JPH04360745A - ガントリローダのオイル受け装置 - Google Patents

ガントリローダのオイル受け装置

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Publication number
JPH04360745A
JPH04360745A JP16100491A JP16100491A JPH04360745A JP H04360745 A JPH04360745 A JP H04360745A JP 16100491 A JP16100491 A JP 16100491A JP 16100491 A JP16100491 A JP 16100491A JP H04360745 A JPH04360745 A JP H04360745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pump
elevating body
oil receiver
vertical rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16100491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kouchi
古内 慎一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP16100491A priority Critical patent/JPH04360745A/ja
Publication of JPH04360745A publication Critical patent/JPH04360745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械等に設置し
て使用されるガントリローダのオイル受け装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】旋盤やマシニングセンタ等の工作機械に
設けるローダとして、ガントリローダが広く使用されて
いる。ガントリローダは、下端にチャックを有する昇降
体を、水平移動する走行台に昇降可能に設置したもので
あり、昇降ガイドとして、昇降体に縦レールを設けると
共に、この縦レールを支持するガイド部材が走行台に設
けられる。
【0003】前記ガントリローダでは、円滑な昇降が行
われるように、昇降体の縦レールとガイド部材との接触
部分に、多量のオイルが供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このオイルが
工作機械の外部や、床面や、クーラントタンク内等に垂
れ落ち、これらを汚すという問題点がある。
【0005】そのため、昇降体の下端にオイルパンを設
けることを考えたが、あまり大きなオイルパンを設ける
とローダ動作の障害になり、また小容量のオイルパンで
はすぐに満杯になってしまい、回収作業が面倒という問
題点がある。
【0006】この発明の目的は、昇降ガイド部分の潤滑
用オイルの垂れ落ちが防止でき、また昇降体に大きなオ
イル受けを設けることなく、オイルの回収が十分に行え
るガントリローダのオイル受け装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のガントリロー
ダのオイル受け装置は、昇降体の縦レールの下方にオイ
ル受けおよびこのオイル受け内のオイルを排出するポン
プをそれぞれ設けるとともに、そのポンプに、前記昇降
体の昇降に伴って前記走行台に当接・離間してポンプ動
作を行わせるポンプ駆動子を備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成によると、昇降体の縦レールを伝わっ
て流下する潤滑用オイルは、昇降体に設けたオイル受け
に受けられ、垂れ落ちが防止される。昇降体は、搬送動
作のために昇降駆動されるが、この昇降に伴ってポンプ
駆動子が走行台に当接・離間し、オイル排出用のポンプ
が駆動される。そのため、オイル受けに受けられたオイ
ルは、前記ポンプで外部に強制的に排出される。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図5に基づ
いて説明する。図4および図5において、旋盤からなる
工作機械1に、主軸2とワーク台3の上方にわたってレ
ール4が架設され、このレール4上にガントリローダ6
が走行駆動自在に設置されている。
【0010】ガントリローダ6は、図1に示すように、
レール4上にリニアベアリング5を介して走行自在に設
置された走行台7と、この走行台7に対し昇降自在に設
置された昇降体8とからなり、昇降体8の下端にはワー
クを把持するチャック9がリスト部10を介して取付け
られている。昇降体8の背面には、図3に示すように、
その幅方向に間隔を隔てて2本の縦レール11が設けて
あり、これら縦レール11を走行台7に固定したガイド
部材12に嵌合させることにより、昇降体8の昇降自在
な支持が行われる。ガイド部材12はリニアベアリング
等からなる。昇降体8の昇降駆動は、走行台7に搭載し
たモータ13およびラック・ピニオン機構(図示せず)
を介して行われる。
【0011】昇降体8の下端部近くには、図2および図
3に示すように、縦レール11の下方に位置させてオイ
ル受け14が取り付けられ、また前記走行用のレール4
の横側部には溝形の固定オイルパン15が全長にわたっ
て設けられている。オイル受け14は略U字状に屈曲し
た角パイプ状のものであり、その両側部分14aは、2
本の縦レール11の下端にそれぞれ遊嵌させてある。
【0012】オイル受け14のU字形形状の内側に位置
させて、昇降体8の背面にはプランジャポンプからなる
ポンプ16が取り付けられている。ポンプ16のポンプ
室は、吸引口がチェック弁17aおよびストレーナ18
を介して前記オイル受け14の底部に開通し、かつ吐出
口がチェック弁17bおよびホース19を介して固定オ
イルパン15に開通している。ポンプ16のプランジャ
16aは、上端にポンプ駆動子22を有し、スプリング
20により上方に移動付勢されている。ポンプ駆動子2
2は、走行台7に設けた当て板21に昇降体8の昇降に
伴って当接・離間するものであり、この当接・離間によ
るプランジャ16aの昇降によってポンプ16をポンプ
動作させる。なお、図5に示すように、固定オイルパン
15は床面に設けたドレンボックス24にドレンホース
23を介して接続され、またプランジャポンプ16のホ
ース19は、昇降体8の上端から走行台7にわたって設
けられたケーブルベア25内に挿通されている。
【0013】上記構成によると、昇降体8の縦レール1
1を伝わって流下する潤滑用オイルは、オイル受け14
内に受けられ、下方に垂れ落ちることが防止される。そ
のため、ガントリローダ6の走行経路下方を滴下オイル
で汚損することがない。
【0014】オイル受け14内に一次的に受けられたオ
イルは、次のように昇降体8の昇降に伴うポンプ16の
動作により、ホース19からオイルパン15に強制的に
排出される。すなわち、ポンプ16は、昇降体8の上昇
によりポンプ駆動子22が走行台7の当て板21に接し
て押し下げられたときに、ポンプ室内のオイルをチェッ
ク弁17bを介して吐出する。また、昇降体8が下降し
駆動子22が当て板21から離間すると、プランジャ1
6aがスプリング20の復元力により上昇移動すること
になり、これに伴い、オイル受け14内のオイルがスト
レーナ18およびチェック弁16aを経てポンプ室内に
吸入される。
【0015】このように、昇降体8の昇降の都度、ポン
プ16が駆動されてオイル受け14内のオイルが固定オ
イルパン15内に排出される。そのため、オイル受け1
4として小容量のものを使用しながら、十分な量のオイ
ルを回収し排出することが可能になる。このようにオイ
ル受け14が小容量のものでよいため、ガントリローダ
6の動作の障害にならない。また、ポンプ16を利用し
て強制的にオイルを排出するため、オイル受け14のオ
イルの排出が確実であり、排出不良によって溢れること
がない。しかも、ポンプ16は昇降体8の動作に伴って
駆動されるため、モータ等の専用の駆動源を設ける必要
がなく、全体の構成を簡単にできる。
【0016】上記実施例のように、固定オイルパン15
を走行台7の走行用レール4の全長にわたって設けた場
合は、走行用のリニアベアリング5から流下する潤滑用
オイルもオイルパン15で受けることができ、オイルに
よる汚れ防止がより一層確実になる。
【0017】また、上記実施例では、走行台7に昇降体
8を直接に設置した形式のガントリローダ6に適用した
が、走行台7にレール4と直交方向に移動する前後移動
台を搭載し、この前後移動台に昇降体8を設置する形式
のものに適用してもよい。ポンプ16は、プランジャ式
のものに限らず、種々の形式のものが使用できる。
【0018】
【発明の効果】この発明のガントリローダのオイル受け
装置は、昇降体の縦レールの下方にオイル受けを設けた
ため、縦レールを伝って流れる潤滑用オイルをオイル受
けで受けることができ、そのため走行経路の周辺を滴下
オイルで汚損することが防止できる。しかも、オイル受
けに受けられたオイルは、昇降体の昇降に伴って駆動さ
れるポンプにより強制排出するようにしたので、昇降体
に設けるオイル受けを小容量のものとしてローダ動作の
障害を無くしながら、十分な量のオイル回収を確実に行
うことができる。しかも、昇降体の昇降動作を利用して
ポンプ駆動が行われるため、専用のポンプ駆動源の必要
がなく、簡易な構成で済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図2】要部の拡大一部破断側面図である。
【図3】要部の拡大一部破断正面図である。
【図4】ガントリローダと工作機械との関係を示す正面
図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1…工作機械、4…レール、6…ガントリローダ、7…
走行台、8…昇降体、11…縦レール、12…ガイド部
材、14…オイル受け、15…固定オイルパン、16…
ポンプ、19…ホース、20…スプリング  、21…
当て板、22…ポンプ駆動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  昇降体に設けた縦レールを、走行台の
    ガイド部材で昇降自在に支持するガントリローダにおい
    て、前記縦レールの下方に位置するオイル受けおよびこ
    のオイル受け内のオイルを排出するポンプをそれぞれ前
    記昇降体に設け、このポンプに、前記昇降体の昇降に伴
    って前記走行台に当接・離間してポンプ動作を行わせる
    ポンプ駆動子を備えたことを特徴とするガントリローダ
    のオイル受け装置。
JP16100491A 1991-06-04 1991-06-04 ガントリローダのオイル受け装置 Pending JPH04360745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16100491A JPH04360745A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 ガントリローダのオイル受け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16100491A JPH04360745A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 ガントリローダのオイル受け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04360745A true JPH04360745A (ja) 1992-12-14

Family

ID=15726751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16100491A Pending JPH04360745A (ja) 1991-06-04 1991-06-04 ガントリローダのオイル受け装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04360745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199601A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 株式会社ジェイテクト 搬送装置および工作機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020199601A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 株式会社ジェイテクト 搬送装置および工作機械

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