JP5309783B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関の店舗に設置され、取引者との間で取引種別に応じた取引を自動で行う現金自動預払機等の自動取引装置に関する。
従来の現金自動預払機において、取引者が取引種別として出金取引を選択して取引を行う場合は、表示画面に表示した取引選択画面から取引者が出金取引を選択すると、カード挿入画面を表示して取引者に取引カードを挿入させてその取引カードのカード情報を読取り、次いで暗証番号入力画面を表示して取引者に暗証番号を入力させ、次いで金額入力画面を表示して取引者に出金金額を入力させ、これらの入力が終わると、ホストコンピュータとの交信中である旨の交信中画面を表示して取引者に待機を促し、ホストコンピュータによって取引が許可されると、現金や取引カード、取引明細票の受取依頼画面を表示し、取引者がこれらを受取ったことを確認して、出金取引を終了させている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−13806号公報(主に段落0006−0017、第5図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、表示画面に取引種別に応じた各種の取引画面を表示しながら取引者との間の取引を自動で行っているため、出金取引等の各取引における取引時間は、取引者の取引操作の操作速度で決まってしまい、店舗の混雑時における現金自動預払機の混雑を解消することができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、現金自動預払機等の自動取引装置の混雑時における取引時間を短縮する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、表示画面に取引画面を表示しながら、取引者との間で取引種別に応じた取引を自動で行う自動取引装置において、前記取引種別の選択後の平均取引時間を取引種別毎に格納する手段と、前記取引種別の選択後の経過時間を計数する手段と、前記取引種別の選択後に表示する各取引画面に、当該取引種別の平均取引時間と、前記経過時間とを表示する手段と、前記経過時間を、時間の経過に伴って更新する手段と、を備えることを特徴とする。
これにより、本発明は、取引者に、自己の操作速度が平均的な操作速度に較べて遅れていることを意識させることができ、取引者の取引操作の操作速度アップを促して取引時間を短縮することが可能になり、自動取引装置における混雑を解消することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例について説明する。
図1は実施例1の現金自動預払機を示すブロック図、図2は実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図、図3は実施例1の取引時間短縮処理を示すフローチャートである。
図1、図2において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行や日本郵政株式会社等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に、LAN等の店内ネットワークで接続されて複数設置され、取引を行う顧客(取引者という。)との間で取引者が選択した取引種別の取引を自動で行う。
2は金融機関のセンタに設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている複数の現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、口座開設者である顧客を個別に識別するための顧客IDに対応させて顧客の口座の金融機関名や口座番号等の口座情報やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して取引者の口座を管理する。
5は現金自動預払機1の主制御部であり、通信回線3を介してホストコンピュータ2と接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。
6は記憶部であり、主制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部5による処理結果等が格納される。
7は操作表示部であり、現金自動預払機1の前面に設けられ、CRTやLCD等の表示画面7aとその表面に形成されたタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面7aに取引選択画面や各種の入力画面、取引者の処置を促す画面等の各種の取引画面を表示する機能、入力手段により取引者からの入力を受付ける機能等を有している。
8はカード取扱部であり、カード挿入口8aから挿入された取引者のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客IDや取引者の口座の口座情報等のカード情報を読み書きする機能、明細票等に取引内容等を印刷する機能等を有している。
9は通帳取扱部であり、通帳挿入口9aから挿入された取引者の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能、取引内容等を取引者の通帳に記帳する機能等を有している。
10は現金取扱部であり、入金取引時等に紙幣硬貨入出金口10aによって取引者が投入した紙幣や硬貨(現金という。)を受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から取引者に支払う現金を繰出し、これを計数して紙幣硬貨入出金口10aから排出して取引者に引渡す機能を有している。
11は時計部であり、水晶発振器等を有する周波数発生器等を備えており、発生した周波数を基に時間を計数し、現在時刻や経過時間等を主制御部5へ出力する機能を有している。
12は取引者検知部であり、現金自動預払機1の前面に取引者と対向して設置された光学式等の近接センサ12aを備えており、現金自動預払機1への取引者の接近および退去を検知して主制御部5へその信号を転送する。
13は音声案内部であり、スピーカ13aを備えており、主制御部5が生成した音声データを音声に変換して取引者に伝達する機能を有している。
14は取引者撮影部であり、現金自動預払機1の前面の、取引者の上半身等の画像を撮影することが可能な位置に設置され、CCD(Charge Coupled Device)等の複数の画素により取引者の上半身等の画像を撮影するカメラ14aを備えている。
上記の現金自動預払機1の記憶部6には、取引者が選択した取引種別の選択入力を受付け、これを基にホストコンピュータ2と交信して取引者との取引処理を自動で行う機能等を有する取引処理プログラムに、並行処理により図3を用いて説明する取引時間短縮処理を行う機能を有する取引時間短縮処理プログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、取引選択画面の画面データや、取引種別の選択後の取引処理時に表示する各種の取引画面に取引時間表示欄15(図4参照)を設けた取引画面の画面データが、その画面コードに対応させて格納される他、現在までの自号機における各取引の取引種別とその取引種別の選択後に要した取引時間等からなる取引履歴情報を格納する取引履歴格納エリアが確保され、現在までの取引履歴情報が格納されている。
更に、記憶部6には、自号機の取引履歴情報から算出した、各取引種別の選択後の取引時間の平均値である平均取引時間が、取引種別毎にその取引種別コードに対応させて格納されている。
上記のホストコンピュータ2には、各現金自動預払機1と交信して本人認証や取引者の口座の入出金を管理する機能等を有する勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図3に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の取引時間短縮処理について説明する。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部6に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
業務処理実行プログラムが起動すると、現金自動預払機1の主制御部5は、その取引処理プログラムにより、取引者検知部12の近接センサ12aが取引者を検知するのを待つ来店待ち状態での待機を開始し、取引者検知部12から取引者検知信号が転送されたときに、主制御部5は、取引選択画面の画面コードによって、記憶部6から各取引種別の選択ボタンを表示した取引選択画面の画面データを読出し、これを操作表示部7の表示画面7aに表示する。
そして、取引者が表示画面7aのタッチパネルによって取引種別を選択すると、主制御部5は、その取引を受付けて取引時間短縮処理プログラムに、受付けた取引種別の取引(例えば、出金取引)の取引処理において、最初に表示すべき先頭の取引画面(カード挿入画面)の画面コードを添付した取引開始通知を送り、取引時間短縮処理プログラムよって操作表示部7の表示画面7aに先頭の取引画面が表示されると、主制御部5は、音声案内部13によってその取引画面の取引操作の誘導を行い、当該取引画面に付随する操作入力(取引カードのカード情報読取り)等を受付ける。
その後は、当該取引処理における取引画面を切替える度に、取引時間短縮処理プログラムに表示すべき取引画面の画面コードを添付した取引画面表示指示を送り、順次に取引画面を表示しながら、音声案内部13による取引操作の誘導を行って操作入力等を受付け、取引が終了すると、取引時間短縮処理プログラムに取引終了通知を送って、当該取引処理を終了させる。
このように、本実施例では、取引種別の選択後に、当該取引種別の取引画面を表示するときに、取引処理プログラムから取引時間短縮処理プログラムへ表示すべき画面の画面コードを添付した取引開始通知や取引画面表示指示等の画面表示指令が送られ、これを受付けた取引時間短縮処理プログラムは、画面表示指令の画面コードに該当する取引画面(表示指示画面ともいう。)を操作表示部7の表示画面7aに表示する。
この場合に表示される各表示指示画面には、取引時間表示欄15(図4参照)が設けられており、その表示欄には、以下に示す取引時間短縮処理により計数された経過時間と平均取引時間等が並べて表示され、その経過時間は時間の経過に伴って更新される。
上記の取引処理の実行と並行して、現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理実行プログラムが起動すると、その取引時間短縮処理プログラムによって、本実施例の取引時間短縮処理を開始する。
S1、主制御部5は、取引処理プログラムからの、画面表示指令としての選択された取引種別の取引種別コードや先頭の取引画面の画面コード等を添付した取引開始通知を待って待機しており、取引開始通知を受付けたときに、ステップS2へ移行する。取引開始通知を受付けない場合は、前記の待機を継続する。
S2、取引開始通知を受付けた主制御部は、記憶部6から添付された取引種別コードを基に、該当する取引種別の平均取引時間を読出し、これを記憶部6に保存すると共に、時計部11によって取引者の取引種別の選択後における経過時間の計数を開始する。
S3、これと同時に、主制御部5は、取引開始通知の画面コードを基に、記憶部6から該当する取引画面の画面データを読出し、読出した画面データの取引時間表示欄15に、記憶部6に保存されている平均取引時間と、時計部11によって計数した現在までの経過時間とを並べて、一目で比較できるように表示した取引画面の画面データを生成し、これを操作表示部7へ送って表示画面7aに表示し、ステップS4へ移行する。
S4、主制御部5は、取引処理プログラムからの、表示すべき取引画面の画面コード等を添付した画面表示指令としての取引画面表示指示を待って待機しており、取引画面表示指示を受付けたときにステップS5へ移行する。取引画面表示指示を受付けない場合は、ステップS6へ移行する。
S5、取引画面表示指示を受付けた主制御部5は、取引画面表示指示の画面コードを基に、記憶部6から該当する取引画面の画面データを読出し、読出した画面データの取引時間表示欄15に、記憶部6に保存されている平均取引時間と、時計部11によって計数した現在までの経過時間とを並べて、一目で比較できるように表示した取引画面、例えば、図4に示す出金取引における暗証番号入力画面の画面データを生成し、これを操作表示部7へ送って表示画面7aに表示し、ステップS6へ移行する。
S6、主制御部5は、時計部11によって現在までの経過時間を認識し、現在表示されている取引画面の取引時間表示欄15の経過時間を、認識した経過時間に書替えて表示されている経過時間を更新する。
S7、主制御部5は、取引処理プログラムからの、取引終了通知を待って待機しており、取引終了通知を受付けたときに、時計部11による経過時間の計数を停止してステップS8へ移行する。
取引終了通知を受付けない場合は、ステップS4へ戻って経過時間を計数しながら、取引処理プログラムからの取引画面表示指示または取引終了通知を待つ待機を継続する。
S8、取引終了通知を受付けた主制御部5は、今回の取引処理において、取引種別の選択後に計数した経過時間である取引時間と、その取引種別等からなる取引履歴情報を作成し、これを記憶部6の取引履歴格納エリアに格納すると共に、今回の取引履歴情報を加えた当該取引種別の平均取引時間を算出し、これを当該取引種別の取引種別コードの平均取引時間に書替えて当該取引種別の平均取引時間を更新し、今回の取引時間短縮処理を終了させ、ステップS1へ戻って取引処理プログラムからの取引開始通知を待って待機する。
このようにして、本実施例の並行処理による取引時間短縮処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機に、取引種別の選択後の平均取引時間を取引種別毎に格納しておき、取引種別の選択後に表示する各取引画面に当該取引種別の平均取引時間と、取引種別の選択後に計数した現在までの経過時間とを並べて表示し、その経過時間を時間の経過に伴って更新するので、取引者に、自己の操作速度が平均的な操作速度に較べて遅れていることを意識させることができ、取引者の取引操作の操作速度アップを促して取引時間を短縮することが可能になり、現金自動預払機における混雑を解消することができる。
図5は実施例2の取引時間短縮処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、並行処理により図5を用いて説明する取引時間短縮処理を行う機能を有する取引時間短縮処理プログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記実施例1と同様の各取引画面の画面データ、および実施例1と同様の取引履歴情報が格納され、実施例1と同様に取引履歴情報から算出した取引種別毎の平均取引時間が、その取引種別コードに対応させて格納されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の取引時間短縮処理について説明する。
本実施例の現金自動預払機1の取引処理プログラムによる取引処理の作動は、上記実施例1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
取引処理プログラムによる取引処理の実行と並行して、現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理実行プログラムが起動すると、その取引時間短縮処理プログラムによって、本実施例の取引時間短縮処理を開始する。
本実施例のステップSA1〜SA5の作動は、上記実施例1のステップS1〜S5の作動と同様であるので、その説明を省略する。
SA6、主制御部5は、時計部11によって現在までの経過時間を認識し、その経過時間が記憶部6に保存されている平均取引時間を超えている場合はステップSA7へ移行する。経過時間が平均取引時間以内の場合はステップSA8へ移行する。
SA7、経過時間が平均取引時間を超えていることを判定した主制御部5は、現在表示されている取引画面の取引時間表示欄15の経過時間を、認識した経過時間に書替えると共に、その経過時間を点滅表示にしてステップSA9へ移行する。
SA8、経過時間が平均取引時間以内と判定した主制御部5は、実施例1のステップS6と同様にして、現在表示されている経過時間を認識した経過時間に更新する。
その後のステップSA9、SA10の作動は、上記実施例1のステップS7、S8の作動と同様であるので、その説明を省略する。
このようにして、本実施例の並行処理による取引時間短縮処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、経過時間が平均取引時間を超えた場合に、取引画面に点滅表示にした経過時間を表示するので、取引者に、自己の操作速度が平均的な操作速度に較べて遅れていることを強く印象づけて、取引時間が長くなっていることに気付かせることができ、取引者の取引操作の操作速度アップを強く促して取引時間をより短縮することが可能になる。
図7は実施例3の取引時間短縮処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、並行処理により図7を用いて説明する取引時間短縮処理を行う機能を有する取引時間短縮処理プログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記実施例1と同様の各取引画面の画面データ、および実施例1と同様の取引履歴情報が格納され、実施例1と同様に取引履歴情報から算出した取引種別毎の平均取引時間が、その取引種別コードに対応させて格納される他、表示を終えた取引画面を次の取引画面に切替えるときの画面切替時間が格納されている。
本実施例では、画面切替時間の初期値として、通常の切替時間が格納されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図7に示すフローチャートを用い、SBで示すステップに従って本実施例の取引時間短縮処理について説明する。
本実施例の現金自動預払機1の取引処理プログラムによる取引処理の作動は、上記実施例1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
取引処理プログラムによる取引処理の実行と並行して、現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理実行プログラムが起動すると、その取引時間短縮処理プログラムによって、本実施例の取引時間短縮処理を開始する。
本実施例のステップSB1〜SB5の作動は、上記実施例1のステップS1〜S5の作動と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に、ステップSB3、SB5おいて表示される各取引画面の切替時間は、記憶部6に格納されている画面切替時間によって切替えられる。
SB6、主制御部5は、記憶部6に格納されている画面切替時間を参照し、画面切替時間として通常の切替時間が格納されている場合は、ステップSB7へ移行する。
画面切替時間として、後述するステップSB8で書替えられた、短縮された切替時間が格納されている場合は、画面切替時間短縮済と判定してステップSB9へ移行する。
SB7、主制御部5は、時計部11によって現在までの経過時間を認識し、その経過時間が記憶部6に保存されている平均取引時間を超えている場合はステップSB8へ移行する。経過時間が平均取引時間以内の場合はステップSB9へ移行する。
SB8、経過時間が平均取引時間を超えていることを判定した主制御部5は、取引者に対する操作速度の向上を促す旨の文言からなる音声データを生成し、これを音声案内部13へ送ってスピーカ13aにより音声に変換して取引者に報知すると共に、記憶部6の画面切替時間を通常の切替時間より短縮した切替時間に書替えて、ステップSB9へ移行する。
SB9、経過時間が平均取引時間以内と判定した、または画面切替時間短縮済と判定した主制御部5は、実施例1のステップS6と同様にして、現在表示されている経過時間を、認識した経過時間に更新する。
その後のステップSB10、SB11の作動は、上記実施例1のステップS7、S8の作動と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に、ステップSB11において、取引履歴情報を記憶部6の取引履歴格納エリアに格納するときに、記憶部6の画面切替時間が変更されている場合は、画面切替時間を初期値、つまり通常の切替時間に書替える。
このようにして、本実施例の並行処理による取引時間短縮処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、経過時間が平均取引時間を超えた場合に、取引者に対して操作速度の向上を促す音声案内を報知するので、取引者に、自己の操作速度が平均的な操作速度に較べて遅れていることを確実に認識させて、取引時間が長くなっていることに気付かせることができ、取引者の取引操作の操作速度アップを強く促して取引時間をより短縮することができる。
また、経過時間が平均取引時間を超えた場合に、取引画面の切替時間を短縮するので、取引時間が長くなっている場合の取引時間を短縮することができる。
なお、上記実施例2および本実施例においては、経過時間が平均取引時間を超えた場合に、経過時間の点滅表示や取引者に対する音声案内の報知、取引画面の切替時間の短縮を行うとして説明したが、経過時間が平均取引時間を大幅に超えた場合、例えば平均取引時間を20%以上超えた場合に、前記した各ステップを実行するようにしてもよい。
図8は実施例4の取引時間短縮処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、並行処理により図8を用いて説明する取引時間短縮処理を行う機能を有する取引時間短縮処理プログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記実施例1と同様の各取引画面の画面データが格納される他、現在までの自号機における各取引の取引種別おける、取引種別の選択後に要した最短の取引時間である最短取引時間とその取引者の氏名である取引者名とを、取引種別毎にその取引種別コードに対応させて記録した最短時間情報が格納されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図8に示すフローチャートを用い、SCで示すステップに従って本実施例の取引時間短縮処理について説明する。
本実施例の現金自動預払機1の取引処理プログラムによる取引処理の作動は、上記実施例1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に表示される各表示指示画面には、最短取引時間表示欄20(図9参照)が設けられており、その表示欄には、以下に示す取引時間短縮処理により計数された経過時間と、選択された取引種別において過去に記録された最短取引時間とその取引者名等が並べて表示され、その経過時間は時間の経過に伴って更新される。
なお、過去に最短取引時間を記録した取引者が、取引者名の表示を許諾していない場合は、その最短取引時間の取引者名は空欄とされている。
上記の取引処理の実行と並行して、現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理実行プログラムが起動すると、その取引時間短縮処理プログラムによって、本実施例の取引時間短縮処理を開始する。
SC1、主制御部5は、取引処理プログラムからの、画面表示指令としての選択された取引種別の取引種別コードや先頭の取引画面の画面コード等を添付した取引開始通知を待って待機しており、取引開始通知を受付けたときに、ステップS2へ移行する。取引開始通知を受付けない場合は、前記の待機を継続する。
SC2、取引開始通知を受付けた主制御部は、記憶部6の最短時間情報から添付された取引種別コードを基に、該当する取引種別の最短取引時間とその取引者名とを読出し、これらを記憶部6に保存すると共に、時計部11によって取引者の取引種別の選択後における経過時間の計数を開始する。
SC3、これと同時に、主制御部5は、取引開始通知の画面コードを基に、記憶部6から該当する取引画面の画面データを読出し、読出した画面データの最短取引時間表示欄20に、記憶部6に保存されている最短取引時間とその取引者名と、時計部11によって計数した現在までの経過時間とを並べて表示した取引画面の画面データを生成し、これを操作表示部7へ送って表示画面7aに表示し、ステップSC4へ移行する。
SC4、主制御部5は、取引処理プログラムからの、表示すべき取引画面の画面コード等を添付した画面表示指令としての取引画面表示指示を待って待機しており、取引画面表示指示を受付けたときにステップSC5へ移行する。取引画面表示指示を受付けない場合は、ステップSC6へ移行する。
SC5、取引画面表示指示を受付けた主制御部5は、取引画面表示指示の画面コードを基に、記憶部6から該当する取引画面の画面データを読出し、読出した画面データの最短取引時間表示欄20に、記憶部6に保存されている最短取引時間とその取引者名と、時計部11によって計数した現在までの経過時間とを並べて表示した取引画面、例えば、図9に示す出金取引における暗証番号入力画面の画面データを生成し、これを操作表示部7へ送って表示画面7aに表示し、ステップS6へ移行する。
SC6、主制御部5は、時計部11によって現在までの経過時間を認識し、現在表示されている取引画面の最短取引時間表示欄20の経過時間を、認識した経過時間に書替えて表示されている経過時間を更新する。
SC7、主制御部5は、取引処理プログラムからの、取引終了通知を待って待機しており、取引終了通知を受付けたときに、時計部11による経過時間の計数を停止してステップSC8へ移行する。取引終了通知を受付けない場合は、ステップSC4へ戻って、経過時間を計数しながら、取引処理プログラムからの取引画面表示指示または取引終了通知を待つ待機を継続する。
SC8、取引終了通知を受付けた主制御部5は、時計部11によって計数した経過時間、つまり取引を行った現在の取引者が取引に要した取引時間と、記憶部6に保存されている最短取引時間とを比較し、取引時間が最短取引時間未満の場合はステップSC9へ移行する。
取引時間が最短取引時間以上の場合は、今回の取引時間短縮処理を終了させ、ステップSC1へ戻って取引処理プログラムからの取引開始通知を待って待機する。
SC9、現在の取引者が取引に要した取引時間が過去の最短取引時間未満と判定した主制御部5は、操作表示部7の表示画面7aに、最短取引時間の記録が更新された旨の文言と、今回の取引時間、取引者名の表示の諾否を問合せる旨の文言、および取引者名の表示の許諾を指示するための「OK」ボタンと、取引者名を表示しないことを指示するための「NG」ボタン等を表示した取引者名表示問合画面を表示する。
取引者は、取引者名の表示の許諾する場合は「OK」ボタンを、取引者名を表示しない場合は「NG」ボタンを押下する。
取引者の選択入力を受付けた主制御部5は、押下されたボタンを「OK」ボタンと認識したときは、記憶部6の最短時間情報の当該取引種別の最短取引時間と取引者名を、今回の取引時間と取引者名に書替えて最短時間情報を更新する。
押下されたボタンを「NG」ボタンと認識したときは、記憶部6の最短時間情報の当該取引種別の最短取引時間を今回の取引時間に書替え、その取引者名を空欄として最短時間情報を更新する。
最短時間情報の更新後に、主制御部5は今回の取引時間短縮処理を終了させ、ステップSC1へ戻って取引処理プログラムからの取引開始通知を待って待機する。
このようにして、本実施例の並行処理による取引時間短縮処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機に、取引種別毎に、過去の最短取引時間とその取引者名とを格納しておき、取引種別の選択後に表示する各取引画面に、当該取引種別の最短取引時間とその取引者名と、取引種別の選択後に計数した現在までの経過時間とを表示し、その経過時間を時間の経過に伴って更新するので、取引者に、ゲーム感覚で自己の操作速度の速度アップを意識させることができ、取引者の取引操作の操作速度アップを促して取引時間を短縮することが可能になり、現金自動預払機における混雑を解消することができる。
なお、上記実施例1ないし実施例3および本実施例においては、出金取引の場合を例に説明したが、振込取引や入金取引等の場合も同様である。
図10は実施例4の取引時間短縮処理を示すフローチャートである。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1と同様の取引処理プログラムに、並行処理により図10を用いて説明する取引時間短縮処理を行う機能を有する取引時間短縮処理プログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部5が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の現金自動預払機1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、上記実施例1と同様の各取引画面の画面データ、および実施例1と同様の取引履歴情報が格納され、実施例1と同様に取引履歴情報から算出した取引種別毎の平均取引時間が、その取引種別コードに対応させて格納されている。
更に、記憶部6には、取引種別毎に、その平均取引時間を基に、段階的に設定された手数料段階に対応させて、経過時間の範囲とその手数料段階に設定された手数料が予め格納されている。
本実施例では、第1手数料段階の経過時間の範囲として平均取引時間の0%以上、50%以下の範囲が、その手数料として通常の手数料より割安とした手数料が設定され、第2手数料段階の経過時間の範囲として平均取引時間の50%を超え、100%以下の範囲が、その手数料として通常の手数料が設定され、第3手数料段階の経過時間の範囲として平均取引時間の100%を超え、150%以下の範囲が、その手数料として通常の手数料より割高とした手数料が設定され、第4手数料段階の経過時間の範囲として平均取引時間の150%を超えた範囲の時間が設定され、その手数料として第3手数料段階の手数料より割高とした手数料が設定されている。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
以下に、図10に示すフローチャートを用い、SDで示すステップに従って本実施例の取引時間短縮処理について説明する。
本実施例の現金自動預払機1の取引処理プログラムによる初期の取引処理の作動は、上記実施例1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
取引選択画面の表示後に、取引者が表示画面7aのタッチパネルによって取引種別を選択すると、主制御部5は、その取引を受付けて取引時間短縮処理プログラムに、受付けた取引種別の取引(例えば、振込取引)の取引処理において、最初に表示すべき先頭の取引画面(振込方法選択画面)の画面コードを添付した取引開始通知を送り、取引時間短縮処理プログラムよって操作表示部7の表示画面7aに先頭の取引画面が表示されると、主制御部5は、音声案内部13によってその取引画面の取引操作の誘導を行い、当該取引画面に付随する操作入力(振込方法の選択入力)等を受付ける。
その後は、当該取引処理における取引画面を切替える度に、取引時間短縮処理プログラムに表示すべき取引画面の画面コードを添付した取引画面表示指示を送り、順次に取引画面を表示しながら、音声案内部13による取引操作の誘導を行って操作入力等を受付け、取引が終了すると、取引時間短縮処理プログラムに取引終了通知を送って、当該取引処理を終了させる。
このように、本実施例では、取引種別の選択後に、当該取引種別の取引画面を表示するときに、取引処理プログラムから取引時間短縮処理プログラムへ表示すべき画面の画面コードを添付した取引開始通知や取引画面表示指示等の画面表示指令が送られ、これを受付けた取引時間短縮処理プログラムは、画面表示指令の画面コードに該当する表示指示画面を操作表示部7の表示画面7aに表示する。
この場合に表示される各表示指示画面には、手数料表示欄25(図11参照)が設けられており、その表示欄には、現在の経過時間の属する手数料段階に設定された手数料、次の手数料段階の手数料、および現在の経過時間の属する手数料段階の終了時間までの残時間等が並べて表示され、その残時間は時間の経過に伴って更新される。
上記の取引処理の実行と並行して、現金自動預払機1の主制御部5は、業務処理実行プログラムが起動すると、その取引時間短縮処理プログラムによって、本実施例の取引時間短縮処理を開始する。
SD1、主制御部5は、取引処理プログラムからの、画面表示指令としての選択された取引種別の取引種別コードや先頭の取引画面の画面コード等を添付した取引開始通知を待って待機しており、取引開始通知を受付けたときに、ステップSD2へ移行する。取引開始通知を受付けない場合は、前記の待機を継続する。
SD2、取引開始通知を受付けた主制御部は、時計部11によって取引者の取引種別の選択後における経過時間の計数を開始する。
SD3、これと同時に、主制御部5は、手数料段階の順位Nを「1」に設定し、取引開始通知の取引種別コードを基に、その第1手数料段階の経過時間の範囲と手数料および次の手数料段階(第2段階)の手数料を読出し、読出した第1手数料段階と次の手数料段階手数料および第1手数料段階の経過時間の範囲の終了時間を記憶部6に保存する。
SD4、また、主制御部5は、取引開始通知の画面コードを基に、記憶部6から該当する取引画面の画面データを読出し、読出した画面データの手数料表示欄25に、記憶部6に保存されている第1手数料段階の手数料と、次の手数料段階の手数料と、第1手数料段階の経過時間の終了時間から現在までの経過時間を減じた残時間とを並べて表示した取引画面の画面データを生成し、これを操作表示部7へ送って表示画面7aに表示し、ステップSD5へ移行する。
SD5、主制御部5は、時計部11によって現在までの経過時間を認識し、その経過時間が記憶部6に保存されている現在の手数料段階の経過時間の終了時間を超えている場合は、手数料段階の切替えを判定してステップSD6へ移行する。経過時間が現在の手数料段階の経過時間の終了時間以内の場合はステップSD7へ移行する。
SD6、手数料段階の切替えを判定した主制御部5は、手数料段階の順位Nに「1」を加えて手数料段階を切替え、取引開始通知の取引種別コードを基に、その第N手数料段階の経過時間の範囲と手数料および次の手数料段階の手数料を読出し、記憶部6に既に保存されている各手数料および終了時間を、読出した第N手数料段階と次の手数料段階の手数料および第N手数料段階の経過時間の範囲の終了時間に書替えて保存し、ステップSD7へ移行する。
SD7、主制御部5は、取引処理プログラムからの、表示すべき取引画面の画面コード等を添付した画面表示指令としての取引画面表示指示を待って待機しており、取引画面表示指示を受付けたときにステップSD8へ移行する。取引画面表示指示を受付けない場合は、ステップSD9へ移行する。
SD8、取引画面表示指示を受付けた主制御部5は、取引画面表示指示の画面コードを基に、記憶部6から該当する取引画面の画面データを読出し、読出した画面データの手数料表示欄25に、記憶部6に保存されている第N手数料段階の手数料と、次の手数料段階の手数料と、第N手数料段階の経過時間の終了時間から現在までの経過時間を減じた残時間とを並べて表示した取引画面、例えば、図11に示す振込取引のカード振込における暗証番号入力画面の画面データを生成し、これを操作表示部7へ送って表示画面7aに表示し、ステップSD9へ移行する。
SD9、主制御部5は、時計部11によって現在までの経過時間を認識し、現在表示されている取引画面の手数料表示欄25の残時間を、記憶部6から読出した第N手数料段階の経過時間の終了時間から認識した経過時間を減じた残時間に書替えて、表示されている残時間を更新する。
SD10、主制御部5は、取引処理プログラムからの、取引終了通知を待って待機しており、取引終了通知を受付けたときに、時計部11による経過時間の計数を停止してステップSD11へ移行する。
取引終了通知を受付けない場合は、ステップSD5へ戻って、経過時間を計数しながら、取引処理プログラムからの取引画面表示指示または取引終了通知を待つ待機を継続する。
SD11、取引終了通知を受付けた主制御部5は、今回の取引処理において、取引種別の選択後に計数した経過時間である取引時間と、その取引種別等からなる取引履歴情報を作成し、これを記憶部6の取引履歴格納エリアに格納すると共に、今回の取引履歴情報を加えた当該取引種別の平均取引時間を算出し、これを当該取引種別の取引種別コードの平均取引時間に書替えて、当該取引種別の平均取引時間を更新すると共に、当該取引種別における手数料段階の経過時間の範囲を算出した平均取引時間を基にした経過時間の範囲に書替えて更新し、ステップS1へ戻って取引処理プログラムからの取引開始通知を待って待機する。
このようにして、本実施例の並行処理による取引時間短縮処理が実行される。
以上説明したように、本実施例では、現金自動預払機に、取引種別毎に、段階的に設定された手数料段階に対応させて経過時間の範囲とその手数料とを格納しておき、取引種別の選択後に表示する各取引画面に、現在の経過時間の属する手数料段階の手数料と、次の手数料段階の手数料と、現在の経過時間の属する手数料段階の終了時間までの残時間とを並べて表示し、その残時間を時間の経過に伴って更新するので、取引者に、自己の操作速度が遅い場合は、手数料が割高になることを意識させることができ、取引者の取引操作の操作速度アップを促して取引時間を短縮することが可能になり、現金自動預払機における混雑を解消することができる。
なお、本実施例においては、割高にする手数料は振込取引として説明したが、出金取引の時間外取引等の手数料が必要な取引の場合も同様である。
また、上記各実施例においては、自動取引装置は現金自動預払機であるとして説明したが、表示画面を有する自動取引装置全般に適用可能である。
実施例1の現金自動預払機を示すブロック図 実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図 実施例1の取引時間短縮処理を示すフローチャート 実施例1の経過時間の表示例を示す説明図 実施例2の取引時間短縮処理を示すフローチャート 実施例2の経過時間の表示例を示す説明図 実施例3の取引時間短縮処理を示すフローチャート 実施例4の取引時間短縮処理を示すフローチャート 実施例4の経過時間の表示例を示す説明図 実施例5の取引時間短縮処理を示すフローチャート 実施例5の手数料の表示例を示す説明図
符号の説明
1 現金自動預払機
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 主制御部
6 記憶部
7 操作表示部
7a 表示画面
8 カード取扱部
8a カード挿入口
9 通帳取扱部
9a 通帳挿入口
10 現金取扱部
10a 紙幣硬貨入出金口
11 時計部
12 取引者検知部
12a 近接センサ
13 音声案内部
13a スピーカ
14 取引者撮影部
14a カメラ
15 取引時間表示欄
20 最短取引時間表示欄
25 手数料表示欄

Claims (6)

  1. 表示画面に取引画面を表示しながら、取引者との間で取引種別に応じた取引を自動で行う自動取引装置において、
    前記取引種別の選択後の平均取引時間を取引種別毎に格納する手段と、
    前記取引種別の選択後の経過時間を計数する手段と、
    前記取引種別の選択後に表示する各取引画面に、当該取引種別の平均取引時間と、前記経過時間とを表示する手段と、
    前記経過時間を、時間の経過に伴って更新する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1において、
    前記経過時間が、前記平均取引時間を超えた場合に、前記取引画面に表示する経過時間を点滅表示する手段を備えることを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1において、
    前記経過時間が、前記平均取引時間を超えた場合に、前記取引画面の画面切替時間を短縮する手段を備えることを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1において、
    前記経過時間が、前記平均取引時間を超えた場合に、取引者に対して操作速度の向上を促す音声案内を報知する手段を備えることを特徴とする自動取引装置。
  5. 表示画面に取引画面を表示しながら、取引者との間で取引種別に応じた取引を自動で行う自動取引装置において、
    前記取引種別毎に、最短取引時間と、その取引者名とを格納する手段と、
    前記取引種別の選択後の経過時間を計数する手段と、
    前記取引種別の選択後に表示する各取引画面に、当該取引種別の最短取引時間と、その取引者名と、前記経過時間とを表示する手段と、
    前記経過時間を、時間の経過に伴って更新する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。
  6. 表示画面に取引画面を表示しながら、取引者との間で取引種別に応じた取引を自動で行う自動取引装置において、
    前記取引種別毎に、段階的に設定された手数料段階に対応させて、経過時間の範囲とその手数料とを格納する手段と、
    前記取引種別の選択後の経過時間を計数する手段と、
    前記取引種別の選択後に表示する各取引画面に、現在の経過時間の属する手数料段階の手数料と、次の手数料段階の手数料と、前記現在の経過時間の属する手数料段階の終了時間までの残時間とを表示する手段と、
    前記残時間を、時間の経過に伴って更新する手段と、を備えることを特徴とする自動取引装置。
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