JP2010023974A - エレベータの給油装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭いスペースの部分であっても容易に設置することができるエレベータの給油装置を提供する。
【解決手段】給油装置20は、それぞれオイルが収容された一対のオイル容器21と、一方のオイル容器21と他方のオイル容器21との間に跨って架設される複数の給油部材33とを具備する。各給油部材33は、オイル塗布材34と、このオイル塗布材34の両端部から延出して一対のオイル容器21にそれぞれ接続され、そのオイル容器21内のオイルをオイル塗布材34に導く導油管35とを備え、各給油部材33のオイル塗布材34が、エレベータにおける平行に引き揃えられたメインロープ6間に配置され、そのメインロープ6にオイル塗布材34を介してオイルを塗布する。オイル塗布材34はフェルトからなり、導油管35は金属製の可撓管からなる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、エレベータの給油対象物にオイルを塗布する給油装置に関する。
ロープ式のエレベータは、駆動源としての巻上機を備え、この巻上機のトラクションシーブに複数本のメインロープが平行に引き揃えて巻き掛けられ、これらメインロープの一端側端部に乗りかごが、他端側端部につり合い重りがそれぞれ連結されて昇降路内に吊り下げられている。そして、トラクションシーブの回転で乗りかご及びつり合い重りが上下に昇降移動する。
このようなエレベータには、特開2006−21873公報や特開2006−290485公報に見られるように、平行に引き揃えられた各メインロープにオイルを塗布するための給油装置が設けられている。
特開2006−21873公報の給油装置は、オイル容器から導出されたフェルトをメインロープの一方側から押し当てるように接触させて給油する構造で、特開2006−290485公報の給油装置は、一対の給油用ローラをメインロープの両側から挟み込むように接触させて給油する構造となっている。
特開2006− 21873公報 特開2006−290485公報
しかしながら、従来の給油装置においては、平行に引き揃えられたメインロープの一方側か両側に広い設置用のスペースを確保してそのスペースに給油装置を設置しなければならず、このため設置位置が制限されてしまう。また、一般にメインロープに対しては、その振れ止め用の制振装置が設けられるが、その制振装置との干渉を避けるように給油装置を設置しなければならず、さらに給油装置の設置位置が限定されてしまう。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、狭いスペースの部分であっても容易に設置することができるエレベータの給油装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、それぞれオイルが収容された一対のオイル容器と、前記一方のオイル容器と他方のオイル容器との間に跨って架設される複数の給油部材とを具備し、前記各給油部材は、オイル塗布材と、このオイル塗布材の両端部から延出して前記一対のオイル容器にそれぞれ接続され、そのオイル容器内のオイルを前記オイル塗布材に導く導油管とを備え、前記各給油部材のオイル塗布材が、エレベータにおける平行に引き揃えられたロープ間に配置され、そのロープに前記オイル塗布材を介してオイルを塗布することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記一対のオイル容器の内側の側面にそれぞれ緩衝材が取り付けられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、前記給油部材における導油管が可撓性を有することを特徴としている。
請求項4の発明は、前記給油部材における導油管がその軸方向に伸縮可能であることを特徴としている。
請求項5の発明は、前記一対のオイル容器のそれぞれが、互いに結合可能に複数の容器に分割されていることを特徴としている。
請求項6の発明は、オイルが収容されたオイル容器と、前記オイル容器に取り付けられる給油部材とを具備し、前記各給油部材が、オイル塗布材と、このオイル塗布材から延出して前記オイル容器に接続され、そのオイル容器内のオイルを前記オイル塗布材に導く導油管とを備え、前記給油部材のオイル塗布材をエレベータの給油対象物に接触させてその対象物にオイルを塗布することを特徴としている。
この発明の給油装置によれば、狭いスペースの部分であっても容易に設置することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図7にはこの発明の第1の実施形態を示してある。図1はエレベータの全体の構成を示す図であり、建屋に設けられた昇降路1の上部には機械室2が設けられ、この機械室2にマシンビーム3を介して巻上機4が設置され、この巻上機4のトラクションシーブ5にメインロープ6が複数本平行に引き揃えて巻き掛けられている。
トラクションシーブ5から導出された各メインロープ6の一方側は、直接昇降路1内に引き落とされ、その端部に乗りかご9が連結され、他端側はそらせシーブ10を通して昇降路1内に引き落とされ、その端部につり合い重り11が連結され、これら乗りかご9及びつり合い重り11がメインロープ6を介して昇降路1内に吊り下げられている。そして、巻上機4による駆動でトラクションシーブ5が回転し、メインロープ6が走行することで乗りかご9及びつり合い重り11が昇降路1内で上下に昇降移動する。
機械室2にはメインロープ6にオイルを塗布するための給油装置20が設けられている。この給油装置20は、トラクションシーブ5と乗りかご9との間の区間の部分において、メインロープ6と接触するようにマシンビーム3に設置されている。
図2〜図4には給油装置20の構造を示してある。マシンビーム3には、メインロープ6が通る開口3aが形成され、この開口3aの開口面と対向するように給油装置20が設けられている。給油装置20は、内部にオイルを収容した一対のオイル容器21を備え、これらオイル容器21は、一方向に長い箱形状をなし、互いに平行に並び、かつメインロープ6を隔てて互いに対向するように、開口3aの一方の縁部と他方の縁部との間に取り付けられている。すなわち、両オイル容器21の両端部がそれぞれL状の取付具22を介して開口3aの一方の縁部と他方の縁部とに取り付けられ、水平に支持されている。
各オイル容器21は、図5に示すように上面に開口部23及びこの開口部23を開閉する蓋体24が設けられている。蓋体24はヒンジ25を介してオイル容器21に回動可能に取り付けられ、その回動で開口部23が開閉される。通常時には図6に示すように開口部23が蓋体24で閉じられている。蓋体24には、その長手方向に沿って複数の挿入口28が形成され、また蓋体24の上面には互いに対向する一対の板材29からなるガイド30が設けられている。
両オイル容器21の上方部には、その両オイル容器21に跨るように複数の給油部材33が設けられている。これら給油部材33は、オイル容器21の長手方向に沿って所定のピッチで並列するように設けられている。
各給油部材33は、図6に示すように、オイル塗布材34と、このオイル塗布材34の両端部からその外方に延びる導油管35とを備えてなる。オイル塗布材34は油吸収性を有するフェルトなどの材料で円筒状に形成され、導油管35は例えば関節結合構造により屈曲が可能な金属製の可撓管で構成され、この導油管35の内部に図7に示すように油吸収性を有するフェルトなどから導油芯36が挿入されている。
そして、円筒状のオイル塗布材34の両端部に導油管35が接続され、その各導油管35から突出する導油芯36がオイル塗布材34の内周面に接触している。オイル塗布材34からその両端側に延びた一方の導油管35は一方のオイル容器21の挿入口28にガイド30を通して挿入され、他方の導油管35は他方のオイル容器21の挿入口28にガイド30を通して挿入されている。そして、各導油管35の端部から突出する導油芯36がそのオイル容器21内のオイル中にそれぞれ浸漬されている。また各ガイド30には、一方の板材29を他方の板材29側に押圧して導油管35を固定するための締め具38が設けられている。
オイル容器21内のオイルは各導油芯36を通して吸い上げられ、さらに各導油芯36からオイル塗布材34に吸い上げられる。したがって、オイル塗布材34にはオイルが十分にしみ込み、含油状態が保持される。
このような給油装置20は、図1〜図4に示すように、各給油部材33のオイル塗布材34が、平行に引き揃えられたメインロープ6の相互間に介在するように設置される。給油装置20を設置する際の手順について説明すると、まず、一方のオイル容器21にはメインロープ6の本数よりも1つ多い数の給油部材33を取り付けておく。
すなわち、この実施形態では7本のメインロープ6が平行に引き揃えられて一方向に並んでいるから、その並びのピッチと同じピッチで並ぶように一方のオイル容器21に8つの給油部材33を取り付ける。つまり、各給油部材33におけるオイル塗布材34の一端側に延びる一方の導油管35をオイル容器21の挿入口28にガイド30を通してそれぞれ挿入し、かつガイド30を締め具38で締め付けることでオイル容器21に固定する。
次に、給油部材33が取り付けられた一方のオイル容器21と、他方のオイル容器21とを、マシンビーム3の開口3aの縁部に取付具22を介してメインロープ6を隔てて互いに対向するように取り付ける。すなわち、メインロープ6の並びの方向と平行となるように、メインロープ6の一方側と他方側とにそれぞれオイル容器21を配置し、取付具22でその両オイル容器21をマシンビーム3の開口aの縁部に固定する。
次に、一方のオイル容器21に取り付けられている給油部材33の導油管35を屈曲してオイル塗布材34をメインロープ6の相互間に挿入して接触させ、そのオイル塗布材34の他端側に延びる他方の導油管35を他方のオイル容器21の挿入口28にガイド30を通して挿入し、締め具38でガイド30を締め付けてその導油管35の端部をオイル容器21に固定する。また、メインロープ6の配列の両側に対応する位置に配置する給油部材33の導油管35を屈曲してオイル塗布材34をメインロープ6の一側面に接触させ、そのオイル塗布材34の他端側に延びる他方の導油管35を他方のオイル容器21の挿入口28にガイド30を通して挿入し、締め具38でガイド30を締め付けてその導油管35の端部をオイル容器21に固定する。これにより給油装置20の設置が完了する。
このように給油装置20が設置された状態でエレベータが運転され、メインロープ6が走行する。各メインロープ6に接触した各給油部材33のオイル塗布材34にはオイルがしみ込んでおり、このためメインロープ6の走行に応じてオイル塗布材34を通してメインロープ6にオイルが順次塗布される。そしてオイル塗布材34の含油量の減少に応じてそのオイル塗布材34にはオイル容器21内のオイルが導油芯36を通して順次補給される。
この給油装置20においては、メインロープ6の相互間の隙間を利用してその隙間内にオイル塗布材34が配置されており、このため給油装置20を設置するための広いスペースを必要とすることがなく、したがって給油装置20の設置位置にほとんど制限が加わることがなく、給油装置20の設置の自由度が高まる。
また、メインロープ6の相互間にオイル塗布材34が介在することで、メインロープ6の振れ動きや絡まり付きをそのオイル塗布材34で抑えることができる。したがって、メインロープ6に対する防振装置の設置を省略することも可能となる。そして防振装置の省略により給油装置20と防振装置との設置上の干渉が何ら生じることがなくなり、より一層給油装置20の設置位置の自由度が高まる。
図8には第2の実施形態に係る給油装置20を示してある。この実施形態において第1の実施形態と対応する構成部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この実施形態においては、互いに対向した一対のオイル容器21のそれぞれの内側の側面にゴムなどの弾性材からなる緩衝体40が取り付けられ、これら緩衝体40の間に各メインロープ6が通されている。
この実施形態の場合には、メインロープ6が何らかの原因でオイル塗布材34の長手方向に大きく暴れ動いてオイル容器21に接触するような事態が生じたときに、そのメインロープ6が緩衝体40に接触してその衝撃が緩和され、オイル容器21に対する接触が避けられる。メインロープ6がオイル容器21に直接接触すると、メインロープ6が損傷し、また大きな騒音が発生するが、緩衝体40でメインロープ6の暴れ動きによる衝撃を緩和することでメインロープ6の損傷や騒音の発生を抑えることができる。
図9には第3の実施形態に係る給油装置20を示してある。この実施形態において第1の実施形態と対応する構成部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この実施形態においては、各導油管35が柔軟性のある材料で形成され、かつ二股部35a,35bを有する二股状に分岐する形状となっている。
このような構成においては、メインロープ6が大きく暴れ動いたときに、そのメインロープ6を制振しつつオイル塗布材34がメインロープ6の動きに追従してそのメインロープ6との接触状態を良好に維持し、このためメインロープ6に常に良好に給油することができる。
図10には第4の実施形態に係る給油装置20を示してある。この実施形態において第1の実施形態と対応する構成部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この実施形態においては、給油装置20の各導油管35が屈曲可能であるとともに、軸方向に伸縮可能な構成となっている。
このような給油装置20においては、各導油管35が屈曲可能であるとともに、軸方向に伸縮可能であるため、機械室に設置する場合に限らずエレベータの各種の個所に設置することが可能である。図10は、つり合い重りの上部に設けられたつり合い重り枠42に給油装置20を設置した例を示してある。図10(A)は、つり合い重り枠42の平面図で、図10(B)はつり合い重り枠42の正面図である。
つり合い重り枠42は、互いに対向する一対のシーブ枠43を備え、これらシーブ枠43間に支軸44を介してつり合い重りシーブ45が回転自在に架設されている。図10(B)においては一方のシーブ枠43の図示が省略されている。つり合い重りシーブ45の周面には、複数のシーブ溝46が並列して形成され、これらシーブ溝46にメインロープ6が巻き掛けられている。各メインロープ6はつり合い重りシーブ45の下側半周部分のシーブ溝46を通るようにU字状につり合い重りシーブ45に巻き掛けられている。また、両シーブ枠43の上部間には、つり合い重りシーブ45を覆うようにカバー47が取り付けられている。
そして、メインロープ6のつり合い重りシーブ45から上方に延び出る部分に給油装置20が設置されている。給油装置20の一対のオイル容器21は、メインロープ6を隔てる一方側と他方側に配設されて一対のシーブ枠43間にそれぞれ取付具22を介して取り付けられている。各取付具22はその軸方向に伸縮可能に構成されている。
一方のオイル容器21と他方のオイル容器21との間に跨る各給油部材33は、並列するメインロープ6の相互間及び並列するメインロープ6の両側外側部を通り、その各給油部材33のオイル塗布材34が各メインロープ6の側面に接触するように配設されている。
ここで、各給油部材33の導油管35は、屈曲可能であるとともに、軸方向に伸縮可能であり、このためその屈曲や伸縮の調整で各オイル塗布材34が各メインロープ6の側面に適切に接触する位置に適正に配置させることができる。また、各取付具22も軸方向に伸縮可能であるから、各オイル塗布材34をより適切な位置に調整して配置させることができる。これにより、各メインロープ6にオイルを常に良好に供給することができる。
このように、この実施形態の給油装置20においては、各給油部材33の導油管35を屈曲や伸縮することでオイル塗布材34を適切な位置に調整して配置させることができる。したがって、つり合い重り枠42に取り付ける場合のほか、巻上機、乗りかごのかご枠、或いはそらせシーブのシーブ枠などの種々の部分に設置することが可能である。
図11には第5の実施形態に係る給油装置20を示してある。この実施形態において第1の実施形態と対応する構成部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この実施形態においては、一対のオイル容器21が複数の例えば第1の容器21aと第2の容器21bと第3の容器21cとに分割され、これら容器21a,21b,21cを任意に結合して一体的な給油装置20として組立てることができるようになっている。
すなわち、例えば第1の容器21aと第2の容器21bとを結合して7つの給油部材33を備える給油装置20とする場合、第1の容器21aと第3の容器21cとを結合して6つの給油部材33を備える給油装置20とする場合、第2の容器21bと第3の容器21cとを結合して3つの給油部材33を備える給油装置20とする場合、第1の容器21aと第2の容器21bと第3の容器21cと結合して8つの給油部材33を備える給油装置20とする場合との4つの形態に組立てることができる。したがって、メインロープの本数に対応する数の給油部材33を備える給油装置20を適宜組立てて、メインロープの本数が異なる種々の仕様のエレベータに適用することができる。
以上の各実施形態においては、給油対象物をメインロープとする場合の例であるが、図12に第6の実施形態として示す給油装置20は、昇降移動する乗りかごやつり合い重りをガイドするガイドレール48が給油対象物となっている。
この給油装置20は、1つのオイル容器21と、このオイル容器21から導出された3つの導油管35と、これら導油管35の先端部に取り付けられたオイル塗布材34とで構成されている。
オイル塗布材34は、油吸収性及び可撓性を有する柔らかい多数の繊維紐を束ねてモップ状とたもので、このオイル塗布材34にオイル容器21内のオイルが導油管35を通してしみ込み、オイルが充満する。
オイル塗布材34の先端側縁部には、その中間部において一定の幅を有する開き部49が設けられ、この開き部49はオイル塗布材34の先端側縁部からその中間部側に向って延びるように形成されている。
この給油装置20は、乗りかご或いはつり合い重りに取り付けられ、その乗りかご或いはつり合い重りの昇降移動をガイドするガイドレール48にオイル塗布材34が接触するように設置される。すなわち、オイル塗布材34の開き部49にガイドレール48の刃部48aが食い込むように配置され、この状態で乗りかご或いはつり合い重りが昇降移動することで、オイル塗布材34がガイドレール48と摺動してオイルがガイドレール48に塗布される。
この発明の第1の実施形態に係る給油装置を備えるエレベータの全体の構成を示す図。 その第1の実施形態に係る給油装置の正面図。 その第1の実施形態に係る給油装置の平面図。 その第1の実施形態に係る給油装置の側面図。 その給油装置におけるオイル容器の蓋体を開いた状態の側面図。 その給油装置の全体の構成を示す側面図。 その給油装置におけるオイル塗布材の構造を示す断面図。 この発明の第2の実施形態に係る給油装置の側面図。 この発明の第3の実施形態に係る給油装置の一部の側面図。 この発明の第4の実施形態に係る給油装置を設置したつり合い重り枠を示す図。 この発明の第5の実施形態に係る給油装置を示す図。 この発明の第6の実施形態に係る給油装置を示す図。
符号の説明
1…昇降路、2…機械室、3…マシンビーム、3a…開口、4…巻上機、5…トラクションシーブ、6…メインロープ、10…そらせシーブ、20…給油装置、21a…第1の容器、21b…第2の容器、21c…第3の容器、22…取付具、23…開口部、24…蓋体、25…ヒンジ、28…挿入口、29…板材、30…ガイド、33…給油部材、34…オイル塗布材、35…導油管、35a.35b…二股部、36…導油芯、38…締め具、40…緩衝体、42…つり合い重り枠、43…シーブ枠、44…支軸、45…つり合い重りシーブ、46…シーブ溝、47…カバー、48…ガイドレール、48a…刃部、49…開き部。

Claims (6)

  1. それぞれオイルが収容された一対のオイル容器と、
    前記一方のオイル容器と他方のオイル容器との間に跨って架設される複数の給油部材と、
    を具備し、
    前記各給油部材は、オイル塗布材と、このオイル塗布材の両端部から延出して前記一対のオイル容器にそれぞれ接続され、そのオイル容器内のオイルを前記オイル塗布材に導く導油管とを備え、
    前記各給油部材のオイル塗布材が、エレベータにおける平行に引き揃えられたロープ間に配置され、そのロープに前記オイル塗布材を介してオイルを塗布することを特徴とするエレベータの給油装置。
  2. 前記一対のオイル容器の内側の側面にはそれぞれ緩衝材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの給油装置。
  3. 前記給油部材における導油管が可撓性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの給油装置。
  4. 前記給油部材における導油管がその軸方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のエレベータの給油装置。
  5. 前記一対のオイル容器のそれぞれが、互いに結合可能に複数の容器に分割されていることを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載のエレベータの給油装置。
  6. オイルが収容されたオイル容器と、
    前記オイル容器に取り付けられる給油部材と、
    を具備し、
    前記給油部材は、オイル塗布材と、このオイル塗布材から延出して前記オイル容器に接続され、そのオイル容器内のオイルを前記オイル塗布材に導く導油管とを備え、
    前記給油部材のオイル塗布材をエレベータの給油対象物に接触させてその対象物にオイルを塗布することを特徴とするエレベータの給油装置。
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