JP2010086167A - レイアウト表示装置およびレイアウト表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが無線タグラベルを物品に貼り付けるときに、情報読取装置で読み取る際に無線タグ回路素子の感度が良く、読取りやすい方向から読取りができるように無線タグ回路素子を配置できるようにするためのレイアウト表示装置、およびレイアウト表示プログラムを提供する。
【解決手段】IC回路部と無線タグ回路素子と無線タグ回路素子に貼り合わされる印字シートとを有する無線タグラベルの印字シートに対する印字データを作成するに際して、印字データを表示部に表示可能であって、記憶手段に記憶された無線タグラベルの属性情報を取得する属性情報取得手段と、属性情報に応じて、記憶手段に記憶された対応するフォーマットを表示部に表示するフォーマット表示手段と、属性情報取得手段で取得した属性情報に応じて、無線タグラベルの最大感度の読取方向情報を記憶手段から取得して表示部に表示する読取通信方向表示手段とを有する。
【選択図】図9
【解決手段】IC回路部と無線タグ回路素子と無線タグ回路素子に貼り合わされる印字シートとを有する無線タグラベルの印字シートに対する印字データを作成するに際して、印字データを表示部に表示可能であって、記憶手段に記憶された無線タグラベルの属性情報を取得する属性情報取得手段と、属性情報に応じて、記憶手段に記憶された対応するフォーマットを表示部に表示するフォーマット表示手段と、属性情報取得手段で取得した属性情報に応じて、無線タグラベルの最大感度の読取方向情報を記憶手段から取得して表示部に表示する読取通信方向表示手段とを有する。
【選択図】図9
Description
本発明は、無線タグラベルを作成する場合に前記無線タグラベルの印刷に関するレイアウト画像を表示するレイアウト表示装置およびレイアウト表示プログラムに関する。
従来から、所定の情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されて情報の送受信を行うタグアンテナを備えた無線タグ回路素子を有する小型の無線タグと、リーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)(以下、情報読取装置とする。)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。
このRFIDシステムで用いられる無線タグ回路素子はラベルシート上に形成されて無線タグラベルとして用いられる場合には、ファイル、各種書類などの分類、整理のために物品に貼り付けられて使用されることが多い。例えば、特許文献1に記載の書類ホルダの管理方法においては、複数の書類ホルダを並べて収納する場合に、隣接する書類ホルダに貼り付けられる無線タグラベルの位置を互いにずらして貼り付けることができる位置決めマークを形成することにより、無線タグラベルとリーダとの情報の送受信が行いやすくなるように構成されている。
特開2008−15959号公報
しかしながら、無線タグラベルに備えられる無線タグ回路素子は、感度が良く情報読取装置で読み取りやすい方向と感度が悪く情報読取装置で読み取りにくい方向が存在する通信指向性を有しているが、上記特許文献1のような従来技術において、ユーザは無線タグ回路素子の感度が良く情報読取装置の読み取りやすい方向を把握した上で、無線タグラベルを物品に貼り付けることはできない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ユーザが無線タグラベルを発行するときに、無線タグ回路素子の感度が良く情報読取装置が無線タグラベルを読み取りやすい方向を把握した上で、ユーザが無線タグラベルを物品に貼り付けるときに、情報読取装置で読み取る際に無線タグ回路素子の感度が良く、読み取りやすい方向から読み取りができるように無線タグ回路素子を配置できるようにするためのレイアウト表示装置、およびレイアウト表示プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明のレイアウト表示装置は、情報を記憶するIC回路部と前記IC回路部に接続されたタグアンテナとからなる無線タグ回路素子と前記無線タグ回路素子に貼り合わされる印字シートとを有する無線タグラベルの前記印字シートに対する印字データを作成するに際して、前記印字データを表示部に表示可能なレイアウト表示装置であって、あらかじめ記憶手段に記憶された前記無線タグラベルの属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、前記記憶手段に記憶されたフォーマット群の中から対応するフォーマットを前記表示部に表示するフォーマット表示手段と、前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、前記無線タグラベルの最大感度の情報を前記記憶手段から取得して前記表示部に表示する読取方向表示手段とを有することを特徴とする。
第2発明のレイアウト表示装置は、上記第1発明において、前記無線タグラベルを貼り付ける対象物の貼付対象物情報を取得する貼付対象物情報取得手段と、 前記貼付対象物情報取得手段で取得した貼付対象物情報に応じ、前記記憶手段に記憶された貼付対象物イメージ画像の中から、前記貼付対象物情報に関連付けられた貼付対象物イメージ画像を前記表示部に表示する貼付対象物イメージ画像表示手段を有することを特徴とする。
第3発明のレイアウト表示装置は、上記第2発明において、前記貼付対象物情報取得手段は、前記貼付対象物情報として、前記対象物の収納方法を含む情報を取得することを特徴とする。
第4発明のレイアウト表示装置は、上記第2又は第3発明において、前記貼付対象物イメージ画像表示手段は、前記貼付対象物イメージ画像に対して、前記無線タグラベルの貼り付け位置を選択可能に前記表示部に表示することを特徴とする。
第5発明のレイアウト表示装置は、上記第4発明において、前記貼付対象物イメージ画像表示手段によって表示した前記貼付対象物イメージ画像に対して、選択された前記無線タグラベルの貼付位置に関連付けて前記記憶手段に記憶された貼付位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得した前記貼付位置情報が、前記記憶手段に記憶された前記属性情報に応じて設定される推奨貼付位置情報と異なるか否かを判定する貼付位置判定手段と、前記貼付位置判定手段により前記推奨貼付位置と異なると判定されたときは報知する報知手段を有することを特徴とする。
第6発明のレイアウト表示装置は、上記第4発明において、前記貼付位置情報取得手段によって取得した貼付位置情報と前記属性情報を基に、前記印字データを前記印字シートに印字する印字手段の印字方向を決定する印字方向決定手段と、
前記印字方向決定手段によって決定した印字方向となるように前記印字手段の印字方向を制御する印字制御信号を出力する印字制御信号出力手段を有することを特徴とする。
前記印字方向決定手段によって決定した印字方向となるように前記印字手段の印字方向を制御する印字制御信号を出力する印字制御信号出力手段を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、第7発明のレイアウト表示プログラムは、情報を記憶するIC回路部と前記IC回路部に接続されたタグアンテナとからなる無線タグ回路素子と前記無線タグ回路素子に貼り合わされる印字シートとを有する無線タグラベルの前記印字シートに対する印字データを作成するに際して、前記印字データを表示部に表示可能なレイアウト表示装置として機能するコンピューターにレイアウト表示を実行させるためのレイアウト表示プログラムであって、 前記無線タグラベルの属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、フォーマット群の中から対応するフォーマットを前記表示部に表示するフォーマット表示手段と、前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、前記無線タグラベルの最大感度の読取方向情報を前記表示部に表示する読取方向表示手段、として機能させることを特徴とする。
請求項1に係る発明のレイアウト表示装置によれば、無線タグラベルから情報読取装置で情報を読み取る場合の読み取りやすい方向を確認しながら、無線タグラベルを作成することができる。そのため、無線タグラベルを対象物品に貼り付けるときに、情報読取装置が読み取りやすい位置に貼り付けることができる。
請求項2に係る発明のレイアウト表示装置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、無線タグラベルを貼り付ける対象物のイメージ画像を画面に表示させることで、無線タグラベルを作成するときに、対象物にどのように貼り付けたらよいか、より確実に把握することができる。
請求項3に係る発明のレイアウト表示装置によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、無線タグラベルを貼り付ける対象物の収納方法に応じたイメージ画像を画面に表示させることで、対象物にどのように無線タグラベルを貼り付けたらよいか、より確実に把握することができる。
請求項4に係る発明のレイアウト表示装置によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え、無線タグラベルを貼り付ける対象物のイメージ画像に対して、無線タグラベルを貼り付ける位置を画面上で選択できるので、対象物に対してどのように貼り付けたら情報読取装置が読み取りやすいのかを、さらに確実に把握することができる。
請求項5に係る発明のレイアウト表示装置によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、無線タグラベルを貼り付ける対象物のイメージ画像に対して、タグラベルを貼り付ける位置を画面上で選択した場合に、その貼付位置が読み取りにくい方向であることを積極的に把握することで、誤って読み取りにくい方向にタグラベルを貼り付けてしまうことを防ぐことができる。
請求項6に係る発明のレイアウト表示装置によれば、請求項4に記載の発明の効果に加え、選択された物品への貼付位置が、タグラベル作成装置でタグラベルを作成する場合に印字する印字方向が順方向ではなく、反転方向で印字すれば情報読取装置の読み取りやすい方向になる場合には、自動的に印字手段の順方向か反転方向かを決定して印字するので、利便性が向上する。
請求項7に係る発明のレイアウト表示プログラムによれば、無線タグラベルから情報読取装置で情報を読み取る場合の読み取りやすい方向を確認しながら、無線タグラベルを作成することができる。そのため、無線タグラベルを対象物品に貼り付けるときに、情報読取装置が読み取りやすい位置に貼り付けることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施例において、図25のレイアウト表示装置は、いわゆるPC(パーソナルコンピュータ)端末5であり、表示部であるディスプレイ5E及び入力手段であるキーボード5F(マウス等でもよい)等の操作手段を備えると共に、図1に示すように、中央演算処理装置であるCPU5Gと、CPU5Gに各々接続された記憶手段としてのROM5IおよびRAM5Hを含む制御回路部5Lを備えている。CPU5Gには、入出力(I/O)インタフェイス5Kが接続されている。I/Oインタフェイス5Kには、ディスプレイ5E、キーボード5F、図示しない通信装置、および記憶装置(HDD)5Jが接続されている。前記PC端末5は、通信装置により、有線あるいは無線による通信回線を介してタグラベル作成装置、サーバ等に接続される。上記CPU5Gは、前記通信回線を介して入力される外部信号に基づき、例えばROM5Iに予め記憶されたタグラベル作成装置を操作するための所定のアプリケーション及びこのアプリケーションに沿った各種テンプレートを起動するようになっている(この無線タグ生成システムについては後述する。)。
図2は、上記タグラベル作成装置2の詳細構造を表す概念的構成図である。
図2において、タグラベル作成装置2の装置本体8には、凹所としてのカートリッジホルダ部(図示せず、テープ設置用ホルダ)が設けられ、このホルダ部に、カートリッジ100が着脱可能に取り付けられている。
装置本体8は、カートリッジ100を嵌合させる上記カートリッジホルダ部を備えるとともに外郭を構成する筐体9と、カバーフィルム103(印字シート)に所定の印字(印刷)を行う印字手段としての印字ヘッド(この例ではサーマルヘッド)10と、カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105を駆動するリボン巻取りローラ駆動軸11と、カバーフィルム103と基材テープ101とを貼り合わせつつ印字済ラベル用テープ110としてカートリッジ100から繰り出すための圧着ローラ駆動軸12と、印字済ラベル用テープ110に備えられる無線タグ回路素子To(タグラベル用無線タグ回路素子、詳細は後述)との間でUHF帯等の高周波を用いて無線通信により信号の送受を行うアンテナ14(装置側アンテナ)と、上記印字済ラベル用テープ110を所定のタイミングで所定の長さに切断し、ラベル状の無線タグラベルT(詳細は後述)を生成するカッタ15と、上記無線通信による信号送受時において無線タグ回路素子Toをアンテナ14に対向する所定のアクセスエリアに設定保持するとともに、切断後のテープ110(=無線タグラベルT)を案内するための一対の搬送ガイド13と、その案内された無線タグラベルTを搬出口(排出口)16へと搬送し送出する送出ローラ17と、搬出口16における無線タグラベルTの有無を検出する排出センサ18とを有する。
一方、装置本体8は、また、上記アンテナ14を介し上記無線タグ回路素子Toへとアクセスする(読み取り又は書き込みを行う)ための高周波回路21と、無線タグ回路素子Toから読み出された信号を処理するための信号処理回路22と、前述したリボン巻取りローラ駆動軸11、テープ送りローラ駆動軸12を駆動するカートリッジ用モータ23と、このカートリッジ用モータ23の駆動を制御するカートリッジ駆動回路24と、上記印字ヘッド10への通電を制御する印刷駆動回路25(印字制御手段)と、上記カッタ15を駆動して切断動作を行わせるソレノイド26と、そのソレノイド26を制御するソレノイド駆動回路27と、上記送出ローラ17を駆動する送出ローラ用モータ28と、この送出ローラ用モータ28を制御する送出ローラ駆動回路29と、カートリッジ100に設けた被検出部190に備えられた複数の識別子のそれぞれの凹凸形状を公知の手法(例えば機械的又は光学的に)検出するセンサ20と、複数の文字入力キーや各種ファンクションキーからなり操作者が印字に関する文字データや指示データである印字データを入力可能な操作部52と、上記操作部52から入力した文字データや指示データ又は報知信号(詳細は後述)を操作者に対して表示可能な表示部53と、上記高周波回路21、信号処理回路22、カートリッジ駆動回路24、印刷駆動回路25、ソレノイド駆動回路27、送出ローラ駆動回路29等を介し、タグラベル作成装置2全体の動作を制御するための制御回路30とを有する。
制御回路30は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。またこの制御回路30は、入出力インターフェイス31を介し例えば通信回線に接続され、この通信回線に接続された前述のルートサーバ、他の端末、汎用コンピュータ、及び情報サーバ等との間で情報のやりとりが可能となっている。
また、無線タグ回路素子Toの識別情報(タグID)と物品情報との対応関係(又は物品情報のアドレスとの対応関係)等の各種情報は、例えば不揮発性記憶装置からなる上記ルートサーバ(又は情報サーバ)のデータベース(図示せず)に格納保持されている。
図3は、カートリッジ100の詳細構造を説明するための説明図である。
この図3において、カートリッジ100は、筐体100Aと、この筐体100A内に配置され帯状の上記基材テープ101が巻回された第1ロール102と、上記基材テープ101と略同じ幅である透明な上記カバーフィルム103が巻回された第2ロール104と、上記インクリボン105(熱転写リボン、但しカバーフィルムが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、上記基材テープ101と上記カバーフィルム103とを押圧し接着させ上記印字済ラベル用テープ110としつつ矢印Aで示す方向にテープ送りをする(=テープ送りローラとしても機能する)圧着ローラ107とを有する。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに、長手方向に複数の無線タグ回路素子Toが所定の等間隔で順次形成された上記基材テープ101を巻回している。
基材テープ101はこの例では4層構造となっており(図3中部分拡大図参照)、内側に巻かれる側(図3中右側)よりその反対側(図3中左側)へ向かって、適宜の粘着材からなる粘着層101a、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム101b、適宜の粘着材からなる粘着層101c、剥離紙101dの順序で積層され構成されている。
ベースフィルム101bの裏側(図3中左側)には、情報の送受信を行うアンテナ152(タグアンテナ)がこの例では一体的に設けられており(図示せず)、これに接続するように情報を更新可能に(書き換え可能に)記憶するIC回路部151が形成され、これらによって無線タグ回路素子Toが構成されている。
ベースフィルム101bの表側(図3中右側)には、後にカバーフィルム103を接着するための上記粘着層101aが形成され、またベースフィルム101bの裏側(図3中左側)には、無線タグ回路素子Toを内包するように設けた上記粘着層101cによって上記剥離紙101dがベースフィルム101bに接着されている。なお、この剥離紙101dは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベルTが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層101cにより当該商品等に接着できるようにしたものである。
第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103は、その裏面側(すなわち上記基材テープ101と接着される側)に配置されたリボン供給側ロール111及びリボン巻取りローラ106で駆動されるリボン105が、上記印字ヘッド10で押圧されることで当該カバーフィルム103の裏面に当接させられ、印字されるようになっている。
リボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107は、それぞれカートリッジ100外に設けた例えばパルスモータである上記カートリッジ用モータ23(前述の図2参照)の駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸11及び上記テープ送りローラ駆動軸12に伝達されることによって回転駆動される。
被検出部190には、このカートリッジ100内における無線タグラベルの回路素子Toに関する属性情報(カートリッジ情報)が記録保持されている。具体的には、前記属性情報として、テープ幅、無線タグ回路素子Toの配置間隔、IC回路部151及びアンテナ152の通信感度、IC回路部151のメモリ容量、通信に用いる通信プロトコル、電波送信出力、周波数、通信可能距離等を記録するようにしても良い。基材テープ101に備えられる各無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報に対しアンテナ14よりアクセスを行う前に先立ち、その情報が読み取られ、対応する信号が制御回路30へ入力されるようになっている。なお、例えば情報サーバに、予めカートリッジ100の種類と無線タグラベルに関する属性情報との対応関係を格納保持しておき、上記被検出部190に記録されたカートリッジ100の種類情報をセンサ20で読み取ってこれに基づき上記情報サーバにアクセスすることで各種属性情報等を取得するようにしてもよい。この実施例では、カートリッジ100の種類ごとに、無線タグ回路素子の配置位置とテープの切断位置に対応させて、外部から情報読取装置で無線タグラベルと通信を行う際に、読み取りやすい方向である最大感度の読取方向に関する情報が属性情報として関連付けてサーバに格納保持されている。
上記構成のカートリッジ100において、上記第1ロール102より繰り出された基材テープ101は、圧着ローラ107へと供給される。一方、第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103は、その裏面側(すなわち上記基材テープ101と接着される側)に配置されたリボン供給側ロール111及びリボン巻取りローラ106で駆動されるインクリボン105が、上記印字ヘッド10に押圧されることで当該カバーフィルム103の裏面に当接させられるようになっている。
そして、カートリッジ100が上記装置本体8のカートリッジホルダ部に装着されロールホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が印字ヘッド10とプラテンローラ108との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が圧着ローラ107とサブローラ109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ23の駆動力によってリボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107が矢印B及び矢印Dで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸12と上記サブローラ109及びプラテンローラ108はギヤ(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸12の駆動に伴い圧着ローラ107、サブローラ109、及びプラテンローラ108が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、上述のように圧着ローラ107へ供給される。一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出されるとともに、上記印刷駆動回路25により印字ヘッド10の複数の発熱素子が通電される。この結果、カバーフィルム103の裏面に印字R(後述の図7参照)が印刷される。そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記圧着ローラ107及びサブローラ109により接着されて一体化され、印字済ラベル用テープ110として形成され、カートリッジ100外へと搬出される。なお、カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸11の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
図4は、上記高周波回路21の詳細機能を表す機能ブロック図である。この図4において、高周波回路21は、アンテナ14を介し無線タグ回路素子Toに対して信号を送信する送信部32と、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波を入力する受信部33と、送受分離器34とから構成される。
送信部32は、周波数の基準信号を出力する水晶振動子215Aと、CPU4の制御により水晶振動子35の出力を分周/逓倍して所定の周波数の搬送波を発生させるPLL(Phase Locked Loop)36及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)37と、上記信号処理回路22から供給される信号に基づいて上記発生させられた搬送波を変調(この例では信号処理回路22からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路38(但し振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路38により変調された変調波(無線タグ情報)を、制御回路30からの「TX_PWR」信号によって増幅率を決定し増幅する可変送信アンプ39とを備えている。
そして、上記発生される搬送波は、好適にはUHF帯やマイクロ波帯の周波数を用いており、上記送信アンプ39の出力は、送受分離器34を介してアンテナ14に伝達されて無線タグ回路素子ToのIC回路部151に供給される。なお、無線タグ情報は上記のように変調した信号に限られず、単なる搬送波のみの場合もある。
受信部33は、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生させられた搬送波とを掛け合わせる受信第1乗算回路40と、その受信第1乗算回路40の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ41と、この第1バンドパスフィルタ41の出力を増幅する受信第1アンプ43と、この受信第1アンプ43の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第1リミッタ42と、上記アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生された後に移相器49で位相を90°遅らせた搬送波とを掛け合わせる受信第2乗算回路44と、その受信第2乗算回路44の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ45と、この第2バンドパスフィルタ45の出力を増幅する受信第2アンプ47と、この受信第2アンプ47の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第2リミッタ46とを備えている。そして、上記第1リミッタ42から出力される信号「RXS−I」及び第2リミッタ46から出力される信号「RXS−Q」は、上記信号処理回路22に入力されて処理される。
また、受信第1アンプ43及び受信第2アンプ47の出力は、RSSI(Received Signal Strength Indicator )回路48にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」が信号処理回路22に入力されるようになっている。このようにして、本実施形態のタグラベル作成装置2では、I−Q直交復調によって無線タグ回路素子Toからの反射波の復調が行われる。
図5は、上記無線タグ回路素子Toの機能的構成を表す機能ブロック図である。この図5において、無線タグ回路素子Toは、タグラベル作成装置2側のアンテナ14とUHF帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行う上記アンテナ152(タグアンテナ)と、このアンテナ152に接続された上記IC回路部151とを有している。
IC回路部151は、アンテナ152により受信された搬送波を整流する整流部153と、この整流部153により整流された搬送波のエネルギを蓄積しIC回路部151の駆動電源とするための電源部154と、上記アンテナ152により受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部155に供給するクロック抽出部156と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部157と、上記アンテナ152に接続された変復調部158と、上記整流部153、クロック抽出部156、及び変復調部158等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部155とを備えている。
変復調部158は、アンテナ152により受信された上記タグラベル作成装置2のアンテナ14からの通信信号の復調を行うと共に、上記制御部155からの応答信号に基づき、アンテナ152が受信した搬送波を変調し、アンテナ152より反射波として再送信する。
制御部155は、上記変復調部158により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部157において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部158により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
クロック抽出部156は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部155にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の速度に対応したクロックを制御部155に供給する。
図6及び図7は、無線タグ回路素子To(Tov)を備えたカートリッジ100がカートリッジホルダ部に装着されて、無線タグ回路素子Toへの情報書き込み及び印字済ラベル用テープ110の切断が完了し形成された無線タグラベルT(Tv)の外観の一例を表す図であり、図6は上面図、図7は、図6中VII−VII′断面による横断面図である。
これら図6及び図7において、無線タグラベルT(Tv)は、図3に示した4層構造にカバーフィルム103が加わった5層構造となっており、カバーフィルム103側(図7中上側)よりその反対側(図7中下側)へ向かって、カバーフィルム103、粘着層101va、ベースフィルム101vb、粘着層101vc、剥離紙101vdで5層を構成している。そして、前述のようにベースフィルム101vbの裏側に設けられたアンテナ152vを含む無線タグ回路素子Tovが粘着層101c内に備えられるとともに、カバーフィルム103の裏面に印字(図では、それぞれ所定のフォント、大きさで、「ABC」の文字列)が印刷されている。
なお、図6は、無線タグラベルT(Tv)が縦アンテナ型無線タグ回路素子Tovを備えた場合を示しており、1本の細長いダイポールアンテナ152vを基材テープ101vのテープ搬送方向と略直角な方向に平行に配置している。この結果、ダイポールアンテナ152vはアンテナが垂線となる面方向に対して電波を放出するため、アンテナと垂直な面方向に対しては感度が大きく、アンテナの両端方向(図6の上下方向)に対しては感度が小さい。このように、無線タグラベルに備えられる無線タグ回路素子は、感度が大きい方向(読み取りやすい方向)と小さい方向(読み取りにくい方向)が存在する通信指向性を有している。なお、この読取方向に関する情報として、無線タグ回路素子の情報読取装置で読み取りやすい方向である最大感度の読取方向情報については、本実施形態では、無線タグラベルの属性情報の1つに含まれる。あるいは、各属性情報に関連付けて記憶装置に記憶されてもよい。
図8は、PC端末5のCPU5Gが実行する制御手順を表すフローチャートである。図8において、例えばキーボード、マウス等の操作手段5Fにおける適宜の操作(無線タグラベルの作成開始指示操作等)があるとこのフローが開始される。まず、ステップS301において、図示しない外部データ処理部で、通信回線を介してルートサーバ(又は情報サーバ)のデータベース(図示せず)にアクセスし、無線タグラベルTの貼付対象物である物品(例えば紙ファイル)に係わる物品データ(例えば上記紙ファイル管理用の登録番号データ等)のリストを取得し、一旦RAM5Hに記憶するとともにディスプレイ5Eに表示制御信号を出力して当該リストを表示させる(又はタグラベル作成装置の表示部でもよい)。
上記ディスプレイ5E等への表示に応じ、操作者が操作手段5Fを介し選択指示を行うと、次のステップS302において、外部データ処理部で、上記ステップS301で取得した物品データリストの中から当該選択指示されたデータを抽出選択し、一旦RAM5Hに記憶する。
その後、ステップS303に移り、外部データ処理部で、タグラベル作成装置の制御回路30より、センサ20での検出結果に基づく上記カートリッジ情報やさらには無線タグラベルの属性情報を上記通信回線を介して取得する。
次に、ステップS304では、後述のテンプレート(フォーマット)選択部で、記憶装置5Jのデータベースの複数のテンプレート(フォーマット郡)が格納されているテンプレートファイルF1にアクセスし(図8参照)、その中から前述のステップS303で取得した属性情報に対応したテンプレートを検索抽出し、一旦RAM5Hに記憶させる。加えて、後述の読取方向選択部で、記憶装置5Jのデータベースの最大感度の読取方向情報が格納されている図示しない読取方向ファイルにアクセスして、その中から前述のステップS303で取得した属性情報に対応した最大感度の読取方向情報を検索抽出し、一旦RAM5Hに記憶させる。
上記ステップS304が終了したら、ステップS305に移り、ディスプレイ5Eに表示制御信号を出力し、上記ステップS304でRAM5Hに記憶したテンプレート、前記最大感度の読取方向情報を表示させる。このステップS305が終了したら、ステップS306に移る。
図9にこのテンプレート表示画面T1の一例を示す。このテンプレート表示画面T1は、無線タグ回路素子の配置T102と外部の情報読取装置からこの無線タグラベルT101と無線通信を行う場合の読み取りやすい最大感度の読取方向情報として矢印T103が表示される。なお、この例では、最大感度の読取方向情報として矢印T103が表示されているが、「この方向が読み取りやすい方向です」というような文字情報とともに表示してもよい。また、最大感度の読取方向情報を表示するのは、このステップS304で必ず表示させなければならないものではなく、下記ステップS307で無線タグラベルTが作成されたときのイメージ表示と共に表示させるなどしてもよい。
図9にこのテンプレート表示画面T1の一例を示す。このテンプレート表示画面T1は、無線タグ回路素子の配置T102と外部の情報読取装置からこの無線タグラベルT101と無線通信を行う場合の読み取りやすい最大感度の読取方向情報として矢印T103が表示される。なお、この例では、最大感度の読取方向情報として矢印T103が表示されているが、「この方向が読み取りやすい方向です」というような文字情報とともに表示してもよい。また、最大感度の読取方向情報を表示するのは、このステップS304で必ず表示させなければならないものではなく、下記ステップS307で無線タグラベルTが作成されたときのイメージ表示と共に表示させるなどしてもよい。
ステップS306では、後述の印字データ作成部5Cで(図10参照)、上記ステップS304でRAM5Hに記憶保持させたテンプレートを読み出し、ステップS302で抽出選択した物品に係わるデータを挿入して、印字データを作成する。
その後、ステップS307に移り、後述の印字データ作成部5Cで(図10参照)、上記ステップS306で作成した印字データに対応する表示制御信号をディスプレイ5Eに出力し、当該印字データにより実際に無線タグラベルTが作成されたときのイメージ表示を行わせる。この表示は、例えばPC端末5のディスプレイ5Eに、前述の図6に示したような作成後の無線タグラベルTの姿にほぼ等しいものが表示(プレビュー)される。
その後、ステップS308において、前記印字データ作成部5Cで、上記ステップS306で作成され上記ステップS307でイメージ表示された印字データと、上記ステップS302で選択された上記物品データ(前述の例では選択指示された紙ファイルに係わる管理データ)を、通信回線を介しタグラベル作成装置2の制御回路30へ出力(送信)し、このフローを終了する。
図10は、PC端末5のディスプレイ5E等に上記テンプレート等を表示するための上記CPU5Gの機能を表す機能ブロック図である。図10において、CPU5Gは、操作手段5Fの操作入力結果やこれに対応するルートサーバ又は情報サーバにおけるデータベースへのアクセス結果等に応じ、無線タグラベルTの貼付対象物品(この例では例えば紙ファイル)に係わる物品データ(前述の例では紙ファイルに係る管理データ等)の処理や、タグラベル作成装置2のセンサ20の検出結果に基づく上記カートリッジ情報、属性情報等の処理を行う外部データ処理部5Dと、テンプレートファイルF1や外部との通信方向に関する前記属性情報に関連付けられて記憶される読取方向情報ファイル(図示せず)を格納保持するデータベース(ファイルデータベース)を構成する記憶装置5J(記憶手段)を有する。また、無線タグラベルの属性情報に基づき上記テンプレートファイルF1より対応するテンプレートを選択するテンプレート選択部5Aと、無線タグラベルの属性情報に基づき上記読取方向情報ファイルより対応する最大感度の読取方向情報を選択する読取方向選択部5Aと、上記テンプレート5Aにテキスト等の印字データを挿入し、タグラベル作成装置2の上記印字ヘッド10を印字駆動させるための印字データ信号を作成する印字データ作成部5Cとを備えている。
記憶装置5J内には、この例では、図示のようにテンプレートファイルF1、読取方向情報ファイル(図示せず)等が例えばフォルダ形式で備えられている。なお、このデータベースは、PC端末5の記憶装置5J内に設けるのに限られず、別の箇所、例えば通信回線を介してPC端末5やタグラベル作成装置2外に設けても良いし、タグラベル作成装置2内に設けても良い。
テンプレートファイルF1は、例えばテンプレートにおける各種設定項目及びそれぞれの設定値・設定態様のデータが、この例ではテープ幅ごとに(50mm、100mm、・・・等)1つのファイルとして収納されている。具体的には、基材テープ101の幅、無線タグラベルTの長手方向の長さ、切断時の左右余白のサイズ、印字文字のフォントはゴシック体、フォントサイズは20ドット固定、フォントスタイルは太字、テキストの縦方向(ラベル幅方向)の整列方向は中央揃え、テキストの横方向(ラベル長手方向)における整列方向は左揃え、文字数の制限制御は自由(制限なし)、テキストの塗りつぶしなし、全体の背景なし、等のデータが1つのファイルとして格納されている。
また、読取方向情報ファイルは、無線タグラベルのカートリッジ情報や属性情報に対応して、前記無線タグラベルと読取情報装置で通信を行う場合の最大感度の読み取り方向に関する情報が1つのファイルとして収納されている。具体的には、例えば、無線タグラベルに設けられる無線タグ回路素子が縦向きに配置されており、無線タグ回路素子の配置が右端のとき、読取方向情報として無線タグラベルに向かって右方向矢印画像等の情報である。なお、この読取方向情報ファイルは、上記テンプレートファイルF1に含められていても良い。
図11は、上述した無線タグラベルTの作成、すなわち、カバーフィルム103を搬送し印字ヘッド10で所定の印字を行いつつ基材テープ101を貼り合わせて印字済ラベル用テープ110とした後印字済ラベル用テープ110を切断し無線タグラベルTとする際に、制御回路30によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
この図11において、例えば操作者がPC端末5の操作手段5Fを介し、タグラベル作成装置2におけるタグ情報読み取り又は書き込み操作(言い換えればタグラベル作成操作)を行うとこのフローが開始される。
まず、ステップS110において、先の図8に示したステップS308でPC端末5から出力された、印字ヘッド10により無線タグラベルTへ印字すべき印字情報と、アンテナ14より無線タグ回路素子ToのIC回路部151へ書き込むべき無線タグ情報(少なくとも無線タグ回路素子Toの識別情報を含み、例えば前述の例では紙ファイルに係わる管理データ等の物品データを含んでも良い。あるいは、物品データを情報サーバ7等に格納保持し、無線タグ回路素子Toの識別情報と物品データとを関連づけるためのいわゆるひも付け情報を上記ルートサーバ等に格納保持し、識別情報のみをIC回路部151へ書き込むようにしてもよい)とが、通信回線及び入出力インターフェイス31を介し読み込まれる。
その後、ステップS115に移り、無線タグ回路素子Toからの応答がない場合にリトライ(再試行)を行う回数をカウントする変数N、及び通信良好か不良かを表すフラグFを0に初期化する。
次に、ステップS120において、カートリッジ駆動回路24に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23の駆動力によってリボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107を回転駆動させる。これにより、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され圧着ローラ107へ供給され、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出される。またこのとき、印刷駆動回路25に制御信号を出力し、印字ヘッド10を通電して、カバーフィルム103のうち所定の領域(例えば無線タグ回路素子を備えた基材テープ101を備えたカートリッジ100を装着した場合は、基材テープ101に所定ピッチで等間隔で配置された無線タグ回路素子Toの裏面に貼り合わせることとなる領域)に、上記ステップS110で読み込んだ文字、記号、バーコード等の印字Rを印刷させる。さらに送出ローラ駆動回路29を介して送出ローラ用モータ28に制御信号を出力し、送出ローラ17を回転駆動させる。以上の結果、前述したように基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記圧着ローラ107及びサブローラ109により接着されて一体化され、印字済ラベル用テープ110として形成され、カートリッジ100外方向へと搬送される。
その後、ステップS125において、印字済ラベル用テープ110が所定値C(例えば無線タグ回路素子を備えた基材テープ101を備えたカートリッジ100を装着した場合は、対応する印字が施されたカバーフィルム103が貼り合わされた無線タグ回路素子Toが搬送ガイド13に到達するだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定は、例えば、上記基材テープ101に設けた適宜の識別用マークを別途設けた公知のテープセンサで検出することにより行えば足りる。判定が満たされたら、次のステップS130に移る。
ステップS130では、無線タグ情報を無線タグ回路素子Toに送信し書き込む書き込み処理を行う(詳細は後述の図12を参照)。詳細は後述にて説明する。
次のステップS140では、フラグF=0であるかどうかが判定される。書き込み処理が正常に完了していればF=0のまま(後述の図12に示すフローのステップS138参照)であるので、この判定が満たされ、ステップS141に移る。一方、何らかの理由で書き込み処理が正常に完了していない場合はF=1とされている(後述の図12に示すフローのステップS138参照)のでこの判定が満たされず、ステップS145に移り、印刷駆動回路25に制御信号を出力して印字ヘッド10を通電を中止し印字を停止させる。このように印字中途停止によって当該無線タグ回路素子Toが正常品でないことを明らかに表示するようにした後、後述のステップS160へ移る。
ステップS141では、上記ステップS130で無線タグ回路素子Toへ書き込んだ無線タグ情報と、これに対応して印字ヘッド10により印字された印字情報との組み合わせが、入出力インターフェイス31及び通信回線3を介して出力され、情報サーバやルートサーバに記憶される。なお、この記憶データは必要に応じてPC端末5又は汎用コンピュータより参照可能に例えばデータベース内に格納保持される。
その後、ステップS150で、カバーフィルム103のうちこの時点で処理対象としている所定領域(無線タグ回路素子を備えた基材テープ101を備えたカートリッジ100を装着した場合は、例えば無線タグ回路素子Toに対応する領域)への印字がすべて完了しているかどうかを確認した後、ステップS160へ移る。
ステップS160では、印字済ラベル用テープ110がカッタ15で切断されるべき所定位置にまで搬送されたかどうかを判定する。具体的には、例えば無線タグ回路素子を備えた基材テープ101を備えたカートリッジ100を装着した場合は、対象とする無線タグ回路素子To及びこれに対応するカバーフィルム103の印字領域のすべてがカッタ15を所定の長さ(余白量)分だけ越えたかどうかを、基材テープ101(詳細には例えば剥離紙101d、あるいはカバーフィルム103等でもよい)に対し各無線タグ回路素子Toに対応して設けた適宜の識別用マークをカートリッジ100外(例えばカッタ15のさらに搬送方向下流側)に設けた公知のテープセンサで検出することにより行えば足りる。
またこのような検出を行わず、印字の印字文字長に所定の余白領域分を加えた長さが無線タグ回路素子Toの全長を超えているかどうかを印字情報に基づき判定する(超えていれば、少なくともカバーフィルム103の印字が完了した段階でその余白領域外をカッタ15で切断するようにすれば、貼り合わせられる無線タグ回路素子Toを切断することは回避できるため)ことで代用してもよい。
上記ステップS160の判定が満たされたら、ステップS170に移る。ステップS170では、カートリッジ駆動回路24及び送出ローラ駆動回路29に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23及び送出ローラ用モータ28の駆動を停止して、リボン巻取りローラ106、圧着ローラ107、送出ローラ17の回転を停止する。これにより、第1ロール102からの基材テープ101の繰り出し、第2ロール104からのカバーフィルム103の繰り出し、及び送出ローラ17による印字済ラベル用テープ110の搬送が停止する。
次のステップS180では、ソレノイド駆動回路27に制御信号を出力してソレノイド26を駆動し、カッタ15によって印字済ラベル用テープ110の切断を行う。前述したように、この時点で、印字済みラベル用テープ110はカッタ15を十分に越えており、このカッタ15の切断によって、無線タグ回路素子Toの無線タグ情報が読み取られかつこれに対応する所定の印字が行われたラベル状の無線タグラベルTが生成される。
その後、ステップS190に移り、送出ローラ用駆動回路29に制御信号を出力し、送出ローラ用モータ28の駆動を再開して、送出ローラ17を回転させる。これにより、送出ローラ17による搬送が再開されて上記ステップS180でラベル状に生成された無線タグラベルT又は印字ラベルT′が搬出口16へ向かって搬送され、搬出口16から装置2外へと排出される。
図12は、カートリッジ100が装着された場合に実行される、上記ステップS130の詳細手順を表すフローチャートである。
図12において、図11における前述のステップS125が終了すると、(適宜、公知の手法によって無線タグ回路素子Toの識別情報を設定した後)まずステップS131において、所望のデータをメモリ部157に書き込む「Program」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で少なくとも上記識別情報を含む無線タグ情報としての「Program」信号が生成されて高周波回路21の送信部32及びアンテナ14を介して書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、そのメモリ部157に情報が書き込まれる。
その後、ステップS132において、メモリ部157の内容を確認する「Verify」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で無線タグ情報としての「Verify」信号が生成されて高周波回路21の送信部32及びアンテナ14を介して書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。
そして、ステップS133に移り、上記「Verify」信号に対応して上記無線タグ回路素子Toから送信(返信)されたリプライ(応答)信号をアンテナ14を介して受信し、高周波回路21の受信部33及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS134において、上記ステップS133の受信結果に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部157内に記憶された情報を確認し、前述の送信した所定の情報がメモリ部157に正常に記憶されたか否かを判定する。
判定が満たされない場合はステップS135に移ってNに1を加え、さらにステップS136においてN=5かどうかが判定される。N<5の場合は判定が満たされずステップS131に戻り同様の手順を繰り返す。N=5の場合はステップS137に移る。ステップS137では、エラー表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記PC端末5又は汎用コンピュータへ出力し、対応する書き込み失敗(エラー)表示を行わせた後、ステップS138でフラグF=1としてこのルーチンを終了する。このように、情報書き込みが不調でも5回までは再試行が行われることにより、書き込み信頼性の確保上、万全を期すことができる。
一方、S134の判定が満たされたら、ステップS139に移り、以後の情報書き込みを禁止するための「Lock」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で「Lock」信号が生成されて高周波回路21を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、当該無線タグ回路素子Toへの新たな情報の書き込みが禁止される。これにより、書き込み対象とする無線タグ回路素子Toへの無線タグ情報の書き込みが完了し、前述のようにして無線タグ回路素子Toが排出される。ステップS139が終了したら、このフローを終了する。
なお、以上は、無線タグ回路素子Toに対し無線タグ情報を送信しIC回路部151に書き込みを行って無線タグラベルTを作成する場合を説明したが、これに限られず、予め所定の無線タグ情報が書き換え不可に記憶保持されている読み取り専用の無線タグ回路素子Toから無線タグ情報を読み取りながら、これに対応する印字を行って無線タグラベルTを作成する場合がある。
この場合には、無線タグ回路素子を備えた基材テープ101を備えたカートリッジ100が装着された場合であっても、図11におけるステップS110において印字情報のみを読み込み、ステップS130で無線タグ情報の読み込み処理を行うようにすればよい(詳細は後述の図13参照)。その後ステップS141では印字情報とその読み込んだ無線タグ情報との組み合わせを保存する。
図13は、上記無線タグ読み取り処理の詳細手順を表すフローチャートである。
この図13において、ステップS201では、情報読み取り対象とする無線タグ回路素子Toに記憶された情報を読み出す「Scroll All ID」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で無線タグ情報としての「Scroll All ID」信号が生成されて高周波回路21を介して読み取り対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。
次に、ステップS202において、上記「Scroll All ID」信号に対応して読み取り対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号(少なくとも無線タグ回路素子Toの識別情報を含む無線タグ情報)をアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS203において、上記ステップS202で受信したリプライ信号に誤りがないか否かを公知の誤り検出符号(CRC符号;Cyclic Redundancy Check等)を用いて判定する。
判定が満たされない場合はステップS204に移ってNに1を加え、さらにステップS205においてN=5かどうかが判定される。N<5の場合は判定が満たされずステップS201に戻り同様の手順を繰り返す。N=5の場合はステップS206に移り、エラー表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記PC端末5又は汎用コンピュータへ出力し、対応する読み取り失敗(エラー)表示を行わせた後、ステップS207でフラグF=1としてこのルーチンを終了する。このように、情報読み取りが不調でも5回までは再試行が行われることにより、読み取り信頼性の確保上、万全を期すことができる。
一方、ステップS203の判定が満たされた場合、読み取り対象とする無線タグ回路素子Toからの無線タグ情報の読み取りが完了し、このルーチンを終了する。
以上において、PC端末5のCPU5Gが実行する図8のフローのステップS303が記憶装置5Jの外部データ処理部でタグラベル作成装置の制御回路30より、センサ20での検出結果に基づく上記カートリッジ情報やさらには無線タグラベルの属性情報を上記通信回線を介して取得するための属性情報取得手段を構成する。また、前記CPU5Gが実行するステップS305が、ディスプレイ5Eに表示制御信号を出力し、上記ステップS304でRAM5Hに記憶したテンプレート(フォーマット)を表示させるためのフォーマット表示手段であり、同じくこのステップS305が、ディスプレイ5Eに表示制御信号を出力し、上記ステップS304でRAM5Hに記憶した前記最大感度の読取方向情報を表示させるための読取方向表示手段である。
以上説明したように、本実施形態のレイアウト表示装置にあっては、無線タグラベル作成時にディスプレイ(表示部)にテンプレート(フォーマット)と無線タグラベルを読み取りやすい最大感度の読取方向情報が表示されるので、無線タグラベルの扱いに慣れていない者であっても、物品にどのように貼り付けたらよいか無線タグラベルの作成時に把握することができる。
なお、上記実施形態は、上記以外にも、その趣旨と技術思想の範囲を逸脱しない範囲でさらに種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順次説明する。
(2)貼付対象物等の表示を行う場合
図14は、この変形例におけるPC端末5のCPU5Gが実行する制御手順を表すフローチャートであり、前述の図8に対応する図である。図8と同等の手順には同一の符号を表し、説明を省略する。
図14は、この変形例におけるPC端末5のCPU5Gが実行する制御手順を表すフローチャートであり、前述の図8に対応する図である。図8と同等の手順には同一の符号を表し、説明を省略する。
図14において、本変形例では、前述のステップS304に代えて新たにステップS304‘が設けられる。また、S307のステップの後にステップS500〜ステップS800の処理が設けられる。
図15は、図14のステップS304‘の詳細手順を表すフローチャートである。図15において、まずステップS401で、図8の上記ステップS303で取得した無線タグラベルの属性情報に基づき、このカートリッジで設定される複数のラベル形状パターンに対応する表示信号を出力して、ディスプレイ5Eに前記ラベル形状パターン選択画面D1を表示させる(図16参照)。さらに、タグテープの長さだけでなく、無線タグラベルにおける無線タグ回路素子の配置位置を考慮したラベル形状パターン選択画面D2を表示させてもよい(図17参照)。
その後、ステップS402では、操作者によりマウス、キーボードなどの操作手段5Fにおけるカーソルキー、決定キーなどが押下されて上記ステップS401で表示したラベル形状パターンから所望のラベル形状パターンの決定(選択)入力が行われたか否かを判定する。当該決定入力操作があった場合には判定が満たされてステップS403へ移る。当該決定入力操作がない場合はステップS402の判定が満たされず、その操作があるまで上記の選択操作を繰り返して待機する。
そして、ステップS403に移り、上記ステップS402における決定入力操作に応じて、上記記憶装置5J内に構成されているデータベースにアクセスし、上記決定入力に対応する前記テンプレートファイル及び読み取り方向情報ファイルを検索して対応するテンプレート及び最大感度の読取方向情報を取得し、一旦RAM5Hに記憶してこのフローを終了する。
次に、図18は、図14のステップS500の詳細手順を表すフローチャートである。図18において、まずステップS501で、無線タグラベルを物品に貼り付ける場合に、どのような用途で用いられるのかという貼付対象物を絞り込むための貼付対象物の物品関連情報を取得する。例えば、オフィス文書管理用、プリンタ、スキャナなどの資産管理用など想定される用途のリストをディスプレイ5Eに表示して、操作者による選択により取得する。なお、あらかじめ所定の用途に対応したアプリケーションがPC端末5に格納保持されており、このアプリケーションが起動されるようにしてもよい。この場合には、ステップS501の処理は省略される。
ステップS502では、上記ステップS501で取得した貼付対象物の用途情報(物品関連情報)に基づき、記憶装置5Jに記憶されている貼付対象物のイメージ画像が格納される図示しない物品イメージデータファイルにアクセスし、その中から、対応する物品イメージデータを検索、抽出し、ディスプレイ5Eに物品イメージデータ画面を表示させる。例えば、上記ステップS501で無線タグラベルを貼り付ける用途として、書類管理が選択された場合、図19のように、物品イメージ画像が個別フォルダ(図中のフォルダ)、紙ファイル、本などである物品イメージ画面D3が表示される。
その後、ステップS503では、操作者によりマウス、キーボードなどの操作手段5Fにおけるカーソルキー、決定キーなどが押下されて上記ステップS502で表示した物品イメージ画像の中から、貼り付ける対象物あるいは貼り付ける対象物に近いと想定される物品イメージ画像の決定(選択)入力が行われたか否かを判定する。当該決定入力操作があった場合には判定が満たされてステップS504へ移る。当該決定入力操作がない場合はステップS503の判定が満たされず、その操作があるまで上記の選択操作を繰り返して待機する。
そして、ステップS504に移り、上記ステップS503における決定入力操作に応じて、上記記憶装置5J内に構成されているデータベースにアクセスし、上記決定入力に対応する貼付対象物情報を検索して取得し、一旦RAM5Hに記憶してこのフローを終了する。
続いて、図20は、図14のステップS600の詳細手順を表すフローチャートである。図20において、まずステップS601で、図18のS504でRAM5Hに記憶された物品情報を取得する。
ステップS602では、上記ステップS601で取得した物品情報に基づき、記憶装置5Jに記憶されている図示しない物品収納方法データファイルにアクセスし、その中から、対応する物品収納方法データを検索、抽出し、ディスプレイ5Eに物品収納方法リスト画面を表示させる。例えば、上記ステップS601で無線タグラベルを貼り付ける貼付対象物情報として、紙ファイルが取得された場合、紙ファイルが収納される場合の収納方法のリストとして、棚に一列に並べて収納する、引き出しの中に並べて収納する、などの項目を表示した収納方法選択画面D4が表示される(図21参照)。
その後、ステップS603では、操作者によりマウス、キーボードなどの操作手段5Fにおけるカーソルキー、決定キーなどが押下されて上記ステップS602で表示した図21の物品収納方法リスト画像D4の中から、貼付対象物の収納方法あるいは想定される収納方法に近い収納方法の決定(選択)入力が行われたか否かを判定する。当該決定入力操作があった場合には判定が満たされてステップS604へ移る。当該決定入力操作がない場合はステップS603の判定が満たされず、その操作があるまで上記の選択操作を繰り返して待機する。
そして、ステップS604に移り、上記ステップS603における決定入力操作に応じて、上記記憶装置5J内に構成されているデータベースにアクセスし、上記決定入力に対応する貼付対象物収納情報を検索して取得し、一旦RAM5Hに記憶してこのフローを終了する。
また、図22は、図14のステップS700の詳細手順を表すフローチャートである。図22において、まずステップS701で、図20のS604でRAM5Hに記憶された物品収納情報(貼付対象物収納情報)を取得する。
ステップS702では、上記ステップS701で取得した物品収納情報に基づき、記憶装置5Jに記憶されている図示しない貼付位置データファイルにアクセスし、その中から、対応する複数の貼付位置データを検索、抽出し、ディスプレイ5Eに貼付位置選択画面を表示させる。例えば、上記ステップS701で貼付対象物収納方法情報として、棚に一列に並べて収納する、という情報が取得された場合、紙ファイルを収納する場合に想定される収納時の置き方に対して、無線タグラベルの貼付位置が異なる複数のイメージ画像が表示される。具体的には、図23のラベル貼付位置選択画面D5では、紙ファイルを立てたときにラベルの貼付位置が背表紙、右サイド、左サイドの場合について、それぞれの紙ファイルのイメージ画像が表示される。
その後、ステップS703では、操作者によりマウス、キーボードなどの操作手段5Fにおけるカーソルキー、決定キーなどが押下されて上記ステップS702で表示したラベル貼付位置選択画面D5の中から、ラベル貼付位置の決定(選択)入力が行われたか否かを判定する。当該決定入力操作があった場合には判定が満たされてステップS704へ移る。一方、当該決定入力操作がない場合はステップS703の判定が満たされず、その操作があるまで上記の選択操作を繰り返して待機する。そして、ステップS704に移り、上記ステップS703における決定入力操作に応じて、上記記憶装置5J内に構成されているデータベースにアクセスし、上記決定入力に対応するラベル貼付位置情報を検索して取得し、一旦RAM5Hに記憶する。
次に、ステップS705に移り、記憶装置5Jに記憶されている無線タグラベルの属性情報に対して設定される図示しない貼付推奨位置データファイルにアクセスし、その中から、対応する貼付位置推奨データを抽出して、操作者により選択されたラベル貼付位置情報と比較して異なるか否かが判定される。前記貼付推奨位置は、無線タグラベルを情報読取装置で読み取りやすい最大感度の読取方向となるような貼付位置として、前記属性情報に応じてあらかじめ設定、フォルダなどに格納される貼付位置情報である。
前記ステップS705で推奨貼付位置と異なると判定された場合には、ステップS706で表示画面に「この貼付位置では読み取ることができません。」「この貼付位置では読み取りにくい場合があります。」などの、各貼付位置情報に紐付けされた警告情報等を表示する。一方、ステップS705で推奨貼付位置であると判定された場合には、このフローを終了する。そして、図14のステップS800で、ラベル貼付位置情報(ラベルレイアウト)が決定される。
以上において、PC端末5のCPU5Gが実行する図18のフローのステップS504が、上記ステップS503における決定入力操作に応じて、上記記憶装置5J内に構成されているデータベースにアクセスし、上記決定入力に対応する貼付対象物情報を検索して取得するための貼付対象物情報取得手段である。また、PC端末5のCPU5Gが実行する図22のステップS702が、上記ステップS701で取得した物品収納情報に基づき、記憶装置5Jに記憶されている貼付位置データファイルにアクセスし、その中から、対応する複数の貼付位置データを検索、抽出し、ディスプレイ5Eに貼付位置選択画面を表示させるための貼付対象物イメージ画像表示手段である。
なお、この実施例では、ステップS600で収納方法選択処理、ステップS700でラベル貼付位置選択処理を行ったが、これらを省略して、ステップS500の物品選択処理のみを行ってもよい。このとき、PC端末5のCPU5Gが実行する図18のステップS502が、上記ステップS501で取得した貼付対象物の物品関連情報に基づき、記憶装置5Jに記憶されている貼付対象物のイメージ画像が格納される物品イメージデータファイルにアクセスし、その中から、対応する物品イメージデータを検索、抽出し、ディスプレイ5Eに物品イメージデータ画面を表示させるための貼付対象物イメージ画像表示手段を構成する。
加えて、PC端末5のCPU5Gが実行する図22のステップS702が、上記ステップS701で取得した物品収納情報に基づき、記憶装置5Jに記憶されている貼付位置データファイルにアクセスし、その中から、対応する複数の貼付位置情報を検索、抽出するための位置情報取得手段である。また、前記CPU5Gの実行するステップS705が、選択されたラベル貼付位置について、記憶装置5Jに記憶されている無線タグラベルの属性情報に対して設定される貼付推奨位置データファイルにアクセスして、その中から、対応する貼付位置推奨データを抽出、比較して異なるか否かを判定するための貼付位置判定手段を構成する。
そして、図22のステップS706で表示画面に「この貼付位置では読み取ることができません。」などの、各貼付位置情報に紐付けされた警告情報等を表示するPC端末5のディスプレイ5Eが報知手段である。
なお、この実施例では、図8のステップS305で、ディスプレイ5Eに表示制御信号を出力し、上記ステップS304でRAM5Hに記憶したテンプレート、前記最大感度の読取方向情報を表示させているが、これに限られず、上記ラベル形状選択画面D1、D2(図16、図17参照)及びラベル貼付位置選択画面D5(図23参照)などで表示させてもよい。
以上により、この実施形態では、無線タグラベルを貼り付ける貼付対象物をディスプレイ5Eに表示させることで、ラベル作成時において無線タグラベルを読み取りやすい方向を確認できる。そのため、貼付対象物に無線タグラベルを貼り付けたときのレイアウトを考えながら、印字情報などを作成することができるため利便性が高い。また、無線タグラベルを作成して物品に貼り付けた後に、情報読取装置で読み取ることができずに再度作り直すなどの失敗が少なくなる。さらに、無線タグラベルを貼り付ける位置について、読み取りにくい貼付位置を積極的に知ることで、無線タグラベルを対象物品に貼り付ける貼付位置の選択の誤りをより確実に防止できる。
(3)印字方向制御信号の出力を行う場合
図24は、この変形例におけるPC端末5のCPU5Gが実行する制御手順を表すフローチャートであり、前述の図22に対応する図である。図22と同等の手順には同一の符号を表し、説明を省略する。
図24は、この変形例におけるPC端末5のCPU5Gが実行する制御手順を表すフローチャートであり、前述の図22に対応する図である。図22と同等の手順には同一の符号を表し、説明を省略する。
図24において、本変形例では、前述のステップS705及びステップS706に代えて新たにステップS715及びステップS716が設けられる。
図24のステップS715では、ステップS704で取得された貼付位置情報が、前記無線タグラベルの属性情報に紐付けて記憶装置5Jに記憶される印字方向情報として、順印字方向で印字可能な貼付位置情報であるか否かが読み出されて判定される。前記ステップS715で順印字方向であると判定されたときは、このフローは終了する。一方、ステップS715で順印字方向でないと判定されたときは、ステップS716で逆印字方向と決定されて一旦RAM5Hに記憶されてこのフローは終了する。
そして、ステップS716で逆印字情報と決定された場合に、図14のステップS308で、前述の印字データと物品データに加えて、タグラベル作成装置2の印字手段による印字方向が逆印字方向となるように、印字方向制御信号をタグラベル作成装置2の制御回路30へ出力(送信)し、このフローを終了する。
以上において、PC端末5のCPU5Gが実行する図24のフローのステップS715が、ステップS704で取得された貼付位置情報について、前記無線タグラベルの属性情報に紐付けて記憶装置5Jに記憶される印字方向情報として、順印字方向で印字可能な貼付位置情報であるか否かが読み出して判定するための印字方向判定手段である。また、図14のステップS308が、タグラベル作成装置2の印字手段による印字方向が逆印字方向となるように、印字方向制御信号をタグラベル作成装置2の制御回路30へ出力するための印字制御信号出力手段である。
これにより、例えば、タグラベル作成装置の印字手段によって順方向で印字すると、無線タグラベルの無線タグ回路素子が右端に配置されるときに、読み取りやすい方向に無線タグラベルの配置位置の選択を行うと、そのままでは無線タグラベルに備えられる無線タグ回路素子が左端に配置してしまうような場合がある。このようなときは、テープの切断位置を変更するための各種設定を行ったり、カートリッジを取り替えたりすることなく、逆印字方向で印字することにより、上下逆にして対象物品に貼り付ければよいので、利便性がより高くなる。
(4)表示部や操作手段をタグラベル作成装置側に設ける場合
以上において説明したPC端末5のディスプレイ5Eの表示手段としての機能や操作手段5Fの機能(選択操作手段としての機能を含む)を、タグラベル作成装置2の上記表示部53や上記操作部52で行っても良い。この場合、例えば上記においてCPU5Gからディスプレイ5Eに向けて出力していた各種表示制御信号等は、上記通信回線を介しタグラベル作成装置2の入出力インターフェイス31及び制御回路30より上記表示部53へ入力されて、対応する表示が行われる。上記において操作手段5FからCPU5Gに入力されていた各種操作信号等は、タグラベル作成装置2の上記操作部52から制御回路30及び入出力インターフェイス31を介し、通信回線によってPC端末5のCPU5Gに入力され、対応する処理や制御等が行われる。なおこの場合、タグラベル作成装置2側の操作部52は、この表示手段に表示されたテンプレートに対する印字データも入力する。
以上において説明したPC端末5のディスプレイ5Eの表示手段としての機能や操作手段5Fの機能(選択操作手段としての機能を含む)を、タグラベル作成装置2の上記表示部53や上記操作部52で行っても良い。この場合、例えば上記においてCPU5Gからディスプレイ5Eに向けて出力していた各種表示制御信号等は、上記通信回線を介しタグラベル作成装置2の入出力インターフェイス31及び制御回路30より上記表示部53へ入力されて、対応する表示が行われる。上記において操作手段5FからCPU5Gに入力されていた各種操作信号等は、タグラベル作成装置2の上記操作部52から制御回路30及び入出力インターフェイス31を介し、通信回線によってPC端末5のCPU5Gに入力され、対応する処理や制御等が行われる。なおこの場合、タグラベル作成装置2側の操作部52は、この表示手段に表示されたテンプレートに対する印字データも入力する。
(5)局所的なネットワークを用いる場合
以上は、図25に示すように、タグラベル作成装置2、PC端末5等が通信回線を介して(広域の)ネットワークに組み込まれた場合を例にとって説明した。すなわち、図25の例では、無線タグ生成システム1(タグラベル作成システム)として、タグラベル作成装置2が、有線あるいは無線による通信回線3を介してルートサーバ4、タグラベル作成装置2を操作するためのPC端末5、汎用コンピュータ6、及び情報サーバ7に接続されて、ネットワークを構築しているが、これに限られない。すなわち、例えば図26に示すように、タグラベル作成装置2とPC端末5が(その他の外部回線とは接続しない)局所的なネットワーク(いわゆるLAN等)によって接続され、これらによって無線タグ生成システム1′を形成しても良い。
以上は、図25に示すように、タグラベル作成装置2、PC端末5等が通信回線を介して(広域の)ネットワークに組み込まれた場合を例にとって説明した。すなわち、図25の例では、無線タグ生成システム1(タグラベル作成システム)として、タグラベル作成装置2が、有線あるいは無線による通信回線3を介してルートサーバ4、タグラベル作成装置2を操作するためのPC端末5、汎用コンピュータ6、及び情報サーバ7に接続されて、ネットワークを構築しているが、これに限られない。すなわち、例えば図26に示すように、タグラベル作成装置2とPC端末5が(その他の外部回線とは接続しない)局所的なネットワーク(いわゆるLAN等)によって接続され、これらによって無線タグ生成システム1′を形成しても良い。
(6)タグラル作成装置単体がすべての機能を備える場合
すなわち、上記(4)の変形例のような操作手段(選択操作手段、編集操作手段を含む)や表示部(報知手段も含む)の機能のみならず、上記実施形態のPC端末5の機能をすべてタグラベル作成装置2側に設ける(いわゆるスタンドアローンタイプとする)ようにしてもよい。この場合、PC端末5のCPU5Gで実行する制御手順と同等の制御手順を、タグラベル作成装置2の制御回路30が実行することとなる。
すなわち、上記(4)の変形例のような操作手段(選択操作手段、編集操作手段を含む)や表示部(報知手段も含む)の機能のみならず、上記実施形態のPC端末5の機能をすべてタグラベル作成装置2側に設ける(いわゆるスタンドアローンタイプとする)ようにしてもよい。この場合、PC端末5のCPU5Gで実行する制御手順と同等の制御手順を、タグラベル作成装置2の制御回路30が実行することとなる。
この構成では、タグラベル作成装置2自体がそのまま請求項1等に記載のレイアウト表示装置を構成する。また、データベースを構成する記憶装置5Jと同等の記憶装置がタグラベル作成装置2に設けられ、同等の機能を果たすこととなる。
(7)属性情報取得の他の態様
以上においては、カートリッジの被検出部190より無線タグラベルの上記属性情報を検出し取得したが、これに限られない。すなわち、カートリッジ100の本体にカートリッジ識別用無線タグ回路素子を設け、無線タグ情報通信装置2の装置本体8に新たに設けたアンテナによって上記カートリッジ識別用無線タグ回路素子のIC回路部に記憶した属性情報を読み込む(あるいは当該無線タグ回路素子の識別情報をもとに適宜のサーバのデータベースにアクセスして属性情報を取得する)構成としてもよい。
以上においては、カートリッジの被検出部190より無線タグラベルの上記属性情報を検出し取得したが、これに限られない。すなわち、カートリッジ100の本体にカートリッジ識別用無線タグ回路素子を設け、無線タグ情報通信装置2の装置本体8に新たに設けたアンテナによって上記カートリッジ識別用無線タグ回路素子のIC回路部に記憶した属性情報を読み込む(あるいは当該無線タグ回路素子の識別情報をもとに適宜のサーバのデータベースにアクセスして属性情報を取得する)構成としてもよい。
この場合、メカニカルスイッチや光学センサ等からなるセンサ20を用いるよりも多くのパラメータデータを確実に取得でき、かつそのための操作者の手間が不要となるので、利便性が向上する。なお、上記無線通信のためのアンテナはアンテナ14と共通に構成してもよいし、もしくは独立したアンテナとして構成してもよい。
また、既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
なお、以上で用いた「Scroll All ID」信号、「Erase」信号、「Verify」信号、「Program」信号等は、EPC globalが策定した仕様に準拠しているものとする。EPC globalは、流通コードの国際機関である国際EAN協会と、米国の流通コード機関であるUniformed Code Council(UCC)が共同で設立した非営利法人である。なお、他の規格に準拠した信号でも、同様の機能を果たすものであればよい。
その他、例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 タグラベル作成装置
5 PC端末(操作端末、レイアウト表示装置)
5E ディスプレイ(表示部、報知手段)
5F 操作手段
10 印字ヘッド(印字手段)
14 アンテナ
20 センサ
21 高周波回路
22 信号処理回路
30 制御回路
32 送信部
100 カートリッジ
101 基材テープ
103 カバーフィルム(印字シート)
151 IC回路部
152 アンテナ(タグアンテナ)
T 無線タグラベル
To 無線タグ回路素子
5 PC端末(操作端末、レイアウト表示装置)
5E ディスプレイ(表示部、報知手段)
5F 操作手段
10 印字ヘッド(印字手段)
14 アンテナ
20 センサ
21 高周波回路
22 信号処理回路
30 制御回路
32 送信部
100 カートリッジ
101 基材テープ
103 カバーフィルム(印字シート)
151 IC回路部
152 アンテナ(タグアンテナ)
T 無線タグラベル
To 無線タグ回路素子
Claims (7)
- 情報を記憶するIC回路部と前記IC回路部に接続されたタグアンテナとからなる無線タグ回路素子と前記無線タグ回路素子に貼り合わされる印字シートとを有する無線タグラベルの前記印字シートに対する印字データを作成するに際して、前記印字データを表示部に表示可能なレイアウト表示装置であって、
あらかじめ記憶手段に記憶された前記無線タグラベルの属性情報を取得する属性情報取得手段と、
前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、前記記憶手段に記憶されたフォーマット群の中から対応するフォーマットを前記表示部に表示するフォーマット表示手段と、
前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、前記無線タグラベルの最大感度の読取方向情報を前記記憶手段から取得して前記表示部に表示する読取方向表示手段と
を有することを特徴とするレイアウト表示装置。 - 前記無線タグラベルを貼り付ける対象物の貼付対象物情報を取得する貼付対象物情報取得手段と、
前記貼付対象物情報取得手段で取得した貼付対象物情報に応じ、前記記憶手段に記憶された貼付対象物イメージ画像の中から、前記貼付対象物情報に関連付けられた貼付対象物イメージ画像を前記表示部に表示する貼付対象物イメージ画像表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載のレイアウト表示装置。 - 前記貼付対象物情報取得手段は、前記貼付対象物情報として、前記対象物の収納方法を含む情報を取得することを特徴とする請求項2に記載のレイアウト表示装置。
- 前記貼付対象物イメージ画像表示手段は、前記貼付対象物イメージ画像に対して、前記無線タグラベルの貼り付け位置を選択可能に前記表示部に表示することを特徴とする請求項2又は3に記載のレイアウト表示装置。
- 前記貼付対象物イメージ画像表示手段によって表示した前記貼付対象物イメージ画像に対して、選択された前記無線タグラベルの貼付位置に関連付けて前記記憶手段に記憶された貼付位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段で取得した前記貼付位置情報が、前記記憶手段に記憶された前記属性情報に応じて設定される推奨貼付位置情報と異なるか否かを判定する貼付位置判定手段と、
前記貼付位置判定手段により前記推奨貼付位置と異なると判定されたときは報知する報知手段を有することを特徴とする請求項4に記載のレイアウト表示装置。 - 前記貼付位置情報取得手段によって取得した貼付位置情報と前記属性情報を基に、前記印字データを前記印字シートに印字する印字手段の印字方向を決定する印字方向決定手段と、
前記印字方向決定手段によって決定した印字方向となるように前記印字手段の印字方向を制御する印字制御信号を出力する印字制御信号出力手段を有することを特徴とする請求項4に記載のレイアウト表示装置。 - 情報を記憶するIC回路部と前記IC回路部に接続されたタグアンテナとからなる無線タグ回路素子と前記無線タグ回路素子に貼り合わされる印字シートとを有する無線タグラベルの前記印字シートに対する印字データを作成するに際して、前記印字データを表示部に表示可能なレイアウト表示装置として機能するコンピューターにレイアウト表示を実行させるためのレイアウト表示プログラムであって、
前記無線タグラベルの属性情報を取得する属性情報取得手段と、
前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、フォーマット群の中から対応するフォーマットを前記表示部に表示するフォーマット表示手段と、
前記属性情報取得手段で取得した前記属性情報に応じて、前記無線タグラベルの最大感度の読取方向情報を前記表示部に表示する読取方向表示手段、として機能させるためのレイアウト表示プログラム。
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JP2008252642A JP2010086167A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | レイアウト表示装置およびレイアウト表示プログラム |
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