JP2017172548A - 内燃機関のegr装置 - Google Patents

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孝平 杉原
Kohei Sugihara
孝平 杉原
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Abstract

【課題】EGR通路にEGRクーラを跨ぐバイパス通路を設けて、冷却済みEGRガスと非冷却EGRガスとが選択して還流可能なバルブ装置において、制御構造を簡単化する。
【解決手段】バルブ装置12の本体12aに、クーラポート13とバイパスポート14と出口ポート15とが互いに連通した状態に形成されている。弁室18は円弧面17を有しており、この弁室18に、扇形の弁体20が回動自在に配置されている。弁体20の回動により、冷却済みEGRガスの流れと非冷却EGRガスの流れとに変更できると共に、還流量も同時に調節できる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、内燃機関のEGR装置に関するものである。
例えば自動車用の内燃機関において、排気ガスの浄化率向上や燃費向上等のために、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させることは広く行われており、EGRガスの還流量はEGRバルブで制御されている。この場合、充填効率の向上や部材保護のためにEGR通路にEGRクーラを設けて、EGRガスを冷却していることが多いが、寒冷地での運転では、燃料の着火性向上や早期暖機のために、EGRガスを冷却することなく還流させた方がよい場合がある。すなわち、冷却済みEGRガスと非冷却EGRガスとの還流切り替えの要請がある。
そこで、EGR通路に、EGRクーラを跨ぐようにしてバイパス通路を設けて、EGR通路のうちバイパス通路の合流個所に、EGRクーラを経由した冷却済みEGRガスの還流とバイパス通路からのEGRガスの還流する流路切り替え弁を設け、更に、切り替え弁の下流側に、吸気系への還流量を調節するEGRバルブを設けることが行われており、その例が特許文献1に開示されている。
特開2009−235990号公報
特許文献1は、冷却済みEGRガスの還流と非冷却EGRガスの還流との切り替え機能に問題はないが、流路切り替えバルブと流量調節用EGRバルブとを別々に設けるものであるため、部材管理の手間や組み立ての手間が嵩む問題や、重量増大を招来するおそれがあった。また、流路切り替えバルブと流量調節用EGRバルブとの制御は別々に行われるため、両者の制御にタイミングのずれが生じる可能性もある。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明は、EGR通路中に、EGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGRクーラを経由せずにEGRガスを送るバイパス通路とが設けられているEGR装置において、
前記EGR通路のうち、前記EGRクーラの下流側でかつ前記バイパス通路が合流する部位に、前記EGRクーラを経由した冷却済みEGRガスとバイパス通路を経由した非冷却EGRガスとの還流を切り替え制御すると共に吸気系への還流量制御も同時に行うバルブ装置が設けられているものである。
本願発明は、いわば、三方弁に流量調節機能を持たせたものであり、冷却済みEGRガスの還流と非冷却EGRガスの還流との切り替えと、還流量の調節とが1つのバルブ装置で行われる。従って、部材管理の手間や組み付けの手間を大幅に省くことができる。また、EGRガスの切り替えと流量調節とが同時に行われるため、制御の応答性に優れている。
実施形態を適用した内燃機関の模式図である。 (A)は第1実施形態の平断面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 第1実施形態の作用を示す図である。 第2実施形態の平断面図である。 第2実施形態の作用を示す図である。 第3実施形態の平断面図である。 第4実施形態の正断面図である。
(1).第1実施形態
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜3に示す第1実施形態を説明する。図1では内燃機関を概要を模式的に示している。内燃機関は、機関本体を構成するシリンダヘッド1を備えており、その吸気側面には吸気マニホールド2が固定されて、排気側面に排気マニホールド3が固定されている。
吸気マニホールド2にはサージタンク4が一体に設けられており、サージタンク4にスロットルバルブ5が固定されて、スロットルバルブ5とエアクリーナ6とが吸気通路7で接続されている。他方、排気マニホールド3の集合管には触媒ケース8が接続されており、排気経路のうち触媒ケース8よりも上流側又は下流側に、EGR通路9の上流側始端が接続されている。EGR通路9の下流側終端は、サージタンク4に接続されている。
EGR通路9の中途部には水冷式のEGRクーラ10が介挿されており、更に、EGR通路9には、EGRクーラ10を跨ぐようにしたバイパス通路11が接続されている。そして、EGR通路9のうちEGRクーラ10よりも下流側でバイパス通路11が接続される部位に、バルブ装置12を介在させている。バルブ装置12の具体的な構造は、図2,3に示している。
バルブ装置12は本体12aを備えており、本体12aには、EGR通路9のうちEGRクーラ10の下流部が接続されるクーラポート13と、バイパス通路11に接続されるバイパスポート14と、EGR通路9のうちサージタンク4に向かう部分が接続される出口ポート15とが形成されており、三者は互いに連通している。実施形態では、クーラポート13とバイパスポート14とは、本体12aの中心線を挟んだ両側に平行に形成されて、出口ポート15は、本体12aの中心線に沿って延びるように形成されている。
そして、3つのポート13,14,15が合流する部位は、クーラポート13とバイパスポート14とを隔てる隔壁16の先端部近傍を中心にした円弧面17を有する弁室18になっており、この弁室18に、隔壁16の先端部近傍に設けた回転軸19に固定された弁体20を配置している。弁体20は扇形であり、外周面は弁室18の円弧面17と同じ曲率は半径になっている。また、弁体20は、出口ポート15を完全に塞ぎ得る幅寸法(周方向長さ)になっている。
回転軸19は、ポート13,14,15の外面に固定したアクチェータ21によって駆動制御される。アクチェータ21は、例えば電動モータである。弁体20は中空構造になっているが、中実であってもよい。弁室18の円弧面17は、弁体20がクーラポート13の側とバイパスポート14の側とに完全に移行し切るように、出口ポート15を挟んでクーラポート13の側とバイパスポート14の側との両方に広がっている。
図2(A)では、出口ポート15が弁体20で完全に塞がれている。従って、EGR通路9は全閉状態になっている。他方、図3(A)では、弁体20がクーラポート13の側に移行し切っており、この状態では、EGR通路9は、非冷却EGRガスのみが流れる全開状態になっている。この状態から弁体20を出口ポート15の側に移行させると、非冷却EGRガスのみを還流させつつ、その還流量を任意に調節できる。すなわち、EGRバルブとして機能している。
また、他方、図3(B)では、弁体20がバイパスポート14の側に移行し切っており、この状態では、EGR通路9は、クーラポート13を経由した冷却済みEGRガスのみが流れる全開状態になっている。この状態から弁体20をバイパスポート14の側に移行させると、冷却済みEGRガスのみを還流させつつ、その還流量を任意に調節できる。
以上のように、バルブ装置12は流路切り替え機能と流量調節機能とを併有するため、1つのバルブ装置12により、冷却済みEGRガスの還流と非冷却EGRガスの還流との切り替えを行えると共に、還流量の調節も行える。
(2).他の実施形態
図4,5に示す第2実施形態では、弁体20は、その回動軸心方向から見て半円状の形態であり、図4の基準状態では、クーラポート13の側とバイパスポート14の側とに大きく入り込んでいる。そして、弁体20の外周は、出口ポート15の幅の3倍以上の長さがあり、周方向の中間部に出口穴24を形成して、出口穴24を挟んだ両側は、それぞれ、出口穴24を完全に塞ぎ得る幅の閉塞部25になっている。
また、弁体20は、その内部を2つ仕切る中間仕切り板26を有しており、出口穴24は中間仕切り板26で2つに仕切られた状態になっている。中間仕切り板26を挟んだ両側に、出口穴24は出口ポート15の略2倍の周方向長さを有している。従って、中間仕切り板26を挟んだ両側は、出口ポート15と完全に連通する大きさに開口している。回動中心部は筒部27になっており、筒部27が回転軸19に固定されている。閉塞部25や筒部27、中間仕切り板26は、紙面と直交した方向の両側に位置する半円状の端板に一体に繋がっている。
この実施形態では、図4の状態では、全開状態でかつ冷却済みEGRガスと非冷却EGRガスとが半分ずつ還流する。従って、混合ガス還流態様である。弁体20をいずかの方向に回動させると、全開状態のままで、冷却済みEGRガスと非冷却EGRガスとの混合割合が変化していく。
図5(A)では、弁体20をクーラポート13の側に回動させ切った状態を示しており、この状態では、出口ポート15は全閉している。弁体20をバイパスポート14の側に完全に回動させ切っても、出口ポート15は完全に塞がれる。
図5(B)では、全開状態でかつクーラポート13は完全に閉じており、非冷却EGRガスのみが還流する。この状態から弁体20を時計周り方向に回動させると、非冷却EGRガスのみの還流として、その流量を任意に調節できる。他方、図5(C)では、全開状態でかつバイパスポート14は完全に閉じており、冷却済みEGRガスが還流する。この状態から弁体20を判時計周り方向に回動させると、冷却EGRガスのみの還流として、その流量を任意に調節できる。
図6に示す第3実施形態は、第2実施形態の弁体20と同様の第1弁体28として、その外周側に、円弧状の第2弁体29を重ね配置している。第1弁体28と第2弁体29とは、別々のアクチェータで独立して駆動される。第2弁体29には、出口ポート22と連通可能な連通穴30が空いている。
そして、第3実施形態では、第1弁体28を駆動すると、クーラポート13とバイパスポート14との開口割合が変化するが、第2弁体29の駆動により、第1弁体28の開口度合いを調節できる。このため、冷却済みEGRガスと非冷却EGRガスとの割合を任意に調節しつつ、還流量の調節も任意に行える。
図7に示す第4実施形態は、第2実施形態の変形例である。変形例を図4の VII-VII視方向から見たのが図7であり、図4のものが図7の構造になっているという訳ではない。この実施形態では、第3実施形態の弁体20が、その回転軸心方向にスライドするようになっており、弁体20を回動させることにより、冷却済みEGRガスと非冷却EGRガスとの割合を任意に調節しつつ、弁体20をスライドさせることにより、還流量を任意に調節できる。従って、弁体20の回動とスライドとは別々のアクチェータで行われる。
本願発明は、上記の他にも様々に具体化できる。例えば、弁体20は回動式には限らず、シャッター式も採用できる。
本願発明は、実際に内燃機関のEGR装置に具体化できる。従って、産業上利用できる。
3 排気マニホールド
9 EGR通路9
10 EGRクーラ
11 バイパス通路
12 バルブ装置
12a 本体
13 クーラポート
14 バイパスポート
15 出口ポート
16 隔壁
17 円弧面
18 弁室
19 回転軸
20 弁体
21 アクチェータ(電動モータ)

Claims (1)

  1. EGR通路中に、EGRガスを冷却するEGRクーラと、前記EGRクーラを経由せずにEGRガスを送るバイパス通路とが設けられており、
    前記EGR通路のうち、前記EGRクーラの下流側でかつ前記バイパス通路が合流する部位に、前記EGRクーラを経由した冷却済みEGRガスとバイパス通路を経由した非冷却EGRガスとの還流を切り替え制御すると共に吸気系への還流量制御も同時に行うバルブ装置が設けられている、
    内燃機関のEGR装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112459931A (zh) * 2020-11-10 2021-03-09 渭南美益特发动机减排技术有限公司 一种径向面密封的egr旁通阀

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