JP2010040591A - 接着方法、太陽電池モジュールの製造方法及び電子部品の製造方法 - Google Patents

接着方法、太陽電池モジュールの製造方法及び電子部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板上に樹脂接着テープ片を精度良く配置することを可能とする接着方法、太陽電池モジュールの製造方法及び電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】
本実施形態に係る樹脂接着テープ55の接着方法は、樹脂接着テープ片55aを太陽電池基板10に押し付けるとともに加熱することによって、樹脂接着テープ片55aを太陽電池基板に接着する工程を備える。当該工程において、樹脂接着テープ片55aのうち切断位置Y側の一端部である第1部分55aを、第2部分55aよりも低い温度で加熱する。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板に樹脂接着テープを接着する接着方法、太陽電池モジュールの製造方法及び電子部品の製造方法に関する。
従来、各種素子を組込むプリント配線板や太陽電池基板などに配線材を電気的に接続する場合、導電性を有する樹脂接着テープを用いる手法が広く知られている。
例えば、複数の太陽電池基板を互いに電気的に接続するための配線材は、樹脂接着テープを介して、各太陽電池基板に電気的に接続される。具体的には、図1(a)に示すように、圧着ツール300によって、支持フィルム150に貼り付けられた樹脂接着テープ200を太陽電池基板10に押し付ける。この際、圧着ツール300を所定の温度に加熱しておくことによって、樹脂接着テープ200を支持フィルム150から剥がすとともに太陽電池基板10に貼り付けることができる。
ここで、図1(a)に示すように、樹脂接着テープ200の一端から所定間隔で樹脂接着テープ200を切断することによって、樹脂接着テープ片200aを形成する手法が提案されている(特許文献1参照)。このような手法によれば、樹脂接着テープ片200aのみを太陽電池基板10上に貼り付けることができるため、樹脂接着テープ200を太陽電池基板10上に精度良く配置することができる。
なお、圧着ツール300は、圧着ヘッド301と、圧着パッド302と、加熱機構301aとを備える。圧着ヘッド301に内蔵される加熱機構301aは、圧着パッド302全体を均一に加熱する。圧着パッド302は、シリコーンゴムなどの弾性部材によって構成される。
特開平7−101618号公報
ここで、圧着ツール300を繰り返し使用するに従って、図1(b)に示すように、圧着パッド302に変形が生じる。そのため、樹脂接着テープ200は、切断位置Xを跨いで加熱されることによって、太陽電池基板10上に余分に貼り付けられてしまう。その結果、支持フィルム150を剥がし難くなり、樹脂接着テープ片200aを継続的に精度良く配置することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、基板上に樹脂接着テープ片を精度良く配置することを可能とする接着方法、太陽電池モジュールの製造方法及び電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の特徴に係る接着方法は、支持フィルムに貼り付けられた樹脂接着テープを基板に接着する接着方法であって、支持フィルム上において、樹脂接着テープの一端から所定間隔の切断位置で樹脂接着テープを切断することによって、樹脂接着テープ片を形成する工程Aと、支持フィルム側から樹脂接着テープ片を基板に押し付けるとともに、樹脂接着テープ片を加熱することによって、樹脂接着テープ片を基板に接着する工程Bと、支持フィルムから樹脂接着テープ片を剥がす工程Cとを備え、工程Bにおいて、樹脂接着テープ片のうち切断位置側の端部分である第1部分を、樹脂接着テープ片のうち第1部分を除く第2部分よりも低い温度で加熱することを要旨とする。
従って、切断位置付近では、樹脂接着テープの基板に対する接着力を、樹脂接着テープの支持フィルムに対する接着力よりも小さくすることができる。従って、切断位置を跨いで樹脂接着テープが加熱された場合であっても、樹脂接着テープが基板10上に余分に貼り付けられることを抑制することができる。その結果、樹脂接着テープ片を継続的に精度良く基板上に配置することができる。
本発明の一の特徴において、工程Bにおいて、樹脂接着テープ片を加熱する加熱ツールは、第1部分を加熱する第1加熱ツール部と、第2部分を加熱する第2加熱ツール部とを備えていてもよい。
本発明の特徴に係る太陽電池モジュールの製造方法は、配線材によって互いに電気的に接続された複数の太陽電池基板を備える太陽電池モジュールの製造方法であって、支持フィルムに貼り付けられた樹脂接着テープを、支持フィルム上において、樹脂接着テープの一端から所定間隔の切断位置で切断することによって、樹脂接着テープ片を形成する工程Aと、支持フィルム側から樹脂接着テープ片を、複数の太陽電池基板のうち一の太陽電池基板に押し付けるとともに、樹脂接着テープ片を加熱することによって、樹脂接着テープ片を一の太陽電池基板に接着する工程Bと、支持フィルムから樹脂接着テープ片を剥がす工程Cと、一の太陽電池基板に接着された樹脂接着テープ片上に、配線材を配置する工程Dと、樹脂接着テープ片を加熱硬化させる工程Eとを備え、工程Bにおいて、樹脂接着テープ片のうち切断位置側の端部分である第1部分を、樹脂接着テープ片のうち第1部分を除く第2部分よりも低い温度で加熱することを要旨とする。
本発明の特徴に係る電子部品の製造方法は、基板と、基板上に設けられた電極に電気的に接続される配線材とを備える電子部品の製造方法であって、支持フィルムに貼り付けられた樹脂接着テープを、支持フィルム上において、樹脂接着テープの一端から所定間隔の切断位置で切断することによって、樹脂接着テープ片を形成する工程Aと、支持フィルム側から樹脂接着テープ片を、電極に押し付けるとともに、樹脂接着テープ片を加熱することによって、樹脂接着テープ片を電極に接着する工程Bと、支持フィルムから樹脂接着テープ片を剥がす工程Cと、基板に接着された樹脂接着テープ片上に、配線材を配置する工程Dと、樹脂接着テープ片を加熱硬化させる工程Eとを備え、工程Bにおいて、樹脂接着テープ片のうち切断位置側の端部分である第1部分を、樹脂接着テープ片のうち第1部分より他端部側である第2部分よりも低い温度で加熱することを要旨とする。
本発明によれば、基板上に樹脂接着剤を精度良く配置することを可能とする接着方法、太陽電池モジュールの製造方法及び電子部品の製造方法を提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(太陽電池モジュールの構成)
本発明の実施形態に係る太陽電池モジュール100の概略構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。図3は、本実施形態に係る太陽電池ストリング1の平面図である。
太陽電池モジュール100は、太陽電池ストリング1、受光面側保護材2、裏面側保護材3及び封止材4を備える。太陽電池モジュール100は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間に、太陽電池ストリング1を封止材4によって封止することにより構成される。
太陽電池ストリング1は、複数の太陽電池基板10、配線材11及び樹脂接着層12を備える。太陽電池ストリング1は、複数の太陽電池基板10を配線材11によって互いに接続することにより構成される。
複数の太陽電池基板10は、配列方向Hに沿って配列される。太陽電池基板10は、図2及び図3に示すように、光電変換部20、細線電極30及び接続用電極40を備える。なお、図4は、本実施形態に係る太陽電池基板10の平面図である。
光電変換部20は、受光面における受光により光生成キャリア(正孔及び電子)を生成する。光電変換部20は、pn型接合或いはpin接合などの半導体接合を内部に有する。光電変換部20は、単結晶Si、多結晶Si等の結晶系半導体材料、GaAs、InP等の化合物半導体材料等の一般的な半導体材料などを用いて形成することができる。なお、光電変換部20は、単結晶シリコン基板と非晶質シリコン層との間に実質的に真性な非晶質シリコン層が挟まれた、いわゆるHIT構造を有していてもよい。
細線電極30は、光電変換部20から光生成キャリアを収集する収集電極である。細線電極30は、光電変換部20上において、配列方向Hと略直交する直交方向Tに沿って複数本形成される。細線電極30は、例えば、塗布法や印刷法を用いて、樹脂型導電性ペーストや焼結型導電性ペースト(セラミックペースト)などによって形成することができる。細線電極30は、配線材11と電気的に接続される。
接続用電極40は、配線材11を接続するための電極である。接続用電極40は、光電変換部20上において、配列方向Hに沿って形成され、複数本の細線電極30と交差する。接続用電極40は、細線電極30と同様の材料によって形成することができる。
なお、図1に示すように、細線電極30及び接続用電極40は、光電変換部20の受光面上及び裏面上において同様に形成される。細線電極30及び接続用電極40それぞれの寸法及び本数は、光電変換部20の大きさや物性などを考慮して、適当な本数に設定することができる。例えば、光電変換部20が約100mm角である場合には、約50本の細線電極30と、約1.5mm幅の2本の接続用電極40を形成できる。
配線材11は、複数の太陽電池基板10を互いに電気的に接続する。具体的に、配線材11は、一の太陽電池基板10の接続用電極40と、一の太陽電池基板10に隣接する他の太陽電池基板10の接続用電極とに接続される。配線材11は、樹脂接着層12を介して接続用電極40に接続される。配線材11は、薄板状または縒り線状の銅、銀、金、錫、ニッケル、アルミニウム、或いはこれらの合金に鉛フリー半田メッキや錫メッキを施すことによって形成される。
樹脂接着層12は、配線材11と接続用電極40との間に介挿される。樹脂接着層12は、一般的なPbフリー半田(例えば、SnAg3.0Cu0.5)の融点以下、即ち、約200℃以下の温度で硬化することが好ましい。樹脂接着層12としては、例えば、アクリル樹脂、柔軟性の高いポリウレタン系などの熱硬化性樹脂接着剤の他、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、あるいはウレタン樹脂に硬化剤を混合させた2液反応系接着剤などを用いることができる。樹脂接着層12の幅は、配線材11の幅と略同等、または、配線材11の幅よりも狭くてもよい。
また、樹脂接着層12は、導電性であっても良いし、絶縁性であっても良い。樹脂接着層12が導電性である場合には、樹脂接着層12に複数の導電性粒子が含まれていても良い。導電性粒子としては、ニッケル、金コート付きニッケルなどを用いることができる。一方、樹脂接着層12が絶縁性である場合には、樹脂接着層12に複数の絶縁性粒子(例えば、Al粒子)が含まれていてもよい。樹脂接着層12が絶縁性である場合には、配線材11の少なくとも一部が接続用電極40に接触することにより、配線材11と接続用電極40の電気的な接続がとられる。
受光面側保護材2は、封止材4の受光面側に配置され、太陽電池モジュール100の表面を保護する。受光面側保護材2としては、透光性及び遮水性を有するガラス、透光性プラスチック等を用いることができる。
裏面側保護材3は、封止材4の裏面側に配置され、太陽電池モジュール100の背面を保護する。裏面側保護材3としては、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂フィルム、Al箔を樹脂フィルムでサンドイッチした構造を有する積層フィルムなどを用いることができる。
封止材4は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間で太陽電池ストリング1を封止する。封止材4としては、EVA、EEA、PVB、シリコン、ウレタン、アクリル、エポキシ等の透光性の樹脂を用いることができる。
以上の構成を有する太陽電池モジュール100の外周には、Alフレーム(不図示)を取り付けることができる。
(太陽電池モジュールの製造方法)
以下において、本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法について、図面を参照しながら説明する。
まず、図5に示すように、支持フィルム50に貼り付けられた樹脂接着テープ55の一端から所定間隔Lの切断位置Yにおいて、樹脂接着テープ55をカッター60によって切断する。
次に、図6に示すように、圧着ツール70によって、支持フィルム50に貼り付けられた樹脂接着テープ片55aを太陽電池基板10に加熱圧着する。具体的には、圧着ツール70によって、支持フィルム50に貼り付けられた樹脂接着テープ片55aを、支持フィルム50側から太陽電池基板10の接続用電極40上に押し付ける。
ここで、圧着ツール70は、図6に示すように、圧着ヘッド71と、圧着パッド72と、第1加熱機構71aと、第2加熱機構71aとを備える。圧着ヘッド71は、第1加熱機構71aと第2加熱機構71aとを内蔵する。第1加熱機構71a及び第2加熱機構71aそれぞれは、圧着パッド72を介して、樹脂接着テープ片55aを加熱する。
具体的には、図6に示すように、第1加熱機構71aは、樹脂接着テープ片55aのうち切断位置Y側の一端部である第1部分55aを第1温度Tに加熱する。また、第2加熱機構71aは、樹脂接着テープ片55aのうち第1部分55aよりも他端部側の第2部分55aを第2温度Tに加熱する。第1温度T及び第2温度Tは、樹脂接着テープ片55aの軟化温度以上、かつ、樹脂接着テープ片55aの硬化温度より低いことが好ましい。従って、樹脂接着テープ片55aは軟化され、太陽電池基板10(接続用電極40)に接着される。ここで、本実施形態において、第1温度Tは、第2温度Tよりも低い。加熱温度が高い程、樹脂接着テープ片55aの接着力は大きい。従って、第1部分55aの太陽電池基板10に対する接着力は、第2部分55aの太陽電池基板10に対する接着力よりも小さい。
なお、図6に示すように、配列方向Hにおいて、第1加熱機構71aの長さは、第2加熱機構71aの長さよりも小さい。従って、配列方向Hにおいて、第1部分55aの長さは、第2部分55aの長さよりも小さい。また、圧着パッド72は、約1mm厚のシリコーンゴムなどの弾性部材によって構成される。このような圧着パッド72は、繰り返し使用するに従って変形する(図1(b)参照)。
次に、図7に示すように、圧着ツール70及び支持フィルム50を上方に移動させることによって、支持フィルム50から樹脂接着テープ片55aを剥がす。これによって、太陽電池基板10(接続用電極40)上に樹脂接着層12が形成される。
次に、樹脂接着層12(樹脂接着テープ片55a)上に配線材11の一端部を配置する。続いて、樹脂接着層12を硬化温度以上に加熱することによって、樹脂接着層12を硬化させる。これによって、配線材11は、樹脂接着層12を介して、太陽電池基板10に接続される。
以上の工程を複数の太陽電池基板10それぞれの受光面上及び裏面上において繰返し行うことにより、上述した太陽電池ストリング1を形成する。
次に、受光面側保護材2上に、封止材4、太陽電池ストリング1、封止材4及び裏面側保護材3を順次積層して積層体を形成する。
次に、図8に示すラミネート装置80を用いて積層体をラミネートする。ラミネート装置80は、下側ハウジング81、ヒータプレート82、上側ハウジング83、ダイアフラム84を備える。具体的には、下側ハウジング81内部を真空引きしながら、ヒータプレート82を約150〜200℃に加熱する。これによって、図9に示すように、積層体がダイアフラム84とヒータプレート82とによって熱圧着され、太陽電池モジュール100が形成される。
(作用及び効果)
本実施形態に係る樹脂接着テープ55の接着方法では、樹脂接着テープ片55aを太陽電池基板10に押し付けるとともに加熱することによって、樹脂接着テープ片55aを太陽電池基板に接着する工程において、樹脂接着テープ片55aのうち切断位置Y側の一端部である第1部分55aを第2部分55aよりも低い温度で加熱する。
従って、切断位置Y付近では、樹脂接着テープ55の太陽電池基板10に対する接着力を、樹脂接着テープ55の支持フィルム50に対する接着力よりも小さくすることができる。従って、圧着ツール70によって樹脂接着テープ55が切断位置Yを跨って加熱された場合(図1(b)参照)であっても、樹脂接着テープ55が太陽電池基板10上に余分に貼り付けられることを抑制することができる。その結果、樹脂接着テープ片55aを継続的に精度良く太陽電池基板10上に配置できるため、太陽電池モジュール100の生産性を向上することができる。
一方で、第1部分55aは、支持フィルム50により強く接着されているものの、太陽電池基板10により強く接着されている第2部分55aに引っ張られるため、支持フィルム50から容易に剥がれることが担保されている。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、圧着ツール70が第1加熱機構71aと第2加熱機構71aとを備えることとしたが、これに限られるものではない。圧着ツール70は、樹脂接着テープ片55aの第1部分55aを第2部分55aよりも低い温度で加熱できる構成であればよい。例えば、図10に示すように、圧着ツール70は、第1部分55aを加熱する第1加熱ツール部711と、第2部分55aを加熱する第2加熱ツール部712とに分離されていてもよい。第1加熱ツール部711は、第1加熱パッド部721を介して、第1部分55aを第1温度Tに加熱する。第2加熱ツール部712は、第2加熱パッド部722を介して、第2部分55aを第2温度Tに加熱する。
また、上記実施形態では、太陽電池基板10を例に挙げて説明したが、上記樹脂接着テープ55の接着方法は、プリント配線板などの電子基板と、電子基板上に設けられた電極に電気的に接続される配線材とを備える電子部品の製造方法に適用することができる。例えば、液晶表示素子の電極に、外部回路と接続するための配線材を接着するときに用いることができる。具体的には、樹脂接着テープ片55aを、電極に押し付けるとともに、支持フィルム50側から樹脂接着テープ片55aを加熱することによって、樹脂接着テープ片55aを電極に接着すればよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
以下、本発明に係る接着方法について、実施例を挙げて具体的に説明する。但し、本発明は、下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することができるものである。
(実施例1)
実施例1では、以下の接着方法によって、太陽電池基板上に接着層を形成した。
まず、約10μmφのNi粒子が約1000個/1mmの密度で混入されたエポキシ樹脂を主成分とする接着テープをPETフィルム上に貼り付けた。次に、PETフィルム上において、接着テープの一端から所定間隔の切断位置で、接着テープをカッターで切断した。これによって、接着テープ片を形成した。
次に、圧着ツールによって、接着テープ片を太陽電池基板上に加熱圧着した。具体的には、図6に示すように、圧着ヘッド、圧着パッド、第1加熱機構及び第2加熱機構を備える圧着ツールによって、接着テープ片を太陽電池基板10上に押し付けた。この場合、第1加熱機構の温度を60℃、第2加熱機構の温度を100℃に設定した。なお、圧着パッドとして、約1mm厚のシリコーンゴムを用いた。
次に、支持フィルムを上方に移動させることによって、支持フィルムから接着テープ片を剥がした。
(実施例2)
実施例2では、上記実施例1に係る接着方法と同様に、太陽電池基板上に接着層を形成した。実施例1と実施例2との相違点は、図10に示すように、圧着ツールが第1加熱ツール部と第2加熱ツール部とに分離されている点である。この場合、第1加熱ツール部に内蔵される第1加熱機構の温度を60℃、第2加熱ツール部に内蔵される第2加熱機構の温度を100℃に設定した。
(比較例)
比較例では、上記実施例1に係る接着方法と同様に、太陽電池基板上に接着層を形成した。実施例1と比較例との相違点は、図1(a)に示すように、圧着ツールは、圧着ツール全体を均一に加熱する加熱機構を備える点である。この場合、加熱機構の温度を100℃に設定した。
(接着不良の比較)
実施例1、実施例2及び比較例の接着方法を10000回ずつ繰り返し行った場合の接着不良発生率を比較した。接着不良とは、変形した圧着ツール(図1(b)参照)によって切断位置を跨いで加熱された接着テープが太陽電池基板上に余分に接着された状態である。
実施例1及び実施例2では、圧着ツールを10000回繰返して使用しても接着不良は発生しなかった。これは、切断位置付近が約60℃で加熱されたため、接着テープの太陽電池基板に対する接着力を、接着テープのPETフィルムに対する接着力よりも小さくすることができたためである。
一方、比較例では、圧着ツールを約5000回繰り返し使用した時点から接着不良が発生し、約7000回繰り返し使用した時点での接着不良率が1%以上となった。これは、切断位置付近が約100℃で加熱されたため、接着テープの太陽電池基板に対する接着力が、接着テープのPETフィルムに対する接着力よりも大きくなったためである。
以上より、接着テープ片のうち切断位置側を、それ以外の部分よりも低い温度で加熱することによって、接着不良を低減できることが確認された。
従来の樹脂接着テープの接着方法を説明するための図である。 本発明の本実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。 本発明の本実施形態に係る太陽電池ストリング1の平面図である。 本発明の実施形態に係る太陽電池基板10の平面図である。 本発明の実施形態に係る樹脂接着テープの接着方法を説明するための図である(その1)。 本発明の実施形態に係る樹脂接着テープの接着方法を説明するための図である(その2)。 本発明の実施形態に係る樹脂接着テープの接着方法を説明するための図である(その3)。 本発明の実施形態に係る樹脂接着テープの接着方法を説明するための図である(その4)。 本発明の実施形態に係る樹脂接着テープの接着方法を説明するための図である(その5)。 本発明の実施形態に係る圧着ツールの構成を示す図である。
符号の説明
X…切断位置、Y…切断位置、1…太陽電池ストリング、2…受光面側保護材、3…裏面側保護材、4…封止材、10…太陽電池基板、11…配線材、12…樹脂接着層、20…光電変換部、30…細線電極、40…接続用電極、50…支持フィルム、55…樹脂接着テープ、55a…樹脂接着テープ片、60…カッター、70…圧着ツール、71…圧着ヘッド、71a…第1加熱機構、71a…第2加熱機構、72…圧着パッド、80…ラミネート装置、81…下側ハウジング、82…ヒータプレート、83…上側ハウジング、84…ダイアフラム、100…太陽電池モジュール、150…支持フィルム、200…樹脂接着テープ、200a…樹脂接着テープ片、300…圧着ツール、301…圧着ヘッド、301a…加熱機構、302…圧着パッド、711…第1加熱ツール部、712…第2加熱ツール部、721…第1加熱パッド部、722…第2加熱パッド部

Claims (4)

  1. 支持フィルムに貼り付けられた樹脂接着テープを基板に接着する接着方法であって、
    前記支持フィルム上において、前記樹脂接着テープの一端から所定間隔の切断位置で前記樹脂接着テープを切断することによって、樹脂接着テープ片を形成する工程Aと、
    前記支持フィルム側から前記樹脂接着テープ片を前記基板に押し付けるとともに、前記樹脂接着テープ片を加熱することによって、前記樹脂接着テープ片を前記基板に接着する工程Bと、
    前記支持フィルムから前記樹脂接着テープ片を剥がす工程Cと
    を備え、
    前記工程Bにおいて、
    前記樹脂接着テープ片のうち前記切断位置側の一端部である第1部分を、前記樹脂接着テープ片のうち前記第1部分より他端部側である第2部分よりも低い温度で加熱する
    ことを特徴とする接着方法。
  2. 前記工程Bにおいて、
    前記樹脂接着テープ片を加熱する加熱ツールは、前記第1部分を加熱する第1加熱ツール部と、前記第2部分を加熱する第2加熱ツール部とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の接着方法。
  3. 配線材によって互いに電気的に接続された複数の太陽電池基板を備える太陽電池モジュールの製造方法であって、
    支持フィルムに貼り付けられた樹脂接着テープを、前記支持フィルム上において、前記樹脂接着テープの一端から所定間隔の切断位置で切断することによって、樹脂接着テープ片を形成する工程Aと、
    前記支持フィルム側から前記樹脂接着テープ片を、前記複数の太陽電池基板のうち一の太陽電池基板に押し付けるとともに、前記樹脂接着テープ片を加熱することによって、前記樹脂接着テープ片を前記一の太陽電池基板に接着する工程Bと、
    前記支持フィルムから前記樹脂接着テープ片を剥がす工程Cと、
    前記一の太陽電池基板に接着された前記樹脂接着テープ片上に、前記配線材を配置する工程Dと、
    前記樹脂接着テープ片を加熱し、前記配線材を前記一の太陽電池基板に接着させる工程Eと
    を備え、
    前記工程Bにおいて、
    前記樹脂接着テープ片のうち前記切断位置側の一端部である第1部分を、前記樹脂接着テープ片のうち前記第1部分より他端部側である第2部分よりも低い温度で加熱する
    ことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 基板と、前記基板上に設けられた電極に電気的に接続される配線材とを備える電子部品の製造方法であって、
    支持フィルムに貼り付けられた樹脂接着テープを、前記支持フィルム上において、前記樹脂接着テープの一端から所定間隔の切断位置で切断することによって、樹脂接着テープ片を形成する工程Aと、
    前記支持フィルム側から前記樹脂接着テープ片を、前記電極に押し付けるとともに、前記樹脂接着テープ片を加熱することによって、前記樹脂接着テープ片を前記電極に接着する工程Bと、
    前記支持フィルムから前記樹脂接着テープ片を剥がす工程Cと、
    前記基板に接着された前記樹脂接着テープ片上に、前記配線材を配置する工程Dと、
    前記樹脂接着テープ片を加熱し、前記配線材を前記電極に接着させる工程Eと
    を備え、
    前記工程Bにおいて、
    前記樹脂接着テープ片のうち前記切断位置側の一端部である第1部分を、前記樹脂接着テープ片のうち前記第1部分より他端部側である第2部分よりも低い温度で加熱する
    ことを特徴とする電子部品の製造方法。
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