JP2005078189A - 現金自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】紙幣出金口を有する紙幣入出金部を備え、顧客との間で現金の取引を自動で行う現金自動取引装置において、紙幣を引渡す時に、顧客の紙幣出金口の開放指示を表示部に設けた「シャッタ開」ボタンの押下により受付けて紙幣出金口を開放する。
【選択図】 図1
Description
また、視覚障害者においては、紙幣入出金口が自動的に開いた時にその視認が難しく、悪意の第3者に先に紙幣を抜き取られてしまうという問題がある。
また、前記顧客の開放指示を、顧客の本人確認操作により受付けることを特徴とする。
また、顧客の本人確認操作により紙幣入出金口の開放指示を受付けるようにしたことによって、紙幣を顧客本人に確実に引渡すことができ、悪意の第3者等の他人に紙幣が不正に引渡されることを防止することができるという効果が得られる。
図2において、1は現金自動取引装置であり、銀行等の金融機関や郵便局、コンビニエンスストア等(金融機関等という。)の営業店等の店舗に設置され、顧客との間で現金の取引を自動で行う。
3は記憶部であり、主制御部2が実行するプログラムや主制御部2による処理結果等が格納される。
7はカード取扱部であり、挿入された顧客のキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプに記録されているカード情報を読取ると共に挿入された取引カードを顧客に排出する機能を有している。
9は紙幣入出金部であり、入金取引における紙幣を収納し、出金取引における紙幣を顧客に引渡す機能を有している。
10は紙幣入出金部9の紙幣入出金口であり、顧客が投入した紙幣を受付けるための紙幣入金口および顧客に紙幣を引渡すための紙幣出金口として機能し、その開口を開閉するためのシャッタ11と紙幣入出金口10に投入された紙幣を1枚毎に分離して搬送し、紙幣入出金口10に搬送されてきた紙幣を1枚毎に集積するための分離集積機構12とを備えている。
14は紙幣金庫であり、入金された紙幣を金種別に収納すると共に、収納されている紙幣1枚毎に分離して搬送路へ繰出す1枚分離機構を備えている。
なお、現金自動取引装置1には上記の他に、顧客の通帳を受入れ、取引内容等を記入する機能を有する図示しない通帳取扱部や紙幣入出金部9と同様に硬貨を取扱うための図示しない硬貨入出金部等が設けられている。
本実施例の現金自動取引装置1の記憶部3には、通常の出金取引における紙幣の引渡し時の処理に変更を加えた出金取引処理とその他の通常の取引処理とを実行するための「業務実行プログラム」が予め格納されている。
以下に、図1に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
S1、「業務実行プログラム」が起動すると、現金自動取引装置1の主制御部2はその顧客操作部4の表示部5の画面に図3に示す取引選択画面を表示して待機する。
S2、顧客の選択した取引を入力部6のタッチパネルからの位置信号等により認識した主制御部2は、認識した取引が出金取引である場合はステップS4へ、その他の取引の場合はステップS3へ移行する。
なお、他の取引の取引処理の作動は、通常の取引処理の作動と同様であるのでその説明を省略する。
他の取引処理の実行を終えた主制御部2は、その取引処理を終了させてステップS1へ戻り、表示部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部7に挿入し、これを検知した主制御部2はカード取扱部7によって取引カードを取り込み、その磁気ストライプに記録されている顧客の口座番号等のカード情報を読取る。
S5、カード情報を読取った主制御部2は、表示部5の画面に図5に示す暗証番号の入力を促す旨の文言および暗証番号表示欄とその入力のためのテンキー、入力の間違いを訂正するための「訂正」ボタン並びに暗証番号の入力を確定するための「確認」ボタン、取引を中止するための「取消」ボタン等を表示した暗証番号入力画面を表示して顧客に暗証番号の入力を促し、顧客はテンキー等によって暗証番号を入力して「確認」ボタンを押下する。
すなわち、主制御部2は取引カードのカード情報に入力された暗証番号や支払金額等を添付して取引電文を作成し、通信回線を介して図示しないホストコンピュータへ送信して顧客の暗証番号と支払金額に問題がないか否かを問合せる。
S8、主制御部2は受信した取引可否電文を基に顧客との取引可否を判定し、取引許可の場合はステップS10へ、取引不許可の場合はステップ9へ移行する。
そして、主制御部2は表示部5の画面に図9に示す取引カードや取引明細票の受取りを促す文言と取引カードや取引明細票のイラスト表示したカード、明細票受取依頼画面を表示して取引カードや取引明細票をカード取扱部7や明細票印字部8から排出し、取引カードの返却と取引明細票の発行を行う。
S13、シャッタ開放指示画面を表示した主制御部2は、顧客が「シャッタ開」ボタンを押下して紙幣入出金口10の開放を指示するのを待って待機し、紙幣入出金口10の開放指示を受付けた時にステップS14へ移行する。開放指示がなされない場合は前記の待機を継続する。
S15、紙幣入出金口10を開放した主制御部2は、紙幣入出金口10に集積した紙幣を顧客が抜き取るのを待って待機し、紙幣の抜き取りを検知した時にステップS16へ移行する。紙幣の抜き取りを検知しない場合は前記の待機を継続する。
なお、上記ステップS12において、顧客への取引カード等の返却後に紙幣入出金口10の開放指示のための「シャッタ開」ボタンを表示するとして説明したが、ステップS11において表示するカード、明細票受取依頼画面に「シャッタ開」ボタンを設けて顧客の開放指示を受付けるようにしてもよい。
なお、本実施例では「シャッタ開」ボタンを表示部に表示したソフトボタンとして説明したが、紙幣入出金口等の近傍にハードボタンによる「シャッタ開」ボタンを設け、ステップS12でその旨を表示部の画面に表示し、ハードボタンによる「シャッタ開」ボタン点滅させる等して開放指示を受付けるようにしてもよい。
なお、本実施例の現金自動取引装置の構成は図2に示す上記実施例1の構成と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の現金自動取引装置1の記憶部3には、実施例1と同様に通常の出金取引における紙幣の引渡し時の処理の他の態様の変更を加えた出金取引処理とその他の通常の取引処理とを実行するための「業務実行プログラム」が予め格納されている。
ステップSA1〜SA11の作動は、上記実施例1のステップS1〜S11の作動と同様であるのでその説明を省略する。
この場合にSA5において現金自動取引装置1の主制御部2は、顧客が入力した暗証番号を記憶部3に一時保存してステップSA6へ移行する。
その後のステップSA14〜SA16の作動は、実施例1のステップS14〜S16の作動と同様であるのでその説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、実施例1の効果に加えて、顧客の暗証番号の再入力による本人確認により紙幣入出金口の開放指示を受付け、紙幣入出金口を開放するようにしたことによって、紙幣を顧客本人に確実に引渡すことができ、悪意の第3者等の他人に紙幣が不正に引渡されることを防止することができる。
2 主制御部
3 記憶部
4 顧客操作部
5 表示部
6 入力部
7 カード取扱部
8 明細票印刷部
9 紙幣入出金部
10 紙幣入出金口
11 シャッタ
12 分離集積機構
13 紙幣鑑別部
14 紙幣金庫
Claims (3)
- 紙幣出金口を有する紙幣入出金部を備え、顧客との間で現金の取引を自動で行う現金自動取引装置において、
紙幣を引渡す時に、顧客の紙幣出金口の開放指示を受付けて前記紙幣出金口を開放することを特徴とする現金自動取引装置。 - 請求項1において、
前記顧客の開放指示を、前記紙幣出金口を開放するための開放ボタンにより行わせることを特徴とする現金自動取引装置。 - 請求項1において、
前記顧客の開放指示を、顧客の本人確認操作により受付けることを特徴とする現金自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305002A JP2005078189A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 現金自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003305002A JP2005078189A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 現金自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005078189A true JP2005078189A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34408531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003305002A Pending JP2005078189A (ja) | 2003-08-28 | 2003-08-28 | 現金自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005078189A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010086386A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
-
2003
- 2003-08-28 JP JP2003305002A patent/JP2005078189A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010086386A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
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