JP2010036507A - ラベル用紙の頭出し制御方法およびラベルプリンタ - Google Patents

ラベル用紙の頭出し制御方法およびラベルプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】電源再投入時に行われる頭出し動作によって無駄になるラベルの枚数を低減させることができるラベルプリンタにおけるラベル用紙の頭出し制御方法を提案すること。
【解決手段】ラベルプリンタ1は、印刷が行われている間に共通紙搬送路部分G上における各ラベルBのラベル下流端Jおよびラベル上流端Kの位置をそれぞれ第1距離Nおよび第2距離Oとして把握する。また、第1距離Nおよび第2距離Oを各ラベルBと関連づけて管理テーブルとして記憶保持し、記録紙10aが搬送される毎に更新する。管理テーブルは電源オフ指令が発行されると不揮発性メモリ46に退避させられ、電源が再投入されてオンになると、不揮発性メモリ46から読み出される。電源が再投入されたときに行われる頭出しでは、管理テーブルの第1距離Nおよび第2距離Oに基づいて、印刷位置Cに最も近いラベルBの印刷開始目標位置Mが印刷位置Cに位置決めされる。
【選択図】図8

Description

本発明は、長尺状の剥離台紙に所定間隔でラベルが貼り付けられているラベル用紙を搬送して印刷を行うラベルプリンタに関する。より詳細には、ラベル上に予め設定されている印刷開始目標位置を印刷ヘッドによる印刷位置に位置決めする頭出しを行う際に、印刷位置よりも搬送方向の下流に配置されて無駄になるラベルの枚数を低減させることができるラベル用紙の頭出し制御方法、および、ラベルプリンタに関する。
印刷ヘッドによる印刷位置を経由する紙搬送路に沿って長尺状の剥離台紙上に所定間隔でラベルを貼り付けたラベル用紙を搬送して印刷を行うラベルプリンタでは、電源が投入されると、ラベル上に予め設定されている印刷開始目標位置を印刷位置に位置決めする頭出しが行なわれる。頭出しは、ラベル用紙を紙搬送路に沿って搬送し、紙搬送路上の検出位置に配置したフォトセンサによってラベルのラベル先端や剥離台紙に付されているマークなどの基準部位を検出し、基準部位の検出時点から所定搬送距離だけ剥離台紙を搬送することにより行われる。頭出しが終了すると、外部機器などからラベルプリンタに供給された印刷指令や印刷データに基づいて、印刷が行われる。
特許文献1に記載されているラベルプリンタは、印刷位置よりも下流の検出位置において基準部位を検出して頭出しを行なっている。特許文献2に記載されているラベルプリンタは、印刷位置よりも上流の検出位置において基準部位を検出して頭出しを行なっている。
特開2003−312070号公報 特開平07−246738号公報
基準部位を検出するためには、剥離台紙を搬送して検出位置を通過させてフォトセンサなどの検出器からの信号の出力レベルの変化を得る必要がある。このため、電源の投入後に行なわれる頭出しでは、基準部位が検出位置よりも上流にあるラベルを頭出し対象のラベルとして、剥離台紙を下流に向かって搬送しながらこの頭出し対象のラベルの印刷開始目標位置を印刷位置に位置決めする。そして、頭出しが行なわれた後は、この頭出し対象のラベルから印刷を行う。
ここで、検出位置が印刷位置よりも上流に設定されているラベルプリンタで頭出しを行うと、頭出し対象のラベルよりも下流にあるラベルは印刷位置を通過して、印刷位置よりも下流に配置されてしまう。また、頭出し対象のラベルから印刷が始まるので、頭出し対象のラベルよりも下流にあるラベルは印刷に使用されることがなく無駄に消費される。特に、印刷ヘッドとしてインクジェットヘッドを搭載している場合には、インクジェットヘッドから吐出されたインク滴などが飛散してフォトセンサに付着しないように、インクジェットヘッドによる印刷位置とフォトセンサによる検出位置との間の距離が長く確保されている。このため、検出位置から印刷位置までの間に複数枚のラベルが存在しており、基準部位が検出位置よりも上流にある頭出し対象のラベルの頭出しを行うと、これら複数枚のラベルの全てが無駄になってしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、電源が投入される毎に行われる頭出しによって無駄になるラベルの枚数を低減させることができるラベル用紙の頭出し制御方法、および、ラベルプリンタに関する。
上記課題を解決するために、本発明のラベルプリンタにおけるラベル用紙の頭出し制御方法は、
印刷ヘッドによる印刷位置を経由する紙搬送路に沿って長尺状の剥離台紙上にラベルが所定間隔で貼り付けられているラベル用紙を搬送し、
前記印刷ヘッドよりも上流の検出位置において前記ラベル用紙上の基準部位を検出し、
前記基準部位の検出時点に基づいて、前記紙搬送路上における前記ラベルのラベル下流端の位置を前記検出位置からの第1距離として把握し、
前記ラベル用紙を搬送する毎に、前記第1距離を更新し、
電源をオフにすることを指示する電源オフ指令が発行されると、前記第1距離を不揮発性メモリに書き込むとともに前記電源をオフにする電源オフ動作を行い、
前記ラベル用紙が交換されることなく電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記第1距離を読み出すことを特徴とする。
また、本発明のラベルプリンタにおけるラベル用紙の頭出し制御方法は、
印刷ヘッドによる印刷位置を経由する紙搬送路に沿って長尺状の剥離台紙上にラベルが所定間隔で貼り付けられているラベル用紙を搬送し、
前記印刷ヘッドよりも上流の検出位置において前記ラベル用紙上の基準部位を検出し、
前記基準部位の検出時点に基づいて、前記紙搬送路上における前記ラベルのラベル上流端の位置を前記検出位置からの第2距離として把握し、
前記ラベル用紙を搬送する毎に、前記第2距離を更新し、
電源をオフにすることを指示する電源オフ指令が発行されると、前記第2距離を不揮発性メモリに書き込むとともに前記電源をオフにする電源オフ動作を行い、
前記ラベル用紙が交換されることなく電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記第2距離を読み出すことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記第1距離および/または前記第2距離に基づいて前記ラベル上に予め設定されている印刷開始目標位置を前記印刷位置に位置決めする頭出しを行なうことを特徴とする。
本発明によれば、検出位置においてラベル用紙上の基準部位を検出し、基準部位の検出時点に基づいて紙搬送路上におけるラベルのラベル下流端の位置を検出位置からの第1距離として把握し、または、紙搬送路上におけるラベルのラベル上流端の位置を検出位置からの第2距離として把握し、ラベル用紙を搬送する毎に第1距離または前記第2距離を更新する。また、電源オフ指令が発行されると第1距離または前記第2距離を不揮発性メモリに書き込む。そして、ラベル用紙が交換されることなく電源が再投入されてオンになると、第1距離または前記第2距離を不揮発性メモリから読み出して、この第1距離および/または前記第2距離に基づいて、ラベル上の印刷開始目標位置を印刷位置に位置決めする頭出しを行う。電源が再投入されてオンになったときに行なわれる頭出しが、電源がオフにされる前に検出された基準部位によって把握されている第1距離または第2距離に基づいて行われるので、印刷位置または印刷位置の上流側で印刷位置に最も近いラベルを頭出し対象のラベルとすることができる。すなわち、電源がオンになった時に基準部位が検出位置よりも上流にあるラベルを頭出し対象のラベルとする必要がないので、頭出しが行われたときに印刷位置よりも下流側に配置されてしまうラベルの枚数を減らすか、無くすことができる。よって、電源の再投入時における頭出しによって無駄になるラベルの枚数を低減することができる。ここで、基準部位は、例えば、剥離台紙に付されているマークとすることができる。また、ラベルのラベル下流端またはラベル上流端とすることもできる。
また、本発明によれば、電源の再投入時の頭出し動作に際して、紙搬送路上におけるラベル上流端の位置を第2距離として把握しているので、第1距離および第2距離に基づいて各ラベルの間のギャップの位置を把握することができる。或いは、第1距離または第2距離に基づいて、各ラベルの間のギャップの位置を把握することができる。
この場合において、ラベル用紙上に設定されている切断目標位置の紙搬送路上の位置を把握するためには、前記紙搬送路の前記印刷ヘッドの下流側には切断装置が配置されており、前記第1距離および/または前記第2距離に基づいて、前記ラベル用紙上に予め設定されている切断目標位置の前記紙搬送路上における位置を前記検出位置からの第3距離として把握し、前記電源オフ指令が発行されると、前記第3距離を前記不揮発性メモリに書き込み、前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記第3距離を読み出すことが望ましい。また、前記ラベル用紙が搬送される毎に、前記第3距離を更新することが望ましい。
また、本発明において、印刷データのデータ長の指定誤りなどによって、印刷データの印刷長さがセットされているラベル用紙の各ラベルの搬送方向の長さよりも長い場合などに、剥離台紙上などに印刷が行われることがないようにするためには、前記第1距離および/または前記第2距離に基づいて前記ラベル上における搬送方向の印刷可能長さを取得し、前記電源オフ指令が発行されると、前記印刷可能長さを前記不揮発性メモリに書き込み、前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記印刷可能長さを読み出し、供給された印刷データにおける前記ラベルに印刷される搬送方向の印刷長さが前記印刷可能長さを超える場合には、前記印刷データにおける前記印刷可能長さ分に対応するデータ以外のデータ部分を印刷されないようにマスク処理することが望ましい。このようにすれば、複数枚のラベルに亘って印刷が行われて、これらのラベルが無駄になってしまうことを防止できる。
また、本発明において、印刷データのデータ長の指定誤りなどによって、印刷データの印刷長さがセットされているラベル用紙の各ラベルの搬送方向の長さよりも長い場合などに、剥離台紙上などに印刷が行われることがないようにするためには、前記電源がオンになった後の印刷ヘッドによる印刷時には、供給された印刷データが各ラベルの間のギャップに印刷されないように、第1距離および第2距離に基づいて、前記印刷データにマスク処理を施すことが望ましい。
また、本発明において、印刷データの印刷幅の指定誤りなどによって、印刷データの印刷幅が、紙搬送路上にセットされているラベル用紙の剥離台紙の台紙幅よりも広い場合などに、剥離台紙から外れた場所に印刷が行われて、剥離台紙をガイドしているプラテンなどを汚してしまうことを回避するためには、前記紙搬送路上における前記剥離台紙の台紙幅を取得し、前記電源オフ指令が発行されると、前記台紙幅を前記不揮発性メモリに書き込み、前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記台紙幅を読み出し、供給された印刷データの印刷幅が前記台紙幅よりも広い場合には、印刷データにおける前記台紙幅または当該台紙幅よりも所定寸法だけ狭いラベル幅から外れて印刷されるデータ部分を印刷されないようにマスク処理することが望ましい。ここで、ラベル幅から外れて印刷されるデータ部分を印刷されないようにマスク処理すれば、剥離台紙に対して印刷が行われてしまうことを回避できる。
また、本発明において、紙搬送路にセットされているラベル用紙の用紙種類を把握するためには、前記電源オフ指令が発行されると、外部機器からの制御指令に基づいて取得している前記ラベル用紙の用紙種類を前記不揮発性メモリに書き込み、前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記用紙種類を読み出して、前記用紙種類を取得することが望ましい。
また、本発明において、前記検出位置にフォトセンサを設置し、前記フォトセンサからの信号の出力レベルおよび/または前記用紙種類に応じて所定の閾値を設定し、前記出力レベルと前記閾値に基づいて前記基準部位を検出し、前記電源オフ指令が発行されると、前記閾値をセンサ設定値として前記不揮発性メモリに書き込み、前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記センサ設定値を読み出して、このセンサ設定値を前記閾値として設定することが望ましい。このようにすれば、フォトセンサからの信号の出力レベルやラベル用紙の用紙種類に基づいて、基準部位を検出するための閾値が選択的に用いられている場合に、適切な閾値を用いて基準部位を検出することができる。
また、本発明において、前記電源オフ指令が発行されると、前記電源オフ動作を開始し、回路の電圧が降下している間に、前記第1距離および前記第2距離を不揮発性メモリに書き込むことが望ましい。回路には静電容量成分が含まれており、所定時間内の回路が駆動可能な電圧範囲を経て電圧が降下していく。このようにすれば、電源オフ動作が行われている間に第1距離および第2距離を不揮発性メモリに退避させるので、第1距離および第2距離を不揮発性メモリに退避させた後に電源オフ動作を開始する場合と比較して、電源オフ指令が発行されてから電源が切断されるまでの時間を短縮することができる。
次に、本発明は、上記の頭出し制御方法によって、前記ラベル用紙の頭出しを行うことを特徴とするラベルプリンタとすることができる。
本発明によれば、検出位置においてラベル用紙上の基準部位を検出し、基準部位の検出時点に基づいて紙搬送路上におけるラベルのラベル下流端または上流端の位置を検出位置からの第1距離または第2距離として把握し、ラベル用紙を搬送する毎に第1距離または第2距離を更新する。また、電源オフ指令が発行されると第1距離または第2距離を不揮発性メモリに書き込む。そして、ラベル用紙が交換されることなく電源が再投入されてオンになると、第1距離または第2距離を不揮発性メモリから読み出す。そして、この第1距離または第2距離に基づいてラベル上の印刷開始目標位置を印刷位置に位置決めする頭出しを行う。電源が再投入されてオンになったときに行なわれる頭出しが、電源がオフにされる前に検出された基準部位によって把握されている第1距離または第2距離に基づいて行われるので、印刷位置または印刷位置の上流側で印刷位置に最も近いラベルを頭出し対象のラベルとすることができる。すなわち、電源がオンになった時に基準部位が検出位置よりも上流にあるラベルを頭出し対象のラベルとする必要がないので、頭出しが行われたときに印刷位置よりも下流側に配置されてしまうラベルの枚数を減らすか、無くすことができる。よって、電源の再投入時における頭出しによって無駄になるラベルの枚数を低減することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したラベルプリンタの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本発明の実施の形態に係るラベルプリンタの外観斜視図であり、図2はその開閉カバーを全開にした状態の外観斜視図である。
ラベルプリンタ1は全体としてほぼ直方体形状をしたプリンタ本体2と、このプリンタ本体2の前面に取り付けた開閉カバー3とを有している。プリンタ本体2の外装ケース2aの前面には所定幅の記録紙排出口4が形成されている。記録紙排出口4の下側には排紙ガイド5が前方に突出しており、当該排紙ガイド5の側方には開閉レバー6が配置されている。外装ケース2aにおける排紙ガイド5および開閉レバー6の下側には、ロール紙出し入れ用の矩形の開口部2bが形成されており、この開口部2bが開閉カバー3によって封鎖されている。外装ケース2aの前面における開閉カバー3の右側の部位には押しボタン式の電源スイッチ7が配置されている。
開閉レバー6を操作すると開閉カバー3のロックが解除される。排紙ガイド5を前方に引くと、図2に示すように、開閉カバー3が下端部を中心として前方にほぼ水平となるまで開く。開閉カバー3が開くと、プリンタ本体2の内部に形成されているロール紙収納部8が開放状態となる。同時に、印刷位置を規定するための吸引プラテン9が開閉カバー3と一緒に移動してロール紙収納部8から記録紙排出口4に至る空間が開放状態となり、プリンタ前方からロール紙10を簡単に装填できるようになっている。また、ラベルプリンタ1はファンフォールド紙11を使用することが可能になっており、ファンフォールド紙11は、プリンタ本体2の背面側に形成されている記録紙挿入口12(図3参照)から、プリンタ本体2の内部に手差し挿入される。ロール紙10およびファンフォールド紙11は、剥離台紙Aに一定間隔でラベルBが貼り付けられているラベル用紙である。なお、図2ではカバーケース3aおよび開閉レバー6を省略してある。
図3はラベルプリンタ1の内部の概略構成を示す概略縦断面図である。ラベルプリンタ1の内部には、プリンタ本体フレーム13における幅方向の中央部分にロール紙収納部8が形成されている。ロール紙収納部8にはロール紙10がプリンタ幅方向に向いた横置き状態で収納される。ロール紙収納部8の後方には、ロール紙10から繰り出される長尺状の記録紙10aを搬送するための繰り出しローラ14が配置されている。
ロール紙収納部8の上側には、プリンタ本体フレーム13の上端にヘッドユニットフレーム15が水平に取り付けられている。ヘッドユニットフレーム15には、インクジェットヘッド16、このインクジェットヘッド16を搭載しているキャリッジ17、キャリッジ17のプリンタ幅方向への移動をガイドするキャリッジガイド軸18、キャリッジ17をキャリッジガイド軸18に沿って往復移動させるためのキャリッジモータ19およびタイミングベルト20を備えたキャリッジ搬送機構が配置されている。インクジェットヘッド16は、インクノズル面16aが下向きになるようにキャリッジ17に搭載されている。ヘッドユニットフレーム15の前端位置には可動刃を下方に突出させて切断を行うオートカッタ21が配置されている。
ここで、ヘッドユニットフレーム15には、キャリッジ17に搭載されて移動するインクジェットヘッド16の移動位置を検出するためのリニアスケール22およびエンコーダセンサ23が取付けられている。リニアスケール22はインクジェットヘッド16の上方に配置されている。エンコーダセンサ23はインクジェットヘッド16とともにキャリッジ17に搭載されている。また、キャリッジ17には、インクジェットヘッド16の下側を通過する記録紙10aやファンフォールド紙11の剥離台紙Aの台紙幅を検出する紙幅検出器24が搭載されている。紙幅検出器24は反射型フォトセンサであり、キャリッジ17とともに移動しながら照射した検査光の反射率の変動を利用して、記録紙10aやファンフォールド紙11の左右の紙端を検出する。
インクジェットヘッド16の下側には一定のギャップを開けてプリンタ幅方向に水平に延びる吸引プラテン9が配置されている。吸引プラテン9は直方体形状をしており、プラテン表面9aの所定領域には多数の吸引孔が形成されている。吸引プラテン9は、不図示の吸引機構によってこれら吸引孔から空気を吸い込むことによりプラテン表面9a上を搬送される記録紙10aやファンフォールド紙11を吸引でき、これによって、プラテンギャップを一定に保持することができる。
吸引プラテン9の後側には送り出しローラ25がプリンタ幅方向に水平に架け渡されており、送り出しローラ25には所定幅の紙押さえローラ26が所定の押圧力で押し付けられている。送り出しローラ25は、プリンタ本体フレーム13に搭載されている紙送りモータ27によって駆動される。吸引プラテン9における前端側の部位には前側紙押さえローラ28が配置されている。前側紙押さえローラ28は記録紙10aやファンフォールド紙11の浮き上がりを防止するものであり、プラテン表面9a上を通過する記録紙10aやファンフォールド紙11により連れ回りする。
吸引プラテン9の前端には排紙ガイド5が取付けられている。吸引プラテン9の前端におけるプリンタ本体フレーム13およびヘッドユニットフレーム15の間の部位は一定幅の隙間が開いており、この隙間が記録紙排出口4になっている。
吸引プラテン9の下側には、ロール紙押さえレバー29が後方に向かって斜め下方に延びるように取付けられている。ロール紙押さえレバー29はバネ力によって下方に付勢されており、その先端部分に取り付けられているロール紙押さえローラ30が繰り出しローラ14に所定の押圧力で押し付けられている。
吸引プラテン9の後端には下方に湾曲しているテンションガイド31が取り付けられている。ロール紙収納部8に収納されているロール紙10から繰り出される長尺状の記録紙10aは、繰り出しローラ14およびテンションガイド31を経由して上方に引き出された後に前方に湾曲するように引き出され、しかる後に、吸引プラテン9の後端からインクジェットヘッド16による印刷位置Cおよびオートカッタ21による切断位置Dおよび記録紙排出口4を経由して水平に延びるロール紙搬送路Eに沿って搬送される。ここで、テンションガイド31はバネ力によって上方に付勢されており、テンションガイド31を通過した記録紙10aには、所定の張力が付与される。
テンションガイド31の後方には後側紙押さえローラ32が配置されている。後側紙押さえローラ32の後方のプリンタ本体フレーム13の部位には、プリンタ本体2の背面側からファンフォールド紙11を受け入れるための記録紙挿入口12が形成されている。また、プリンタ本体フレーム13の記録紙挿入口12が形成されている部位の外側には、ファンフォールド紙11をこの記録紙挿入口12まで導くための導入路33を備えたファンフォールド紙ホルダ34が取付けられている。
導入路33から手差しで挿入されるファンフォールド紙11は、記録紙挿入口12および後側紙押さえローラ32を経由するように挿入された後に、吸引プラテン9の後端からインクジェットヘッド16による印刷位置Cおよびオートカッタ21による切断位置Dおよび記録紙排出口4を経由して水平に延びるファンフォールド紙搬送路Fに沿って搬送される。ファンフォールド紙搬送路Fは全体としてほぼ水平に延びている。
ロール紙搬送路Eとファンフォールド紙搬送路Fとは吸引プラテン9の後端位置で合流しており、吸引プラテン9の後端からインクジェットヘッド16による印刷位置Cおよびオートカッタ21による切断位置Dおよび記録紙排出口4を経由して延びている部分は共通する共通紙搬送路部分Gになっている。記録紙10aやファンフォールド紙11の先端が共通紙搬送路部分Gに到達すると、記録紙10aやファンフォールド紙11は、紙送りモータ27と、これによって回転させられる送り出しローラ25を備えている搬送手段によって共通紙搬送路部分Gに沿って搬送される。
ここで、記録紙挿入口12にはファンフォールド紙11の有無を検出するための紙挿入検出器35が配置されている。紙挿入検出器35は記録紙挿入口12においてファンフォールド紙搬送路F内に突出している検出レバー35aを備えており、記録紙挿入口12に進入したファンフォールド紙11によって検出レバー35aがファンフォールド紙搬送路Fから退避させられることを利用して、ファンフォールド紙11の有無を検出する。
共通紙搬送路部分Gの送り出しローラ25よりも上流側の上流側検出位置Hには、記録紙10aやファンフォールド紙11の有無、および、記録紙10a上やファンフォールド紙11上の基準部位を検出するための反射型フォトセンサ36および透過型フォトセンサ37が配置されている。図4は、長尺状の剥離台紙Aに一定の間隔でラベルBが貼り付けられているラベル用紙であるファンフォールド紙11の基準部位、印刷開始目標位置などを模式的に示した説明図である。基準部位とは、記録紙10a上やファンフォールド紙11上の各ラベルBに対応して付されているブラックマークI、各ラベルBのラベル下流端J、各ラベルBのラベル上流端Kなどである。
反射型フォトセンサ36は照射した検査光の反射率が変動することを利用して、ブラックマークIを検出する。例えば、反射型フォトセンサ36からの信号の出力レベルが所定の閾値よりも低くなるとブラックマークIが検出される。透過型フォトセンサ37は照射した検査光の透過率の変動することを利用して、ラベル下流端Jおよびラベル上流端Kを基準部位として検出する。例えば、透過型フォトセンサ37からの信号の出力レベルが所定の閾値よりも低くなるとラベル下流端Jが検出される。透過型フォトセンサ37からの信号の出力レベルが所定の閾値よりも高くなるとラベル上流端Kが検出される。ここで、所定の閾値は印刷に用いられる用紙種類毎に予め設定されている。
共通紙搬送路部分Gの印刷位置Cよりも下流側の下流側検出位置Lには、記録紙10aやファンフォールド紙11の有無を検出する紙排出検出器38が配置されている。紙排出検出器38は下流側検出位置Lにおいて共通紙搬送路部分G内に突出している検出レバー38aを備えており、下流側検出位置Lに記録紙10aやファンフォールド紙11があると検出レバー38aが共通紙搬送路部分Gから退避させられることを利用して、記録紙10aやファンフォールド紙11の有無を検出する。
外部機器から印刷を指示する印刷制御指令および印刷データが供給されると、ラベルプリンタ1は印刷位置Cを経由する共通紙搬送路部分Gに沿って記録紙10aまたはファンフォールド紙11を搬送し、上流側検出位置Hで基準部位を検出する。また、基準部位の検出時点に基づいて各ラベルB上に予め設定されている印刷開始目標位置Mを印刷位置Cに位置決めし、インクジェットヘッド16による印刷を行う。剥離台紙A上の各ラベルBに対して、これらの動作が繰り返される。
ここで、印刷データの印刷が終了した後に操作者が電源スイッチ7を操作して電源をオフにするための電源オフ指令を発行すると、ラベルプリンタ1では電源をオフにするオフ動作が行われる。この時、共通紙搬送路部分G上にある記録紙10aまたはファンフォールド紙11は電源オフ指令の発行時点の状態のままで、電源がオフになる。その後、電源が再投入されると、共通紙搬送路部分G上にあるラベルBの印刷開始目標位置Mを印刷位置Cに位置決めする頭出し動作が行われ、しかる後に、印刷制御指令および印刷データの供給を待つ待機状態になる。
(制御系)
図5はラベルプリンタ1の制御系を示す概略ブロック図である。図6は共通紙搬送路部分G上におけるラベルBのラベル下流端Jの位置である第1距離、ラベルBのラベル上流端Kの位置である第2距離を説明するために共通紙搬送路部分G上のファンフォールド紙11を模式的に示した説明図である。図7は上流側検出位置Hを通過した各ラベルBと第1距離および第2距離を対応づけた形態で記憶保持する管理テーブルを模式的に示した説明図である。
ラベルプリンタ1の制御系は、CPU、ROM、RAMを備えた制御部40を中心に構成されている。制御部40には通信インターフェース41を介してパーソナルコンピュータなどの外部機器から印刷を指示する印刷制御指令、切断を指示する切断制御指令、印刷データなどが供給されるようになっている。制御部40の入力側には、エンコーダセンサ23、紙幅検出器24、紙挿入検出器35、反射型フォトセンサ36、透過型フォトセンサ37、紙排出検出器38が接続されている。制御部40の出力側には、ヘッドドライバ42、モータドライバ43、44、45を介して、インクジェットヘッド16、キャリッジモータ19、紙送りモータ27およびオートカッタ21が接続されている。また、制御部40は、不揮発性メモリ46が接続されている。制御部40は、ラベル位置把握手段47と、位置更新手段48と、電源オフ手段49と、読み出し手段50と、頭出し手段51を備えている。
ラベル位置把握手段47は、紙送りモータ27とこれによって回転させられる送り出しローラ25を備えている搬送手段を駆動制御することにより記録紙10aまたはファンフォールド紙11を共通紙搬送路部分Gに沿って搬送して、記録紙10a上またはファンフォールド紙11上の基準部位を検出する。また、基準部位の検出時点に基づいて各ラベルBのラベル下流端Jおよびラベル上流端Kの共通紙搬送路部分G上における位置を、それぞれ上流側検出位置Hからの第1距離Nおよび第2距離Oとして把握する。
本例では、基準部位は各ラベルBのラベル下流端Jおよびラベル上流端Kであり、これらは透過型フォトセンサ37からの信号の出力レベルおよび閾値に基づいて検出される。なお、基準部位がラベル下流端Jのみの場合には、外部機器からの印刷制御指令などに含まれている用紙情報に基づいて第2距離Oを算出して、把握する。また、基準部位がブラックマークIの場合には、剥離台紙A上におけるブラックマークIとラベル下流端Jとの間の寸法およびブラックマークIとラベル上流端Kとの間の寸法に基づいて第1距離Nおよび第2距離Oを算出して、把握する。ここで、図7に示すように、把握された第1距離N(1)〜N(4)および第2距離O(1)〜O(4)は、上流側検出位置Hを通過する各ラベルB(1)〜B(4)と対応づけされ形態の管理テーブルとして記憶保持される。
位置更新手段48は、紙送りモータ27が駆動されて記録紙10aまたはファンフォールド紙11の搬送が行われる毎に、第1距離Nおよび第2距離Oを更新する。すなわち、管理テーブルの値を更新する。
電源オフ手段49は、電源スイッチ7が操作されて電源オフ指令が発行させると、管理テーブルを不揮発性メモリ46に書き込む。また、外部機器からの印刷制御指令などに基づいて制御部40が取得している用紙種類を不揮発性メモリ46に書き込む。そして、電源をオフにする電源オフ動作を開始する。ここで用紙種類とは、剥離台紙Aの台紙幅、ラベルBのサイズ、各ラベルBの間のギャップの寸法、剥離台紙Aが透明か否か、ブラックマークIが付されているか否か、などの情報である。
読み出し手段50は、記録紙10aまたはファンフォールド紙11が交換されることなく電源がオンになると、不揮発性メモリ46から管理テーブルおよび用紙種類を読み出す。ここで、読み出された管理テーブルの値は、記録紙10aまたはファンフォールド紙11が搬送される毎に、位置更新手段48によって更新される。なお、記録紙10aまたはファンフォールド紙11が交換されたか否かは電源が遮断されている間は把握することができないので、記録紙10aまたはファンフォールド紙11の交換は電源が遮断されている間には、行われないものとされている。
頭出し手段51は、ラベルBの印刷開始目標位置Mを印刷位置Cに位置決めする頭出しを行なう。より具体的には、管理テーブルの情報を参照して、印刷位置CにあるラベルB、または、印刷位置Cよりも上流側において印刷位置Cに最も近いラベルBを頭出し対象のラベルBとする。そして、この頭出し対象のラベルBの第1距離Nとラベル下流端Jから印刷開始目標位置Mまでの余白寸法P(図4参照)とに基づいて、当該頭出し対象のラベルBの印刷開始目標位置Mを印刷位置Cに位置決めする。
(電源の再投入時における頭出し制御動作)
図8は電源の再投入時における頭出し制御動作を示すフローチャートである。
まず、外部機器からラベルプリンタ1に印刷制御指令および印刷データが供給され、この印刷データの印刷が行われているものとする。外部機器から印刷制御指令には用紙種類が含まれており、制御部40は、この用紙種類を記憶保持している。
印刷データの印刷が行われている間は、ラベル位置把握手段47によって上流側検出位置Hを通過する各ラベルBの第1距離Nおよび第2距離Oが把握され、管理テーブルに記憶保持されている(ステップST1)。また、管理テーブルの値は、記録紙10aまたはファンフォールド紙11が搬送される毎に、位置更新手段48によって更新されている(ステップST2)。
電源オフ指令が発行されると(ステップST3)、電源オフ手段49は管理テーブルおよび用紙種類を不揮発性メモリ46に書き込むとともに、電源オフ動作を開始する(ステップST4)。共通紙搬送路部分G上にある記録紙10aまたはファンフォールド紙11は、電源オフ指令の発行時点の状態のままで、電源がオフになる。
次に、電源が再投入されると(ステップST5)、読み出し手段50は不揮発性メモリ46から管理テーブルおよび用紙種類を読み出す(ステップST6)。
ここで、電源が遮断されている間は記録紙10aまたはファンフォールド紙11が交換されることがないので、電源がオンになったときに不揮発性メモリ46から読み出された管理テーブルおよび用紙種類の内容は、共通紙搬送路部分G上に留まっている記録紙10aまたはファンフォールド紙11と一致している。
用紙情報が読み出されると、制御部40はこれを取得する。また、頭出し手段51は、読み出されて管理テーブルに基づいて、印刷位置Cに最も近いラベルB(1)を頭出し対象のラベルBとして、このラベルB(1)の印刷開始目標位置Mを印刷位置Cに位置決めする頭出しを行なう(ステップST7)。なお、頭出しの際などに記録紙10aまたはファンフォールド紙11が搬送されると、位置更新手段48によって管理テーブルの値は更新される。
以上、本例によれば、電源が再投入されてオンになったときに行なわれる頭出しが、電源がオフにされる前に検出された基準部位によって把握されている第1距離Nに基づいて行われるので、印刷位置Cまたは印刷位置Cの上流側で印刷位置Cに最も近いラベルB(1)を頭出し対象のラベルBとすることができる。電源がオンになった時に基準部位が上流側検出位置Hよりも上流にあるラベルB(5)を頭出し対象のラベルBとする必要がないので、頭出しが行われたときに印刷位置Cよりも下流側に配置されてしまうラベルBの枚数を減らすか、無くすことができる。よって、電源の再投入時における頭出し動作によって無駄になるラベルBの枚数を低減することができる。
また、本例によれば、電源の再投入時に、共通紙搬送路部分G上におけるラベル下流端Jおよびラベル上流端Kの位置が第1距離Nおよび第2距離Oとして把握されており、記録紙10aまたはファンフォールド紙11が搬送される毎にこれらの値は更新されている。従って、電源の再投入直後から、第1距離Nおよび第2距離Oに基づいて各ラベルBの間のギャップの位置を把握することができる。また、第1距離Nおよび第2距離Oに基づいて、或いは、第1距離Nまたは第2距離Oに基づいて、剥離台紙A上の各ラベルBの間のギャップ内に予め設定されている切断目標位置Q(図4参照)を把握することができる。
また、本例によれば、電源オフ指令が発行されると用紙種類を不揮発性メモリ46に書き込み、電源がオンになると不揮発性メモリ46から用紙種類を読み出している。従って。電源の再投入時に制御部40が用紙種類を把握できる。
(その他の実施の形態)
本例において、ラベル位置把握手段47が第1距離Nを把握すると、余白寸法Pに基づいて上流側検出位置HからラベルB上の印刷開始目標位置Mまでの距離を印刷開始目標距離として把握し、管理テーブルに記憶保持し、この値を位置更新手段48が更新するようにしてもよい。このようにすれば、電源がオンになった後に読み出しされた管理テーブルの印刷開始目標距離に基づいて頭出しを行なうことができる。
また、本例において、ラベル位置把握手段47が第1距離Nおよび第2距離Oを把握すると、これら第1距離Nおよび第2距離Oに基づいて、或いは、第1距離Nまたは第2距離Oに基づいて上流側検出位置Hから剥離台紙A上の切断目標位置Q(図4参照)までの距離を切断目標距離(第3距離)として把握し、管理テーブルに記憶保持し、この値を位置更新手段48が更新するようにしてもよい。このようにすれば、電源がオンになった後に読み出しされた管理テーブルの切断目標距離に基づいて、剥離台紙Aを切断するための位置決めを行うことができる。
また、本例において、ラベル位置把握手段47が第1距離Nを把握すると、制御部40は、これら第2距離Oおよび第1距離Nに基づいてラベルB上における搬送方向の印刷可能長さR(図4参照)を取得してもよい。この場合には、電源オフ指令が発行されると、電源オフ手段49は印刷可能長さRを不揮発性メモリ46に書き込み、電源がオンになると、読み出し手段50は不揮発性メモリ46から印刷可能長さRを読み出す。そして、電源がオンになった後に供給される印刷データにおける各ラベルBに印刷される搬送方向の印刷長さが印刷可能長さRを超える場合には、印刷データにおける印刷可能長さR分に対応するデータ以外のデータ部分を印刷されないようにマスク処理する。
例えば、図9(a)に示すように、印刷データによって指定される印刷長さSが、誤設定などのために、3枚のラベルBに亘る長さであるとする。この場合には、制御部40は、先頭のラベルB(1)における印刷開始位置を設定し、ここから印刷長さS分の印刷データを印刷した場合において、ラベルB(1)のラベル下流端Jから印刷可能長さRを超えて印刷されるデータ部分S1を算出し、このデータ部分S1をマスクして印刷されないようにする。
このように、電源が再投入された時点で各ラベルB上の印刷可能長さRを把握すれば、印刷に先立って印刷データのマスク処理を行なうことができる。従って、印刷データのデータ長の指定誤りなどによって、印刷データの印刷長さが各ラベルBの搬送方向の印刷可能長さRよりも長い場合などに、剥離台紙A上などに印刷が行われることがない。また、複数枚のラベルBに亘って印刷が行われて、これらのラベルBが無駄になってしまうことを防止できる。
また、電源がオンになった後の印刷ヘッドによる印刷時には、供給された印刷データが各ラベルBの間のギャップに印刷されないように、第1距離Nおよび第2距離Oに基づいて、印刷データにマスク処理を施すようにしてもよい。
例えば、図9(b)に示すように、印刷データによって指定される印刷長さSが、誤設定などのために、3枚のラベルBに亘る長さであるとする。制御部40は、先頭のラベルB(1)における印刷開始位置を設定し、ここから印刷長さS分の印刷データを印刷した場合において、各ラベルB(1)〜B(3)の第1距離Nおよび第2距離Oに基づいて、各ラベルB(1)〜B(3)に印刷されるデータ部分S11、S12、S13と、各ラベルBのギャップに印刷されるデータ部分S21、S22を算出し、データ部分S21、S22をマスクして印刷されないようにする。
このようにしても、印刷データのデータ長の指定誤りなどによって、印刷データの印刷長さが各ラベルBの搬送方向の印刷可能長さRよりも長い場合などに、剥離台紙A上などに印刷が行われることがない。なお、印刷可能長さは公差を考慮してラベル下流端Jおよび上流端Kよりもそれぞれ所定量、例えば1mm狭い範囲としておけば、剥離台紙Aに印刷されることを確実に防止できる。
また、本例において、ステップST1で第1距離および第2距離を把握する前に、紙幅検出器24およびエンコーダセンサ23の値に基づいて共通紙搬送路部分G上における記録紙10aまたはファンフォールド紙11の剥離台紙Aの台紙幅T(図4参照)を検出してもよい。この場合には、電源オフ指令が発行されると、電源オフ手段49は台紙幅Tを不揮発性メモリ46に書き込み、電源がオンになると、読み出し手段50は不揮発性メモリ46から台紙幅Tを読み出す。そして、電源がオンになった後に供給される印刷データの印刷幅が台紙幅Tよりも広い場合には、印刷データにおける台紙幅Tまたは当該台紙幅Tよりも所定寸法だけ狭いラベル幅U(図4参照)から外れて印刷されるデータ部分を印刷されないようにマスク処理する。
例えば、図10に示すように、印刷データによって指定される印刷幅Vが、誤設定などのために、剥離台紙Aの台紙幅Tよりも広い場合には、制御部40は印刷データにおける台紙幅Tよりも左右に3mmずつ狭い領域からはみ出しているデータ部分W1、W2を算出し、このデータ部分W1、W2をマスクして印刷されないようにする。
このように、電源が再投入された時点で剥離台紙Aの台紙幅Tを把握すれば、印刷に先立って印刷データのマスク処理を行なうことができる。従って、印刷データの印刷幅の指定誤りなどによって、印刷データの印刷幅が剥離台紙Aの台紙幅Tよりも広い場合などに、剥離台紙Aから外れた場所に印刷が行われて、剥離台紙Aをガイドしているプラテンなどを汚してしまうことを回避することができる。また、台紙幅Tよりも狭い領域に基づいて印刷データをマスクすれば、ラベル幅Uから外れて印刷されるデータ部分を印刷されないようにすることができるので、剥離台紙Aに対して印刷されることを回避できる
さらに、本例では、反射型フォトセンサ36および透過型フォトセンサ37からの信号の出力レベルと閾値とに基づいて基準部位を検出しているので、電源オフ指令が発行されると、電源オフ手段49はこれらの閾値をセンサ設定値として不揮発性メモリ46に書き込み、電源がオンになると、読み出し手段50は不揮発性メモリ46から前記センサ設定値を読み出して、閾値として設定するようにしてもよい。このようにすれば、用紙種類に基づいて閾値が選択的に用いられている場合に、適切な閾値を用いて基準部位を検出することができる。
また、電源オフ手段49は、電源をオフするための電源オフ動作を指示する電源オフ指令が発行されると電源オフ動作を開始し、電源回路に含まれている整流用や電圧降下防止用のコンデンサなどの静電容量によって電源電圧が降下している間に、管理テーブルおよび用紙種類を不揮発性メモリ46に書き込むようにすることもできる。このようにすれば、電源オフ動作をしている間に管理テーブルおよび用紙種類を不揮発性メモリ46に退避させることができるので、管理テーブルおよび用紙種類を不揮発性メモリ46に退避させた後に電源オフ動作を開始する場合と比較して、電源オフ指令が発行されてから電源が切断されるまでの時間を短縮することができる。
本発明を適用したラベルプリンタの外観斜視図である。 ラベルプリンタの開閉カバーを開けた状態を示す外観斜視図である。 ラベルプリンタの内部構造を示す概略縦断面図である。 基準部位、印刷開始目標位置、切断目標位置を示した説明図である。 ラベルプリンタの制御系を示す概略ブロック図である。 上流側検出位置を基準とする第1、第2距離を示した説明図である。 管理テーブルを模式的に示した説明図である。 電源の再投入時における頭出し制御動作を示すフローチャートである。 第1、第2距離に基づいて行われる印刷データのマスク処理の説明図である。 台紙幅に基づいて行われる印刷データのマスク処理の説明図である。
符号の説明
1・ラベルプリンタ、2・プリンタ本体、2a・外装ケース、2b・開口部、3・開閉カバー、3a・カバーケース、4・記録紙排出口、5・排紙ガイド、6・開閉レバー、7・電源スイッチ、8・ロール紙収納部、9・吸引プラテン、10・ロール紙、10a・記録紙、11・ファンフォールド紙、12・記録紙挿入口、13・プリンタ本体フレーム、14・繰り出しローラ、15・ヘッドユニットフレーム、16・インクジェットヘッド、16a・インクノズル面、17・キャリッジ、18・キャリッジガイド軸、19・キャリッジモータ、20・タイミングベルト、21・オートカッタ、22・リニアスケール、23・エンコーダセンサ、24・紙幅検出器、25・送り出しローラ、26・紙押さえローラ、27・紙送りモータ、28・前側紙押さえローラ、29・ロール紙押さえレバー、30・ロール紙押さえローラ、31・テンションガイド、32・後側紙押さえローラ、33・導入路、34・ファンフォールド紙ホルダ、35・紙挿入検出器、36・反射型フォトセンサ、37・透過型フォトセンサ、38・紙排出検出器、40・制御部、41・通信インターフェース、42・43・44・45・ドライバ、46・不揮発性メモリ、47・ラベル位置把握手段、48・位置更新手段、49・電源オフ手段、50・読み出し手段、51・頭出し手段、A・剥離台紙、B・ラベル、C・印刷位置、D・切断位置、E・ロール紙搬送路、F・ファンフォールド紙搬送路、G・共通紙搬送路部分、H・上流側検出位置、I・ブラックマーク(基準部位)、J・ラベル下流端(基準部位)、K・ラベル上流端(基準部位)、L・下流側検出位置、M・印刷開始目標位置、N・第1距離、O・第2距離、P・余白寸法、R・印刷可能長さ、S・W・データ部分、T・台紙幅、U・ラベル幅、V・印刷幅

Claims (11)

  1. 印刷ヘッドによる印刷位置を経由する紙搬送路に沿って長尺状の剥離台紙上にラベルが所定間隔で貼り付けられているラベル用紙を搬送し、
    前記印刷ヘッドよりも上流の検出位置において前記ラベル用紙上の基準部位を検出し、
    前記基準部位の検出時点に基づいて、前記紙搬送路上における前記ラベルのラベル下流端の位置を前記検出位置からの第1距離として把握し、
    前記ラベル用紙を搬送する毎に、前記第1距離を更新し、
    電源をオフにすることを指示する電源オフ指令が発行されると、前記第1距離を不揮発性メモリに書き込むとともに前記電源をオフにする電源オフ動作を行い、
    電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記第1距離を読み出すことを特徴とするラベルプリンタにおけるラベル用紙の頭出し制御方法。
  2. 印刷ヘッドによる印刷位置を経由する紙搬送路に沿って長尺状の剥離台紙上にラベルが所定間隔で貼り付けられているラベル用紙を搬送し、
    前記印刷ヘッドよりも上流の検出位置において前記ラベル用紙上の基準部位を検出し、
    前記基準部位の検出時点に基づいて、前記紙搬送路上における前記ラベルのラベル上流端の位置を前記検出位置からの第2距離として把握し、
    前記ラベル用紙を搬送する毎に、前記第2距離を更新し、
    電源をオフにすることを指示する電源オフ指令が発行されると、前記第2距離を不揮発性メモリに書き込むとともに前記電源をオフにする電源オフ動作を行い、
    電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記第2距離を読み出すことを特徴とするラベルプリンタにおけるラベル用紙の頭出し制御方法。
  3. 請求項1または2に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記第1距離および/または前記第2距離に基づいて前記ラベル上に予め設定されている印刷開始目標位置を前記印刷位置に位置決めすることを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  4. 請求項3に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記紙搬送路の前記印刷ヘッドの下流側には切断装置が配置されており、
    前記第1距離および/または前記第2距離に基づいて、前記ラベル用紙上に予め設定されている切断目標位置の前記紙搬送路上における位置を前記検出位置からの第3距離として把握し、
    前記電源オフ指令が発行されると、前記第3距離を前記不揮発性メモリに書き込み、
    前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記第3距離を読み出すことを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  5. 請求項3に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記第1距離および/または前記第2距離に基づいて前記ラベル上における搬送方向の印刷可能長さを取得し、
    前記電源オフ指令が発行されると、前記印刷可能長さを前記不揮発性メモリに書き込み、
    前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記印刷可能長さを読み出し、
    供給された印刷データにおける前記ラベルに印刷される搬送方向の印刷長さが前記印刷可能長さを超える場合には、前記印刷データにおける前記印刷可能長さ分に対応するデータ以外のデータ部分を印刷されないようにマスク処理することを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  6. 請求項3に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記電源がオンになった後の印刷ヘッドによる印刷時には、供給された印刷データが各ラベルの間のギャップに印刷されないように、第1距離および第2距離に基づいて、前記印刷データにマスク処理を施すことを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  7. 請求項3に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記紙搬送路上における前記剥離台紙の台紙幅を取得し、
    前記電源オフ指令が発行されると、前記台紙幅を前記不揮発性メモリに書き込み、
    前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記台紙幅を読み出し、
    供給された印刷データの印刷幅が前記台紙幅よりも広い場合には、印刷データにおける前記台紙幅または当該台紙幅よりも所定寸法だけ狭いラベル幅から外れて印刷されるデータ部分を印刷されないようにマスク処理することを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  8. 請求項3に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記電源オフ指令が発行されると、外部機器からの制御指令に基づいて取得している前記ラベル用紙の用紙種類を前記不揮発性メモリに書き込み、
    前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記用紙種類を読み出して、前記用紙種類を取得することを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  9. 請求項8に記載されている頭出し制御方法において、
    前記検出位置にフォトセンサを設置し、
    前記フォトセンサからの信号の出力レベルおよび/または前記用紙種類に応じて所定の閾値を設定し、
    前記出力レベルと前記閾値に基づいて前記基準部位を検出し、
    前記電源オフ指令が発行されると、前記閾値をセンサ設定値として前記不揮発性メモリに書き込み、
    前記電源がオンになると、前記不揮発性メモリから前記センサ設定値を読み出して、このセンサ設定値を前記閾値として設定することを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  10. 請求項3に記載されているラベル用紙の頭出し制御方法において、
    前記電源オフ指令が発行されると、前記電源オフ動作を開始し、回路の電圧が降下している間に、前記第1距離および前記第2距離を不揮発性メモリに書き込むことを特徴とするラベル用紙の頭出し制御方法。
  11. 請求項1ないし10のうちのいずれかの項に記載されている頭出し制御方法によって、前記ラベル用紙の頭出しを行うことを特徴とするラベルプリンタ。
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