JP4505793B2 - ラベル作成装置用カートリッジ体及びラベル作成装置 - Google Patents

ラベル作成装置用カートリッジ体及びラベル作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、外部と情報の無線通信が可能な無線タグをテープ状に連続的に作成するタグラベル作成装置に係わり、特に、そのタグラベル作成装置に備えられるタグラベル作成装置用カートリッジ体及びこれを用いたタグラベル作成装置に関する。
従来、被印字材となるテープをロール状にカートリッジ(カセット)内に収納し、ロールよりテープを繰り出しつつ所望の文字を印刷してラベル状に排出するテープ印字装置(ラベル作成装置)が既に提唱されている(例えば、特許文献1)。
この従来技術においては、基材テープ(粘着テープ)を巻回したロールと、この基材テープに貼り合わされる被印字テープ(フィルムテープ)を巻回したロールとを備え、これら2つのロールから上記基材テープ及び上記被印字テープをそれぞれ繰り出しつつ被印字テープに所定の印字を行い、印字後の被印字テープと上記基材テープとを貼り合わせ、ラベルを作成するようになっている。
特開平7−314831号公報(図1及び図2)
しかしながら、上記従来技術には以下の課題が存在する。
すなわち、1つのカートリッジ内に基材テープと被印字テープとが固定的に配置される構造となる。この結果、ユーザが、多種多様な用途を目的として、テープ厚さ、あるいはテープの色・模様、さらにはテープ材質等を種々変えてラベルを作成したい場合には、その都度、基材テープのロール及び被印字テープのロールの両方をカートリッジごと交換しなければならず、使い勝手が悪く不便であった。
本発明の目的は、ユーザの多種多様なニーズに対応した種々の印字ラベルを容易に作成でき、利便性を向上できるラベル作成装置用カートリッジ体及びラベル作成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、基材テープを巻回した第1ロール及び前記基材テープに貼り合わされる被印字テープを巻回した第2ロールから前記基材テープと前記被印字テープとを同時に繰り出しながら、前記被印字テープに所定の印字を行い、印字後の前記被印字テープと前記基材テープとを貼り合わせてラベルを作成するラベル作成装置に着脱可能に取り付けられるラベル作成装置用カートリッジ体であって、前記第1ロールを備えた第1カートリッジと、前記第2ロールを備えた第2カートリッジとから構成され、前記第1カートリッジは、前記第2カートリッジに係合し一体化可能に構成されており、前記第1カートリッジが前記第2カートリッジ又は前記ラベル作成装置より取り外される際に、前記第1ロールより繰り出される前記基材テープを切断する切断手段を備えていることを特徴とする。
本願第1発明においては、ラベル作成時には、基材テープを巻回した第1ロールを備えた第1カートリッジと被印字テープを巻回した第2ロールを備えた第2カートリッジとをラベル作成装置に取り付け、第1及び第2ロールから基材テープ及び被印字テープを繰り出しつつ被印字テープに所定の印字を行い、印字後の被印字テープと基材テープとを貼り合わせてラベルを作成する。そして、基材テープを巻回する第1ロールを、被印字テープを巻回する第2ロールから分けた別のカートリッジ(第1カートリッジ)内に配置している。これにより、それぞれ別の基材テープを備えた複数の異なる第1カートリッジを予め用意しそれらを適宜取り外し交換して用いることが可能となる。したがって、被印字テープを備えた第2カートリッジは交換せずそのままで、テープ厚さ、色、模様、材質等が異なる基材テープをそれぞれ備えた複数の第1カートリッジのみを交換し、被印字テープと貼り合わせて種々のラベルを生成することができる。このように、ユーザの多種多様なニーズに対応した印字ラベルを容易に作成でき、利便性を向上することができる。また第1カートリッジが第2カートリッジに係合し一体化可能に構成されていることにより、第1カートリッジと第2カートリッジを一体化した形で、それらを一体としてまとめてラベル作成装置側に着脱することができる。また第1カートリッジが切断手段を備えることにより、第1カートリッジを第2カートリッジ又はラベル作成装置側から取り外すとき、第1ロールから繰り出した基材テープを切断して、分離することができる。
の発明は、上記第発明において、前記切断手段は、前記第1カートリッジが前記第2カートリッジ又は前記ラベル作成装置より取り外されたときに、これに連動して前記切断動作を行うように構成されていることを特徴とする。
これにより、第1カートリッジを第2カートリッジ又はラベル作成装置側から取り外す動作に連動して、第1ロールから繰り出した基材テープを確実に切断することができる。
の発明は、上記第又は第発明において、前記第1カートリッジは、前記切断手段によって前記基材テープが切断された状態にあることを報知する切断報知手段を備えることを特徴とする。
これにより、切断手段で基材テープが切断された状態にあり、再度ラベル作成を開始する際には基材テープを第2カートリッジの第2ロールからの被印字テープに接着する必要があることを、確実にラベル作成装置側に報知することができる。
の発明は、上記第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記第1カートリッジは、前記第1ロールに巻回された前記基材テープを繰り出してカートリッジ外へと搬送する搬送手段を備えることを特徴とする。
これにより、第1ロールから繰り出した基材テープを、第2カートリッジの第2ロールからの被印字テープに接着させるために、第1カートリッジ外に搬送することができる。
の発明は、上記第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記第1カートリッジの前記第1ロールは、前記基材テープとして、情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続され情報の送受信を行うアンテナ部を備えた無線タグ回路素子を複数個有するタグテープを巻回したことを特徴とする。
これにより、例えば被印字テープに対する印字長が比較的長い場合には、無線タグ回路素子を比較的長い間隔で配置したタグテープを使用し上記長い被印字テープに貼り合わせ、長い印字済タグラベルを生成することができ、被印字テープに対する印字長が比較的短い場合には、無線タグ回路素子を比較的短い間隔で配置したタグテープを使用し上記短い被印字テープに貼り合わせ、短い印字済タグラベルを生成することができる。このように、ユーザの多種多様な印字態様に対応しつつ無線タグ回路素子入りの可変長印字ラベルを容易に作成でき、利便性をさらに向上することができる。
の発明は、上記第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記第2カートリッジは、前記第2ロールから繰り出された前記被印字テープと前記第1カートリッジから排出された前記基材テープとを圧着しつつ搬送する圧着手段を備えることを特徴とする。
第1カートリッジから排出された基材テープと、第2ロールから繰り出された被印字テープとを圧着手段で圧着し貼り合わせて搬送し、ラベルを生成することができる。
の発明は、上記第発明において、前記第2カートリッジは、前記第1カートリッジから排出された前記基材テープを前記圧着手段へ導入するガイド手段を有することを特徴とする。
これにより、第1カートリッジから排出された基材テープを円滑に圧着手段へと導入することができる。
の発明は、上記第1乃至第発明のいずれか1つにおいて、前記第2カートリッジは、前記基材テープと前記被印字テープとの間に貼り合わされる中間層テープを巻回した第3ロールを備え、前記第1ロール、前記第2ロール、及び前記第3ロールから前記基材テープ、前記被印字テープ、及び前記中間層テープを繰り出しつつ、前記被印字テープに所定の印字を行い、印字後の前記被印字テープと前記中間層テープと前記基材テープとを貼り合わせてラベルを作成するラベル作成装置に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
基材テープ、中間層テープ、被印字テープの3つのテープの積層構造とすることにより、基材テープ側で変更させたいテープ態様の一部の変更を中間層テープ側で分担して変更することで、基材テープの交換の煩雑さを軽減することができる。
上記目的を達成するために、第の発明は、筐体と、この筐体に設けられ、基材テープを巻回した第1ロールを備えた第1カートリッジ及び前記基材テープに貼り合わされる被印字テープを巻回した第2ロールを備えた第2カートリッジを有し、前記第1カートリッジは前記第2カートリッジに係合し一体化可能に構成されており、前記第1カートリッジは当該第1カートリッジが前記第2カートリッジ又はラベル作成装置より取り外される際に前記第1ロールより繰り出される前記基材テープを切断する切断手段を備えるように構成されたカートリッジ体を着脱可能なカートリッジホルダ部と、前記基材テープ及び前記被印字テープを前記第1ロール及び前記第2ロールからそれぞれ繰り出すための繰り出し駆動軸とを有し、前記第1カートリッジの前記第1ロール及び前記第2カートリッジの前記第2ロールから前記基材テープ及び前記被印字テープをそれぞれ同時に繰り出しながら、前記被印字テープに所定の印字を行い、印字後の前記被印字テープと前記基材テープとを貼り合わせてラベルを作成することを特徴とする。
本願第発明においては、ラベル作成時には、基材テープを巻回した第1ロールを備えた第1カートリッジと被印字テープを巻回した第2ロールを備えた第2カートリッジとをカートリッジホルダ部に取り付け、繰り出し駆動軸によって第1及び第2ロールから基材テープ及び被印字テープを繰り出しつつ被印字テープに所定の印字を行い、印字後の被印字テープと基材テープとを貼り合わせてラベルを作成する。そして、カートリッジホルダ部に取り付けるカートリッジ体は、基材テープを巻回する第1ロールを、被印字テープを巻回する第2ロールとは別のカートリッジ(第1カートリッジ)内に配置している。これにより、それぞれ別の基材テープを備えた複数の異なる第1カートリッジを予め用意しそれらを適宜取り外し交換して用いることが可能となる。したがって、被印字テープを備えた第2カートリッジは交換せずそのままで、例えばテープ厚さ、色、模様、材質等が異なる基材テープをそれぞれ備えた複数の第1カートリッジのみを交換し、被印字テープと貼り合わせて種々のラベルを生成することができる。このように、ユーザの多種多様なニーズに対応した印字ラベルを容易に作成でき、利便性を向上することができる。
第1の発明は、上記第発明において、前記第1カートリッジが交換されたことを検出する交換検出手段と、前記基材テープを前記第1ロールから繰り出して前記第1カートリッジ外へと排出するための排出駆動軸と、前記交換検出手段で前記第1カートリッジの交換が検出された場合、前記排出駆動軸を駆動開始するとともに前記繰り出し駆動軸を駆動開始し、前記第1ロールから繰り出され前記第1カートリッジ外へ排出された前記基材テープと前記第2ロールから繰り出された前記被印字テープとを接着する初期化処理を行うことを特徴とする。
これにより、印字態様に応じて第1カートリッジを交換した場合、このことが交換検出手段で検出され、これに基づき制御手段によって排出駆動軸及び繰り出し駆動軸が駆動開始され、第1カートリッジ外へ排出された基材テープと第2ロールから繰り出された被印字テープとが接着される(初期化処理)。この結果、いったん基材テープが切断された状態である第1カートリッジ交換後においても、確実に再び基材テープを被印字テープ側へと接合し、円滑にラベル作成作業を再開することができる。
第1の発明は、上記第又は第1発明において、前記カートリッジホルダ部は、前記第2カートリッジを取り付けた状態で、前記第1カートリッジを着脱可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、第2カートリッジを取り付けた状態のままで第1カートリッジのみをラベル作成装置側に着脱することが可能となる。
第1の発明は、上記第乃至第1発明のいずれか1つにおいて、前記カートリッジホルダ部は、前記基材テープとして、情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続され情報の送受信を行うアンテナ部を備えた無線タグ回路素子を複数個有するタグテープを前記第1ロールに巻回した前記第1カートリッジを着脱可能であり、かつ、前記無線タグ回路素子に備えられたIC回路部の無線タグ情報にアクセスするアクセス情報を生成するアクセス情報生成手段と、このアクセス情報生成手段で生成したアクセス情報を、前記無線タグ回路素子の前記IC回路部に無線通信を介して非接触で伝達し、前記無線タグ情報にアクセスを行う情報アクセス手段とを設けたことを特徴とする。
アクセス情報生成手段で生成したアクセス情報を情報アクセス手段から無線タグ回路素子のアンテナ部に対し非接触で伝達し、さらにアンテナ部よりIC回路部側へと伝達されてタグテープに備えられた無線タグ回路素子のIC回路部の無線タグ情報へのアクセスを行うことができる。また、無線タグ回路素子がタグテープに等間隔に配置された場合であっても、ユーザの印字態様(印字文字数等の印字に必要な長さ)に応じて、したがって、被印字テープを備えた第2カートリッジは交換せずそのままで、例えば被印字テープに対する印字長が比較的長い場合にはこれに対応してタグ配置間隔の長い基材テープを備えた第1カートリッジを使用して上記長い被印字テープに貼り合わせ長いラベルを生成し、被印字テープに対する印字長が比較的短い場合にはこれに対応してタグか配置間隔の短い基材テープを備えた第1カートリッジを使用して上記短い被印字テープに貼り合わせ短いラベルを生成することができる。このように、ユーザの多種多様な印字態様に対応しつつ可変長にて無線タグ回路素子入り印字ラベルを容易に作成でき、利便性をさらに向上することができる。
第1の発明は、上記第1発明において、前記タグテープ上における前記無線タグ回路素子の配設間隔情報を検出するタグ間隔検出手段を有することを特徴とする。
無線タグ回路素子の配設間隔をタグ間隔検出手段で検出することにより、この検出情報に基づき印字長に係わる制御を行うことが可能となる。
第1の発明は、上記第1発明において、前記無線タグ回路素子の配設間隔情報と前記所定の印字を行うための印字長さ情報とを比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に応じた報知を行うための報知信号を出力する報知信号出力手段とを有することを特徴とする。
これにより、例えば無線タグ回路素子の配設間隔で決定される一枚のタグラベルの最大長さよりも印字長さのほうが大きい場合に、そのままでは印字困難である等の旨を使用者へ報知することができる。
本発明によれば、被印字テープを備えた第2カートリッジは交換せずそのままで、テープ厚さ、色、模様、材質等が異なる基材テープをそれぞれ備えた複数の第1カートリッジのみを交換することで、ユーザの多種多様なニーズに対応した種々の印字ラベルを容易に作成でき、利便性を向上することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のタグラベル作成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。この実施形態は、本発明を読み取りのみ可能な(書き込みは不可の)無線タグの生成システムに適用した場合の実施形態である。
図1に示すこの無線タグ生成システム1において、本実施形態によるタグラベル作成装置2は、有線あるいは無線による通信回線3を介してルートサーバ4、端末5、汎用コンピュータ6、及び複数の情報サーバ7に接続されている。
図2は、上記タグラベル作成装置2の詳細構造を表す概念的構成図である。
図2において、タグラベル作成装置2の装置本体8(図1参照)には、凹所としてのカートリッジホルダ部(図示せず)が設けられ、このホルダ部に、ベースカートリッジ100A(第1カートリッジ)及び印字テープカートリッジ100B(第2カートリッジ)からなるカートリッジ体100が着脱可能に取り付けられている。
装置本体8は、カートリッジ体100を嵌合させる上記カートリッジホルダ部を備えるとともに外郭を構成する筐体9と、カバーフィルム103に所定の印字(印刷)を行う印字ヘッド(サーマルヘッド)10と、カバーフィルム103への印字が終了したインクリボンを駆動するリボン巻取りローラ駆動軸11と、印字済みタグテープ110をカートリッジ体100から繰り出すための圧着ローラ駆動軸(繰り出し駆動軸)12と、ベースカートリッジ100A内の基材テープ101を送るためのテープ送りローラ駆動軸75(排出駆動軸)と、印字済タグラベル用テープ110に備えられる無線タグ回路素子To(詳細は後述)との間でUHF帯等の高周波を用いて無線通信により信号の授受を行うアンテナ14と、上記印字済タグラベル用テープ110を所定のタイミングで所定の長さに切断しラベル状の無線タグラベルT(詳細は後述)を生成するカッタ15と、上記無線通信による信号授受時において無線タグ回路素子Toをアンテナ14に対向する所定のアクセスエリアに設定保持するとともに切断後の各無線タグラベルTを案内するための一対の上記搬送ガイド13と、その案内された無線タグラベルTを搬出口(排出口)16へと搬送し送出する送出ローラ17と、搬出口16における無線タグラベルTの有無を検出するセンサ18と、印字済タグラベル用テープ110の搬送状態を検出するセンサ(テープセンサ)19と、ベースカートリッジ100Aの存在を検出すると共に併せてベースカートリッジ100Aの被検出部192(後述の図3参照)に形成されたテープ情報(詳細は後述)を検出するセンサ(カートリッジ反射センサ)80と、ベースカートリッジ100Aが印字テープカートリッジ100Bから一旦取り外された後の状態であるか(又はこれから新規に取り付ける状態であるか)どうかを検出するための接触センサ85(交換検出手段)と、ベースカートリッジ100Aを取り付け後にリセット動作(詳細は後述)を行わせるためのリセットソレノイド90とを有している。なお、センサ85は接触式でなく、光学的にカートリッジ交換を検出する方式でもよい。
一方、装置本体8はまた、上記アンテナ14を介し上記無線タグ回路素子Toへアクセスする(読み取り又は書き込みを行う)ための高周波回路21と、無線タグ回路素子Toから読み出された信号を処理するための信号処理回路22と、前述したリボン巻取りローラ駆動軸11、テープ送りローラ駆動軸12、及びテープ送りローラ駆動軸75を駆動するカートリッジ用モータ23と、このカートリッジ用モータ23の駆動を制御するカートリッジ駆動回路24と、上記印字ヘッド10への通電を制御する印刷駆動回路25と、上記カッタ15を駆動して切断動作を行わせるソレノイド26と、そのソレノイド26を制御するソレノイド駆動回路27と、上記送出ローラ17を駆動する送出ローラ用モータ28と、この送出ローラ用モータ28を制御する送出ローラ駆動回路29と、上記高周波回路21、信号処理回路22、カートリッジ駆動回路24、印刷駆動回路25、ソレノイド駆動回路27、送出ローラ駆動回路29等を介し、タグラベル作成装置2全体の動作を制御するための制御回路30とを有する。
制御回路30は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。またこの制御回路30は、入出力インターフェイス31を介し例えば通信回線に接続され、この通信回線に接続された前述のルートサーバ4、他の端末5、汎用コンピュータ6、及び情報サーバ7等との間で情報のやりとりが可能となっている。
図3は、カートリッジ体100の詳細構造を表す側面図である。
この図3において、上記ベースカートリッジ100Aは印字テープカートリッジ100Bに係合し一体化可能に構成されており、筐体100Aaと、この筐体100Aa内に配置され帯状の上記基材テープ101(タグテープ、ベーステープ)が巻回された第1ロール102と、筐体100Aaに対しスライド可能なスライド部180と、上記テープ送りローラ駆動軸75により駆動される基材テープ送りローラ181(搬送手段)とを有している。
スライド部180のスライド方向先端には基材テープ101を押圧保持しテープ切断機能の一部を分担するテープ保持部182が設けられ、このテープ保持部182に対向するように筐体100Aaにはカートリッジ内カッタ183が設けられている。
また、筐体100Aaの印字テープカートリッジ100B側に設けた開口部100Abとこれに連通するように印字テープカートリッジ100Bに設けた開口部Baとを挿通可能に、カートリッジ100Aをカートリッジ100Bに係合させるための係合具184が設けられており、この係合具184は、筐体100Aaよりばね185によって図3中上方に(係合方向に)付勢されている。このとき、上記スライド部180の図3中下端部には、上記係合具184のばね付勢側と反対側(図3中上側)に摺動可能に当接する凸部180Aが設けられている。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに、長手方向に複数の無線タグ回路素子Toが所定の等間隔で順次形成された上記基材テープ101を巻回している。基材テープ送りローラ181は、後述のリボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107と同様、カートリッジ体100外のカートリッジ用モータ23(図2参照)の駆動力が伝達されることにより回転駆動される。またこのテープ送りローラ181は、上記リール部材102aに対し図示しない押圧手段により所定圧力で常に押し付けられており、上記カッタ183による基材テープ101の切断時に端部が不用意に引っ張り出されるのを防止するようになっている。
なお、筐体100Aaの図3中下部には、基材テープ101の態様(例えばテープ幅・厚さ、色、模様、材質、さらには無線タグ回路素子Toの特性、配設間隔等)を表すテープ情報が書き込まれた前述の被検出部192(識別マーク)が設けられ、カートリッジ100Bの開口部100Bdを介しセンサ80によりそれらテープ情報が検出され、制御回路30に読み込まれるようになっている。
一方、印字テープカートリッジ100Bは、上記基材テープ101と略同じ幅である透明な上記カバーフィルム103が巻回された第2ロール104と、上記インクリボン105(熱転写リボン、但しカバーフィルムが感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、上記基材テープ101とカバーフィルム103とを押圧し接着させ上記印字済タグラベル用テープ110としつつ矢印Aで示す方向にテープ送りをする(=テープ送りローラとしても機能する)圧着ローラ(圧着手段)107とを有する。
第2ロール104は、リール部材104aの周りに上記カバーフィルム103を巻回している。
リボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107は、それぞれカートリッジ体100外に設けた例えばパルスモータであるカートリッジ用モータ23(前述の図2参照)の駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸11及び上記テープ送りローラ駆動軸12に伝達されることによって回転駆動される。
上記構成のカートリッジ100A及びカートリッジ100Bにおいて、上記第1ロール102より繰り出された基材テープ101は、送りローラ107へと供給される。一方、第2ロール104より繰り出されるカバーフィルム103は、その裏面側(すなわち上記基材テープ101と接着される側)に配置されたリボン供給側ロール111及びリボン巻取りローラ106で駆動されるインクリボン105が、上記印字ヘッド10に押圧されることで当該カバーフィルム103の裏面に当接させられるようになっている。
そして、カートリッジ体100が上記装置本体8に装着されロールホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、カバーフィルム103及びインクリボン105が印字ヘッド10とプラテンローラ108との間に狭持されるとともに、基材テープ101及びカバーフィルム103が圧着ローラ107とサブローラ109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ23の駆動力によってリボン巻取りローラ106、圧着ローラ107、及びテープ送りローラ75が矢印Bで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動される。このとき、前述のテープ送りローラ駆動軸12と上記サブローラ109及びプラテンローラ108はギヤ(図示せず)にて連結されており、テープ送りローラ駆動軸12の駆動に伴い圧着ローラ107、サブローラ109、及びプラテンローラ108が回転し、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され、上述のように圧着ローラ107へ供給される。一方、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出されるとともに、上記印刷駆動回路25により印字ヘッド10の複数の発熱素子が通電される。この結果、カバーフィルム103の裏面に印字R(後述の図6参照)が印刷される。そして、上記基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記圧着ローラ107及びサブローラ109により接着されて一体化され、印字済タグラベル用テープ110として形成され、カートリッジ体100外へと搬出される。なお、カバーフィルム103への印字が終了したインクリボン105は、リボン巻取りローラ駆動軸11の駆動によりリボン巻取りローラ106に巻取られる。
図4は、ベースカートリッジ100Aを印字テープカートリッジ100Bから取り外すときの挙動を表す図である。
図4において、スライド部180をスライドさせる(本体の蓋を開けて手動で直接、あるいは本体からカートリッジ体100を外した後手動で、あるいは本体やカートリッジの操作レバーと連動してスライド)と、これに連動して上記保持部182で基材テープ101がカッタ183に押しつけられ、カッタ183によって基材テープ101が切断される(すなわち保持部182とカッタ183とで切断手段として機能する)。またこれとともに、上記凸部180Aが係合具184の後端凸部184Aに当接することで係合具184全体がばね185の付勢力に抗して図4下方に下がり(矢印参照)、係合具184の先端鍵部184Bのカートリッジ100B側との係止状態(ロック)がはずれ、カートリッジ100Bと分離されて取り外すことができるようになっている。
さらにこのとき、スライド部180のスライド方向先端部180Bが、筐体100Aaのカートリッジ100Bと反対側の部分にばね186を介して設けた交換検出ピン187(切断報知手段)をばね186に抗して図4中右側方向へ押す。これにより、交換検出ピン187がカートリッジ100Aの開口部100Ac(図3参照)及びカートリッジ100Bの開口部100Bc(図3参照)を介し外部へ突出した状態となるとともに、その鋸歯部187aが、ばね188で下方に付勢されたラチェット機構189の鋸歯部189aと係合しその突出状態で固定される。この結果、この突出状態が前述のセンサ85(図2参照)によって、ベースカートリッジ100Aが印字テープカートリッジ100Bから一旦取り外された後の状態(又はこれから新規に取り付ける状態)として検出(認識)される。
なお、ラチェット機構189はピン190を介して回動可能に筐体100Aaに接続されており、上記リセットソレノイド90により解除ピン(リセットピン)191が前述の図2中右側へ駆動されると、カートリッジ100Bの開口部100Bc(図3参照)及びカートリッジ100Aの開口部100Ad(図3参照)を介し解除ピン191の先端部191aがラチェット機構189の先端部189bに係合してラチェット機構189をばね188に抗して回動させ(図4中の矢印参照)、ラチェット機構189の鋸歯部189aと交換検出ピン187の鋸歯部187aとの係止が解除され、交換検出ピン187がばね188の付勢力によってカートリッジ100A内に押し戻される。この結果、交換検出ピン187の突出はなくなり、この非突出状態(リセット状態)が前述のセンサ85によって検出されるようになっている。
図5(a)は、上記のようにして生成された印字済タグラベル用テープ110よりカッタ15により切断されて(詳細は後述)作成された無線タグラベルT(無線タグラベル)の上面図、図5(b)はその下面図(裏面図)であり、図6は図5(a)中VI−VI′断面による横断面図である。
これら図5(a)、図5(b)、及び図6において、無線タグラベルTは、前述のように(この例では4層構造の)上記基材テープ101とカバーフィルム103とが貼り合わされて構成されている。
カバーフィルム103の裏面には、所定の文字、記号、バーコード等からなる所定の印字R(この例では無線タグラベルTの種類を示す「RF−ID」の文字)が印刷(但し裏面から印刷するので印刷側から見て鏡面対称の文字等を印刷している)されている。
基材テープ101の層は、図6中上側よりその反対側へ向かって、粘着層101a、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成る色付きのベースフィルム101b、無線タグラベルTを貼り付け対象に貼り付けるための粘着材を備えた粘着層101c、この粘着層101cの貼り付け側を覆う剥離紙101dの順序で積層され構成されている。
ベースフィルム101bの裏側(図6中下側)には、情報を記憶するIC回路部151が一体的に設けられており、ベースフィルム101bの裏側の表面にはIC回路部151に接続され情報の送受信を行うアンテナ(アンテナ部、タグ側アンテナ)152が形成されており、これらIC回路部151及びアンテナ152によって無線タグ回路素子Toが構成されている。
ベースフィルム101bの表側(図6中上側)には、カバーフィルム103を接着するための上記粘着層101aが形成され、またベースフィルム101bの裏側には、上記粘着層101cによって上記剥離紙101dがベースフィルム101bに接着されている。
剥離紙101dは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベルTが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層101cにより当該商品等に接着できるようにしたものである。また剥離紙101dの裏面にはタグ情報へのアクセス(読み取り/書き込み)時や排出時の切断位置決め用に前述のテープセンサ19で検出するためのマーカMk(図5(a)参照)が印刷されている。
図7は、上記高周波回路21の詳細機能を表す機能ブロック図である。この図7において、高周波回路21は、アンテナ14を介し無線タグ回路素子Toに対して信号を送信する送信部32と、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波を入力する受信部33と、送受分離器34とから構成される。
送信部32は、無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報にアクセスする(読み取り/書き込みを行う)ための搬送波を発生させる水晶振動子35、PLL(Phase Locked Loop)36、及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)37と、上記信号処理回路22から供給される信号に基づいて上記発生させられた搬送波を変調(この例では信号処理回路22からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路38(但し振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路38により変調された変調波を増幅(この例では制御回路30からの「TX_PWR」信号によって増幅率を決定される増幅)する送信アンプ39とを備えている。そして、上記発生される搬送波は、好適にはUHF帯の周波数を用いており、上記送信アンプ39の出力は、送受分離器34を介してアンテナ14に伝達されて無線タグ回路素子ToのIC回路部151に供給される。
受信部33は、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生させられた搬送波とを掛け合わせる受信第1乗算回路40と、その受信第1乗算回路40の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ41と、この第1バンドパスフィルタ41の出力を増幅して第1リミッタ42に供給する受信第1アンプ43と、上記アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生された後に位相が90°ずらされた搬送波とを掛け合わせる受信第2乗算回路44と、その受信第2乗算回路44の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ45と、この第2バンドパスフィルタ45の出力を入力するとともに増幅して第2リミッタ46に供給する受信第2アンプ47とを備えている。そして、上記第1リミッタ42から出力される信号「RXS−I」及び第2リミッタ46から出力される信号「RXS−Q」は、上記信号処理回路22に入力されて処理される。
また、受信第1アンプ43及び受信第2アンプ47の出力は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)回路48にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」が信号処理回路22に入力されるようになっている。このようにして、本実施形態のタグラベル作成装置2では、I−Q直交復調によって無線タグ回路素子Toからの反射波の復調が行われる。
図8は、上記無線タグ回路素子Toの機能的構成を表す機能ブロック図である。
この図8において、無線タグ回路素子Toは、タグラベル作成装置2側のアンテナ14とUHF帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行う上記アンテナ(アンテナ部)152と、このアンテナ152に接続された上記IC回路部151とを有している。
IC回路部151は、アンテナ152により受信された搬送波を整流する整流部153と、この整流部153により整流された搬送波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部154と、上記アンテナ152により受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部155に供給するクロック抽出部156と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶手段として機能するメモリ部157と、上記アンテナ152に接続された変復調部158と、上記整流部153、クロック抽出部156、及び変復調部158等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部155とを備えている。
変復調部158は、アンテナ152により受信された上記タグラベル作成装置2のアンテナ14からの無線通信信号の復調を行うと共に、上記制御部155からの応答信号に基づき、アンテナ152より受信された搬送波を変調反射する。
制御部155は、上記変復調部158により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部157において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部158により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
図9は、上述したようなタグラベル作成装置2による無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報へのアクセス(この例では読み取り)に際して、上記した端末5又は汎用コンピュータ6に表示される画面の一例を表す図である。
図9において、この例では、無線タグ回路素子Toに対応して印刷された印字文字R、その無線タグ回路素子Toに固有のIDであるアクセス(この例では読み取り)ID、上記情報サーバ7に記憶された物品情報のアドレス、及び上記ルートサーバ4におけるそれらの対応情報の格納先アドレス等が前記端末5又は汎用コンピュータ6に表示可能となっている。そして、その端末5又は汎用コンピュータ6の操作によりタグラベル作成装置2が作動されて、カバーフィルム103に上記印字文字Rが印刷されると共に、IC回路部151に予め記憶された物品情報等の無線タグ情報が読み出される。
図10は、制御回路30によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
この図10において、まずステップS5で、上記カートリッジ反射センサ80からの検出信号を読み込み、例えば上記RAM(図示せず)に記憶する。
その後ステップS10に移り、上記ステップS5で入力した検出信号に基づき、カートリッジ体100(詳細にはベースカートリッジ100A)があるかないかを判定する。前述の被検出部192を読み取れなかった場合は、カートリッジ体100が外されているとみなされて判定が満たされず、ステップS15に移り、カートリッジ体100が認識できない旨の表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6へ出力し、対応する表示を行わせる。
被検出部192を読み取ることができた場合は、カートリッジ体100は装着されていると判断され、ステップS20に移る。
ステップS20では、カートリッジ体100が、一旦外されて装着された(=広い意味での交換)かどうかが判定される。具体的には、ステップS5で読み込んだ被検出部192の検出信号と前回読み込まれ記憶されていた検出結果とが比較される。これらが同一であれば、後述のステップS100へ移る。これらが異なっていれば、上記交換が行われたとみなされて判定が満たされ、ステップS25へ移る。なお、電源オン時の初期状態では、上記RAMの記憶内容がクリアされることから、最初からカートリッジ体100が装着されていてもこのステップS20では交換したと判断される。
S25では、上記接触センサ85からの検出信号を読み込み、これに基づきステップS30でベースカートリッジ100Aが交換されているかどうかを判定する。具体的には、前述したように交換検出ピン187が突出しているかどうかで判定する。
ベースカートリッジ100Aが交換されていない場合は、判定が満たされず、この時点で基材テープ101はカッタ183で切断されておらずテープ送りローラ107側へ連続していることから、ステップS35に移る。
一方、ステップS30でベースカートリッジ100Aが交換されていた場合は、判定が満たされ、この時点で基材テープ101がカッタ183で切断されておりテープ送りローラ107側へと連続していない(遮断されている)ことから、ステップS40に移る。
ステップS40では、カートリッジ駆動回路24に駆動制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23を介して上記基材テープ送りローラ181及び圧着ローラ107を駆動開始する。
これにより、基材テープ101の端部はガイド部材193(ガイド手段)に沿って円滑に導かれ移動する(但し、必ずしもガイド部材は設けなくてもよい)。このガイド部材193は、粘着剤でくっつかないように接触面積が小さくされ、また剥離処理がなされている。このとき、カバーフィルム103も駆動されて移動するので、基材テープ101のうちカバーフィルム103に接触した端部もその方向に移動し始め、自然に接着される。
その後、ステップS45に移り、前述のセンサ19による検出信号を入力し、ステップS50で、その検出信号に基づき、カバーフィルム103が所定距離(=基材テープ101と接着された後十分な距離)だけ搬送されたかどうかを判定する。この判定は、例えば上記ステップS40において印字ヘッド10によりマーカを印字しておき、これを検出することによって判定することができる。
判定が満たされたらステップS55に移り、カートリッジ駆動回路24に再び駆動制御信号を出力し、上記基材テープ送りローラ181及び圧着ローラ107の駆動を停止する。
なお、以上ステップS30〜ステップS50までが、請求項11記載の、交換検出手段で第1カートリッジの交換が検出された場合、排出駆動軸を駆動開始するとともに繰り出し駆動軸を駆動開始し、第1ロールから繰り出され第1カートリッジ外へ排出された基材テープと第2ロールから繰り出された被印字テープとを接着する初期化処理に相当する。
その後、ステップS60に移り、リセットソレノイド90に制御信号を出力し、リセットソレノイド90により解除ピン191を駆動して前述のようにラチェット機構189と交換検出ピン187との係止を解除し、交換検出ピン187をカートリッジ100A内に押し戻す。その後、上述したステップS35に移る。
ステップS35では、先のステップS5で入力した検出信号に基づき、無線タグ回路素子Toの基材テープ101上における配設間隔を認識し(あるいは入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6等へ出力し制御ソフトにその値がセットされる)、ステップS100に移り、通常のタグ作成処理が行われる。
なお、上記ステップS50において、印字されたマーカを検出することによって判定を行ったが、これに限られない。すなわち、図10中破線で示すように、ステップS50の判定が満たされなかった場合も、所定時間だけ基材テープ送りローラ181及び圧着ローラ107を駆動し(ステップS51参照)、センサ19の検出信号に基づき基材テープ101がカバーフィルム103へ接着成功(センサ検出信号あり)か、接着失敗(センサ検出信号なし;カバーフィルム103は透明なので基材テープ101が何らかの原因でうまく接着されないと信号は検出されないため)かが再びステップS50で判定される。
所定時間経過しても接着が行われなかった場合はステップS51の判定が満たされずステップS52に移り、所定のエラー報知信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6へ出力し、対応する接着失敗(エラー)表示(報知)を行わせ、さらにステップS52で基材テープ送りローラ181及び圧着ローラ107の駆動を停止し、このフローを終了する。
図11は、上記ステップS100の詳細手順(この例では無線タグ情報の読み取り手順)を表すフローチャートである。
この図11において、まずステップS105において、上記端末5又は汎用コンピュータ6を介して入力操作された、印字ヘッド10により無線タグラベルTへ印字すべき印字情報が通信回線3及び入出力インターフェイス31を介し読み込まれる。なおこのときに、前述のステップS35で認識された無線タグ回路素子Toの基材テープ101上における配設間隔と上記印字情報とを比較し(この手順が比較手段に相当する)、その比較結果に応じた表示(報知)を行わせるための信号を、入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6等へ出力するようにしてもよい。一例としては、上記無線タグ回路素子Toの配設間隔で一意的に決定される一枚のタグラベルTの最大長さよりも印字長さのほうが大きくなってしまう場合に、そのままでは印字困難である、あるいは自動的に文字の大きさを縮小する、途中打ち切り印刷を行う等の旨(警報)を使用者へ報知するようにすることが考えられる。
その後、ステップS110において、通信不良等が疑われるときのリトライ(再試行)の回数をカウントする変数N、及び通信良好か不良かを表すフラグFを0に初期化する。
そして、ステップS115において、カートリッジ駆動回路24に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23の駆動力によってリボン巻取りローラ106及び圧着ローラ107を回転駆動させる。これにより、第1ロール102から基材テープ101が繰り出され圧着ローラ107へ供給され、第2ロール104からはカバーフィルム103が繰り出される。またこのとき、印刷駆動回路25に制御信号を出力し、印字ヘッド10を通電して、カバーフィルム103のうち所定の領域(例えば基材テープ101に所定ピッチで等間隔で配置された無線タグ回路素子Toの裏面に貼り合わせることとなる領域)に、ステップS105で読み込んだ文字、記号、バーコード等の印字Rを印刷させる。さらに送出ローラ駆動回路29を介して送出ローラ用モータ28に制御信号を出力し、送出ローラ17を回転駆動させる。以上の結果、前述したように基材テープ101と上記印刷が終了したカバーフィルム103とが上記圧着ローラ107及びサブローラ109により接着されて一体化され、印字済タグラベル用テープ110として形成され、カートリッジ体100外方向へと搬送される。
その後、ステップS120において、印字済みタグテープ110が所定値C(例えば、対応する印字が施されたカバーフィルム103が貼り合わされた無線タグ回路素子Toが搬送ガイド13に到達するだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定は、例えば、上記基材テープ101のマークMkを前述のテープセンサ19で検出することにより行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS200に移り、タグ情報読み取り処理を行う。
図12は、このステップS200の詳細手順を表すフローチャートである。
まずステップS220において、「Scroll All ID」コマンドを信号処理回路52に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Scroll All ID」信号が生成されて高周波回路21を介してアクセス可能範囲(この例では読み取り可能範囲)にある無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。
次に、ステップS230において、上記「Scroll All ID」信号に対応してアクセス可能範囲の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号(物品情報等の無線タグ情報)をアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS240において、上記ステップS230で受信したリプライ信号に誤りがないか否か(1つだけであるかどうか)を判定する。
判定が満たされない場合はステップS250に移って前述の変数Nに1を加え、さらにステップS260においてN=5かどうかが判定される。N≦4の場合は判定が満たされずステップS220に戻り同様の手順を繰り返す。N=5の場合はステップS270に移り、エラー表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6へ出力し、対応する読み取り失敗(エラー)表示を行わせ、ステップS280で前述のフラグF=1としてこのルーチンを終了する。このようにして読み取りが不調でも5回までは再試行が行われる。
ステップS240の判定が満たされた場合、読み取り対象とする無線タグ回路素子Toからの無線タグ情報の読み取りが完了し、このルーチンを終了する。
以上のルーチンにより、アクセス対象である無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報にアクセスし、これを読み出すことができる。なお、上記動作フローにおいては、印刷動作に伴い搬送ガイド13を移動中の印字済タグラベル用テープ110に対してアクセスエリア内に保持してアクセスするようにした例を示したが、これに限られない。すなわち、その印字済タグラベル用テープ110を所定位置で停止させて搬送ガイド13にて保持した状態で上記アクセスを行うようにしてもよい(後の図17も同様)。
上記ステップS200が終了したら図11のステップS125に移る。
ステップS125では、フラグF=0であるかどうかが判定される。前述の図12に示すフローにおいて読み取り処理が正常に完了していればステップS280を通らずF=0のままであるので、この判定が満たされ、ステップS130に移る。
ステップS130では、上記ステップS200で無線タグ回路素子Toより読み取られた情報と、これに対応して既に印字ヘッド10により印字された印字情報との組み合わせを、入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し端末5又は汎用コンピュータ6を介して出力され、例えばルートサーバ4に記憶される。なお、この記憶データは必要に応じて端末5又は汎用コンピュータ6より参照可能に格納保持される。
その後、ステップS135で、カバーフィルム103のうちこの時点で処理対象としている無線タグ回路素子Toに対応する領域への印字がすべて完了しているかどうかを念のために確認した後、ステップS140へ移る。
なお、先に述べたステップS125において、前述の図12に示すフローで何らかの理由で読み取り処理が正常に完了していない場合はステップS280でF=1とされているのでS125の判定が満たされず、ステップS137に移り、印刷駆動回路25に制御信号を出力して印字ヘッド10を通電を中止し印字を停止させる。このように印字中途停止によって当該無線タグ回路素子Toが正常品でないことを明らかに表示するようにした後、ステップS140へ移る。
ステップS140では、印字済みタグテープ110がさらに所定量(例えば、対象とする無線タグ回路素子To及びこれに対応するカバーフィルム103の印字領域のすべてがカッタ15を十分に越えるだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定も、前述のステップS120と同様、例えばマーキングMkをテープセンサ19で検出することにより行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS145に移る。
ステップS145では、カートリッジ駆動回路24に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23の駆動を停止して、リボン巻取りローラ106、圧着ローラ107、送出ローラ17の回転を停止する。これにより、第1ロール102からの基材テープ101の繰り出し、第2ロール104からのカバーフィルム103の繰り出し、及び送出ローラ17による印字済タグラベル用テープ110の搬送が停止する。
その後、ステップS150でソレノイド駆動回路27に制御信号を出力してソレノイド26を駆動し、カッタ15によって印字済みタグテープ110の切断を行う。前述したように、この時点で、例えば処理対象の無線タグ回路素子To及びこれに対応するカバーフィルム103の印字領域のすべてがカッタ15を十分に越えており、このカッタ15の切断によって、無線タグ回路素子Toの無線タグ情報が読み取られかつこれに対応する所定の印字が行われたラベル状の無線タグラベルTが生成される。
その後、ステップS155に移り、カートリッジ駆動回路24に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23の駆動を再開して、送出ローラ17を回転させる。これにより、送出ローラ17による搬送が再開され、上記ステップS150でラベル状に生成された無線タグラベルTが搬出口16から装置2外へと排出される。
以上において、信号処理回路22は、IC回路部151へアクセスするためのアクセス情報(「Scroll All ID」信号や、後述する「Erase」信号、「Verify」信号、「Program」信号等)を生成するアクセス情報生成手段を構成する。また、高周波回路21の送信部32とアンテナ14とが、アクセス情報生成手段で生成したアクセス情報を、無線タグ回路素子のIC回路部に無線通信を介して非接触で伝達し、無線タグ情報にアクセスを行う情報アクセス手段を構成する。
以上のように構成した本実施形態の作用効果を以下に説明する。
本実施形態のタグラベル作成装置2においては、無線タグラベルTの作成時には、基材テープ101を巻回した第1ロール102を備えたベースカートリッジ100Aとカバーフィルム103を巻回した第2ロール104を備えた印字テープカートリッジ100Bとをカートリッジホルダ部に取り付け、第1及び第2ロール102,104から基材テープ101及びカバーフィルム103を繰り出しつつカバーフィルム103に所定の印字を行い、印字後のカバーフィルム103と基材テープ101とを貼り合わせて無線タグラベルTを作成する。
そして、上記したように、カートリッジホルダ部に取り付けるカートリッジ体100は、基材テープ101を巻回する第1ロール102を、カバーフィルム103を巻回する第2ロール104とは別のカートリッジ(ベースカートリッジ100A)内に配置している。これにより、それぞれ別の基材テープ101Aを備えた複数の異なるベースカートリッジ100Aを予め用意しそれらを適宜取り外し交換して用いることが可能となる。
これにより、カバーフィルム103を備えた印字テープカートリッジ100 Bは交換せずそのままで、例えばテープ厚さ、色、模様、材質等が異なる基材テープ101をそれぞれ備えた複数のベースカートリッジ100Aのみを交換し、カバーフィルム103と貼り合わせて種々のラベル(この例では無線タグラベルT)を生成することができる。このように、ユーザの多種多様なニーズに対応した印字ラベル(この例では無線タグラベルT)を容易に作成でき、利便性を向上することができる。
特にこの実施形態では、基材テープ101として無線タグ回路素子Toを所定の等間隔で配置したもの(いわゆるタグテープ)を使用するが、例えば図13(a)に示すようにカバーフィルム103−Lへの印字長が比較的長い場合には、図13(b)に示すように無線タグ回路素子Toを比較的長い間隔で配置した基材テープ101−Lを使用して上記長印字のカバーフィルム103−Lに貼り合わせ、長い印字済の無線タグラベルTを生成することができる。また、図14(a)に示すようにカバーフィルム103−Sへの印字長が比較的短い場合には、図14(b)に示すようにタグ回路素子Toを比較的短い間隔で配置した基材テープ101−Sを使用し上記短印字のカバーフィルム103−Sに貼り合わせ、短い印字済の無線タグラベルTを生成することができる。図15(a)及び図15(b)は、その中間の長さの例(カバーフィルム103−M及び基材テープ101−M)である。このように、ユーザの多種多様な印字態様に対応しつつ無線タグラベルT(無線タグ回路素子To入りの可変長印字ラベル)を容易に作成できる。したがって、無線タグ回路素子Toのある決まった配置間隔に応じて固定長の可変長印字ラベルしか製造できない場合のように印字が少ない場合に余白が多くなったり、印字が多い場合に全部印字できなかったり文字が小さくなったりすることなく、視認上あるいは美観上優れた無線タグラベルTを生成でき、利便性をさらに向上することができる。
また、ベースカートリッジ100Aが、切断報知手段としての交換検出ピン187を備えることにより、カッタ183で基材テープ101が切断された状態にあり、再度ラベル作成を開始する際には基材テープ101を印字テープカートリッジ100Bの第2ロール104からのカバーフィルム103に接着する必要があることを、確実に操作者に報知できる効果もある。
さらに、ベースカートリッジ100Aの交換後においては、前述のようにステップS30〜ステップS55で初期化処理を行うことにより、いったん基材テープ101が切断された状態であるベースカートリッジ100A交換後においても、確実に再び基材テープ101をカバーフィルム103側へと接合し、円滑にラベル作成作業を再開することができる。
また、カートリッジ体100の有無をベースカートリッジ100Aの被検出部192を利用してセンサ80で検出するので、ベースカートリッジ100Aを組み込み忘れてカートリッジ体100をカートリッジホルダ部に装着したとしても、図10のステップS15において「カートリッジなし」として検出することができる効果もある。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)無線タグ回路素子に情報書き込みを行う場合
上記実施形態においては、読み取りのみ可能な(書き込みは不可の)無線タグの生成システムに本発明を適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、無線タグ回路素子ToのIC回路部151に無線タグ情報の書き込みを行う無線タグの生成システムに本発明を適用してもよい。
この変形例では、制御回路30で実行する上記図10のフローのうちステップS100のタグ作成処理の手順が異なることとなる。
図16は、このステップS100のタグ作成処理手順(無線タグ情報の書き込み手順)を表すフローチャートであり、上記実施形態の図11に相当する図である。
図16では、図11と同等の手順には同一の符号を付している。図16において、ステップS105は図11と同様であり、この手順が終了した後はステップS110Aに移り、前述の変数N及びフラグFに加え、さらに変数M(詳細は後述)を0に初期化する。
その後、図11と同様のステップS115,S120を経て、ステップS200Aで、無線タグ回路素子Toへの情報書き込みを行う。
図17は、このステップS200Aの詳細手順を表すフローチャートである。
まずステップS320において、「Erase」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Erase」信号が生成されて高周波回路21を介してアクセス対象(この例では書き込み対象)の無線タグ回路素子Toに送信され、そのメモリ部157を初期化する。
次に、ステップS330において、「Verify」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Verify」信号が生成されて高周波回路21を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。その後ステップS340において、上記「Verify」信号に対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号をアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS350において、リプライ信号に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部157内の情報を確認し、メモリ部157が正常に初期化されたか否かを判定する。
判定が満たされない場合はステップS360に移ってMに1を加え、さらにステップS370においてM=5かどうかが判定される。M≦4の場合は判定が満たされずステップS320に戻り同様の手順を繰り返す。M=5の場合はステップS380に移り、エラー表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6へ出力し、対応する書き込み失敗(エラー)表示を行わせ、さらにステップS385でフラグF=1にしてこのルーチンを終了する。このようにして初期化が不調でも5回までは再試行が行われる。
ステップS350の判定が満たされた場合、ステップS390に移り、「Program」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で本来書き込みたい所定の情報であるアクセス情報としての「Program」信号が生成されて高周波回路21を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、そのメモリ部157に上記所定の情報が書き込まれる。
その後、ステップS400において、「Verify」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Verify」信号が生成されて高周波回路21を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。その後ステップS410において、上記「Verify」信号に対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号をアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS420において、リプライ信号に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部157内に記憶された情報を確認し、前述の送信した所定の情報がメモリ部157に正常に記憶されたか否かを判定する。
判定が満たされない場合はステップS430に移ってNに1を加え、さらにステップS440においてN=5かどうかが判定される。N≦4の場合は判定が満たされずステップS390に戻り同様の手順を繰り返す。N=5の場合は前述したステップS380に移り、同様に上記端末5又は汎用コンピュータ6に対応する書き込み失敗(エラー)表示を行わせ、またステップS385でF=1として、このルーチンを終了する。このようにして情報書き込みが不調でも5回までは再試行が行われる。
ステップS420の判定が満たされた場合、ステップS450に移り、「Lock」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で「Lock」信号が生成されて高周波回路21を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、当該無線タグ回路素子Toへの新たな情報の書き込みが禁止し、このルーチンを終了する。
以上のルーチンにより、書き込み対象の無線タグ回路素子ToのIC回路部151に対し、所望の情報(無線タグ情報)を書き込むことができる。
上記ステップS200Aが終了したら図11と同様、ステップS125に移る。
ステップS125では、図11と同様にフラグF=0であるかどうかが判定され、この判定が満たされたら、ステップS130Aに移る。
ステップS130Aでは、上記ステップS200Aで無線タグ回路素子Toに書き込まれた情報と、これに対応して既に印字ヘッド10により印字された印字情報との組み合わせが、入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し端末5又は汎用コンピュータ6を介して出力され、図11のステップS130と同様に例えばルートサーバ4に記憶される。なお、この記憶データは必要に応じて端末5又は汎用コンピュータ6より参照可能に格納保持される。
以降の手順は図11と内容は実質同様であるので、説明を省略する。
以上のように、本変形例においては、無線タグ情報の書き込みを行った無線タグラベルTに関し、上記実施形態とほぼ同様の効果を得る。
(2)中間層テープを設ける場合
図18は、この変形例におけるカートリッジ体100′の詳細構造を表す側面図である。図18において、カバーフィルム103と基材テープ101との間に、着色された中間層テープ201を介在させて印字済みタグテープ110′とする場合である。
すなわち、カートリッジ100B内の第3ロール202より繰り出された中間層テープ201は、その外周側に巻かれた剥離紙201aが剥離紙巻取りローラ203により巻取られ、粘着層(図示せず)がカバーフィルム103側に露出した形となってカートリッジ用モータ23で駆動される中間駆動ローラ204に供給され、この中間駆動ローラ204とこれに対向する中間サブローラ205とによって狭持され、印字済みのカバーフィルム103と圧着される。このカバーフィルム103と圧着した後の中間層テープ201に対し、そのカバーフィルム103と反対側(図18中下側)に基材テープ101が上記圧着ローラ107及びサブローラ109によって圧着される。
この変形例においては、例えば中間層テープ201を色つきとし、基材テープ101を色なしとし(ベースフィルム101bを透明とし)中間層テープ201によって印字済テープ110′のテープ色を設定するようにすることにより、テープ色以外のテープ態様を種々変更する場合にベースカートリッジ100Aを色別に複数個用意する必要がなくなるという効果がある。
(3)その他の変形例
(a)最適ベースカートリッジの表示
例えば、ラベル作成開始時に、端末5又は汎用コンピュータ6を介し印字データを入力すると、予め情報サーバ7等に設定されたベースカートリッジ100Aのリストの中から最適なカートリッジ100Aの種類(番号などで識別)を、端末5及び汎用コンピュータ6等に表示するようにしてもよい。
(b)印字制限を表示
上記(a)とは逆に、センサ80によって挿入したベースカートリッジ100Aの種類を検知し、あるいはテープ情報を検出することで、これに対応した最大印字数あるいは最大印字範囲を、端末5及び汎用コンピュータ6等に表示するようにしてもよい。
(c)無線タグ回路素子Toの不適合警告等
上記(b)において表示した最大印字範囲を越えた入力がなされ、センサ80で検出したベースカートリッジ100Aにおける無線タグ回路素子Toの配置間隔に対しては不適合となる(間隔が狭すぎてそのままでは印字できない)場合には、その旨の警告を出すようにしてもよい。この場合、さらに、字の大きさを小さくするようにしたり、印字を一段とせず二段に分けるようにしたり、余白を通常より小さくするようにしたりしてもよい。
(d)複数ベースカートリッジの収納選択
1つのタグラベル作成装置2内に複数のベースカートリッジ100Aを収納し、端末5及び汎用コンピュータ6等で入力した印字長に応じて、適宜の選択駆動手段によって自動で最適なベースカートリッジ100Aを選択するようにしてもよい。
(e)ベースカートリッジのみを着脱
以上においては、カートリッジホルダ部に、互いに一体となったベースカートリッジ100A及び印字テープカートリッジ100Bを取り付けるのを基本としたが、さらにこれに加え、印字テープカートリッジ100Bをカートリッジホルダ部に取り付けた状態のままで、ベースカートリッジ100Aのみを着脱可能としてもよい。この場合、装置2側に基材テープ101切断用のカッタを設けても良い。
(f)無線タグ回路素子のない場合
以上においては、無線タグ回路素子Toを備えた基材テープ(タグテープ)101をカバーフィルム103と貼り合わせるものであったが、これに限られず、特に無線タグ回路素子Toを設けない通常の基材テープをカバーフィルムと貼り合わせる場合に本発明を適用しても良い。この場合も、ユーザの多種多様なニーズに対応した印字ラベルを容易に作成でき、利便性を向上できるという本発明本来の効果を得ることができる。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施形態のタグラベル作成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。 図1に示したタグラベル作成装置の詳細構造を表す概念的構成図である。 図2に示したカートリッジ体の詳細構造を表す側面図である。 図3に示したベースカートリッジを印字テープカートリッジから取り外すときの挙動を表す図である。 作成された無線タグの上面図、及び下面図(裏面図)である。 図5(a)中VI−VI′断面による横断面図である。 図2に示した高周波回路の詳細機能を表す機能ブロック図である。 無線タグ回路素子の機能的構成を表す機能ブロック図である。 無線タグ回路素子の無線タグ情報へのアクセスに際して、端末又は汎用コンピュータに表示される画面の一例を表す図である。 制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 図10のステップS100の詳細手順を表すフローチャートである。 図11のステップS200の詳細手順を表すフローチャートである。 長い印字済のカバーフィルムを用いて無線タグを生成する場合の様子を表す図である。 短い印字済のカバーフィルムを用いて無線タグを生成する場合の様子を表す図である。 中間長さの印字済のカバーフィルムを用いて無線タグを生成する場合の様子を表す図である。 無線タグ回路素子に情報書き込みを行う変形例において制御回路の行うタグ作成処理手順(無線タグ情報の書き込み手順)を表すフローチャートである。 図16のステップS200Aの詳細手順を表すフローチャートである。 中間層テープを設ける変形例におけるカートリッジ体の詳細構造を表す側面図である。
符号の説明
2 ラベル作成装置
9 筐体
12 圧着ローラ駆動軸(繰り出し駆動軸)
14 アンテナ(情報アクセス手段)
22 信号処理回路(アクセス情報生成手段)
32 送信部(情報アクセス手段)
75 テープ送りローラ駆動軸(排出駆動軸)
80 センサ(タグ間隔検出手段)
85 接触センサ(交換検出手段)
100 カートリッジ体
100A 第1カートリッジ
100B 第2カートリッジ
101 基材テープ(タグテープ)
102 第1ロール
103 カバーフィルム(被印字テープ)
104 第2ロール
107 圧着ローラ(圧着手段)
151 IC回路部
152 アンテナ(アンテナ部)
181 基材テープ送りローラ(搬送手段)
182 テープ保持部(切断手段)
183 カートリッジ内カッタ(切断手段)
187 交換検出ピン(切断報知手段)
193 ガイド部材(ガイド手段)
201 中間層テープ
202 第3ロール
T 無線タグラベル
To 無線タグ回路素子

Claims (14)

  1. 基材テープを巻回した第1ロール及び前記基材テープに貼り合わされる被印字テープを巻回した第2ロールから前記基材テープと前記被印字テープとを同時に繰り出しながら、前記被印字テープに所定の印字を行い、印字後の前記被印字テープと前記基材テープとを貼り合わせてラベルを作成するラベル作成装置に着脱可能に取り付けられるラベル作成装置用カートリッジ体であって、
    前記第1ロールを備えた第1カートリッジと、
    前記第2ロールを備えた第2カートリッジとから構成され、
    前記第1カートリッジは、前記第2カートリッジに係合し一体化可能に構成されており、前記第1カートリッジが前記第2カートリッジ又は前記ラベル作成装置より取り外される際に、前記第1ロールより繰り出される前記基材テープを切断する切断手段を備えている
    ことを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  2. 請求項記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記切断手段は、前記第1カートリッジが前記第2カートリッジ又は前記ラベル作成装置より取り外されたときに、これに連動して前記切断動作を行うように構成されていることを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  3. 請求項又は記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記第1カートリッジは、前記切断手段によって前記基材テープが切断された状態にあることを報知する切断報知手段を備えることを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記第1カートリッジは、前記第1ロールに巻回された前記基材テープを繰り出してカートリッジ外へと搬送する搬送手段を備えることを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記第1カートリッジの前記第1ロールは、前記基材テープとして、情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続され情報の送受信を行うアンテナ部を備えた無線タグ回路素子を複数個有するタグテープを巻回したことを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記第2カートリッジは、前記第2ロールから繰り出された前記被印字テープと前記第1カートリッジから排出された前記基材テープとを圧着しつつ搬送する圧着手段を備えることを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  7. 請求項記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記第2カートリッジは、前記第1カートリッジから排出された前記基材テープを前記圧着手段へ導入するガイド手段を有することを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項記載のラベル作成装置用カートリッジ体において、
    前記第2カートリッジは、前記基材テープと前記被印字テープとの間に貼り合わされる中間層テープを巻回した第3ロールを備え、
    前記第1ロール、前記第2ロール、及び前記第3ロールから前記基材テープ、前記被印字テープ、及び前記中間層テープを繰り出しつつ、前記被印字テープに所定の印字を行い、印字後の前記被印字テープと前記中間層テープと前記基材テープとを貼り合わせてラベルを作成するラベル作成装置に着脱可能に取り付けられることを特徴とするラベル作成装置用カートリッジ体。
  9. 筐体と、
    この筐体に設けられ、基材テープを巻回した第1ロールを備えた第1カートリッジ及び前記基材テープに貼り合わされる被印字テープを巻回した第2ロールを備えた第2カートリッジを有し、前記第1カートリッジは前記第2カートリッジに係合し一体化可能に構成されており、前記第1カートリッジは当該第1カートリッジが前記第2カートリッジ又はラベル作成装置より取り外される際に前記第1ロールより繰り出される前記基材テープを切断する切断手段を備えるように構成されたカートリッジ体を着脱可能なカートリッジホルダ部と、
    前記基材テープ及び前記被印字テープを前記第1ロール及び前記第2ロールからそれぞれ繰り出すための繰り出し駆動軸とを有し、
    前記第1カートリッジの前記第1ロール及び前記第2カートリッジの前記第2ロールから前記基材テープ及び前記被印字テープをそれぞれ同時に繰り出しながら、前記被印字テープに所定の印字を行い、印字後の前記被印字テープと前記基材テープとを貼り合わせてラベルを作成することを特徴とするラベル作成装置。
  10. 請求項記載のラベル作成装置において、
    前記第1カートリッジが交換されたことを検出する交換検出手段と、
    前記基材テープを前記第1ロールから繰り出して前記第1カートリッジ外へと排出するための排出駆動軸と、
    前記交換検出手段で前記第1カートリッジの交換が検出された場合、前記排出駆動軸を駆動開始するとともに前記繰り出し駆動軸を駆動開始する処理と、前記第1ロールから繰り出され前記第1カートリッジ外へ排出された前記基材テープと前記第2ロールから繰り出された前記被印字テープとを接着する処理からなる一連の処理である初期化処理を行うことを特徴とするラベル作成装置。
  11. 請求項又は1記載のラベル作成装置において、
    前記カートリッジホルダ部は、前記第2カートリッジを取り付けた状態で、前記第1カートリッジを着脱可能に構成されていることを特徴とするラベル作成装置。
  12. 請求項乃至1のいずれか1項記載のラベル作成装置において、
    前記カートリッジホルダ部は、前記基材テープとして、情報を記憶するIC回路部及びこのIC回路部に接続され情報の送受信を行うアンテナ部を備えた無線タグ回路素子を複数個有するタグテープを前記第1ロールに巻回した前記第1カートリッジを着脱可能であり、
    かつ、前記無線タグ回路素子に備えられたIC回路部の無線タグ情報にアクセスするアクセス情報を生成するアクセス情報生成手段と、
    このアクセス情報生成手段で生成したアクセス情報を、前記無線タグ回路素子の前記IC回路部に無線通信を介して非接触で伝達し、前記無線タグ情報にアクセスを行う情報アクセス手段とを設けたことを特徴とするラベル作成装置。
  13. 請求項1記載のラベル作成装置において、
    前記タグテープ上における前記無線タグ回路素子の配設間隔情報を検出するタグ間隔検出手段を有することを特徴とするラベル作成装置。
  14. 請求項1記載のラベル作成装置において、
    前記無線タグ回路素子の配設間隔情報と前記所定の印字を行うための印字長さ情報とを比較する比較手段と、
    この比較手段の比較結果に応じた報知を行うための報知信号を出力する報知信号出力手段とを有することを特徴とするラベル作成装置。
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