JP2009541120A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 自動車の燃焼機関用の給気を冷却するための第１の冷却要素（１１）を備えた給気冷却器（１０）と、前記燃焼機関に戻るよう案内される排気ガスを冷却するための第２の冷却要素（２１）を備えたＥＧＲ冷却器（２０）とを有する自動車用の冷却装置であって、前記第１の冷却要素（１１）および前記第２の冷却要素（２１）が互いに近くに且つ実質的に面内に配置されており、前記第１の冷却要素（１１）が、前記給気を通すための複数のパイプライン（１２）と、該パイプライン間に配置される冷却空気の流れのための空気通路（１３）とを有し、前記第２の冷却要素（２１）が、前記排気ガスを通すための複数のパイプライン（２２）と、該パイプライン間に配置される冷却空気の流れのための空気通路（２３）とを有している自動車用の冷却装置において、
   前記冷却装置（１）が、前記冷却要素（１１、２１）を通る空気の流れを調節するために、前記冷却要素の前方または後方に配置された遮蔽手段（４０）を有すること、および
   前記冷却装置（１）が制御機構（５０）を有し、該制御機構（５０）によって、前記遮蔽手段（４０）は、前記冷却要素（１１、２１）の前記空気通路（１３、２３）を通る空気の流れを制限しない、または少なくともかなり制限しない開放状態と、前記第２の冷却要素（２０）の前記パイプライン（２２）すべての間の前記空気通路（２３）を通る空気の流れ、および前記第１の冷却要素（１１）の前記パイプライン（１２）の一部のみの間の前記空気通路（１３）を通る空気の流れを制限する閉鎖状態との間で往復式に切り換え可能であり、それによってこれらのパイプライン内の氷の生成を防げること
   を特徴とする冷却装置。
2. 前記遮蔽手段（４０）は、前記閉鎖状態において、前記第１の冷却要素（１１）の前記パイプライン（１２）のうちの半分より少ないパイプライン間の前記空気通路（１３）を通る空気の流れを制限するように配置されていることを特徴とする請求項１に記載の冷却装置。
3. 前記遮蔽手段（４０）は、前記閉鎖状態において、実質的に前記遮蔽手段の方を向いた前記第２の冷却要素（２１）の側面（２４）の全体、および前記遮蔽手段の方を向いた前記第１の冷却要素（１１）の側面（１４）の半分未満を覆うように配置されていることを特徴とする請求項２に記載の冷却装置。
4. 前記遮蔽手段（４０）が、前記制御機構（５０）によって枢動可能なブレード（４１）を有することを特徴とする請求項１から請求項３までのいずれか一項に記載の冷却装置。
5. 前記遮蔽手段（４０）が、互いに向き合う少なくとも２つのディスク状の遮蔽要素（４５ａ、４５ｂ）であって、貫通開口部（４６ａ、４６ｂ）を有している少なくとも２つのディスク状の遮蔽要素（４５ａ、４５ｂ）を有し、これらの遮蔽要素の少なくとも１つが、前記制御機構（５０）によってその広がり面内で他の遮蔽要素に対して移動可能であり、それによって前記遮蔽要素（４５ａ、４５ｂ）内の前記開口部（４６ａ、４６ｂ）は協働して、前記遮蔽手段（４０）を貫通して延びる空気通路（４７）であって、前記遮蔽手段（４０）が前記開放状態にあるときには前記遮蔽手段が前記閉鎖状態にあるときより大きくなる空気通路（４７）を形成することを特徴とする請求項１から請求項３までのいずれか一項に記載の冷却装置。