JPH01267143A - ラベルプリンタにおけるラベル紙検知方式 - Google Patents

ラベルプリンタにおけるラベル紙検知方式

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JPH01267143A
JPH01267143A JP63094306A JP9430688A JPH01267143A JP H01267143 A JPH01267143 A JP H01267143A JP 63094306 A JP63094306 A JP 63094306A JP 9430688 A JP9430688 A JP 9430688A JP H01267143 A JPH01267143 A JP H01267143A
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JP
Japan
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label
label paper
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scanning
paper
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Application number
JP63094306A
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English (en)
Inventor
Takamitsu Abe
阿部 孝光
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Labeling Devices (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伎虚分ユ この発明は、ラベルプリンタにおけるラベル紙検知方式
に関する。
一姓股伎亙 ラベルプリンタは、帯状の台紙に剥離可能に付着された
ラベルの所定位置に、文字、記号、コード等の捺印を印
刷するプリンタであり、例えば特開昭62−18116
5号公報に見られるように、ラベルに標印を印刷した後
、それが正しく印刷されているかどうかを検証する自己
検証機能を有するものもある。
ところで、このようなラベルプリンタにおいて、ラベル
紙に付着されたラベルの所定位置に標印を印刷するため
には、ラベル紙及びそのラベルの有無並びにラベル位置
を正確に検知する必要がある。
そのため、従来は発光素子と受光素子からなる反射型あ
るいは透過型のフォトセンサを、ラベル紙の種類に応じ
てその移送路に対向する所定位置に固定配置し、ラベル
紙を所定方向へ移送させながらフォトセンサの受光素子
による光電変換出力を判別して、ラベルの有無あるいは
位置を検知していた。
一方、前述のような自己検証機能を有するラベルプリン
タには、ラベルに印刷された標印を走査して検証するた
めに、ラベル紙をその移送方向と直交する方向に走査可
能な走査手段を備えているが、それとは別に上記のよう
なラベル検知用のフォトセンサを設けていたので、それ
だけコストアップとなっていた。
また、このような従来のラベル紙検知方式では、ラベル
紙あるいはラベルの移送方向と直交する方向の両端(こ
れを「左右端」と称す)を検知することはできなかった
ので、ラベルの幅さらには台紙の幅をも越えて印刷して
しまう恐れがあった。
その場合、特にラベルプリンタの一方式である熱転写プ
リンタでは、プリントヘッドに熱転写インクリボンが過
熱のため溶融してくっつき、その掃除が大変であった。
また、熱が一時的にプリントヘッドに過剰に蓄積される
ためプリントヘッドの寿命を短くする要因となるという
問題点もあった。
且−煎 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ラベ
ルプリンタにおいて、ラベル紙及びそのラベルを検知す
るために専用のフォトセンサ等の検知手段を設けること
なく、印刷された標印を検証するために備えている走査
手段を利用して、ラベル紙あるいはラベルの移送方向と
直交する方向での有無又は両端を検知できるようにして
、コストを低減して且つラベルの幅あるいは台紙の幅を
越えて印刷するようなことを確実に防止できるようにす
ることを目的とする6 さらに、同じく上記走査手段を利用して、ラベル紙の移
送方向での有無あるいはその方向でのラベルの両端を検
知することもできるようにすることも目的とする。
また、ラベルの移送方向の長さ及びそれに直交する方向
の幅を知ることもできるようにすることも目的とする。
さらにまた、必要なときに確実に上記の各検知動作がな
されるようにすることも目的とする。
構成 この発明は上記の目的を達成するため、帯状の台紙上に
ラベルが剥離可能に付着されたラベル紙を所定方向に移
送する移送手段と、ラベルに文字。
記号、コード等の標印を印刷する印刷手段と、ラベル紙
をその移送方向と直交する方向に走査可能な走査手段と
、その走査手段にそれぞれ装着されてラベル紙に光を照
射する発光手段とそのラベル紙からの反射光を受光して
光電変換する受光手段とを備えたラベルプリンタにおい
て、次のようなラベル紙検知方式を提供するものである
上記移送手段を停止させて上記走査手段を走査させ、上
記受光手段からの出力の大きさ及びその変化を判別する
ことによってラベル紙あるいはラベルの有無又は走査方
向の両端を検知する。
さらに走査手段をラベル紙装着範囲内の所定位置に移動
させた後、移送手段によってラベル紙を移送させ、その
移送中における受晃手段からの出力の大きさ及びその変
化を判別することによってラベル紙の有無あるいはラベ
ルの移送方向の両端を検知する。
上記のラベル紙検知方式によってラベルの走査方向の両
端を検知した後その検知結果と走査速度とから該ラベル
の走査方向の幅を算出し、ラベルの移送方向の両端を検
知した後その検知結果とラベル紙の移送速度とから該ラ
ベルの移送方向の長さを算出する。
電源投入時に上記いずれかの検知動作を行なう。
コマンド又はスイッチ等の入力手段による指令によって
上記いずれかの検知動作を行なう。
ラベル紙がセットされた時に上記いずれかの検知動作を
行なう。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
第1図及び第2図は、この発明を実施したラベルプリン
タの要部斜視図及び全体斜視図である。
このラベルプリンタ10は、自己検証機能を備えた熱転
写プリンタであり、帯状の台紙14a上に多数のラベル
14bが剥離可能に付着されて等間隔に列設されたラベ
ル紙14を矢印A方向に移送する移送手段(詳細は後述
する)と、そのラベル紙14上のラベル14bに文字、
記号、コード等の標印を印刷するプリントヘッド90等
の印刷手段と、ラベル紙をその移送方向と直交する方向
に走査可能な光ヘツド109等の走査手段とを備え、そ
の光ヘツド10日内には第4図によって後述するように
、ラベル紙14に光を照射する発光手段とそのラベル紙
14からの反射光を受光して光電変換する受光手段とを
内蔵している。
このラベルプリンタ10は、第2図に明示されるように
、一対のシャシ側壁17.17と、作動部を収容すると
共に全部品が装着されたシャシ基部19とから成ってい
る。そして、前面には、デジタル表示部22を含む操作
・表示パネル20が設けられている。
用紙搬送アセンブリ24は一矢印B方向に前後移動する
ように、各シャシ側壁17のレール26に可動に装着さ
れている。各レール26はシャシマウント25により各
シャシ側壁17に結合されている。
そして、この用紙搬送アセンブリ24にはプリントヘッ
ドプラテン32が装着され、また第2図に示すように、
一対のシャシ側壁17.17間にはスプール38に巻き
取られてリボン巻取ロール36となる熱転写用インクリ
ボン35(第8図参照)のリボン送りロール34が装着
されている。
スプール38は、リボン巻取ロール心棒40によって、
一対のシャシ側壁17.17間に保持されている。
その心棒40は、心棒ノブ42によりシャシ側壁17の
外側で操作され、軸44を介してリボン引張用サーボモ
ータ4日によって駆動される。リボン引張用サーボモー
タ4日は、インクリボン35(第8図)の引つ張りを感
知して図示しないセンサから出力される信号により制御
される。
リボン送りロール34は、第2図に示すように、そのロ
ールスプールが心棒48によって、回転自在に支持され
ている。
ソレノイド50は、ソレノイドリンク機a52によって
結合され、後述する無効(void)スタンプを駆動す
る。
プリントヘッド圧力設定アーム54は、そのスピンドル
を中心として回転し、複数の透孔58のいずれかに挿入
される止めねじ5日で固定され、第1図のプリントヘッ
ド90がラベル紙14にかける圧力を制御する。
光へラドエンコーダ60は、第3図に示す右側光へラド
ケーブルプーリ62と共軸に装着され。
後述する走査ヘッド100の正確な位置情報を提供する
ピンチローラレバー66は、第1図に示すピンチローラ
68のカムとして作動し、このピンチローラ68と搬送
アセンブリ24に作動自在に位置決めされたラベル紙引
張駆動ローラ70とによって、ラベル紙14を挾めるよ
うにする。
そのラベル紙引張駆動ローラ70をスプロケツトホイー
ル74を介して即動する。歯付タイミングベルト72は
、ラベル紙移送用ステップモータ80によって歯車82
を介し恥動される歯78と一体の歯車7Bによって恥動
される。
歯車78は、プリントヘッドプラテン32に結合されて
ラベル紙14に主駆動力を加える。また。
歯付タイミングベルト72の引つ張りを制御する可調整
引張ローラ84が設けられている。
ラベル紙径路トレイ88は、所定の径路に沿ってラベル
紙14を案内する。
プリント素子94(第3図参照)を保持するプリントヘ
ッド回路板92とヒートシンク96から成るプリントヘ
ッド90は、トレイ88の垂直後壁に対向して作動自在
に且つラベル紙14のラベル14bに印刷し得るように
位置決めされている。
走査ヘッド100は走査手段であって光ヘッド109を
突設しており、ラベル紙14の横幅を矢印C方向(矢印
Aで示す移送方向と直交する方向)に横断移動すること
により、ラベル14bに印刷されたバーコード等の標印
12を読み取れるように可動に配設されている。
第3図に示すように、この走査ヘッド100はレール1
03に滑動自在に装着され、スライダ補助ガイド104
で安定化されており、両側にケーブル105が結合され
ている。このケーブルの一端はプーリ62に、他端はプ
ーリ106にループ結合されている。
2個の引張りプーリ107はケーブル105に張力を与
え、またプーリ106はスキャナステップモータ10日
の軸に装着されている。
この走査ヘッド100の走行路の両端には、光電型のリ
ミットスイッチ110,111が設けられており、それ
ぞれ発光ダイオード(LED)による光源とフォトトラ
ンジスタ等の光検出器とを有する垂直光路を構成してい
る。そして、その光路は走査ヘッド100から外側に延
びるフランジ112又は113で断路できるように位置
決めされている。
後述する制御装置は、リミットスイッチ11o。
111の光路遮断を示す信号を受信すると、走査ヘッド
100の走行方向を反転あるいは走行を停止させる。す
なわち、一方のリミットスイッチ111がフランジ11
3を検知した場合は、走査ヘッド100は反対方向に走
行してラベル紙14を逆方向に選択走査し、フランジ1
12を他方のリミットスイッチ110が検知した時に入
れ子位置で停止する。
一方、第1図に示すように標準暗領域11日と標準反射
領域117とを有する校正プラーグ115がラベル紙1
4の走査線上の外側に配設されている。その標準暗領域
116は、照射された光の2パーセントしか反射しない
ように形成されるが、反射領域117は、約80パーセ
ントの光を反射するように形成されている。
走査ヘッド100がリミットスイッチ111と入れ子位
置にある間に、校正プラーグ115を用いて、走査ヘッ
ド100に突設された光ヘッド109の光路及び走査読
取回路の作動状態を検証する。また、この校正プラーグ
115を用いて光ヘット109の光検出器の光感度も校
正できる。
リボンフラップ118(第8図参照)には、ラベル14
bへの印刷完了後ラベル紙14から熱転写用インクリボ
ン35を案内する接合型引張アーム119が設けられて
いる。この引張アーム119は、リボン引張用サーボモ
ータ46の制御信号を出力する。
第3図の無効スタンプ122は、インクパッド124で
構成され、矢印り方向に移動できるように装着されてい
る。
ヒートシンク96には、プリントヘッド90の温度を安
定化するサーミスタ120が設けられている。
第4図は光ヘッド109の縦断面図である。
この光ヘッド109は、光源ブロック128と筒状の検
知ブロック129とからなり、光源ブロック128は、
発光手段である3個の発光ダイオード(LED)130
を等角度間隔で中心線上の一点Pに向けて傾斜させて収
容している。
検知ブロック129には、レンズ132が光路133上
に可動に設置され、図示しない止めねじ等によって固定
されている。そして、光路133を規制するアパーチャ
134を介して受光手段であるフォトダイオード、フォ
トトランジスタ等の光検出器13Bが設けられており、
LED 130によってラベル紙14に照射された光の
反射光をレンズ132及びアパーチャ134を介して受
光し、それを光電変換して出力する。
光源ブロック128は検知ブロック129に圧着され、
LEDl 30とラベル紙14とを整合させると共にレ
ンズ132に接近し、光路133に沿って画像に焦点合
せできるようにしている。
LED150の個数は重要ではなく、照明を拡散してラ
ベル紙14の特性に関係なく反射できる個数であればよ
い。
第5図はプリントヘッド90の斜視図である。
プリントヘッド回路板92は、プリント素子(発熱素子
)94を有している。
この実施例では、1728個のプリント素子が一線上に
0.00127センチ(0,5ミル)間隔で配列されて
おり、それぞれ約0.00127センチ(0,5ミル)
幅に形成されている。
金属ブロックから成るヒートシンク9日は、面間接触面
積を最大にして、熱伝導を最高にするように回路板92
に装着されている。
サーミスタ120(第3図参照)は、ヒートシンク9日
及びプリント素子94の温度をモニタする。
第6図は、プリントヘッド圧力設定装置の概要図である
プリントヘッド圧力設定アーム54は、プリントヘッド
90のカバープレートと係合するカム140に結合する
軸141を中心として回転する。
そして、アーム54が矢印E方向に回転すると、プリン
トヘッド90の先端は矢印F方向に移動して用紙14に
圧接する。また、止めねじ56を透孔部58に挿入して
アーム54を固定することにより、プリントヘッド90
が用紙14にかける所望圧力を保持できる。
第7図は、無効スタンプ122の動作を説明するための
図である。
ソレノイド50のロンドは、リンク機構52を介して作
動してスタンプ122のアーム121を矢印G方向に回
転させるため、インクパッド124はラベル紙14のラ
ベル14bと接触してそれに押印する。
ソレノイド50は、後述する制御装置がラベルに印刷さ
れた標印の基準又は公差からのずれを確定すると作動し
、そのラベルに押印してそれを無効にする。
「無効スタンプjというのは、スタンプ印刷用のインク
バットに、 「無効(void)」と記されていること
に由来するが、その他の記号をパッド124上に記すこ
とにより、所望の標印を押印することもできる。
第8図において、インクリボン35はリボンロール34
からリボンガイド172に導かれて、巻取ロール3日の
芯に巻取られる。
プラテン32はラベル紙14を駆動すると共に。
プリントヘッド90の圧力でラベル紙14と摩擦接触す
るインクリボン35を駆動する。
インクリボン35はリボンフラップ118を通って有節
引張アーム119に渡される。
引張アーム119は、分圧器を作動させてリボン引張用
サーボモータ4B(第2図参照)を制御する相対可変電
圧を発生させ、サーボモータ4Bに流れる電流を増減す
る。
その後、サーボモータ46は芯38に回転力を加えてイ
ンクリボン35を引っ張り、光ヘツド10日と接触しな
いようにする。なお、インクリボン35の走行路は、無
効スタンプ122及びその作動空間から離れている。
第9図はこの実施例を構成する主要部の関係を示すブロ
ック線図である。
ラベルプリンタ10は自己検証機能を有しており、ラベ
ル紙14のラベル14bにバーコード等の標印12を印
刷するプリンタ部192と、それを検証するスキャナ部
194と、それらを制御する制御装置200とから成っ
ている。
ラベル紙14は前述のように帯状の台紙14a上にラベ
ル14bを剥離可能に付着しており、プリンク部192
によってその各ラベル14bにバーコード等の標印が順
次印刷される。
光ヘッド109を含むスキャナ部194はラベル14b
に印刷された標印12を読み取り、制御装置200はプ
リンタ部192に信号を送ってそれを制御する。
プリンタ部192はプリンタフィードバック信号を制御
装置200に送り、その−次制御動作を助ける。
制御装置200はスキャナ部194に制御信号を送り、
スキャナ部194を作動制御することにより、プリンタ
部192でのラベル14bへの印刷に続いてその印刷さ
れた標印12を走査して検証できるようにする。
スキャナ部194は制御装置200にスキャナフィード
バック信号を送るが、このフィードバック信号には、走
査した標印(バーコード)を表わすスキャナ出力信号と
制御装置200に読取線の位置情報を送るコード化した
スキャナ位置信号とが含まれる。
制御装置200はスキャナ部194からのスキャナフィ
ードバック信号を受信し、上記スキャナ出力信号を用い
てプリンタ部192に印加するプリンタ制御信号を修正
することにより、標印12の寸法を修正する。
制御装置200はまた、ラベル紙移送用ステップモータ
80(第1図参照)を制御してラベル紙14をインクレ
メントに前送りすると共に、スキャナ部194から例え
ばエツジ位置を感知した信号を受信し、ラベルがプリン
トヘッドと対向されているか否かに関する情報を含む正
確なエツジ位置情報を得る。
サーマルプリンタを使用する場合はプリント素子温度が
重要となり、ヒートシンク96に装着されたサーミスタ
120(第3図参照)からの温度フィードバック信号を
戻し、例えば、プリント素子を駆動する電子パルスの大
きさを制御する情報を送って、プリント素子のエネルギ
を制御できる。
ラベル紙14に可脱的に離間配置された一連のラベル1
4bに印刷する際、スキャナ部1日4は各ラベル14b
の前端でラベル縁検知信号を出して、ラベルの正確な位
置を制御装置200に知らせ、それによってプリント素
子に対してラベルを正しく位置決めして印刷命令を出せ
るようにする必要がある。
ドツトマトリックス・サーマルプリンタを用いるこの発
明の好適実施例では、印刷された標印を走査して所定寸
法からのずれを求め、このずれに従ってプリント素子の
駆動パルスエネルギ量を変えることにより、後続のラベ
ルに印刷される標印のずれを低減する高速制御方法を実
行している。
この方法は高速であり、駆動パルスエネルギ量の変化に
応じて押印ドツト寸法を増減することにより、印刷標印
の寸法を増減する。
スキャナ部194の光ヘッド109からの光電変換出力
信号は、バーコード等の走査された標印の走査路に沿っ
た寸法を正確に表わす。
制御装置200は、スキャナフィードバック信号を用い
てその検出された寸法の所定寸法からのずれを計算して
記憶し、これを用いてプリンタ部192に送るプリンタ
駆動信号を修正し、基本ドツト寸法を増減することによ
り、先に印刷されたバーコードの寸法のずれの程度に応
じてバーコードの幅を増減するようにプリンタ部192
に指令できる。
第10図は制御装置200のブロック線図である。
この制御装置200は、主制御プロセッサ(MCP)2
0Bおよび印刷制御プロセッサ(pcp)210を有し
ており、これらは共通の記憶装置(RAM)212を共
有している6 MCP20Bは、専用RAM21 Bを備えるスキャナ
制御プロセッサ(sep)214から命令を受ける。
5ep214は、スキャナ駆動モータ制御信号を出す走
査ヘッドドライバ・インタフェース218に接続され、
このインタフェース218を介して第3図の走査ヘッド
100から情報を、リミットスイッチ110.111か
ら左右リミット信号を受信する。光へラドエンコーダ6
0等のスキャす位置エンコーダは、インタフェース21
8を介して5CP214に信号を送る。
インタフェース218を介して走査ヘッド100から送
られてくる情報には、走査した印刷バーおよびスペース
のリフレクタンス、すなわち印刷バーの正確な幅を表わ
すスキャナ出力信号が含まれるが、5ep214はその
情報をMCP2O3に送り、予め記憶した走査バーおよ
びスペースの所望リフレクタンスおよび寸法と比較する
MCP2O3は、その比較結果に基づいて走査バーの寸
法ずれの平均値を計算し、pcP210に送って印刷時
間制御番号、すなわちドツトタイムカウント基準番号(
第13図参照)を変更し、これを用いて時間的に比例す
る印刷制御信号を出すことにより、プリントヘッドドラ
イバ220をオンにして、プリント素子を駆動する電圧
パルス時間を設定する。
このサーマルラインプリンタでは、プリントヘッドドラ
イバ220は、それぞれオンされてプリントヘッド90
の対応するプリント素子を含む回路に送電するスイッチ
回路、すなわち対応する入力ゲートおよび双安定記憶素
子を備えるスイッチ回路から成っている。
双安定記憶素子は、「1」又はrQJにセットされ、ゲ
ートを通ってスイッチ回路に向かう印刷制御信号の通過
を制御することにより、該信号通過時にスイッチ回路を
選択自在に駆動して、プリント素子に電圧を切り換える
したがって、プリントヘッドドライバ220全体を、「
1」又は「O」、すなわち「レジスタ」に記憶した印刷
又は非印刷値に応じて、プリント制御信号パルスによる
対応スイッチの作動の可否を選択自在に制御するレジス
タとみなすことができる。
したがって、印刷制御信号はプリント素子への給電オン
時間を決定してプリント素子を加熱する作動信号である
プリント素子は、印刷媒体であるラベルに近接又はこれ
と接触しており、ラベルに感熱紙を用いる場合は加熱に
より用紙が黒く色付き、プリント素子と同一形状の画像
を形成する。したがって、印刷時の加熱温度が高い程そ
の暗色化面積が大きくなる。
この実施例の様にラベルとして普通紙を用い、熱転写用
インクリボンを用いて印字する場合は、インクリボンを
ラベルに隣接させ、プリント素子をリボンと対向的に位
置決めする。そして、電圧をかけてプリント素子を加熱
すると、インクリボンの隣接被膜がプリント素子の熱で
溶けてラベルに転写され、暗色画像を形成する。
この場合は、電圧印加時間が長い程印刷素子に隣接する
リボン被膜が溶けてラベルに転写され易くなる。  し
たがって、プリントヘッドドライバ220で電圧を印加
してプリント素子を加熱する時間を増減することにより
、1個以上の隣接プリント素子が形成する線の幅を調整
できる。
その結果、プリント素子通過電流切替スイッチに印刷制
御信号パルスを送る時間を延長すると。
これに相応して前記線の幅が広くなり、反対にパルス送
出時間を短縮すると狭くなる。
印刷制御プロセッサ210は、ラベル紙およびインクリ
ボンの前送りを制御するラベル紙移送用モータ80の制
御に要する信号も出力する。そのラベル紙移送用モータ
80の駆動信号は、リボン・用紙駆動送りドライバ・イ
ンタフェース222を介して出力される。
PGF210は、走査ヘッド100からインタフェース
222を介して信号を受信し、プリントヘッドドライバ
220への作動信号送出前にラベル紙14とインクリボ
ン35とを前送りして、印刷されるラベル紙14のラベ
ル14bの部分をプリントヘッド90と対向させる信号
を出す。
MCP2O3は、印刷されるバーとスペースとの幅と所
定の計測幅との比較による印刷ずれに基づき、そのずれ
が公差内か否かを判定し、公差外の場合はアラーム°/
ボイダ(無効装置)ドライバ224に命令して、無効ス
タンプ122の作動用ソレノイド50および警報ランプ
や警報音等を発生する警報手段(アラームインジケータ
)に信号を送る。
第11図及び第13図は、この発明を実施した装置の動
作要領を示すフローチャートである。
第11図に示すように、パワーアップ230後、第10
図のMCP2O38によりまず印刷開始動作からのルー
チンを実行する。
印刷開始動作232では、プロセッサのカウンタおよび
フラッグビットを初期化する。
印刷開始動作232の結果、MCP20Bで負荷印刷動
作234を行なう。印刷データはディスク端末機236
又はその他のコンピュータから得られるが、これには印
刷されるバーコード等の標印の決定、および印刷の検証
・修正基準となる品質決定が含まれる。
負荷印刷動作234の結果、MCP20Bで印刷準備バ
ッファ動作238を実行し、ページ/ラベル記載バッフ
ァ240に印刷記号・標印決定データをロードする。
印刷準備バッファ動作238の結果、MCP2O3でプ
リントセットアツプ動作242を行なう。ただし、印刷
品質の決定および基準に関する特定情報およびデータの
ロード以外の動作、すなわちプロセッサの記憶装置にペ
ージデータをロードして印刷動作を制御する動作等は従
来のものである。
このプリントセットアツプ動作242では、検証印刷品
質バッファ258に品質決定データを送り、1ページ又
はj、ラベル分の印刷情報を得る。
第14図はその検証印刷品質バッファ258の詳細図で
ある。
この検証印刷品質バッファ258は、印刷記号の比較対
象となる品質基準を記憶する32ビツト記憶装置から成
っている。
第1語に「光最大基準」すなわち非印刷領域をスペース
として受容する最小リフレクタンスを表わす値を置くと
共に、「光最小基準」すなわち印刷領域をバーとして受
容する最大リフレクタンスを表わす値を置き、さらに最
小コントラストを表わすデータを置く。同基準のコント
ラストは、「光最大基準−光最小基準」で示され、バッ
ファ258に基準とこれらデータとの最小許容コントラ
ストを記憶する。
さらに、そのコントラストの商である最小印刷コントラ
スト信号(pcs)を置く。この要領で記号の各バーお
よびスペースに対してワード設定し、最下位数字に公称
寸法を記憶する。
ワードを整え、各バーおよびスペースに対して最大正負
公差を設け、記号の終りをゼロにして、それ以降は第2
記号以降の記号に対して同一情報を記憶する。バッファ
の終りは2個のゼロで表わす。
第11図に戻って、プリントセットアツプ動作242で
は、印刷ドツトマトリクスバッファ243も用意する。
付勢すべきプリント素子およびそれ以外の素子の設定に
要するデータを、ラベル又はその他の印刷情報領域に対
してバッファ243に記憶する。
この実施例によるサーマルプリンタでは、印刷列はラベ
ル幅に亘って1728ドツトで構成されており、各ドツ
トは印刷すべき記号又は線の要件に応じて印刷される。
この種の列の印刷およびラベルへの連続列の印刷に要す
る情報を、MCP2O3によりバッファ243に記憶す
ると共に、各印刷列又はドツト列をバッファワードの二
進数メモリセルにマツピングした対応する「1」および
「0」列として記憶する。
連続印刷動作では、バッファ243から各連続ドツト列
を読出し、中間ドツト列バッファでプリントヘッドドラ
イバ220の対応する双安定記憶素子に複写するため、
印刷制御信号による作動時に、一連のプリントヘッドド
ライバ220はバッファ243の対応列の「1」および
rOJに応じてオン又はオフされる。
多くのラベルプリンタでは、ラベルに標印を形成するべ
く生かされたドツトから成る矩形ドツトマトリクスで印
刷するが、この実施例では水平列のプリント素子をマト
リクス形成し、これに対してラベル紙を上下移動させる
サーマルラインプリンタを使用している。
例えば、プリントセットアツプ動作242でバ−コード
を印刷する場合は、MCP2O3をバッファ243の信
号に登録して、印刷サイクル中にオンになるプリントヘ
ッドドライバおよびプリント素子を決定してバーコード
の線を形成すると共に、オフ状態にあるプリント素子を
決定してバー間にスペースを形成する。
プリント素子ドツトをドツトとスペースとのマトリクス
状に配列してドツトの矩形行列を形成し、印刷すべきラ
ベルに画像を形成する。
特定ドツトの付勢および加熱パターンおよび所望画像を
形成すべく、オフ状態に保つドツトをバッファ243の
メモリセルにマツピングする。
プリントセットアツプ動作242完了後、PcP210
はプリント動作244に入る。 PcP210はバッフ
ァ243を利用して、前記データからラベル紙移送用ス
テップモータ80をインクレメントすると共に、ステッ
プモータ80の歩進毎に付勢すべきプリント素子を決定
する選択信号を出す。
そして、ラベル14bにバーコード等の標印を印刷する
。さらにこのプリント動作244に続いて、第11図の
接続■−■に示すように走査動作を開始する。
走査動作はMCP2O3の走査開始動作250からはじ
まる。走査開始動作250は印刷開始動作232と同様
に、カウンタとフラッグビットとを初期化する。
走査開始動作250の完了後、5CP214は走査制御
動作252を行なう。この動作では、ラベル紙14の走
査または読出動作を適時に行なう。
ラベル14bに印刷された標印12が、走査ヘッド10
0との走査係合点に移動すると、走査ヘッド100はバ
ーとスペースによる印刷線からなるバーコードの標印に
沿って往復移動する。
制御命令を出して、スキャナステップモータ108(第
3図参照)を駆動し、走査ヘッド100を走査路右側の
静止または入れ子位置から移動させる。それによって、
走査ヘッド100は第12図に示すように往路で右から
左方向に標印12を読み取る。
往路はラベル14bの移動に従って若干下向きに傾斜し
て左側に向かう、ラベル14bは1回に約0.635c
m (0,25インチ)移動するため。
往復では約1.27cm(0,5インチ)となり。
印刷線通過中に走査を完了する。
走査ヘッド100が左リミットスイッチ111の光路を
遮断すると、第12図に示すように、下方通過線に沿っ
て左から右に向けて逆方向に走査される。光へラドエン
コーダ60(第3図)は、走査制御動作252中に5C
P214に情報を送るため、走査ヘッド100がバーコ
ードに達すると正しい線又は横位置で走査読出が開始さ
れる。
往路では走査ヘッド出力信号によりバーとスペースのリ
フレクタンスを測定し、5CP214は測定された光最
高リフレクタンス(スペースの最高リフレクタンス)及
び光最低リフレクタンス(バーの最低リフレクタンス)
を測定データバッファ256に送る。その詳細を第15
図に示す。
左から右に向かう復路では、出力信号の遷移を利用して
バーとスペースとの垂直境界線と正確な寸法を決定する
走査制御動作時に各バーとスペースの幅を測定データバ
ッファ256に入れる。各バーとスペースおよび測定さ
れた最大光及び最小光に対して1語が与えられ、記号の
終りは最上位数字を「1」としてゼロで示される。
走査制御動作252の完了時、5ep214を介して複
写することにより、バッファ258の測定データをM 
CP 208 ニ送り、MCP2O3で検証動作260
を行なう。
MCP2O3は測定データとバッファ258のデータと
を比較し、走査ヘッド100が読み取ったバー・スペー
ス寸法、最大光および最小光のずれ(バッファ258が
設定した対応する所望バー・スペース寸法とリフレクタ
ンス基準から)を計算する。
そのずれ情報は、第16図に詳細を示すように印刷ずれ
バッファ262に記憶される。
各記号に対して全バーのずれ平均を計算して第1語に置
くが、以下の理由で最上位数字を残しておく。
記号の第2語には、対応公称寸法に対して公差規定外の
数のバーとスペースのカウントを置くと共に、pcs、
最大光又は最小光の値のいずれかがバッファ258に設
定した限界外である場合は。
最上位、第2上位、及び第3上位数字に対応する限界外
表示フラッグを置く。
記号の第3語には、通常公差の倍数である所定総量だけ
公差を越える数のバーおよびスペースの計算カウントが
置かれる。
検証動作260の完了後、MCP20Bは走査完了動作
266を行なう。
この動作では、印刷ずれバッファ262に全線に対する
バー・スペースおよび光のコントラストのずれを置く(
第16図参照)。
あるラベルの全記号の第1語および第2語の全ビットが
「0」である場合は、第11図に示す線又は接続■−■
を介して通常の印刷命令を送ることにより、次のラベル
の印刷準備バッファ動作238を開始するが、第1又は
第2ワードのビットがrlJである場合、すなわちバー
・スペースまたは光コントラストの測定値が所定公差を
越える場合は、そのラベル完成後、動作238と同時に
命令を出して、初期印刷でバッファ258にプリセット
されたずれ公差を越えるラベルに再印刷する。
ずれが所定公差内である場合は、接続■−■に通常の印
刷指令を出すことにより、動作238に続いて印刷動作
を行なう。
また、特定ラベルのバーコードのバーの幅が所定公差外
である場合は、走査完了工程266で無効スタンプソレ
ノイド50に命令を出して、そのラベルに「無効」を押
印すると共に、所望に応じて視覚および音声アラームを
出す。
第3語のビットがrlJで総ずれを示す場合は、印刷を
停止してオペレータに総誤差を知らせる指令を出す。
PGF210は、印刷ずれバッファ262を利用してプ
リント動作244で各プリント工程への電圧印加時間を
自己修正する命令を出すことにより、印刷されるバーと
スペースの幅のずれを低減する。
第13図は、印刷を自己修正するべくPCP210のプ
リント動作244でバッファ262から出される印刷ず
れ測定値の相互作用を示している。
MCP20Bのプリントセットアツプ動作242の完了
後、プリント動作244を開始する。
バッファ262から得られるバー幅のずれを合計して全
線の平均を出し、この平均バーずれを計数して適合し得
る形状のカウントをpcp210で使用済のカウントに
加えることにより、プリントヘッドトライバ220を即
動する印刷制御信号を出す。
そして、印刷開始動作中フラッグAはゼロにセットされ
ているため、第1流れシーケンス、すなわち各第1線に
対してドツトタイムカウント基準から計数したバーのず
れを減算することにより、ドツト時間カウント基準を得
る。
次に、フラッグAを「1」にセットし、カウンタAをゼ
ロにセットする。そして、ドツト時間カウント基準の負
又は補数の値をカウンタAに記憶する。
カウンタAを、負の時間カウント基準値受信後オーバフ
ローするまで、高速クロックでインクリメントする。そ
の間に、第11図のプリント工程244でpcp210
は正の印刷制御パルスをプリントヘッドドライバ220
に送る。カウンタAがオーバーフローすると、プリント
ヘッドドライバ220に入る電圧(オン)パルスが終結
する。
後続のラインサイクルでは、フラッグAが「1ノである
場合、古いドツトタイムカウント基準から計数バーずれ
を減算して、新しいドツトタイムカウント基準を算出し
、それをカウンタAに記憶する。
したがって、ドツトタイムカウント基準は、印刷制御信
号の持続時間を制御するPCP210のプリント動作2
44で得られる印刷時間制御数又は値である。この基準
を計算された寸法のずれに応じて更新変更してずれを低
減する。
次に、上述の実施例におけるこの発明によるうベル紙検
知方式の実施に関する説明を、第17図乃至第23図を
参照して行なう。
第17図は、ラベル紙14の移送手段を停止させて、ラ
ベル紙14を動かさずに走査手段の光ヘッド109を矢
印で示す走査方向(図で左右方向で、ラベル紙14の移
送方向に直交する方向)に走査している状態を示す図で
ある。
ラベル紙14を案内するトレイ88の表面を反射率の低
い暗色(例えば黒)で塗装しておく。
そこで、もしこのトレイ88にラベル紙14が装着され
ていない時に、光ヘツド10日を第17図に矢印で示す
方向に走査すると、それに内蔵されている光検出器13
6(第4図参照)によって図示しない検出回路を介して
出力される光電変換電圧は、第18図に示すように全走
査領域に亘って低いレベルL1になり1時間的に変化し
ない。
また、ラベル紙14が装着されていて、その台紙14a
のみの部分(ラベルとラベルの間の部分)を走査した場
合の光電変換電圧の時間的変化は、その反射率の変化に
応じて第19図に示すように2段階になり、低いレベル
L1はトレイ88の部分で、それより高いレベルL2は
台紙14aの部分である。
さらに、第17図に示すようにラベル紙14のラベル1
4bが存在する所を走査した場合の光電変換電圧の時間
変化は、その反射率の変化に応じて第20riAに示す
ように3段階になり、一番高いレベルL3はラベル14
bの部分である。
そこで、S:′れらのレベルL1とL2 t L2とL
3の間に適当なスレッシホールド電圧値を設定しておく
ことにより、ラベル紙14(台紙14a)及びラベル1
4bの有無あるいはそれらの左右両端を検知することが
できる。
制御手段である第9図及び第10図に示した制御装置2
00では、この光電変換電圧を入力して、その大きさ(
レベル)及びその変化を予め設定したスレッシホールド
電圧値と比較して判別することによって、台紙14a及
びラベル14bの有無ならびにその各々の左右両端を検
知する。
さらに、予め判っている光ヘッド109の走査速度と、
レベルL1あるいはレベルL2の光電変換電圧の出力時
間との関係から第17図に示す台紙14aの@Wa及び
ラベル14bの幅wbを算出することが出来る。
このラベルプリンタは、このようにしてラベル紙14及
びラベル14bの有無、ならびにそれらの幅を検知する
ことができる。
次に、第21図に示すように光ヘツド10日をラベル紙
14の装着範囲内の所定位置、例えば上述のようにして
検知したラベル紙14の左右両端間の中央に位置させて
、ラベル紙14を矢印A方向に移送しながら、光検出器
136(第4図参照)による光電変換電圧の時間的変化
を示したのが第22図である。
この光電変換電圧を制御装置200に入力すれば、前述
の場合と同様に予め設定したスレッシホールド電圧値と
比較して判別することによって、ラベル14bの有無な
らびにその移送方向の両端を検知できる。
さらに、予め判っているラベル紙14の移送速度と上記
両端の検知時間の差からラベル14bの移送方向の長さ
であるラベル高さHも算出できる。
このようにして、ラベル紙14及びラベル14bの有無
ならびそれらの幅方向と移送方向の両端を検知し、さら
にラベル14bの幅と高さを算出する制御装置200に
よる検知動作を、第23図にフローチャートで示す。
このフローチャートによる検知動作を説明すると、まず
光ヘツド10日を左右に走査してラベル紙14が有るか
どうか検出し、無ければそれが検出されるまでラベル紙
14を移送する。そして。
ラベル紙14が有れば、その左右両端を認識して走査速
度とからその幅を算出する。
次に、検出したラベル紙14の中央に光ヘツド10日を
もってきて、ラベル14bのないことを検出するところ
までラベル紙14を送り、ラベル14bが検出されない
所から再び検出されたら、ラベル14bの移送方向の上
端を認識する。そして、−旦その移送を止めて光ヘッド
109を左右に走査し、ラベル14bの左右両端を認識
してその幅を算出する。
その後再び光ヘッド109を中央に戻して、ラベル14
bが検出されなくなるまでラベル紙14を送り、ラベル
14aの移送方向の下端を認識する。そして、認識した
上下両端とラベル紙14の移送速度からラベル14bの
高さHを算出する6制御装置200はこのような検知動
作を、このラベルプリンタの電源投入時に実行するか、
コマンド又はスイッチ等の入力設定手段による指令によ
って実行するか、ラベル紙が無くなった後に新しいラベ
ル紙がセットされた時に実行する。
このようにして、ラベル14bの上下左右端つまり高さ
及び幅を検知した後は、コマンド等によってこれらの各
端を越える、すなわち印刷範囲を越える印刷指示がなさ
れても、ラベル14bが存在する印刷範囲の外には印字
しないように制御する。
それによって、プリントヘッドに熱転写用インクリボン
が加熱により溶融してくっついたり、プリントヘッドの
寿命を短くしたりすることを完全に防止できる。
また、印字している途中でも、光ヘツド10日をラベル
紙14の中央にもってくることにより、次のラベル14
bの上下両端を検知したり、あるいはラベル14bがな
くなったかどうかを検知したりすることができる。
さらに当然ながら、従来のラベルプリンタでも行なわれ
ていたラベルの1枚毎の印字位置への位置合せ、すなわ
ち頭出しといわれる機能にも用いることができる。
勿−」1 以上述べたように、この発明によるラベルプリンタにお
けるラベル紙検知方式は、ラベルに印刷した標印の自己
検証用等のために備えている走査手段を利用して、専用
のフォトセンサ等の検知手段を設けずに、標印の印刷位
置を決定するためのラベル紙あるいはラベルの有無なら
びにそれらの左右両端、ラベルの移送方向の両端等を検
知できる。
したがって、コスト低減を計ることができると共に、ラ
ベル紙あるいはラベルの左右両端を検知することにより
、印字可能範囲を越えるラベル紙のない部分に印字を行
なって、熱転写用インクリボンのプリントヘッドへの溶
着やプリントヘッドの寿命短縮を招くようなことを完全
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すラベルプリンタの要
部斜視図、 第2図は同じくその全体斜視図、 第3図は同じくその走査ヘッドとプリントヘッド付近の
斜視図、 第4図は走査手段である光ヘッドの断面図、第5図はプ
リントヘッドの斜視図、 第6図は圧力設定アームの説明図。 第7図は無効ソレノイド及びその無効スタンプとのリン
ク機構の説明図、 第8図は熱転写用ンクリボンの装着状態を示す第3図と
同様な斜視図、 第9図はこのラベルプリンタの概略構成を示すブロック
図、 第10図は第9図の制御装置200の構成を示すブロッ
ク図、 第11図は同じく制御装置200による動作工程を示す
流れ線図、 第12図は標印検証時における光走査の説明図、第13
図は修正信号発生工程のフロー図。 第14図乃至第16図はプロセス制御のメモリバッファ
マツプ、 第17図はこの実施例によるラベル紙を検知するための
ラベル紙走査状態を示す説明図、第18図乃至第20図
はそれぞれラベル紙14がないとき9台紙のみの部分、
及びラベルのある部分を走査した場合の光電変換電圧の
時間的変化を示す線図、 第21図は走査手段を停止させてラベル紙14を移送し
ながら検知している状態の説明図、第22図はその際の
光電変換電圧の時間的変化を示す線図、 第23図は第9図及び第10図の制御装置200による
検知動作を示すフロー図である。 10・・・ラベルプリンタ  12・・・標印14・・
・ラベル紙     14a・・・台紙14b・・・ラ
ベル 24・・・用紙搬送アッセンブリ(移送手段)35・・
・熱転写用インクリボン 88・・・ラベル紙経路トレイ 90・・・プリントヘッド  94・・・プリント素子
100・・・走査ヘッド(走査手段) 109・・・光ヘッド  128・・・光源ブロック1
29・・・検知ブロック 130・・・発光ダイオード(発光手段)136・・・
光検出器(受光手段) 192・・・プリンタ部 194・・・スキャナ部20
0・・・制御装置  208・・・主制御プロセッサ2
10・・・印刷制御プロセッサ 214・・・スキャナ制御プロセッサ 4ts 第5図 第6図 第7図 第12図 し−一++−++−−+−−−−−−+   −+  
 ++−−1第13図 第14図 第15図 第16図 印刷ずれバッファ262 第17図 11?(司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯状の台紙上にラベルが剥離可能に付着されたラベ
    ル紙を所定方向に移送する移送手段と、前記ラベルに文
    字、記号、コード等の標印を印刷する印刷手段と、前記
    ラベル紙をその移送方向と直交する方向に走査可能な走
    査手段と、該走査手段にそれぞれ装着されて前記ラベル
    紙に光を照射する発光手段とそのラベル紙からの反射光
    を受光して光電変換する受光手段とを備えたラベルプリ
    ンタにおいて、 前記移送手段を停止させて前記走査手段を走査させ、前
    記受光手段からの出力の大きさ及びその変化を判別する
    ことによつて前記ラベル紙あるいはラベルの有無又は走
    査方向における両端を検知することを特徴とするラベル
    紙検知方式。 2 請求項1記載のラベル紙検知方式において、さらに
    走査手段をラベル紙装着範囲内の所定位置に移動させた
    後、移送手段によつてラベル紙を移送させ、その移送中
    における受光手段からの出力の大きさ及びその変化を判
    別することによつてラベルの有無あるいはラベルの移送
    方向の両端を検知することを特徴とするラベル紙検知方
    式。 3 請求項2記載のラベル紙検知方式において、ラベル
    の走査方向の両端を検知した後その検知結果と走査速度
    とから該ラベルの走査方向の幅を算出し、ラベルの移送
    方向の両端を検知した後その検知結果とラベル紙の移送
    速度とから該ラベルの移送方向の長さを算出することを
    特徴とするラベル紙検知方式。 4 電源投入時に検知動作を行なうことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載のラベル紙検知方式。 5 コマンド又はスイッチ等の入力手段による指令によ
    つて検知動作を行なうことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のラベル紙検知方式。 6 ラベル紙がセットされた時に検知動作を行なうこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のラベル
    紙検知方式。
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