JP4314940B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents

現金自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4314940B2
JP4314940B2 JP2003315770A JP2003315770A JP4314940B2 JP 4314940 B2 JP4314940 B2 JP 4314940B2 JP 2003315770 A JP2003315770 A JP 2003315770A JP 2003315770 A JP2003315770 A JP 2003315770A JP 4314940 B2 JP4314940 B2 JP 4314940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
customer
banknotes
withdrawal
counting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003315770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005084912A (ja
Inventor
真一 佐藤
広和 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2003315770A priority Critical patent/JP4314940B2/ja
Publication of JP2005084912A publication Critical patent/JP2005084912A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4314940B2 publication Critical patent/JP4314940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

本発明は、顧客との間で現金の取引を自動で行う現金自動取引装置に関する。
従来の現金自動取引装置は、入金時には顧客が投入した紙幣の計数後に投入金額や取引成立の問合せ等を表示し、顧客が取引不成立を選択した場合は投入した紙幣を顧客に返却し、取引成立を選択した場合は投入した紙幣を紙幣入出金部等に収納している。
また、出金時には顧客の要求した引出金額を紙幣入出金部から繰出し、引出金額等を表示して顧客に引出金額の紙幣を引渡している(例えば、特許文献1参照。)。
特公平6−82415号公報(第2頁右欄−第3頁左欄、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、多数の紙幣による入金取引においてはその紙幣枚数の事前確認を行おうとすると、現金自動取引装置の前で人目を気にしながら数えるか、一旦現金自動取引装置の前を離れて他所で数え直して再度取引の順番を待つか、そのまま投入して現金の計数後に投入金額等が表示された時に投入したはずの金額が表示されなっかった場合は一旦取引を不成立として投入した紙幣の返却を求め、前記のようにして数え直した後に再度入金取引を行うことが必要であり、顧客の利便性が低下するという問題がある。
また、多数の紙幣を出金する出金取引においては、引渡しを受けた紙幣を事後に数えようとするとその場での紙幣の数え直しが困難であり、引出金額として表示された金額や枚数を信じて持ち帰らなければならないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、入金時や出金時の紙幣枚数等の事前確認や事後確認を容易に行うことができる手段を提供することを目的とする。
また、出金時の紙幣枚数を容易に確認できる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、顧客との間で現金の取引を行う現金自動取引装置において、幣の計数を行う計数取引を選択可能に表示し、前記計数取引が選択された場合であって、投入された紙幣の計数後に、計数した紙幣の枚数が、予め設定された所定の枚数を超えている場合は、前記所定の枚数毎に分割して排出し、その排出毎に顧客の受取りを確認しながら分割した回数繰返して全ての紙幣を排出することを特徴とする
これにより、本発明は、入金前の紙幣枚数等の事前確認や出金後の出金紙幣等の事後確認がその場で容易に行うことができ、顧客の利便性を向上させることができるという効果が得られる。
また、出金取引において、顧客は引渡された紙幣等の枚数を容易に確認することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による現金自動取引装置の実施例について説明する。
図1は第1実施例の計数取引処理を示すフローチャート、図2は第1実施例の現金自動取引装置を示すブロック図、図3は第1実施例の紙幣入出金部を示すブロック図である。
図2において、1は現金自動取引装置であり、銀行等の金融機関や郵便局、コンビニエンスストア等(金融機関等という。)の営業店等の店舗に設置され、顧客との間で現金の取引を自動で行う。
2は金融機関等のセンタに設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている現金自動取引装置1と専用回線や電話回線等の通信回線を介して接続しており、顧客の口座の口座番号やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
3は現金自動取引装置1の主制御部であり、通信回線を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動取引装置1内の各部を制御して取引処理を実行すると共にデータ通信等も制御する。
4は記憶部であり、主制御部3が実行するプログラムや主制御部3による処理結果等が格納される。
5は顧客操作部であり、現金自動取引装置1の前面に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の位置信号検出手段との組合せで構成されており、表示画面に取引選択画面や顧客の希望等を問合せる画面、顧客の処置を促す画面等を表示する一方、位置信号検出手段により顧客からの入力を受付ける。
6はカード取扱部であり、挿入された顧客のキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプに記録されているカード情報を読み書きすると共に取引明細票等を印刷する機能を有している。
7は通帳取扱部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプに記録されている通帳情報を読み書きすると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
8は紙幣入出金部であり、顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別、計数して収納し、顧客に引渡す紙幣を排出する機能を有している。
9は硬貨入出金部であり、顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別、計数して収納し、顧客に引渡す硬貨を排出する機能を有している。
図3において、11は紙幣入出金部8の入出金制御部であり、主制御部3からの指令により紙幣入出金部8の各部を制御する。
12は紙幣入出金口であり、顧客が投入した紙幣を受入れて搬送路へ1枚毎に分離して繰出し、出金する紙幣を集積して顧客に引渡す機能を有している。
13は鑑別部であり、紙幣の真偽、正損、金種等を鑑別する機能を有している。
14は紙幣収納部であり、紙幣を金種毎に集積して一時保留する一時保留部とその紙幣を収納する金種別収納庫等により構成され、投入された紙幣を集積して収納すると共に収納している紙幣を1枚毎に分離して搬送路へ繰出す機能を有している。
なお、図3において、実線は搬送路等による機械的な接続を示し、破線は電気信号等を送受するための電気的な接続を示す。
また、硬貨入出金部9の図示しない構成は上記の紙幣入出金部8と同様に硬貨入出金口や鑑別部、金種別の硬貨収納庫等により構成されている。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の現金自動取引装置1の記憶部4には、予め顧客との間で各種の取引を行うための通常の「取引処理プログラム」に現金としての紙幣や硬貨の計数取引のみを独立して行うための「計数取引処理サブプログラム」が追加された「業務実行プログラム」が格納されている。
以下に、図1に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の紙幣計数取引処理の作動について説明する。
金融機関等の始業時等に係員は、現金自動取引装置1へ電源を投入して現金自動取引装置1の各部へ電力を供給する。これにより現金自動取引装置1の記憶部4に格納されている「業務実行プログラム」が自動的に起動される。
S1、「業務実行プログラム」が起動すると、現金自動取引装置1の主制御部3はその顧客操作部5の画面に図4に示す取引選択画面を表示して待機する。
取引選択画面には、取引ボタンの押下を促す旨の文言と出金取引のための「出金」ボタン、入金取引のための「入金」ボタン、振込取引のための「振込」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引ための「通帳記帳」ボタンおよび現金の計数を行う計数取引のための「計数」ボタン等の取引ボタンが表示されている。
本実施例では、顧客は入金取引の紙幣の投入の前に持参した紙幣の枚数を確認するために顧客操作部5の画面から計数取引を選択し、タッチパネルによって「計数」ボタンを押下する。
S2、これをタッチパネルからの位置信号等により認識した主制御部3は、認識した取引が計数取引である場合はステップS4へ、計数取引以外の取引である場合はステップS3へ移行する。
S3、顧客が選択した取引が計数取引以外の取引であることを認識した主制御部3は、「取引処理プログラム」により出金取引等の通常の取引処理を実行する。
この場合の取引処理の作動は、通常の取引処理の作動と同様であるのでその説明を省略する。
なお、通常の取引処理が終了した場合は、主制御部3はその取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
S4、顧客が選択した取引が計数取引であることを認識した主制御部3は、計数取引処理サブプログラム」により計数取引処理を実行する。
まず、主制御部3は顧客操作部5の画面に紙幣や硬貨の投入を促す文言を顧客操作部5の画面に表示して紙幣入出金口12や図示しない硬貨入出金口を開放する。
顧客はこれに従って持参した紙幣や硬貨をそれぞれの入出金口へ投入する。本実施例では顧客は紙幣のみを計数するために紙幣入出金口12へ紙幣を投入する。
S5、紙幣の投入を検知した主制御部3は、紙幣入出金口12を閉鎖して紙幣の計数処理を実行する。
すなわち、主制御部3は入出金制御部11へ計数指令を送り、計数指令を受取った入出金制御部11は投入された紙幣を紙幣入出金口12から1枚毎に繰出して鑑別部13へ搬送し、鑑別部13では搬送された紙幣の真偽、正損、金種等を鑑別する。
この鑑別結果が真券の場合は、入出金制御部11はその紙幣の枚数を金種毎に計数しながら紙幣収納部14へ搬送して金種毎にその一時保留部へ集積する。鑑別結果が外国紙幣や偽造紙幣等の偽券の場合は紙幣入出金口12へ搬送して顧客に返却する。
そして、全ての投入紙幣の集積を終えると、入出金制御部11は紙幣の鑑別計数結果を主制御部3へ転送して計数処理を終了する。
なお、硬貨入出金部8においては、所定の時間を経過しても硬貨が投入されない場合は硬貨入出金口を閉鎖する。硬貨が投入された場合は上記の紙幣の計数処理と並行して上記と同様に硬貨入出金部9により硬貨の計数処理を実行する。
S6、計数処理を終えた主制御部3は、顧客操作部5の画面に投入された紙幣の金種毎の枚数とその金額および合計金額を表示する。顧客は表示された内容を確認して確認操作を行う。
S7、これを検知した主制御部3は、計数した枚数が所定枚数を超えている場合はステップS8へ、所定枚数以下の場合はステップS9へ移行する。
S8、計数した枚数が所定枚数を超えていることを認識した主制御部3は、紙幣収納部14の一時保留部に集積した紙幣を所定枚数毎に分割し、その枚数とその金額を顧客操作部5の画面に表示して一時保留部から紙幣入出金口12へ搬送し、紙幣入出金口12を開放して紙幣を分割して顧客に返却する。
そして、顧客の受取りを確認し、残りの紙幣を上記と同様にして分割した回数繰返して排出し、紙幣を小分けにして顧客に返却する。
この場合に、分割する所定枚数は、現金自動取引装置1が1回の取引で受付けることができる受付可能枚数、例えば100枚であってもよく、顧客が枚数を確認しやすいような枚数、例えば5枚であってもよい。
その後、主制御部3は顧客が全ての紙幣を受取ったことを確認して計数取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
S9、計数した枚数が所定枚数以下であることを認識した主制御部3は、紙幣収納部14の一時保留部に集積した紙幣を一時保留部から紙幣入出金口12へ搬送して紙幣入出金口12を開放し、紙幣を一括して顧客に返却する。
その後、主制御部3は顧客が紙幣を受取ったことを確認して計数取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
なお、上記のステップS7〜S9の作動は、硬貨が投入されている場合も同様である。
また、出金取引後の紙幣枚数等の計数取引処理の場合も、顧客が再表示された取引選択画面から「計数」ボタンを押下すれば、上記と同様にして紙幣等の枚数の計数取引を行うことができる。
以上説明したように、本実施例では、取引選択画面に紙幣や硬貨の計数のみを行う計数取引ための「計数」ボタンを表示して選択可能としたことによって、入金前の紙幣枚数等の事前確認や出金後の出金紙幣等の事後確認がその場で容易に行うことができ、顧客の利便性を向上させることができる。
また、計数処理後に紙幣等を所定枚数に小分けして顧客に返却するようにしたことによって、顧客は返却された紙幣等の枚数を容易に確認することができる。
更に、返却する所定枚数を受付可能枚数とすることによって、顧客は受付可能枚数と超過枚数とを容易に区分することができる。
更に、事前確認後の入金取引や出金取引後の事後確認を可能としたことによって、顧客は2重に紙幣枚数等を確認することができ、顧客の安心感を高めることができる。
図5は第2実施例の出金取引処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例の現金自動取引装置および紙幣入出金部の構成は、図2、図3に示す第1実施例の構成と同様である。また第1実施例と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例の現金自動取引装置1の記憶部4には、第1実施例と同様に「取引処理プログラム」に「計数取引処理サブプログラム」が追加された「業務実行プログラム」が格納されている。
本実施例の「取引処理プログラム」の出金取引処理には、紙幣等を小分けにして排出するために出金取引のルーチンの一部が変更されている。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の出金取引処理の作動について説明する。
SA1、「業務実行プログラム」が起動すると、現金自動取引装置1の主制御部3は上記第1実施例のステップS1と同様に図4に示す取引選択画面を表示して待機している。
本実施例では、顧客は出金取引を行うために顧客操作部5の画面から出金取引を選択して「出金」ボタンを押下する。
SA2、これをタッチパネルからの位置信号等により認識した主制御部3は、認識した取引が出金取引である場合はステップSA4へ、他の取引である場合はステップSA3へ移行する。
SA3、顧客が選択した取引が他の取引であることを認識した主制御部3は、他の通常取引の場合は「取引処理プログラム」により他の通常の取引処理を実行し、計数取引処理の場合は上記第1実施例の計数取引処理を実行する。
この場合の作動は、通常の取引処理および第1実施例の作動と同様であるのでその説明を省略する。
なお、上記の取引処理が終了した場合は、主制御部3はその取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SA4、顧客が選択した取引が出金取引であることを認識した主制御部3は、顧客操作部5の画面に取引カードの挿入を促す画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部6に挿入する。
この時、主制御部3はカード取扱部6によって、取引カードの磁気ストライプに記録されている顧客の口座番号等のカード情報を読取る。
SA5、カード情報を読取った主制御部3は、顧客操作部5の画面に暗証番号の入力を促す旨の文言と暗証番号表示欄とその入力のためのテンキー、および入力の間違いを訂正するための「訂正」ボタン等を表示した暗証番号入力画面を表示し、顧客はテンキーによって暗証番号を入力する。
SA6、暗証番号の入力を認識した主制御部3は、顧客操作部5の画面に図6に示す指定金額入力画面を表示する。
指定金額入力画面には、引出金額の入力を促す旨の文言と1回当りの出金金額である指定金額と繰返回数の入力欄とその入力のための数字キーや「万」等の桁キー、入力の間違いを訂正するための「訂正」ボタンおよび入力終了を指示するための「確認」ボタン、繰返回数を指定する前に押下する「繰返」ボタンが表示される。
顧客は数字キーと桁キーによって1回当りの指定金額を入力し、「繰返」ボタンを押下した後に繰返回数を数字キーによって入力して繰返回数を指定し、「確認」ボタンを押下する。
SA7、「確認」ボタンの押下を検知した主制御部3はホストコンピュータ2との間で顧客認証処理を実行する。
すなわち、主制御部3は指定金額に指定された繰返回数(指定回数という。)を乗じて引出金額を算出し、取引カードのカード情報に入力された暗証番号や算出した引出金額等を添付した取引電文を作成して通信回線を介してホストコンピュータ2へ送信する。
取引電文を受信したホストコンピュータ2は、顧客認証のために取引電文に含まれるカード情報を基に顧客情報を検索して該当する顧客情報の暗証番号と取引電文の暗証番号とを照合し、暗証番号が一致した場合は顧客を認証し、口座残高に不足がない場合は取引許可の旨を電文にして取引可否電文を作成すると共に、該当する顧客情報の口座残高を更新する。暗証番号が一致しない場合や口座残高が不足している場合には、それぞれの旨を添付した取引不許可の旨を電文にして取引可否電文を作成する。
取引可否電文の作成を終えると、ホストコンピュータ2はこれを現金自動取引装置1へ通信回線を介して送信し、取引可否電文を受信した現金自動取引装置1の主制御部3は顧客認証処理を終了する。
SA8、主制御部3は受信した取引可否電文を基に取引可否を判断し、取引許可の場合はステップSA10へ、取引不許可の場合はステップSA9へ移行する。
SA9、取引不許可処理を認識した主制御部3は、顧客操作部5の画面に取引不許可の旨とその内容および内容の確認を促す旨の文言等を表示した取引不許可画面を表示し、顧客はその内容を確認して確認操作を行う。
これを検知した主制御部3は、取引カードの受取りを促す画面を表示すると共にカード取扱部6から取引カードを排出し、顧客の受取りを確認して出金取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
SA10、取引許可を認識した主制御部3は取引内容等を基に印刷データを作成してカード取扱部6へ送り、カード取扱部6によって取引明細票に印刷データを印刷すると共に以下のようにして出金処理を実行する。
すなわち、主制御部3は入出金制御部11へ出金指令を送り、出金指令を受取った入出金制御部11は、指定金額に相当する紙幣の金種と枚数(指定枚数という。)を紙幣収納部14から1枚毎に繰出して鑑別部13へ搬送し、鑑別部13でその金種等を鑑別してその枚数を計測しながら紙幣入出金口12搬送して集積する。
SA11、入出金制御部11は計数した紙幣枚数が指定枚数に達した場合はステップSA12へ移行し、指定枚数に達しない場合はステップSA10へ戻って上記の作動を繰返す。
SA12、指定枚数の紙幣の集積を終えると入出金制御部11は、その旨を主制御部3へ通知し、主制御部3は繰返の回数と紙幣の金種毎の枚数およびその金額を顧客操作部5の画面に表示して紙幣入出金口12を開放し、顧客に指定金額の紙幣を引渡す。
SA13、顧客の紙幣の受取りを確認した主制御部3は、その繰返の回数が指定回数に達した場合はステップSA14へ移行し、指定回数に達しない場合はステップSA10へ戻って上記のステップSA10〜SA12作動を繰返す。
SA14、指定金額の紙幣の指定回数の引渡しを終えた主制御部3は、顧客操作部5の画面に取引カードや取引明細票の受取りを促す画面を表示して取引カードや取引明細票をカード取扱部6から排出する。
その後、主制御部3は顧客が取引カード等を受取ったことを確認して出金取引処理を終了させ、ステップSA1へ戻って顧客操作部5の画面に取引選択画面を表示して待機する。
なお、硬貨の出金が必要な場合には、上記の紙幣の出金処理と並行して上記と同様に硬貨入出金部9により硬貨を出金して顧客に引渡す。この場合に顧客が入力する指定金額や繰返回数は、紙幣と別に指定させるようにしてもよく、金額として指定された指定金額を紙幣と硬貨に分けて出金するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、第1実施の形態例の効果に加えて、出金取引における紙幣等を指定枚数に小分けして顧客に引渡すようにしたことによって、顧客は引渡された紙幣等の枚数を容易に確認することができる。
第1実施例の計数取引処理を示すフローチャート 第1実施例の現金自動取引装置を示すブロック図 第1実施例の紙幣入出金部を示すブロック図 第1実施例の取引選択画面表示例 第2実施例の出金取引処理を示すフローチャート 第2実施例の指定金額入力画面表示例
符号の説明
1 現金自動取引装置
2 ホストコンピュータ
3 主制御部
4 記憶部
5 顧客操作部
6 カード取扱部
7 通帳取扱部
8 紙幣入出金部
9 硬貨入出金部
11 入出金制御部
12 紙幣入出金口
13 鑑別部
14 紙幣収納部

Claims (1)

  1. 顧客との間で現金の取引を行う現金自動取引装置において、
    幣の計数を行う計数取引を選択可能に表示し、
    前記計数取引が選択された場合であって、投入された紙幣の計数後に、計数した紙幣の枚数が、予め設定された所定の枚数を超えている場合は、前記所定の枚数毎に分割して排出し、その排出毎に顧客の受取りを確認しながら分割した回数繰返して全ての紙幣を排出することを特徴とする現金自動取引装置。
JP2003315770A 2003-09-08 2003-09-08 現金自動取引装置 Expired - Fee Related JP4314940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315770A JP4314940B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 現金自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003315770A JP4314940B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 現金自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005084912A JP2005084912A (ja) 2005-03-31
JP4314940B2 true JP4314940B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=34415928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003315770A Expired - Fee Related JP4314940B2 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 現金自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4314940B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005084912A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5251108B2 (ja) 自動取引装置
JP2008204409A (ja) 暗証番号入力表示装置及び方法
JP4952144B2 (ja) 自動取引装置
JP4706346B2 (ja) 自動取引装置
JP3522325B2 (ja) 料金自動受付機
JP5550871B2 (ja) 自動取引装置
JP2008293297A (ja) 現金管理システムおよび現金出納機および可搬型取引装置
JP4314940B2 (ja) 現金自動取引装置
JP2003150793A (ja) 貨幣出納機における出金装置
JP2011059835A5 (ja)
JP4951992B2 (ja) 自動取引装置
JP2007213280A (ja) 現金処理装置
JP4729339B2 (ja) 自動両替機
JP4887833B2 (ja) 現金処理装置
JP3967584B2 (ja) 媒体取扱い装置
JP6491450B2 (ja) 自動取引装置
JP2005190056A (ja) 自動取引装置
JP2007094479A (ja) 現金自動取引装置
JP2982012B2 (ja) 現金自動取引装置
JP2003006706A (ja) 自動取引装置及び現金処理プログラム
JP2005004537A (ja) 小切手発行装置およびそのプログラム
JP6263116B2 (ja) 自動取引装置、自動取引システム及び自動取引方法
JPH063494Y2 (ja) 取引操作装置
JP2015005235A (ja) 自動取引処理装置
JP3373128B2 (ja) 自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4314940

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140529

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees