JP2010086386A - 自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カメラ9の窓が遮蔽されたか否かを判定する判定手段を設け、遮蔽されたときは、片手では同時に押下できない程度に離れた画面上の2点を同時に押下する等の両手による操作を誘導し取引処理を中断しないでカメラ9の窓の遮蔽状態を解除する機能を有することを特徴とするATM1。更に、カメラ9の窓が遮蔽されたときは、注意喚起メッセージを出し、遮蔽状態が解除を促すことを特徴とするATM1。
【選択図】図1
Description
(1) 撮像手段が遮蔽されているときは、利用者に対し、両手の使用が必須である操作を促し、これが行われなければ、次の取引処理が実行できないので、必然的に遮蔽状態が解除されることになる。この結果、遮蔽状態解除後に利用者の人体を撮像することができるので、不正行為に対する監視効果が向上する。更に、カメラの窓が偶発的に塞がれたときにも、直ちに、取引を中断させないので、利用者は、最初から取引をやり直す必要がなくなり利用者にとっての利便性が向上する。
図2は、本発明の実施例1における自動取引装置の1つであるATMの概略を示す外観図である。
ATM1は、中央処理装置、主記憶装置からなる制御部11及びハードディスク21等の不揮発性の補助記憶装置を有している。制御部11は、プログラム制御によりATM1全体を制御するものであり、更に、利用者の人体をカメラ9により撮像する撮像手段11aと、カメラ9の窓が遮蔽されているか否かを判定する判定手段11bと、利用者に対し両手の使用が必須である操作を促し、その操作が有効なときは、利用者の人体を撮像して通常取引を実行する誘導手段11cと、カメラ9の窓が遮蔽されているときは、注意喚起画面を画面操作部3に表示し、その後、遮蔽状態が解除されたときは、通常取引を実行し、遮蔽状態が解除されないときは、注意喚起を繰り返し、注意喚起が一定回数を越えても遮蔽状態が解除されないときは、取引処理を終了させる注意喚起手段11dを有している。
図3は、図1中の入力操作部3上に表示される取引選択画面例を示す図である。
図4は、本発明の実施例1における図1のATMのカメラの窓の遮蔽を防止する動作を示すフローチャートである。図5は、本発明の実施例1の複数マーク表示画面を示す図である。
本実施例1によれば、利用者がカメラ9の窓を手などの遮蔽物で遮蔽したときは、操作画面上の離れた位置にボタンを配置し、両手で押さないと取引が進めないようにしたので、必然的に遮蔽状態が解除されることになる。この結果、遮蔽状態解除後に利用者の人体を撮像することができるので、不正行為に対する監視効果が向上する。更に、カメラ9の窓が偶発的に塞がれたときにも、直ちに、取引を中断させないので、利用者は、最初から取引をやり直す可能性が低くなり利用者にとっての利便性が向上する。
本発明の実施例2におけるATMは、実施例1とほぼ同様のカメラ9の窓の遮蔽を防止する機能を有している。
図6は、本発明の実施例2における図1のATMのカメラの窓の遮蔽を防止する動作を示すフローチャートである。図7は、本発明の実施例2のシャッタ開ボタン押下画面を示す図である。なお、図6中において、カメラの窓の遮蔽を防止する動作を示す図4中のステップと共通のステップには共通の符号が付されている。
本実施例2によれば、利用者がカメラ9の窓を手などの遮蔽物で遮蔽したときは、操作画面上の「開」ボタンの押下と現金の取出しを同時に行わなければならないので、必然的に遮蔽状態が解除されることになる。この結果、遮蔽状態解除後に利用者の人体を撮像することができるので、不正行為に対する監視効果が向上する。更に、カメラ9の窓が偶発的に塞がれたときにも、直ちに、取引を中断させないので、利用者は、最初から取引をやり直す可能性が低くなり利用者にとっての利便性が向上する。
本発明の実施例3におけるATMは、実施例1とほぼ同様のカメラ9の窓の遮蔽を防止する機能を有している。
図8は、本発明の実施例3における図1のATMのカメラの窓の遮蔽を防止する動作を示すフローチャートである。図9は、本発明の実施例3の注意喚起画面を示す図である。なお、図8中において、カメラの窓の遮蔽を防止する動作を示す図4中のステップと共通のステップには共通の符号が付されている。
本実施例3によれば、利用者がカメラ9の窓を手などの遮蔽物で遮蔽したときは、操作画面上に注意喚起を行い、遮蔽状態が解除されるまでは、通常取引を実行できないようにしたので、取引をする場合には遮蔽状態が解除されることになる。この結果、不正行為に対する抑止効果が向上する。更に、カメラ9の窓が偶発的に塞がれたときにも、直ちに、取引を中断させないので、利用者は、最初から取引をやり直す可能性が低くなり利用者にとっての利便性が向上する。
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
3 入力操作部
4 紙幣投入取出口
5 硬貨投入取出口
6 通帳挿入取出口
7 カード挿入取出口
9 カメラ
11a 撮像手段
11b 判定手段
11c 誘導手段
11d 注意喚起手段
23 カメラ制御部
Claims (4)
- 利用者の媒体を出し入れする受付取出口と、利用者が操作を行う入力操作部を有し、前記媒体を介して所定の取引を行う自動取引装置において、
前記利用者を撮像する撮像手段と、
前記利用者に対し、両手の使用が必須である操作を促し、前記操作が有効なときは、前記取引処理を実行する誘導手段と、
を有することを特徴とする自動取引装置。 - 利用者の媒体を出し入れする受付取出口と、利用者が操作を行う入力操作部を有し、前記媒体を介して所定の取引を行う自動取引装置において、
前記利用者を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が遮蔽されているか否かを判定する判定手段と、
前記撮像手段が遮蔽されているときは、前記利用者に対して遮蔽状態を解除するよう注意喚起し、前記遮蔽状態が解除されたときは、前記取引処理を実行し、遮蔽状態が解除されないときは、前記注意喚起を繰り返し、前記注意喚起が一定回数を越えても遮蔽状態が解除されないときは、前記取引処理を終了させる注意喚起手段と、
を有することを特徴とする自動取引装置。 - 前記誘導手段は、前記入力操作部に複数のマークを表示し、前記利用者に対し、これらのマークを同時に押下する操作を促し、前記操作が有効なときは、前記取引処理を実行することを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
- 前記誘導手段は、前記入力操作部にシャッタ開ボタンを表示し、前記利用者に対し、これを押下する操作を促し、押下している間は、前記受付取出口シャッタが開口状態であるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
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---|---|---|---|
JP2008256142A JP5564775B2 (ja) | 2008-10-01 | 2008-10-01 | 自動取引装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010231361A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fujitsu Frontech Ltd | 自動預金支払機とその振り込み抑止方法 |
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JPWO2020003477A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2021-04-22 | 株式会社オプティム | コンピュータシステム、振込詐欺防止方法及びプログラム |
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2008
- 2008-10-01 JP JP2008256142A patent/JP5564775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5564775B2 (ja) | 2014-08-06 |
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