JP2000001351A - 透水性硬化物およびその形成方法 - Google Patents

透水性硬化物およびその形成方法

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Shoji Sakurai
昭二 桜井
Kazuo Yoshida
和夫 吉田
Yoichi Ichikawa
洋一 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い透水性、耐久強度および流動施工性を有
する透水性硬化物を得る。 【解決手段】 セメント100重量部、粒径1〜30m
mの骨材300〜500重量部およびクロロプレンゴム
をベースとしてバインダー5〜30重量部を含むセメン
トモルタルまたはコンクリート組成物にポリシロキサン
系消泡分散助剤粉末0.01〜0.5重量部を混入して
硬化させ透水性硬化物を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透水性硬化物およ
びその形成方法に関する。さらに詳しくは、高い透水性
および耐久強度を有する透水性硬化物およびその形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年様々な非透水性構築物による都市化
が進むに従い、多方面でその弊害が表れてきている。即
ち地表面の遮水、都市河川の氾濫、地下水の急激な減少
と地盤沈下、生態系の変化と樹木発育阻害などが様々な
形で表れ、社会的にも大きな問題となっている。このた
め舗装分野においては、人に優しい、ゆとり、美しさの
ある、長寿命安全快適性化などの観点から、その解決は
急務となっている。
【0003】その解決方法として、透水性を有する構造
材料の開発が望まれており、透水性アスファルト、透水
性セメントモルタルまたはコンクリートなどが知られて
いる。透水性アスファルトは、アスファルトバインダー
の改良により透水性、保水性、強度などが改良されつつ
あるが、いまだ十分でなく、気温の上昇により軟化、溶
融し、また経年変化が大きく、目詰まり、空隙率の低下
により透水性を増々悪化させるという問題点がある。
【0004】透水性セメントモルタルまたはコンクリー
トにおいては、透水性を改良するために、配合混合物中
の骨材を限定配合したり、水分散性ゴム、水分散性合成
樹脂を配合したりして、透水性を高める方法が提案され
ている。しかしこれらの方法では、凝集分散性が悪くな
って、透水性のバラツキが大きく、機械的強度とその長
期耐久性、耐乾燥収縮ひび割れ性や流動施工性などのバ
ランスが取れた透水性セメントモルタルまたはコンクリ
ートは得られていない。
【0005】例えばセメントモルタルまたはコンクリー
トにSBR系ゴムを配合した場合、凝集分散性が悪いた
め、初期強度発現性、あるいは透水性のバラツキが大き
く、流動施工性、長期耐久性が悪く、乾燥収縮ひび割れ
が発生しやすい。またアクリル系、エポキシ系などの樹
脂を配合した場合は、樹脂本来の耐候性、耐水性、耐薬
品性が劣るため、安定した高い透水性、耐久強度が得ら
れずさらに保水性、流動施工性、作業性に劣るなどの問
題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来の問題点を解決するため、透水性、長期耐
久性、流動施工性などに優れる透水性硬化物およびその
形成方法を提案することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次の透水性硬化
物およびその形成方法である。 (1) セメント100重量部、粒径1〜30mmの骨
材300〜500重量部およびクロロプレンゴムをベー
スとしたバインダー5〜30重量部を含むセメントモル
タルまたはコンクリート組成物の硬化物からなる透水性
硬化物。 (2) バインダーがカチオン性クロロプレン系ゴムラ
テックスである上記(1)に記載の透水性硬化物。 (3) セメント100重量部、粒径1〜30mmの骨
材300〜500重量部およびクロロプレンゴムをベー
スとしたバインダー5〜30重量部を含むセメントモル
タルまたはコンクリート組成物にポリシロキサン系消泡
分散助剤粉末0.01〜0.5重量部を混入して硬化さ
せることを特徴とする透水性硬化物の形成方法。
【0008】本発明の透水性硬化物を形成するセメント
モルタルまたはコンクリート組成物に使用されるセメン
トは一般的に市販されているものが使用可能である。例
えば一般的に使用されているポートランドセメントの他
に、早期解放、使用が必要な場合には早硬性セメントを
用いるなど、用途に応じた特殊セメントを用いることも
できる。セメントの量は、1m3のセメントモルタルま
たはコンクリート組成物を得るためには、300〜40
0kgが好ましい。このセメント量が400kgより多
くなると、目詰まり、空隙率の低下により透水性を悪化
させ、300kgよりも少なくなると、透水性は向上す
るが、強度的に十分な性能を有する製品が得られない場
合がある。
【0009】本発明で用いるセメントモルタルまたはコ
ンクリート組成物の他方の主材料として使用される骨材
としては、セメントモルタルおよびコンクリートの骨材
として用いられるものがそのまま使用でき、一般的に市
販されているものが使用可能であるが、乾燥砕石骨材が
好ましい。粒度については、粒径1〜30mm、好まし
くは2〜25mmが適しており、特に6号(粒径5〜2
0mm)もしくは7号(粒径2.5〜13mm)の単独
またはそれらの混合物が好ましい。乾燥砕石骨材は経済
的、景観的観点から前記粒度の砂利、陶磁器などのセラ
ミックス砕石を単独または併用しても良い。また安定し
た性能を有する製品が得られるようにするためには、付
着水分は105℃で15分間乾燥した乾燥砕石骨材に対
して3重量%以下のものが好ましい。
【0010】骨材の配合量は、セメント100重量部に
対して300〜500重量部、好ましくは350〜45
0重量部である。300重量部未満の場合は、目詰ま
り、空隙率の低下により透水性を維持できず、500重
量部を越える場合は、バインダーの割合が少なくなり、
強度的に十分な性能を有する製品が得られない。
【0011】本発明の組成物で使用するバインダーはク
ロロプレンゴムをベースとしたバインダーであるが、こ
れにカチオン基を導入したものが好ましく、さらにこれ
に他の親水基を導入したものでもよく、ゴム成分が40
〜50重量%のものが適している。上記のカチオン基、
および親水基の導入は、クロロプレンの重合の段階でカ
チオン基および/または親水基を有する化合物をコモノ
マーとして添加することにより、あるいは重合後にこれ
らの化合物を用いたグラフト重合等によって変性するこ
とにより行うことができる。カチオン基の導入にはアン
モニウムクロリド系化合物がよく用いられ、親水基の導
入にはアクリル酸系、アクリルアミド系、水酸基含有ア
クリル酸エステル系またはビニルアセテート系化合物が
よく用いられる。カチオン基の導入量はゴム成分固形分
量に対し0.2〜0.6重量%、好ましくは0.4〜
0.6重量%であり、親水基の導入量は同じく2〜8重
量%、好ましくは3.5〜5.5重量%である。
【0012】本発明のセメントモルタルまたはコンクリ
ート組成物中の上記バインダーの配合量は、ゴム成分の
固形分量としてセメント100重量部に対して5〜30
重量部、好ましくは7.5〜20重量部である。バイン
ダーの配合量は、ラテックス中に含まれるポリマーの固
形分量で表わされ、上記の範囲内で添加された場合、曲
げ強度で10〜60%(25kg/cm2以上)、圧縮
強度で50〜300%(200kg/cm2以上)の向
上と透水係数で0.1〜1cm/sec程度の高い透水
性が得られるが、配合量が5重量部に満たない場合は強
度が向上せず、一方30重量部を越える場合は流動施工
性が劣り、透水性も低下する。
【0013】本発明の透水性硬化物の形成方法で使用さ
れるポリシロキサン系消泡分散助剤粉末は、消泡作用に
よりセメントの分散性を高めるもので、変性ポリシロキ
サン系有機化合物処理シリカ系無機化合物が好ましく、
特にポリシロキサンとポリエーテルの共重合体である変
性ポリシロキサン系有機化合物により、シリカ、コロイ
ダルシリカ等のシリカ系無機化合物粉末をアセトン、メ
タノール等の極性有機溶媒中で加熱下に処理して得られ
たものが好ましい。ポリシロキサンに対するポリエーテ
ルのモル比は0.4〜1、好ましくは0.55〜0.7
5、変性ポリシロキサン系有機化合物に対するシリカ系
無機化合物の重量比は0.75〜1.15、好ましくは
0.9〜1.05である。このようなポリシロキサン系
消泡分散助剤粉末の粒径は2〜120μm、好ましくは
8〜32μmが適当である。またその揮発分は安定した
性能を有する製品が得られるようにするためには、10
5℃で15分間乾燥した消泡分散助剤粉末に対して1重
量%以下のものが好ましい。
【0014】ポリシロキサン系消泡分散助剤粉末の配合
量は、セメント100重量部に対して0.01〜0.5
重量部、好ましくは0.05〜0.4重量部である。こ
の分散助剤粉末が0.5重量部を越えても良いが、コス
ト高になったり、微粒子のため大量添加された場合、目
詰まり、空隙率の低下を招き透水性を悪化させやすい。
一方、無添加ないしは0.01重量部未満添加の場合
は、消泡効果が小さくなり、そのため透水性のバラツキ
が大きく、機械的強度、長期耐久性、流動施工性の低下
を起こし、乾燥収縮ひび割れが発生しやすく、十分な性
能を有する製品が得られない。
【0015】水の量は任意に選択できるが、セメント1
00重量部に対して20〜40重量部、好ましくは25
〜35重量部、即ち、水セメント比(W/C)が20〜
40重量%となるような割合に配合するのが好ましい。
20重量%未満では十分な混練りができず、強度的に十
分な性能を有する製品が得られ難く、一方40重量%を
越えると目詰まり、空隙率の低下により、透水性を維持
できず、製品が不均一になって強度的に十分な性能を有
する構造物が得られないことがある。
【0016】本発明のセメントモルタルまたはコンクリ
ート組成物には、従来から用いられてきたセメントモル
タルまたはコンクリート組成物用添加剤を配合すること
ができる。例えばベンガラその他の着色剤(3〜5重量
%)、セルロース系その他の増粘剤(0.01〜0.5
重量%)のほか、目的に応じて任意のものが配合でき
る。
【0017】本発明のセメントモルタルまたはコンクリ
ート組成物は、通常前述のセメント、骨材、バインダ
ー、消泡分散助剤粉末および水を所定の配合割合で用
い、左官用ミキサーのような混合機で3分間以上混練り
して施工に供される。このようにして用意されたセメン
トモルタルまたはコンクリート組成物は流動施工性が良
好で、通常のロール転圧仕上げ法、敷均し振動フィニッ
シャー法などの施工方法により、所定部位に容易に自由
な形状、大きさに打設することができる。そしてこれを
硬化させて硬化物を形成させることにより、安定した高
い透水性、耐久強度を有するセメントモルタルまたはコ
ンクリート製品、構築物等の透水性硬化物を形成するこ
とができる。この場合前記ポシロキサン系消泡分散助剤
をセメントモルタルまたはコンクリート組成物に混入す
ることにより気泡の生成を防止してセメントの分散性を
高めることができる。
【0018】本発明の透水性硬化物は、大きな空隙率
(15〜30%)、優れた凍結融解抵抗性、耐候性、耐
薬品性、機械的強度、冷熱繰返し抵抗性などを持ち、こ
れにより高い透水性、高耐久強度が得られ、車道、歩
道、駐車場、公園などの道路舗装、農芸用、地中埋設透
水板、濾過板、暗渠製品などに広く利用することができ
る。
【0019】本発明の透水性硬化物のバインダーを構成
するクロロプレン系ゴムラテックスは透水性が小さいた
め、バインダーとして使用された場合、バインダー内部
に透水せず、バインダー自身の劣化、中性化を防止で
き、高い耐久強度を得ることができる。この場合前記粒
径の骨材を用いることにより間隙を形成した状態でバイ
ンダーにより固着することができ、これにより透水性が
得られるが、この状態でクロロプレン系ゴムラテックス
からなるバインダーが骨材およびセメントを被覆して耐
久強度を高める。ここで気泡が混入すると耐久強度が低
くなるが、ポリシロキサン系消泡分散助剤粉末により消
泡することにより、耐久強度が高くなる。
【0020】本発明においてクロロプレン系ゴムラテッ
クスを用いるのは、耐水性の高いクロロプレン系ゴムラ
テックスを用いるに際し、そのセメントおよび骨材との
混和性を高めるためであるが、このとき凝集性を小さく
するためにカチオン性にして用いるのが好ましく、さら
にセメントや骨材との混和性を高めるために親水基を導
入するのが好ましい。
【0021】本発明においてポリシロキサン系消泡分散
助剤粉末は、セメントとの混和性を高めるために粉末の
状態で利用することができる。この場合シリカ系無機化
合物粉末をポリシロキサン系有機化合物で処理したもの
を利用することにより、ポリシロキサンを粉末状とし、
効率よくセメントに分散させることができる。変性ポリ
シロキサン系有機化合物はポリエーテル系で変性された
ことによりクロロプレン系ゴムラテックスとの混和性が
高まると同時に、消泡効果が向上しバインダーの分散性
が高くなって均一かつ耐久強度のある製品が得られる。
【0022】本発明の透水性セメントモルタルまたはコ
ンクリート組成物は、コンクリート、陶磁器材、鋼材、
木材、一部の樹脂材などに対して優れた接着強度を持つ
ため、例えば網目状にした鋼線やグラスファイバーなど
と複合、硬化させて複合透水性硬化物を形成することに
より、さらに強化された透水性硬化物を形成することが
できる。またモルタルセメントまたはコンクリート組成
物の打設成型時に陶磁器タイル、カラー骨材などを上乗
せ等により取付けて、モザイク模様などの各種模様、色
彩を付加された透水性硬化物を形成することもできる。
なお上乗せ等により取付ける骨材は前記組成物としての
骨材には算入しない。
【0023】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例を挙げて説明す
る。
【0024】実施例1〜5、比較例1〜4 ポートランドセメント、乾燥砕石骨材7号、バインダー
としてカチオン性クロロプレン系ゴムラテックス(カチ
オン性、固形分45重量%)、消泡分散助剤粉末として
変性ポリシロキサン系有機化合物によりシリカ系無機化
合物粉末を処理したもの、および水を用いて、表1に示
す配合割合で配合、混合、混練りした後、製品について
材令28日で各種試験を行った。試験結果は表1に示す
とおりである。
【0025】なお乾燥砕石骨材の付着水分は105℃で
15分間加熱した乾燥砕石骨材に対して1.8重量%で
あり、消泡分散助剤粉末の揮発分は105℃で15分間
加熱した消泡分散助剤粉末に対して0.8重量%であ
る。
【0026】バインダーとしてのカチオン性クロロプレ
ン系ゴムラテックスは次のようにして製造した。通常の
アルカリ性乳化重合方法によって得られたクロロプレン
系ゴム(平均分子量38×104)ラテックス中にカチ
オン基導入のためアンモニウムクロリド系化合物をゴム
成分固形分量に対し0.5重量%添加して反応させ、さ
らに親水基導入のためビニルアセテート系化合物をゴム
成分固形分量に対し4重量%、水溶液で滴下添加し、5
0℃にて5時間反応させた。
【0027】消泡分散助剤粉末は平均粒径16μmのも
のであり、次のようにして製造した。モル比0.6のポ
リシロキサンとポリエーテルの共重合体である変性ポリ
シロキサン系有機化合物(平均分子量15×104)を
メタノール中に溶解し、さらに前記有機化合物と等重量
の疎水性シリカ系化合物粉末を加え55℃にて8時間処
理した。
【0028】試験方法は次の通りである。曲げ、圧縮強
度はそれぞれJIS A−1106、A−1108に準
じて評価した。透水係数はJIS A−1218の定水
位法に準じて評価した。空隙率はJIS A−1116
に準じて下式によって求めた。 空隙率(%)=(〔1一単位容積重量(W)〕/比重
(T))×100 比重(T):空隙部がまったくないものとして計算した
単位容積重量(g/cm3) 単位容積重量(W):容器中の試料の重量(g)/容器
の容積(cm3
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなように、実施例1〜5で
は曲げ強度、圧縮強度、透水係数がともに優れている
が、ポートランドセメント100重量部に対して、乾燥
砕石骨材7号が300重量部未満では透水係数が劣り
(比較例1)、500重量部を越えると圧縮強度が弱く
なり(比較例2)、クロロプレン系変性ゴムラテックス
が5重量部未満では圧縮強度が弱くなり(比較例3)、
30重量部を越えると透水係数が低くなる(比較例
4)。
【0031】
【発明の効果】本発明の透水性硬化物は、セメント、特
定の骨材および特定のバインダーを所定の配合割合で含
むセメントモルタルまたはコンクリート組成物を硬化さ
せるため、高い透水性および耐久強度を有し、舗装分野
をはじめ広く利用することができる。
【0032】本発明の透水性硬化物の形成方法によれ
ば、上記のセメントモルタルまたはコンクリート組成物
に特定の消泡剤を混入して硬化させるため、通常のロー
ル転圧仕上げ法、敷均し振動フィニッシャー法などの打
設施工方法により、良好な施工作業性で所定の部位に高
い透水性および耐久強度を有する透水性硬化物を形成す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C04B 103:50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント100重量部、粒径1〜30m
    mの骨材300〜500重量部およびクロロプレンゴム
    をベースとしたバインダー5〜30重量部を含むセメン
    トモルタルまたはコンクリート組成物の硬化物からなる
    透水性硬化物。
  2. 【請求項2】 バインダーがカチオン性クロロプレン系
    ゴムラテックスである請求項1に記載の透水性硬化物。
  3. 【請求項3】 セメント100重量部、粒径1〜30m
    mの骨材300〜500重量部およびクロロプレンゴム
    をベースとしたバインダー5〜30重量部を含むセメン
    トモルタルまたはコンクリート組成物にポリシロキサン
    系消泡分散助剤粉末0.01〜0.5重量部を混入して
    硬化させることを特徴とする透水性硬化物の形成方法。
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