JP2014078039A - 近視の進行をコントロールするための手段 - Google Patents

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    • G02C2202/24Myopia progression prevention

Abstract

【課題】近眼の進行をコントロールするまたは遅らせるために使用するコンタクトレンズを提供する。
【解決手段】コンタクトレンズ10は、差渡しが眼の正常な瞳孔直径22に近く装着者に鮮明な遠方の中心視力を与える中心光学ゾーン20を有する。瞳孔直径の実質的に外側にある円環形周辺光学ゾーン24は、中心光学ゾーン20の周囲に形成され、周辺光学ゾーン24を通って眼に入射する斜めの光線が網膜の周辺領域の上または前方にある焦点面に集束するように中心光学ゾーン22の屈折力よりも大きな屈折力を持つ。レンズ10の前面18は、後面16と協力して、所望の光学特性を与える形状に形作られる。また前面18は、中心光学ゾーン20と周辺光学ゾーン24との間に接合部として介在し光学特性を持つまたは持たないスムーズな遷移ゾーン30を形成するように形作られる。
【選択図】図1B

Description

[関連出願の相互参照]
本願は2006年6月8日に出願された同時係属同一出願人による豪州国仮特許出願第
2006903112号明細書に基づく優先権を主張する。該特許出願の内容を引用する
ことにより本明細書の一部をなすものとする。
[発明の分野]
本発明は、限定はされないが、特に若い人における近視の進行をコントロールするまた
は遅らせるために使用されるのに適した方法とコンタクトレンズを含む手段に関する。
特に、本発明は、近視の治療に使用されるマルチゾーン非多焦点コンタクトレンズに関
する。本発明は、Smith氏らに付与された同一出願人による米国特許第7,025,
460号(以下“Smith”)に対して新規かつ非自明な進歩をもたらす。
マルチゾーンコンタクトレンズ(multi-zone contact lens)とは、レンズの異なる部
分またはエリアが、異なる光学的特性または光学的機能、最も一般的には異なる屈折力(
refractive powers)または収差補正機能を持つものと理解されている。多焦点コンタク
トレンズは、マルチゾーンコンタクトレンズの一種(部分集合)であり、正常な瞳孔直径
に大体等しいレンズの中心部分が屈折力の異なる少なくとも2つのゾーンを持つという事
実によって特徴付けられるものである。通常、これは装着者に遠視力と近視力を両方同時
に提供するものであり、場合によっては遠視力と近視力の間の遷移視力(transition pow
er)を与える遷移ゾーン(transition zone)を設けている。従って、マルチゾーン非多
焦点レンズとは、レンズの中心部分が中心網膜上に多焦点を与えるマルチゾーンを含まな
いものである。
近視(myopia or short-sightedness)とは、遠方の物体が網膜の前方に焦点を結び、
そのためにぼけ視が起こること、つまりフォーカシング力(眼の焦点を合わせる能力)が
強すぎるという眼の問題である。近視は、通常、遠方の物体の焦点を中心網膜上に押し下
げるのに十分な負の度数(ディオプタ)を持つと同時に眼のレンズの調節(accommodatio
n)によって近くの物体が網膜の中心領域上に焦点を結ぶことを可能にする眼用レンズ(
凹レンズ)を用いて矯正される。近視は、一般的には時間の経過とともにレンズの負の度
数を上げる必要がある眼の漸進的伸長に伴う進行性疾患である。多数の望ましくない病状
がこの進行性の近視に伴って生じる。
成長中の動物の眼の伸長(elongation)は、通常、眼に入射する軸方向の光線が網膜の
中心領域上に焦点を結ぶことを可能にするフィードバックメカニズムによってコントロー
ルされることがいま一般的に受け入れられている。正視(emmetropia)ではこのメカニズ
ムはうまく機能するが、しかし近視では軸方向の光線が良好な焦点を(網膜上に)結ぶに
は伸長は過度であり、逆に遠視では不十分であると思われている。最近のSmith特許
その他の研究(引用することにより本明細書の一部をなすものとする前述の米国特許第7
,025,460号明細書に一部議論されている)が現れるまでは、このフィードバック
メカニズムをコントロールする刺激は眼内に形成される中心像のフィーチャ(features)
と関係があることが一般的に受け入れられていた。Smith氏は、刺激は中心像のクォ
リティとはほとんど関係がないが、像面湾曲(curvature of field)または周辺屈折、つ
まり周辺像のクォリティに関係していることを誰もが納得いく形で今や明らかにしている
。特に、Smith氏は、眼の伸長を引き起こす刺激は周辺焦点面が網膜の背後(後ろ側
)にあるときに生じること、そしてこの状態は最適な中心視力の観点から眼の過度で継続
的な成長にも関わらず存続する場合があることを実証した。それ故、Smith氏は、焦
点面を周辺網膜の前方(前側)にシフトする近視矯正レンズの使用を提案した。しかしな
がら、斯かるレンズ、特にSmith氏が提案したコンタクトレンズは、設計と製造が難
しく、周辺視野に顕著な視覚的な歪み(visual distortion)をもたらす可能性がある。
Smith氏の教示以前、眼の中心像のアスペクト(aspects)が近視における眼の異
常な成長の刺激を与えるという一般的な仮定に基づいて様々な多焦点コンタクトレンズが
提案された。斯かる先行技術は本発明と直接の関連性はないが、最も関心があると思われ
る問題について以下見直すことにする。
Aller氏に付与された米国特許第6,752,499号明細書は、近点内斜位も示
している若年の近視患者に近視の進行をコントロールすることを期待して市販の二重焦点
コンタクトレンズを処方することを教示している。好ましいレンズは、患者の正常な瞳孔
直径内に同心の近見用ゾーンおよび遠見用ゾーンを設けたものであった。斯かる二重焦点
コンタクトレンズは、老年者の眼における遠視の矯正のためにそれまで設計、処方されて
きた。しかしながら、Aller氏は、斯かる二重焦点コンタクトレンズは選ばれた近視
患者に対して遠近両方で更なる屈折力(近視性デフォーカス)を与えるために処方される
べきであることを提案した。明らかに、これらのレンズは、少なくとも1つのピンぼけの
軸上像が中心網膜上に常に存在し、近くの凝視と遠くの凝視の両方で像のクォリティを劣
化させるという、特有の欠点を有する。さらに、装着者が近くの物体を見ており、眼がレ
ンズの近見用ゾーンを利用しているとき、遠見用ゾーンは物体の望ましくないピンぼけ像
を生成するだけでなく、もっと重大なことに、このピンぼけ像部分は網膜の周辺領域の背
後に存在する可能性が高く、Smith氏の教示によれば、その結果、近視を進行させる
刺激を与えることになる。
Collins氏ら(Collins)に付与された米国特許第6,045,578号
明細書は、正の球面収差が成人の正視眼に通常見つかることを根拠に近視の進行を低減ま
たはコントロールする刺激を与えることを期待して中心網膜に正の球面収差を追加するこ
とを教示している。この原理は、コンタクトレンズを含む様々な眼用レンズに適用される
。しかしながら、中心像に球面収差を故意に持ち込むことはその像と視力(visual acuit
y)を劣化させることになる。Collins氏は、Smith氏が教示するところによ
れば眼の成長に不可欠な刺激が与えられる網膜の周辺領域における像の性質に何の注意も
払っていない。近視の進行をコントロールするために中心像に球面収差を故意に持ち込ん
だCollins型のレンズを使用した重要なトライアルの結果は報告されておらず本出
願人の知るところとはなっていない。
Phillips氏ら(Phillips)による国際公開第200604440(A
2)号公報のパンフレットは、(i)装着者の近視性中心視力を矯正するための視力矯正
エリアと、(ii)近くの凝視と遠くの凝視の両方で装着者の中心視力の近視性デフォー
カスを同時に与える近視性デフォーカスエリアとが存在する、二重焦点コンタクトレンズ
の使用を開示している。レンズの両方のエリア(多焦点レンズに特徴的)は、患者の正常
な瞳孔直径内に収まるので、劣化した中心像の同じ基本的な問題がここにも存在する。中
心視力に近視性デフォーカスを与える多焦点フレネル型コンタクトレンズの使用を開示す
るTo氏による米国特許出願公開第2006/0082729号明細書の教示によれば同
様の問題が顕在するが、フレネルレンズは屈折レンズと比べて像のクォリティを劣化させ
るという事実によって問題は更に悪化する。
本発明は、眼における近視の進行を抑制(あるいは阻止)するために使用されるマルチ
ゾーンコンタクトレンズ(multi-zone contact lens)と、斯かるコンタクトレンズの形
成方法、および斯かるコンタクトレンズを使用することにより眼における近視の進行を抑
制(あるいは阻止)する方法を提供する。基本的に、本コンタクトレンズは、眼の正常(
normal)な瞳孔直径に十分近いサイズを持ち、眼に鮮明な遠方視力(distance vision)
を与えることができるようなまたはそのように選択された屈折力を有する中心光学ゾーン
(central optical zone)と、眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであ
って、該ゾーンを通って患者の眼に入射する斜めの周辺方向光線を網膜の周辺領域の上ま
たは前方に位置する焦点面上に集束させるのに十分な屈折力を有する周辺光学ゾーン(pe
ripheral optical zone)とを有する。斯かる周辺焦点はSmithの教示によれば眼の
伸長を抑制するための刺激を与えるが、このタイプの2ゾーンレンズ(中でも周辺ゾーン
が円環形をしており中心ゾーンを取り囲むもの)は、Smith特許に開示されたレンズ
よりも製造がずっと容易かつ安価であり、周辺像に対する収差(例えば歪み)をより小さ
く押さえる可能性がある。
遠くの物体と近くの物体の両方からの軸方向光線は、従来の二重焦点コンタクトレンズ
のように2つ以上の焦点ゾーンを通過するのではなく、レンズの単一屈折力を持つ中心ゾ
ーンだけを通過するので、近くの凝視の正常な調節(accommodation)を前提に、遠くの
像と近くの像は両方とも鮮明である。それ故に、本発明のマルチゾーンコンタクトレンズ
は、近くても遠くてもあらゆる物体からの軸方向光線を両方ともインターセプトするよう
に2つの焦点ゾーンが瞳孔上に存在するタイプの二重焦点コンタクトレンズではない。既
に指摘したように、斯かる二重焦点レンズは従来技術において近視治療用に提案された。
進行性の近視は一般に子供と若年成人を悩ますので、中心光学ゾーンの直径は、通常、
約3mmより大きく、かつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならない(
つまり[瞳孔直径(mm)−1mm]以上でなければならない)。視覚研究者の間でStil
es-Crawford効果として知られているものが存在するせいで、網膜への途上で眼の瞳孔の
端近くを通過する光線(“周辺光線(marginal rays)”とも呼ばれる)は、より瞳孔中
心近くを通過する光線よりも視覚的な重要度が低い。従って、中心光学ゾーンは、眼の正
常な瞳孔直径より正確に大きくする必要はない。
他方、中心光学ゾーンの最大直径は、正常な瞳孔直径より1mmを超えた大きさにない
ことが好ましい。円環形周辺光学ゾーンが採用される場合には、その内直径(内側の直径
)は好ましくは中心光学ゾーンの外直径(最大直径)に近く、その外直径(外側の直径)
は通常は8mm未満である。コンタクトレンズ全体の直径は一般的には13mm乃至15
mmの範囲に存在し、レンズを眼の正しい位置に保持するのを手助けする役割を果たすス
カート状リングまたは担体部(carrier portion)によって追加のエリアが形成される。
コンタクトレンズには普通にあることだが、後面は患者の角膜の形状に快適にフィット
するような形状に形作られ、前面は(後面の形状と一緒になって)それぞれの屈折力を持
つ所望の光学ゾーンを生成するように成形される。しかしながら、本考案のコンタクトレ
ンズによれば、中心光学ゾーンと周辺光学ゾーンの屈折力の差は8ディオプタ(D=Diop
ter(s))程度であることが可能であり、中心光学ゾーンと周辺光学ゾーンの接合部分にお
けるレンズ前面の形状の不連続性が重要となり得る。従って、この接合部分におけるレン
ズ前面の形状は、異なるゾーンの形状の間の遷移を滑らかにするかつ/またはゾーン間の
狭い帯域における屈折力の漸増を可能にする遷移ゾーン(transition zone)を形成する
ことが望ましいと考えられる。しかしながら、遷移ゾーンの目的は、レンズの外面を滑ら
かにするとともに、短い距離で屈折力が突然変化することによってもたらされる可能性が
ある光学的なアーチファクトまたは歪みを低減することにある。このような中間的な屈折
特性を持つ幅の狭いリングが与えられることがあっても、カーブを単純に融合(blend)
または隅肉(fillet、肉付けすること)することにより多くの場合、十分である。
本発明のコンタクトレンズは、それぞれの眼についてテーラーメードされることが理想
であるが、ターゲットする人口における正常な瞳孔サイズの範囲(および眼の形)の推定
値に基づいてレンズが大量生産されることが一般により実際的であり、かつ経済的であろ
う。従って、実際には、特定の患者に対する正常な瞳孔サイズとレンズの中心ゾーンのサ
イズとの間の一致に関していくらかの許容度が必要となるであろう。
より具体的な態様として、本発明が提供するコンタクトレンズは、装着者が眼にレンズ
を装着したときの眼の正常な瞳孔直径に十分近い差渡し寸法(dimension)を持ち、装着
者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を
有する中心光学ゾーンと、前記中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置されており、
かつ装着者が眼にレンズを装着したときの眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在する
ゾーンであって、装着者が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射す
る軸外光線を網膜の中心領域の周囲に位置する網膜の周辺領域の上または前方のポイント
に集束させるのに十分な量だけ前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を有する
周辺光学ゾーンとを含む。
本発明のコンタクトレンズは、更なる態様として、湾曲の仕方が異なる隣接する前面を
有する中心光学ゾーンおよび周辺光学ゾーンと、前記隣接する前面の間に形成されており
中心光学ゾーンおよび周辺光学ゾーンのそれぞれの湾曲の仕方が異なる隣接する前面をス
ムーズに(不連続性が生じないように)融合(blend)することができるような形状に形
成された遷移ゾーンとを有する。この遷移ゾーンは、好ましくは更に、前記中心光学ゾー
ンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に変化する屈折力を与える。
なお更なる態様として、本発明が提供するコンタクトレンズは、装着者の眼における近
視の進行を低減(reduce)するために使用されるコンタクトレンズであって、前面と後面
を有する透明材料からなり、前記後面は装着者の眼にフィットするようなベースカーブ(
base-curve)を描くように形成され、前記前面は、直径は少なくとも3mmであるが装着
者の眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならない実質的に円形形状のゾー
ンであって、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができ
るような屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾー
ンと、前記中心光学ゾーンを取り囲む円環形状のゾーンであって、レンズを装着したとき
に、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも1ディオプタを超える量だけ大きく、かつ当該ゾ
ーンを通って眼に入射する軸外光線(off-axis rays)を網膜の中心領域の周囲に位置す
る網膜の周辺領域内において実質的に網膜の上または前方にある焦点面上に集束させるの
に十分な屈折力を前記ベースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した円環形周辺光
学ゾーンとを含む。
本発明は更に、装着者の眼における近視の進行を低減するためのコンタクトレンズを形
成するための方法も提供する。本方法は、透明材料上に、レンズの装着者の眼にフィット
するようなベースカーブを描くように湾曲した後面を形成するステップと、同じ透明材料
上に、前記後面とは間隔を置いて前面を形成するステップとを含む。前記前面は、最小差
渡し寸法が眼の正常な瞳孔直径に十分近くなるように選ばれており、装着者に眼の網膜の
中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベースカー
ブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、前記中心光学ゾーンの周囲
を取り囲み、かつ眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、装着者
が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射する周辺方向の光線を眼の
網膜の周辺領域の上または前方にある焦点面上に集束させるのに十分な量だけ前記中心光
学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を生み出す周辺光学ゾーンとを含む。
加えて、本発明は、眼における近視の進行を抑制(inhibit)する方法も提供する。本
方法は、中心光学ゾーン屈折力を持つ中心光学ゾーンと周辺光学ゾーン屈折力を持ち前記
中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置された周辺光学ゾーンとを有するマルチゾー
ンコンタクトレンズを装着者の眼に提供するステップと、前記中心光学ゾーン屈折力を眼
に鮮明な中心視力を与えるように選択するステップと、周辺光学ゾーン屈折力を、前記中
心光学ゾーン屈折力よりも大きく、前記周辺光学ゾーンを通って眼に入射する軸外光線(
off-axis)が眼の周辺網膜の上または前方のポイントに集束することが保証されるように
選択するステップと、前記中心光学ゾーンのサイズを正常な瞳孔直径よりほぼ大きくなる
ように選択するステップとを含む。
以上が本発明のアウトラインである。次に添付図面を参照して本発明の実施の最良の形
態を詳細に説明する。しかしながら、本発明は選ばれた実施形態に対する多くの変形例と
本発明が適用される多くの他の例も本願特許請求の範囲の各請求項よって定められる本発
明の範囲内で可能であることが認められるであろう。
本発明の教示に基づいて形成される第1の例のマルチゾーンコンタクトレンズの正面図である。レンズ面は装着時の状態のように垂直と考える。 図1Aのコンタクトレンズの断面図である。複数あるハッチング部分は物理的に異なる部分ではなく機能的に異なるゾーンを表している。 本発明に基づいて形成される第2の例のマルチゾーンコンタクトレンズの正面図である。 図2Aのコンタクトレンズの断面図である。複数あるハッチング部分は物理的に異なる部分ではなく機能的に異なるゾーンを表している。 図1Aと図1Bに示された第1の例のコンタクトレンズの複数の光学ゾーンのレンズ直径に対する、中心光学ゾーンの均一な屈折力を基準とした相対屈折力のグラフを示す図である。 図2Aと図2Bに示された第2の例のコンタクトレンズの複数の光学ゾーンのレンズ直径に対する、中心光学ゾーンの均一な屈折力を基準とした相対屈折力のグラフを示す図である。 第1の例(図1Aおよび図1B)のマルチゾーンコンタクトレンズにフィットしたヒトの眼の装着時の断面図である。第1の例のレンズの光学ゾーンによって生成される中心網膜と周辺網膜に対する焦点面が示されている。 第2の例(図2Aおよび図2B)のマルチゾーンコンタクトレンズにフィットしたヒトの眼の装着時の断面図である。第2の例のレンズの光学ゾーンによって生成される中心網膜と周辺網膜に対する焦点面が示されている。
以下、図1Aおよび図1Bのレンズ、図3の屈折力のグラフ、およびヒトの近視眼14
の角膜12上に正しく置かれたレンズ10を示している図5の眼の断面を参照して、本発
明の実施の一形態による第1例のコンタクトレンズ(全体を通して符号10)を説明する
。従来のように、レンズ10は、眼14の角膜12の形状にフィットした後面(後部曲面
)16と前面(前部曲面)18を持つように、選ばれた屈折率を持つ均一な透明プラスチ
ック材料から成形される。しかしながら、この場合、前面18は、後面16の形状と組み
合わさって、2つの光学ゾーンが設けられるように形作られる。(i)1つの光学ゾーン
20は眼14の正常な瞳孔(図1Bと図5では符号22)の直径に実質的に等しい、言い
換えると十分に近い中心円形光学ゾーン20で、(ii)もう1つの光学ゾーンは、中心
ゾーン20を取り囲む、瞳孔22の正常な直径より実質的に外側にある円環形周辺光学ゾ
ーン24である。加えて、前面18と後面16は、外側に向かって次第に薄くなり薄い縁
端部28で終端する担体部(carrier portion)26を形成するように形作られている。
また担体部26はその光学特性のためというよりは、レンズの使用中、眼14の中心にレ
ンズ10を保持するのを助ける目的で設計されている。コンタクトレンズにおける斯かる
周辺担体部のデザインとその使用は従来からよく知られている。最後に、前面18は光学
ゾーン20と24の間にスムーズな遷移ゾーン30を形成するように形作られている。た
だ遷移ゾーン30は本例ではユーザの違和感を和らげるために光学ゾーン20と24の隣
接する周縁部を融合させるだけで、光学的機能は特に果たさない。図1Aと図1Bではリ
ング状の遷移ゾーン30の幅は説明目的で誇大に描かれている。また図1Bの断面におけ
る異なるハッチングパタンはレンズ10の異なる機能を果たす領域を示すためのものであ
り、これらのゾーンが異なる物理材料からできているということを示唆するものではない
ことは理解されるべきである。本願の目的のため、用語“中心ゾーン”と用語“中心光学
(的)ゾーン”は交換可能に使用されることは理解されるべきである。同様に、レンズ設
計製造の当業者なら容易に理解するように、用語“周辺光学(的)ゾーン”と用語“周辺
ゾーン”は交換可能に使用される。
中心光学ゾーン20において、レンズ10の前面18と後面16が組み合わされた形状
は、近視眼14に対して遠方での屈折状態に適合する必要のある屈折力を与え、単一の鮮
明な遠方像が網膜34の中心領域32(図5参照)に形成されるように中心ゾーン20の
直径は正常な瞳孔サイズに実質的に一致する。しかしながら、中心光学ゾーン20を正常
な瞳孔サイズに正確に一致させることは多数の理由から非現実的または望ましくないと思
われる。第1に、正常な瞳孔サイズの測定値は実行者と機器の間で幾分変化する可能性が
あり、実際の瞳孔サイズは通常、環境照明によって変化するものである。第2に、レンズ
の大量生産の需要は少数の標準化された中心ゾーン直径のみが与えられることを意味する
。通常、標準化された中心ゾーン直径は関心のある人口、例えば本例では若年者人口、の
平均瞳孔サイズに基づく。第3に、検査の際、被験者の眼で視軸と光軸との間に大きな違
いまたは隔たりが存在することが見つかった場合には、最適な中心視力を確保するために
瞳孔直径22よりも若干大きめの中心光学ゾーン20を選ぶことが好ましいことがある。
第4に、ある職業上の要件を満足するようにより広い視野を可能にするためにより大きな
中心ゾーンを選ぶことが望ましい場合もある。例えば、アスリートその他の活動的な人々
は視界の障害を減らすためにより広い遠方ゾーン(distance zone)を好む場合がある。
もちろん、技術面で共通するように、処方は乱視を矯正するためにレンズの前面および/
または後面上の円環形状を指定することによって個別の眼に適合するように調整すること
が可能である。第5に、Stiles-Crawford効果が存在するせいで、網膜への途上で眼の瞳
孔の端近くを通過する光線(“周辺光線(marginal rays)”とも呼ばれる)はより瞳孔
中心近くを通過する光線よりも視覚的な重要度が低いことが知られている。従って、視力
に関して、瞳孔内の周縁部分は瞳孔のより中心の部分ほど重要度は大きくない。
本発明の中心光学ゾーンは、形状が円形である必要はないことは認められよう。レンズ
が処方される個人に応じて、中心光学ゾーンの形状を非円形形状に選ぶことに利点がある
。非円形形状を選ぶことが特に有利な場合の例としては(限定はされないが)レンズが眼
の瞳孔と同心状に存在しない場合(偏心した位置にある瞳孔によって生じる可能性がある
)、またはレンズが角膜の中心に位置していない場合(角膜または瞼のレンズへの影響の
幾何学的な非対称性が原因で起こる可能性がある)があげられる。非円形形状が中心光学
ゾーンにとって有益である他の例としては個人が水平方向により広い鮮明な視力を好むケ
ース(例えば運転など)があげられる。非円形形状は楕円形または“洋ナシ形”を含む任
意の幾何学的形状が許される。中心光学ゾーンの斯かる非円形形状デザインでは、正常な
瞳孔直径に対して中心ゾーンの大きさを正しく定めるための主要な幾何学パラメータは非
円形形状の最小差渡し寸法(例えば楕円形ではそれは狭い方の“幅”、つまり楕円の短軸
の長さである)である。同じような理由で、中心光学ゾーンを取り囲む周辺ゾーンの形状
とサイズも円形である必要はない。本願の目的のため、レンズ設計の当業者なら容易に理
解するように、用語“差渡し寸法(dimension)”は、サイズと形状を指すことは容易に
理解されよう。
いずれにしても、本発明の実施形態によれば、真正面から見たときに、中心ゾーン20
は正常な瞳孔直径内に全体ではないにしても収まるとともに、周辺ゾーン24は、正常な
瞳孔直径の外側に全体ではないにしても存在することが一般に望ましい。本発明の実施形
態に基づく斯かる幾何学的配置は、既に言及した従来技術の開示内容と直に矛盾すること
が認められよう。この望ましい配置構成は、通常、中心ゾーン20と周辺ゾーン24との
間に遷移ゾーン30を介在させることによって容易になることにも気が付くかもしれない
。なぜならば、遷移ゾーンは周辺ゾーンの内直径を事実上拡張するからである。
図3は第1例のレンズ10の光学特性を示しており、図5には眼12に対するその効果
が示されている。図3では、レンズ直径に対するレンズ10の相対屈折力がプロットされ
ている。このプロットにおいて中心ゾーン20の遠方屈折力は随意にゼロに設定されてい
る。従って、本例では、中心ゾーン20の直径(眼12の正常な瞳孔直径22)は3.5
mm、周辺ゾーンの内直径と外直径はそれぞれ4.5mmと8mm、そして遷移ゾーン3
0の幅は約0.5mmとなる。中心ゾーン20の屈折力は実質的に均一であり、遷移ゾー
ン30上において屈折力は1.5Dまで急激に増大し、Smith氏の教示するところと
は対照的に周辺ゾーン24の屈折力はその直径にわたって実質的に一定のままである。遷
移ゾーン30内における屈折力の急峻な増大は、本例ではこの狭いゾーンの屈折力は通常
正確にはコントロールすることはできないので、勾配のある破線40によって概念的に示
されている。既に示唆したように、遷移ゾーン30におけるレンズ10の前面18は屈折
力の漸進的または累進的な遷移を与えるが、光学ゾーン20と24の異なる分布(プロフ
ァイル)の接合部における非連続性を単に融合または滑らかにするように成形される。
図5からわかるように、Smith氏の教示に従って眼の伸長と近視の進行を抑制する
のに必要な刺激を与えるには網膜34の周辺領域44における焦点面42を周辺網膜44
の前方にシフトすることで(被験者の眼14にとっては)十分であることから、周辺ゾー
ン24における1.5Dの階段増加(step increase)が選ばれる。レンズ10の遷移ゾ
ーン30で起こる焦点面の“前方ステップ”は符号46に示されているが、既に指摘した
ように、このステップの形状または勾配は本例では随意にコントロールされず、その描写
は概念的である(現実に図に描かれた通りになっているとは限らない)。本発明の実施形
態は、一般に網膜の中心から周辺まで、特に周辺光学ゾーン24にわたって増大する屈折
力を与えるためにレンズ10の周辺光学ゾーン24を正確に形作る必要性がなくなること
により、Smith特許を超えて大きな改善を実現する。
図5は下側からレンズ10、角膜12および瞳孔22を通って眼14に入射する複数の
光線を示している。瞳孔22の直径は虹彩36によって決まる。これらの光線は眼の自然
レンズ(簡単のため図示されていない)内にある節点48を概念的に通過する。同じく簡
単のため、上側、鼻側、側頭部から眼に入射する同じような光線群は基本的に下側からの
ものと重複するために描かれていない。軸方向の光線50は眼12の視軸と光軸の両方と
一致し、光線50が網膜34の中心窩52上に焦点を結ぶようにレンズ10は角膜12上
に同心であることが想定される。レンズ10の中心部分20を斜めに通過する軸外光線5
4は実質的に網膜の中心領域32上に焦点を結び、遠方の物体はその上に鮮鋭な焦点を結
び、近くの物体は自然レンズの調節(accommodation)によって焦点を結ぶことが任せら
れる。従って、レンズ10の中心ゾーン20の処方された屈折力のおかげで、遠くの物体
から中心光学ゾーン20を通って眼に入射するほとんど全ての光線は網膜の中心領域32
上に鮮鋭な焦点を結び、破線55で示したような像が形成される。
レンズ10の遷移ゾーン30を通過するより斜めの軸外光線(例えば光線56)は焦点
面42の前方ステップ46を生成すると考えられるが、しかし既に指摘したように、遷移
ゾーン30は随意に設計されず、光線56は眼12の中でピンぼけの状態で分散する可能
性が高い。しかしながら、ここでも同じように、斯かる光線の純粋に概念的な経路が破線
56aで示されている。光線56よりも斜めで軸外光線54よりももっと斜めの周辺方向
の光線(周辺光線)58は、レンズ10の周辺光学ゾーン24を通過し、虹彩36の端近
く(つまり瞳孔22の外周近く)の方向を向いており、ゾーン24のより大きな屈折力の
おかげで、眼の成長の望ましい抑制刺激が与えられるように網膜34の周辺領域44の前
方(前側)に位置する周辺焦点面42上のポイント59で焦点を結ぶ。図5を検討してわ
かるように、光線56と58の間の周辺角で眼12に入射する周辺光線は焦点面42に沿
って網膜34の前方に焦点を結ぶ。この際、より斜めでない光線は眼の伸長を遅らせるた
めの強い刺激を与えるように網膜34の更に前方に焦点を結ぶ。
次に本発明の第2例を、図2Aと図2Bに示されたレンズ、図4に示された対応する屈
折力のグラフ、図6に示された対応する眼の断面を参照して説明する。これらの図をざっ
と見てわかるように、第1および第2例は多くの共通する図面を共有しているので、第1
例の参照符号の先頭に数字“1”が付け足されたことを除いて、同様の参照符号が第1例
の構成要素と同じまたは類似の機能を有する第2例の構成要素にも使用される。従って、
符号110と114は第2例のレンズと被験者の眼を示しているのに対して、中心ゾーン
、遷移ゾーンと周辺光学ゾーンはそれぞれ符号120、130および124で示されてい
る。類似の構成要素と機能をこのようにして示すことによって、第2例の説明を効果的に
短縮することができる。
第1例と第2例の主な違いは、レンズ110の遷移ゾーン130と周辺ゾーン124の
デザインの違いにある。図4の屈折力曲線からわかるように、中心光学ゾーン120の直
径は、約3.5mmであり、眼112の正常な瞳孔直径122は第1例の眼12のものと
ほぼ同じであることを示している。しかしながら、第2例のレンズ100の遷移ゾーン1
30の幅は、このゾーンの光学デザインをある程度コントロールすることができるように
1.25mmである。このことは、円環形周辺ゾーン124が本例ではより狭いことを意
味し、内直径は約6mmだが、レンズ10のゾーン24と基本的に同じ外直径(約8mm
)を持つ。周辺ゾーン124がより狭いにもかかわらず、ゾーン124の内側の屈折力は
、レンズ10のゾーン24の屈折力よりも大きいだけでなく(中心ゾーンの屈折力に関し
て第1例では1.5Dに対して第2例では2.5D)、担体部126に向かって外向きに
徐々に増大する。このデザインは、眼112の周辺焦点面142が前方にシフトされる平
均量を増大させることによって眼の成長を抑制する刺激を強めることを意図している。
図2Aと図2B、そして図6からわかるように、遷移ゾーン130は累進フォーカスゾ
ーン160、それと中心光学ゾーン120との間に第1の融合ゾーン(blend zone)16
2、それと周辺光学ゾーン124との間に第2の融合ゾーン(blend zone)164を含む
。第1の例のように、融合ゾーン162および164は光学的機能を果たすことを意図し
ていないが、その代わりに一方の側では累進ゾーン160と中心光学ゾーン120との間
に、他方の側では累進ゾーンと周辺光学ゾーン124の間に、(図4のグラフで見て)単
にスムーズな曲線を描くことを意図としている。これにより、図4の屈折力曲線の一部分
164に示されるように累進ゾーン160における屈折力は、実質的に線形に増大するこ
とが可能となり、網膜134の焦点面の中心領域132と周辺領域142の間のステップ
146の形状を画定するゾーン160を通過する光線156(実線)の経路についてそれ
なりの確かさが考慮できる。この場合も同様に、レンズ110は患者の角膜112に快適
にフィットするように湾曲した後面116を持ち、中心光学ゾーン120と累進光学ゾー
ン160と周辺光学ゾーン124における所望レベルの屈折力はレンズ110の前面11
8を正確な形状に形作ることによって得られることが好ましい。
第2の例では、検査の際に、中心視力の焦点が網膜134の前方に位置しているという
点で眼112が近視であることが見つかるだけでなく、網膜の周辺領域144においてこ
の領域おける焦点が完璧に網膜の背後に位置しているという点で眼が強い遠視を示してい
ることが診断されることも想定されている。従って、中心視力の近視の度合いが第1の例
の眼12と同じで遠方の焦点が網膜134の中心領域132上に配置されるように中心視
力を矯正するために同じ処方を必要とすることがあっても、近視が眼112においてより
強度に進行性で、周辺領域144において網膜134の前方に焦点面142が配置される
ように周辺視力に対してより強い処方が必要とされるという可能性が高い。以前のように
、近軸光線(例えば光線150)は、眼120の光軸に沿って進み、中心窩152に焦点
を結ぶと考えられる。また中心光学ゾーン120を通過する斜めの光線(例えば光線15
4)は、134に焦点を結んで網膜の中心領域132上に焦点面155を形成し優れた遠
方視力をもたらす。周辺光学ゾーン124を通過する斜めの周辺光線158は、網膜13
4の周辺領域144の前方に位置する焦点面142上に焦点を結ぶ。
特定の実施形態を例にとって本発明を詳細に説明してきたが、当業者にとっては、特許
請求の範囲の各請求項によって画定される本発明の範囲に含まれることを意図した、それ
らの実施形態の様々な変更、変形、代替が可能であり、均等物もその範囲に含まれること
は明らかであろう。

Claims (37)

  1. 装着者が眼にレンズを装着したときの眼の正常な瞳孔直径に十分近い差渡し寸法を持ち
    、装着者に眼の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈
    折力を有する中心光学ゾーンと、
    前記中心光学ゾーンよりも半径方向に外側に配置されており、装着者が眼にレンズを装
    着したときの眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在するゾーンであって、装着者が眼
    にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入射する軸外光線を網膜の中心領域
    の周囲に位置する網膜の周辺領域の上または前方のポイントに集束させるのに十分な量だ
    け前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を有する周辺光学ゾーンと
    を含んでなるコンタクトレンズ。
  2. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1デ
    ィオプタ(D)だけ大きいものである請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプ
    タと8ディオプタの間だけ大きいものである請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  4. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも
    3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択
    されるものである請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも
    3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択
    されるものである請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  6. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも
    3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択
    されるものである請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  7. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し

    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学
    ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐよう
    に形作られている、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  8. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し

    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学
    ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐよう
    に形作られている、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  9. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し

    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学
    ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐよう
    に形作られている、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  10. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンは、湾曲の仕方が異なる隣接した前面を有し

    前記隣接した前面の間には遷移ゾーンが介在しており、該遷移ゾーンは、前記中心光学
    ゾーンと前記周辺光学ゾーンの前記湾曲の仕方が異なる隣接した前面を滑らかに繋ぐよう
    に形作られている、請求項4に記載のコンタクトレンズ。
  11. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該
    遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次
    的に変化する屈折力を与えるものである、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  12. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該
    遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次
    的に変化する屈折力を与えるものである、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
  13. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該
    遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次
    的に変化する屈折力を与えるものである、請求項3に記載のコンタクトレンズ。
  14. 前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間に介在する遷移ゾーンを更に含み、該
    遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次
    的に変化する屈折力を与えるものである、請求項4に記載のコンタクトレンズ。
  15. 装着者の眼における近視の進行を低減するために使用されるコンタクトレンズであって
    、前面と後面を有する透明材料からなり、前記後面は装着者の眼にフィットするようなベ
    ースカーブを描くように形成され、前記前面は、
    直径は少なくとも3mmであるが装着者の眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小
    さくはならない実質的に円形形状のゾーンであって、装着者に眼の網膜の中心領域内にお
    いて鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベースカーブと一緒になっ
    て作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、
    前記中心光学ゾーンを取り囲む円環形状のゾーンであって、レンズを装着したときに、
    前記中心光学ゾーンの屈折力よりも1ディオプタを超える量だけ大きく、当該ゾーンを通
    って眼に入射する軸外光線を網膜の中心領域の周囲に位置する網膜の周辺領域内において
    実質的に網膜の上または前方にある焦点面上に集束させるのに十分な屈折力を前記ベース
    カーブと一緒になって作り出すように湾曲した円環形周辺光学ゾーンと
    を含むコンタクトレンズ。
  16. 前記1ディオプタを超える量は、約2.5ディオプタと8ディオプタとの間にある請求
    項15に記載のコンタクトレンズ。
  17. 装着者の眼における近視の進行を低減するためのコンタクトレンズの形成方法であって

    透明材料上に、レンズの装着者の眼にフィットするようなベースカーブを描くように湾
    曲した後面を形成するステップと、
    同じ透明材料上に、前記後面とは間隔を置いて前面を形成するステップであって、
    最小差渡し寸法が眼の正常な瞳孔直径に十分近くなるように選ばれており、装着者に眼
    の網膜の中心領域内において鮮明な遠方視力を与えることができるような屈折力を前記ベ
    ースカーブと一緒になって作り出すように湾曲した中心光学ゾーンと、
    前記中心光学ゾーンの周囲を取り囲み、かつ眼の正常な瞳孔直径の実質的に外側に存在
    するゾーンであって、装着者が眼にレンズを装着しているときに該ゾーンを通って眼に入
    射する周辺方向の光線を眼の網膜の周辺領域の上または前方にある焦点面上に集束させる
    のに十分な量だけ前記中心光学ゾーンの屈折力よりも大きな屈折力を生み出す周辺光学ゾ
    ーンと、を含むように、前面を形成するステップと
    を含む、コンタクトレンズの形成方法。
  18. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1デ
    ィオプタ(D)だけ大きいものである、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法
  19. 前記周辺光学ゾーンの屈折力は、前記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプ
    タと8ディオプタの間だけ大きいものである、請求項17に記載のコンタクトレンズの形
    成方法。
  20. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも
    3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択
    されるものである、請求項17に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  21. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも
    3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択
    されるものである、請求項18に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  22. 前記中心光学ゾーンの差渡し寸法は、該中心光学ゾーンの最小差渡し寸法が少なくとも
    3mmでありかつ眼の正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように選択
    されるものである、請求項19に記載のコンタクトレンズの形成方法。
  23. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一
    緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に
    変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項17に記載のコンタクトレン
    ズの形成方法。
  24. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一
    緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に
    変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項18に記載のコンタクトレン
    ズの形成方法。
  25. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一
    緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に
    変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項19に記載のコンタクトレン
    ズの形成方法。
  26. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記ベースカーブと一
    緒になって前記中心光学ゾーンの屈折力と前記周辺光学ゾーンの屈折力との間で漸次的に
    変化する屈折力が生み出されるように湾曲している、請求項20に記載のコンタクトレン
    ズの形成方法。
  27. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの
    カーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項17に
    記載のコンタクトレンズの形成方法。
  28. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの
    カーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項18に
    記載のコンタクトレンズの形成方法。
  29. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの
    カーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項19に
    記載のコンタクトレンズの形成方法。
  30. 前記前面を前記中心光学ゾーンと前記周辺光学ゾーンとの間にリング状の遷移ゾーンが
    介在するように形成するステップを更に含み、前記遷移ゾーンは、前記中心光学ゾーンの
    カーブを前記周辺光学ゾーンのカーブと滑らかに繋ぐように湾曲している、請求項20に
    記載のコンタクトレンズの形成方法。
  31. 眼における近視の進行を抑制する方法であって、
    中心光学ゾーン屈折力を持つ中心光学ゾーンと周辺光学ゾーン屈折力を持ち前記中心光
    学ゾーンよりも半径方向に外側に配置された周辺光学ゾーンとを有するマルチゾーンコン
    タクトレンズを装着者の眼に提供するステップと、
    前記中心光学ゾーン屈折力を眼に鮮明な中心視力を与えるように選択するステップと、
    周辺光学ゾーン屈折力を、前記中心光学ゾーン屈折力よりも大きく、前記周辺光学ゾー
    ンを通って眼に入射する軸外光線が眼の周辺網膜の上または前方のポイントに集束するこ
    とが保証されるように選択するステップと、
    前記中心光学ゾーンのサイズを正常な瞳孔直径よりほぼ大きくなるように選択するステ
    ップと
    を含む方法。
  32. 前記中心光学ゾーンのサイズを選択するステップは、中心光学ゾーンのサイズを、少な
    くとも3mmはあり、かつ正常な瞳孔直径よりも1mmを超えて小さくはならないように
    選択することを更に含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1ディ
    オプタ(D)だけ大きくなるように選択するステップを更に含む、請求項31に記載の方
    法。
  34. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を前記中心光学ゾーンの屈折力よりも少なくとも約1ディ
    オプタ(D)だけ大きくなるように選択するステップを更に含む、請求項32に記載の方
    法。
  35. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を選択するステップは、前記周辺光学ゾーンの屈折力を前
    記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタ乃至8ディオプタの間だけ大きくな
    るように選択することを更に含む、請求項31に記載の方法。
  36. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を選択するステップは、前記周辺光学ゾーンの屈折力を前
    記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタ乃至8ディオプタの間だけ大きくな
    るように選択することを更に含む、請求項32に記載の方法。
  37. 前記周辺光学ゾーンの屈折力を選択するステップは、前記周辺光学ゾーンの屈折力を前
    記中心光学ゾーンの屈折力よりも約2.5ディオプタ乃至8ディオプタの間だけ大きくな
    るように選択することを更に含む、請求項33に記載の方法。
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