JP2010056448A - アース接続構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によるアース接続構造は、一対の上下シャシ10、20を嵌合してなる筐体と、この下シャシ20に電子部品を内装したシールドケース24を実装して固定されるプリント基板22と、上シャシ10に固定されて弾性を有して嵌合時に電子部品24に圧接してアース接続させるリードプレート12とを備える。そして、リードプレート12は、電子部品24に圧接する接点部12aと、この接点部12aの延在方向と直交して端部に延在して上シャシ10に固定する固定部12bと、この固定部12bの差し込み方向の後端部と両側部とから垂直にコ字状リブを延在させた保持部12cとを一体に設け、上シャシ10に保持部12cを把持して差し込み可能にし、筐体内で内部部品26に保持部12cを近接させる。
【選択図】 図1
Description
図7に示すように、従来のアース接続構造の一実施形態として、上シャシ(図示せず)及び下シャシ30を嵌合してなる金属体の筐体を備え、この下シャシ30内に電子部品を内装したシールドケース34を実装したプリント基板32を固定して収納している。そして、この下シャシ30の側壁の上端に、金属体からなるリードプレート38を装着できるように形成しており、このリードプレート38をシールドケース34に半田付けなどにより接続することで、シールドケース34を筐体にアースできるように形成している。
しかし、図7に示したアース接続構造では、リードプレート38を下シャシ32の側壁上端に確実に取り付けないと容易に外れるとともに、シールドケース34に半田付けするため工程が増えて製造コストがかかるという不具合がある。また、リードプレート38を下シャシ32の側壁上端に、ネジ(図示せず)などで固定すると、部品が増えて分解時に新たにドライバ(工具)が必要になり、より製造コストが増加してしまう。
しかしながら、図8に示したアース接続構造も、上シャシ50にリードプレート52をネジ1により固定する製造工程を含んでいるため、部品数及び製造工数を十分に削減することはできなかった。
ここで、固定部12bは、接点部12aの延在する端部aに直交して略T字になるように薄板状に延在しており、その先端を差し込み方向(矢印B方向)に上シャシ10の第1及び第2穴20a、20b(図2参照)に差し込むことで固定される。より具体的に、固定部12bは、図4(a)に示すように、上シャシ10に差し込む先端をL字状に屈曲させて段差になるように延在させてその中央部に突出する凸部12b−2を一体に形成している。また、固定部12bは、図3に示した接点部12aの端部aの近傍に、図4(a)に示したように、前述した先端の段差のようにL字状に屈曲させたフック部12b−1を更に一体に形成している。この段差は、上シャシ10の肉厚に応じて形成する。尚、接点部12aと固定部12bとをT字状に直交させて設けた実施例を説明したが、例えば、接点部の延在方向と同じ方向に固定部を延在させてI字状に設けても良い。
また、保持部12cは、図4(a)に示したように、後端部bを差し込み方向に対して垂直上方に折り曲げ、その両側部c(図3参照)も同様に折り曲げることで、コ字状のリブになるように形成している。この保持部12cは、後述するが、上シャシ10に差し込む際に、作業者が把持して差し込めるように把持するとともに固定用に用いられる。
さらに、接点部12aは、図4(b)に示すように、前述した固定部12bの位置に対して、若干傾斜して垂れ下がるように傾けた状態で形成され、図1に示したプリント基板22に実装したシールドケース24に適度な弾性を有して圧接できるように形成している。
まず、図5(a)に示すように、リードプレート12は、上シャシ10に差し込む際、作業者がコ字状リブからなる保持部12cを把持し、その先端の凸部12b−2側を、上シャシ10の第2穴20bに斜め方向に差し込むことで、上シャシ10の内壁に凸部12b−2が当接して付勢させながら圧入される。この際、リードプレート12のフック部12b−1は、第1穴20aに同時に挿入されて、L字状のフックに上シャシ10の肉厚を挟むように固定される。
そして、固定部12bの凸部12b−2とフック部12b−1とが第2穴20b及び第1穴20aに嵌入された後、リードプレート12の後端部bの保持部12cを、図5(b)に示すように更に押すことで、凸部12b−2を第3穴20cに嵌入させて差し込みを完了する。尚、上シャシ10に第3穴20cを、リードプレート12に凸部12b−2を設けて嵌合させる実施例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、上シャシ10に凸部を、リードプレート12に第3穴を設けても良い。
ここで、シールドケース24は、筐体内の中央に収納される内部部品26に対し、その周囲によけて配置されるため、本発明によれば筐体内の周囲で安全にアースすることが可能なことが理解できる。また、リードプレート12は、図2(a)に示した第3穴20cに、図4に示した凸部12b−2が嵌入することで差し込み方向の位置決めが行われるとともに、フック部12b−1が第1穴20aに嵌入することで差し込み方向と直交する左右方向の動きが抑制されて位置決めが行われ、確実に固定されることも分かる。
尚、筐体は、金属体として、例えば、リードプレート12を固定する上シャシ10のみが、少なくとも一部または全てを金属体にすることでアース接続できることは言うまでもない。
例えば、車載用のカーオーディオに採用したアース接続構造の実施形態を説明したが、これに限定されるものではなく、車載用機器に限定されず、船舶や飛行機などに搭載する移動体電子器機におけるアース接続構造に採用しても良い。
12 リードプレート
12a 接点部
12b 固定部
12c 保持部
20 下シャシ
22 プリント基板
24 シールドケース
26 内部部品
Claims (5)
- 一対のシャシを嵌合してなる筐体と、
前記一対のシャシいずれか一方に電子部品を内装するシールドケースを実装して固定されるプリント基板と、
前記プリント基板を固定した一方のシャシと異なる他方のシャシに固定され、板状で弾性を有して前記嵌合時にバネ圧により前記シールドケースに圧接して前記筐体とアース接続させる接点部を備え、この接点部の延在する端部に延在して前記他方のシャシに差し込まれて固定される固定部を一体に有し、前記固定部の差し込み方向の後端部と両側部とから垂直にコ字状リブを延在してなる保持部を更に一体に設けたリードプレートとを備え、
前記リードプレートは、前記他方の筐体にコ字状リブの前記保持部を把持して差し込むとともに、前記筐体の嵌合後に前記保持部の後端部が前記筐体内に収納される内部部品(メカ部品)に近接して配置されて差し込み方向と逆方向に抜けることを防止することを特徴とするアース接続構造。 - 請求項1に記載のアース接続構造において、
前記リードプレートは、前記筐体に前記差し込み方向に間隔を有して開口する第1、第2、第3穴を開口し、前記固定部の先端が前記差し込み方向中央の第2穴に挿入されて前記筐体内から前方の前記第3穴に向かって押されて嵌入する凸部を有し、この凸部が前記第2穴に差し込まれる際に前記固定部の後方でL字状に突出して前記第1穴に挿入されて係合するフック部を備えることを特徴とするアース接続構造。 - 請求項2に記載のアース接続構造において、
前記リードプレートは、前記凸部が前記第3穴に嵌入して差し込み方向の位置決めを行うとともに、前記フック部が前記第1穴に嵌入して差し込み方向と直交する左右方向の位置決めを行うことを特徴とするアース接続構造。 - 請求項1〜3いずれかに記載のアース接続構造において、
前記シールドケースは、前記筐体内の中央に収納される前記内部部品に対し、その周囲に配置されることを特徴とするアース接続構造。 - 請求項1〜4いずれかに記載のアース接続構造において、
前記電子部品は、チューナであることを特徴とするアース接続構造。
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