JP2010025296A - 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 - Google Patents
食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010025296A JP2010025296A JP2008190267A JP2008190267A JP2010025296A JP 2010025296 A JP2010025296 A JP 2010025296A JP 2008190267 A JP2008190267 A JP 2008190267A JP 2008190267 A JP2008190267 A JP 2008190267A JP 2010025296 A JP2010025296 A JP 2010025296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- coupling member
- pipe
- joint body
- pipe connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joints With Pressure Members (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る食い込み式管継手は、継手本体1と、継手本体1に螺合される結合部材2と、フェルール3と、仕切り蓋4とを有する。フェルール3は、継手本体1及び結合部材2とは別体に形成されたものであって、後端部が結合部材2の継手本体側端部に仮保持される。仕切り蓋4は、結合部材2が継手本体1に締結されていない状態のときに、フェルール3を内部空間部に収納しつつ、結合部材2の継手本体側端部に取外し可能に装着される。この装着作業において、仕切り蓋4がフェルール3を軸方向に押圧して結合部材2に仮保持する。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の実施の形態1に係る食い込み式管接続構造について、図面に基づき説明する。
継手本体1及び結合部材2により配管Pを接続するに際しては、先ず、継手本体1に対する結合部材2の締結を緩めて、仕切り蓋4を取り外す。結合部材2に取り付けられた仕切り蓋4は、軸方向における継手本体側に引き抜くことにより、円筒壁部42の結合部材側端部が嵌入されていた円筒状の突出部25の内部から引き抜かれ、仕切り蓋4が結合部材2から取り外される。次に、接続すべき配管Pを、フェルール3が仮保持された結合部材2の配管貫通孔21及びフェルール3の挿通孔31に貫挿させて結合部材2を配管Pに外装する。この外装作業は、フェルール3が仮保持された状態の結合部材2を継手本体1から分離した状態として配管Pに外装してもよいし、フェルール3が仮保持された状態の結合部材2を継手本体1に緩く螺合した状態としておいて、結合部材2の後方から配管Pを挿入するようにしてもよい。そして、配管Pの先端部をフェルール3の挿通孔31を通して配管差込口16に挿入し、その先端を段部18の段差状の端面に当接させた状態として結合部材2を継手本体1に締結する。この螺合により図3に示すようにフェルール3の後端部が押圧面28に当接した状態となる。
(1)フェルール3は、継手本体1及び結合部材2とは別体に形成されるので、フェルール3の加工が容易となり、フェルール3の加工速度を上げることができる。
(9)仕切り蓋4の押付部48として軸芯に垂直な平面部が円筒壁部42の内面に形成され、フェルール3の受力部39として外周面に突部が形成されているので、仕切り蓋4を結合部材2に押し付ける軸方向の押付力を確実にフェルール3に対し伝達することができる。
次に、実施の形態2について図11に基づき説明する。なお、図11には、実施の形態1と同一の要素には同一の符合を付しその説明を省略する。
次に、実施の形態3について、図12に基づき説明する。
実施の形態3は、実施の形態1において、フェルール3の受力部39として、フェルール3には突部等の専用部分を形成せず、円筒壁部42の押付部48をフェルール3のテーパ面33の中間部に当接させるようにしたものである。このように構成すると、フェルール3の構造が簡略化されるのでコスト軽減を図ることができる。また、このような構造は、所定内径の仕切り蓋4に対し、予め標準的に定められている配管Pより外径の大きいものが使用される場合に好適な構造となる。
次に、実施の形態4について、図13に基づき説明する。
実施の形態4は、実施の形態1において、仕切り蓋4における円筒壁部42の端部を管接続部23の円筒状の突出部25に取り付ける部分の構造を変更したものである。すなわち、この実施の形態においては、仕切り蓋4における円筒壁部42の端部の外周面に雄ねじ75が形成され、円筒状の突出部25の内周面に、前記雄ねじ75に螺合する雌ねじ76が形成されている。このように構成した場合であっても、仕切り蓋4を突出部25に螺合するときに軸方向の押付力がフェルール3の受力部39に対し伝達されるので、仕切り蓋4の装着時にフェルール3を仮保持することができる。
上記各実施の形態において以下のように変更することもできる。
・仕切り蓋4の結合部材2への装着構造については、取り外し可能なものであれば上記実施の形態に限定されることなく他の構造としてもよい。例えば、実施の形態1〜3においては、円筒壁部42の外周面に4本の線状突起部47が形成されていたが、この線状突起部47に代えて突出部25の内周面に線状突起部を形成してもよい。また、このような圧入構造に代えて、フェルール3の仮保持構造として用いられているような、径方向内向きの突起と径方向外向きの突起との圧入による係合構造を用いてもよい。
Claims (12)
- 配管を接続するための配管差込口を備えた継手本体と、継手本体に螺合される結合部材と、結合部材が継手本体に締結されることにより配管の外周に食い込むフェルールと、配管が接続されないときに配管差込口を閉鎖するように前記継手本体と前記結合部材とで挟持される仕切り蓋とを備え、
前記フェルールは、継手本体及び結合部材とは別体に形成されたものであって、後端部が結合部材の継手本体側端部に仮保持されるように構成され、
前記仕切り蓋は、前記結合部材が継手本体に締結されていない状態のときに、前記結合部材に仮保持されるフェルールを内部空間部に収納しつつ、結合部材の継手本体側端部に取外し可能に装着されるとともに、この装着作業においてフェルールを軸方向に押圧して結合部材に仮保持することができるように構成されている
ことを特徴とする食い込み式管接続構造。 - 前記仕切り蓋は、軸方向の押付力により前記結合部材に装着されるとともに軸方向力の引張力により結合部材から取り外し可能に構成され、さらに、装着過程においてフェルールに当接して軸方向力を伝達する押付部を有し、
前記フェルールは、前記仕切り蓋の押付部に当接されて軸方向の押付力を受ける受力部を有し、この受力部を通して仕切り蓋から伝達される軸方向の押付力により前記結合部材に対し仮保持されるように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の食い込み式管接続構造。 - 前記継手本体は、結合部材を螺合する雌ねじ部が内周面に形成された雌ねじ筒部とこの雌ねじ筒部の側壁を成す基部とを有し、基部の軸心部には前記配管差込口が形成されるとともに配管差込口の入口部にはフェルールの先端部を押し付けるカム面が形成され、
前記結合部材は、前記雌ねじ部に螺合される雄ねじ部が外周に形成された管接続部と、管接続部の側面に形成されたフェルールの後端部を押圧する押圧面とを有し、
前記仕切り蓋は、内部にフェルール収納空間を有する円筒壁部と、この円筒壁部の一端を閉塞する閉塞壁部を有するとともに、この前記閉塞壁部と前記円筒壁部との連結部の外面により前記配管差込口を閉塞するように構成されている
ことを特徴とする請求項2記載の食い込み式管接続構造。 - 前記フェルールが前記結合部材に装着される構成として、前記管接続部の前記継手本体側端部に、側面を軸方向に窪ませた凹部が形成され、この凹部は、奥部に前記押圧面が形成されるとともに、入口部に径方向内向きの突部が形成され、さらに、この径方向内向きの突部と前記押圧面との間に拡径部が形成され、
前記フェルールは、後端部に径方向外向きの突部が形成され、この径方向外向きの突部が前記管接続部の径方向内向きの突部に対し圧入されて拡径部に挿入されるように構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の食い込み式管接続構造。 - 前記管接続部の拡径部は、前記仕切り蓋が前記結合部材に装着された段階において、前記フェルールの径方向外向きの突部と前記押圧面との間に遊びがあることを特徴とする請求項4記載の食い込み式管接続構造。
- 前記管接続部の継手本体側側面には円筒状の突出部が形成され、
前記仕切り蓋の円筒壁部は、軸方向の押付力により前記突出部の内側に対し圧入式に係合されるように形成されている
ことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項記載の食い込み式管接続構造。 - 前記管接続部の継手本体側側面には円筒状の突出部が形成され、
前記仕切り蓋の円筒壁部は、軸方向の押付力により前記突出部に外側に対し圧入式に係合されるように形成されている
ことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項記載の食い込み式管接続構造。 - 前記仕切り蓋は、前記押付部として、軸芯に垂直な平面部が前記円筒壁部の内面に形成され、
前記フェルールは、前記受力部として、外面に突部が形成されている
ことを特徴とする請求項6又は7記載の食い込み式管接続構造。 - 請求項1〜8の何れか1項に記載の管接続構造を管継手部に用いた弁。
- 請求項1〜8の何れか1項に記載の管接続構造を管継手部に用いた食い込み式管継手。
- 請求項9記載の弁を冷媒回路に用いたことを特徴とする冷凍装置。
- 請求項10記載の食い込み式管継手を冷媒回路に用いたことを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008190267A JP5320884B2 (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008190267A JP5320884B2 (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010025296A true JP2010025296A (ja) | 2010-02-04 |
JP5320884B2 JP5320884B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=41731322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008190267A Expired - Fee Related JP5320884B2 (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5320884B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105371534A (zh) * | 2014-08-11 | 2016-03-02 | 斯贝利公司 | 管道冷冻机系统 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07167357A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-07-04 | Kawanishi Suido Kiki:Kk | 管継手及びゴムパッキン |
JP2004308689A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Nasco Fitting Kk | 管継手 |
JP2007162928A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-28 | Daikin Ind Ltd | 管継手の蓋構造、仕切り蓋、冷凍装置、ヒートポンプ式給湯機、給水配管、配管の接続方法、及び現地配管施工方法 |
JP2007162741A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Daikin Ind Ltd | フレア式管継手兼用の食い込み式管継手 |
JP2008069811A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Daikin Ind Ltd | 食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 |
-
2008
- 2008-07-23 JP JP2008190267A patent/JP5320884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07167357A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-07-04 | Kawanishi Suido Kiki:Kk | 管継手及びゴムパッキン |
JP2004308689A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Nasco Fitting Kk | 管継手 |
JP2007162928A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-28 | Daikin Ind Ltd | 管継手の蓋構造、仕切り蓋、冷凍装置、ヒートポンプ式給湯機、給水配管、配管の接続方法、及び現地配管施工方法 |
JP2007162741A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Daikin Ind Ltd | フレア式管継手兼用の食い込み式管継手 |
JP2008069811A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Daikin Ind Ltd | 食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105371534A (zh) * | 2014-08-11 | 2016-03-02 | 斯贝利公司 | 管道冷冻机系统 |
CN105371534B (zh) * | 2014-08-11 | 2018-07-03 | 斯贝利公司 | 管道冷冻机系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5320884B2 (ja) | 2013-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4026666B1 (ja) | 食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 | |
JP2010048409A (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP5326457B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP4557081B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP5899767B2 (ja) | 食い込み式管接続構造 | |
JP2010025294A (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP4456567B2 (ja) | 管継手 | |
JP2010190325A (ja) | 管接続構造、締結弛緩工具、弁、管継手及び冷凍装置 | |
JP5320884B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP2009085430A (ja) | 管継手及びこれを用いた冷凍装置 | |
JP2010060047A (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP4656210B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP5359087B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP4737178B2 (ja) | 管接続構造、弁、管継手及び冷凍装置 | |
KR20100003291A (ko) | 물림식 관 커플링, 냉동 장치 및 온수 장치 | |
JP2009085343A (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP5320883B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP2010156370A (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP2010196732A (ja) | 管接続部用の弛緩工具 | |
JP2009085342A (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP5381093B2 (ja) | 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 | |
JP2008082372A (ja) | 食い込み式管継手、冷凍装置及び温水装置 | |
JP2009150443A (ja) | 管接続構造、弁、管継手及び冷凍装置 | |
JP2009150444A (ja) | 管接続構造、弁、管継手及び冷凍装置 | |
JP2009150445A (ja) | 管接続構造、弁、管継手及び冷凍装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130701 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |