JP2001302141A - エレベータのレール給油装置 - Google Patents
エレベータのレール給油装置Info
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- JP2001302141A JP2001302141A JP2000113572A JP2000113572A JP2001302141A JP 2001302141 A JP2001302141 A JP 2001302141A JP 2000113572 A JP2000113572 A JP 2000113572A JP 2000113572 A JP2000113572 A JP 2000113572A JP 2001302141 A JP2001302141 A JP 2001302141A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、コンパクトな構造で、シュー材へ
の異物の付着を防止できるとともに、ガイドレールに付
着した異物を容易に除去することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 給油ケース４に刷毛５を接続し、給油ケ
ース上には蓋を兼ねるガード取付台６を取り付けた。ガ
ード取付台６には、ガイドレール２に接することにより
ガイドシュー１への異物の侵入を防止するとともに、ガ
イドレール２に対して移動する際にガイドレール２に付
着した異物を除去するガード７を取り付けた。
の異物の付着を防止できるとともに、ガイドレールに付
着した異物を容易に除去することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 給油ケース４に刷毛５を接続し、給油ケ
ース上には蓋を兼ねるガード取付台６を取り付けた。ガ
ード取付台６には、ガイドレール２に接することにより
ガイドシュー１への異物の侵入を防止するとともに、ガ
イドレール２に対して移動する際にガイドレール２に付
着した異物を除去するガード７を取り付けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、かごや釣合重り
の昇降を案内するガイドレールに対して油を塗布するた
めのエレベータのレール給油装置に関するものである。
の昇降を案内するガイドレールに対して油を塗布するた
めのエレベータのレール給油装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、昇降路の上部に機械室を持たず、
巻上機や制御盤等の機器を昇降路内に配置するエレベー
タ、いわゆる機械室レスエレベータが実用化されてい
る。このような機械室レスエレベータでは、据付時に昇
降路内での作業が多くなるため、据付作業により発生し
た粉塵、破片、ゴミ等の異物がガイドレールの表面に付
着したり、ガイドシューのシュー材の縁に溜まったりし
易い。
巻上機や制御盤等の機器を昇降路内に配置するエレベー
タ、いわゆる機械室レスエレベータが実用化されてい
る。このような機械室レスエレベータでは、据付時に昇
降路内での作業が多くなるため、据付作業により発生し
た粉塵、破片、ゴミ等の異物がガイドレールの表面に付
着したり、ガイドシューのシュー材の縁に溜まったりし
易い。
【０００３】また、シュー材やガイドレールに異物が付
着したままの状態でエレベータの運転を続けると、シュ
ー材やガイドレールの表面を傷付けたり、騒音が発生し
たりする。このため、据付作業後には、ガイドレールや
シュー材に付着した異物を除去することが望ましい。
着したままの状態でエレベータの運転を続けると、シュ
ー材やガイドレールの表面を傷付けたり、騒音が発生し
たりする。このため、据付作業後には、ガイドレールや
シュー材に付着した異物を除去することが望ましい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械室レスエ
レベータでは、昇降路レイアウトや、かご突き上げ時の
クリアランス確保などの制限から、従来使用されている
比較的大形の給油装置をかごの上部に設置することがで
きず、異物の除去が困難であった。
レベータでは、昇降路レイアウトや、かご突き上げ時の
クリアランス確保などの制限から、従来使用されている
比較的大形の給油装置をかごの上部に設置することがで
きず、異物の除去が困難であった。
【０００５】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、シュー材への
異物の付着を防止できるとともに、ガイドレールに付着
した異物を容易に除去することができるコンパクトなエ
レベータのレール給油装置を得ることを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、シュー材への
異物の付着を防止できるとともに、ガイドレールに付着
した異物を容易に除去することができるコンパクトなエ
レベータのレール給油装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るエ
レベータのレール給油装置は、ガイドレールに係合する
ガイドシュー上に搭載され、油が入れられる給油ケー
ス、この給油ケースに接続され、給油ケース内の油をガ
イドレールに塗布する刷毛、給油ケース上に設けられて
いるガード取付台、及びガード取付台に取り付けられ、
ガイドレールに接することによりガイドシューへの異物
の侵入を防止するとともに、ガイドレールに対して移動
する際にガイドレールに付着した異物を除去するガード
を備えたものである。
レベータのレール給油装置は、ガイドレールに係合する
ガイドシュー上に搭載され、油が入れられる給油ケー
ス、この給油ケースに接続され、給油ケース内の油をガ
イドレールに塗布する刷毛、給油ケース上に設けられて
いるガード取付台、及びガード取付台に取り付けられ、
ガイドレールに接することによりガイドシューへの異物
の侵入を防止するとともに、ガイドレールに対して移動
する際にガイドレールに付着した異物を除去するガード
を備えたものである。
【０００７】請求項２の発明に係るエレベータのレール
給油装置は、ガイドレールに係合するガイドシュー上に
搭載されている据付台、この据付台に支持され、油が入
れられる給油ケース、据付台に取り付けられ、ガイドレ
ールに接することによりガイドシューへの異物の侵入を
防止するとともに、ガイドレールに対して移動する際に
ガイドレールに付着した異物を除去するガード、このガ
ードに接合され、給油ケースから油が送られる油溜め、
及びこの油溜めに接続され、油溜め内の油をガイドレー
ルに塗布する刷毛を備えたものである。
給油装置は、ガイドレールに係合するガイドシュー上に
搭載されている据付台、この据付台に支持され、油が入
れられる給油ケース、据付台に取り付けられ、ガイドレ
ールに接することによりガイドシューへの異物の侵入を
防止するとともに、ガイドレールに対して移動する際に
ガイドレールに付着した異物を除去するガード、このガ
ードに接合され、給油ケースから油が送られる油溜め、
及びこの油溜めに接続され、油溜め内の油をガイドレー
ルに塗布する刷毛を備えたものである。
【０００８】請求項３の発明に係るエレベータのレール
給油装置は、ガイドレールに付着した異物を上昇時に擦
り取るエッジ部と、下降時にガイドレールに油を馴染ま
せる曲面部とを有するガードを用いたものである。
給油装置は、ガイドレールに付着した異物を上昇時に擦
り取るエッジ部と、下降時にガイドレールに油を馴染ま
せる曲面部とを有するガードを用いたものである。
【０００９】請求項４の発明に係るエレベータのレール
給油装置は、油溜めをガードの内部に保持し、下降時に
ガードが撓むことにより油溜め内の油が刷毛側へ押し出
されるようにしたものである。
給油装置は、油溜めをガードの内部に保持し、下降時に
ガードが撓むことにより油溜め内の油が刷毛側へ押し出
されるようにしたものである。
【００１０】請求項５の発明に係るエレベータのレール
給油装置は、ガード及び油溜めが上昇時に下方へ撓むの
を規制するガード受け部を据付台に設けたものである。
給油装置は、ガード及び油溜めが上昇時に下方へ撓むの
を規制するガード受け部を据付台に設けたものである。
【００１１】請求項６の発明に係るエレベータのレール
給油装置は、高さ寸法を幅寸法及び奥行き寸法よりも小
さくした薄形の形状に構成したものである。
給油装置は、高さ寸法を幅寸法及び奥行き寸法よりも小
さくした薄形の形状に構成したものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１によるエ
レベータのレール給油装置を示す正面図、図２は図１の
レール給油装置を示す側面図、図３は図１のレール給油
装置を示す平面図である。
について説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１によるエ
レベータのレール給油装置を示す正面図、図２は図１の
レール給油装置を示す側面図、図３は図１のレール給油
装置を示す平面図である。
【００１３】図において、かご又は釣合重り（図示せ
ず）に固定されたガイドシュー１は、昇降路に設置され
たガイドレール２に係合し、かご又は釣合重りの昇降を
案内する。ガイドシュー１の上部には、取付金３が固定
されている。取付金３上には、給油ケース４がねじ止め
されている。給油ケース４内には、ガイドレール２に塗
布するための油が入れられている。
ず）に固定されたガイドシュー１は、昇降路に設置され
たガイドレール２に係合し、かご又は釣合重りの昇降を
案内する。ガイドシュー１の上部には、取付金３が固定
されている。取付金３上には、給油ケース４がねじ止め
されている。給油ケース４内には、ガイドレール２に塗
布するための油が入れられている。
【００１４】給油ケース４には、給油ケース４内の油を
ガイドレール２に塗布する刷毛５が接続されている。給
油ケース４上には、給油ケース４の蓋を兼ねるガード取
付台６が設けられている。ガード取付台６は、給油ケー
ス４とともに取付金３にねじ止めされている。
ガイドレール２に塗布する刷毛５が接続されている。給
油ケース４上には、給油ケース４の蓋を兼ねるガード取
付台６が設けられている。ガード取付台６は、給油ケー
ス４とともに取付金３にねじ止めされている。
【００１５】ガード取付台６には、例えばフェルト等か
らなるガード７が取り付けられている。ガード７は、ガ
イドレール２に接することによりガイドシュー１への異
物の侵入を防止するとともに、ガイドレール２に対して
移動する際にガイドレール２に付着した異物を除去す
る。
らなるガード７が取り付けられている。ガード７は、ガ
イドレール２に接することによりガイドシュー１への異
物の侵入を防止するとともに、ガイドレール２に対して
移動する際にガイドレール２に付着した異物を除去す
る。
【００１６】また、レール給油装置の全体形状は、高さ
（厚さ）寸法Ｈが幅寸法Ｗ及び奥行き寸法Ｌよりも小さ
い薄形に構成されている。
（厚さ）寸法Ｈが幅寸法Ｗ及び奥行き寸法Ｌよりも小さ
い薄形に構成されている。
【００１７】次に、動作について説明する。据付作業
時、取付金３上にレール給油装置を取り付けておく。機
械室レスエレベータでは、昇降路内に粉塵、破片、ゴミ
等の異物が発生するが、ガイドシュー１の上方でガード
７がガイドレール２に接しているため、ガイドシュー１
のシュー材への異物の付着が防止される。
時、取付金３上にレール給油装置を取り付けておく。機
械室レスエレベータでは、昇降路内に粉塵、破片、ゴミ
等の異物が発生するが、ガイドシュー１の上方でガード
７がガイドレール２に接しているため、ガイドシュー１
のシュー材への異物の付着が防止される。
【００１８】また、かご又は釣合重りを据付作業後に昇
降させると、ガイドレール２に付着した異物がガード７
により除去される。また、刷毛５によりガイドレール２
に油が塗布される。さらに、ガード７は、塗布された油
をガイドレール２に馴染ませる働きも有している。さら
にまた、レール給油装置は、据付作業後に除去される
が、運転中も取り付けておくことは可能である。また、
保守時に必要に応じて取り付けることが可能である。
降させると、ガイドレール２に付着した異物がガード７
により除去される。また、刷毛５によりガイドレール２
に油が塗布される。さらに、ガード７は、塗布された油
をガイドレール２に馴染ませる働きも有している。さら
にまた、レール給油装置は、据付作業後に除去される
が、運転中も取り付けておくことは可能である。また、
保守時に必要に応じて取り付けることが可能である。
【００１９】このようなレール給油装置では、コンパク
トな構成で、ガイドシュー１のシュー材への異物の付着
を防止できるとともに、ガイドレール２に付着した異物
を容易に除去することができる。また、全体を薄形の形
状に構成したので、機械室レスエレベータにも容易に適
用することができる。
トな構成で、ガイドシュー１のシュー材への異物の付着
を防止できるとともに、ガイドレール２に付着した異物
を容易に除去することができる。また、全体を薄形の形
状に構成したので、機械室レスエレベータにも容易に適
用することができる。
【００２０】実施の形態２．図４はこの発明の実施の形
態２によるエレベータのレール給油装置を示す正面図、
図５は図４のレール給油装置を示す側面図、図６は図４
のレール給油装置を示す平面図、図７は図４の要部断面
図である。
態２によるエレベータのレール給油装置を示す正面図、
図５は図４のレール給油装置を示す側面図、図６は図４
のレール給油装置を示す平面図、図７は図４の要部断面
図である。
【００２１】図において、取付金３には、据付台１１が
取り付けられている。据付台１１には、３個の給油ケー
ス１２が支持されている。給油ケース１２内には、ガイ
ドレール２に塗布するための油が入れられている。据付
台１１には、例えばフェルト等からなる３個のガード１
３が取り付けられている。ガード１３は、ガイドレール
２に接することによりガイドシュー１への異物の侵入を
防止するとともに、ガイドレール２に対して移動する際
にガイドレール２に付着した異物を除去する。
取り付けられている。据付台１１には、３個の給油ケー
ス１２が支持されている。給油ケース１２内には、ガイ
ドレール２に塗布するための油が入れられている。据付
台１１には、例えばフェルト等からなる３個のガード１
３が取り付けられている。ガード１３は、ガイドレール
２に接することによりガイドシュー１への異物の侵入を
防止するとともに、ガイドレール２に対して移動する際
にガイドレール２に付着した異物を除去する。
【００２２】また、ガード１３は、ガイドレール２に付
着した異物を上昇時に擦り取るエッジ部１３ａと、下降
時にガイドレール２に油を馴染ませる曲面部１３ｂとを
有している。ガード１３の内部には、給油ケース１２か
ら油が送られる油溜め１４がそれぞれ埋め込まれて保持
されている。油溜め１４には、油溜め１４内の油をガイ
ドレール２に塗布する刷毛１５が接続されている。
着した異物を上昇時に擦り取るエッジ部１３ａと、下降
時にガイドレール２に油を馴染ませる曲面部１３ｂとを
有している。ガード１３の内部には、給油ケース１２か
ら油が送られる油溜め１４がそれぞれ埋め込まれて保持
されている。油溜め１４には、油溜め１４内の油をガイ
ドレール２に塗布する刷毛１５が接続されている。
【００２３】油溜め１４内の油は、下降時にガード１３
が撓むことにより刷毛１５側へ押し出されるようになっ
ている。また、据付台１１には、ガード１３及び油溜め
１４が上昇時に下方へ撓むのを規制するガード受け部１
１ａが設けられている。さらに、レール給油装置の全体
形状は、高さ（厚さ）寸法Ｈが幅寸法Ｗ及び奥行き寸法
Ｌよりも小さい薄形に構成されている。
が撓むことにより刷毛１５側へ押し出されるようになっ
ている。また、据付台１１には、ガード１３及び油溜め
１４が上昇時に下方へ撓むのを規制するガード受け部１
１ａが設けられている。さらに、レール給油装置の全体
形状は、高さ（厚さ）寸法Ｈが幅寸法Ｗ及び奥行き寸法
Ｌよりも小さい薄形に構成されている。
【００２４】このようなレール給油装置によれば、コン
パクトな構成で、ガイドシュー１のシュー材への異物の
付着を防止できるとともに、ガイドレール２に付着した
異物を容易に除去することができる。また、全体を薄形
の形状に構成したので、機械室レスエレベータにも容易
に適用することができる。
パクトな構成で、ガイドシュー１のシュー材への異物の
付着を防止できるとともに、ガイドレール２に付着した
異物を容易に除去することができる。また、全体を薄形
の形状に構成したので、機械室レスエレベータにも容易
に適用することができる。
【００２５】また、ガード１３にエッジ部１３ａと曲面
部１３ｂとを設けたので、異物の除去及び油の塗布をス
ムーズに行うことができる。さらに、油溜め１４をガー
ド１３の内部に保持し、下降時にガード１３が撓むこと
により油溜め１４内の油が刷毛１５側へ押し出されるよ
うにしたので、ガイドレール２に対して油を連続してス
ムーズに塗布することができる。さらにまた、据付台１
１にガード受け部１１ａを設けたので、ガード１３及び
油溜め１４が上昇時に下方へ撓むのを防止して信頼性を
向上させることができる。
部１３ｂとを設けたので、異物の除去及び油の塗布をス
ムーズに行うことができる。さらに、油溜め１４をガー
ド１３の内部に保持し、下降時にガード１３が撓むこと
により油溜め１４内の油が刷毛１５側へ押し出されるよ
うにしたので、ガイドレール２に対して油を連続してス
ムーズに塗布することができる。さらにまた、据付台１
１にガード受け部１１ａを設けたので、ガード１３及び
油溜め１４が上昇時に下方へ撓むのを防止して信頼性を
向上させることができる。
【００２６】なお、実施の形態２では、給油ケース１２
を３個設けたが、例えば１個の給油ケースから複数の油
溜めに油を供給するようにしてもよい。
を３個設けたが、例えば１個の給油ケースから複数の油
溜めに油を供給するようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明の
エレベータのレール給油装置は、給油ケース、この給油
ケースに接続され、給油ケース内の油をガイドレールに
塗布する刷毛、給油ケース上に設けられているガード取
付台、及びガード取付台に取り付けられ、ガイドレール
に接することによりガイドシューへの異物の侵入を防止
するとともに、ガイドレールに対して移動する際にガイ
ドレールに付着した異物を除去するガードを備えたの
で、コンパクトな構造で、シュー材への異物の付着を防
止できるとともに、ガイドレールに付着した異物を容易
に除去することができる。
エレベータのレール給油装置は、給油ケース、この給油
ケースに接続され、給油ケース内の油をガイドレールに
塗布する刷毛、給油ケース上に設けられているガード取
付台、及びガード取付台に取り付けられ、ガイドレール
に接することによりガイドシューへの異物の侵入を防止
するとともに、ガイドレールに対して移動する際にガイ
ドレールに付着した異物を除去するガードを備えたの
で、コンパクトな構造で、シュー材への異物の付着を防
止できるとともに、ガイドレールに付着した異物を容易
に除去することができる。
【００２８】請求項２の発明のエレベータのレール給油
装置は、据付台、この据付台に支持され、油が入れられ
る給油ケース、据付台に取り付けられ、ガイドレールに
接することによりガイドシューへの異物の侵入を防止す
るとともに、ガイドレールに対して移動する際にガイド
レールに付着した異物を除去するガード、このガードに
接合され、給油ケースから油が送られる油溜め、及びこ
の油溜めに接続され、油溜め内の油をガイドレールに塗
布する刷毛を備えたので、コンパクトな構造で、シュー
材への異物の付着を防止できるとともに、ガイドレール
に付着した異物を容易に除去することができる。
装置は、据付台、この据付台に支持され、油が入れられ
る給油ケース、据付台に取り付けられ、ガイドレールに
接することによりガイドシューへの異物の侵入を防止す
るとともに、ガイドレールに対して移動する際にガイド
レールに付着した異物を除去するガード、このガードに
接合され、給油ケースから油が送られる油溜め、及びこ
の油溜めに接続され、油溜め内の油をガイドレールに塗
布する刷毛を備えたので、コンパクトな構造で、シュー
材への異物の付着を防止できるとともに、ガイドレール
に付着した異物を容易に除去することができる。
【００２９】請求項３の発明のエレベータのレール給油
装置は、ガイドレールに付着した異物を上昇時に擦り取
るエッジ部と、下降時にガイドレールに油を馴染ませる
曲面部とを有するガードを用いたので、異物の除去及び
油の塗布をスムーズに行うことができる。
装置は、ガイドレールに付着した異物を上昇時に擦り取
るエッジ部と、下降時にガイドレールに油を馴染ませる
曲面部とを有するガードを用いたので、異物の除去及び
油の塗布をスムーズに行うことができる。
【００３０】請求項４の発明のエレベータのレール給油
装置は、油溜めをガードの内部に保持し、下降時にガー
ドが撓むことにより油溜め内の油が刷毛側へ押し出され
るようにしたので、ガイドレールに対して油を連続して
スムーズに塗布することができる。
装置は、油溜めをガードの内部に保持し、下降時にガー
ドが撓むことにより油溜め内の油が刷毛側へ押し出され
るようにしたので、ガイドレールに対して油を連続して
スムーズに塗布することができる。
【００３１】請求項５の発明に係るエレベータのレール
給油装置は、据付台にガード受け部を設けたので、ガー
ド及び油溜めが上昇時に下方へ撓むのを防止して信頼性
を向上させることができる。
給油装置は、据付台にガード受け部を設けたので、ガー
ド及び油溜めが上昇時に下方へ撓むのを防止して信頼性
を向上させることができる。
【００３２】請求項６の発明のエレベータのレール給油
装置は、高さ寸法を幅寸法及び奥行き寸法よりも小さく
した薄形の形状に構成したので、機械室レスエレベータ
にも容易に適用することができる。
装置は、高さ寸法を幅寸法及び奥行き寸法よりも小さく
した薄形の形状に構成したので、機械室レスエレベータ
にも容易に適用することができる。
【図１】 図１はこの発明の実施の形態１によるエレベ
ータのレール給油装置を示す正面図である。
ータのレール給油装置を示す正面図である。
【図２】 図１のレール給油装置を示す側面図である。
【図３】 図１のレール給油装置を示す平面図である。
【図４】 この発明の実施の形態２によるエレベータの
レール給油装置を示す正面図である。
レール給油装置を示す正面図である。
【図５】 図４のレール給油装置を示す側面図である。
【図６】 図４のレール給油装置を示す平面図である。
【図７】 図４の要部断面図である。
１ ガイドシュー、２ ガイドレール、４，１２ 給油
ケース、５，１５ 刷毛、６ ガード取付台、７，１３
ガード、１１ 据付台、１１ａ ガード受け部、１３
ａ エッジ部、１３ｂ 曲面部、１４ 油溜め。
ケース、５，１５ 刷毛、６ ガード取付台、７，１３
ガード、１１ 据付台、１１ａ ガード受け部、１３
ａ エッジ部、１３ｂ 曲面部、１４ 油溜め。
Claims (6)
- 【請求項１】 ガイドレールに係合するガイドシュー上
に搭載され、油が入れられる給油ケース、 この給油ケースに接続され、上記給油ケース内の油を上
記ガイドレールに塗布する刷毛、 上記給油ケース上に設けられているガード取付台、及び
上記ガード取付台に取り付けられ、上記ガイドレールに
接することにより上記ガイドシューへの異物の侵入を防
止するとともに、上記ガイドレールに対して移動する際
に上記ガイドレールに付着した異物を除去するガードを
備えていることを特徴とするエレベータのレール給油装
置。 - 【請求項２】 ガイドレールに係合するガイドシュー上
に搭載されている据付台、 この据付台に支持され、油が入れられる給油ケース、 上記据付台に取り付けられ、上記ガイドレールに接する
ことにより上記ガイドシューへの異物の侵入を防止する
とともに、上記ガイドレールに対して移動する際に上記
ガイドレールに付着した異物を除去するガード、 このガードに接合され、上記給油ケースから油が送られ
る油溜め、及びこの油溜めに接続され、上記油溜め内の
油を上記ガイドレールに塗布する刷毛を備えていること
を特徴とするエレベータのレール給油装置。 - 【請求項３】 ガードは、ガイドレールに付着した異物
を上昇時に擦り取るエッジ部と、下降時に上記ガイドレ
ールに油を馴染ませる曲面部とを有していることを特徴
とする請求項２記載のエレベータのレール給油装置。 - 【請求項４】 油溜めは、ガードの内部に保持されてお
り、下降時に上記ガードが撓むことにより上記油溜め内
の油が刷毛側へ押し出されることを特徴とする請求項２
に記載のエレベータのレール給油装置。 - 【請求項５】 据付台には、ガード及び油溜めが上昇時
に下方へ撓むのを規制するガード受け部が設けられてい
ることを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のエレ
ベータのレール給油装置。 - 【請求項６】 高さ寸法が幅寸法及び奥行き寸法よりも
小さい薄形の形状に構成されていることを特徴とする請
求項１ないし請求項５のいずれかに記載のエレベータの
レール給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000113572A JP2001302141A (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | エレベータのレール給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000113572A JP2001302141A (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | エレベータのレール給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001302141A true JP2001302141A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18625512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000113572A Pending JP2001302141A (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | エレベータのレール給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001302141A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010023974A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの給油装置 |
| CN108397671A (zh) * | 2018-05-05 | 2018-08-14 | 安徽傲宇数控科技有限公司 | 一种铸件导轨座装置 |
| CN109228232A (zh) * | 2018-09-25 | 2019-01-18 | 浙江天博新材料有限公司 | 一种户外用花色地板及其加料设备 |
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