JP4763576B2 - カードエッジ型コネクタ - Google Patents

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本発明は、回路基板の縁部の表面に設けられた接続用導体と電線等とを電気的に接続するためのカードエッジ型コネクタに関するものである。
従来、回路基板上に設けられた接続用導体に電線等を電気的に接続するための手段として、その回路基板の縁部に装着されるカードエッジ型コネクタが知られている。
例えば、下記の特許文献1には、複数の電線の端末にそれぞれ設けられる端子金具と、これらの端子金具を保持する端子側ハウジングと、回路基板の縁部に固定される基板側ハウジングとを備え、前記各端子金具が前記回路基板の接続用導体に接触する位置で前記基板側ハウジングが前記端子側ハウジングを係止するものが開示されている。前記各端子金具は、前記回路基板の厚み方向に弾性変位可能な弾性接触片を有し、これらの弾性接触片は、前記回路基板の表面と接触する際に当該回路基板表面からの反力を受けて外向きに弾性変位し、その弾性復帰力によって前記回路基板表面の接続用導体に圧接する。
特開2003−178834号公報
近年、各種電子ユニット等の小型化に伴い、前記回路基板の薄型化及び各端子金具の小型化が進められている。しかし、当該薄型化や小型化が進むにつれ、前記接続用導体と前記端子金具の弾性接触片との間に十分な接触圧を確保することが難しくなる。特に、前記端子金具の小型化のために前記弾性接触片を薄肉にすると、そのばね係数は必然的に小さくなり、当該弾性接触片の弾性復帰力のみで十分な接続信頼性を確保するための接触圧を得ることは難しくなる。
本発明は、このような事情に鑑み、回路基板の薄型化やコネクタの小型化にかかわらず、回路基板と端子との間に十分な接触圧を確保することが可能なカードエッジ型コネクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、回路基板の縁部の表面に設けられた接続用導体に接触することにより当該導体と導通可能な端子を備えたカードエッジ型コネクタであって、前記端子を保持する端子側ハウジングと、前記回路基板に固定され、前記端子が前記接続用導体と接触する位置で前記端子側ハウジングを係止する係止部をもつ基板側ハウジングとを備え、前記端子は、前記端子側ハウジングに保持される被保持部と、この被保持部に対して前記回路基板の厚み方向に弾性変位することにより当該弾性変位の方向に前記接続用導体に対して接触可能な弾性接触部と、を有し、前記端子側ハウジングは、前記端子の被保持部を保持する端子保持部と、前記端子の弾性接触部を前記回路基板と反対の側から覆う端子カバー部とを有する。この端子カバー部は、前記弾性接触部を前記接続用導体に押付ける押付け方向に変位可能な端子押付け部を含み、前記基板側ハウジングは、その係止部が前記端子側ハウジングを係止する位置で前記端子押付け部を前記押付け方向に変位させるように当該端子押付け部に対して圧接する押付け操作面を有する
この構成によれば、前記基板側ハウジングの係止部が前記端子側ハウジングを係止する位置で、前記端子側ハウジングに保持される端子の弾性接触部が前記回路基板側の接続用
導体に接触可能であるとともに、前記端子側ハウジングに設けられた端子押付け部が前記基板側ハウジングの押付け操作面と圧接して前記弾性接触部を前記接続用導体に押付ける押付け方向に変位することにより、当該弾性接触部と当該接続用導体との接触圧を高める。従って、前記弾性接触部のばね係数が低い場合でも、前記押付け操作面と前記端子押付け部との圧接力がその圧接に伴い変位する当該端子押付け部を媒介として前記弾性接触部に伝えられることにより、当該弾性接触部を前記接続用導体に十分な圧力で接触させることが可能である。
さらに、本発明では、前記基板側ハウジングの押付け操作面は、前記回路基板の奥側に向かうに従って当該回路基板の表面に近付く形状を有するこのような押付け操作面の形状は、当該押付け操作面と前記回路基板との間に挟まれた空間内への前記端子押付け部の進入を円滑にする。また、その進入度合いによって前記端子押付け部の前記押付け方向への変位量が変わるので、前記回路基板の厚みが変わっても、前記係止部による前記端子側ハウジングの係止位置を前記進入方向について変更するだけで前記厚みの変更に対応することが可能である。
一方、前記端子側ハウジングの端子カバー部の形状はこの端子カバー部の外側面が前記押付け操作面に沿う形状であり、これにより、当該端子カバー部と前記押付け操作面との干渉を確実に回避できる。
前記端子側ハウジングの端子カバー部は、前記端子押付け部を含めて全体が一体に成形され、前記端子押付け部は、その一部が前記端子カバー部の他の部分につながっていてそのつながり部分を支点として撓み変位するこの端子カバー部では、そのカバー部本体と前記端子押付け部とが一体に成形された部品点数の少ない構造でありながら、当該端子押付け部の押付け方向の変位が可能である。
本発明では、前記カードエッジ型コネクタが前記端子を複数個備え、前記端子側ハウジングの端子保持部が、前記各端子が前記回路基板の縁に沿う方向に並ぶようにこれらの端子の被保持部を保持するものであり、前記端子押付け部が、前記端子カバー部において前記端子の配列方向と平行な方向に並ぶ複数の位置にそれぞれ互いに独立して変位可能となるように設けられていることが、より好ましい。
このコネクタによれば、前記各端子と前記各接続用導体とがそれぞれ接触することにより、複数の電気接続が同時に実現される。しかも、前記端子押付け部が、前記端子カバー部において前記端子の配列方向と平行な方向に並ぶ複数の位置にそれぞれ互いに独立して変位可能となるように設けられているため、例えば前記端子の配列方向について基板に反りがあったり厚み寸法にばらつきがあったりする場合でも、それぞれの部位において各端子押付け部が好適な量だけ変位することにより、各端子をこれに対応する接続用導体に良好に圧接させることができる。
より好ましくは、前記端子押付け部が前記端子ごとに設けられているのがよい。
本発明では、前記端子として、前記回路基板の一方の面に設けられた接続用導体に接触する第1端子と、前記回路基板の他方の面に設けられた接続用導体に接触する第2端子とを含み、前記端子保持部は、前記第1端子の被保持部が固定される第1保持面と、この第1保持面の裏側の面であって前記第2端子の被保持部が固定される第2保持面とを有し、前記端子側ハウジングは、前記端子カバー部として、前記第1端子の弾性接触部を前記回路基板と反対の側から覆う第1端子カバー部と、前記第2端子の弾性接触部を前記回路基板と反対の側から覆う第2端子カバー部とを有し、これらの端子カバー部がそれぞれ前記端子押付け部を含むことが、より好ましい。
この構成では、共通の端子保持部により第1端子及び第2端子をそれぞれ保持するコンパクトな構造で、これらの端子を前記第1端子カバー部及び前記第2端子カバー部にそれぞれ含まれる端子押付け部と前記基板側ハウジングの第1押付け操作面及び第2押付け操作面とによって、前記回路基板の両面に設けられた接続用導体に好適な圧力で同時接触させることが可能になる。
その場合、前記端子側ハウジングとしては、前記端子保持部を構成する端子保持部材と、前記第1端子カバー部を含み、前記端子保持部材に保持される前記第1端子を覆うように前記端子保持部材に装着される第1カバー部材と、前記端子保持部材に保持される前記第2端子を覆うように前記端子保持部材に装着される第2カバー部材とを備えるものが、好適である。
この端子側ハウジングでは、前記端子保持部材に前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材を装着する前の段階で、当該端子保持部材に前記第1端子及び第2端子を容易にセットすることができる。そして、その後に前記端子保持部材に前記第1カバー部材及び第2カバー部材を装着することにより、前記各端子の外側の好適な位置に前記各カバー部材の端子押付け部を配置することができる。
前記端子保持部は、前記端子側ハウジングが前記基板側ハウジングの係止部に係止される状態で前記回路基板の縁部が挿入される挿入溝を有し、この挿入溝内における前記回路基板の挿入領域と前記第1端子及び第2端子の被保持部がそれぞれ保持される領域とが一部重複していることが、より好ましい。
この構成によれば、前記挿入溝内への回路基板の挿入領域と前記各被保持部とが前記回路基板の縁部の挿入方向に重複する分だけ当該挿入方向についてのコネクタの寸法を削減することが可能である。
さらに、前記挿入溝の奥部にこの挿入溝内に挿入される回路基板の縁部に対して当該挿入方向と逆方向の反力を与える圧縮ばねが設けられるものでは、その圧縮ばねが前記回路基板の縁部に付与する反力が、操作者に通常のコネクタ同士の嵌合抵抗に近い感触を与えることができる。
また、前記端子保持部が、前記挿入溝に挿入される前記回路基板の縁部をその厚み方向の両側から弾性的に保持する弾性保持部を有していれば、当該弾性保持部が前記回路基板の縁部を保持することにより当該回路基板に対する端子側ハウジングのがたつきを抑止するとともに、当該回路基板の反りや厚み寸法のばらつきを前記弾性保持部の弾性変位によって吸収することができる。
以上のように、本発明によれば、端子側ハウジングの端子押付け部が基板側ハウジングの押付け操作面と圧接する力を当該端子押付け部の変位によって端子の弾性接触部に伝えることにより、この弾性接触部を十分な圧力で回路基板の接続用導体に接触させることができる効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示されるカードエッジ型コネクタは、図1に示す回路基板10の縁部に装着されるもので、複数の第1端子11及び第2端子12と、これらの端子11,12を保
持する端子側ハウジング14と、前記回路基板10に固定される基板側ハウジング16とを備える。前記端子側ハウジング14は、前記基板側ハウジング16の内側に嵌入可能であり、かつ、その嵌入状態で前記基板側ハウジング16に係止される。
前記回路基板10は、表側面10a及び裏側面10bを有する平板状をなし、前記両面10a,10bにそれぞれ薄板状の複数の接続用導体18が配設されている。これらの接続用導体18は、前記各面10a,10bにおいて、前記回路基板10の縁に沿う方向(図1の奥行き方向)に配列されている。
前記第1端子11は、前記表側面10aに配列された接続用導体18にそれぞれ接触可能となるように配列され、同様に前記第2端子12は、前記裏側面10bに配列された接続用導体18に接触可能となるように配列された状態で、前記端子側ハウジング14に保持されている。前記端子側ハウジング14は、前記各端子11,12がそれぞれ対応する接続用導体18に接触する位置で前記基板側ハウジング16に係止される。
前記各端子11,12は、導電性を有する金属板からなり、基板部20と、この基板部20の前端から前方に展開する弾性接触部22とを一体に有する。
前記基板部20は、前記端子側ハウジング14に保持される被保持部に相当するもので、前記回路基板10と平行に延びる。
前記弾性接触部22は、前記基板部20の前端から前記回路基板10に対して離れる斜め方向に延びる基部24と、この基部24から前記回路基板10に近付く向きに湾曲する湾曲部25と、この湾曲部25から前記回路基板10と平行に延びる接触部26とをその順に有する。この弾性接触部22は、前記基板部20に対して前記回路基板10の厚み方向に撓み変位可能であり、その撓み変位により前記接触部26が前記回路基板10の接続用導体18に接触可能である。
前記基部24の左右両側からは、導体バレル27と、その後方に位置するインシュレーションバレル28とが立ち上がる。前記導体バレル27は、図略の電線の端末にて露出する導体部分に巻き付くように当該導体部分に圧着され、前記インシュレーションバレル28は前記電線の絶縁被覆に巻き付くように当該絶縁被覆に圧着される。
図4及び図5にも示されるように、前記端子側ハウジング14は、端子保持部材30と、第1カバー部材31及び第2カバー部材32とを備え、これらは合成樹脂等の絶縁材料により成形されている。
図6にも示されるように、前記端子保持部材30は、前記第1端子11の配列方向及び前記第2端子12の配列方向と平行な方向に延びる上下壁33と、左右の側壁35とを有し、これらの壁33,35は前側(回路基板10側)に向かって開口する挿入溝34を囲んでいる。この挿入溝34の開口は、その開口から前記回路基板10の縁部が挿入可能な大きさを有し、当該挿入溝34の高さ寸法は回路基板10の厚みよりも少し大きい。つまり、この挿入溝34内には前記回路基板10の縁部がその厚み方向に隙間をもって挿入することが可能である。
前記挿入溝34の奥部には左右一対の圧縮コイルばね36が仕込まれている。この圧縮コイルばね36は、前記挿入溝34の奥端面と当該挿入溝34内に挿入される前記回路基板10の縁部との間に挟まれて圧縮弾性変形し、その弾発力が前記端子側ハウジング30に挿入反力を与える。
さらに、前記端子保持部材30には、前記挿入溝34に挿入される前記回路基板10の縁部をその厚み方向の両側から弾性的に保持するための一対の弾性保持部38が形成されている。これらの弾性保持部38は、前記上下壁33の内側面から前記挿入溝34内に突出し、上下方向すなわち回路基板10の厚み方向に弾性変位可能となっている。これらの弾性保持部38は、前記挿入溝34内に挿入される回路基板10の縁部により上下両外側に弾性変位させられた状態で、その弾発力により当該縁部を上下両側から挟持する。
前記上下壁33のうち、上側の壁33の上面に前記第1端子11の基部24が固定され、下側の壁33の下面に前記第2端子12の基部24が固定される。上記各面には位置決め用の突起30aが形成され、これらの突起30aが前記基部24に設けられた貫通孔に嵌め込まれる。
前記第1カバー部材31は、前記端子保持部材30に保持される各第1端子11を外側から覆うように前記端子保持部材30に装着される。同様に、前記第2カバー部材32は、前記端子保持部材30に保持される各第2端子12を外側から覆うように前記端子保持部材30に装着される。これらのカバー部材31,32は、互いに同一の形状を有している。図7には代表的に前記第1カバー部材31の形状が示される。
前記各カバー部材31,32は、端子カバー部40と耳部46とを一体に有する。前記端子カバー部40は、第1端子11の配列方向及び第2端子12の配列方向と平行な方向に延び、前記第1端子11または前記第2端子12を外側から覆う形状を有する。前記耳部46は、前記端子保持部材30の左右の側壁35をそれぞれ外側から覆う形状を有し、各耳部46には被係止用の窓46aが設けられている。一方、前記左右の側壁35の外側面からは外向きに上下一対の係止突起48が突出し、これらの係止突起48がそれぞれ対応する前記窓46aに嵌まり込むことにより、前記各カバー部材31,32がそれぞれ前記端子保持部材30に係止(装着)される。
前記端子カバー部40は、前記回路基板10と平行に延びる本体壁43と、この本体壁43の前端から前方に向かって内向きに斜めに延びる傾斜壁44とからなる。前記本体壁43は、前記カバー部材31,32がそれぞれ前記端子保持部材30に装着されたカバー部材装着状態で、前記端子11,12の基板部20と弾性接触部22の基部24とを覆う形状を有する。また、前記傾斜壁44は、同じくカバー部材装着状態において前記弾性接触部22の湾曲部25を斜め前方から覆う形状を有する。
前記傾斜壁44には、これと一体に複数の端子押付け部42が成形されている。これらの端子押付け部42は、前記第1端子11及び前記第2端子12にそれぞれ対応する位置であって、その裏面が対応する端子11(12)の湾曲部25に外側から接触可能な位置に設けられている。各端子押付け部42の左右両側及び後側には当該端子押付け部42を囲むようにスリット49が存在し、これらのスリット49によって当該端子押付け部42が前記傾斜壁44の他の部分から分離されている。換言すれば、当該端子押付け部42の前端部のみが前記傾斜壁44の他の部分とつながっており、このつながり部分を支点として当該端子押付け部42の後端部が撓み変位可能となっている。この撓み変位の方向は、前記端子押付け部42が対応する端子11(12)の弾性接触部22を回路基板10の接続用導体18に押付ける押付け方向にして相当している。
各端子押付け部42の外側部分は前記傾斜壁44の他の部分の外側面よりもさらに外側に膨出し、その膨出部分の頂部からさらに外側に被押圧突起42aが突出して、この被押圧突起42aが前記基板側ハウジング16から押圧を受けることが可能となっている。
前記基板側ハウジング16も、全体が合成樹脂等の絶縁材料により成形されており、前
記回路基板10の特定部位に固定される基板固定部50と、当該特定部位よりも縁側の回路基板10を覆うフード部52とを一体に有している。
前記基板固定部50は、前記回路基板10が実質上隙間無く挿通可能な貫通孔54を囲み、この貫通孔54に挿通された回路基板10の周囲に締結具や接着剤などの適当な手段で固定される。前記フード部52は、前記基板固定部50から前記回路基板10の縁側に向かって延び、この回路基板10の周囲を囲む筒状であってその内側に前記端子側ハウジング14が嵌入可能な形状を有する。
このフード部52の上下の内側面のうち、開口端側(後端側)の面は前記端子側ハウジング30における両カバー部材31,32の本体壁43に沿うフラットな面であるのに対し、それよりも奥側の面は、前記フラットな面から前記貫通孔54の内側面へと至るテーパー状の第1押付け操作面55及び第2押付け操作面56となっている。すなわち、これらの押付け操作面55,56は、前記回路基板10の奥側に向かうに従って当該回路基板10の表面に近付く形状を有している。また、前記端子側ハウジング14における各カバー部材31,32の傾斜壁44の外側面は、前記各押付け操作面55,56に沿うテーパー面となっている。
前記フード部52を構成する左右側壁の適当な位置には、図2及び図3に示すような係止窓57が形成される。一方、前記端子側ハウジング14における端子保持部材30の左右側壁35には、左右方向に弾性的に撓み変形可能な撓み片58が形成され、その撓み片58の自由端部すなわち左右方向に弾性変位可能な端部は外向きの被係止突起58aを有している。これらの被係止突起58aが前記係止窓57に嵌まり込むことで当該端子側ハウジング14が前記基板側ハウジング16に係止される。この端子側ハウジング14が係止される位置は、前記端子側ハウジング14側の各端子押付け部42の被押圧突起42aがそれぞれ第1押付け操作面55または第2押付け操作面56に圧接し、その圧接力で当該端子押付け部42が押付け方向に弾性変位して対応する端子11(12)の弾性接触部22を回路基板10上の接続用導体18に押付けるような位置に設定されている。
次に、このカードエッジ型コネクタの組立要領及び使用要領を、順を追って説明する。
1)図略の電線の端末に第1端子11及び第2端子12が接続される。
2)前記各端子11の基板部20が端子側ハウジング14における端子保持部材30の上下面上に固定される。この段階、すなわち端子保持部材30に第1カバー部材31及び第2カバー部材32が装着されていない段階では、当該端子保持部材30の上下面が外部に露出しているので、これら上下面への端子11,12のセットは簡単に行われる。
3)前記端子保持部材30に前記各カバー部材31,32が装着される。この装着は、当該カバー部材31,32における各耳部46の窓46a内に前記端子保持部材30側の係止突起48を嵌まり込ませることにより行われる。この装着により端子側ハウジング14が完成し、前記第1カバー部材31及び前記第2カバー部材32がそれぞれ前記第1端子11及び前記第2端子12を外側から覆うとともに、各カバー部材31,32の端子押付け部42の裏面に各端子11,12における弾性接触部22の湾曲部25が軽く接触(または近接でもよい。)する状態となる。
4)一方、回路基板10には基板側ハウジング16が固定される。具体的には、当該基板側ハウジング16の基板固定部50が囲む貫通孔54に前記回路基板10が挿通され、この回路基板10の適当な位置に前記基板固定部50の内周面(貫通孔54を囲む面)が適当な手段(例えば接着剤、半田付け、ねじ等)によって固定される。
5)前記基板側ハウジング16のフード部52の内側に前記端子側ハウジング14が嵌入され、この端子側ハウジング14側の撓み片58の被係止突起58aが前記フード部52側の窓57に嵌り込む位置で当該端子側ハウジング14が前記基板側ハウジング16に係止される。その際、前記端子側ハウジング14における各端子押付け部42の被押圧突起42aが前記基板側ハウジング16の第1押付け操作面55または第2押付け操作面56からの押圧を受け、その押圧力で当該端子押付け部42が押付け方向に弾性変位する。すなわち、これらの端子押付け部42は前記各端子11(12)の弾性接触部22の接触部26を回路基板10上の接続用導体18に押付ける方向に変位する。この押付け力は、前記弾性接触部22とこれに対応する接続用導体18との間に十分な接触圧を付与し、その接続信頼性を高める。
一方、前記回路基板10の縁部は、前記端子保持部材30の挿入溝34内に挿入されるとともに、この挿入溝34の奥部の圧縮コイルばね36を圧縮させる。その圧縮に伴う圧縮コイルばね36の弾発力が前記端子側ハウジング14の嵌入を行う操作者に反力を与える。この反力は、前記操作者に通常のコネクタの嵌合操作の感触に近い感触を与える。
また、前記回路基板10の縁部は、上下に並ぶ弾性保持部38同士の間に割り込むようにして、すなわち当該弾性保持片38を上下両外側に弾性変位させるようにして挿入溝34内に挿入されるので、当該弾性保持片38の弾性復帰力によって上下から弾性的に保持される状態となる。従って、前記挿入溝34内で前記回路基板10の上下面と端子保持部材30の上下壁33との間に多少の隙間があっても、また回路基板10に反り等の変形が多少存在しても、当該回路基板10の縁部は前記挿入溝34内でがたつきなく安定して保持されることになる。
さらに、前記回路基板10の縁部が前記挿入溝34内に挿入される領域と、前記端子保持部材30において前記端子11,12が保持される領域とが前後方向(前記挿入の方向)について一部重複していれば、その重複分だけ当該前後方向についてのコネクタ全体の寸法が削減される。
なお、前記挿入溝34は仕様に応じて適宜省略が可能である。
本発明は、前記押付け操作面55,56の具体的な形状を制限されない。これらの押付け操作面55,56は例えば前記回路基板10の上下面と平行な面でもよい。ただし、この場合には端子側ハウジング14への回路基板10の挿入当初から当該回路基板10と端子11,12の弾性接触部22との間に高い接触圧が発生することになり、その分、挿入作業はしづらくなる。これに対し、図示のような前記押付け操作面55,56の形状すなわち前記回路基板10の奥側に向かうに従って当該回路基板10の表面に近付く形状は、当該押付け操作面55,56と前記回路基板10との間に挟まれた空間内への前記端子押付け部42の進入を円滑にする。
さらに、このような押付け操作面55,56の形状は、前記進入の度合いによって前記端子押付け部42の前記押付け方向への弾性変位量を変えることができるので、前記回路基板10の厚みが変更されても、前記基板側ハウジング16による前記端子側ハウジング14の係止位置を前記進入方向について変更するだけで前記厚みの変更に対応することが可能である。例えば、図1に示す回路基板10の厚み寸法t1よりも小さな厚み寸法をもつ回路基板の接続用導体に端子11,12を接触させる場合には、前記基板側ハウジング16による前記端子側ハウジング14の係止位置を図1に示す位置よりも奥側の位置に設定するだけでよく、端子側ハウジング14自体の構造を変更する必要がない。従って、互いに厚みの異なる複数種の回路基板10について共通の端子側ハウジング14を適用する
ことが可能である。
その他、本発明は例えば次のような実施の形態をとることも可能である。
・本発明では、端子の個数を問わない。例えば、前記第1端子11または前記第2端子12のみを具備するものであってもよいし、前記第1端子11または前記第2端子12がそれぞれ単数のものであってもよい。同様に、端子押付け部が単数であって当該端子押付け部が複数の端子の弾性接触部を同時に回路基板に押付けるものであってもよい。ただし、前記端子押付け部が、前記端子カバー部において前記端子の配列方向と平行な方向に並ぶ複数の位置にそれぞれ互いに独立して変位可能となるように設けられていれば、例えば前記端子の配列方向について回路基板に反りがあったり厚み寸法にばらつきがあったりする場合でも、それぞれの部位において各端子押付け部が好適な量だけ変位することにより、各端子をこれに対応する接続用導体に良好に圧接させることができる。特に、図例のように前記端子押付け部42が前記端子11,12ごとに設けられているコネクタでは、各端子11,12の接触状態をより確実に向上させることが可能である。
・前記端子側ハウジング14の具体的な構造は適宜変更可能である。例えば、前記端子側ハウジング14の端子保持部材30及び両カバー部材31,32が単一の部材により構成されたもの、すなわち全体が一体に成形されたものであって、その後方から各端子が端子収容室内に挿入されるものであってもよい。ただし、図例のように、前記端子保持部材30に対してこれとは別部材である第1カバー部材31及び第2カバー部材32が後から装着されるものでは、これらのカバー部材31,32の装着前の段階で前記端子保持部材30に各端子11,12を容易にセットすることが可能になる。
本発明の実施の形態に係るカードエッジコネクタの断面側面図である。 前記カードエッジ型コネクタの断面平面図である。 前記カードエッジ型コネクタの側面図である。 前記カードエッジコネクタにおける端子側ハウジングの正面図である。 前記端子側ハウジングの側面図である。 (a)は前記端子側ハウジングを構成する端子保持部材の平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。 (a)は前記端子側ハウジングを構成する第1カバー部材の平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。
10 回路基板
11 第1端子
12 第2端子
14 端子側ハウジング
16 基板側ハウジング
18 接続用導体
20 基板部
22 弾性接触部
30 端子保持部材
31 第1カバー部材
32 第2カバー部材
34 挿入溝
36 圧縮コイルばね
38 弾性保持部
40 端子カバー部
42 端子押付け部
49 スリット
50 基板固定部
52 フード部
55 第1押付け操作面
56 第2押付け操作面
57 係止窓
58a 被係止突起

Claims (8)

  1. 回路基板の縁部の表面に設けられた接続用導体に接触することにより当該導体と導通可能な端子を備えたカードエッジ型コネクタであって、
    前記端子を保持する端子側ハウジングと、
    前記回路基板に固定され、前記端子が前記接続用導体と接触する位置で前記端子側ハウジングを係止する係止部をもつ基板側ハウジングとを備え、
    前記端子は、前記端子側ハウジングに保持される被保持部と、この被保持部に対して前記回路基板の厚み方向に弾性変位することにより当該弾性変位の方向に前記接続用導体に対して接触可能な弾性接触部とを有し、
    前記端子側ハウジングは、前記端子の被保持部を保持する端子保持部と、前記端子の弾性接触部を前記回路基板と反対の側から覆う端子カバー部とを有し、この端子カバー部は、前記弾性接触部を前記接続用導体に押付ける押付け方向に変位可能な端子押付け部を含み、
    前記基板側ハウジングは、その係止部が前記端子側ハウジングを係止する位置で前記端子押付け部を前記押付け方向に変位させるように当該端子押付け部に対して圧接する押付け操作面を有し、この押付け操作面は、前記回路基板の奥側に向かうに従って当該回路基板の表面に近付く形状を有し、
    前記端子側ハウジングの端子カバー部は、前記押付け操作面に沿う形状の外側面を有し、前記端子押付け部を含めて全体が一体に成形されたものであり、
    前記端子押付け部は、その一部が前記端子カバー部の他の部分につながっていて当該つながり部分を支点として前記押付け方向に撓み変位するものであることを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  2. 請求項記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記端子を複数個備え、
    前記端子側ハウジングの端子保持部は前記各端子が前記回路基板の縁に沿う方向に並ぶようにこれらの端子の被保持部を保持するものであり、
    前記端子押付け部は、前記端子カバー部において前記端子の配列方向と平行な方向に並ぶ複数の位置に、それぞれ互いに独立して変位可能となるように設けられていることを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  3. 請求項記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記端子押付け部は前記端子ごとに設けられていることを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記端子として、前記回路基板の一方の面に設けられた接続用導体に接触する第1端子と、前記回路基板の他方の面に設けられた接続用導体に接触する第2端子とを含み、
    前記端子保持部は、前記第1端子の被保持部が固定される第1保持面と、この第1保持面の裏側の面であって前記第2端子の被保持部が固定される第2保持面とを有し、
    前記端子側ハウジングは、前記端子カバー部として、前記第1端子の弾性接触部を前記回路基板と反対の側から覆う第1端子カバー部と、前記第2端子の弾性接触部を前記回路基板と反対の側から覆う第2端子カバー部とを有し、これらの端子カバー部がそれぞれ前記端子押付け部を含み、
    前記基板側ハウジングは、前記第1端子カバー部の端子押付け部に圧接する第1押付け操作面と、前記第2端子カバー部の端子押付け部に圧接する第2押付け操作面とを有することを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  5. 請求項記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記端子側ハウジングは、前記端子保持部を構成する端子保持部材と、前記第1端子カバー部を含み、前記端子保持部材に保持される前記第1端子を覆うように前記端子保持部材に装着される第1カバー部材と、前記端子保持部材に保持される前記第2端子を覆うように前記端子保持部材に装着される第2カバー部材とを備えることを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  6. 請求項または記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記端子保持部は、前記端子側ハウジングが前記基板側ハウジングの係止部に係止される状態で前記回路基板の縁部が挿入される挿入溝を有し、この挿入溝内における前記回路基板の挿入領域と前記第1端子及び第2端子の被保持部がそれぞれ保持される領域とが一部重複していることを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  7. 請求項記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記挿入溝の奥部にこの挿入溝内に挿入される回路基板の縁部に対してその挿入方向と逆方向の反力を与える圧縮ばねが設けられていることを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
  8. 請求項または記載のカードエッジ型コネクタにおいて、
    前記端子保持部は、前記挿入溝に挿入される前記回路基板の縁部をその厚み方向の両側から弾性的に保持する弾性保持部を有することを特徴とするカードエッジ型コネクタ。
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