JP5447087B2 - 外部接続が可能な電子回路ユニット - Google Patents
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Description
リテーナ50A,50Bが端子解放位置にある状態でハウジング40の各端子収容室内に各端子30が後ろから挿入される。この挿入された端子30には当該ハウジング40内のランス43が係合して当該端子30を係止する(一次係止)。これにより、各端子30が上下2段にわたって配列され、かつ、各端子30の接触端部35aが内側を向く姿勢で各端子30が共通のハウジング40内に保持される。
前記リテーナ50A,50Bを前記端子解放位置から前記端子係止位置に切換えることで各端子30の二重係止を行う。具体的には、各リテーナ50A,50Bが内向きに押圧されることによりその位置が端子係止位置に切換えられ、当該リテーナ50A,50Bの係止壁54が各端子収容室に深く進入して端子30の所定部位を形成する。
1)及び2)と並行してもしくは前後して、ケース20内にその開口21から回路基板10が挿入される。この挿入は、当該回路基板10の挿入前側の縁部16がケース20の端壁26に突き当たる位置(基板保持位置)まで行われる。
前記ケース20の開口21にさらにコネクタCが挿入される。このコネクタCにおいて、リテーナ50A,50Bが完全に端子係止位置までハウジング40内に押し込まれている場合には(図6及び図7)、当該ハウジング40はその中間壁44の前端45が前記回路基板10の縁部12の端面に突き当たるまで挿入されることができる。この挿入に伴い、当該ハウジング40の被係止突起47がケース20の係止用孔27に嵌り込み、ハウジング40の係止が実現される。この係止は、次に示す状態を同時に維持する。
ケース20内にその開口21A,21Bのいずれか一方から回路基板10が挿入される。この挿入は、当該回路基板10がケース20の長手方向(基板挿入方向)の約中間位置に到達するまで行われる。
前記ケース20の第1開口21Aに第1コネクタC1が挿入され、その第1ハウジング40Aがケース20の第1係止用孔27Aによってケース20側に係止される。この段階では回路基板10の位置はまだ確定していない。また、この第2の実施の形態でも、当該第1コネクタC1のリテーナ50Aまたはリテーナ50Bが端子係止位置に到達していない場合には、ケース20への第1ハウジング40Aの完全な挿入及び装着が妨げられる。
前記ケース20の第2開口21Bに第2コネクタC2が挿入される。このとき、前記第1ハウジング40Aが正常に前記第1開口21A側でケース20に係止されているならば、前記第2コネクタC2の第2ハウジング40Bにおける中間壁44の前端45が第2縁部12Bの端面に突き当たり、かつ、前記第1コネクタC1の第1ハウジング40Aにおける中間壁44の前端45が第1縁部12Aの端面に突き当たる状態で、第2ハウジング40Bが第2係止用孔27Bによってケース20側に係止される。この時点で次の状態が確定する。
C1 第1コネクタ
C2 第2コネクタ
W 電線
10 回路基板
12 回路基板の縁部
12A 第1縁部
12B 第2縁部
14 接続用導体
14A 第1接続用導体
14B 第2接続用導体
20 ケース
21 開口
21A 第1開口
21B 第2開口
23a 段部(装着阻止部)
24 側壁
24a 段部(装着阻止部)
25 案内溝
26 端壁
27 係止用孔
27A 第1係止用孔
27B 第2係止用孔
30 端子
30A 第1端子
30B 第2端子
31 基板接触部
32 電線接続部
40 ハウジング
40A 第1ハウジング
40B 第2ハウジング
45 中間壁の前端(基板拘束部)
47 被係止突起
48 蓋部
48A 第1蓋部
48B 第2蓋部
50A,50B リテーナ
Claims (4)
- 電子回路ユニットであって、
縁部を有してその表面に複数の接続用導体が設けられる回路基板と、
この回路基板を収容するケースと、
前記回路基板の各接続用導体に電線を接続するためのコネクタとを備え、
前記ケースは、特定方向に開いた開口を有し、この開口から当該ケース内に前記回路基板がその板厚方向と直交する基板挿入方向に挿入されるのを許容しかつ当該ケース内の特定の基板保持位置に保持することが可能な形状を有し、
前記コネクタは、前記各電線の端末に接続され、かつ、前記回路基板の前記接続用導体にそれぞれ接触することにより当該導体と導通可能な複数の端子と、前記各接続用導体に前記各端子が同時に接触可能となる配列でこれらの端子を保持するハウジングとを備え、このハウジングは、当該ハウジングに保持される各端子が前記基板保持位置にある前記回路基板の各接触用導体にそれぞれ接触する位置で前記ケースの開口をふさぐ蓋部を有し、
前記ケースは、前記基板保持位置にある前記回路基板の各接触用導体に前記各端子が接触する位置で前記ハウジングを係止するハウジング係止部を有し、
前記ケースは、前記基板挿入方向に延びて当該方向に前記回路基板を案内しながら当該回路基板をその板厚方向の両側から保持する側壁と、前記基板挿入方向について前記開口と反対の側に位置する端壁を有し、
前記ハウジングは、前記回路基板の縁部の端面に対して突き当たることが可能な基板拘束部を有し、この基板拘束部と前記端壁とにより基板挿入方向に拘束される位置で当該回路基板がケース内に保持される、電子回路ユニット。 - 請求項1記載の電子回路ユニットにおいて、
前記コネクタは、さらに、前記ハウジングに端子係止位置と端子解放位置との間で移動可能となるように設けられるリテーナを備え、このリテーナが、当該端子係止位置では当該ハウジングに保持される端子を二重係止し、当該端子解放位置では当該ハウジング内への当該端子の挿入を許容し、前記ケースに、前記リテーナが前記端子係止位置にあるときは当該ケースへの当該ハウジングの装着を許容する一方で前記リテーナが前記端子解放位置にあるときはこのリテーナと当接することで当該ケースへの当該ハウジングの装着を阻止する装着阻止部が設けられる、電子回路ユニット。 - 電子回路ユニットであって、
互いに反対の側を向く第1縁部及び第2縁部を有して各縁部の表面にそれぞれ第1の接続用導体及び第2の接続用導体が設けられる回路基板と、
この回路基板を収容するケースと、
前記回路基板の各第1接続用導体に電線を接続するための第1コネクタと、
前記回路基板の各第2接続用導体に電線を接続するための第2コネクタとを備え、
前記ケースは、特定方向に開く第1開口及びこれと反対方向に開く第2開口を有し、その少なくとも一方の開口から当該ケース内に前記回路基板がその板厚方向と直交する基板挿入方向に挿入されるのを許容しかつ当該ケース内で当該回路基板をその板厚方向の両側から保持する形状を有し、
前記第1コネクタは、前記各電線の端末に接続され、かつ、前記各第1接続用導体にそれぞれ接触することにより当該第1接続用導体と導通可能な複数の第1端子と、前記各第1接続用導体に前記各第1端子が同時に接触可能となる配列でこれらの第1端子を保持する第1ハウジングとを備え、この第1ハウジングは、前記ケースの第1開口をふさぐ蓋部と、前記各第1端子が前記第1接続用導体に接触する状態で前記第1縁部の端面に対して突き当たることが可能な第1基板拘束部とを有し、
前記第2コネクタは、前記各電線の端末に接続され、かつ、前記各第2接続用導体にそれぞれ接触することにより当該第2接続用導体と導通可能な複数の第2端子と、前記各第2接続用導体に前記各第2端子が同時に接触可能となる配列でこれらの第2端子を保持する第2ハウジングとを備え、この第2ハウジングは、前記ケースの第2開口をふさぐ第2蓋部と、前記各第2端子が前記第2接続用導体に接触する状態で前記第2縁部の端面に対して突き当たることが可能な第2基板拘束部とを有し、
前記ケースは、前記回路基板の第1縁部および第2縁部がそれぞれ前記第1基板拘束部及び前記第2基板拘束部により基板挿入方向から拘束され、かつ、前記第1蓋部および前記第2蓋部がそれぞれ前記第1開口および前記第2開口を塞ぐ状態で前記第1ハウジング及び前記第2ハウジングをそれぞれ係止する第1ハウジング係止部及び第2ハウジング係止部を有する、電子回路ユニット。 - 請求項3記載の電子回路ユニットにおいて、
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタのうちの少なくとも一方のコネクタは、そのハウジングに端子係止位置と端子解放位置との間で移動可能となるように設けられるリテーナを備えるリテーナ付コネクタであって、このリテーナが、当該端子係止位置では当該ハウジングに保持される端子を二重係止し、当該端子解放位置では当該ハウジング内への当該端子の挿入を許容し、前記ケースに、前記リテーナが前記端子係止位置にあるときは当該ケースへの当該リテーナ付コネクタのハウジングの装着を許容する一方で前記リテーナが前記端子解放位置にあるときはこのリテーナと当接することで当該ケースへの当該リテーナ付コネクタのハウジングの装着を阻止する装着阻止部が設けられる、電子回路ユニット。
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JP2010075566A Expired - Fee Related JP5447087B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 外部接続が可能な電子回路ユニット |
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