腐食の進行に伴って塊状結晶が溶解すると、一過的にMgの多量なめっき層表面への溶出が起こるが、その殆どは適正にめっきの腐食生成物(塩基性亜鉛化合物)の安定化効果に寄与せず、流れ落ちるため、安定的な耐食性が長期に保たれない。耐食性を最も長期にわたって変動なく安定的に発現させるためには、めっき層中にめっき層と地鉄との界面からめっき表層方向に柱状に成長して、めっき層表面に露出した結晶形態のMg-Zn系化合物のみが存在し、めっきの腐食初期からめっき全体が消失までMg−Zn系化合物が徐々に一定速度で定常的に溶解することで防食に寄与できる適正量のMgがめっき表面に供給されることが必須である。
Niめっきを付与し、適切な酸水溶液浸漬処理を行った後で、無酸化あるいは還元性雰囲気で、実質的にNiめっきが鋼中拡散あるいは地鉄と合金化しない温度範囲で加熱し、ただちに溶融Zn−Al−Mg系めっき浴中でめっきして冷却することにより、Mg−Zn系化合物が柱状にのみ成長し、少なくともその一部が好適にめっき表層に露出した溶融Zn−Al−Mg系めっきを得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1)鋼板の少なくとも片面に、Alが4〜15質量%、Mgが2〜8質量%、残部が亜鉛および不可避的不純物からなるめっき層を有し、該めっき層に含有されるMg-Zn系化合物は、塊状で存在せず、めっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層方向に柱状に成長して、めっき層表面に露出した柱状で存在し、そのめっき層表面における露出面積率が15〜60%であることを特徴とする乾湿繰り返し環境下での耐食性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板。
(2)上記めっき層中に、さらにSiを0.01〜1質量%含有することを特徴とする上記(1)記載の乾湿繰り返し環境下での耐食性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板。
(3)上記(1)または(2)に記載のめっき鋼板の製造方法であって、鋼板表面を清浄後、その少なくとも片面に付着量が0.1〜3.0g/m2のNiめっき被覆層を形成させたのち、硝酸濃度10〜30質量%の水溶液に、5〜30sec浸漬し水洗し、直ちに塩酸濃度5〜20質量%の水溶液に1〜5sec浸漬し水洗した後で、無酸化あるいは還元性雰囲気で板温400℃以上、500℃以下に加熱し、Alが4〜15質量%、Mgを2〜8質量%含有した浴温400℃以上、500℃以下の溶融亜鉛めっき浴でめっきして、冷却速度25℃/sec以下で冷却することを特徴とする乾湿繰り返し環境下での耐食性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
(4)溶融亜鉛めっき浴中に、更にSiを0.01〜1質量%含有することを特徴とする上記(3)記載の乾湿繰り返し環境下での耐食性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
本発明は、鋼板の少なくとも片面に、Alが4〜15質量%、Mgが2〜8質量%、残部が亜鉛および不可避的不純物からなるめっき層を有し、該めっき層に含有されるMg-Zn系化合物は、塊状で存在せず、めっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層方向に柱状に成長して、少なくともその一部がめっき層表面に露出した柱状で存在し、そのめっき層表面における露出面積率が15〜60%であることを特徴とする乾湿繰り返し環境下での耐食性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板が得られることを見出したことに最大の特徴がある。
なお、この発明において「めっき層と地鉄との界面」とは、めっき層と地鉄との界面近傍を含む。
本発明に至る過程で、まず種々のZn−Al−Mg系めっき鋼板を乾湿繰り返し試験(0.5%NaCl−35℃塩水噴霧試験:2時間→60℃30%RH乾燥:4時間→50℃−98%RH湿潤:2時間を1サイクルとする。以下、CCTという)環境で錆びさせた後で取り出し、めっき腐食断面および脱錆後の表面をSEM−EDX、X線回折(XRD)等の物理分析機器を用いた詳細観察を行った結果、めっき表層から腐食が進行する際に、明確なめっき相成分による腐食序列(以下、相間腐食序列という)が存在することに気づいた。この知見は本発明の骨子となるものである。
確認された相間腐食序列は、Zn−Mg相(Mg−Zn系化合物)>Al相(晶)>Al−Zn相>Zn−Al相>Zn相の順となっており、めっき表層にこれらのいくつかの相が混在して露出していると、上記相間腐食序列に沿って腐食が始まることがわかった。特にSST(塩水噴霧試験)環境下ではZn−Mg相の溶解(腐食)速度は速く、めっき表層にZn−Mg相が露出していると顕著であった。
ここでZn−Mg相とは、MgZn2もしくはMg2Zn11よりなる金属間化合物であり、何れか一方もしくはその両方であってもかまわないが、Mg含有率の高いMgZn2がより望ましい。
更に、Zn−Mg相は従来から知られているMgの防錆効果を担う相であり、溶解することでMgがめっき表層に供給されるため、めっきの腐食抑制に効く。柱状晶の方が塊状晶に比べて定常的に一定速度で溶解しやすいため、柱状晶の方が塊状晶に比べて持続的な長期の腐食抑制能が高い。すなわち、Zn−Mg相の柱状晶はCCT環境下では腐食初期のSST工程でZn−Mg相が優先的に溶解しやすく、めっき表層にMgが供給されると、Znの初期腐食生成物である塩基性塩化亜鉛のバリア効果を発揮し、腐食の進行が抑制されやすい。
従って、乾湿繰り返し環境下での耐食性を確保する条件として、腐食の初期から長期にわたりZn−Mg相の溶解が持続して進行するために、Zn−Mg柱状晶のめっき表層面への露出面積率を好適な範囲とする必要がある。すなわち、防錆効果が発現する下限値が15%であり、防錆効果が長期に持続できない上限値が60%であることを見出した。この範囲を逸脱すると、良好な乾湿繰り返し環境における耐食性が得られないことを見出し、本発明に至ったものである。
Zn−Al−Mg系めっきは凝固の過程で、まず、初期にAl晶が析出し、その後、遅れてAl晶の周辺にMg−Zn系化合物が析出するが、従来技術のZn−Al−Mg系めっき鋼板は、図2に示したようにAl晶(2)がめっき層と平行方向に樹枝状に析出するため、先に析出したAl晶に遮られて、Mg−Zn系化合物はめっき表層まで露出できず塊状晶(1)として存在する。
また、Al晶がめっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層に向けて縦に析出する場合においても、Al晶があまり密に析出し過ぎると、遅れて析出するMg−Zn系化合物は、Al晶に遮られてめっき表層まで十分に析出できずに、めっき層中に析出してしまい、めっき表層の露出面積率が少なくなる。従って、Mg−Zn系化合物の柱状晶生成には先行して起きるAl晶の生成の仕方を制御する必要がある。
Mgを2〜8質量%の範囲に限定した理由は、Mgが2質量%未満では、Mg−Zn系化合物の析出量そのものが少な過ぎてめっき表層に露出するMg−Zn系化合物の面積率が15%未満となり、Mgが8質量%超では、Mg−Zn系化合物は必要量に十分な量が形成されるが、Mg−Zn系化合物のめっき表面に露出した面積率が60%超となってしまい、好ましくないためである。更に本発明のZn−Al−Mg系めっきのより好適なMgの範囲は3〜7質量%である。
ここで、Niめっきの付着量は0.1〜3.0g/m2である。Niめっきの付着量が0.10g/m2未満では、Al晶はめっき層に平行な方向に凝固析出する樹枝状成長の傾向が顕著である。また、Niめっきの付着量が3.0g/m2超では、溶融めっき前の電気めっき設備が1セル以上必要となり工業生産上好ましくない。Niめっきのより好ましい付着量は0.11〜2.8g/m2である。
Niめっき直後に、硝酸濃度10〜30質量%の水溶液に、5〜30sec浸漬し水洗し、直ちに塩酸濃度5〜20質量%の水溶液に1〜5sec浸漬し水洗を行う。ここで、硝酸濃度10〜30質量%、且つ浸漬時間5〜30secの処理において硝酸は酸化性の酸のため、この条件でNiの表面に緻密な酸化皮膜を形成させる。硝酸水溶液のより好ましい濃度は12〜28質量%、浸漬時間は6〜29secで、塩酸水溶液のより好ましい濃度は6〜18質量%、浸漬時間は1.1〜4.7secである。
更に、塩酸濃度5〜20質量%、且つ浸漬時間1〜5secにおいて、塩酸は酸化膜をエッチングする効果をもつため、この条件でNi表面の緻密な酸化皮膜を不均質にエッチングさせ、点在して適正量のNiが表面に露出する。
この二段階の酸水溶液処理により、Niめっき表面に適当なNi溶出部位を強制的に点在させ、溶融めっき時にAl晶が太く成長できるようにAl−NiのAl晶生成核サイトを分散させることが可能となる。このとき、二段階の酸水溶液処理後に表面に残っているNiの酸化皮膜は、その後の無酸化あるいは還元性雰囲気で板温400℃以上、500℃以下に加熱し、浴温400℃以上、500℃以下の溶融亜鉛めっき浴でめっきする過程で消失するため、溶融亜鉛めっきの下地との密着性は極めて良好である。
またZn−Al−Mg系めっきの浴温が500℃を超えると、浴からの亜鉛の蒸発が顕著になり、製造時にめっき浴の酸化ドロス発生量が多くなり、めっき欠陥が発生し易くなるので工業的には望ましくない。
板厚1.6mmの熱延鋼板を塩酸を用いて脱スケールし、25質量%硫酸ニッケル浴を用いて、電気めっきにてNiめっきの付着量を変化させた。その後で所定の酸水溶液処理を行い、続いて、水素濃度6%の窒素雰囲気下で酸水溶液処理後のNiめっき鋼板を所定の板温に加熱して、所定温度の溶融Zn−Al−Mg系めっき浴に3秒間浸漬し、めっき付着量を窒素ガスワイピング方式で制御して所定量の付着量とし、直後にエアーワイピング方式で冷却して作製し、サンプル材とした。
Zn−Al−Mg系めっき層中のMg−Zn系化合物の結晶形態は、事実上めっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層に向かって成長した柱状晶(図1−aの符号1で示した結晶形状のもの、および柱状晶が斜めに切り出されたものは図1−bの太線で示した六角状のもの)ないし、めっき層内に点在した塊状晶(図2の符号1に示した結晶形状のもの)のどちらかに分類される。
めっき層の300倍の電子顕微鏡写真を断面から、めっき層の長さ方向に1mm分連続して撮影した写真を連続に繋ぎ合わせて、Mg−Zn系化合物の存在状態がめっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層に向かって成長した柱状晶か、または柱状晶とめっき層内に点在した塊状晶の混在かを目視で確認した。
i )めっき層表面に露出したMg−Zn系化合物の同定
めっき表面に露出したMg−Zn系化合物の同定およびその面積測定は、SST:1〜3日の脱錆後が好適である。腐食時間が3日を越すと、Mg−Zn系化合物に加え、Al初晶の腐食も起こりだすため、面積測定精度が低下する。したがって、SST:3日後に25℃の2%クロム酸アンモニウム−5%アンモニア水溶液に2分浸漬して腐食層を除去し、めっき層表面に露出したMg−Zn系化合物を表面から電子顕微鏡を用いて、100倍で写真撮影した。
ii)めっき層表面に露出したMg−Zn系化合物面積率の算出方法
前述の100倍の電子顕微鏡写真を各サンプルでN5用いて、市販の画像解析ソフトを用いて、めっき表面に露出したMg−Zn化合物の面積を測り、平均値を求める。面積率は下記で算出した。
面積率=Mg−Zn化合物の露出面積のN5平均値/観察視野面積×100(%)
めっき材を70×15mmに切断し、端面を防錆塗料でシールし、(0.5%NaCl−35℃塩水噴霧試験:2時間→60℃30%RH乾燥:4時間→50℃−98%RH湿潤:2時間を1サイクルとする)複合腐食サイクル試験を150サイクル実施した後、めっき層の腐食層を25℃の2%クロム酸アンモニウム−5%アンモニア水溶液に2分浸漬して除去し、前後の重量差から腐食重量を各サンプルでN3試験し測定した。
評点記号と耐食性の良否の関係は○、◎が良好、×、△が不良。
◎:腐食減量≦25g/m2
○:25g/m2超〜50g/m2以下
△:50g/m2超〜75g/m2以下
X:75g/m2超
2:Al晶
Claims (4)
- 鋼板の少なくとも片面に、Alが4〜15質量%、Mgが2〜8質量%、残部が亜鉛および不可避的不純物からなるめっき層を有し、該めっき層に含有されるMg-Zn系化合物は、塊状で存在せず、めっき層と地鉄との界面近傍からめっき表層方向に柱状に成長して、めっき層表面に露出した柱状で存在し、そのめっき層表面における露出面積率が15〜60%であることを特徴とするZn−Al−Mg系めっき鋼板。
- 上記めっき層中に、さらにSiを0.01〜1質量%含有することを特徴とする請求項1に記載のZn−Al−Mg系めっき鋼板。
- 請求項1または2に記載のZn−Al−Mg系めっき鋼板の造方法であって、鋼板表面を清浄後、その少なくとも片面に付着量が0.1〜3.0g/m2のNiめっき被覆層を形成させたのち、硝酸濃度10〜30質量%の水溶液に、5〜30sec浸漬し水洗し、直ちに塩酸濃度5〜20質量%の水溶液に1〜5sec浸漬し水洗した後で、無酸化あるいは還元性雰囲気で板温400℃以上、500℃以下に加熱し、Alが4〜15質量%、Mgを2〜8質量%含有した浴温400℃以上、500℃以下の溶融亜鉛めっき浴でめっきして、冷却速度25℃/sec以下で冷却することを特徴とするZn−Al−Mg系めっき鋼板の造方法。
- 溶融亜鉛めっき浴中に、更にSiを0.01〜1質量%含有することを特徴とする請求項3に記載のZn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
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