JP5471814B2 - 外部接続が可能な電子回路ユニット - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に搭載され、複数本の電線を介して外部回路に接続されることが可能な電子回路ユニットに関するものである。
従来、車両に搭載される電子回路ユニットとして、電子回路が組込まれた回路基板と、この回路基板上の接続用導体に外部接続用の電線を接続するための基板用コネクタとを備えたものが多く知られている。さらに、その基板用コネクタとして、当該回路基板の縁部に装着される、いわゆるカードエッジ型のコネクタが知られている。
例えば、下記の特許文献1は、図21に示すように、複数の電線の端末にそれぞれ設けられる端子92と、これらの端子92を保持する端子側ハウジング94と、回路基板96の縁部に固定される基板側ハウジング98とを備えたコネクタを開示する。
前記各端子92は、前記回路基板96の厚み方向に弾性変位可能な弾性接触片93を有する。この弾性接触片93は、前記回路基板96の表面と接触する際に当該表面から反力を受けて弾性変位し、その弾性復帰力によって当該表面上の接続用導体に圧接する。
前記端子側ハウジング94は、前記各端子92の弾性接触片93が前記回路基板96をその表裏両側から挟み込み、かつ、回路基板96の幅方向に沿って複数個の端子92が並ぶような配列で、これらの端子92を保持する。前記基板側ハウジング98は、前記端子側ハウジング94を受入可能な形状を有し、前記各端子92の弾性接触片93が前記回路基板96の接続用導体に接触する位置で前記端子側ハウジング94を係止する。
特開2008−112682号公報
前記コネクタ90を用いた電子回路ユニットでは、全体の小型化及び構造の簡素化が難しい。具体的に、前記コネクタ90は、複数の端子92を保持する端子側ハウジング94及びこの端子側ハウジング94を回路基板96側に係止する基板側ハウジング98を要する。さらに、前記回路基板は、所定のケース内に収容されるが、このケースは前記回路基板96に加えてこれに装着される前記コネクタ90を収容しなければならず、その分ケースが大型化する。
本発明の目的は、前記課題を解決すべく、回路基板と、これを収容するケースと、外部接続用の複数の端子とを含む電子回路ユニットであって、その小型化及び構造の簡素化が可能なものを提供することにある。
この電子回路ユニットは、縁部を有してその表面に複数の接続用導体が設けられる回路基板と、この回路基板を収容するケースと、前記回路基板の各接続用導体に接続されるべき電線の端末に設けられ、かつ、対応する接続用導体と接触可能な基板接触部をそれぞれ有する複数の端子とを備える。前記ケースは、特定方向に開口してこの開口から前記回路基板がその縁部を先頭にして当該回路基板の板厚方向と直交する方向である基板挿入方向に挿入されるのを許容する形状の第1ケース部材と、この第1ケース部材の開口をふさぐ様に当該第1ケース部材に着脱可能に装着される第2ケース部材とを有し、これら第1ケース部材及び第2ケース部材が相互に合体した状態で前記回路基板を収容する。前記第1ケース部材は、その開口と反対の側に位置しかつこの開口から前記基板挿入方向に挿入される回路基板の縁部の接続用導体に対して当該基板挿入方向と直交する方向から接触可能となる位置に前記各端子をそれぞれ保持する端子保持部と、当該端子保持部に保持される各端子と前記接続用導体とが接触する端子接触位置で前記回路基板を収容する基板収容部とを有する。前記端子保持部は、前記各端子がケースの外部から内部に向けて挿入可能な複数の端子収容室と、各端子収容室に挿入される端子を当該端子の基板接触部が前記接続用導体のうち対応する接続用導体に接触する位置にそれぞれ係止する複数の端子係止部とを有する。
この電子回路ユニットでは、前記第1ケース部材の端子保持部に前記各端子が保持された状態で、当該第1ケース部材内にその開口から前記基板挿入方向に沿って前記回路基板が挿入されることにより、この回路基板の先頭の縁部にある各接続用導体が前記各端子と接触して互いに導通する。従って、従来のように端子側ハウジングと基板側ハウジングとを併用することなく、各端子の基板接触部と回路基板の接続用導体との接触がケースを利用した簡素な構造で保証される。より具体的には、前記第1ケース部材の端子保持部における各端子収容室に端子が挿入されて係止されることと、同じ第1ケース部材内で回路基板が端子接触位置に保持されることとにより、当該回路基板の各接続用導体と前記各端子の基板接触部との接触が達成され、かつ、保持される。従って、従来のように端子を保持するための専用のハウジングを具備する必要がない。
しかし、この電子回路ユニットでは、前記第1ケース部材の開口と反対の側すなわち奥側に前記端子保持部が位置するから、当該開口から当該端子保持部までの距離が大きいほど、その開口から挿入される回路基板の縁部が前記端子保持部に至るまでの間に当該回路基板上に実装された部品が前記第1ケース部材の開口周縁部や内側面に当接しやすく、この当接が当該回路基板の機能に支承をきたす(例えば当該回路基板と当該部品との半田づけ部分を破損させる)おそれが高くなる。
そこで、この発明に係る電子回路ユニットは、前記の構成に加えてさらに、前記第1ケース部材の開口から挿入される回路基板またはこれに実装される部品と当該第1ケース部材との誤った接触を防ぐための手段を具備する。具体的には、前記第1ケース部材の内側に設けられ、前記基板挿入方向に沿って前記回路基板の縁部が挿通可能な誘い込み開口を囲む形状を有する誘い込み部材をさらに備える。この誘い込み部材は、その誘い込み開口が前記端子保持部よりも前記ケース部材の開口の近くに位置する誘い込み位置と、この誘い込み位置よりも前記端子保持部側に後退して前記端子接触位置に至るまでの前記回路基板の挿入を許容する後退位置との間で移動可能となるように前記第1ケース部材に取付けられる。この第1ケース部材は、前記誘い込み部材を前記誘い込み位置に仮係止する仮係止部を有する。前記回路基板は、当接部を有し、この当接部は、当該回路基板が前記基板挿入方向に挿入される際に当該回路基板に実装される部品が前記誘い込み位置に仮係止された誘い込み部材に当接する前に当該誘い込み部材に当接することにより当該仮係止を解除して当該誘い込み部材を前記後退位置まで後退させる。
この電子回路ユニットが具備する誘い込み部材は、前記誘い込み位置に仮係止された状態で、前記端子保持部よりも前記第1ケース部材の開口に近い位置に誘い込み開口を形成するので、この誘い込み開口内に前記回路基板の縁部(挿入方向先頭部位)を誘い込むことで、当該回路基板の挿入方向を安定させ、これにより、当該回路基板またはこれに実装される部品が第1ケース部材の不適当な部位に誤って接触することを抑止する。しかも、前記誘い込み開口内に前記回路基板が挿入された後は、当該回路基板に実装される部品が当該誘い込み部材に接触する前に当該回路基板の当接部が当該誘い込み部材に当接し、これにより前記仮係止を解除して当該回路基板を後退位置まで後退させるから、当該回路基板上の実装部品と当該誘い込み部材との接触も確実に阻止しながら、当該回路基板を正規の端子接触位置(すなわち当該回路基板の各接続用導体と端子保持部に保持される各端子とが接触する位置)に至らせることができる。
前記誘い込み部材は、好ましくは、前記後退位置において前記端子保持部を外側から拘束して当該端子保持部が前記回路基板から離れる向きに弾性変位するのを規制する形状を有するのがよい。この形状は、前記回路基板の誘い込み機能に加え、前記後退位置で前記端子保持部を外側から拘束することにより当該端子保持部に保持される端子と接続用導体との接触圧を保持する補強機能を前記誘い込み部材に付与する。さらに、前記端子保持部が前記誘い込み部材を前記後退位置に係止する本係止部を有すれば、前記誘い込み部材がより確実に前記補強機能を発揮することができる。
この場合、前記誘い込み部材は前記端子保持部よりも強度の高い材料で構成されることが好ましい。例えば、当該端子保持部を含む第1ケース部材が合成樹脂により形成され、前記誘い込み部材が当該合成樹脂よりも剛性の高い金属材料で形成されたものが、好適である。
一方、前記接続用導体は前記回路基板の縁部の表裏両面に設けられることが、より好ましい。この場合、前記端子保持部は、前記回路基板の一方の面上の接続用導体とそれぞれ接触する端子の群と他方の面上の接続用導体と接触する端子の群とを保持すればよい。さらに、前記誘い込み部材が前記後退位置において前記端子保持部の外側をその全周にわたり拘束する形状を有すれば、簡単な構成で前記両端子群を同時に外側から有効に拘束することができる。
前記第2ケース部材は、前記第1ケース部材の開口を塞ぐだけの単なる蓋部材として機能するものでもよいが、この第1ケース部材と同様に端子保持部を有するものであれば、ケースが保持する端子の数、さらには当該端子と回路基板側の接続用導体との接触箇所の数を飛躍的に増やすことが可能である。具体的には、次の構成を有すればよい。
a)前記回路基板が、互いに反対の側を向く第1縁部及び第2縁部を有して各縁部の表面にそれぞれ複数の第1の接続用導体及び複数の第2の接続用導体が設けられる。
b)前記端子として、前記回路基板の第1の接続用導体に接続されるべき電線の端末に設けられ、かつ、対応する第1の接続用導体と接触可能な基板接触部をそれぞれ有する複数の第1端子と、前記回路基板の第2の接続用導体に接続されるべき電線の端末に設けられ、かつ、対応する第2の接続用導体と接触可能な基板接触部をそれぞれ有する複数の第2端子とを備える。
c)前記第1ケース部材は、前記基板収容部及び前記端子保持部として、前記回路基板のうち前記第1縁部側の部分を収容する第1基板収容部と、前記各第1端子を保持する第1端子保持部とを有し、前記第2ケース部材は、前記回路基板のうち前記第2縁部側の部分を収容する第2基板収容部と、前記各第2端子を保持する第2端子保持部とを有する。前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材は、互いに合体した状態で、前記第1基板収容部及び前記第2基板収容部内で前記各第1の接続用導体が前記各第1端子に接触しかつ前記各第2の接続用導体が前記各第2端子に接触する端子接触位置に前記回路基板を保持する。
d)前記第1端子保持部は、前記各第1端子がケースの外部から内部に向けて挿入可能な複数の端子収容室と、これらの端子収容室に挿入される第1端子を当該第1端子の基板接触部が前記第1接続用導体のうち対応する第1接続用導体に接触する位置にそれぞれ係止する複数の端子係止部とを有し、前記第2端子保持部は、前記各第2端子がケースの外部から内部に向けて挿入可能な複数の端子収容室と、これらの端子収容室に挿入される第2端子を当該第2端子の基板接触部が前記第2接続用導体のうち対応する第2接続用導体に接触する位置にそれぞれ係止する複数の端子係止部とを有する。
かかる構成を有する電子回路ユニットでは、回路基板の第1縁部及び第2縁部にそれぞれ第1接続用導体及び第2接続用導体が設けられ、これらに第1端子及び第2端子が接触するから、回路基板に接続することが可能な電線の本数が増える。しかも、第1ケース部材の第1端子保持部及び前記第2ケース部材の第2端子保持部がそれぞれ第1端子及び第2端子を保持することと、両ケース部材の内側に前記回路基板が位置した状態で両ケース部材を合体させてその第1基板収容部及び第2基板収容部内に前記回路基板を保持することとにより、第1端子及び第2端子の基板接触部と第1接続用導体及び第2接続用導体との接触が同時に保証される。しかも、前記第1ケース部材が具備する誘い込み部材が当該第1ケース部材と前記回路基板またはこれに実装される部品との誤った接触を有効に抑止することができる。
さらに、前記第1ケース部材内に前記誘い込み部材として第1の誘い込み部材が設けられる一方、前記第2ケース部材内に前記基板挿入方向に沿って前記回路基板の縁部が挿通可能な誘い込み開口を囲む形状を有する第2の誘い込み部材が設けられれば、この第2ケース部材と前記回路基板またはこれに実装される部品との誤った接触も抑止することができる。具体的には、次の構成を有すればよい。
e)前記第2の誘い込み部材が、その誘い込み開口が前記第2端子保持部よりも前記第2ケース部材の開口の近くに位置する誘い込み位置と、この誘い込み位置よりも前記端子保持部側に後退して前記端子接触位置に至るまでの前記回路基板の挿入を許容する後退位置との間で移動可能となるように前記第2ケース部材に取付けられる。
f)前記第2ケース部材が、前記誘い込み部材を前記誘い込み位置に仮係止する仮係止部を有するものであり、前記回路基板は、前記当接部として第1当接部を有するとともに、これとは別の第2当接部を有し、この第2当接部は、当該回路基板が前記基板挿入方向に挿入される際に当該回路基板に実装される部品が前記誘い込み位置に仮係止された第2の誘い込み部材に当接する前に当該第2の誘い込み部材に当接することによりその仮係止を解除して当該第2の誘い込み部材を前記後退位置まで後退させる。
前記第2の誘い込み部材も、前記第1の誘い込み部材と同様、前記後退位置において前記第2端子保持部を外側から拘束して当該第2端子保持部が前記回路基板から離れる向きに弾性変位するのを規制する形状を有することが、より好ましい。この第2の誘い込み部材も、前記回路基板の誘い込みに加え、前記後退位置で前記第2端子保持部を外側から拘束することにより当該第2端子保持部に保持される第2端子と第2の接続用導体との接触圧を保持する補強部材を兼ねることができる。この場合も、前記第2端子保持部が前記第2の誘い込み部材を前記後退位置に係止する本係止部を有することで、前記第2の誘い込み部材が前記補強部材として機能するのをより確実にすることができる。
また、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材の形状を互いに同一の形状とすることも可能であり、これにより電子回路ユニットの生産性が高められる。
以上のように、本発明は、回路基板及びこれを収容して保持するケースを備えた電子回路ユニットであって、前記ケースに各端子を保持させることによって小型化及び構造の簡素化が可能なものを提供する。しかも、当該ケースを構成する部材のうちの少なくとも第1ケース部材に設けられた誘い込み部材が、当該第1ケース部材と前記回路基板またはこれに実装される部品との誤った接触を有効に抑止して当該接触に起因する部品の破損や半田不良の発生を防ぐ。
本発明の実施の形態に係る電子回路ユニットの第1ケース部材に回路基板が挿入された状態を示す断面斜視図である。 前記電子回路ユニットの第1ケース部材に前記回路基板が挿入される前の状態を示す断面斜視図である。 図2の状態を示す断面正面図である。 図2の状態を示す断面平面図である。 (a)は前記第1ケース部材によって第1誘い込み部材が誘い込み位置に仮係止された状態を示す断面正面図、(b)は当該第1ケース部材によって当該第1誘い込み部材が後退位置に本係止された状態を示す断面正面図である。 前記第1誘い込み部材及び第2誘い込み部材の形状を示す斜視図である。 前記回路基板の当接部が前記第1誘い込み部材に当接する位置まで当該回路基板が前記第1ケース部材に挿入された状態を示す断面斜視図である。 図7の状態を示す断面正面図である。 図7の状態を示す断面平面図である。 前記回路基板が前記第1ケース部材内に端子接触位置まで挿入された状態を示す断面斜視図である。 図10の状態を示す断面正面図である。 図10の状態を示す断面平面図である。 前記第1誘い込み部材がない場合に前記回路基板上の実装部品が前記第1ケース部材に誤って接触する例を示す断面正面図である。 前記第1ケース部材への挿入が完了した回路基板が第2ケース部材に挿入される前の状態を示す断面正面図である。 図14の状態を示す断面平面図である。 前記回路基板の当接部が第2誘い込み部材に当接する位置まで当該回路基板が前記第2ケース部材に挿入された状態を示す断面正面図である。 図16の状態を示す断面平面図である。 前記回路基板が前記第2ケース部材内に端子接触位置まで挿入された状態を示す断面正面図である。 図18の状態を示す断面平面図である。 前記第1誘い込み部材がない場合に前記回路基板上の実装部品が前記第2ケース部材に誤って接触する例を示す断面正面図である。 従来のカードエッジ型コネクタの例を示す断面図である。
本発明の好ましい実施の形態を図1〜図20を参照しながら説明する。
この実施の形態にかかる電子回路ユニットは、回路基板10と、これを収容するケースCSと、回路基板10に複数の電線Wを接続するための複数の第1端子30A及び複数の第2端子30Bとを備える。
前記回路基板10は、例えばプリント回路基板からなり、その表裏両面に回路構成用の導体パターンが配設されるとともに、回路を構成する電子部品が実装される。
この実施の形態にかかる回路基板10はほぼ矩形状をなす。その特定方向の両側の縁部−具体的には図1右側の第1縁部12A及び同図左側の第2縁部12B−の表側面上及び裏側面上にそれぞれ複数の薄板状の第1接続用導体14A及び第2接続用導体14Bが設けられる。これらの接続用導体14A,14Bは前記各縁部12A,12Bに沿って配列されている。
この実施の形態に係る回路基板10は、厳密には矩形状ではなく、前記各縁部12A,12Bを含む両端の領域に比べてこれらに挟まれた中間の領域で幅広となっている。換言すれば、当該回路基板10の中間領域には、回路基板10の幅方向両側にそれぞれ突出する突出部16が形成されている。
前記回路基板10上の部品(実装部品)は、前記中間領域内に集中して実装されている。換言すれば、これらの部品は当該中間領域内にのみ実装されており、当該中間領域を挟む両端領域(前記第1縁部12Aおよび前記第2縁部12Bをそれぞれ含む領域)には実装されていない。
前記ケースCSは、例えばプラスチックのように弾性変形しやすくかつ電気絶縁性を有する材料により成形され、かつ、この実施の形態では、前記回路基板10のうち前記第1縁部12A側を収容するための第1ケース部材CS1と、前記第2縁部12B側を収容するための第2ケース部材CS2とに分割されている。第1ケース部材CS1は第1基板収容部20A及び第1端子保持部40Aを有し、第2ケース部材CS2は第2基板収容部20Bおよび第2端子保持部40Bを有する。
前記各基板収容部20A,20Bは、相手方の基板収容部に向かって開口する形状を有し、その中に前記回路基板10の該当する半部がその板厚方向と直交する基板挿入方向に挿入されるのを許容する形状をもつ。具体的に、図1に示す例では、第1基板収容部20Aが左側に開口して回路基板10の右半部(第1縁部12A側の半部)の挿入を受入れ、第2基板収容部20Bが右側に開口して回路基板10の左半部(第2縁部12B側の半部)の挿入を受け入れる。
前記第1基板収容部20Aは、天壁22A、底壁23A、及び左右一対の側壁24Aを有し、同様に第2基板収容部20Bは、天壁22B、底壁23B、及び左右一対の側壁24Bを有する。前記天壁22A,22Bと、前記底壁23A,23Bとは、それぞれ互いに平行な姿勢で上下に配置される。両側壁24Aは天壁22Aと底壁23Aとの間に配設されてこれら天壁22A及び底壁23Aとともに四角筒体を形成し、同様に両側壁24Bは天壁22Bと底壁23Bとの間に配設されてこれら天壁22B及び底壁23Bとともに四角筒体を形成する。
前記各基板収容部20A,20Bの開口側の上下縁部には、当該縁部から外向きに突出する係合突起26と、当該縁部を貫通する係合孔27とがそれぞれ左右に並設される。前記各係合突起26は、相手方の基板収容部の係合孔27に嵌り込んで係合することが可能な形状を有する。そして、第1基板収容部20A側の係合突起26及び係合孔27と、第2基板収容部20B側の係合孔27および係合突起26とがそれぞれ互いに係合することで、図18及び図19に示されるように両ケース部材CS1,CS2が互いに合体した状態が保持される。
前記各第1端子30A及び各第2端子30Bはそれぞれ対応する電線Wの端末に装着される。各電線Wは、図略の導体と、これを覆う絶縁被覆からなる。当該電線Wの端末では前記絶縁被覆が部分的に除去されて前記導体が露出する。
前記各端子30A,30Bは、導体である金属板により形成され、対応する電線Wの端末に装着される。具体的に、各端子30A,30Bは、基板接触部31と電線接続部32とを前後に有する。電線接続部32は、左右の導体バレル33と左右のインシュレーションバレル34とを前後に有する。両導体バレル33は、電線Wの端末の露出した導体を抱き込むようにして当該導体に圧着され、これにより当該導体と導通する。両インシュレーションバレル34は、前記導体の露出部分よりも後ろ側に位置する絶縁被覆の部分を抱き込むようにして電線Wに圧着される。
前記基板接触部31は、図5(a)(b)に示すように、端子軸方向に延びる箱状の本体部35と、この本体部35から端子軸方向と直交する方向に膨出する形状の弾性接触片36とを有する。前記本体部35は、前記電線接続部32と一体に形成されたものであって、当該電線接続部32を構成する金属板の一部が角筒状に形成されたものである。この本体部35を構成する4枚の壁のうちの一つに、これを貫通する窓が形成される一方、前記弾性接触片36は、前記本体部35の内側から前記窓を通じて当該本体部35の外部に弓なりに膨出する。しかし、この弾性接触片36が前記回路基板10の縁部12の接続用導体14と接触する際には当該縁部12からの反力を受けて当該弾性接触片36が窓35a内に没入するように撓み変位し、その弾発力で前記接続用導体14に圧接する。
前記第1端子保持部40Aは、前記第1ケース部材10Aの第1基板収容部20Aの開口と反対の側に位置し、当該第1基板収容部20Aと一体に成形される。そして、前記各第1端子30Aの弾性接触片36がそれぞれ前記回路基板10の第1縁部12Aの両面の第1接続用導体14Aに同時に接触するような配列で当該第1端子30Aをまとめて保持する。同様に、前記第2端子保持部40Bは、前記第2ケース部材20Bの第2基板収容部20Bの開口と反対の側に位置し、当該第2基板収容部20Bと一体に成形される。そして、前記各第2端子30Bの弾性接触片36がそれぞれ前記回路基板10の第2縁部12Bの両面の第2接続用導体14Bに同時に接触するような配列で当該第2端子30Bをまとめて保持する。この実施の形態では前記第1端子保持部40Aおよび前記第2端子保持部40Bの約半分がそれぞれ第1ケース部材10A内及び第2ケース部材10B内に位置し、後述のような回路基板10の両縁部12A,12Bの保持に寄与する。
前記各端子保持部40A,40Bは、互いに平行に延びる上下一対の天壁41及び底壁42と、当該天壁41と底壁42との間に位置する中間壁44と、左右一対の側壁46とをそれぞれ有し、前記天壁41と前記中間壁44との間、及び前記底壁42と前記中間壁44との間に、左右方向に並ぶ複数の端子収容室45がそれぞれ形成される。各端子収容室45は、これに対応する端子30A,30BがケースCSの外側から内側に向かって挿入されてその弾性接触片36が前記基板収容部20内に臨むのを許容する形状を有する。
前記各中間壁の前端(図7において第1端子保持部40Aでは左端、第2端子保持部40Bでは右端)44aは前記天壁41および前記底壁42の前端よりも後ろ側に位置し、この中間壁44の前端44aの前側に、前記回路基板10の各縁部12A,12Bがそれぞれ挿入可能な基板挿入空間が確保されている。そして、前記各端子30A,30Bの弾性接触片36が前記基板挿入空間に臨むように、当該各端子30A,30Bがそれぞれ端子保持部40A,40Bに保持される。
すなわち、前記天壁41と前記中間壁44との間の端子収容室に収容される端子30A,30B(上側列の端子)は、その弾性接触片36が下を向くように端子保持部40に保持され、前記底壁42と前記中間壁44との間の端子収容室に収容される端子30A,30B(下側列の端子)は、その弾性接触片36が上を向くように端子保持部40A,40Bに保持される。従って、前記中間壁44は、上側の端子30A,30Bの群と、下側の端子30A,30Bの群との間に介在する。
前記各ケース部材CS1,CS2の寸法は、これらケース部材CS1,CS2同士が合体したときにそれぞれの基板挿入空間内に前記回路基板10の縁部12A,12Bが完全に挿入されてその縁部12A,12Bの端面が各中間壁44の前端44aにそれぞれ突き当たるように、設定される。さらに、このときに前記各端子30A,30Bの弾性接触片36が前記回路基板10の各接続用導体14A,14Bにそれぞれ同時に接触するように、各端子保持部40A,40Bが各端子30A,30Bをそれぞれ保持する位置が設定されている。
つまり、両端子保持部40A,40Bの中間壁44の前端44aは当該前端44a同士の間で前記回路基板10をその基板挿入方向の両側から挟み込み、この挟み込まれた回路基板10の位置が、正規の「端子保持位置」に相当する。換言すれば、この実施の形態では、前記回路基板10の前記基板挿入方向に沿った寸法は、前記ケース部材CS1,CS2同士が合体したときの両中間壁44の前端44a同士の距離とほぼ同等に設定されている。
前記各端子保持部40A,40Bは、それぞれ、前記各端子30A,30Bを保持するための複数のランス(端子係止部)43を有し、さらに、当該端子30A,30Bを二重係止するための上下一対のリテーナ50A,50Bがそれぞれに付加される。
前記各ランス43は、前記各端子収容室45に対してケースCSの外部から(図1〜図4では左側から)挿入される端子30A,30Bと接触し、この接触時に当該端子30A,30Bから退避する向きに撓み変位することにより当該端子30A,30Bの挿入の進行を許容し、さらに当該端子30の挿入が完了した時点で弾性復帰することにより当該端子30の適所を係止する。この実施の形態では、前記ランス43の端部に内向きに突出する係止突起43aが形成され、この係止突起43aが前記端子30A,30Bの適所に係合して当該端子30A,30Bを一次係止する。
前記各リテーナ50A,50Bは、前記中間壁44の上側及び下側にそれぞれ配列された端子30の二重係止(前記ランス43による係止に加えての係止)を行うためのもので、それぞれ端子保持部40の天壁41及び底壁42に取付けられる。各リテーナ50A,50Bは、前記各端子30の配列方向と平行な方向(コネクタ幅方向)に延びる外側壁52と、この外側壁52から各端子収容室内に突出する複数の係止壁54とを有する。
一方、前記天壁41及び底壁42には、これらを厚み方向に貫通しかつ幅方向に横切る形状のリテーナ装着孔41a,42aがそれぞれ形成される。そして、前記各端子収容室45内に前記各端子30が挿入された状態で、前記リテーナ装着孔41a,42a内に前記リテーナ50A,50Bの外側壁52がそれぞれ外側から嵌着されることで、前記係止壁54が前記基板接触部31の後方に位置してその抜けを阻止する。
これらのリテーナ50A,50Bは本発明において必須のものではない。また、接続用導体14は必ずしも回路基板10の表裏両面に配設されていなくてもよく、その一方の面のみに配設されていてもよい。その場合、前記端子保持部40では前記端子30が一列にのみ配列されればよい。
この実施の形態では、コストの低減のため、第1ケース部材CS1の形状及び構造と、第2ケース部材CS2の形状及び構造が互いに同一に設定されている。しかし、これらは互いに異なっていてもよい。
さらに、この電子回路ユニットの特徴として、前記第1ケース部材10Aの内側には第1誘い込み部材60Aが設けられ、前記第2ケース部材10Bの内側には第2誘い込み部材60Bが設けられる。これらの誘い込み部材60A,60Bは、前記回路基板10の第1縁部12Aおよび第2縁部12Bが前記第1ケース部材10Aおよび第2ケース部材10Bにそれぞれ挿入される際に当該回路基板10やその実装部品が当該ケース部材10A,10Bに誤った接触をするのを防ぐべく、当該縁部12A,12Bを確実に端子接触位置(中間壁44の前端44aに当接する位置)へ誘い込むためのものであり、それぞれ前記第1端子保持部40Aおよび前記第2端子保持部40Bに装着される。
この実施の形態では、前記両誘い込み部材60A,60Bは互いに同一の形状、具体的には図6に示すような形状を有する。すなわち、各誘い込み部材60A,60Bは、略矩形状の前壁62と、この前壁62の周縁から後方に延びる略角筒状の周壁とを一体に有し、当該周壁は、上下の天壁64及び底壁65と左右両側壁66とで構成される。
前記前壁62は、前記端子保持部40A,40Bの前側(ケース中央側すなわちケース部材10A,10Bの開口に近い側)に位置し、横方向に延びる矩形状の誘い込み開口63を囲む。換言すれば、当該前壁62にはこれを貫通する横長矩形状の貫通孔が形成されている。
この誘い込み開口63は、前記回路基板10のうちその第1縁部12Aおよび第2縁部12Bを含む両端部のみが挿入可能な形状を有する。具体的に、この誘い込み開口63は、前記回路基板10の第1縁部12A及び第2縁部12Bの幅寸法よりも僅かに大きくて当該回路基板10の中間領域(突出部16を含む領域)の幅寸法よりも小さい幅寸法を有し、前記回路基板10の厚みよりも僅かに大きい高さ寸法を有する。また、当該誘い込み開口63内への前記縁部(第1縁部12A及び第2縁部12B)の誘導のため、当該誘い込み開口63を囲む前壁62の内周面はケース中央側(ケース部材10A,10Bの開口に近い側)に向かうに従って前記誘い込み開口63を拡大させる形状を有する。
当該誘い込み部材60A,60Bの周壁は、前記端子保持部40A,40Bを外側から拘束する形状(この実施の形態では端子保持部40A,40Bをその全周にわたって囲む形状)を有する。前記第1誘い込み部材60Aは、その誘い込み開口63が前記第1端子保持部40Aよりも前記第1ケース部材10Aの開口の近くに位置する誘い込み位置(図2〜図9の位置)と、この誘い込み位置よりも前記第1端子保持部40A側に後退して前記端子接触位置に至るまでの前記回路基板10の挿入を許容する後退位置(図10〜図12の位置)との間で移動可能となるように前記端子保持部40Aに装着される。同様に、第2誘い込み部材60Bは、その誘い込み開口63が前記第2端子保持部40Bよりも前記第2ケース部材10Bの開口の近くに位置する誘い込み位置(図14〜図17の位置)と、この誘い込み位置よりも前記第1端子保持部40A側に後退して前記端子接触位置に至るまでの前記回路基板10の挿入を許容する後退位置(図18,図19の位置)との間で移動可能となるように前記端子保持部40Bに装着される。
前記各端子保持部40A,40Bは、それぞれ、前記誘い込み部材60A,60Bを前記誘い込み位置に仮係止するとともに当該誘い込み部材60A,60Bを前記後退位置に本係止する機能を有する。具体的に、この実施の形態では、図5(a)(b)に示すように、前記各端子保持部40A,40Bの天壁41及び底壁42(図5では第1端子保持部40Aの天壁41のみ図示)の外面上に外向きに突出する係止突起47,48が形成される。これらの係止突起47,48は、互いに前後方向に並び、前記誘い込み部材60A,60Bを前記誘い込み位置に仮係止するための仮係止部と、当該誘い込み部材60A,60Bを前記後退位置に本係止するための本係止部とを兼ねる。
一方、前記各誘い込み部材60A,60Bの天壁64及び底壁65(図5では第1誘い込み部材60Aの天壁64のみ図示)には、これを貫通する仮係止用孔67及び本係止用孔68が設けられている。仮係止用孔67は本係止用孔68よりも後ろ側(ケース部材開口から離れた側)に位置し、その位置及び大きさは、図5(a)に示すように、この仮係止用孔67内に前記係止突起47,48のうちの係止突起47のみが嵌り込み可能でかつその嵌り込みにより前記誘い込み部材60A,60Bが前記誘い込み位置に仮係止されるように、設定されている。これに対して本係止用孔68の位置および大きさは、図5(b)に示すように、この本係止用孔68内に両係止突起47,48が嵌り込み可能でかつその嵌り込みにより前記誘い込み部材60A,60Bが前記後退位置に本係止されるように、設定されている。
これらの誘い込み部材60A,60Bと前記回路基板10の突出部16との関係について、当該突出部16の位置及び形状は次の作用が得られるように設定されている。すなわち、図5(a)に示すように回路基板10の縁部(同図では第1縁部12Aのみ図示)が到達する前にその回路基板10の突出部16が誘い込み位置における誘い込み部材60A,60B(同図では第1誘い込み部材60Aのみ図示)の前壁62の左右縁部に当接し、その後、当該回路基板10が図5(b)に示す端子接触位置に到達するまで挿入されることによって当該突出部16が前記誘い込み位置での前記誘い込み部材60A,60Bの仮係止を解除して誘い込み部材60A,60Bを後退位置まで押し込むように、設定されている。
すなわち、前記突出部16は、前記第1ケース部材10A内への回路基板10の挿入に伴って前記第1誘い込み部材60Aと当接することにより当該第1誘い込み部材60Aをその誘い込み位置から後退位置まで押し込む第1当接部を構成するとともに、前記第2ケース部材10B内への回路基板10の挿入に伴って前記第2誘い込み部材60Bと当接することにより当該第2誘い込み部材60Bをその誘い込み位置から後退位置まで押し込む第2当接部を構成する。
次に、この電子回路ユニットの組立要領を説明する。
1)端子保持部40A,40Bへの端子30A,30Bの挿入、及び、リテーナ50A,50Bによる端子30A,30Bの二重係止が行われる。具体的には、前記リテーナ50A,50Bが端子保持部40における天壁41及び底壁42のリテーナ装着孔41a,42a内に嵌着され、かつ図示の位置よりも外側に浮いた仮係止位置にある状態で、端子保持部40の各端子収容室45内に各端子30がケースCSの外部から内部に向かって挿入される。この挿入された端子30には当該端子保持部40内のランス43が係合して当該端子30を係止する(一次係止)。これにより、各端子30が上下2段にわたって配列され、かつ、各端子30の弾性接触片36が内側を向く姿勢で各端子30が共通の端子保持部40内に保持される。この状態から前記リテーナ50A,50Bが前記仮係止位置からそれよりも前記端子保持部40の内方の本係止位置に押し込まれることにより、当該リテーナ50A,50Bの各係止壁54が対応する端子30A,30Bを二重係止する。
2)第1ケース部材10A内への回路基板10の挿入(図2〜図12)
1)及び2)と並行してもしくは前後して、第1ケース部材CS1の第1基板収容部20A内にその開口から回路基板10がその第1縁部12Aを先頭にして挿入される。そして、この先頭の第1縁部12Aが第1端子保持部40A側の中間壁44の前端44aに突き当たる位置(端子接触位置)に到達した時点で、当該第1縁部12Aの両面に設けられた各第1接続用導体14Aが各第1端子30Aの弾性接触片36に同時に接触する状態が形成される。
この第1縁部12Aの挿入の際、第1ケース部材10A内に設けられている第1誘い込み部材60Aは、当該第1縁部12Aが確実に前記端子接触位置に至るようにこれを誘導する。これにより、当該第1縁部12Aの挿入軌道が正規の軌道から大きく外れることによるトラブルを防ぐことができる。具体的には次のとおりである。
例えば、図13に示すように前記第1誘い込み部材60Aがない場合、前記第1ケース部材10A内に前記回路基板10の第1縁部12Aを挿入する初期の段階では、当該第1縁部12Aと当該第1ケース部材10Aとの相対位置関係が不安定であり、その位置ずれによって、当該回路基板10上に実装される部品(実装部品11)が同図に示されるように第1ケース部材10Aの開口周縁部等に誤って接触するおそれがある。この接触は、例えば当該実装部品11の半田付け部分にクラックを生じさせる等のトラブルを引き起こす可能性がある。
これに対し、図2〜図4に示されるように第1ケース部材10内に第1誘い込み部材60Aが設けられ、かつ、当該第1誘い込み部材60Aが前記誘い込み位置に仮係止されている状態(この実施の形態では第1誘い込み部材60Aの仮係止用孔67内に第1端子保持部40Aの係止突起47が嵌り込んでいる状態)で前記第1縁部12Aの挿入が行われれば、この第1縁部12Aがその挿入初期の段階で前記第1誘い込み部材60Aの誘い込み開口63内に誘い込まれることで、当該第1縁部12Aの挿入軌道が安定し、前記誤接触によるトラブルが未然に防止される。
その後、当該第1縁部12Aの挿入がある程度進むと、前記実装部品11が今度は前記第1誘い込み部材60Aの前壁62に接近するが、図7〜図9に示すように、当該実装部品11が当該前壁62に当接する前に前記回路基板10の突出部16が前記前壁62に当接することで、前記実装部品11と前記前壁62との接触が確実に阻止される。その後は、当該回路基板10の挿入に伴い、前記突出部16が前記第1誘い込み部材60Aの仮係止を強制的に解除し(すなわち第1誘い込み部材60Aの仮係止用孔67から係止突起47を強制的に離脱させ)、さらに当該第1誘い込み部材60Aを図10〜図12に示す後退位置まで後退させる。
この後退位置では、第1端子保持部40A側の係止突起47,48と第1誘い込み部材60A側の本係止用孔68との係合により当該第1誘い込み部材60Aが本係止される。この第1誘い込み部材60Aの周壁は前記第1端子保持部40Aを外側から拘束し、当該第1端子保持部40Aが前記各第1端子30Aと前記回路基板10との接触圧に起因して外向きに弾性変位することを抑制する。これにより当該接触圧が十分に保たれる。すなわち、当該第1誘い込み部材60Aは補強部材としても機能することができる。
3)第2基板収容部20B内への回路基板10の挿入を伴うケース部材CS1,CS2の合体(図14〜図19)
前記と同様にして、第2ケース部材CS2の第2基板収容部20B内にその開口から回路基板10がその第2縁部12Bを先頭にして挿入される。この挿入を伴いながら、ケース部材CS1,CS2同士が合体する。この合体の状態は、第1ケース部材CS1側の係合突起26及び係合孔27と、断面にケース部材CS2側の係合孔27および係合突起26との係合によって、維持される。この合体により、回路基板10は、基板挿入方向について、両端子保持部40A,40Bにおける中間壁44の前端44a同士の間に挟み込まれ、その位置すなわち端子接触位置が確定する。その結果、各縁部12A,12Bにおける接続用導体14A,14Bと、各端子保持部40A,40Bに保持される端子30A,30Bの弾性接触片36との接触が同時に保障される。
この第2縁部12Bの挿入においても、第2ケース部材10B内に設けられている第2誘い込み部材60Aが当該第2縁部12Aを前記端子接触位置に誘い込むことで、当該第2縁部12Bと第2ケース部材10Bとの誤った接触によるトラブルを防ぐことができる。特に、この第2縁部12Bの挿入の段階では、前記第1ケース部材10Aが視界を遮ることもあって、当該第2縁部12Bと第2ケース部材10Bとの相対位置関係を目視で確認することが難しく、図20に示すように回路基板10上の実装部品11が第2ケース部材10Bの開口周縁部等に接触するおそれが十分にあるが、この接触も前記第2誘い込み部材60Bによって有効に抑止することができる。
すなわち、図14及び図15に示すように第2ケース部材10B内に第2誘い込み部材60Bが設けられ、かつ、当該第2誘い込み部材60Bが前記誘い込み位置に仮係止されている(すなわち第2誘い込み部材60Bの仮係止用孔67内に第2端子保持部40Bの係止突起47が嵌り込んでいる)状態で前記第2縁部12Bの挿入が行われることにより、この第2縁部12Bが前記第2誘い込み部材60Bの誘い込み開口63内に誘い込まれ、当該第2縁部12Bの挿入軌道が安定する。そして、当該第2縁部12Aの挿入が進んで前記実装部品11が前記第2誘い込み部材60Bの前壁62に当接する前に前記回路基板10の突出部16が当該前壁62に当接することで(図16,図17)、当該実装部品11と当該前壁62との接触が確実に阻止され、さらに、前記突出部16が前記第2誘い込み部材60Bの仮係止を強制的に解除して当該第2誘い込み部材60Bを図18,図19に示す後退位置まで後退させる。
この後退位置では、第2端子保持部40B側の係止突起47,48と第2誘い込み部材60B側の本係止用孔68との係合により当該第2誘い込み部材60Bが本係止される。この第2誘い込み部材60Bの周壁は前記第2端子保持部40Aを外側から拘束することにより、当該第2端子保持部40Bが前記各第2端子30Bと前記回路基板10との接触圧に起因して外向きに弾性変位することを抑止し、これにより当該接触圧を十分に保つ。すなわち、当該第2誘い込み部材60Bも補強部材としても機能することができる。
なお、前記の組立手順において、基板収容部20A,20B内に予め回路基板10が保持された状態で、後から各端子収容室45に端子30が挿入されてもよい。
前記誘い込み部材60A,60Bの材質は特に限定されないが、前記実施の形態のようにこれらの誘い込み部材60A,60Bを補強部材としても機能させる場合には、前記端子保持部40A,40Bよりも強度の高い材料で構成されることが好ましい。例えば、前記のように端子保持部40A,40Bを含むケース部材10A,10Bが合成樹脂により形成される場合、前記誘い込み部材60A,60Bとしては当該合成樹脂よりも剛性の高い金属材料で形成されたものが、好適である。
本発明では誘い込み部材が第1ケース部材にのみ設けられてもよい。その場合、最初に回路基板が挿入されるケース部材は第1ケース部材、第2ケース部材のいずれでもよいが、誘い込み部材が設けられている第1ケース部材とは反対の第2ケース部材から挿入される方がより有効である。この場合、第1ケース部材への回路基板の挿入(後の挿入)時に第2ケース部材が視界を遮るので、第1ケース部材に設けられる誘い込み部材の誘い込み機能は特に有効となる。
前記の実施の形態では、回路基板10の両縁部12A,12Bに接続用導体14A,14Bが設けられ、これらに第1端子30A及び第2端子30Bがそれぞれ接触するから、一方の縁部(例えば第1縁部12A)のみに接触用導体が設けられる場合に比べ、回路基板10に対して接続可能な電線Wの本数は倍加する。しかし、本発明は第1縁部のみに接触用導体が設けられる態様を除外するものではない。かかる態様、すなわち、第2ケース部材には端子保持部が存在しない態様では、当該第2ケース部材が単なる蓋部材として前記第1ケース部材の開口をふさぐように当該第1ケース部材に装着されてもよい。
また、本発明にかかる接続用導体は図示のように前記回路基板の縁部の表裏両面に設けられることが好ましいが、一方の面のみに設けられてもよい。換言すれば、端子保持部に保持される端子は一方の側のみに配列されてもよい。この場合も、誘い込み部材がその後退位置において前記端子保持部を外側から拘束して当該端子保持部が前記回路基板から離れる向きに弾性変位するのを規制する形状を有すれば、前記と同じく補強部材として機能することが可能である。
CS ケース
CS1 第1ケース部材
CS2 第2ケース部材
W 電線
10 回路基板
12 縁部
12A 第1縁部
12B 第2縁部
14A 第1接続用導体
14B 第2接続用導体
20A 第1基板収容部
20B 第2基板収容部
30A 第1端子
30B 第2端子
31 基板接触部
32 電線接続部
36 弾性接触片
40A 第1端子保持部
40B 第2端子保持部
43 ランス(端子係止部)
44 中間壁
44a 中間壁の前端(基板拘束部)
45 端子収容室
47,48 係止突起(仮係止部及び本係止部)
60A 第1誘い込み部材
60B 第2誘い込み部材
62 前壁
63 誘い込み開口
67 仮係止用孔
68 本係止用孔

Claims (10)

  1. 外部接続が可能な電子回路ユニットであって、
    縁部を有してその表面に複数の接続用導体が設けられる回路基板と、
    特定方向に開口してこの開口から前記回路基板がその縁部を先頭にして当該回路基板の板厚方向と直交する方向である基板挿入方向に挿入されるのを許容する形状の第1ケース部材及びこの第1ケース部材の開口をふさぐ様に当該第1ケース部材に着脱可能に装着される第2ケース部材を有し、これら第1ケース部材及び第2ケース部材が相互に合体した状態で前記回路基板を収容するケースと、
    前記回路基板の各接続用導体に接続されるべき電線の端末に設けられ、かつ、対応する接続用導体と接触可能な基板接触部をそれぞれ有する複数の端子と、
    前記第1ケース部材の内側に設けられ、前記基板挿入方向に沿って前記回路基板の縁部が挿通可能な誘い込み開口を囲む形状を有する誘い込み部材とを備え、
    前記第1ケース部材は、その開口と反対の側に位置しかつこの開口から前記基板挿入方向に挿入される回路基板の縁部の接続用導体に対して当該基板挿入方向と直交する方向から接触可能となる位置に前記各端子をそれぞれ保持する端子保持部と、当該端子保持部に保持される各端子と前記接続用導体とが接触する端子接触位置で前記回路基板を収容する基板収容部とを有し、前記端子保持部は、前記各端子がケースの外部から内部に向けて挿入可能な複数の端子収容室と、各端子収容室に挿入される端子を当該端子の基板接触部が前記接続用導体のうち対応する接続用導体に接触する位置にそれぞれ係止する複数の端子係止部と、前記基板挿入方向において前記回路基板の前記縁部に対向する基板拘束部とを有し、
    前記誘い込み部材は、その誘い込み開口が前記端子保持部よりも前記ケース部材の開口の近くに位置する誘い込み位置と、この誘い込み位置よりも前記端子保持部側に後退して前記端子接触位置に至るまでの前記回路基板の挿入を許容する後退位置との間で移動可能となるように前記第1ケース部材に取付けられ、前記第1ケース部材は、前記誘い込み部材を前記誘い込み位置に仮係止する仮係止部を有し、前記回路基板は、当該回路基板が前記基板挿入方向に挿入される際に当該回路基板に実装される部品が前記誘い込み位置に仮係止された誘い込み部材に当接する前に当該誘い込み部材に当接することにより当該仮係止を解除して当該誘い込み部材を前記後退位置まで後退させる当接部を有しており
    前記回路基板の前記縁部は、前記端子接触位置において前記基板拘束部に突き当たる、電子回路ユニット。
  2. 請求項1記載の電子回路ユニットにおいて、前記誘い込み部材は、前記後退位置において前記端子保持部を外側から拘束して当該端子保持部が前記回路基板から離れる向きに弾性変位するのを規制する形状を有する、電子回路ユニット。
  3. 請求項2記載の電子回路ユニットにおいて、前記端子保持部が前記誘い込み部材を前記後退位置に係止する本係止部を有する、電子回路ユニット。
  4. 請求項2または3記載の電子回路ユニットにおいて、前記誘い込み部材は前記端子保持部よりも強度の高い材料で構成される、電子回路ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電子回路ユニットにおいて、前記接続用導体は前記回路基板の縁部の表裏両面に設けられ、前記端子保持部は、前記回路基板の一方の面上の接続用導体とそれぞれ接触する端子の群と他方の面上の接続用導体と接触する端子の群とを保持し、前記誘い込み部材は前記後退位置において前記端子保持部の外側をその全周にわたり拘束する形状を有する、電子回路ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の電子回路ユニットにおいて、
    前記回路基板には、互いに反対の側を向く第1縁部及び第2縁部を有して各縁部の表面にそれぞれ複数の第1の接続用導体及び複数の第2の接続用導体が設けられ、
    前記端子として、前記回路基板の第1の接続用導体に接続されるべき電線の端末に設けられ、かつ、対応する第1の接続用導体と接触可能な基板接触部をそれぞれ有する複数の第1端子と、前記回路基板の第2の接続用導体に接続されるべき電線の端末に設けられ、かつ、対応する第2の接続用導体と接触可能な基板接触部をそれぞれ有する複数の第2端子とを備え、
    前記第1ケース部材は、前記基板収容部及び前記端子保持部として、前記回路基板のうち前記第1縁部側の部分を収容する第1基板収容部と、前記各第1端子を保持する第1端子保持部とを有し、前記第2ケース部材は、前記回路基板のうち前記第2縁部側の部分を収容する第2基板収容部と、前記各第2端子を保持する第2端子保持部とを有し、これら第1ケース部材及び第2ケース部材は、互いに合体した状態で、前記第1基板収容部及び前記第2基板収容部内で前記各第1の接続用導体が前記各第1端子に接触しかつ前記各第2の接続用導体が前記各第2端子に接触する端子接触位置に前記回路基板を保持し、
    前記第1端子保持部は、前記各第1端子がケースの外部から内部に向けて挿入可能な複数の端子収容室と、これらの端子収容室に挿入される第1端子を当該第1端子の基板接触部が前記第1接続用導体のうち対応する第1接続用導体に接触する位置にそれぞれ係止する複数の端子係止部とを有し、前記第2端子保持部は、前記各第2端子がケースの外部から内部に向けて挿入可能な複数の端子収容室と、これらの端子収容室に挿入される第2端子を当該第2端子の基板接触部が前記第2接続用導体のうち対応する第2接続用導体に接触する位置にそれぞれ係止する複数の端子係止部とを有する、電子回路ユニット。
  7. 請求項6記載の電子回路ユニットにおいて、
    前記第1ケース部材内に前記誘い込み部材として第1の誘い込み部材が設けられる一方、前記第2ケース部材内に前記基板挿入方向に沿って前記回路基板の縁部が挿通可能な誘い込み開口を囲む形状を有する第2の誘い込み部材が設けられ、
    この第2の誘い込み部材は、その誘い込み開口が前記第2端子保持部よりも前記第2ケース部材の開口の近くに位置する誘い込み位置とこの誘い込み位置よりも前記端子保持部側に後退して前記端子接触位置に至るまでの前記回路基板の挿入を許容する後退位置との間で移動可能となるように前記第2ケース部材に取付けられ、前記第2ケース部材は、前記誘い込み部材を前記誘い込み位置に仮係止する仮係止部を有し、
    前記回路基板は、前記当接部として第1当接部を有するとともに、これとは別の第2当接部を有し、この第2当接部は、当該回路基板が前記基板挿入方向に挿入される際に当該回路基板に実装される部品が前記誘い込み位置に仮係止された第2の誘い込み部材に当接する前に当該第2の誘い込み部材に当接することによりその仮係止を解除して当該第2の誘い込み部材を前記後退位置まで後退させる、電子回路ユニット。
  8. 請求項7記載の電子回路ユニットにおいて、前記第2の誘い込み部材は、前記第1の誘い込み部材と同様、前記後退位置において前記第2端子保持部を外側から拘束して当該第2端子保持部が前記回路基板から離れる向きに弾性変位するのを規制する形状を有する、電子回路ユニット。
  9. 請求項8記載の電子回路ユニットにおいて、前記第2端子保持部が前記第2の誘い込み部材を前記後退位置に係止する本係止部を有する、電子回路ユニット。
  10. 請求項6〜9のいずれかに記載の電子回路ユニットにおいて、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材が互いに同一の形状を有する、電子回路ユニット。
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