JP2013125585A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の接続端子が複数の列をなして配列される構造を有する場合であっても、コネクタの組立作業性を向上させ、また、相手コネクタへの接続操作の確実性およびコネクタ自身の耐久性を高める。
【解決手段】多極ケーブルの複数の信号線の端部にそれぞれ取り付けた複数の接続端子をロワーハウジング6の端子保持孔11およびアッパーハウジング7の端子保持孔21に装着し、ロワーハウジング6の溝部14、15およびアッパーハウジング7の溝部24、25をロワーシールド部8のガイド部34、35にそれぞれ係合させつつ、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7をロワーシールド部8の下側板部31上に積み上げた後、アッパーシールド部9をロワーシールド部8に取り付ける。このようにして連結された構造体の後部に、ロック機構5が設けられたリアケーシング4を取り付け、各部が強固に連結された一体性の高いシールドコネクタ1を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電気・電子機器または電気・電子部品の配線接続に用いられるシールドコネクタに関する。
電気・電子機器または電気・電子部品において接続すべき信号線が複数(例えば10本ないし30本程度)あり、コネクタを用いてこれら複数の信号線を接続する場合には、一般に、信号線の本数に応じた複数の接続端子を備えた多極のコネクタが用いられる。このようなコネクタは、接続時に相手コネクタの嵌合穴に嵌合される嵌合部を有し、当該嵌合部には、信号線の本数に応じた複数の孔が形成されたハウジングが設けられ、当該ハウジングの各孔内には相手コネクタの接続端子と接続するための接続端子が収容されている(下記の特許文献1参照)。一方、相手コネクタは、接続時に上記コネクタの嵌合部が嵌合される嵌合穴を有し、当該嵌合穴内には、信号線の本数に応じた複数のピン状(針状)の接続端子が突設されている。
このようなコネクタの多くは、例えば特許文献1の図3に示されているように、複数の接続端子が複数の列をなして配列されている。例えば特許文献1の図3の例では、下側の列には6個の接続端子が配列され、上側の列には4個の接続端子が配列されている。
また、特許文献1に記載のコネクタは単一のハウジングを有し、当該ハウジングに、接続端子を収容するための複数の孔が複数の列をなして形成されている。一方、下記の特許文献2に記載のコネクタは、接続端子を収容するための複数の孔が一列に形成された複数のハウジングを有し、これらのハウジングを積み上げることにより、複数の接続端子の複数列の配列を実現している。
特開平7−211381号公報 特開平10−79273号公報
ところで、上述したような多極のコネクタにおいて、接続端子の個数が多く、しかもコネクタの大型化が制限される場合には、次に述べるように、コネクタの組立作業性が悪化するおそれがある。
すなわち、上述したように、コネクタにおいて、複数の接続端子を複数の列に配列する場合、1つの接続端子の上側、下側、左側、右側のうちの少なくとも2つの側(四隅を除けば3つの側、場合によっては4つすべての側)に他の接続端子が配置される。また、コネクタが多極のケーブルに取り付けられる場合、コネクタの個々の接続端子は、ケーブルが有する信号線の端部にそれぞれ取り付けられる(例えば被覆を除去した信号線の端部に接続端子をかしめて固定する)。これらの事情により、コネクタの内部は、複数の接続端子および複数の信号線が密集した状態となる。これに加え、コネクタが準拠すべき規格によっては、コネクタに多数の接続端子を設けなければならず、それゆえ、コネクタの大型化が許されない場合には、接続端子の配置間隔を狭くしなければならない。また、コネクタが準拠すべき規格によっては、接続端子の配置間隔を一定の小さい値に設定しなければならない場合もある。このような場合には、コネクタの内部における接続端子および信号線の密集度は増加する。さらに、コネクタの小型化を図る場合には、接続端子および信号線の密集度は一層増加する。コネクタの内部における接続端子および信号線の密集度が増加すると、コネクタの組立作業、特にコネクタをケーブルの端部に取り付ける作業が煩雑になり、難しくなる。例えば、隣り合った接続端子同士や、これらに取り付けられた信号線同士がぶつかり合い、このため、接続端子をハウジングの孔内に装着することが困難になり、あるいは接続端子や信号線の配列を整えることが困難になるおそれがある。
また、デジタル音声・映像信号を伝送するためのコネクタとして多極のコネクタを用いる場合には、ビットレートが非常に大きい高速信号を伝送することとなるため、電磁波の漏洩または侵入を抑制するための電磁シールドをコネクタに設ける必要がある。電磁シールドをコネクタに設ける場合、コネクタに設けられたすべての接続端子、およびこれらに取り付けられた信号線の端部(ケーブルに施された電磁シールドから露出した部分)を、接地された導体で覆うことが望ましい。このような電磁シールドを設けた場合には、コネクタに設けられた接続端子および信号線は、導体により覆われた閉空間内に収容されることとなる。この結果、コネクタの組立作業時には、コネクタに設けられた複数の接続端子および複数の信号線を、導体により覆われた閉空間内に密集させて収めなければならず、それゆえ、コネクタのケーブルへの取付作業が困難になり、コネクタの組立作業性が悪化するおそれがある。
また、近年、例えばDVDプレーヤ等のデジタル映像再生装置およびデジタルディスプレイ装置等を自動車内に搭載する技術が普及している。このため、上述したような多極のコネクタを、自動車内においてデジタル映像機器間を接続するためのコネクタとして用いることが検討されている。車載用のコネクタの場合には、コネクタ同士の接続の確実性を高める必要がある。これを実現するために、相手コネクタからの抜けを防止するためのロック機構をコネクタに設ける必要がある。また、車載用のコネクタの場合には、相手コネクタへの接続操作の確実性(例えば相手コネクタへの接続完了時に確かに接続したことを実感できること、つまり接続の安心感)、およびコネクタ自身の耐久性を高める必要がある。これを実現するために、コネクタを構成する各部品を互いに強固に連結させてコネクタ全体の一体性(各部品が高精度に位置決めされ、各部品にずれやがたつきが生じないといった性能)を高める必要がある。このように多極のコネクタに、ロック機構を設け、さらにコネクタを構成する各部品を互いに強固に連結させるための構造を構築すると、コネクタの構造が複雑になる場合があり、コネクタの構造が複雑になれば、コネクタの組立作業性が悪化するおそれがある。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の第1の課題は、複数の接続端子が複数の列をなして配列される構造を有する場合であっても、組立作業性を向上させることができるシールドコネクタを提供することにある。
本発明の第2の課題は、複数の接続端子が複数の列をなして配列される構造を簡単な組立作業で形成することができると共に、相手コネクタへの接続操作の確実性および自身の耐久性を高めることができるシールドコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1のシールドコネクタは、電磁シールドが施された電気コネクタであるシールドコネクタであって、当該シールドコネクタにおいて相手コネクタに嵌合される側を前側とすると、前後方向に穿設され、相手コネクタの複数の接続端子と接続される複数の接続端子を保持するための複数の端子保持孔が左右方向に配列された絶縁材料からなる複数のハウジングを上下方向に積み上げることにより形成されたハウジングユニットと、導電材料からなり前記ハウジングユニットの少なくとも下面側、左面側および右面側を覆う第1のシールド部、および導電材料からなり前記第1のシールド部に取り付けられ前記ハウジングユニットの少なくとも上面側を覆う第2のシールド部を有するシールドユニットとを備え、前記第1のシールド部は、前記ハウジングユニットの下面側を覆う下側板部と、前記ハウジングユニットの左面側を覆う左側板部と、前記ハウジングユニットの右面側を覆う右側板部と、当該第1のシールド部の左側に配置され、右方向に突出すると共に上下方向に伸長する左側ガイド部と、当該第1のシールド部の右側に配置され、左方向に突出すると共に上下方向に伸長する右側ガイド部とを有し、前記各ハウジングの左側面には上下方向に伸びる左側溝部が形成されると共に、前記各ハウジングの右側面には上下方向に伸びる右側溝部が形成され、前記ハウジングユニットを形成する前記複数のハウジングは、前記左側溝部および前記右側溝部が前記第1のシールド部の左側ガイド部および右側ガイド部にそれぞれ係合された状態で前記第1のシールド部の下側板部上に積み上げられ、これら積み上げられた複数のハウジングのうちの最上に位置するトップハウジングの上面側が前記第1のシールド部に取り付けられた第2のシールド部により覆われることにより前記シールドユニットにそれぞれ支持されていることを特徴とする。
本発明の第1のシールドコネクタでは、当該シールドコネクタが取り付けられるケーブルの各信号線の端部に接続端子を取り付けた後、ハウジングユニットを構成する複数のハウジングのうちの第1のハウジングの端子保持孔に保持させるべき接続端子を選択し、これら選択した接続端子を第1のハウジングの端子保持孔に装着して当該端子保持孔内に保持させる。続いて、ハウジングユニットを構成する複数のハウジングのうちの第2のハウジングの端子保持孔に保持させるべき接続端子を選択し、これら選択した接続端子を第2のハウジングの端子保持孔に装着して当該端子保持孔内に保持させる。さらに、ハウジングユニットを構成する第3、第4、…のハウジングが存在する場合には、第3、第4、…のハウジングの端子保持孔に保持させるべき接続端子を選択し、これら選択した接続端子を第3、第4、…のハウジングの端子保持孔に装着して当該端子保持孔内に保持させる。続いて、上記第1のハウジングを、その左側溝部および右側溝部を第1のシールド部の左側ガイド部および右側ガイド部にそれぞれ係合させつつ、第1のシールド部の下側板部上に置く。続いて、上記第2のハウジングを、その左側溝部および右側溝部を第1のシールド部の左側ガイド部および右側ガイド部にそれぞれ係合させつつ、上記第1のハウジング上に置く。続いて、上記第3、第4、…のハウジングが存在する場合には、これらのハウジングを、これらの左側溝部および右側溝部を第1のシールド部の左側ガイド部および右側ガイド部にそれぞれ係合させつつ、上記第2のハウジング上に順次積み上げていく。その後、これら積み上げられた複数のハウジングのうちの最上に位置するハウジング(トップハウジング)の上面側を覆うように第2のシールド部を第1のシールド部に取り付ける。これにより、複数の接続端子が複数の列に配列され、かつ電磁シールドが施された構造を有するシールドコネクタが形成される。このように、本発明の第1のシールドコネクタによれば、接続端子および信号線が取り付けられたハウジングを積み上げるだけの簡単な組立作業で、複数の接続端子が複数の列に配列されかつ電磁シールドが施されたシールドコネクタを形成することができ、すなわち、組立作業性の良いシールドコネクタを実現することができる。
また、各ハウジングの左側溝部および右側溝部を第1のシールド部の左側ガイド部および右側ガイド部にそれぞれ係合させつつ、各ハウジングを第1のシールド部と第2のシールド部とで両者間に支持することで、ハウジングユニットとシールドユニットとを互いに強固に連結させることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第2のシールドコネクタは、上述した本発明の第1のシールドコネクタにおいて、前記シールドユニットの後ろ側に取り付けられたリアケーシングを備え、前記リアケーシングには、前記シールドユニットの後ろ側が挿入される筒部と、前記シールドユニットの後ろ側から前記第2のシールド部の上方を通過して前方向に張り出すと共にその前端部に第1の係合部が形成された張出部とが形成され、前記トップハウジングには、前記第2のシールド部の前方を通過して前記第2のシールド部よりも上側に突出すると共に第2の係合部が形成された突出部が形成され、前記リアケーシングは、前記シールドユニットの前記筒部への挿入と前記第1の係合部の前記第2の係合部との係合とにより前記シールドユニットに支持されていることを特徴とする。
本発明の第2のシールドコネクタによれば、シールドユニットをリアケーシングの筒部へ挿入し、リアケーシングに形成された第1の係合部とトップハウジングに形成された第2の係合部とを係合させることにより、リアケーシングをシールドユニットに強固に連結させることができる。上述したように、ハウジングユニットを構成する各ハウジングは、トップハウジングを含め、シールドユニットと強固に連結していることを併せて考えると、ハウジングユニット、シールドユニットおよびリアケーシングはそれぞれ互いに強固に連結する。これにより、シールドコネクタ全体の一体性を高めることができ、したがって、相手コネクタへの接続操作の確実性およびシールドコネクタ自身の耐久性を高めることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第3のシールドコネクタは、上述した本発明の第2のシールドコネクタにおいて、当該シールドコネクタが前記相手コネクタから抜けるのを防止するロック機構を備え、前記ロック機構は、一側が前記リアケーシングの前記張出部の前端側に固定され、他側が前記張出部上方を通過して後ろ方向に伸びて上下方向に撓み変形可能なロックアームと、前記ロックアームに設けられ、前記相手コネクタに係止される係止部とを有することを特徴とする。
本発明の第3のシールドコネクタにおいて、リアケーシングの張出部の前端側は、当該張出部の前端部に形成された第1の係合部とトップハウジングに形成された第2の係合部との係合により強固に連結しており、シールドユニット側に強固に支持されている。そして、このようにシールドユニット側に強固に支持されたリアケーシングの張出部の前端側にロックアームの一端側が固定されているので、ロックアームは、シールドユニット側に強固に支持される。これにより、ロック機構を含むシールドコネクタ全体の一体性を高めることができ、相手コネクタへの接続操作の確実性およびシールドコネクタ自身の耐久性を高めることができる。さらに、ロック解除操作時には、操作者に操作の安定感を与えることができる。
本発明によれば、複数の接続端子が複数の列をなして配列される構造を有する場合であっても、コネクタの組立作業性を向上させることができる。また、これに加え、相手コネクタへの接続操作の確実性およびコネクタ自身の耐久性を高めることができる。
本発明の実施形態によるシールドコネクタおよび相手コネクタを示す外観斜視図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタを示す分解斜視図である。 後方から見た本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるロワーハウジングを示す斜視図である。 前方から見た本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるロワーハウジングを示す斜視図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるロワーハウジングを示す平面図である。 後方から見た本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるアッパーハウジングを示す斜視図である。 前方から見た本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるアッパーハウジングを示す斜視図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるアッパーハウジングを示す平面図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるロワーシールド部を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるロワーシールド部を示す平面図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおけるリアケーシングおよびロック機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおいてロワーシールド部にロワーハウジングおよびアッパーハウジングを置いた状態を示す説明図である。 本発明の実施形態によるシールドコネクタにおいてシールドユニットにリアケーシングを取り付ける前の状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態によるシールドコネクタおよび相手コネクタを示し、図2は当該シールドコネクタを分解した状態を示している。なお、説明の便宜上、本発明の実施形態によるシールドコネクタにおいて、前、後、左、右、上、下の方向を述べる場合には、図1中の矢示に従うものとする。
図1において、本発明の実施形態によるシールドコネクタ1は、複数の接続端子(図示せず)を備えた多極のコネクタである。シールドコネクタ1は、複数の信号線を有する多極ケーブル(図示せず)の端部に取り付けられる。シールドコネクタ1の接続端子は、多極ケーブルの信号線の端部にそれぞれ取り付けられる。具体的には、被覆を除去した信号線の端部に接続端子をかしめて固定する。各接続端子は、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7に形成された相手端子挿入口12、22に連通した端子保持孔11、21(図2参照)内に保持される。
一方、シールドコネクタ1と接続される相手コネクタ91は多極のコネクタであり、ケーシング92に取り付けられたシールド部材93に形成された基板取付部94等を介して基板(図示せず)に取り付けられる。また、相手コネクタ91の嵌合穴95内には複数のピン状(針状)の接続端子(図示せず)が突設されている。また、相手コネクタ91の各接続端子の一端側はケーシング92外に進出して基板接続端子部96となり、各基板接続端子部96は、基板に形成された信号パターンに電気的に接続される。
シールドコネクタ1を相手コネクタ91に接続する際には、シールドコネクタ1の嵌合部10を相手コネクタ91の嵌合穴95に嵌合させつつ、シールドコネクタ1を相手コネクタ91に向けて押し込む。これにより、シールドコネクタ1のロワーハウジング6およびアッパーハウジング7に形成された相手端子挿入口12、22に、相手コネクタ91の嵌合穴95内に突設されたピン状の接続端子が挿入される。この結果、シールドコネクタ1のロワーハウジング6およびアッパーハウジング7に形成された相手端子挿入口12、22に連通した端子保持孔11、21内に保持された接続端子と、相手コネクタ91の嵌合穴95内に突設された接続端子とが互いにそれぞれ接触する。これにより、シールドコネクタ1が取り付けられたケーブルの信号線と、基板に形成された信号パターンとが互いに電気的に接続される。
また、本実施形態によるシールドコネクタ1においては、例えば19個の接続端子が上段と下段に分かれて2列に配列されている。また、シールドコネクタ1は、例えばデジタル音声信号やデジタル映像信号等、ビットレートの大きい、高い周波数を有するデジタル信号、すなわち高速信号を伝送することを考慮し、電磁波の漏洩、侵入の抑制等を図るべく電磁シールドが設けられている。後述するシールドユニット3はこの電磁シールドとして機能する。また、シールドコネクタ1は、これを車載用のコネクタとして用いることを考慮し、相手コネクタ91との接続の確実性を高めるべくロック機構5が設けられている。なお、シールドコネクタ1の大きさは、おおよそ、前後方向の外形寸法が32mm、左右方向の外形寸法が21mm、上下方向の外形寸法が18mmといった程度である。もちろんこれらの寸法値は一例にすぎない。
シールドコネクタ1は、図1に示すように、ハウジングユニット2、シールドユニット3、リアケーシング4およびロック機構5により大略構成されている。また、図2に示すように、ハウジングユニット2はロワーハウジング6およびアッパーハウジング7から構成され、シールドユニット3はロワーシールド部8およびアッパーシールド部9から構成され、ロック機構5はリアケーシング4に設けられている。また、図1に示すように、シールドコネクタ1のうち、リアケーシング4の筒部61よりも前側部分が、相手コネクタ91の嵌合穴95に嵌合される嵌合部10である。
図3ないし図5はロワーハウジング6を示している。ロワーハウジング6は、ロワーシールド部8の下側板部31上に直接置かれるハウジングであり、ハウジングユニット2を構成するハウジングのうちで、最下側(最下段)に配置されるハウジングである(図2参照)。図3に示すように、ロワーハウジング6は樹脂等の絶縁材料により略直方体状に形成されている。ロワーハウジング6には複数(例えば10個)の端子保持孔11が穿設されている。各端子保持孔11は、相手コネクタ91の接続端子と接続されるシールドコネクタ1の接続端子を保持するための孔である。各端子保持孔11は前後方向に穿設され、ロワーハウジング6の後ろ側に開口している。また、複数の端子保持孔11は左右方向に一列に配列されている。また、図4に示すように、ロワーハウジング6の前面には、複数の相手端子挿入口12が形成されている。相手端子挿入口12は左右方向に一列に配列され、端子保持孔11とそれぞれ連通している。各相手端子挿入口12は、シールドコネクタ1を相手コネクタ91に嵌合したときに相手コネクタ91の接続端子を端子保持孔11内に導き、相手コネクタ91の接続端子と、端子保持孔11内に保持されたシールドコネクタ1の接続端子と接触させるための開口部である。また、ロワーハウジング6の下面側には、端子保持孔11内において接続端子を固定するための複数のランス部13が形成されている。
また、図5に示すように、ロワーハウジング6の左側面および右側面には上下方向に伸びる溝部14、15がそれぞれ形成されている。溝部14、15は、ロワーシールド部8のガイド部34、35と係合する。また、ロワーハウジング6の左側面および右側面には、ロワーハウジング6をロワーシールド部8に保持するための係止段部16がそれぞれ形成されている。また、図4に示すように、ロワーハウジング6の前側左下隅部および前側右下隅部には、ロワーハウジング6とロワーシールド部8との左右方向の位置を定めるための位置決め部17が形成されている。
図6ないし図8はアッパーハウジング7を示している。アッパーハウジング7は、アッパーシールド部9に直接覆われるハウジングであり、ハウジングユニット2を構成するハウジングのうちで、最上側(最上段)に配置されるハウジング(トップハウジング)である(図2参照)。図6に示すように、アッパーハウジング7は樹脂等の絶縁材料により略直方体状に形成され、複数(例えば9個)の端子保持孔21が穿設されている。各端子保持孔21は前後方向に穿設され、アッパーハウジング7の後ろ側に開口している。また、複数の端子保持孔21は左右方向に一列に配列されている。また、図7に示すように、アッパーハウジング7の前面には、複数の相手端子挿入口22が形成されている。相手端子挿入口22は左右方向に一列に配列され、端子保持孔21とそれぞれ連通している。また、図8に示すように、アッパーハウジング7の上面側には、端子保持孔21内において接続端子を固定するための複数のランス部23が形成されている。
また、図8に示すように、アッパーハウジング7の左側面および右側面には上下方向に伸びる溝部24、25がそれぞれ形成されている。溝部24、25は、ロワーシールド部8のガイド部34、35と係合する。また、アッパーハウジング7の左側面および右側面には、アッパーハウジング7をロワーシールド部8に保持するための係止段部26がそれぞれ形成されている。
また、図6に示すように、アッパーハウジング7の前側左上部および前側右上部には、上方向に突出する突出部27がそれぞれ形成されている。アッパーハウジング7にシールドユニット3を取り付けたときに、各突出部27は、図13に示すように、シールドユニット3のアッパーシールド部9の前方を通過して、アッパーシールド部9よりも上側に突出する。また、各突出部27には係合孔28が形成されている。係合孔28には、リアケーシング4の係合部65が係合する。また、2つの突出部27の間に形成された凹部29は、シールドコネクタ1を相手コネクタ91に接続する際に、シールドコネクタ1の嵌合部10と相手コネクタ91の嵌合穴95とを互いに噛み合わせると共に互いに位置決めする機能を有している。
図9および図10はロワーシールド部8を示している。図9に示すように、ロワーシールド部8は、導電材料により形成され、例えば金属板にプレス加工および折り曲げ加工を施すことにより形成されている。ロワーシールド部8は、ハウジングユニット2の下面側、左面側および右面側を覆う。すなわち、ロワーシールド部8は、ロワーハウジング6の下面側を覆う下側板部31と、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7の左面側を覆う左側板部32と、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7の右面側を覆う右側板部33とを備えている。
また、図10に示すように、ロワーシールド部8の前部には一対のガイド部34、35が形成されている。左側のガイド部34は、左側板部32の右面から右方向に突出しつつ上下方向に伸長している。右側のガイド部35は、右側板部33の左面から左方向に突出しつつ上下方向に伸長している。ガイド部34、35は、例えば、左側板部32の前端部および右側板部33の前端部を内側にそれぞれ折り曲げることにより形成されている。左側のガイド部34はロワーハウジング6の溝部14およびアッパーハウジング7の溝部24と係合し、右側のガイド部35はロワーハウジング6の溝部15およびアッパーハウジング7の溝部25と係合する。
また、本実施形態におけるシールドコネクタ1において、ガイド部34、35は下側板部31に対して垂直な上下方向に直線状に伸長しており、左側ガイド部34の上下方向の長さは、ハウジングユニットを構成する複数のハウジング、すなわちロワーハウジング6およびアッパーハウジング7の左側の溝部14、24の上下方向のそれぞれの長さを合計した長さにほぼ等しい。また、右側ガイド部35の上下方向の長さは、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7の右側の溝部15、25の上下方向のそれぞれの長さを合計した長さにほぼ等しい。ガイド部34、35をこのように形成することにより、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7をロワーシールド部8の下側板部31上に積み上げる作業を容易にし、かつ、ロワーシールド部8の下側板部31上に積み上げられたロワーハウジング6およびアッパーハウジング7をロワーシールド部8に、がたつきを生じさせることなく確実に支持することができる。
また、ロワーシールド部8の下側板部31の前側左隅部および前側右隅部には、ロワーハウジング6とロワーシールド部8との左右方向の位置を定めるための位置決め部36が形成されている。また、ロワーシールド部8の左側板部32および右側板部33には、ロワーハウジング6をロワーシールド部8に固定するための係止突起37と、アッパーハウジング7をロワーシールド部8に固定するための係止突起38と、アッパーシールド部9をロワーシールド部8に固定するための係止孔39と、リアケーシング4をシールドユニット3に固定するための係止突起40とが形成されている。さらに、ロワーシールド部8の後ろ側には、シールドコネクタ1に取り付けられるケーブルの端部を固定するバレル部41が設けられている。バレル部41はロワーシールド部8の下側板部31の後端部に連結している。
一方、アッパーシールド部9は、図2に示すように、導電材料により略平板状に形成され、例えば金属板にプレス加工および折り曲げ加工を施すことにより形成されている。アッパーシールド部9はロワーシールド部8上に取り付けられ、アッパーハウジング7の上面側を覆う。アッパーシールド部9の左端部および右端部には、下方向に突出する取付部51がそれぞれ形成され、各取付部51には、アッパーシールド部9をロワーシールド部8に固定するための係止部52が形成されている。
図11はリアケーシング4およびロック機構5を示している。リアケーシング4は、シールドユニット3の後ろ側に取り付けられる。リアケーシング4は、例えば樹脂等により形成されている。リアケーシング4は、横断面形状がシールドユニット3の横断面形状に合致するように略四角形状に形成された筒部61と、筒部61から後ろ方向に伸びる円筒状のケーブル挿入部62と、筒部61の上部から前方向に伸びる一対の張出部63とを備えている。筒部61には、シールドユニット3の後ろ側が挿入され、これによりシールドユニット3とリアケーシング4とが互いに位置決めされ、連結する。筒部61には、リアケーシング4をシールドユニット3に固定するための係止孔64が形成されている。また、ケーブル挿入部62には、シールドコネクタ1に取り付けられるケーブルの端部がバレル部41によりかしめ固定された状態で挿入される。また、各張出部63は、図1に示すようにシールドユニット3とリアケーシング4とが連結したとき、シールドユニット3の後ろ側からアッパーシールド部9の上方を通過して前方向に張り出し、各張出部63の前端面が、シールドユニット3に取り付けられたアッパーハウジング7に形成された突出部27の後面に接触(または極めて接近)する。また、各張出部63の前端面には、前方向に突出する係合部65が形成され、この係合部65は、アッパーハウジング7の突出部27に形成された係合孔28と係合する。この係合部65と係合孔28との係合により、シールドユニット3とリアケーシング4とがより高精度に位置決めされ、位置ずれやがたつきが防止され、両者の連結が強化される。
一方、ロック機構5は一対のロックアーム71を備えている。左側のロックアーム71は、リアケーシング4の左側の張出部63上に配置され、右側のロックアーム71は、右側の張出部63上に配置されている。各ロックアーム71の前側の端部72は張出部63の前端側に固定(一体化)され、後ろ側部は張出部63の上方を通過し、後ろ方向であってかつ斜め上方向に伸びている。また、各ロックアーム71は、例えばリアケーシング4と同じ樹脂等により形成され、上下方向に撓み変形可能となるようにその形状が設定されている。これにより各ロックアーム71の後ろ側部は上下方向に変位することができる。
また、各ロックアーム71の前後方向中間位置、または中間位置より後端側寄りの位置であって、各ロックアーム71の上面には、上方向に突出する係止部73が設けられている。係止部73は、シールドコネクタ1を相手コネクタ91と接続したときに、相手コネクタ91に設けられた係止孔(図示せず)に係止される。また、一対のロックアーム71の後端側は互いに連結され、その連結部分には、シールドコネクタ1を相手コネクタ91から抜き取るときに操作するための操作部74が設けられている。操作部74を下方向に押すと、各ロックアーム71が撓み、係止部73が下方向に移動し、係止部73が、相手コネクタ91に設けられた係止孔から外れる。これにより、シールドコネクタ1を相手コネクタ91から抜き取ることが可能になる。また、操作部74の左右方向両側にはロックガード部75が設けられている。ロックガード部75は、ロックアーム71と張出部63との間に異物(例えば他のケーブル等)が入り込むのを防ぐと共に、操作部74が誤って押されることを防止する機能を有している。
図12および図13はシールドコネクタ1の組立の過程を示している。シールドコネクタ1の組立は次のような手順で行う。まず、シールドコネクタ1を取り付けるべきケーブルの端部を、リアケーシング4の後方からケーブル挿入部62に挿入する。次に、ケーブルが有する各信号線の端部に接続端子を取り付ける。
次に、ケーブルの信号線の端部にそれぞれ取り付けられた接続端子の中から、下段に配列すべき接続端子を選択し、これら選択した接続端子をロワーハウジング6の後方から端子保持孔11に挿入する。接続端子を端子保持孔11の奥まで押し込むと、接続端子がランス部13に係止され、端子保持孔11内に固定される。
次に、ケーブルの信号線の端部にそれぞれ取り付けられた接続端子の中から、上段に配列すべき接続端子を選択し、これら選択した接続端子をアッパーハウジング7の後方から端子保持孔21に挿入し、接続端子がランス部23に係止されるまで押し込む。
次に、信号線に取り付けられた接続端子が固定されたロワーハウジング6をロワーシールド部8に取り付ける。ロワーハウジング6のロワーシールド部8への取付は次の手順で行う。ロワーハウジング6をロワーシールド部8の上方から下方に接近させ、ロワーハウジング6の溝部14、15をロワーシールド部8のガイド部34、35にそれぞれ係合させ、溝部14、15がガイド部34、35に係合した状態で、ロワーハウジング6をロワーシールド部8の下側板部31に向けて下方にスライドさせるように移動させ、ロワーハウジング6の下面をロワーシールド部8の下側板部31の上面に接触させる。このようにロワーハウジング6がロワーシールド部8の下側板部31上に置かれたとき、ロワーハウジング6の係止段部16がロワーシールド部8の係止突起37に係止され、ロワーハウジング6がロワーシールド部8に固定される。また、このとき、ロワーハウジング6の位置決め部17とロワーシールド部8の位置決め部36とが互いに係合し、ロワーシールド部8に対するロワーハウジング6の左右方向の位置が高精度に定まる。
次に、信号線に取り付けられた接続端子が固定されたアッパーハウジング7をロワーシールド部8に取り付ける。アッパーハウジング7のロワーシールド部8への取付は次の手順で行う。アッパーハウジング7をロワーシールド部8の上方から下方に接近させ、アッパーハウジング7の溝部24、25をロワーシールド部8のガイド部34、35にそれぞれ係合させ、溝部24、25がガイド部34、35に係合した状態で、アッパーハウジング7を下方にスライドさせるように移動させ、アッパーハウジング7の下面を、ロワーシールド部8にすでに取り付けられているロワーハウジング6の上面に接触させる。このようにアッパーハウジング7が、ロワーハウジング6上に置かれたとき、アッパーハウジング7の係止段部26がロワーシールド部8の係止突起38に係止され、アッパーハウジング7がロワーシールド部8に固定される。
図12は、以上述べた手順で、ロワーシールド部8の下側板部31上にロワーハウジング6およびアッパーハウジング7が積み上げられた状態を示している。なお、図12では、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7に取り付けられた接続端子および信号線を省略している。
続いて、ロワーシールド部8の上方からアッパーシールド部9を取り付ける。これにより、アッパーハウジング7の上面はアッパーシールド部9の下面と接触する。また、アッパーシールド部9の係止突起52がロワーシールド部8の係止孔39に係止され、アッパーシールド部9がロワーシールド部8に固定されると共に、アッパーハウジング7の上側がアッパーシールド部9に押さえられた状態が保持される。
続いて、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7に接続端子と共に取り付けられた信号線を整えつつ、ケーブルの端部をバレル部41でかしめて固定する。このとき、ケーブルの外周側のシールド導体をバレル部41に接触させ、ケーブルのシールドとシールドコネクタ1のシールドユニットとを電気的に接続する。以上の手順により、アッパーハウジング6およびロワーハウジング7からなるハウジングユニット2と、ロワーシールド部8およびアッパーシールド部9からなるシールドユニット3とが連結される。
次に、図13に示すように、ハウジングユニット2と連結したシールドユニット3にリアケーシング4を取り付ける。リアケーシング4のシールドユニット3への取付の手順は次の通りである。すなわち、ケーブルの端部が固定されたバレル部41をリアケーシング4のケーブル挿入部62に挿入しつつ、シールドユニット3の後部をリアケーシング4の筒部61に挿入(嵌合)する。シールドユニット3の後部がリアケーシング4の筒部61の奥まで入り込むと、リアケーシング4の一対の張出部63の前端面が、アッパーハウジング7の一対の突出部27の後面とそれぞれ接触する。このとき、各張出部63の前端面に形成された係合部65と各突出部27に形成された係合孔28とが互いに係合する。これと同時に、ロワーシールド部8の係止突起40がリアケーシング4の係止孔64に係合し、これにより、リアケーシング4がロワーシールド部8に固定される。以上より、シールドコネクタ1の組立が完了する。
以上説明した通り、本発明の実施形態によるシールドコネクタ1によれば、接続端子および信号線が取り付けられたロワーハウジング6およびアッパーハウジング7を積み上げるだけの簡単な作業で、複数の接続端子が複数の列に配列されかつ電磁シールドが施された構造を有するシールドコネクタ1を組み立てることができる。したがって、シールドコネクタ1の組立作業性を向上させることができる。具体的には、シールドコネクタ1の製造の容易化および製造工数の削減を図ることができ、かつ、歩留まりを高めることができる。
また、ロワーハウジング6の溝部14、15およびアッパーハウジング7の溝部24、25をロワーシールド部8のガイド部34、35にそれぞれ係合させつつ、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7をロワーシールド部8とアッパーシールド部9との間に狭持することで、ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7からなるハウジングユニット2とロワーシールド部8およびアッパーシールド部9からなるシールドユニット3とを、互いに精度良く位置決めさせつつ、互いに強固に連結させることができる。
また、シールドユニット3の後部をリアケーシング4の筒部61に挿入(嵌合)すると共に、シールドユニット3と強固に連結しているアッパーハウジング7の突出部27に形成された係合孔28と、リアケーシング4の張出部63の前端部に形成された係合部65とを互いに係合させることで、シールドユニット3とリアケーシング4とを、互いに精度良く位置決めさせつつ、互いに強固に連結させることができる。また、このようなハウジングユニット2、シールドユニット3およびリアケーシング4のそれぞれの強固な連結により、シールドコネクタ1全体の一体性を高めることができる。したがって、相手コネクタ91への接続操作の確実性およびシールドコネクタ1自身の耐久性を高めることができる。
また、ロック機構5において、各ロックアーム71の端部72が張出部63の前端部に固定されている。そして、張出部63の前端部は、当該前端部に形成された係合部65とアッパーハウジング7の突出部27に形成された係合孔28との係合により強固に連結している。この結果、各ロックアーム71はリアケーシング4に強固に支持される。これにより、操作部74を押し込んで各ロックアーム71が撓み、この結果、各ロックアーム71の端部72が固定された張出部63の前端部に力が加わったときに、この力のために、リアケーシング4とシールドユニット3との間に位置ずれやゆがみが生じることを防止することができる。これにより、ロック機構5を含むシールドコネクタ1全体の一体性を高めることができ、ロック解除操作時には、操作者に操作の安定感を与えることができる。
なお、上述した実施形態では、2個のハウジング(ロワーハウジング6およびアッパーハウジング7)を積み上げる場合を例にあげたが、本発明はこれに限らず、3個以上のハウジングを積み上げる構成としてもよい。この場合には、各ハウジングの左側面および右側面に上下方向に伸びる溝部を形成すると共に、各ハウジングの溝部が係合可能となるように、ロワーシールド部8の各ガイド部を上下方向に伸ばす。
また、上述した実施形態では、19個の接続端子が上段と下段に分かれて2列に配列されたシールドコネクタ1を例にあげた。このような接続端子配列を有するシールドコネクタ1は例えばHDMI(高精度マルチメディアインターフェース)用のコネクタとして用いることができる。しかしながら、本発明のシールドコネクタにおいて、接続端子の個数および配列の態様はこれに限定されず、シールドコネクタが準拠すべき規格や規格外の要請等に基づいて適宜設定することができる。これに応じて、上下方向に積み上げるハウジングの個数や、各ハウジングに形成する端子保持孔、相手端子挿入口等の個数および間隔も、シールドコネクタが準拠すべき規格や規格外の要請等に基づいて適宜設定することができる。また、シールドコネクタ1は車載用に限らず、他の用途にも用いることができる。また、本発明のシールドコネクタの寸法は、その用途等を考慮して適宜設定することができる。
また、上述した実施形態では、ロワーシールド部8およびアッパーシールド部9を互いに分離した部材とし、ロワーシールド部8の上方からアッパーシールド部9をロワーシールド部8に取り付ける構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、アッパーシールド部の一部とロワーシールド部の一部とが予め連結されており、各ハウジングをロワーシールド部の下側板部上に積み上げるときには、ロワーシールド部の上側が開くように、ロワーシールド部に対してアッパーシールド部が折り曲げられた状態とし、各ハウジングがロワーシールド部の下側板部上に積み上げられた後には、ロワーシールド部の上側を閉じるように、ロワーシールド部に対してアッパーシールド部を折り曲げ、ロワーシールド部の上側がアッパーシールド部により閉じられた状態が維持されるように、アッパーシールド部をロワーシールド部に固定する構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、ロワーシールド部8の左側板部32の前端部を右側に折り曲げることによりガイド部34を形成し、右側板部33の前端部を左側に折り曲げることによりガイド部35を形成する場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。例えば、ロワーシールド部の下側板部の左側前端部および右側前端部にガイド部となる部分をそれぞれ形成し、これらガイド部となる部分を上側にそれぞれ折り曲げることにより、ロワーシールド部の左側に配置され、右方向に突出すると共に上下方向に伸長するガイド部と、ロワーシールド部の右側に配置され、左方向に突出すると共に上下方向に伸長するガイド部とを形成してもよい。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うシールドコネクタもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 シールドコネクタ
2 ハウジングユニット
3 シールドユニット
4 リアケーシング
5 ロック機構
6 ロワーハウジング
7 アッパーハウジング
8 ロワーシールド部(第1のシールド部)
9 アッパーシールド部(第2のシールド部)
11、21 端子保持孔
14、15、24、25 溝部
27 突出部
28 係合孔(第2の係合部)
31 下側板部
32 左側板部
33 右側板部
34、35 ガイド部
61 筒部
63 張出部
65 係合部(第1の係合部)
71 ロックアーム
72 端部
73 係止部
91 相手コネクタ

Claims (3)

  1. 電磁シールドが施された電気コネクタであるシールドコネクタであって、
    当該シールドコネクタにおいて相手コネクタに嵌合される側を前側とすると、前後方向に穿設され、相手コネクタの複数の接続端子と接続される複数の接続端子を保持するための複数の端子保持孔が左右方向に配列された絶縁材料からなる複数のハウジングを上下方向に積み上げることにより形成されたハウジングユニットと、
    導電材料からなり前記ハウジングユニットの少なくとも下面側、左面側および右面側を覆う第1のシールド部、および導電材料からなり前記第1のシールド部に取り付けられ前記ハウジングユニットの少なくとも上面側を覆う第2のシールド部を有するシールドユニットとを備え、
    前記第1のシールド部は、前記ハウジングユニットの下面側を覆う下側板部と、前記ハウジングユニットの左面側を覆う左側板部と、前記ハウジングユニットの右面側を覆う右側板部と、当該第1のシールド部の左側に配置され、右方向に突出すると共に上下方向に伸長する左側ガイド部と、当該第1のシールド部の右側に配置され、左方向に突出すると共に上下方向に伸長する右側ガイド部とを有し、
    前記各ハウジングの左側面には上下方向に伸びる左側溝部が形成されると共に、前記各ハウジングの右側面には上下方向に伸びる右側溝部が形成され、
    前記ハウジングユニットを形成する前記複数のハウジングは、前記左側溝部および前記右側溝部が前記第1のシールド部の左側ガイド部および右側ガイド部にそれぞれ係合された状態で前記第1のシールド部の下側板部上に積み上げられ、これら積み上げられた複数のハウジングのうちの最上に位置するトップハウジングの上面側が前記第1のシールド部に取り付けられた第2のシールド部により覆われることにより前記シールドユニットにそれぞれ支持されていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記シールドユニットの後ろ側に取り付けられたリアケーシングを備え、
    前記リアケーシングには、前記シールドユニットの後ろ側が挿入される筒部と、前記シールドユニットの後ろ側から前記第2のシールド部の上方を通過して前方向に張り出すと共にその前端部に第1の係合部が形成された張出部とが形成され、
    前記トップハウジングには、前記第2のシールド部の前方を通過して前記第2のシールド部よりも上側に突出すると共に第2の係合部が形成された突出部が形成され、
    前記リアケーシングは、前記シールドユニットの前記筒部への挿入と前記第1の係合部の前記第2の係合部との係合とにより前記シールドユニットに支持されていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。
  3. 当該シールドコネクタが前記相手コネクタから抜けるのを防止するロック機構を備え、
    前記ロック機構は、
    一側が前記リアケーシングの前記張出部の前端側に固定され、他側が前記張出部上方を通過して後ろ方向に伸びて上下方向に撓み変形可能なロックアームと、
    前記ロックアームに設けられ、前記相手コネクタに係止される係止部とを有することを特徴とする請求項2に記載のシールドコネクタ。
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