JP6527969B2 - 自動取引装置および自動取引方法 - Google Patents

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Description

本発明は自動取引装置および自動取引方法に関し、たとえば現金を引出すなどの取引を行う場合に操作案内および入力操作を行うディスプレイがなくても戸惑うことなく取引操作が可能な自動取引装置および自動取引方法に関する。
金融機関との取引をする場合、ATM(Automated Teller Machine)のような自動取引装置が一般に利用されている。自動取引装置は、顧客がキャッシュカードを用いて簡単な操作で預入れや引出しなどが可能であり、しかも、金融機関の店舗内だけでなく、出張所や多くのコンビニエンスストアに設置されているので、便利に利用できるようになってきている。
自動取引装置へのアクセスに関し、キャッシュカードを用いる方法以外に、顧客が所有するスマートフォンまたはタブレットのような携帯端末を用いる方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この方法によれば、暗証番号を含むすべての取引内容を事前に携帯端末に入力しておき、携帯端末を自動取引装置にかざすだけで携帯端末に入力された取引内容が自動取引装置に伝えられる。したがって、携帯端末に、たとえば引出すのに必要な取引内容を事前に入力しておけば、携帯端末を自動取引装置にかざすことによって直ちに出金取引が行われることになる。
このような携帯端末を利用した取引方法は、健常者はもちろんであるが、特に、障害者には極めて有用なツールとなる。現状の自動取引装置でも金融機関と通話が可能なハンドセットが備えられていて、たとえば、視覚障害のある方でも入力操作ができるように障害者対策がなされてはいる。つまり、視覚障害者の場合、タッチパネルを使った入力操作はできないが、ハンドセットから流れる音声の操作ガイドに従ってハンドセットのボタンを使った入力操作は可能である。しかし、入力操作が可能であるというだけで、障害者が実際に自動取引装置を利用する場合には、操作に手間取るなどして取引完了までに長時間を要してしまう場合が多い。
携帯端末を利用する取引方法では、取引に必要な携帯端末への入力操作は、事前に顧客のペースで行うことができ、たとえば、携帯端末に読み上げ機能が備わっていれば、視覚障害者は、入力内容を音声で確認できるので、間違えのないデータ入力が可能になる。したがって、携帯端末を利用した自動取引装置は、その操作方法が簡単、確実、かつ迅速であることから、普及が見込まれている。
このような自動取引装置としては、キャッシュカードによる取引が可能な機能に携帯端末による取引が可能な機能を付加することによって実現することができる。この場合、キャッシュカードによる取引では、キャッシュカードを自動取引装置のカードスロットに挿入するか、顧客が自動取引装置に近づくことによって表示内容が切り換えられたディスプレイの取引種別選択画面にて取引種別を選択してから取引を開始する。その後、顧客は、ディスプレイに表示された操作案内に従って操作をしていくことになる。一方、携帯端末による取引では、携帯端末を自動取引装置の所定位置に直接かざすか、ディスプレイの取引種別選択画面にて取引種別を選択してから携帯端末を自動取引装置の所定位置にかざして取引をすることになる。
米国特許第8632000号明細書
以上のようなキャッシュカードによるカード取引および携帯端末による携帯端末取引が可能な自動取引装置では、カード取引に必須であるディスプレイは、携帯端末自身が同じ機能を備えていることから、携帯端末取引に必ずしも必要なものではない。むしろ、携帯端末取引を行う顧客は、操作画面が2つあることによって操作上の混乱を招くことになる。この点を考慮して、自動取引装置のディスプレイを普段は非表示にしておくことも考えられるが、この場合、ディスプレイがあるのに非表示になっていれば、顧客は、一般的に、ディスプレイが故障であるまたは自動取引装置が機能停止していると認識する。このため、操作上の混乱を防ぐために自動取引装置のディスプレイを非表示にすることは、かえって操作上の混乱以上の不具合が起きてしまうという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、カード取引に必要なディスプレイの存在を意識させないようにした自動取引装置および自動取引方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記の課題を解決するために、自動取引装置が提供される。この自動取引装置は、カードスロットにカードが挿入されたことを検出するカード挿入検出部と、前記カード挿入検出部がカードの挿入を検出したとき、カードを用いた取引操作に従って取引処理を実行するカード取引処理部と、前記取引操作の案内を表示させる空中ディスプレイと、前記カード挿入検出部がカードの挿入を検出したとき、前記空中ディスプレイを空中に出現させて前記空中ディスプレイに取引操作の案内を表示させ、前記カード取引処理部による取引が終了したときには、前記空中ディスプレイを非表示にする表示制御部と、事前に取引に必要な取引内容が入力された携帯端末を検出する携帯端末検出部と、前記携帯端末検出部が前記携帯端末を検出したとき、前記携帯端末が保持する前記取引内容に従った取引処理を実行する携帯端末取引処理部と、を備えている。
また、本発明では、自動取引方法が提供される。この自動取引方法は、カードを挿入するカードスロットにカードが挿入されたことを検出して、画像を空中に結像させる空中ディスプレイに取引操作を表示させ、表示された前記取引操作に従った取引処理を行うか、または、携帯端末がかざされたことを検出して、事前に前記携帯端末に入力されている取引内容を読み取り、前記取引内容に従った取引処理を行い、取引終了時に、前記空中ディスプレイが表示中の場合は、前記空中ディスプレイを非表示にする、処理をコンピュータに実行させる。
上記構成の自動取引装置および自動取引方法は、必要なときに画像を空中に出現させる空中ディスプレイを備え、外観的にはディスプレイの存在を認識できない構成にしたことで、操作上の混乱を確実に防止できるという利点がある。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は、本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態に係る自動取引装置の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る自動取引装置の取引手順を示すフローチャートである。 空中ディスプレイが非表示状態にあるときの第2の実施の形態に係る自動取引装置を示す斜視図である。 空中ディスプレイが表示状態にあるときの第2の実施の形態に係る自動取引装置を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置のハードウェアの一構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る自動取引装置の取引手順を示すフローチャートである。 インフォメーション画面の一表示例を示す図である。 カード取引処理を示すフローチャートである。 カード取引処理での空中ディスプレイの画面表示例を示す図であって、図9(A)は取引種別選択画面の一表示例を示す図、図9(B)は暗証入力画面の一表示例を示す図、図9(C)は金額入力画面の一表示例を示す図、図9(D)は媒体返却画面の一表示例を示す図である。 取引開始時における携帯端末のディスプレイの表示例を示す図である。 携帯端末取引処理を示すフローチャートである。 携帯端末取引における空中ディスプレイの画面表示例を示す図であって、図12(A)は暗証入力画面の一表示例を示す図、図12(B)は媒体返却画面の一表示例を示す図である。 第3の実施の形態における携帯端末取引処理を示すフローチャートである。 携帯端末取引における出金案内表示画面の一表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を部分的に組み合わせて実施することができる。
図1は第1の実施の形態に係る自動取引装置の機能ブロック図である。図2は第1の実施の形態に係る自動取引装置の取引手順を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係る自動取引装置1は、図1に示したように、カード挿入検出部2と、携帯端末検出部3と、カード取引処理部4と、携帯端末取引処理部5と、表示制御部6と、空中ディスプレイ7と、操作誘導灯8とを備えている。
カード挿入検出部2は、自動取引装置1が備えるカード処理部のカードスロットにキャッシュカードやクレジットカードなどのカードが挿入されたことを検出するものである。カード挿入検出部2がカードの挿入を検出した場合、自動取引装置1は、カード取引であると判断する。
携帯端末検出部3は、自動取引装置1が備えるNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)リーダがNFC対応の携帯端末との通信状態、または、自動取引装置1が備えるバーコードリーダが携帯端末のディスプレイに表示されたバーコードを検出するものである。また、携帯端末の検出には、携帯画面の明滅などによる通信手段、音声による通信手段、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)などの無線通信手段も活用できる。携帯端末検出部3が携帯端末との通信状態またはバーコードを非接触で検出した場合、自動取引装置1は、携帯端末取引であると判断する。
カード取引処理部4は、カード挿入検出部2がカードの挿入を検出したとき、カードを用いた取引手順に従った取引を実行する。カード取引処理部4は、たとえば、出金取引の場合、取引種別の選択処理、暗証入力処理、引出し金額の入力処理、紙幣やカードの媒体を返却する処理を行う。
携帯端末取引処理部5は、携帯端末検出部3が携帯端末を検出したとき、携帯端末を用いた取引を実行する。すなわち、携帯端末には、事前に取引に必要なデータ入力が行われていて、携帯端末検出部3が携帯端末を検出したときに、その取引内容が読み込まれ、携帯端末取引処理部5は、その読み込まれた取引内容にしたがって、取引処理を行う。
表示制御部6は、カード挿入検出部2がカードの挿入を検出したか、携帯端末検出部3が携帯端末との通信状態またはバーコードを検出したかによって空中ディスプレイ7を表示状態にするか、非表示状態にするかの制御を行う。また、表示制御部6は、操作誘導灯8の点灯制御を行う。
空中ディスプレイ7は、その非表示状態では、表示画面がなく、したがって、顧客は、自動取引装置1にディスプレイがないと認識する。空中ディスプレイ7は、また、表示状態では、空中に表示画面が現れ、そこに取引手順などが表示される。このとき、空中ディスプレイ7に表示された取引手順などに従って取引を行うことになる。
操作誘導灯8は、自動取引装置1が備えるカード処理部、NFCリーダおよびバーコードリーダなどの携帯端末検出領域に設けられ、カード処理部のカードスロットやNFCリーダおよびバーコードリーダの存在する場所を照らす。これにより、カードを挿入する位置および携帯端末をかざす位置を顧客に容易に認識させ、顧客をカードの挿入位置または携帯端末をかざす位置に誘導させることができる。
自動取引装置1が備える以上の機能は、コンピュータを含む図示しない制御装置によって装置全体が制御されている。次に、以上のように構成された自動取引装置1の動作について説明する。
図2に示したように、自動取引装置1が動作を開始すると、まず、表示制御部が操作誘導灯8を点灯(または点滅)制御して、自動取引装置1に正対した顧客に対し、最初に何をなすべきかを誘導する(ステップS1)。
次に、自動取引装置1は、カード挿入検出部2がカードの挿入を検出したか否かを判断し(ステップS2)、カードの挿入を検出した場合(ステップS2のYES)には、表示制御部6が空中ディスプレイ7を表示状態にする(ステップS3)。次に、カード取引処理部4がカード取引処理を実行する(ステップS4)。すなわち、顧客は、空中ディスプレイ7に表示された取引手順に従って操作を行う。カード取引処理が終了すると、表示制御部6は、空中ディスプレイ7を非表示状態にする(ステップS5)。
ステップS2において、カード挿入検出部2がカードの挿入を検出しなかった場合(ステップS2のNO)、自動取引装置1は、携帯端末検出部3が携帯端末を検出したか否かを判断する(ステップS6)。ここで、携帯端末検出部3が携帯端末を検出しなかった場合(ステップS6のNO)、処理は、ステップS2に戻る。
ステップS6において、携帯端末検出部3が携帯端末を検出した場合(ステップS6のYES)、自動取引装置1は、携帯端末検出部3が読み取った取引内容に従って携帯端末取引処理部5による携帯端末取引処理を実行する(ステップS7)。
したがって、カード取引では、今まで通り、空中ディスプレイ7に表示された操作案内に従った操作をすることで取引処理をすることができる。一方、携帯端末取引では、空中ディスプレイ7が出現されることなく、取引処理をすることができる。たとえば、携帯端末に事前に出金取引に必要かつ有効なデータが入力されていた場合、その携帯端末を自動取引装置1にかざすだけで、直ちに自動取引装置1からの出金ができることになる。
また、携帯端末取引処理部5は、携帯端末取引処理の実行中およびその前後において、顧客に対して何らかの案内や指示が必要なときには、空中ディスプレイ7に代えて携帯端末のディスプレイを利用して案内や指示を表示させることができる。この場合、自動取引装置1から携帯端末への通知は、NFC機能などを利用して行われる。
図3は空中ディスプレイが非表示状態にあるときの第2の実施の形態に係る自動取引装置を示す斜視図である。図4は空中ディスプレイが表示状態にあるときの第2の実施の形態に係る自動取引装置を示す斜視図である。
第2の実施の形態に係る自動取引装置10は、顧客が正対する正面側の筐体面にカードスロット11および紙幣の出金口12を備えている。また、筐体上部には、NFCリーダ13、バーコードリーダ14およびテンキーボード15を備えている。
カードスロット11は、キャッシュカードなどのカードを挿入したり、挿入したカードおよび取引明細を印字したレシートを排出したりするスロットである。また、このカードスロット11は、内部に操作誘導灯が配置されていて、スロット内またはスロット近傍を明るくすることにより、カード取引の際のカード挿入を誘導させることができる。
出金口12は、取引種別が「お引出し」のときに、紙幣が出金される部分である。
NFCリーダ13は、スマートフォンのような携帯端末による取引の際に、携帯端末に事前に入力された取引内容を無線通信によって読み取るものである。このNFCリーダ13においても、操作誘導灯が内蔵されており、携帯端末をかざす位置およびその近傍を内部から照らして、携帯端末をかざす位置を顧客に容易に認識させることができるようにしている。
バーコードリーダ14は、携帯端末による取引の際に、携帯端末に事前に入力された取引内容をコード化してディスプレイに表示させたバーコードを内蔵カメラで光学的に読み取り、復号化するものである。このバーコードリーダ14においても、操作誘導灯が内蔵されており、カメラが配置されている窓の近傍を内部から照らして、携帯端末をかざす位置を顧客に容易に認識させることができるようにしている。
テンキーボード15は、取引種別が「お引出し」のときに、暗証番号を入力したり、出金したい金額を入力したりするのに使用されるものである。
自動取引装置10は、また、図4に示したように、必要時に空中に出現する空中ディスプレイ16を備えている。この空中ディスプレイ16は、たとえば、国際公開第2009/131128号に記載のような、空中に立体像を形成することが可能な光学結像装置とすることができる。この光学結像装置は、透明平板の内部に平面光反射部を形成した光制御パネルからなり、その一方の面側に配置した物体からの光を入射させ、物体の像を光学結像装置の反対側に結像させるものである。すなわち、光学結像装置および液晶表示パネルのような表示部を自動取引装置10の内部に設置し、表示部に表示された映像を光学結像装置の反対側、すなわち、自動取引装置10の上部空間に結像させるものである。したがって、表示部が非表示のとき、図3に示したように、空中ディスプレイ16は、存在しない。表示部が表示のときは、図4に示したように、空中ディスプレイ16が出現してそこに表示部が表示している画像を表示する。
この自動取引装置10は、さらに、図示はしないが、空中ディスプレイ16に表示されているボタンへのタッチを検出する入力操作検知部を備えている。この入力操作検知部としては、たとえば、指を検知する赤外線センサとすることができ、この赤外線センサは、空中ディスプレイ16の出現位置に相当する位置の自動取引装置10の内部に埋め込まれている。この赤外線センサは、空中ディスプレイ16が表示する空間の特定の座標に指が存在するか否かを検出することによって空中に表示されているボタンへのタッチを検出する。
また、自動取引装置10は、図示はしないが、顧客が自動取引装置10に近づいてきたことを検出する顧客センサを備えている。この顧客センサは、たとえば赤外線センサとすることができ、たとえばNFCリーダ13の近傍における自動取引装置10の内部に設置されている。
図5は第2の実施の形態に係る自動取引装置のハードウェアの一構成例を示す図である。自動取引装置10は、その主機能がCPU(Central Processing Unit)21およびRAM(Random Access Memory)22を含むコンピュータ(制御部)20によって構成され、CPU21によって装置全体が制御されている。CPU21は、バス27を介してRAM22および複数の周辺機器が接続されている。
RAM22は、コンピュータ20の主記憶装置として使用される。RAM22には、CPU21に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM22には、CPU21による処理に必要な各種データが格納される。
バス27に接続されている周辺機器としては、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)23、グラフィック処理部24、入出力インタフェース25、および通信インタフェース26がある。
HDD23は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD23は、コンピュータの二次記憶装置として使用される。HDD23には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理部24には、表示ユニット28の表示部29が接続されている。グラフィック処理部24は、CPU21からの命令に従って、画像を表示部29の画面に表示させる。この表示部29は、上記した光学結像装置のような空中ディスプレイ表示機構30と関連され、空中ディスプレイ16を構成するのに用いられている。
入出力インタフェース25には、表示ユニット28の入力操作検知部31が接続されている。この入力操作検知部31は、上述した指検知用の赤外線センサである。入出力インタフェース25は、入力操作検知部31が検知した信号をCPU21に送信する。
入出力インタフェース25は、また、カード/レシート処理部32、紙幣処理部33、NFCリーダ13、バーコードリーダ14、テンキーボード15、顧客センサ34、および誘導灯35に接続されている。
カード/レシート処理部32は、カードスロット11に挿入されたカードの情報を読み取り、入出力インタフェース25を介してCPU21に送信する。カード/レシート処理部32は、また、レシートプリンタを備え、CPU21から入出力インタフェース25を介して受けた取引の利用明細の情報を印字し、印字したレシートをカードスロット11からカードを放出するときにカードと一緒に放出する。
紙幣処理部33は、紙幣収納庫、紙幣鑑別部および紙幣搬送部を備えている。紙幣処理部33は、入出力インタフェース25を介してCPU21から、たとえば出金指令を受けたときは、紙幣収納庫から指示された金種および枚数の紙幣を取り出し、出金口12から放出する処理を行う。
NFCリーダ13は、携帯端末が近づいたときにその携帯端末との通信を確立する。携帯端末に事前に取引に関するデータが入力されていれば、NFCリーダ13は、その取引に関するデータを読み取り、そのデータを入出力インタフェース25を介してCPU21に送信する。NFCリーダ13は、また、CPU21から入出力インタフェース25を介して受けた情報を携帯端末に送信し、携帯端末のディスプレイにその情報を表示させることができる。
バーコードリーダ14は、携帯端末がかざされたときに、そのディスプレイに表示されたバーコードを読み取る。バーコードは、携帯端末に事前に取引に関するデータが入力されてコード化されたものである。バーコードリーダ14は、バーコードを読み取ると、そのデータを入出力インタフェース25を介してCPU21に送信する。
テンキーボード15は、暗証番号の入力および出金取引の際の金額の入力に使用される。テンキーボード15によって入力された暗証番号または金額のデータは、入出力インタフェース25を介してCPU21に送信される。
顧客センサ34は、自動取引装置10に顧客が接近したことを検出するものであって、顧客の存在を検出すると、その検出データを入出力インタフェース25を介してCPU21に送信する。
誘導灯35は、カードスロット11、NFCリーダ13、バーコードリーダ14などに設置されており、入出力インタフェース25を介して受けたCPU21からの指令に従って点灯(または点滅)制御される。また、誘導灯35は、出金口12やテンキー15やその他の部分にも設置されてもよい。
通信インタフェース26は、ネットワークを介して金融機関のホストコンピュータに接続される。通信インタフェース26は、ネットワークを介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態に係る自動取引装置10の処理機能を実現することができる。
図6は第2の実施の形態に係る自動取引装置の取引手順を示すフローチャートである。図7はインフォメーション画面の一表示例を示す図である。図8はカード取引処理を示すフローチャートである。図9はカード取引処理での空中ディスプレイの画面表示例を示す図である。図9(A)は取引種別選択画面の一表示例を示す図である。図9(B)は暗証入力画面の一表示例を示す図である。図9(C)は金額入力画面の一表示例を示す図である。図9(D)は媒体返却画面の一表示例を示す図である。図10は取引開始時における携帯端末のディスプレイの表示例を示す図である。図11は携帯端末取引処理を示すフローチャートである。図12は携帯端末取引における空中ディスプレイの画面表示例を示す図である。図12(A)は暗証入力画面の一表示例を示す図である。図12(B)は媒体返却画面の一表示例を示す図である。
第2の実施の形態に係る自動取引装置10では、図6に示したように、取引処理が開始されると、まず、CPU21は、誘導灯35を点灯し(ステップS11)、顧客に対して最初に操作(カード挿入操作または携帯端末をかざす操作)可能な候補を通知する。
次に、CPU21は、顧客センサ34が顧客を検知したかどうかを判断し(ステップS12)、顧客が検知されなければ、検知されるまで待つ(ステップS12のNO)。顧客が検知される(ステップS12のYES)と、CPU21は、空中ディスプレイ16を表示させる(ステップS13)。このとき、CPU21は、空中ディスプレイ16に対してインフォメーション画面を表示させる(ステップS14)。インフォメーション画面は、図7に示したように、携帯端末(スマートフォン)で取引を行う顧客およびカードで取引を行う顧客の両方に向けた操作方法を案内している。
次に、CPU21は、カード/レシート処理部32からカード挿入検出の通知を受けたかどうかを判断する(ステップS15)。カード挿入が検出された場合(ステップS15のYES)、CPU21は、処理をカード取引処理(ステップS16)に進め、ここでカード取引処理が完了すると、空中ディスプレイ16を非表示にして(ステップS17)、処理をステップS12に進める。
ステップS15にて、カード挿入が検出されていないと判断された場合(ステップS15のNO)、CPU21は、NFCリーダ13またはバーコードリーダ14から携帯端末検出の通知を受けたかどうかを判断する(ステップS18)。携帯端末検出の通知を受けていない場合(ステップS18のNO)、CPU21は、処理をステップS12に進める。NFCリーダ13またはバーコードリーダ14に取引内容を事前に入力した携帯端末をかざすことによってNFCリーダ13またはバーコードリーダ14からCPU21に携帯端末検出の通知を受けていた場合(ステップS18のYES)、CPU21は、空中ディスプレイ16を非表示にして(ステップS19)、処理を携帯端末取引処理(ステップS20)に進める。この携帯端末取引処理が完了すると、CPU21は、処理をステップS12に進める。
ステップS16におけるカード取引処理では、図8に示したように、CPU21は、空中ディスプレイ16の表示をインフォメーション画面から取引選択画面に切り換える(ステップS21)。この取引選択画面は、たとえば、図9(A)に示した表示の例では、「お引出し」および「残高照会」の選択ボタンが表示されている。
次に、CPU21は、入力操作検知部31からどの選択ボタンが選択されたかの通知を受けると、空中ディスプレイ16の表示を取引選択画面から暗証入力画面に切り換える(ステップS22)。これにより、空中ディスプレイ16は、たとえば、図9(B)に示したように、暗証番号の入力案内と、テンキーボード15から入力されたときの番号を表示する枠とを表示する。
次に、CPU21は、取引選択画面で選択された取引が出金取引かどうかを判断し(ステップS23)、出金取引(ステップS23のYES)なら、空中ディスプレイ16の表示を暗証入力画面から金額入力画面に切り換える(ステップS24)。この金額入力画面は、たとえば、図9(C)に示した表示の例では、出金したい金額の入力案内と、テンキーボード15から入力されたときの番号を表示する枠と、確認ボタンとが表示される。
次に、CPU21は、確認ボタンの入力操作が検知されたことを入力操作検知部31から通知されると、紙幣処理部33に出金処理を指示し、カード/レシート処理部32にカード放出を指示して、紙幣およびカードの媒体を返却する(ステップS25)。
次に、CPU21は、空中ディスプレイ16の表示を金額入力画面から媒体返却画面に切り換える(ステップS26)。この媒体返却画面は、たとえば、図9(D)に示した表示の例では、出金口12から放出された紙幣およびカードスロット11から放出されたカードの取り忘れがないように注意喚起するための案内が表示される。このとき、カードスロット11からは、カード/レシート処理部32によって印字された取引の利用明細のレシートもカードと一緒に放出される。その後、CPU21は、処理を図6のフローに戻す。
ステップS23において、取引選択画面で選択された取引が出金取引でない場合(ステップS23のNO)、CPU21は、カード/レシート処理部32にカード返却および残高情報の印字・レシート放出を指示して、カードおよびレシートを放出する(ステップS27)。
そして、CPU21は、空中ディスプレイ16の表示を暗証入力画面からレシート放出画面に切り換える(ステップS28)。その後、CPU21は、処理を図6のフローに戻す。
次に、携帯端末取引の場合について説明する。図6のステップS12において、顧客が検知されたときに、CPU21は、空中ディスプレイ16を表示させて、図7に示したインフォメーション画面にて携帯端末取引の場合の操作案内をしている。このとき、顧客は、携帯端末取引をしようとしている場合、事前に取引内容を入力し、取引可能状態にした携帯端末を持参している。この取引可能状態では、図10に示したように、携帯端末36は、携帯端末取引のときの操作案内と、事前に出金取引に関するデータが入力されてコード化されたバーコードとがディスプレイ上に表示されている。このバーコードは、図示の例では、二次元バーコードであるQRコード(登録商標)によって表示されている。
このような携帯端末36をNFCリーダ13にかざしてNFCリーダ13との通信が確立したとき、CPU21は、図6のステップS18において、携帯端末36を検出したと判断する。または、携帯端末36に表示されたバーコードをバーコードリーダ14にかざしてそのバーコードがバーコードリーダ14によって読み取られたとき、CPU21は、図6のステップS18において、携帯端末36を検出したと判断する(ステップS18のYES)。携帯端末36が検出されると、ステップS19にて空中ディスプレイ16が非表示にされ、ステップS20にて携帯端末取引処理が開始される。
携帯端末取引処理は、図11に示したように、まず、CPU21は、暗証番号の入力が必要かどうかを判断する(ステップS31)。通常は、携帯端末36にて事前に入力したデータに暗証番号のデータを含んでいて、そのデータが暗証番号として使用されるので、暗証番号の入力は不要である(ステップS31のNO)。この場合、CPU21は、紙幣処理部33に出金処理を指示して紙幣を放出し(ステップS32)、空中ディスプレイ16を表示させる(ステップS33)。
ステップS31において、自動取引装置10が携帯端末取引の場合でも暗証番号の入力だけはテンキーボード15から行うとの設定がなされている場合(ステップS31のYES)、CPU21は、空中ディスプレイ16を表示させ(ステップS34)、画面を暗証入力画面に切り換える(ステップS35)。この暗証入力画面では、図12(A)に示したように、暗証番号の入力案内と、テンキーボード15から入力されたときの番号を表示する枠とが表示される。この暗証番号の入力案内に従って暗証番号が入力されて認証されると、CPU21は、紙幣処理部33に出金処理を指示して紙幣を放出する(ステップS36)。
その後、CPU21は、空中ディスプレイ16の表示画面を媒体返却画面にする(ステップS37)。この媒体返却画面は、たとえば、図12(B)に示したように出金口12から放出された紙幣の取り忘れがないように注意喚起するための案内が表示される。紙幣が出金口12から抜き取られたことが検出されると、CPU21は、空中ディスプレイ16を非表示にして(ステップS38)、処理を図6のフローに戻す。なお、CPU21は、図6のステップS18において、所定時間内に携帯端末36が検出されなかったと判断した場合(ステップS18のNO)は、ステップS12に戻る。
このように、第2の実施の形態では、携帯端末取引処理において、暗証番号の入力が必要な場合を除き、媒体返却画面の表示のときだけ、空中ディスプレイ16に画面表示を行うようにしている。このため、空中ディスプレイ16は、取引のときだけ表示状態にされることから、空中ディスプレイ16を構成する表示部29の表示時間が短くなり、表示部29(発光源などの消耗部品)の寿命を延ばすことができる。
図13は第3の実施の形態における携帯端末取引処理を示すフローチャートである。図14は携帯端末取引における出金案内表示画面の一表示例を示す図である。この第3の実施の形態では、全体の動作を示すフローチャートおよびカード取引処理のフローチャートは、第2の実施の形態で述べた図6および図8のフローチャートと同じであり、したがって、以下では携帯端末取引処理のフローチャートだけを示す。
第3の実施の形態における携帯端末取引処理は、図13に示したように、まず、CPU21は、暗証番号の入力が必要かどうかを判断する(ステップS41)。ここで、自動取引装置10が携帯端末取引の場合でも暗証番号の入力だけはテンキーボード15から行うと設定されている場合(ステップS41のYES)には、CPU21は、空中ディスプレイ16を表示させ(ステップS42)、暗証入力画面を表示させる(ステップS43)。ここで、暗証番号の入力案内に従って暗証番号が入力されて認証されると、CPU21は、空中ディスプレイ16を非表示にする(ステップS44)。
ステップS41の判断において暗証番号の入力が不要の場合(ステップS41のNO)、または、ステップS44において空中ディスプレイ16を非表示にした場合、CPU21は、紙幣処理部33に出金処理を指示して紙幣を放出させる(ステップS45)。
その後、CPU21は、携帯端末36に対し出金案内表示を行うよう指示し(ステップS46)、処理を図6のフローに戻す。この携帯端末36での出金案内表示は、たとえば、図14に示したように、携帯端末36のディスプレイに表示される。
このように、この第3の実施の形態における携帯端末取引処理では、暗証番号の入力が必要な場合を除き、空中ディスプレイ16を表示させることがない。このため、空中ディスプレイ16が出現するのは、実質的に、図6のステップS14において表示されるインフォメーション画面のときだけである。
なお、上記の実施の形態では、出金取引の場合を例にして説明したが、入金取引の場合についても、基本的に携帯端末取引では、空中ディスプレイを使わないで取引操作をすることができる。これは、入金された紙幣の金額を確認する必要があるときでも、携帯端末36のディスプレイを用いて確認することができるからである。なお、空中ディスプレイの表示/不表示のタイミングについては、一例であり、これに限定されるものではない。必要なタイミングで表示/不表示させてもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 自動取引装置
2 カード挿入検出部
3 携帯端末検出部
4 カード取引処理部
5 携帯端末取引処理部
6 表示制御部
7 空中ディスプレイ
8 操作誘導灯
10 自動取引装置
11 カードスロット
12 出金口
13 NFCリーダ
14 バーコードリーダ
15 テンキーボード
16 空中ディスプレイ
20 コンピュータ
21 CPU
22 RAM
23 HDD
24 グラフィック処理部
25 入出力インタフェース
26 通信インタフェース
27 バス
28 表示ユニット
29 表示部
30 空中ディスプレイ表示機構
31 入力操作検知部
32 カード/レシート処理部
33 紙幣処理部
34 顧客センサ
35 誘導灯
36 携帯端末

Claims (12)

  1. カードスロットにカードが挿入されたことを検出するカード挿入検出部と、
    前記カード挿入検出部がカードの挿入を検出したとき、カードを用いた取引操作に従って取引処理を実行するカード取引処理部と、
    前記取引操作の案内を表示させる空中ディスプレイと、
    前記カード挿入検出部がカードの挿入を検出したとき、前記空中ディスプレイを空中に出現させて前記空中ディスプレイに取引操作の案内を表示させ、前記カード取引処理部による取引が終了したときには、前記空中ディスプレイを非表示にする表示制御部と、
    事前に取引に必要な取引内容が入力された携帯端末を検出する携帯端末検出部と、
    前記携帯端末検出部が前記携帯端末を検出したとき、前記携帯端末が保持する前記取引内容に従った取引処理を実行する携帯端末取引処理部と、
    を備えている自動取引装置。
  2. 前記カードスロットおよび前記携帯端末が検出される領域にそれぞれ設けられてカードを挿入する操作または前記携帯端末をかざす操作を光で誘導するための操作誘導灯を備えている、
    請求項1記載の自動取引装置。
  3. 顧客の接近を検出する顧客センサを備え、
    前記表示制御部は、前記顧客センサが顧客を検出したとき、前記空中ディスプレイを空中に出現させて前記空中ディスプレイにカード取引および携帯端末取引の操作案内を表示させる、
    請求項1または2記載の自動取引装置。
  4. 前記表示制御部は、前記携帯端末取引処理部が前記携帯端末による取引処理を実行している場合に暗証番号の入力が必要になったとき、前記空中ディスプレイを空中に出現させて暗証番号の入力操作案内を表示させる、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動取引装置。
  5. 前記携帯端末取引処理部は、前記携帯端末による取引処理を実行している場合に案内の表示が必要になったとき、当該案内を前記携帯端末のディスプレイに表示させるよう前記携帯端末に通知する、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自動取引装置。
  6. 前記携帯端末検出部は、前記携帯端末に事前に入力された前記取引内容を無線通信によって読み取る無線通信手段である、
    請求項1記載の自動取引装置。
  7. 前記空中ディスプレイは、自動取引装置の内部に設けられて空中に表示する画像を表示させる表示部と、前記表示部に表示された画像を自動取引装置の外部に結像させるための空中ディスプレイ表示機構とを有している、
    請求項1記載の自動取引装置。
  8. 前記空中ディスプレイは、前記自動取引装置の内部に設けられて空中に結像された画像の特定の座標に指が存在するか否かを検出することによって空中に表示されている画像へのタッチ操作を検出する入力操作検知部を有している、
    請求項7記載の自動取引装置。
  9. 前記表示制御部は、前記携帯端末検出部が前記携帯端末を検出したときには前記空中ディスプレイを非表示にする、
    請求項3記載の自動取引装置。
  10. 前記表示制御部は、前記携帯端末取引処理部が前記携帯端末による取引処理を実行している場合に暗証番号の入力操作が終了したときには前記空中ディスプレイを非表示にする、
    請求項4記載の自動取引装置。
  11. 前記無線通信手段は、無線通信によって読み取るNFC(近距離無線通信)リーダおよび前記取引内容をコード化したバーコードを光学的に読み取るバーコードリーダの少なくとも一方である、
    請求項6記載の自動取引装置。
  12. カードを挿入するカードスロットにカードが挿入されたことを検出して、画像を空中に結像させる空中ディスプレイに取引操作を表示させ、表示された前記取引操作に従った取引処理を行うか、または、携帯端末がかざされたことを検出して、事前に前記携帯端末に入力されている取引内容を読み取り、前記取引内容に従った取引処理を行い、
    取引終了時に、前記空中ディスプレイが表示中の場合は、前記空中ディスプレイを非表示にする、
    処理をコンピュータに実行させる自動取引方法。
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