JP2009540373A - 近視の進行をコントロールするための手段 - Google Patents

近視の進行をコントロールするための手段 Download PDF

Info

Publication number
JP2009540373A
JP2009540373A JP2009514496A JP2009514496A JP2009540373A JP 2009540373 A JP2009540373 A JP 2009540373A JP 2009514496 A JP2009514496 A JP 2009514496A JP 2009514496 A JP2009514496 A JP 2009514496A JP 2009540373 A JP2009540373 A JP 2009540373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical zone
zone
refractive power
peripheral
central
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009514496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5789082B2 (ja
JP2009540373A5 (ja
Inventor
ホールデン,ブライアン・アンソニー
ホー,アーサー
サンカリダーグ,パドマジャ・ラジャゴパル
アラー,トーマス・アーサー
スミス,アール・レオ,ザ・サード
Original Assignee
ヴィジョン・シーアールシー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=38828526&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2009540373(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from AU2006903112A external-priority patent/AU2006903112A0/en
Application filed by ヴィジョン・シーアールシー・リミテッド filed Critical ヴィジョン・シーアールシー・リミテッド
Publication of JP2009540373A publication Critical patent/JP2009540373A/ja
Publication of JP2009540373A5 publication Critical patent/JP2009540373A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5789082B2 publication Critical patent/JP5789082B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • G02C7/041Contact lenses for the eyes bifocal; multifocal
    • G02C7/044Annular configuration, e.g. pupil tuned
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • G02C7/041Contact lenses for the eyes bifocal; multifocal
    • G02C7/042Simultaneous type
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2202/00Generic optical aspects applicable to one or more of the subgroups of G02C7/00
    • G02C2202/24Myopia progression prevention

Abstract

眼における近視の進行をコントロールするまたは遅らせるために使用されるコンタクトレンズ(10)は、差渡しが眼の正常な瞳孔直径(22)に近く装着者に鮮明な遠方の中心視力を与える中心光学ゾーン(20)を有する。瞳孔直径の実質的に外側にある円環形周辺光学ゾーン(24)は、中心光学ゾーン(20)の周囲にそれを取り囲むように形成され、周辺光学ゾーン(24)を通って眼に入射する斜めの光線が網膜の周辺領域の実質的に上または前方にある焦点面に集束するように中心光学ゾーン(22)の屈折力よりも大きな屈折力を持つ。好ましくは、レンズの後面(16)は、眼の角膜にフィットするような形状に形作られ、レンズ(10)の前面(18)は、後面(16)と協力して、中心および周辺の光学ゾーンの所望の光学特性を与えるような形状に形作られる。また前面(18)は、好ましくは、中心光学ゾーン(20)と周辺光学ゾーン(24)との間に接合部として介在し累進屈折力などの設計された光学特性を持つまたは持たないスムーズな遷移ゾーン(30)を形成するように形作られる。

Description

[関連出願の相互参照]
本願は2006年6月8日に出願された同時係属同一出願人による豪州国仮特許出願第2006903112号明細書に基づく優先権を主張する。該特許出願の内容を引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
[発明の分野]
本発明は、限定はされないが、特に若い人における近視の進行をコントロールするまたは遅らせるために使用されるのに適した方法とコンタクトレンズを含む手段に関する。
特に、本発明は、近視の治療に使用されるマルチゾーン非多焦点コンタクトレンズに関する。本発明は、Smith氏らに付与された同一出願人による米国特許第7,025,460号(以下“Smith”)に対して新規かつ非自明な進歩をもたらす。
マルチゾーンコンタクトレンズ(multi-zone contact lens)とは、レンズの異なる部分またはエリアが、異なる光学的特性または光学的機能、最も一般的には異なる屈折力(refractive powers)または収差補正機能を持つものと理解されている。多焦点コンタクトレンズは、マルチゾーンコンタクトレンズの一種(部分集合)であり、正常な瞳孔直径に大体等しいレンズの中心部分が屈折力の異なる少なくとも2つのゾーンを持つという事実によって特徴付けられるものである。通常、これは装着者に遠視力と近視力を両方同時に提供するものであり、場合によっては遠視力と近視力の間の遷移視力(transition power)を与える遷移ゾーン(transition zone)を設けている。従って、マルチゾーン非多焦点レンズとは、レンズの中心部分が中心網膜上に多焦点を与えるマルチゾーンを含まないものである。
近視(myopia or short-sightedness)とは、遠方の物体が網膜の前方に焦点を結び、そのためにぼけ視が起こること、つまりフォーカシング力(眼の焦点を合わせる能力)が強すぎるという眼の問題である。近視は、通常、遠方の物体の焦点を中心網膜上に押し下げるのに十分な負の度数(ディオプタ)を持つと同時に眼のレンズの調節(accommodation)によって近くの物体が網膜の中心領域上に焦点を結ぶことを可能にする眼用レンズ(凹レンズ)を用いて矯正される。近視は、一般的には時間の経過とともにレンズの負の度数を上げる必要がある眼の漸進的伸長に伴う進行性疾患である。多数の望ましくない病状がこの進行性の近視に伴って生じる。
成長中の動物の眼の伸長(elongation)は、通常、眼に入射する軸方向の光線が網膜の中心領域上に焦点を結ぶことを可能にするフィードバックメカニズムによってコントロールされることがいま一般的に受け入れられている。正視(emmetropia)ではこのメカニズムはうまく機能するが、しかし近視では軸方向の光線が良好な焦点を(網膜上に)結ぶには伸長は過度であり、逆に遠視では不十分であると思われている。最近のSmith特許その他の研究(引用することにより本明細書の一部をなすものとする前述の米国特許第7,025,460号明細書に一部議論されている)が現れるまでは、このフィードバックメカニズムをコントロールする刺激は眼内に形成される中心像のフィーチャ(features)と関係があることが一般的に受け入れられていた。Smith氏は、刺激は中心像のクォリティとはほとんど関係がないが、像面湾曲(curvature of field)または周辺屈折、つまり周辺像のクォリティに関係していることを誰もが納得いく形で今や明らかにしている。特に、Smith氏は、眼の伸長を引き起こす刺激は周辺焦点面が網膜の背後(後ろ側)にあるときに生じること、そしてこの状態は最適な中心視力の観点から眼の過度で継続的な成長にも関わらず存続する場合があることを実証した。それ故、Smith氏は、焦点面を周辺網膜の前方(前側)にシフトする近視矯正レンズの使用を提案した。しかしながら、斯かるレンズ、特にSmith氏が提案したコンタクトレンズは、設計と製造が難しく、周辺視野に顕著な視覚的な歪み(visual distortion)をもたらす可能性がある。
Smith氏の教示以前、眼の中心像のアスペクト(aspects)が近視における眼の異常な成長の刺激を与えるという一般的な仮定に基づいて様々な多焦点コンタクトレンズが提案された。斯かる先行技術は本発明と直接の関連性はないが、最も関心があると思われる問題について以下見直すことにする。
Aller氏に付与された米国特許第6,752,499号明細書は、近点内斜位も示している若年の近視患者に近視の進行をコントロールすることを期待して市販の二重焦点コンタクトレンズを処方することを教示している。好ましいレンズは、患者の正常な瞳孔直径内に同心の近見用ゾーンおよび遠見用ゾーンを設けたものであった。斯かる二重焦点コンタクトレンズは、老年者の眼における遠視の矯正のためにそれまで設計、処方されてきた。しかしながら、Aller氏は、斯かる二重焦点コンタクトレンズは選ばれた近視患者に対して遠近両方で更なる屈折力(近視性デフォーカス)を与えるために処方されるべきであることを提案した。明らかに、これらのレンズは、少なくとも1つのピンぼけの軸上像が中心網膜上に常に存在し、近くの凝視と遠くの凝視の両方で像のクォリティを劣化させるという、特有の欠点を有する。さらに、装着者が近くの物体を見ており、眼がレンズの近見用ゾーンを利用しているとき、遠見用ゾーンは物体の望ましくないピンぼけ像を生成するだけでなく、もっと重大なことに、このピンぼけ像部分は網膜の周辺領域の背後に存在する可能性が高く、Smith氏の教示によれば、その結果、近視を進行させる刺激を与えることになる。
Collins氏ら(Collins)に付与された米国特許第6,045,578号明細書は、正の球面収差が成人の正視眼に通常見つかることを根拠に近視の進行を低減またはコントロールする刺激を与えることを期待して中心網膜に正の球面収差を追加することを教示している。この原理は、コンタクトレンズを含む様々な眼用レンズに適用される。しかしながら、中心像に球面収差を故意に持ち込むことはその像と視力(visual acuity)を劣化させることになる。Collins氏は、Smith氏が教示するところによれば眼の成長に不可欠な刺激が与えられる網膜の周辺領域における像の性質に何の注意も払っていない。近視の進行をコントロールするために中心像に球面収差を故意に持ち込んだCollins型のレンズを使用した重要なトライアルの結果は報告されておらず本出願人の知るところとはなっていない。
Phillips氏ら(Phillips)による国際公開第200604440(A2)号公報のパンフレットは、(i)装着者の近視性中心視力を矯正するための視力矯正エリアと、(ii)近くの凝視と遠くの凝視の両方で装着者の中心視力の近視性デフォーカスを同時に与える近視性デフォーカスエリアとが存在する、二重焦点コンタクトレンズの使用を開示している。レンズの両方のエリア(多焦点レンズに特徴的)は、患者の正常な瞳孔直径内に収まるので、劣化した中心像の同じ基本的な問題がここにも存在する。中心視力に近視性デフォーカスを与える多焦点フレネル型コンタクトレンズの使用を開示するTo氏による米国特許出願公開第2006/0082729号明細書の教示によれば同様の問題が顕在するが、フレネルレンズは屈折レンズと比べて像のクォリティを劣化させるという事実によって問題は更に悪化する。
本発明は、眼における近視の進行を抑制(あるいは阻止)するために使用されるマルチゾーンコンタクトレンズ(multi-zone contact lens)と、斯かるコンタクトレンズの形成方法、および斯かるコンタクトレンズを使用することにより眼における近視の進行を抑制(あるいは阻止)する方法を提供する。基本的に、本コンタクトレンズは、眼の正常(normal)な瞳孔直径に十分近いサイズを持ち、眼に鮮明な遠方視力(distance vision)を与えることができるようなまたはそのように選択された屈折力を有する中心光学ゾーン(central optical zone)と、眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、該ゾーンを通って患者の眼に入射する斜めの周辺方向光線を網膜の周辺領域の上または前方に位置する焦点面上に集束させるのに十分な屈折力を有する周辺光学ゾーン(peripheral optical zone)とを有する。斯かる周辺焦点はSmithの教示によれば眼の伸長を抑制するための刺激を与えるが、このタイプの2ゾーンレンズ(中でも周辺ゾーンが円環形をしており中心ゾーンを取り囲むもの)は、Smith特許に開示されたレンズよりも製造がずっと容易かつ安価であり、周辺像に対する収差(例えば歪み)をより小さく押さえる可能性がある。
遠くの物体と近くの物体の両方からの軸方向光線は、従来の二重焦点コンタクトレンズのように2つ以上の焦点ゾーンを通過するのではなく、レンズの単一屈折力を持つ中心ゾーンだけを通過するので、近くの凝視の正常な調節(accommodation)を前提に、遠くの像と近くの像は両方とも鮮明である。それ故に、本発明のマルチゾーンコンタクトレンズは、近くても遠くてもあらゆる物体からの軸方向光線を両方ともインターセプトするように2つの焦点ゾーンが瞳孔上に存在するタイプの二重焦点コンタクトレンズではない。既に指摘したように、斯かる二重焦点レンズは従来技術において近視治療用に提案された。
進行性の近視は一般に子供と若年成人を悩ますので、中心光学ゾーンの直径は、通常、約3mmより大きく、かつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならない(つまり[瞳孔直径(mm)−1mm]以上でなければならない)。視覚研究者の間でStiles-Crawford効果として知られているものが存在するせいで、網膜への途上で眼の瞳孔の端近くを通過する光線(“周辺光線(marginal rays)”とも呼ばれる)は、より瞳孔中心近くを通過する光線よりも視覚的な重要度が低い。従って、中心光学ゾーンは、眼の正常な瞳孔直径より正確に大きくする必要はない。
他方、中心光学ゾーンの最大直径は、正常な瞳孔直径より1mmを超えた大きさにないことが好ましい。円環形周辺光学ゾーンが採用される場合には、その内直径(内側の直径)は好ましくは中心光学ゾーンの外直径(最大直径)に近く、その外直径(外側の直径)は通常は8mm未満である。コンタクトレンズ全体の直径は一般的には13mm乃至15mmの範囲に存在し、レンズを眼の正しい位置に保持するのを手助けする役割を果たすスカート状リングまたは担体部(carrier portion)によって追加のエリアが形成される。
コンタクトレンズには普通にあることだが、後面は患者の角膜の形状に快適にフィットするような形状に形作られ、前面は(後面の形状と一緒になって)それぞれの屈折力を持つ所望の光学ゾーンを生成するように成形される。しかしながら、本考案のコンタクトレンズによれば、中心光学ゾーンと周辺光学ゾーンの屈折力の差は8ディオプタ(D=Diopter(s))程度であることが可能であり、中心光学ゾーンと周辺光学ゾーンの接合部分におけるレンズ前面の形状の不連続性が重要となり得る。従って、この接合部分におけるレンズ前面の形状は、異なるゾーンの形状の間の遷移を滑らかにするかつ/またはゾーン間の狭い帯域における屈折力の漸増を可能にする遷移ゾーン(transition zone)を形成することが望ましいと考えられる。しかしながら、遷移ゾーンの目的は、レンズの外面を滑らかにするとともに、短い距離で屈折力が突然変化することによってもたらされる可能性がある光学的なアーチファクトまたは歪みを低減することにある。このような中間的な屈折特性を持つ幅の狭いリングが与えられることがあっても、カーブを単純に融合(blend)または隅肉(fillet、肉付けすること)することにより多くの場合、十分である。
本発明のコンタクトレンズは、それぞれの眼についてテーラーメードされることが理想であるが、ターゲットする人口における正常な瞳孔サイズの範囲(および眼の形)の推定値に基づいてレンズが大量生産されることが一般により実際的であり、かつ経済的であろう。従って、実際には、特定の患者に対する正常な瞳孔サイズとレンズの中心ゾーンのサイズとの間の一致に関していくらかの許容度が必要となるであろう。
より具体的な態様として、本発明が提供するコンタクトレンズは、装着者が眼にレンズを装着したときの眼の正常な瞳孔直径に十分近い差渡し寸法(dimension)を持ち、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を有する中心光学ゾーンと、前記中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置されており、かつ装着者が眼にレンズを装着したときの眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、装着者が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射する軸外光線を網膜の中心領域の周囲に位置する網膜の周辺領域の上または前方のポイントに集束させるのに十分な量だけ前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を有する周辺光学ゾーンとを含む。
本発明のコンタクトレンズは、更なる態様として、湾曲の仕方が異なる隣接する前面を有する中心光学ゾーンおよび周辺光学ゾーンと、前記隣接する前面の間に形成されており中心光学ゾーンおよび周辺光学ゾーンのそれぞれの湾曲の仕方が異なる隣接する前面をスムーズに(不連続性が生じないように)融合(blend)することができるような形状に形成された遷移ゾーンとを有する。この遷移ゾーンは、好ましくは更に、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力を与える。
なお更なる態様として、本発明が提供するコンタクトレンズは、装着者の眼における近視の進行を低減(reduce)するために使用されるコンタクトレンズであって、前面と後面を有する透明材料からなり、前記後面は装着者の眼にフィットするようなベースカーブ(base-curve)を描くように形成され、前記前面は、直径は少なくとも3mmであるが装着者の眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならない実質的に円形形状のゾーンであって、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、前記中心光学ゾーンを取り囲む円環形状のゾーンであって、レンズを装着したときに、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも1ディオプタを超える量だけ大きく、かつ当該ゾーンを通って眼に入射する軸外光線(off-axis rays)を網膜の中心領域の周囲に位置する網膜の周辺領域内において実質的に網膜の上または前方にある焦点面上に集束させるのに十分な屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した円環形周辺光学ゾーンとを含む。
本発明は更に、装着者の眼における近視の進行を低減するためのコンタクトレンズを形成するための方法も提供する。本方法は、透明材料上に、レンズの装着者の眼にフィットするようなベースカーブを描くように湾曲した後面を形成するステップと、同じ透明材料上に、前記後面とは間隔を置いて前面を形成するステップとを含む。前記前面は、最小差渡し寸法が眼の正常な瞳孔直径に十分近くなるように選ばれており、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、前記中心光学ゾーンの周囲を取り囲み、かつ眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、装着者が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射する周辺方向の光線を眼の網膜の周辺領域の上または前方にある焦点面上に集束させるのに十分な量だけ前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を生み出す周辺光学ゾーンとを含む。
加えて、本発明は、眼における近視の進行を抑制(inhibit)する方法も提供する。本方法は、中心光学ゾーン屈折力を持つ中心光学ゾーンと周辺光学ゾーン屈折力を持ち前記中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置された周辺光学ゾーンとを有するマルチゾーンコンタクトレンズを装着者の眼に提供するステップと、前記中心光学ゾーン屈折力を眼に鮮明な中心視力を与えるように選択するステップと、周辺光学ゾーン屈折力を、前記中心光学ゾーン屈折力よりも大きく、前記周辺光学ゾーンを通って眼に入射する軸外光線(off-axis)が眼の周辺網膜の上または前方のポイントに集束することが保証されるように選択するステップと、前記中心光学ゾーンのサイズを正常な瞳孔直径よりほぼ大きくなるように選択するステップとを含む。
以上が本発明のアウトラインである。次に添付図面を参照して本発明の実施の最良の形態を詳細に説明する。しかしながら、本発明は選ばれた実施形態に対する多くの変形例と本発明が適用される多くの他の例も本願特許請求の範囲の各請求項よって定められる本発明の範囲内で可能であることが認められるであろう。
本発明の教示に基づいて形成される第1の例のマルチゾーンコンタクトレンズの正面図である。レンズ面は装着時の状態のように垂直と考える。 図1Aのコンタクトレンズの断面図である。複数あるハッチング部分は物理的に異なる部分ではなく機能的に異なるゾーンを表している。 本発明に基づいて形成される第2の例のマルチゾーンコンタクトレンズの正面図である。 図2Aのコンタクトレンズの断面図である。複数あるハッチング部分は物理的に異なる部分ではなく機能的に異なるゾーンを表している。 図1Aと図1Bに示された第1の例のコンタクトレンズの複数の光学ゾーンのレンズ直径に対する、中心光学ゾーンの均一な屈折力を基準とした相対屈折力のグラフを示す図である。 図2Aと図2Bに示された第2の例のコンタクトレンズの複数の光学ゾーンのレンズ直径に対する、中心光学ゾーンの均一な屈折力を基準とした相対屈折力のグラフを示す図である。 第1の例(図1Aおよび図1B)のマルチゾーンコンタクトレンズにフィットしたヒトの眼の装着時の断面図である。第1の例のレンズの光学ゾーンによって生成される中心網膜と周辺網膜に対する焦点面が示されている。 第2の例(図2Aおよび図2B)のマルチゾーンコンタクトレンズにフィットしたヒトの眼の装着時の断面図である。第2の例のレンズの光学ゾーンによって生成される中心網膜と周辺網膜に対する焦点面が示されている。
以下、図1Aおよび図1Bのレンズ、図3の屈折力のグラフ、およびヒトの近視眼14の角膜12上に正しく置かれたレンズ10を示している図5の眼の断面を参照して、本発明の実施の一形態による第1例のコンタクトレンズ(全体を通して符号10)を説明する。従来のように、レンズ10は、眼14の角膜12の形状にフィットした後面(後部曲面)16と前面(前部曲面)18を持つように、選ばれた屈折率を持つ均一な透明プラスチック材料から成形される。しかしながら、この場合、前面18は、後面16の形状と組み合わさって、2つの光学ゾーンが設けられるように形作られる。(i)1つの光学ゾーン20は眼14の正常な瞳孔(図1Bと図5では符号22)の直径に実質的に等しい、言い換えると十分に近い中心円形光学ゾーン20で、(ii)もう1つの光学ゾーンは、中心ゾーン20を取り囲む、瞳孔22の正常な直径より実質的に外側にある円環形周辺光学ゾーン24である。加えて、前面18と後面16は、外側に向かって次第に薄くなり薄い縁端部28で終端する担体部(carrier portion)26を形成するように形作られている。また担体部26はその光学特性のためというよりは、レンズの使用中、眼14の中心にレンズ10を保持するのを助ける目的で設計されている。コンタクトレンズにおける斯かる周辺担体部のデザインとその使用は従来からよく知られている。最後に、前面18は光学ゾーン20と24の間にスムーズな遷移ゾーン30を形成するように形作られている。ただ遷移ゾーン30は本例ではユーザの違和感を和らげるために光学ゾーン20と24の隣接する周縁部を融合させるだけで、光学的機能は特に果たさない。図1Aと図1Bではリング状の遷移ゾーン30の幅は説明目的で誇大に描かれている。また図1Bの断面における異なるハッチングパタンはレンズ10の異なる機能を果たす領域を示すためのものであり、これらのゾーンが異なる物理材料からできているということを示唆するものではないことは理解されるべきである。本願の目的のため、用語“中心ゾーン”と用語“中心光学(的)ゾーン”は交換可能に使用されることは理解されるべきである。同様に、レンズ設計製造の当業者なら容易に理解するように、用語“周辺光学(的)ゾーン”と用語“周辺ゾーン”は交換可能に使用される。
中心光学ゾーン20において、レンズ10の前面18と後面16が組み合わされた形状は、近視眼14に対して遠方での屈折状態に適合する必要のある屈折力を与え、単一の鮮明な遠方像が網膜34の中心領域32(図5参照)に形成されるように中心ゾーン20の直径は正常な瞳孔サイズに実質的に一致する。しかしながら、中心光学ゾーン20を正常な瞳孔サイズに正確に一致させることは多数の理由から非現実的または望ましくないと思われる。第1に、正常な瞳孔サイズの測定値は実行者と機器の間で幾分変化する可能性があり、実際の瞳孔サイズは通常、環境照明によって変化するものである。第2に、レンズの大量生産の需要は少数の標準化された中心ゾーン直径のみが与えられることを意味する。通常、標準化された中心ゾーン直径は関心のある人口、例えば本例では若年者人口、の平均瞳孔サイズに基づく。第3に、検査の際、被験者の眼で視軸と光軸との間に大きな違いまたは隔たりが存在することが見つかった場合には、最適な中心視力を確保するために瞳孔直径22よりも若干大きめの中心光学ゾーン20を選ぶことが好ましいことがある。第4に、ある職業上の要件を満足するようにより広い視野を可能にするためにより大きな中心ゾーンを選ぶことが望ましい場合もある。例えば、アスリートその他の活動的な人々は視界の障害を減らすためにより広い遠方ゾーン(distance zone)を好む場合がある。もちろん、技術面で共通するように、処方は乱視を矯正するためにレンズの前面および/または後面上の円環形状を指定することによって個別の眼に適合するように調整することが可能である。第5に、Stiles-Crawford効果が存在するせいで、網膜への途上で眼の瞳孔の端近くを通過する光線(“周辺光線(marginal rays)”とも呼ばれる)はより瞳孔中心近くを通過する光線よりも視覚的な重要度が低いことが知られている。従って、視力に関して、瞳孔内の周縁部分は瞳孔のより中心の部分ほど重要度は大きくない。
本発明の中心光学ゾーンは、形状が円形である必要はないことは認められよう。レンズが処方される個人に応じて、中心光学ゾーンの形状を非円形形状に選ぶことに利点がある。非円形形状を選ぶことが特に有利な場合の例としては(限定はされないが)レンズが眼の瞳孔と同心状に存在しない場合(偏心した位置にある瞳孔によって生じる可能性がある)、またはレンズが角膜の中心に位置していない場合(角膜または瞼のレンズへの影響の幾何学的な非対称性が原因で起こる可能性がある)があげられる。非円形形状が中心光学ゾーンにとって有益である他の例としては個人が水平方向により広い鮮明な視力を好むケース(例えば運転など)があげられる。非円形形状は楕円形または“洋ナシ形”を含む任意の幾何学的形状が許される。中心光学ゾーンの斯かる非円形形状デザインでは、正常な瞳孔直径に対して中心ゾーンの大きさを正しく定めるための主要な幾何学パラメータは非円形形状の最小差渡し寸法(例えば楕円形ではそれは狭い方の“幅”、つまり楕円の短軸の長さである)である。同じような理由で、中心光学ゾーンを取り囲む周辺ゾーンの形状とサイズも円形である必要はない。本願の目的のため、レンズ設計の当業者なら容易に理解するように、用語“差渡し寸法(dimension)”は、サイズと形状を指すことは容易に理解されよう。
いずれにしても、本発明の実施形態によれば、真正面から見たときに、中心ゾーン20は正常な瞳孔直径内に全体ではないにしても収まるとともに、周辺ゾーン24は、正常な瞳孔直径の外側に全体ではないにしても存在することが一般に望ましい。本発明の実施形態に基づく斯かる幾何学的配置は、既に言及した従来技術の開示内容と直に矛盾することが認められよう。この望ましい配置構成は、通常、中心ゾーン20と周辺ゾーン24との間に遷移ゾーン30を介在させることによって容易になることにも気が付くかもしれない。なぜならば、遷移ゾーンは周辺ゾーンの内直径を事実上拡張するからである。
図3は第1例のレンズ10の光学特性を示しており、図5には眼12に対するその効果が示されている。図3では、レンズ直径に対するレンズ10の相対屈折力がプロットされている。このプロットにおいて中心ゾーン20の遠方屈折力は随意にゼロに設定されている。従って、本例では、中心ゾーン20の直径(眼12の正常な瞳孔直径22)は3.5mm、周辺ゾーンの内直径と外直径はそれぞれ4.5mmと8mm、そして遷移ゾーン30の幅は約0.5mmとなる。中心ゾーン20の屈折力は実質的に均一であり、遷移ゾーン30上において屈折力は1.5Dまで急激に増大し、Smith氏の教示するところとは対照的に周辺ゾーン24の屈折力はその直径にわたって実質的に一定のままである。遷移ゾーン30内における屈折力の急峻な増大は、本例ではこの狭いゾーンの屈折力は通常正確にはコントロールすることはできないので、勾配のある破線40によって概念的に示されている。既に示唆したように、遷移ゾーン30におけるレンズ10の前面18は屈折力の漸進的または累進的な遷移を与えるが、光学ゾーン20と24の異なる分布(プロファイル)の接合部における非連続性を単に融合または滑らかにするように成形される。
図5からわかるように、Smith氏の教示に従って眼の伸長と近視の進行を抑制するのに必要な刺激を与えるには網膜34の周辺領域44における焦点面42を周辺網膜44の前方にシフトすることで(被験者の眼14にとっては)十分であることから、周辺ゾーン24における1.5Dの階段増加(step increase)が選ばれる。レンズ10の遷移ゾーン30で起こる焦点面の“前方ステップ”は符号46に示されているが、既に指摘したように、このステップの形状または勾配は本例では随意にコントロールされず、その描写は概念的である(現実に図に描かれた通りになっているとは限らない)。本発明の実施形態は、一般に網膜の中心から周辺まで、特に周辺光学ゾーン24にわたって増大する屈折力を与えるためにレンズ10の周辺光学ゾーン24を正確に形作る必要性がなくなることにより、Smith特許を超えて大きな改善を実現する。
図5は下側からレンズ10、角膜12および瞳孔22を通って眼14に入射する複数の光線を示している。瞳孔22の直径は虹彩36によって決まる。これらの光線は眼の自然レンズ(簡単のため図示されていない)内にある節点48を概念的に通過する。同じく簡単のため、上側、鼻側、側頭部から眼に入射する同じような光線群は基本的に下側からのものと重複するために描かれていない。軸方向の光線50は眼12の視軸と光軸の両方と一致し、光線50が網膜34の中心窩52上に焦点を結ぶようにレンズ10は角膜12上に同心であることが想定される。レンズ10の中心部分20を斜めに通過する軸外光線54は実質的に網膜の中心領域32上に焦点を結び、遠方の物体はその上に鮮鋭な焦点を結び、近くの物体は自然レンズの調節(accommodation)によって焦点を結ぶことが任せられる。従って、レンズ10の中心ゾーン20の処方された屈折力のおかげで、遠くの物体から中心光学ゾーン20を通って眼に入射するほとんど全ての光線は網膜の中心領域32上に鮮鋭な焦点を結び、破線55で示したような像が形成される。
レンズ10の遷移ゾーン30を通過するより斜めの軸外光線(例えば光線56)は焦点面42の前方ステップ46を生成すると考えられるが、しかし既に指摘したように、遷移ゾーン30は随意に設計されず、光線56は眼12の中でピンぼけの状態で分散する可能性が高い。しかしながら、ここでも同じように、斯かる光線の純粋に概念的な経路が破線56aで示されている。光線56よりも斜めで軸外光線54よりももっと斜めの周辺方向の光線(周辺光線)58は、レンズ10の周辺光学ゾーン24を通過し、虹彩36の端近く(つまり瞳孔22の外周近く)の方向を向いており、ゾーン24のより大きな屈折力のおかげで、眼の成長の望ましい抑制刺激が与えられるように網膜34の周辺領域44の前方(前側)に位置する周辺焦点面42上のポイント59で焦点を結ぶ。図5を検討してわかるように、光線56と58の間の周辺角で眼12に入射する周辺光線は焦点面42に沿って網膜34の前方に焦点を結ぶ。この際、より斜めでない光線は眼の伸長を遅らせるための強い刺激を与えるように網膜34の更に前方に焦点を結ぶ。
次に本発明の第2例を、図2Aと図2Bに示されたレンズ、図4に示された対応する屈折力のグラフ、図6に示された対応する眼の断面を参照して説明する。これらの図をざっと見てわかるように、第1および第2例は多くの共通する図面を共有しているので、第1例の参照符号の先頭に数字“1”が付け足されたことを除いて、同様の参照符号が第1例の構成要素と同じまたは類似の機能を有する第2例の構成要素にも使用される。従って、符号110と114は第2例のレンズと被験者の眼を示しているのに対して、中心ゾーン、遷移ゾーンと周辺光学ゾーンはそれぞれ符号120、130および124で示されている。類似の構成要素と機能をこのようにして示すことによって、第2例の説明を効果的に短縮することができる。
第1例と第2例の主な違いは、レンズ110の遷移ゾーン130と周辺ゾーン124のデザインの違いにある。図4の屈折力曲線からわかるように、中心光学ゾーン120の直径は、約3.5mmであり、眼112の正常な瞳孔直径122は第1例の眼12のものとほぼ同じであることを示している。しかしながら、第2例のレンズ100の遷移ゾーン130の幅は、このゾーンの光学デザインをある程度コントロールすることができるように1.25mmである。このことは、円環形周辺ゾーン124が本例ではより狭いことを意味し、内直径は約6mmだが、レンズ10のゾーン24と基本的に同じ外直径(約8mm)を持つ。周辺ゾーン124がより狭いにもかかわらず、ゾーン124の内側の屈折力は、レンズ10のゾーン24の屈折力よりも大きいだけでなく(中心ゾーンの屈折力に関して第1例では1.5Dに対して第2例では2.5D)、担体部126に向かって外向きに徐々に増大する。このデザインは、眼112の周辺焦点面142が前方にシフトされる平均量を増大させることによって眼の成長を抑制する刺激を強めることを意図している。
図2Aと図2B、そして図6からわかるように、遷移ゾーン130は累進フォーカスゾーン160、それと中心光学ゾーン120との間に第1の融合ゾーン(blend zone)162、それと周辺光学ゾーン124との間に第2の融合ゾーン(blend zone)164を含む。第1の例のように、融合ゾーン162および164は光学的機能を果たすことを意図していないが、その代わりに一方の側では累進ゾーン160と中心光学ゾーン120との間に、他方の側では累進ゾーンと周辺光学ゾーン124の間に、(図4のグラフで見て)単にスムーズな曲線を描くことを意図としている。これにより、図4の屈折力曲線の一部分164に示されるように累進ゾーン160における屈折力は、実質的に線形に増大することが可能となり、網膜134の焦点面の中心領域132と周辺領域142の間のステップ146の形状を画定するゾーン160を通過する光線156(実線)の経路についてそれなりの確かさが考慮できる。この場合も同様に、レンズ110は患者の角膜112に快適にフィットするように湾曲した後面116を持ち、中心光学ゾーン120と累進光学ゾーン160と周辺光学ゾーン124における所望レベルの屈折力はレンズ110の前面118を正確な形状に形作ることによって得られることが好ましい。
第2の例では、検査の際に、中心視力の焦点が網膜134の前方に位置しているという点で眼112が近視であることが見つかるだけでなく、網膜の周辺領域144においてこの領域おける焦点が完璧に網膜の背後に位置しているという点で眼が強い遠視を示していることが診断されることも想定されている。従って、中心視力の近視の度合いが第1の例の眼12と同じで遠方の焦点が網膜134の中心領域132上に配置されるように中心視力を矯正するために同じ処方を必要とすることがあっても、近視が眼112においてより強度に進行性で、周辺領域144において網膜134の前方に焦点面142が配置されるように周辺視力に対してより強い処方が必要とされるという可能性が高い。以前のように、近軸光線(例えば光線150)は、眼120の光軸に沿って進み、中心窩152に焦点を結ぶと考えられる。また中心光学ゾーン120を通過する斜めの光線(例えば光線154)は、134に焦点を結んで網膜の中心領域132上に焦点面155を形成し優れた遠方視力をもたらす。周辺光学ゾーン124を通過する斜めの周辺光線158は、網膜134の周辺領域144の前方に位置する焦点面142上に焦点を結ぶ。
特定の実施形態を例にとって本発明を詳細に説明してきたが、当業者にとっては、特許請求の範囲の各請求項によって画定される本発明の範囲に含まれることを意図した、それらの実施形態の様々な変更、変形、代替が可能であり、均等物もその範囲に含まれることは明らかであろう。

Claims (37)

  1. 装着者が眼にレンズを装着したときの眼の正常な瞳孔直径に十分近い差渡し寸法を持ち、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を有する中心光学ゾーンと、
    前記中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置されており、装着者が眼にレンズを装着したときの眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、装着者が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射する軸外光線を網膜の中心領域の周囲に位置する網膜の周辺領域の上または前方のポイントに集束させるのに十分な量だけ前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を有する周辺光学ゾーンと
    を含んでなるコンタクトレンズ。
  2. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1ディオプタ(D)だけ大きいものである請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタと8ディオプタの間だけ大きいものである請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  4. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択されるものである請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択されるものである請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  6. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択されるものである請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  7. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し、
    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐように形作られている、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  8. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し、
    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐように形作られている、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  9. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し、
    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐように形作られている、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  10. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し、
    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐように形作られている、請求項4に記載のコンタクトレンズ。
  11. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力を与えるものである、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  12. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力を与えるものである、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  13. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力を与えるものである、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  14. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力を与えるものである、請求項4に記載のコンタクトレンズ。
  15. 装着者の眼における近視の進行を低減するために使用されるコンタクトレンズであって、前面と後面を有する透明材料からなり、前記後面は装着者の眼にフィットするようなベースカーブを描くように形成され、前記前面は、
    直径は少なくとも3mmであるが装着者の眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならない実質的に円形形状のゾーンであって、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、
    前記中心光学ゾーンを取り囲む円環形状のゾーンであって、レンズを装着したときに、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも1ディオプタを超える量だけ大きく、当該ゾーンを通って眼に入射する軸外光線を網膜の中心領域の周囲に位置する網膜の周辺領域内において実質的に網膜の上または前方にある焦点面上に集束させるのに十分な屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した円環形周辺光学ゾーンと
    を含むコンタクトレンズ。
  16. 前記1ディオプタを超える量は、約2.5ディオプタと8ディオプタとの間にある請求項15に記載のコンタクトレンズ。
  17. 装着者の眼における近視の進行を低減するためのコンタクトレンズの形成方法であって、
    透明材料上に、レンズの装着者の眼にフィットするようなベースカーブを描くように湾曲した後面を形成するステップと、
    同じ透明材料上に、前記後面とは間隔を置いて前面を形成するステップであって、
    最小差渡し寸法が眼の正常な瞳孔直径に十分近くなるように選ばれており、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、
    前記中心光学ゾーンの周囲を取り囲み、かつ眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、装着者が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射する周辺方向の光線を眼の網膜の周辺領域の上または前方にある焦点面上に集束させるのに十分な量だけ前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を生み出す周辺光学ゾーンと、を含むように、前面を形成するステップと
    を含む、コンタクトレンズの形成方法。
  18. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1ディオプタ(D)だけ大きいものである、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  19. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタと8ディオプタの間だけ大きいものである、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  20. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択されるものである、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  21. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択されるものである、請求項18に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  22. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択されるものである、請求項19に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  23. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  24. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項18に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  25. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項19に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  26. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項20に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  27. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンのカーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  28. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンのカーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項18に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  29. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンのカーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項19に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  30. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンのカーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項20に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  31. 眼における近視の進行を抑制する方法であって、
    中心光学ゾーン屈折力を持つ中心光学ゾーンと周辺光学ゾーン屈折力を持ち前記中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置された周辺光学ゾーンとを有するマルチゾーンコンタクトレンズを装着者の眼に提供するステップと、
    前記中心光学ゾーン屈折力を眼に鮮明な中心視力を与えるように選択するステップと、
    周辺光学ゾーン屈折力を、前記中心光学ゾーン屈折力よりも大きく、前記周辺光学ゾーンを通って眼に入射する軸外光線が眼の周辺網膜の上または前方のポイントに集束することが保証されるように選択するステップと、
    前記中心光学ゾーンのサイズを正常な瞳孔直径よりほぼ大きくなるように選択するステップと
    を含む方法。
  32. 前記中心光学ゾーンのサイズを選択するステップは、中心光学ゾーンのサイズを、少なくとも3mmはあり、かつ正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択することを更に含む、請求項32に記載の方法。
  33. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1ディオプタ(D)だけ大きくなるように選択するステップを更に含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1ディオプタ(D)だけ大きくなるように選択するステップを更に含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を選択するステップは、前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタ乃至8ディオプタの間だけ大きくなるように選択することを更に含む、請求項32に記載の方法。
  36. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を選択するステップは、前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタ乃至8ディオプタの間だけ大きくなるように選択することを更に含む、請求項33に記載の方法。
  37. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を選択するステップは、前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタ乃至8ディオプタの間だけ大きくなるように選択することを更に含む、請求項34に記載の方法。
JP2009514496A 2006-06-08 2007-06-05 近視の進行をコントロールするための手段 Active JP5789082B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2006903112 2006-06-08
AU2006903112A AU2006903112A0 (en) 2006-06-08 Means for Controlling the Progression of Myopia
PCT/US2007/070419 WO2007146673A2 (en) 2006-06-08 2007-06-05 Means for controlling the progression of myopia

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013271107A Division JP5982356B2 (ja) 2006-06-08 2013-12-27 近視の進行をコントロールするための手段

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009540373A true JP2009540373A (ja) 2009-11-19
JP2009540373A5 JP2009540373A5 (ja) 2010-07-08
JP5789082B2 JP5789082B2 (ja) 2015-10-07

Family

ID=38828526

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009514496A Active JP5789082B2 (ja) 2006-06-08 2007-06-05 近視の進行をコントロールするための手段
JP2013271107A Active JP5982356B2 (ja) 2006-06-08 2013-12-27 近視の進行をコントロールするための手段

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013271107A Active JP5982356B2 (ja) 2006-06-08 2013-12-27 近視の進行をコントロールするための手段

Country Status (15)

Country Link
US (6) US8240847B2 (ja)
EP (1) EP2033043B1 (ja)
JP (2) JP5789082B2 (ja)
KR (1) KR101430771B1 (ja)
CN (1) CN101467092B (ja)
AU (1) AU2007258008B2 (ja)
BR (1) BRPI0712422A2 (ja)
CA (1) CA2653286C (ja)
ES (1) ES2947257T3 (ja)
HU (1) HUE062491T2 (ja)
MX (1) MX2008015204A (ja)
MY (1) MY147454A (ja)
NZ (1) NZ573194A (ja)
WO (1) WO2007146673A2 (ja)
ZA (1) ZA200810105B (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518355A (ja) * 2008-04-18 2011-06-23 ノバルティス アーゲー 近視制御手段
JP2011530726A (ja) * 2008-08-11 2011-12-22 ノバルティス アーゲー 近視の進行を防止または緩和するためのレンズ設計および方法
JP2013501963A (ja) * 2009-10-22 2013-01-17 クーパーヴィジョン インターナショナル ホウルディング カンパニー リミテッド パートナーシップ 近視または遠視の進行を阻止または遅鈍するコンタクトレンズセットおよびその方法
JP2013537317A (ja) * 2010-09-13 2013-09-30 ザ ホンコン ポリテクニック ユニヴァーシティー 近視の進行を遅らせる方法及びシステム
JP2014522672A (ja) * 2011-06-15 2014-09-08 ビジョネーリング テクノロジーズ、インコーポレイテッド 近視の進行を治療する方法
JP2015503769A (ja) * 2011-12-25 2015-02-02 グローバル−オーケー ヴィジョン, インコーポレーテッド 多焦点光学レンズ
US8950860B2 (en) 2010-09-09 2015-02-10 The Hong Kong Polytechnic University Method and system for retarding the progression of myopia
JP5689208B1 (ja) * 2013-12-09 2015-03-25 株式会社ユニバーサルビュー コンタクトレンズの組み合わせシリーズ及びその選定方法。
JP2015102871A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 改善された酸素透過を有するコンタクトレンズ
WO2015087436A1 (ja) * 2013-12-09 2015-06-18 株式会社ユニバーサルビュー コンタクトレンズ及びその選定方法
JP2015521751A (ja) * 2012-06-15 2015-07-30 ミンファ ダイ デフォーカスと眼のジオプトリとをコントロールする多素子レンズ、およびその用途
JP2016045495A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 近視の進行を予防及び/又は遅延するための高プラス処置ゾーンレンズ設計及び方法
KR20160136429A (ko) * 2014-03-24 2016-11-29 메니콘 싱가포르 피티이. 엘티디. 대안 렌즈로 눈의 축방향 성장을 조절하기 위한 장치 및 방법
JP2018045232A (ja) * 2016-09-02 2018-03-22 星歐光學股▲ふん▼有限公司 コンタクトレンズ製品
JP2019211789A (ja) * 2015-09-15 2019-12-12 星歐光學股▲ふん▼有限公司 コンタクトレンズ製品
US10845622B2 (en) 2015-09-15 2020-11-24 Largan Medical Co., Ltd. Multifocal contact lens and contact lens product
JP2021009422A (ja) * 2015-06-23 2021-01-28 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 近視の進行を予防及び/又は鈍化するための、非共軸小型レンズを具備するコンタクトレンズ
US11467425B2 (en) 2015-09-15 2022-10-11 Largan Medical Co., Ltd. Contact lens product

Families Citing this family (84)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7506983B2 (en) 2004-09-30 2009-03-24 The Hong Kong Polytechnic University Method of optical treatment
CA2653286C (en) * 2006-06-08 2016-01-05 Vision Crc Limited Means for controlling the progression of myopia
US20080084534A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-10 Joseph Michael Lindacher Lens having an optically controlled peripheral portion and a method for designing and manufacturing the lens
TWI484249B (zh) * 2007-03-09 2015-05-11 Auckland Uniservices Ltd 隱形眼鏡
US7637612B2 (en) 2007-05-21 2009-12-29 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lenses for prevention of myopia progression
US8690319B2 (en) * 2007-05-21 2014-04-08 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lenses for prevention of myopia progression
US8974526B2 (en) 2007-08-27 2015-03-10 Amo Groningen B.V. Multizonal lens with extended depth of focus
TWI467266B (zh) * 2007-10-23 2015-01-01 Vision Crc Ltd 眼科鏡片元件
US7905595B2 (en) * 2008-04-28 2011-03-15 Crt Technology, Inc. System and method to treat and prevent loss of visual acuity
AU2013231016B2 (en) * 2008-08-11 2015-07-16 Alcon Inc. A Lens Design and Method for Preventing or Slowing the Progression of Myopia
DE102009053467B4 (de) 2008-11-14 2018-01-18 Rodenstock Gmbh Ophthalmische Linse mit peripherer Brechkraftvariation
AU2009335928A1 (en) * 2008-12-19 2011-06-30 Novartis Ag Correction of peripheral defocus of an eye and control of refractive error development
JP2012513252A (ja) * 2008-12-22 2012-06-14 ザ メディカル カレッジ オブ ウィスコンシン インク 眼の長さの成長を制限するための方法および装置
US8960901B2 (en) * 2009-02-02 2015-02-24 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Myopia control ophthalmic lenses
ES2345027B1 (es) 2009-03-12 2011-09-30 Universidad De Murcia Dispositivo de correccion optica de refraccion en la retina periferica de manera asimetrica para el control de la progresion de la miopia.
CA2756799C (en) * 2009-05-04 2013-03-05 Coopervision International Holding Company, Lp Small optic zone contact lenses and methods
US8876287B2 (en) 2009-05-04 2014-11-04 Coopervision International Holdings Company, Lp Ophthalmic lenses and reduction of accommodative error
CN102483526B (zh) 2009-06-25 2013-11-13 庄臣及庄臣视力保护公司 近视控制镜片的设计
US8128223B2 (en) * 2009-10-08 2012-03-06 Crt Technology, Inc. Methods and therapeutic optical devices for regulation of astigmatism
US8246167B2 (en) * 2009-12-17 2012-08-21 Crt Technology, Inc. Systems and methods for the regulation of emerging myopia
SG183857A1 (en) * 2010-03-03 2012-10-30 Holden Brien Vision Inst Contact lenses for myopic eyes and methods of treating myopia
ES2406381B1 (es) * 2010-05-11 2014-04-25 Jaume Paune Fabre Lente de contacto para el tratamiento de la miopía.
ES2421464B1 (es) * 2010-06-04 2014-11-17 Tiedra Farmaceutica, S.L. Lente de contacto blanda correctora-estabilizadora de la miopia
WO2012073112A1 (en) 2010-12-01 2012-06-07 Amo Groningen B.V. A multifocal lens having an optical add power progression, and a system and method of providing same
WO2013113798A1 (en) 2012-01-31 2013-08-08 Carl Zeiss Meditec Ag Anti myopia lens
TWI588560B (zh) 2012-04-05 2017-06-21 布萊恩荷登視覺協會 用於屈光不正之鏡片、裝置、方法及系統
TWI516830B (zh) * 2012-05-07 2016-01-11 星歐光學股份有限公司 視力控制隱形眼鏡
US9151967B2 (en) * 2012-05-24 2015-10-06 Jonathan W. Parrelli Contact lenses
US9201250B2 (en) 2012-10-17 2015-12-01 Brien Holden Vision Institute Lenses, devices, methods and systems for refractive error
CA2887655C (en) 2012-10-17 2021-11-02 Brien Holden Vision Institute Lenses, devices, methods and systems for refractive error
TWI626491B (zh) * 2012-12-10 2018-06-11 布萊恩荷登視覺協會 用於視力校正之具有一或多個多正焦區域之眼用光學透鏡
US9050185B2 (en) * 2013-02-28 2015-06-09 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Electronic ophthalmic lens with pupil convergence sensor
WO2014184399A1 (es) * 2013-05-15 2014-11-20 Tiedra Farmacéutica, S.L. Lente de contacto blanda correctora-estabilizadora de la miopía
TWI493241B (zh) 2013-05-24 2015-07-21 Hiline Optical Co Ltd 鏡片裝置及視力控制方法
CN104181701B (zh) * 2013-05-24 2016-04-13 亨泰光学股份有限公司 镜片装置及视力控制方法
NL2011433C2 (en) * 2013-09-12 2015-03-16 Oculentis Holding B V Intraocular lens having partly overlapping additional optical active sectors on opposite sides.
WO2015108211A1 (ko) * 2014-01-16 2015-07-23 (주)고려아이텍 노안을 위한 소프트 콘택트 렌즈 및 그 제조방법
EP3102977A4 (en) 2014-02-04 2017-09-27 CRT Technology, Inc. Multifunction contact lens
US9733494B2 (en) 2014-08-29 2017-08-15 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Free form lens design and method for preventing and/or slowing myopia progression
US10061143B2 (en) 2014-08-29 2018-08-28 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Multifocal lens design for preventing and/or slowing myopia progression
KR20170066348A (ko) * 2014-09-09 2017-06-14 스타 서지컬 컴퍼니 향상된 유체 흐름과 최소 광 분산을 위한 중심 홀을 구비한 안구내 렌즈
EP3241063B1 (en) * 2014-12-29 2023-12-27 BF Research S.r.L. Contact lens and method for the production of a contact lens
US11061255B2 (en) 2015-06-23 2021-07-13 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lens comprising lenslets for preventing and/or slowing myopia progression
US10371964B2 (en) 2015-09-15 2019-08-06 Largan Medical Co., Ltd. Contact lens product
US10200391B2 (en) * 2015-09-23 2019-02-05 AVAST Software s.r.o. Detection of malware in derived pattern space
KR101711301B1 (ko) * 2015-10-12 2017-02-28 김쌍기 직경 조절구조의 홀로그램 콘택트렌즈
CN106842613A (zh) * 2015-12-07 2017-06-13 齐备 软性角膜接触镜
WO2017137840A1 (en) 2016-02-09 2017-08-17 Amo Groningen B.V. Progressive power intraocular lens, and methods of use and manufacture
US11567346B2 (en) 2016-02-10 2023-01-31 Visioneering Technologies, Inc. Induced aperture lens and method
CN105652466A (zh) * 2016-04-13 2016-06-08 上海理工大学 渐进环焦或全焦自由曲面镜片的制作方法
CN109313360A (zh) * 2016-06-07 2019-02-05 郑惠川 眼科镜片和其制造方法
EP3491456A1 (en) 2016-08-01 2019-06-05 The University of Washington Ophthalmic lenses for treating myopia
CN106896525B (zh) * 2017-05-03 2019-01-04 上海理工大学 大基弯自由曲面太阳镜的制作方法
WO2018208724A1 (en) 2017-05-08 2018-11-15 Sightglass Vision, Inc. Contact lenses for reducing myopia and methods for making the same
JP7002413B2 (ja) 2017-06-23 2022-01-20 星歐光學股▲ふん▼有限公司 コンタクトレンズ及びその製品
US20210103162A1 (en) * 2017-11-17 2021-04-08 Brighten Optix Corp. Lens with optical area to increase defocus image area
AU2018372781B2 (en) * 2017-11-24 2024-02-08 Jean Blanchard Medical device and method for management of ocular axial length growth in the context of refractive error evolution
US11768386B2 (en) 2018-01-22 2023-09-26 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lens with an optically non-coaxial zone for myopia control
US10901237B2 (en) 2018-01-22 2021-01-26 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lens with an optically non-coaxial zone for myopia control
US11789292B2 (en) 2018-01-22 2023-10-17 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lens with an optically non-coaxial zone for myopia control
US10884264B2 (en) 2018-01-30 2021-01-05 Sightglass Vision, Inc. Ophthalmic lenses with light scattering for treating myopia
US11378818B2 (en) 2018-03-01 2022-07-05 Essilor International Lens element
CN110221454A (zh) * 2018-03-01 2019-09-10 依视路国际公司 镜片元件
CA3092609C (en) 2018-03-01 2023-03-14 Essilor International Lens element
US10921612B2 (en) 2018-03-29 2021-02-16 Reopia Optics, Llc. Spectacles and associated methods for presbyopia treatment and myopia progression control
US11947197B2 (en) 2018-03-29 2024-04-02 Reopia Optics, Inc. Spectacles for presbyopia treatment and myopia progression control and associated methods
US11681161B2 (en) 2018-03-29 2023-06-20 Reopia Optics, Inc. Anti-myopia-progression spectacles and associated methods
SG11202010551TA (en) * 2018-04-26 2020-11-27 Essilor Int Lens element
GB2575842A (en) * 2018-07-25 2020-01-29 Shamir Optical Ind Ltd Aspherical ophthalmic lens
CN109725440A (zh) * 2019-03-08 2019-05-07 南开大学 控制近视发展并矫正近视散光的隐形眼镜及设计方法
CN109946849A (zh) * 2019-04-25 2019-06-28 齐备 光学框架眼镜
JP2021005081A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 ホヤ レンズ タイランド リミテッドHOYA Lens Thailand Ltd 眼鏡レンズおよびその設計方法
KR20220061098A (ko) * 2019-07-19 2022-05-12 클레리오 비전, 인크. 근시 진행 치료
TW202122875A (zh) * 2019-08-23 2021-06-16 澳大利亞商布萊恩荷登視覺協會 用於減少、最小化、及/或消除由失焦光對對焦影像之干涉的眼用鏡片
US11886046B2 (en) 2019-12-30 2024-01-30 Amo Groningen B.V. Multi-region refractive lenses for vision treatment
WO2021181885A1 (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 ホヤ レンズ タイランド リミテッド 眼鏡レンズ
GB2584546B (en) * 2020-04-06 2021-09-01 Novasight Ltd Method and device for treating vision impairment
US11934043B2 (en) 2020-04-30 2024-03-19 Coopervision International Limited Myopia control lens and related methods
US11762220B2 (en) 2020-04-30 2023-09-19 Coopervision International Limited Multifocal ophthalmic lenses and related methods
US11754858B2 (en) 2020-04-30 2023-09-12 Coopervision International Limited Multifocal ophthalmic lens and related methods
CN112394539B (zh) * 2020-07-22 2021-09-14 珠海维视艾康特医药科技有限公司 巩膜镜及其配镜方法
CN213423626U (zh) * 2020-12-03 2021-06-11 睛彩国际股份有限公司 一种新型隐形眼镜
CN114545659A (zh) * 2022-03-03 2022-05-27 上海艾康特医疗科技有限公司 角膜接触镜及其设计方法
TWI827339B (zh) * 2022-11-04 2023-12-21 黃上人 兒童近視控制隱形眼鏡

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0926559A (ja) * 1995-05-04 1997-01-28 Johnson & Johnson Vision Prod Inc 多焦点眼科用レンズおよびその製造方法
JPH0947463A (ja) * 1995-05-04 1997-02-18 Johnson & Johnson Vision Prod Inc 中間光学的屈折力を備えた多焦点レンズ
WO2005055891A1 (en) * 2003-11-19 2005-06-23 Vision Crc Limited Methods and apparatuses for altering relative curvature of field and positions of peripheral, off-axis focal positions
WO2006004440A2 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Auckland Uniservices Limited Contact lens and method for prevention of myopia progression

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3726587A (en) * 1971-03-09 1973-04-10 C Kendall Bifocal corneal contact lens and method of making same
US3933411A (en) * 1971-07-23 1976-01-20 Winner Albert E Hydrophilic contact lens with embedded stabilizing means
US4525043A (en) * 1977-11-11 1985-06-25 Leonard Bronstein Contact lens
US4418991A (en) * 1979-09-24 1983-12-06 Breger Joseph L Presbyopic contact lens
GB2086605A (en) 1980-11-03 1982-05-12 Breger Joseph Laurance Improved bivision contact lens for the treatment of presbyopia
US5526071A (en) 1993-03-31 1996-06-11 Permeable Technologies, Inc. Multifocal contact lens and method for preparing
AUPM970294A0 (en) 1994-11-28 1994-12-22 Queensland University Of Technology An optical control method
US5574518A (en) * 1995-01-10 1996-11-12 Les Laboratoires Opti-Centre Inc. System incorporation two different sphero-non-spherical contact lenses for correcting presbytia
US5929969A (en) 1995-05-04 1999-07-27 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Multifocal ophthalmic lens
US5684560A (en) * 1995-05-04 1997-11-04 Johnson & Johnson Vision Products, Inc. Concentric ring single vision lens designs
US5608471A (en) * 1995-07-03 1997-03-04 Westcon Contact Lens Co., Inc. Soft, bifocal contact lens
US6045578A (en) 1995-11-28 2000-04-04 Queensland University Of Technology Optical treatment method
US5812236A (en) 1996-11-15 1998-09-22 Permeable Technologies, Inc. Multifocal corneal contact lens pair
US5980040A (en) * 1997-06-30 1999-11-09 Wesley Jessen Corporation Pinhole lens and contact lens
US6030077A (en) * 1998-03-11 2000-02-29 Menicon Co., Ltd. Multifocal ocular lens having intermediate region with continuously varying optical power
US6210005B1 (en) 1999-02-04 2001-04-03 Valdemar Portney Multifocal ophthalmic lens with reduced halo size
US6244709B1 (en) * 1999-03-12 2001-06-12 Bausch & Lomb Incorporated Multifocal lens article
IL143503A0 (en) 2001-05-31 2002-04-21 Visionix Ltd Aberration correction spectacle lens
US6752499B2 (en) 2001-07-11 2004-06-22 Thomas A. Aller Myopia progression control using bifocal contact lenses
US20050041203A1 (en) * 2003-08-20 2005-02-24 Lindacher Joseph Michael Ophthalmic lens with optimal power profile
FR2859286B1 (fr) * 2003-08-26 2005-09-30 Essilor Int Systeme optique de compensation accommodative
US7506983B2 (en) 2004-09-30 2009-03-24 The Hong Kong Polytechnic University Method of optical treatment
JP2009511962A (ja) * 2005-10-12 2009-03-19 カール ツァイス ビジョン オーストラリア ホールディングス リミテッド 近視矯正のための眼科用レンズ要素
JP4363573B2 (ja) * 2005-12-12 2009-11-11 Hoyaヘルスケア株式会社 マルチフォーカルレンズ
US7517084B2 (en) * 2006-05-08 2009-04-14 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Multifocal contact lens designs utilizing pupil apodization
CA2653286C (en) * 2006-06-08 2016-01-05 Vision Crc Limited Means for controlling the progression of myopia
US7637612B2 (en) * 2007-05-21 2009-12-29 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Ophthalmic lenses for prevention of myopia progression
JP5108405B2 (ja) 2007-07-18 2012-12-26 パナソニック株式会社 放電灯点灯装置及び車載用照明器具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0926559A (ja) * 1995-05-04 1997-01-28 Johnson & Johnson Vision Prod Inc 多焦点眼科用レンズおよびその製造方法
JPH0947463A (ja) * 1995-05-04 1997-02-18 Johnson & Johnson Vision Prod Inc 中間光学的屈折力を備えた多焦点レンズ
WO2005055891A1 (en) * 2003-11-19 2005-06-23 Vision Crc Limited Methods and apparatuses for altering relative curvature of field and positions of peripheral, off-axis focal positions
WO2006004440A2 (en) * 2004-07-01 2006-01-12 Auckland Uniservices Limited Contact lens and method for prevention of myopia progression

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518355A (ja) * 2008-04-18 2011-06-23 ノバルティス アーゲー 近視制御手段
JP2011530726A (ja) * 2008-08-11 2011-12-22 ノバルティス アーゲー 近視の進行を防止または緩和するためのレンズ設計および方法
JP2013501963A (ja) * 2009-10-22 2013-01-17 クーパーヴィジョン インターナショナル ホウルディング カンパニー リミテッド パートナーシップ 近視または遠視の進行を阻止または遅鈍するコンタクトレンズセットおよびその方法
US9829722B2 (en) 2010-09-09 2017-11-28 The Hong Kong Polytechnic University Method and system for retarding the progression of myopia
US8950860B2 (en) 2010-09-09 2015-02-10 The Hong Kong Polytechnic University Method and system for retarding the progression of myopia
JP2013537317A (ja) * 2010-09-13 2013-09-30 ザ ホンコン ポリテクニック ユニヴァーシティー 近視の進行を遅らせる方法及びシステム
JP2014522672A (ja) * 2011-06-15 2014-09-08 ビジョネーリング テクノロジーズ、インコーポレイテッド 近視の進行を治療する方法
US10747023B2 (en) 2011-06-15 2020-08-18 Visioneering Technologies, Inc. Method of treating myopia progressions
JP2015503769A (ja) * 2011-12-25 2015-02-02 グローバル−オーケー ヴィジョン, インコーポレーテッド 多焦点光学レンズ
JP2015521751A (ja) * 2012-06-15 2015-07-30 ミンファ ダイ デフォーカスと眼のジオプトリとをコントロールする多素子レンズ、およびその用途
JP2015102871A (ja) * 2013-11-22 2015-06-04 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 改善された酸素透過を有するコンタクトレンズ
JP5689208B1 (ja) * 2013-12-09 2015-03-25 株式会社ユニバーサルビュー コンタクトレンズの組み合わせシリーズ及びその選定方法。
WO2015087436A1 (ja) * 2013-12-09 2015-06-18 株式会社ユニバーサルビュー コンタクトレンズ及びその選定方法
JP2021009408A (ja) * 2014-03-24 2021-01-28 メニコン シンガポール ピーティーイー. リミテッド 眼用レンズ
JP2017510851A (ja) * 2014-03-24 2017-04-13 メニコン シンガポール ピーティーイー. リミテッド 眼用レンズを用いた軸方向成長制御のための器具及び方法
US11947194B2 (en) 2014-03-24 2024-04-02 Menicon Singapore Pte Ltd. Apparatus and methods for controlling axial growth with an ocular lens
JP7106613B2 (ja) 2014-03-24 2022-07-26 メニコン シンガポール ピーティーイー. リミテッド 眼用レンズ
KR20160136429A (ko) * 2014-03-24 2016-11-29 메니콘 싱가포르 피티이. 엘티디. 대안 렌즈로 눈의 축방향 성장을 조절하기 위한 장치 및 방법
KR102396541B1 (ko) * 2014-03-24 2022-05-10 메니콘 싱가포르 피티이. 엘티디. 대안 렌즈로 눈의 축방향 성장을 조절하기 위한 장치 및 방법
JP2020016886A (ja) * 2014-03-24 2020-01-30 メニコン シンガポール ピーティーイー. リミテッド 眼用レンズ
US10359646B2 (en) 2014-08-20 2019-07-23 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. High plus treatment zone lens design and method for preventing and/or slowing myopia progression
US10838236B2 (en) 2014-08-20 2020-11-17 Johnson & Johnson Vision Care, Inc High plus treatment zone lens design and method for preventing and/or slowing myopia progression
US10823980B2 (en) 2014-08-20 2020-11-03 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. High plus treatment zone lens design and method for preventing and/or slowing myopia progression
JP2016045495A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 近視の進行を予防及び/又は遅延するための高プラス処置ゾーンレンズ設計及び方法
JP2021009422A (ja) * 2015-06-23 2021-01-28 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. 近視の進行を予防及び/又は鈍化するための、非共軸小型レンズを具備するコンタクトレンズ
US10845622B2 (en) 2015-09-15 2020-11-24 Largan Medical Co., Ltd. Multifocal contact lens and contact lens product
JP2019211789A (ja) * 2015-09-15 2019-12-12 星歐光學股▲ふん▼有限公司 コンタクトレンズ製品
US11467425B2 (en) 2015-09-15 2022-10-11 Largan Medical Co., Ltd. Contact lens product
US11782294B2 (en) 2015-09-15 2023-10-10 Largan Medical Co., Ltd. Multifocal contact lens and contact lens product
JP2018045232A (ja) * 2016-09-02 2018-03-22 星歐光學股▲ふん▼有限公司 コンタクトレンズ製品

Also Published As

Publication number Publication date
ZA200810105B (en) 2010-02-24
US8240847B2 (en) 2012-08-14
HUE062491T2 (hu) 2023-11-28
ES2947257T3 (es) 2023-08-03
US8672472B2 (en) 2014-03-18
BRPI0712422A2 (pt) 2012-07-03
EP2033043A2 (en) 2009-03-11
JP5789082B2 (ja) 2015-10-07
WO2007146673A3 (en) 2008-02-28
AU2007258008B2 (en) 2011-05-12
KR101430771B1 (ko) 2014-09-23
US11467424B2 (en) 2022-10-11
US10175502B2 (en) 2019-01-08
MX2008015204A (es) 2008-12-09
US9477097B2 (en) 2016-10-25
WO2007146673A2 (en) 2007-12-21
KR20090015117A (ko) 2009-02-11
AU2007258008A1 (en) 2007-12-21
EP2033043B1 (en) 2023-04-05
CN101467092B (zh) 2011-01-12
JP5982356B2 (ja) 2016-08-31
US20130010255A1 (en) 2013-01-10
CN101467092A (zh) 2009-06-24
MY147454A (en) 2012-12-14
US20140132914A1 (en) 2014-05-15
CA2653286C (en) 2016-01-05
JP2014078039A (ja) 2014-05-01
CA2653286A1 (en) 2007-12-21
US20230097873A1 (en) 2023-03-30
US20190212579A1 (en) 2019-07-11
US20070296916A1 (en) 2007-12-27
NZ573194A (en) 2011-12-22
US20170010478A1 (en) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5789082B2 (ja) 近視の進行をコントロールするための手段
JP6016151B2 (ja) 光学的に制御された周辺部分を有するレンズならびにレンズを設計および製造するための方法
KR102341449B1 (ko) 근시 진행을 예방하고/하거나 늦추기 위한 다초점 렌즈 설계 및 방법
US9829722B2 (en) Method and system for retarding the progression of myopia
EP2616876B1 (en) System for retarding progression of myopia
TWI526731B (zh) 用於近視眼的隱形眼鏡以及治療近視的方法
KR20160026725A (ko) 근시 진행을 예방하고/하거나 늦추기 위한 자유 형태 렌즈 설계 및 방법
KR20160026773A (ko) 근시 진행을 예방하고/하거나 늦추기 위한 마스크 렌즈 설계 및 방법
JP2019530012A (ja) コンタクトレンズの上方部分にレンチキュラを備えるコンタクトレンズ
CN114911073A (zh) 无级离焦镜片与框架眼镜
WO2020202081A1 (en) Contact lens and method to prevent myopia progression
TWI839248B (zh) 隱形眼鏡
TW202414043A (zh) 隱形眼鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100520

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130208

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20131227

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140206

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150309

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150408

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5789082

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250