JP2014051907A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】システム全体の大型化およびエンジン性能の低下等を招くことなく、過給吸気と内部EGRガスとの両者を良好に冷却することのできる吸気装置を提供する。
【解決手段】水冷式クーラ40は、吸気マニホールド14のサージタンク18内に配置される過給吸気冷却用の第1冷却部41と、各吸気ポート12内に配置される内部EGRガス冷却用の第2冷却部42とを連絡部43で連結した一体的な構成であるため、システム全体の小型化を図ることができる。そして、吸気ポート12には、第2冷却部42が配置される第1通路12aと、配置されないバイパス通路56とを設けて、高回転、高負荷等の多過給吸気量を要するエンジン運転領域ではバイパス通路56を使用して第2冷却部42を通過する過給吸気量を制限することにより、低圧損化を図り、エンジン性能の低下を抑止できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自動車のごとき車両に搭載される内燃機関(以下、単に「エンジン」ともいう。)において、吸気マニホールドのサージタンク内および各吸気ポート内に水冷式クーラ(冷却器)を配置し、過給されたエンジンへの吸入空気(以下、単に「吸気」もしくは「過給吸気」ともいう。)、および、再燃焼させるために吸気ポートに導入される排気ガスを、共に冷却することができる冷却機能を有する吸気装置に関する。
〔従来の技術〕
従前より、エンジンへの吸気を過給するための過給システムを備えた、いわゆる過給式エンジンが有用されている。
このような過給式エンジンにあっては、過給機で圧縮されて吸気の温度が上昇すると、吸気の充填効率が悪化するだけでなく、例えば高負荷時等にノッキングが発生しやすくなるために、その対策として、吸気マニホールドのサージタンク内に水冷式のインタクーラを配置し、過給機で圧縮されて高温となった吸気を冷却する方式を採用しているのが通例である(例えば、特許文献1参照)。
一方、エンジンの排気ガス対策の一環として、エンジンの排気行程中に吸気バルブを開弁させることにより、排気ガスの一部を内部EGRガスとして直接吸気ポート内に戻した後再燃焼させる、いわゆる内部EGRシステムが知られている。
このような内部EGRシステムをエンジンに備えた場合においても、内部EGRガス自体、高温であるため、吸気ポートに戻された直後の吸気行程において、過給吸気と共に高温の内部EGRガスが気筒内に再度吸入されることにより、燃焼室内の温度が高くなりすぎ、ノッキングが発生する恐れがある。
もっとも、かかる対策としては、内部EGRガスを直接冷却すべく、各吸気ポート内に水冷式のクーラを配置する方法が提案されている。
しかしながら、過給吸気冷却用のインタクーラと内部EGRガス冷却用のクーラとを個別に配置すると、吸気装置全体が大型化するため、エンジン周りのスペースが年々厳しさを増している現下の情勢では、エンジンに対し、過給システムと内部EGRガスシステムとの両システムを搭載することが非常に困難になってきている。
また、特に、各吸気ポート内に水冷式のクーラを配置することは、吸気ポートの有効流路断面積を犠牲にすることになるため、エンジン性能の低下を招き兼ねないと言う危惧があり、この点でも問題を抱えている。
なお、排気通路と吸気通路とを再循環通路で結び、排気ガスの一部をいわゆる再循環ガス(外部EGRガス)として吸気側に戻すEGRシステムも知られている。このようなEGRシステムを備えるエンジンにおいては、外部EGRガスを吸気マニホールドのサージタンク内に直接導入することにより、過給吸気冷却用のインタクーラを外部EGRガス冷却用として兼務させる提案がなされている(例えば、特許文献2参照)。
したがって、内部EGRシステムを備えたエンジンにおいても、内部EGRガス冷却用のクーラと過給吸気冷却用のインタクーラとを一体化させて、小型でエンジン性能を犠牲にすることなく、過給吸気と内部EGRガスとの両者を良好に冷却することができる画期的な吸気装置が切望されている。
特表2010−510425号公報 特開2009−270508号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、システム全体の大型化およびエンジン性能の低下等を招くことなく、過給吸気と内部EGRガスとの両者を良好に冷却することのできる吸気装置を提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明は、過給機により過給された吸入空気(過給空気)と内部EGRガスとが導入される複数の吸気ポートを有する内燃機関(エンジン)の吸気装置であって、過給機の吐出側に接続されるサージタンク、およびこのサージタンク内に流入過給吸気を複数の吸入ポートへ分配する複数の分岐通路を有する吸気マニホールドと、サージタンク内に配置され、過給吸気を冷却する第1冷却部、複数の吸気ポート内にそれぞれ配置され、内部EGRガスを冷却する複数の第2冷却部、および複数の分岐通路内にそれぞれ配置され、第1冷却部と複数の第2冷却部とを連結する複数の連絡流路部を有していて、第1冷却部、複数の第2冷却部および複数の連絡流路部に冷却媒体として水を循環流通させる水冷式クーラとを備えている。
そして、各吸気ポートは、第2冷却部が配置される第1通路と第2冷却部が配置されない第2通路とに区分されており、過給吸気は、第1通路と第2通路とに分流可能になっていることを特徴としている。
上記構成を有する請求項1の発明によれば、第1冷却部で吸気マニホールドのサージタンクに導入された過給吸気を冷却し、第2冷却部で吸気ポートに導入された内部EGRガスを直接冷却することができる。よって、過給吸気および内部EGRガスをそれぞれ適切に冷却することができ、良好なエンジン性能を確保することができる。
また、第1冷却部と第2冷却部とを連絡流路部で連結することにより、冷却水の共用化が図れ、2つの冷却部を一体的に備えたワンユニット型の水冷式クーラとして構成できるため、吸気装置全体を小型にすることができる。
さらに、吸気ポートを第2冷却部が配置される第1通路と第2冷却部が配置されない第2通路とに区分しており、吸気ポートにおいて、この第2通路が流路抵抗の小さいバイパス通路を形成するため、多量の過給吸気を必要とするエンジン運転領域では、充分な量(所定量)の過給吸気を、バイパス通路を介してエンジンに供給することができ、エンジン性能を損なうことがない。
本発明の吸気装置を搭載したエンジンシステムの全体構成を模式的に示す概略図である(実施例1)。 本発明の吸気装置の外観および組付け過程を示す模式的斜視図である(実施例1)。 本発明の吸気装置の主要構成要素である水冷式クーラを内蔵した吸気マニホールドを示すもので、外観構造を説明するための模式的斜視図である(実施例1)。 図3に示す吸気マニホールドにおける内部構造および水冷式クーラの冷却機能を説明するためのもので、フラップが閉弁状態にあるときの模式的斜視図である(実施例1)。 図3に示す吸気マニホールドにおける内部構造および水冷式クーラの冷却機能を説明するためのもので、フラップが開弁状態にあるときの模式的斜視図である(実施例1)。 図3に示す吸気マニホールドにおける内部構造および水冷式クーラの冷却機能を説明するためのもので、フラップが開弁状態にあるときの模式的正面図である(実施例1)。 図6のVII−VII線に沿う断面図である(実施例1)。 図6のVIII−VIII線に沿う断面図である(実施例1)。 本発明の吸気装置の通常運転時における作動の補足説明に供する関係部の模式的断面図である(実施例1)。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
[実施例1]
この実施例1は、本発明の吸気装置の代表的な形態を、自動車に搭載されるエンジンシステム、特に、内燃機関(エンジン)として3気筒型ガソリンエンジンを用いるシステムに適用した例を示すものである。
以下の説明では、まず、エンジンシステム全体の基本構成を概説したのち、本発明の吸気装置における特徴点および本発明の基本的機能について順次説明し、最後に本発明の特徴点ごとの作用効果を要約列挙する。
〔エンジンシステムの基本構成〕
図1に示すように、エンジンシステム1は、エンジン10に対し、過給システム20、内部EGRシステム、および吸気装置30を基本構成として備えている。過給システム20は、排気ガスの圧力を利用して、エアクリーナ2を通過した吸入空気(吸気)を過給するものであり、内部EGRシステムは、エンジン10の排気行程中に吸気バルブ11a(図9参照)を開弁させて排気ガスの一部を内部EGRガスとして吸気ポート12に戻すことが可能な機能を有するものである。
なお、この両システム、つまり過給システム20および内部EGRシステムについては、従来周知の一般的なものをそのまま採用することができるため、以下の本実施例の説明では、過給システム20については概説するものの、内部EGRシステムについての機構の図示並びに機能説明を省略する。
エンジン10は、3気筒型で例示しているため、3つの気筒11を有し、各気筒11毎にそれぞれ吸気ポート12および排気ポート13を備えている。3つの吸気ポート12は吸気マニホールド14に集約され、3つの排気ポート13は排気マニホールド15に集約されている。したがって、吸気マニホールド14および排気マニホールド15には、吸気ポート12および排気ポート13に対応させてそれぞれ同数(3つ)の分岐管(分岐通路)16、17が設けられている。
そして、吸気マニホールド14および排気マニホールド15は、それぞれ吸気通路3および排気通路4に接続されている。
過給システム20は、吸気通路3と排気通路4とに跨って配置される過給機(ターボチャージャ)21を主要構成要素として備えている。
過給機21は、コンプレッサ22、タービン23、および両者を連結するシャフト24を具備している。コンプレッサ22は、吸気通路3においてエアクリーナ2とスロットルバルブ5との間に配設されており、タービン23は、排気通路4において排気マニホールド15と排気浄化装置6との間に配設されている。そして、タービン23が、排気通路4を流れる排気ガスによって回転し、コンプレッサ22を駆動することにより、吸気通路3を流れる吸気を圧縮(過給)し、吸気マニホールド14を介してエンジン10へ過給吸気として供給するようになっている。
吸気マニホールド14は、3つの分岐管16に吸気を分配供給するサージタンク18を有しており、このサージタンク18が、吸気通路3において過給機21の吐出側であるスロットルバルブ5の下流側に接続されている。よって、過給機21により過給された吸気は、吸気マニホールド14の吸気導入口14cから一旦サージタンク18内に流入し、このサージタンク18内で圧力変動が低減されて各分岐管16を介して各吸気ポート12へと分配供給される。
そして、各吸気ポート12には、過給吸気のほかに、前述した内部EGRシステムの作用によって吸気ポート12へ戻される内部EGRガスが導入される。
〔吸気装置30の基本構成〕
吸気装置30は、過給された吸気を冷却するためと、吸気ポート12に戻された内部EGRガスを冷却するための両方の冷却機能を有し、図2に示す矢印のごとく組み付けられるもので、吸気ポート12と吸気マニホールド14とに跨って装着される水冷式クーラ40を主要構成要素として備えている。
水冷式クーラ40は、図2に示すように、吸気マニホールド14のサージタンク18内に配置され、過給吸気を冷却する第1冷却部41と、エンジン10の各吸気ポート12内にそれぞれ配置され、内部EGRガスを冷却する複数(3つ)の第2冷却部42と、吸気マニホールド14の分岐管16内にそれぞれ配置され、第1冷却部41と各第2冷却部42とを連結する複数(3つ)の連絡部(連絡流路部)43との3要素で構成されている。そして、冷却媒体としての水(冷却水)を導入パイプ14dより導入し、排出パイプ14eから排出させることよって、第1冷却部41、複数の第2冷却部42および複数の連絡部43に対して冷却水を循環流通させることにより、主として第1冷却部41および第2冷却部42において過給吸気および内部EGRガスと熱交換させ、過給吸気および内部EGRガスを冷却するものである。
〔吸気装置30の特徴〕
次に、吸気装置30の主要構成要素をなす上記水冷式クーラ40の詳細構造について、この水冷式クーラ40を受け入れる吸気マニホールド14およびエンジン10の吸気ポート12側の収容配置構造と共に、図3〜図8をも参照しながら説明する。
吸気マニホールド14は、図3に示すように、全体として長方形状の箱体を呈しており、サージタンク18内に水冷式クーラ40の大部分(主要構成要素)を長手方向(図示X方向)に収容している。この吸気マニホールド14は、実質的にサージタンク18を形成する箱状の本体14aと、分岐管16を有し、本体14aの開口部を覆う蓋体14bとの2分割タイプで構成される例えば耐熱樹脂からなる成型品であって、本体14aの一方の側面には、図2に示すように、サージタンク18内に過給吸気を導入するための吸気導入口14cと、水冷式クーラ40の冷却水を導入、排出するための導入パイプ14d、排出パイプ14eが設けられている。この導入パイプ14dおよび排出パイプ14eは、図示してないが、専用の低水温回路により冷却された冷却水を水冷式クーラ40の冷却水として活用しても、エンジン10の冷却水循環経路に接続され、エンジン10の冷却水が水冷式クーラ40の冷却水として活用しても良い。
水冷式クーラ40は、複数のチューブ40aとそのチューブ40a間に介装されたフィン40bとからなる積層コアで構成される熱交換器(冷却器)であって、導入パイプ14dからの冷却水が、すべてのチューブ40aを循環したのち排出パイプ14eに戻るように組み立てられており、この冷却水の循環流通により積層コアを通過しもしくは積層コアと接触する過給吸気および内部EGRガスが冷却される。
なお、チューブ40aには扁平状の金属パイプが用いられ、フィン40bには波形状の金属薄板(コルゲートフィン)が用いられている。もっとも、チューブ40aとして真円状の金属パイプを用い、フィン40bとして平板状の金属薄板(プレートフィン)を用いることもできる。
水冷式クーラ40の積層コアは、図4および図5に示すように、全体として、チューブ40aの長さが長いロングコア群40Aとチューブ40aの長さが短いショートコア群40Bとの2種類のコア群が、吸気マニホールド14の長手方向(図示X方向)に交互に位置するように配置された構造を有している。本実施例では、3つのロングコア群40Aとその間に介装される2つのショートコア群40Bとの組合せで構成されている。
ロングコア群40Aは、下面側がショートコア群40Bの下面側と同一面になっているものの、上面側にショートコア群40Bより上方(図示Y方向)に突出している延伸部分40Cを有している。この延伸部分40Cは、吸気マニホールド14の分岐管16内に嵌挿され、更に分岐管16から突出するように、先端部分が直角(図示Z方向)に折れ曲がった屈曲部40Dを呈している。そして、この屈曲部40Dの先端部分がエンジン10の吸気ポート12に嵌挿されている。
かくして、上記構成の積層コアにおいて、ロングコア群40Aの延伸部分40Cを除くコア部分と、ショートコア群40Bとによって、吸気マニホールド14のサージタンク18内に配置され、過給吸気を冷却する第1冷却部41が形成される。
また、ロングコア群40Aの延伸部分40Cにおいて、吸気ポート12に嵌挿される屈曲部40Dの先端部分によって、内部EGRガスを冷却する第2冷却部42が形成されると共に、残部によって、第1冷却部41と第2冷却部42とを連結する連絡部43が形成される。
なお、本実施例では、連絡部43も、第1冷却部41、第2冷却部42と同様の積層コア構造となっており、過給吸気が第1冷却部41から第2冷却部42へと円滑に流通するようにしているが、この連絡部43は、第1冷却部41と第2冷却部42とを、共通の冷却水が流通するように一体的に結合(連結)する流路であるため、かかる流路を確保するだけの最低機能を有するチューブのみで構成しても良い。
また、本実施例では、積層コア全体の強度を確保し、かつ過給吸気の円滑な流れにより冷却性能を向上するために、積層コア全体の外周囲を補強プレート等で囲繞しており、各コア群40A、40Bの内部(チューブ40a外周のフィン40b間)を過給吸気が通過するようになっている。ただし、第2冷却部42は、内部EGRガスとの熱交換を促進するために、補強プレート等で囲繞しない露出構造(チューブ40aとフィン40bのみの積層コア構造のまま)としても良い。
一方、吸気マニホールド14のサージタンク18は、図6〜図8に示すように、水冷式クーラ40の収容スペースが、シール機構50によって、上下方向に第1の室51と第2の室52とに区画されている。このシール機構50は、本体14aおよび蓋体14bの内周面に突出形成された区画壁50aおよび50bと、各区画壁50a、50bと水冷式クーラ40との間を密封する環状のシール部材50cとから構成されている。
下側の第1の室51は、ロングコア群40Aの延伸部分40Cを除くコア部分とショートコア群40Bとから構成される第1冷却部41を収容すると共に、吸気導入口14cからサージタンク18内に流入してくる過給吸気を第1冷却部41へ誘導するための吸気導入室53を形成している。
また、上側の第2の室52は、ロングコア群40Aの延伸部分40C(特にその根元部分)を収容すると共に、各ショートコア群40Bを通過した過給吸気が隣り合うロングコア群40A(延伸部分40Cの下側)の方へ流通できるようにする吸気流通室54を形成している。
そして、この吸気流通室54が、ロングコア群40Aの延伸部分40C(屈曲部40D)が嵌挿される各分岐管16に連通している。
ここで、ロングコア群40Aの延伸部分40C、とりわけその屈曲部40Dと、この屈曲部40Dが嵌挿配置される分岐管16および吸気ポート12との寸法関係について、図7に基づいて補足説明する。
延伸部分40Cの屈曲部40Dは、その厚みPが分岐管16の通路幅Qより薄く(例えば半分に)なっており、分岐管16内の上側の領域に嵌挿配置されている。よって、屈曲部40Dが配置された状態では、分岐管16内の下側の領域にはバイパス通路55が形成されている。そして、このバイパス通路55が吸気流通室54(サージタンク18の第2の室52)に連通している。
また、延伸部分40Cの屈曲部40Dは、その厚みPが吸気ポート12の通路幅Rより薄く(例えば半分に)なっており、吸気ポート12内の上側の領域に嵌挿配置されている。よって、屈曲部40Dが配置された状態では、吸気ポート12内の下側の領域にはバイパス通路56が形成されている。
したがって、分岐管16および吸気ポート12は、内部通路が共に、屈曲部40Dが嵌挿配置される第1通路(上側領域)16a、12aと、屈曲部40Dが配置されないバイパス通路(下側領域;第2通路)55、56とに2分されている。
なお、本実施例では、分岐管16の通路幅Qと吸気ポート12の通路幅Rとを略等しくしているため、分岐管16から吸気ポート12にわたって、実質的に同一流路断面積のバイパス通路55、56が形成されるわけで、吸気ポート12のバイパス通路56が,分岐管16のバイパス通路55を介して吸気流通室54(サージタンク18の第2の室52)に連通している。
しかして、吸気マニホールド14のサージタンク18には、水冷式クーラ40を通過する過給吸気量を制御するための装置(後述する第1の手段〜第3の手段を有し、特許請求の範囲における「吸入空気制御装置」を構成する)が装着されている。
具体的には、第1の手段として、サージタンク18の第1の室51には、ショートコア群40Bを下側(第1の室51側)から上側(第2の室52側)に向かって通過する過給吸気を遮断するフラップ60が、各ショートコア群40Bの下面側のみにそれぞれ配設されている。
この2つのフラップ60は、同一の連結シャフト61に取り付けられており、図6および図8に示すごとく、開弁位置(実線)と閉弁位置(破線)との2位置に開閉操作される。したがって、フラップ60は、開弁位置(実線)でショートコア群40Bに対して過給吸気が通過するのを許容し、閉弁位置(破線)でショートコア群40Bに対して過給吸気が通過するのを遮断する開閉手段をなしている。
また、第2の手段として、連結シャフト61を回動変位させるための駆動装置62が吸気マニホールド14の本体14aに装着されている。この駆動装置62には、通電により作動するモータ、ソレノイド等の周知の汎用アクチュエータを用いることができる。
そして、第3の手段として、駆動装置62をエンジン10の運転状態に応じて通電制御する制御装置63が装備されている。なお、エンジン10には、運転状態を制御するためにエンジン制御コントローラが装備されているため、このエンジン制御コントローラを制御装置63として活用することができる。
上記構成の「吸入空気制御装置」においては、エンジン10の通常運転領域(通常使用状態)のときは、フラップ60が閉弁位置にあり、ショートコア群40Bに対して過給吸気が通過するのを遮断する。
また、エンジン10の運転領域が多量の過給吸気を必要とするとき(高回転・高負荷時)には、制御装置63からの通電信号を受けて駆動装置62がフラップ60を閉弁位置から開弁位置へと変位させるため、ショートコア群40Bに対して過給吸気が通過するのを許容する。
〔実施例1の基本的機能〕
次に、上記構成による本発明の吸気装置の基本的機能について説明する。
〔エンジン10の通常運転領域(通常使用状態)〕
エンジン10が運転されると、過給システム20が働き、過給機21によって過給された吸気が、吸気通路3から吸気マニホールド14のサージタンク18(下側の第1の室51)内に導入される。
エンジン10の通常運転領域(通常使用状態)では、制御装置63によって駆動装置62が通電されず、すべてのフラップ60が図4に示すように閉弁位置(図6および図8の破線位置)にある。したがって、水冷式クーラ40の第1冷却部41のうち、各ショートコア群40Bを過給空気が通過することができない。つまり、第1冷却部41は、ショートコア群40Bが遮断状態(機能停止状態)にあり、ロングコア群40Aのみが有効に機能する。
かくして、吸気マニホールド14のサージタンク18に流入してきた過給吸気は、そのすべて(全量)が第1の室51(吸気導入室53)からロングコア群40Aのみを通過し、ロングコア群40Aの延伸部分40Cを通り、その屈曲部40Dから吸気ポート12内に導入される。
このように、すべての過給吸気がチューブ長の長いロングコア群40Aを通過することにより、過給吸気は、長い冷却工程を経て吸気ポート12に導入されることになるため、高冷却性能が維持され、良好に冷却された過給吸気をエンジン10の各気筒11に供給することができる。
一方、内部EGRシステムが働き、エンジン10の排気行程中に吸気バルブ11a(図9参照)を開弁させて排気ガスの一部を内部EGRガスとして吸気ポート12内に戻した場合には、この内部EGRガスが、吸気ポート12内に嵌挿配置されている第2冷却部42(ロングコア群40Aの延伸部分40Cの折曲部40D)によって冷却され、吸気ポート12に戻された直後の吸気行程において、先に冷却された過給吸気と共に気筒11内に再度吸入される。
これによって、高温の内部EGRガスが各気筒11の燃焼室内に流入し、燃焼室内の温度が高くなる不具合を回避できるので、ノッキングの発生を抑制することができる。
〔エンジン10の高回転・高負荷運転領域〕
エンジン10の運転領域が多量の過給吸気を必要とするとき(高回転・高負荷時)には、制御装置63からの通電信号により駆動装置62が作動し、図6および図8に示すように、フラップ60を閉弁位置(破線)から開弁位置(実線)へと変位させる。
これにより、水冷式クーラ40の第1冷却部41は各ショートコア群40Bも開放状態になる。つまり、第1冷却部41は、ロングコア群40Aとショートコア群40Bの両者が冷却機能を発揮することになる。
かくして、吸気マニホールド14のサージタンク18に流入してきた過給吸気は、第1の室51(吸気導入室53)からロングコア群40Aおよびショートコア群40Bの両コア群に分かれて通過(分流)する。
この分流過程において、一方の流れは、ロングコア群40Aの延伸部分40Cを通り、その折曲部40Dから吸気ポート12内(第1通路12a内)に導入される。これに対し、他方の流れは、ショートコア群40Bを通過した過給吸気が、第2の室52(吸気流通室54)から分岐管16のバイパス通路55を経由して吸気ポート12のバイパス通路56に導入される。
このとき、一方の流れは、チューブ長の長いロングコア群40Aを通過するので、流通抵抗が大きく(圧損が大きく)なり、流量が制限されるのに対し、他方の流れは、チューブ長の短いショートコア群40Bを通過するため、流通抵抗が小さく(圧損が小さく)、上述の一方の流れに比して、多量の過給吸気が流れる。
したがって、エンジン10の運転領域が多量の過給吸気を必要とするときには、エンジン10の各気筒11に多量の過給吸気を冷却して供給することができ、最高出力を確保することができる。
〔エンジン10の通常使用状態での補足説明〕
エンジン10の通常使用状態では、フラップ60が閉弁位置にあるため、すべての過給吸気がチューブ長の長いロングコア群40Aを通過することになり、圧損の影響で流量が制限される。しかしながら、少ない流量ではあるものの、強気流として過給吸気をエンジン10の各気筒11に供給することができ、燃焼改善を図ることができる。
この燃焼改善効果のメカニズムを図9に基づいて概説する。
図9に示すように、エンジン10の各気筒11は、吸気ポート12に吸気バルブ11aを備えており、吸気バルブ11aが開弁した時に、ロングコア群40A(第1冷却部41)を通過した屈曲部40D(第2冷却部42)からの過給吸気が燃焼室11b内に流入するが、このとき、吸気ポート12は、上側半分の第1通路12aのみが使用されることになる。つまり、吸気ポート12の有効流路断面積が見掛け上小さくなっている(絞られている)のと等価となるために、過給吸気が勢いよく流出して強気流となり、矢印のごとく燃焼室11b内に所望の渦を生じさせやすくする。したがって、燃焼室11b内で燃料噴射弁11cから噴射供給される燃料との良好な混合を促進して、点火プラグ11dの周りに適切な空燃比の混合気を生成し、着火燃焼させることができるため、燃焼改善を図ることができる。
〔変形例〕
以上、本発明の吸気装置を実施例1について詳述したが、吸気装置の適用例および具体的構成は、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々変更することができるものであって、以下にその変形例を例示する。
(1)上記実施例1は、エンジン10として3気筒型ガソリンエンジンを用いるエンジンシステム1への適用例について詳説したが、デイーゼルエンジンにも勿論適用可能であり、エンジン10の気筒数についても何ら制限されるものではなく、気筒数に応じた吸気装置30の構成に変更すれば良い。
(2)上記実施例1では、吸入空気制御装置をサージタンク18に配設するにあたり、下側の室51を有効活用して、ショートコア群40Bを下側(第1の室51側)から上側(第2の室52側)に向かって通過する過給吸気を遮断するように、各ショートコア群40Bの下面側にそれぞれフラップ60を配設しているが、上側の室52を有効活用して、各ショートコア群40Bの上面側にそれぞれフラップ60を配設することにより、ショートコア群40Bを通過する過給吸気を遮断するようにしても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
(3)上記実施例1では、常時閉じているフラップ60を高回転・高負荷運転領域で駆動装置62により閉弁位置から開弁位置へ変位させる常閉型構造にしているが、常時開いているフラップ60を通常運転領域で駆動装置62により開弁位置から閉弁位置へ変位させる常開型構造にしても良い。
また、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1およびその変形例で詳述してきたが、本発明の特徴点および特記すべき作用効果を、特許請求の範囲に記載の各請求項(特に請求項2〜請求項6)にしたがって要約列挙すれば、次の通りである。
(1)水冷式クーラ40は、過給吸気冷却用の第1冷却部41と内部EGRガス冷却用の複数の第2冷却部42とが、冷却水を共用できるように複数の連絡部(連絡流路部)43で連結されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、第1冷却部41、第2冷却部42および連絡部(連絡流路部)43が一体化されており、2つの冷却部41、42を一体的に備えたワンユニット型の水冷式クーラ40として構成できる。
(2)水冷式クーラ40は、チューブ40aとフィン40bからなる積層コアで構成され、チューブ40aが長いロングコア群40Aとチューブ40aの短いショートコア群40Bとを有しており、第1冷却部41は、ロングコア群40Aとショートコア群40Bとによって形成されており、第2冷却部42および連絡部(連絡流路部)43は、ロングコア群40Aの延伸部分40Cにて形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、冷却性能に優れた一層コンパクトな水冷式クーラ40を提供することができる。
(3)ロングコア群40Aを通過した過給吸気が吸気ポート12の第1通路12aに導入され、ショートコア群40Bを通過した過給吸気が吸気ポート12のバイパス通路(第2通路)56に導入されることを特徴とする。
かかる構成によれば、2種のコア群40A、40Bの流路抵抗(圧損)の違いを巧みに活用して、エンジン10の運転状態に応じた過給吸気を各気筒11へ供給することができる。
(4)吸気ポート12のバイパス通路(第2通路)56に導入される過給吸気をエンジン10の運転状態に応じて制御する吸入空気制御装置を備えることを特徴とする。
(5)また、この吸入空気制御装置は、第1冷却部41を通過して吸気ポート12のバイパス通路(第2通路)56に導入される過給吸気を遮断するフラップ60と、このフラップ6)を開閉操作する駆動装置62とを有していることを特徴とする。
上記のごとく吸入空気制御装置の採用により、エンジン10の運転状態に応じて過給吸気を制御することができる。
10……エンジン(内燃機関)、12……吸気ポート、12a……第1通路、14……吸気マニホールド、16……分岐管(分岐通路)、18……サージタンク、20……過給システム、21……過給機、30……吸気装置、40……水冷式クーラ、41……第1冷却部、42……第2冷却部、43……連絡部(連絡流路部)、56……バイパス通路(第2通路)。

Claims (6)

  1. 過給機(21)により過給された吸入空気と内部EGRガスとが導入される複数の吸気ポート(12)を有する内燃機関(10)の吸気装置であって、
    前記過給機(21)の吐出側に接続されるサージタンク(18)、およびこのサージタンク(18)内に流入した前記吸入空気を前記複数の吸気ポート(12)へ分配する複数の分岐通路(16)を有する吸気マニホールド(14)と、
    前記サージタンク(18)内に配置され、前記吸入空気を冷却する第1冷却部(41)、前記複数の吸入ポート(12)内にそれぞれ配置され、前記内部EGRガスを冷却する複数の第2冷却部(42)、および前記複数の分岐通路(16)内にそれぞれ配置され、前記第1冷却部(41)と前記複数の第2冷却部(42)とを連結する複数の連絡流路部(43)を有し、前記第1冷却部(41)、前記複数の第2冷却部(42)および前記複数の連絡流路部(43)に対して冷却媒体として水を循環流通させる水冷式クーラ(40)と
    を備えており、
    前記吸気ポート(12)は、前記第2冷却部(42)が配置される第1通路(12a)と前記第2冷却部(42)が配置されない第2通路(56)とに区分されていて、
    前記吸入空気は、前記第1通路(12a)と前記第2通路(56)とに分流可能になっていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記水冷式クーラ(40)は、前記第1冷却部(41)と前記複数の第2冷却部(42)と前記複数の連絡流路部(43)とが一体化されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  3. 請求項2に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記水冷式クーラ(40)は、チューブ(40a)とフィン(40b)からなる積層コアで構成され、前記チューブ(40a)の長さが長いロングコア群(40A)と前記チューブ(40a)の長さが短いショートコア群(40B)とを有しており、
    前記第1冷却部(41)は、前記ロングコア群(40A)と前記ショートコア群(40B)とによって形成されており、
    前記第2冷却部(42)および前記連絡流路部(43)は、前記ロングコア群(40A)の延伸部分(40C)にて形成されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  4. 請求項3に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記ロングコア群(40A)を通過した前記吸入空気が前記第1通路(12a)に導入され、前記ショートコア群(40B)を通過した前記吸入空気が前記第2通路(56)に導入されることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記第2通路(56)に導入される前記吸入空気のみを前記内燃機関(10)の運転状態に応じて制御する吸入空気制御装置を備えることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関の吸気装置において、
    前記吸入空気制御装置は、前記第1冷却部(41)を通過して前記第2通路(56)に導入される前記吸入空気を遮断するフラップ(60)と、このフラップ(60)を開閉操作する駆動装置(62)とを有していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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