JP2005004537A - 小切手発行装置およびそのプログラム - Google Patents

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JP2005004537A JP2003168276A JP2003168276A JP2005004537A JP 2005004537 A JP2005004537 A JP 2005004537A JP 2003168276 A JP2003168276 A JP 2003168276A JP 2003168276 A JP2003168276 A JP 2003168276A JP 2005004537 A JP2005004537 A JP 2005004537A
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Hiromoto Kataoka
宏基 片岡
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】小切手発行取引を迅速に行うことができる小切手発行装置を提供する。
【解決手段】小切手を収納する小切手カセットと、記憶部とを備えた小切手発行装置において、小切手を装填するときに、最初の小切手番号を入力して基準小切手番号として記憶部に格納し、基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出する。
これにより、小切手発行取引が行われるたびに小切手の小切手番号の読み取りを行う必要がなく、小切手発行取引を迅速に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小切手発行取引を行うことができる小切手発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小切手発行装置としての自動取引装置は、顧客との小切手発行取引を行う場合、小切手を小切手カセットから繰り出し、番号読み取り部により予め小切手に印字されている小切手番号を読み取り、印字部により小切手発行日を印字して発行し、読み取った小切手番号や口座番号等をホストコンピュータに送信してデータベースに格納している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−222729号公報(第2頁
【0007】−第4頁
【0023】、第1図−第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の技術においては、小切手を発行するたびに小切手番号の読み取りを行うために、小切手発行取引に時間を要するという問題がある。
【0005】
そこで本発明は、小切手発行取引を迅速に行うことができる小切手発行装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、小切手を収納する小切手カセットと、記憶部とを備えた小切手発行装置において、小切手を装填するときに、最初の小切手番号を入力して基準小切手番号として記憶部に格納し、基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出することを特徴とする。
【0007】
また、小切手発行装置の制御部を、小切手を装填するときに、最初の小切手番号の入力を受け付ける小切手番号入力受付手段と、受け付けた小切手番号を基準小切手番号として記憶部に格納する基準小切手番号記憶手段と、基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出する発行小切手番号算出手段として機能させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態の小切手発行装置について説明する。
【0009】
図1は実施の形態の自動取引装置を示すブロック図、図2は実施の形態の自動取引装置を示す斜視図、図3は実施の形態の紙幣入出金部を示す側面図、図4は実施の形態の基準小切手番号の設定処理を示すフローチャート、図5は実施の形態の小切手発行処理を示すフローチャート、図6は実施の形態の小切手番号入力画面の表示例、図7は実施の形態の取引選択画面の表示例である。
【0010】
図1、図2において、1は金融機関のセンタに設置されている上位装置としてのホストコンピュータであり、金融機関の営業店やコンビニエンスストア等に設置されている自動取引装置3と電話回線等の通信回線を介して接続しており、暗証番号、口座番号、口座残高等の顧客情報を格納する顧客ファイル等を有するデータベース2を備えている。
【0011】
なお、本実施の形態の自動取引装置3は、本発明の小切手発行装置として機能するものである。
【0012】
4は自動取引装置3の制御部であり、通信部5により通信回線を介してホストコンピュータ1と接続しており、自動取引装置3の各部を制御する。
【0013】
6は自動取引装置3の記憶部であり、一般的な従来の自動取引装置3に備えられ、制御部4が実行するプログラムや制御部4による処理結果等が格納されており、本実施の形態では小切手発行取引の情報等も格納する。
【0014】
7は顧客操作部であり、CRTまたはLCD等とタッチパネル等との組み合わせ等で構成されており、取引選択画面、顧客の希望等を問い合わせる画面、顧客の操作を促す画面等を表示する一方、タッチパネルにより外部からの入力を受け付ける。
【0015】
8はカード取扱部であり、顧客がカード挿入口8aから挿入したキャッシュカード等の取引カードの磁気ストライプ・に記録されている口座番号等のカード情報の読み書きをすると共に、取引カードをカード挿入口8aから排出する。
【0016】
9はレシート処理部であり、顧客が行った取引内容等をレシートに印刷してレシート排出口9aから排出する。
【0017】
10は小切手処理機能を有する紙幣入出金部であり、紙幣入出金口10aから顧客の紙幣を受け入れ、これを鑑別、計数して収納する一方、顧客に払い出す紙幣および発行した小切手を排出する。
【0018】
11は係員操作部であり、自動取引装置3の紙幣の補充や保守等の際に開閉する扉の内側に設けられており、CRTまたはLCD等とタッチパネル等との組み合わせ等で構成されており、係員が操作して電源の投入、遮断等を行うと共に、小切手番号入力画面等を表示してタッチパネルにより係員からの小切手番号の入力等を受け付ける。
【0019】
図3において、20は鑑別部であり、入出金される紙幣の金種、真偽、正損等を鑑別する。
【0020】
21は紙幣カセットであり、紙幣入出金部10に設けられており、入金された紙幣を収納し、出金のための紙幣が繰り出し手段により繰り出される。
【0021】
22は番号読み取り部であり、OCR(Optical CharacterReader)等の文字読取装置であって、小切手に印字されている小切手番号を読み取る。
【0022】
23は印字部であり、小切手に小切手発行日等を印字する。
【0023】
24は厚さ検出ローラであり、これと支持ローラ25との間で挟持した小切手の厚さに応じて移動し、この移動量を図示しない厚さ検出センサが検出することにより小切手厚さを検出するもので、制御部4がその検出された厚さにより、小切手一枚の厚さである場合は正常な小切手と判断し、二枚以上の厚さである場合は搬送異常が発生したと判断する。
【0024】
26は小切手カセットであり、紙幣入出金部10に設けられており、予め小切手番号等が印字されている小切手を収納する。
【0025】
26aは窓部であり、番号読み取り部22と印字部23とに対向する位置に設けられ、番号読み取り部22が小切手番号を読み取り、印字部23が小切手発行日を印字できる大きさの開口を有している。
【0026】
27はリジェクトカセットであり、出金取引や小切手発行取引のときに、鑑別部20で正常ではないと鑑別された紙幣、厚さ検出ローラ24で小切手厚さが二枚以上の厚さであると検出された小切手、顧客が紙幣入出金口10aから取り忘れた紙幣や小切手等を収納する。
【0027】
28は搬送路であり、紙幣カセット21や小切手カセット26から繰り出された紙幣や小切手を搬送する。
【0028】
上述した構成の作用について説明する。
【0029】
以下に、図4に示すフロ−チャ−トを用い、Sで示すステップに従って、空の状態の小切手カセット26に係員が小切手を装填する時の基準小切手番号の設定処理について説明する。
【0030】
本実施の形態で使用する小切手には、予め所定の小切手金額が印字され、さらに小切手番号が連番で印字されている。
【0031】
また、記憶部6には小切手カセット26に装填する小切手の最初と最後の小切手番号を格納する第一エリアと、後述する基準小切手番号を格納する第二エリアと、基準小切手番号が設定された後の小切手の累積発行枚数を格納する第三エリアと、算出された小切手番号を格納する第四エリアとが確保されている。
【0032】
S1、金融機関等の係員が、自動取引装置3の図示しない扉の内側に設けられた係員操作部11に表示されている操作の選択画面から小切手の装填を選択すると、制御部4は係員操作部11に図6に示すような小切手番号入力画面を表示する。
【0033】
小切手番号入力画面には、小切手番号の入力を促す文言、小切手番号を入力するためのテンキー、入力の内容を訂正するための「訂正」ボタン、入力の終了を指示するための「確認」ボタン等が表示され、係員はこれに従って小切手番号入力画面から小切手カセット26に装填する小切手の最初と最後の小切手番号をテンキーにより入力して「確認」ボタンを押下し、小切手を小切手カセット26に装填する。
【0034】
S2、制御部4は、「確認」ボタンの押下を検知して入力された最初と最後の小切手番号を記憶部6の第一エリアに格納する。そして最初の小切手番号を基準小切手番号として記憶部6の第二エリアに格納する。
【0035】
S3、基準小切手番号を記憶部6の第二エリアに格納すると、制御部4は番号読み取り部22により小切手カセット26の先頭の小切手の小切手番号を読み取る。
【0036】
S4、制御部4は読み取った小切手番号と、記憶部6の第二エリアに格納した基準小切手番号とを照合し、照合結果が不一致ならばステップS5へ、一致ならばステップS6へ移行する。
【0037】
S5、小切手番号の照合結果が不一致の場合、制御部4は係員操作部11の画面にその旨を表示して図6と同様の小切手番号入力画面を表示し、係員は小切手カセット26に装填した小切手を確認し、入力が間違っていた場合はその小切手番号を再入力し、番号読み取り部22が小切手カセット26の先頭の小切手の小切手番号を正しく読み取れない場合は、その調整等を行って「確認」ボタンを押下する。
【0038】
これを検知した制御部4は、ステップS3に戻り再度番号読み取り部22により小切手カセット26の先頭の小切手の小切手番号を読み取り、小切手番号の照合を行う。
【0039】
S6、小切手番号の照合結果が一致すると、制御部4は第三エリアの累積発行枚数を「0」として、基準小切手番号の設定処理を終了する。
【0040】
なお、最初の小切手番号が再入力された場合は、再入力された小切手番号を基準小切手番号として記憶部6の第三エリアに格納し直す。
【0041】
次に図5に示すフロ−チャ−トを用い、SAで示すステップに従って顧客が自動取引装置3から小切手を発行する場合について説明する。
【0042】
SA1、自動取引装置3の制御部4は、顧客操作部7に図7に示す取引選択画面を表示して、顧客操作待ち状態で待機している。
【0043】
取引選択画面には、取引内容の選択を促す文言、出金取引ための「お引き出し」ボタン、入金取引ための「お預け入れ」ボタン、預金の残高を確認するための「残高照会」ボタン、振込み取引ための「お振り込み」ボタン等の通常の取引のためのボタンに加えて、小切手発行取引のための「小切手発行」ボタンが表示される。
【0044】
SA2、顧客は取引選択画面の「小切手発行」ボタンを選択して押下する。
【0045】
SA3、顧客が「小切手発行」ボタンを押下すると、制御部4は顧客操作部7に取引カードの挿入を促す画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード挿入口8aから挿入する。
【0046】
このとき、制御部4はカード取扱部8より、顧客が挿入した取引カードの磁気ストライプに記録されている口座番号等のカード情報を読み取る。
【0047】
SA4、取引カードが挿入されると、制御部4は顧客操作部7に暗証番号の入力を促す画面を表示し、顧客はテンキーにより暗証番号を入力する。
【0048】
SA5、暗証番号が入力されると、制御部4は顧客操作部7に小切手の発行枚数の入力を促す画面を表示し、顧客はテンキーにより発行枚数を入力する。
【0049】
なお、制御部4は顧客操作部7に小切手の発行枚数の入力を促す画面を表示する代わりに、小切手の合計の発行金額の入力を促す画面を表示するようにようにしてもよい。
【0050】
SA6、小切手の発行枚数が入力されると、制御部4は取引カードのカード情報に入力された小切手の発行枚数や暗証番号等を添付して取引電文を作成し、通信部5により通信回線を介してホストコンピュータ1に送信する。
【0051】
取引電文を受信したホストコンピュータ1は、取引電文を基にデータベース2の顧客ファイルを検索して該当する顧客ファイルの暗証番号と取引電文の暗証番号とを照合し、暗証番号が一致する場合は顧客を認証し、口座残高が発行する小切手の金額より多い場合は取引可能の旨を電文にして取引可否電文を作成すると共に、顧客の顧客ファイルの口座残高を更新する。
【0052】
暗証番号が一致しない場合や、口座残高が発行する小切手の金額より少ない場合は取引不可能の旨を電文にして取引可否電文を作成する。
【0053】
ホストコンピュータ1は取引可否電文を自動取引装置3へ通信回線を介して送信する。
【0054】
SA7、制御部4は、通信部5を介して取引可否電文を受信する。
【0055】
SA8、通信部5により取引可否電文を受信した制御部4は、これにより小切手発行取引の可否を判断し、小切手発行取引が不可能と判断するとステップSA9へ、小切手発行取引が可能と判断するとステップSA10へ移行する。
【0056】
SA9、小切手発行取引が不可能と判断した制御部4は、取引カードをカード挿入口8aから排出し、顧客がこれを受け取ったことを検知すると小切手発行取引を終了させてステップSA1へ戻り、顧客操作部7に取引選択画面を表示して待機する。
【0057】
SA10、小切手発行取引が可能と判断した制御部4は、印字部23により窓部26aから小切手カセット26の先頭の小切手に小切手発行日を印字する。
【0058】
SA11、小切手発行日を印字すると、制御部4は小切手カセット26から小切手を繰り出し、厚さ検出ローラ24へ搬送する。
【0059】
SA12、小切手を厚さ検出ローラ24へ搬送した制御部4は、図示しない厚さ検知センサにより小切手厚さを検出し、小切手厚さが一枚の厚さであるか否かを判断し、二枚以上の厚さである場合は、これを搬送異常が発生したと判断してステップSA13へ、小切手厚さが一枚の厚さである場合はステップSA15へ移行する。
【0060】
SA13、制御部4は搬送異常が発生したと判断すると、小切手をリジェクトカセット27に搬送して収納する。
【0061】
SA14、小切手をリジェクトカセット27に収納すると、制御部4は番号読み取り部22により小切手カセット26の先頭の小切手番号を読み取り、これを新たな基準小切手番号として設定して記憶部6の第二エリアに格納し、さらに累積発行枚数を「0」として第三エリアの記憶部6に格納し、上記のステップSA10へ戻って小切手カセット26の先頭の小切手に小切手発行日を印字する。
【0062】
なお、制御部4は、小切手発行取引の途中でジャムが発生した場合も、厚さ検出ローラ24で小切手厚さが二枚以上の厚さである場合と同様に搬送異常が発生したと判断するが、ジャム小切手が係員により取り除かれた後に上記と同様にして新たな基準小切手番号を設定して記憶部6の第二エリアに格納し、さらに累積発行枚数を「0」として第三エリアの記憶部6に格納してステップSA10へ移行する。
【0063】
SA15、制御部4は小切手厚さが一枚の厚さである場合、小切手を紙幣入出金口10aに搬送して集積する。
【0064】
これにより制御部4は、記憶部6の第三エリアの累積発行枚数を、記憶部6の第二エリアに格納している基準小切手番号に加えて小切手番号を算出し、記憶部6の第四エリアに格納すると共に、記憶部6の第三エリアの累積発行枚数に「1」を加算する。
【0065】
小切手を2枚以上発行する場合は、制御部4は印字部23により小切手に小切手発行日を印字し、小切手カセット26から繰り出して厚さ検出ローラ24で小切手厚さを検出し、小切手厚さが一枚の厚さであると判断すると紙幣入出金口10aに集積し、小切手番号を一枚ごとに算出して記憶部6の第四エリアに格納し、発行した小切手の枚数を累積して管理する。
【0066】
SA16、発行した小切手の小切手番号を算出して記憶部6の第四エリアに格納すると制御部4は、番号読み取り部22により小切手カセット26の先頭の小切手の小切手番号を読み取り、基準小切手番号に第三エリアの累積発行枚数を加えて算出した次の取引で発行する小切手番号と照合してその一致を確認し、小切手発行取引が正しく行われたか否かを判断し、小切手番号が不一致の場合は係員にその旨を報知し、適切な処置を講ずる。
【0067】
SA17、小切手番号の一致を確認すると制御部4は、小切手を紙幣入出金口10aから排出して顧客に引き渡し、同時に取引カードをカード挿入口8aから、顧客が行った取引内容を示すレシートをレシート処理部9で印字してレシート排出口9aから排出する。
【0068】
SA18、小切手を排出すると制御部4は、発行したそれぞれの小切手の小切手番号、小切手発行日、小切手の合計金額等の取引情報とカード情報とをホストコンピュータ1に送信し、これを受信したホストコンピュータ1は、データベース2の顧客ファイルに格納する。
【0069】
以上説明したように、本実施の形態では、最初の小切手番号を入力して基準小切手番号として記憶部に格納し、基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出して枚数管理を行うことにより、小切手発行取引が行われるたびに小切手の小切手番号の読み取りを行う必要がなくなり、小切手発行取引を迅速に行うことができると共に自動取引装置の稼動効率を向上させることができる。
【0070】
また、番号読み取り部が小切手カセットに装填されている小切手の小切手番号を読み取ることにより、小切手が正確に小切手カセットに収納されていることを確認することができ、また小切手が収納されていることを検知するためのセンサを設ける必要がなくなり、自動取引装置の製造費用を削減することができる。
【0071】
なお、本実施の形態では、小切手カセット26に装填する小切手の最初の小切手番号を基準小切手番号とし、番号読み取り部22により読み取った小切手カセット26の先頭の小切手の小切手番号と照合するとしたが、係員が装填する小切手の小切手番号を小切手番号入力画面から入力することなく小切手を小切手カセット26に装填し、制御部4が番号読み取り部22により小切手カセット26の先頭の小切手の小切手番号を読み取り、これを基準小切手番号とするようにしてもよい。
【0072】
また、本実施の形態では、係員が空の状態の小切手カセット26に小切手を装填する場合について説明したが、始業時等に係員が小切手カセット26に小切手を補充する場合は、補充小切手の最初の補充小切手番号を小切手カセット26に残留する係員が入力した最後の小切手の小切手番号に連続する小切手番号として小切手番号入力画面から入力し、制御部4はこれを認識して小切手カセット26に残留する最後の小切手が発行されると、補充小切手の最初の補充小切手番号を新たな基準小切手番号とし、記憶部6の第三エリアの累積発行枚数を「0」として記憶部6に格納する。
【0073】
さらに、本実施の形態では、係員が自動取引装置3に装着されている小切手カセット26に手詰めで小切手を装填するものとして説明したが、予め小切手を装填した小切手カセット26を交換することで、自動取引装置3に小切手を装填するものとしてもよい。
【0074】
この場合、交換用の小切手カセット26を自動装填することが可能である。つまり、この種の自動取引装置3においては、紙幣を補充する場合、営業店等に設置されている現金処理装置で紙幣カセット21の紙幣を自動装填し、この紙幣カセット21を自動取引装置3に装着されている紙幣カセット21と交換することで、自動取引装置3に対する紙幣の装填を行っている。
【0075】
従って、前記現金処理装置を利用して、あるいは前記現金処理装置と同様の小切手装填装置で小切手カセット26に小切手を自動装填することが可能である。
【0076】
このように小切手カセット26に自動装填する装置を用いる場合、この装置と自動取引装置3を通信回線で接続し、この自動装填する装置で前記番号読み取り部22と同様のOCR等によって小切手カセット26に装填した先頭の小切手の小切手番号を読み取り、その読み取った小切手番号を自動取引装置3に送信して自動入力し、前記のように基準小切手番号として利用するようにしてもよい。
【0077】
無論、紙幣カセット21と交換時に自動取引装置3の番号読み取り部22で小切手カセット26内の先頭の小切手の小切手番号を読み取り、これを基準小切手番号とするようにしてもよい。
【0078】
さらに、本実施の形態では、小切手番号を予め記憶部6の第二エリアに格納している基準小切手番号に第三エリアの累積発行枚数を加えて小切手番号を算出するものとしたが、顧客による取引が終了するごとに、次の取引で発行する小切手の小切手番号を新たな基準小切手番号とし、第三エリアの累積発行枚数を「0」として記憶部6に格納し、新たな基準小切手番号に第三エリアの累積発行枚数を加えて小切手番号を算出するようにしてもよい。
【0079】
さらに、小切手カセット26は小切手の種類ごとに複数設けるようにしてもよい。
【0080】
さらに、本実施の形態では、入出金機能を有する自動取引装置について説明したが、出金機能のみを有する自動取引装置についても適用することができ、さらに小切手発行のみの自動取引装置として用いるようにしてもよい。
【0081】
本実施の形態においては、小切手発行装置を小切手発行装置として機能する自動取引装置を例に説明したが、小切手発行装置はそれに限らず小切手発行機能を有する装置、もしくは切手発行装置そのものを含むものとする。
【0082】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、最初の小切手番号を入力して基準小切手番号として記憶部に格納し、基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出して枚数管理を行うことにより、小切手発行取引が行われるたびに小切手の小切手番号の読み取りを行う必要がなく、小切手発行取引を迅速に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の自動取引装置を示すブロック図
【図2】実施の形態の自動取引装置を示す斜視図
【図3】実施の形態の紙幣入出金部を示す側面図
【図4】実施の形態の基準小切手番号の設定処理を示すフローチャート
【図5】実施の形態の小切手発行処理を示すフローチャート
【図6】実施の形態の小切手番号入力画面の表示例
【図7】実施の形態の取引選択画面の表示例
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 データベース
3 自動取引装置
4 制御部
5 通信部
6 記憶部
7 顧客操作部
8 カード取扱部
8a カード挿入口
9 レシート処理部
9a レシート排出口
10 紙幣入出金部
10a 紙幣入出金口
11 係員操作部
20 鑑別部
21 紙幣カセット
22 番号読み取り部
23 印字部
24 厚さ検出ローラ
25 支持ローラ
26 小切手カセット
26a 窓部
27 リジェクトカセット
28 搬送路

Claims (11)

  1. 小切手を収納する小切手カセットと、記憶部とを備えた小切手発行装置において、
    前記小切手を装填するときに、最初の小切手番号を入力して基準小切手番号として前記記憶部に格納し、前記基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出することを特徴とする小切手発行装置。
  2. 請求項1において、
    小切手の小切手番号を読み取る番号読み取り部を設け、
    該番号読み取り部により読み取った前記小切手カセットの先頭の小切手の小切手番号と、前記基準小切手番号とを照合することを特徴とする小切手発行装置。
  3. 請求項1において、
    前記小切手カセットに小切手を補充するとき、係員が入力した補充小切手の最初の補充小切手番号を、前記小切手カセットに残留する最後の小切手の小切手番号に連続する小切手番号と認識することを特徴とする小切手発行装置。
  4. 請求項2または請求項3において、
    搬送異常が発生したときに、前記番号読み取り部により前記小切手カセットの先頭の小切手の小切手番号を読み取り、該小切手番号を新たな基準小切手番号とすることを特徴とする小切手発行装置。
  5. 請求項2、請求項3または請求項4において、
    前記番号読み取り部が、前記小切手カセットに小切手が収納されていることを検知することを特徴とする小切手発行装置。
  6. 請求項2から請求項4または請求項5において、
    顧客との小切手発行取引が行われた後に、前記番号読み取り部により、前記小切手カセットのそのときの先頭の小切手の小切手番号を読み取り、該読み取った小切手番号を次の取引で発行する小切手番号と照合することを特徴とする小切手発行装置。
  7. 小切手を収納する小切手カセットと、記憶部とを備えた小切手発行装置の制御部を、
    前記小切手を装填するときに、最初の小切手番号の入力を受け付ける小切手番号入力受付手段と、
    前記受け付けた小切手番号を基準小切手番号として前記記憶部に格納する基準小切手番号記憶手段と、
    前記基準小切手番号と小切手の累積発行枚数とにより、発行した小切手の小切手番号を算出する発行小切手番号算出手段として機能させることを特徴とする小切手発行装置のプログラム。
  8. 請求項7において、
    小切手の小切手番号を読み取る番号読み取り部を設け、
    該番号読み取り部により読み取った前記小切手カセットの先頭の小切手の小切手番号と、前記基準小切手番号とを照合する小切手番号照合手段として機能させることを特徴とする小切手発行装置のプログラム。
  9. 請求項7において、
    前記小切手カセットに小切手を補充するとき、係員が入力した補充小切手の最初の補充小切手番号を前記小切手カセットに残留する最後の小切手の小切手番号に連続する小切手番号と認識する補充小切手番号認識手段として機能させることを特徴とする小切手発行装置のプログラム。
  10. 請求項8または請求項9において、
    搬送異常が発生したときに、前記番号読み取り部により前記小切手カセットの先頭の小切手の小切手番号を読み取る異常時小切手番号読取手段と、
    該小切手番号を新たな基準小切手番号とする基準小切手番号更新手段として機能させることを特徴とする小切手発行装置のプログラム。
  11. 請求項8、請求項9または請求項10において、
    顧客との小切手発行取引が行われた後に、前記番号読み取り部により、前記小切手カセットのそのときの先頭の小切手の小切手番号を読み取る取引後先頭小切手番号読取手段と、
    該読み取った小切手番号を次の取引で発行する小切手番号と照合する次取引小切手番号照合手段として機能させることを特徴とする小切手発行装置のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101322564B1 (ko) * 2012-03-16 2013-10-28 주식회사 엘지씨엔에스 금융기기 및 그의 제어방법
US9135786B2 (en) 2012-03-15 2015-09-15 Lg Cns Co., Ltd. Financial device
US9280881B2 (en) 2011-10-17 2016-03-08 Lg Cns Co., Ltd. Cassette detecting device and medium processing device using the same

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