JP2009527382A - 自動車用の軽量の遮音カバーを製造するための改良された方法および、そのカバー - Google Patents

自動車用の軽量の遮音カバーを製造するための改良された方法および、そのカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2009527382A
JP2009527382A JP2008555805A JP2008555805A JP2009527382A JP 2009527382 A JP2009527382 A JP 2009527382A JP 2008555805 A JP2008555805 A JP 2008555805A JP 2008555805 A JP2008555805 A JP 2008555805A JP 2009527382 A JP2009527382 A JP 2009527382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
cover
sound
pores
substantially free
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008555805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009527382A5 (ja
Inventor
ゾルタウ,ディルク
ハンセン,ミヒャエル
グルナ,モニカ
グロス,トマス
Original Assignee
バイエル マテリアルサイエンス アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バイエル マテリアルサイエンス アクチェンゲゼルシャフト filed Critical バイエル マテリアルサイエンス アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2009527382A publication Critical patent/JP2009527382A/ja
Publication of JP2009527382A5 publication Critical patent/JP2009527382A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/04Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities
    • B29C44/0407Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by regulating the temperature of the mould or parts thereof, e.g. cold mould walls inhibiting foaming of an outer layer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation
    • B60R13/0815Acoustic or thermal insulation of passenger compartments

Abstract

自動車のボディコンポーネント用の軽量の遮音カバー(1、1’、1’’、1’’’)、特に軽量のダッシュボードカバー、を製造する方法であって、
ここでカバー(1、1’、1’’、1’’’)は、ポリオールとイソシアネートを含む反応性混合物を発泡工具(9)の空洞(11)への注入することによる単一段操作で、発泡吸音成形部品として製造され、
ここで、該発泡成形部品が、一方の側に少なくとも0.5mmの厚さを伴う合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を有し、且つ前記スキン(1.1)の反対側に開口した多孔性表面(1.2)および/またはより薄くて音を浸透するスキン(1.4)を有するようなやり方で、注入の前および/または間に、発泡工具(9)の空洞(11)を画定する少なくとも一つの所定の表面部分(17)が温度制御される。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車用の軽量の遮音カバーを製造するための改良された方法および、そのカバー、特に乗客コンパートメントに配置されるダッシュボードカバーとして作られるカバー、に関係する。
従来の自動車用のダッシュボードカバーは、遮音性の重い層と、発泡層または織られた(textile)フリース層とから作られ、ここでこの発泡層またはフリース層は弾性バネとして働き、そして重い層は音響バネ質量系として働く。このようなダッシュボードカバーの単位あたりの質量は、概して2kg/mを超える範囲にある。
DE27 35 153 A1公報から、低い比重を伴うバネ質量系が知られており、それは二重マットとして作られ、それは開口した小孔を伴う軟質のポリウレタンと充てんされた重いポリウレタン発泡体でできたカバー層とから構成され、そしてそれは特に自動車用のフロントウォールカバーとして意図される。従ってこの重いポリウレタン発泡体は合体した(integral)発泡体として作られ、そして80〜90のショア硬度Aを有し、そして400質量%〜500質量%の追加の充てん材含有率を有する。前記のカバー層の硬度仕様を達成するために、市販の硬質発泡ポリオールおよび市販の軟質発泡ポリオールでできたポリオール混合物が使用される。このカバー層とポリウレタン軟質発泡層は、お互いの間で背面発泡(back-foaming)によって接続され、ここでこのカバー層は型に挿入され、そして軟質ポリウレタン発泡体とともに背面発泡する。前記二重マットの製造は、比較的時間とコストがかかる。
本発明の目的は、遮音性および吸音性のカバー、特に自動車用のダッシュボードカバーを提供することであり、該カバーは低質量であり、そして比較的低コストで実現可能である。同時に、そのような遮音性カバーを製造するためのコスト効率のよい方法が提供される。
製造方法に関して、本発明にしたがって、特許請求項1の特徴を伴う方法によって、この目的は達成される。
本発明による方法は、カバーがポリオールとイソシアネートを含む反応性混合物を発泡工具の空洞へ注入することによるワンステッププロセスで、発泡吸音成形部品として製造され、ここで、該発泡成形コンポーネントが、一方の側に少なくとも0.5mmの厚さを伴う合体して実質的に小孔のないスキンを有し、且つ前記スキンの反対側に開口した多孔性表面および/または音を浸透するスキンを有するようなやり方で、注入の前および/または後に、空洞を画定する発泡工具の少なくとも一つの所定の表面部分が温度制御されることを特徴とする。
発泡工具は、例えば、少なくとも15℃の、好ましくは少なくとも25℃の温度差がその表面部分の間に存在するように、温度制御され、そこでは一方に合体して且つ実質的に小孔のないスキンを生じることができ、且つ他方に開口した多孔性の表面および/またはより薄くて音を浸透するスキンを生じることができる。
本発明による方法を用いて、軽量の遮音カバーを、工具の上半分または下半分を変更することなく、ただ一つの反応性混合物からワンステッププロセスで製造することができ、ここで、前記カバーが遮音および吸音する。このようにして製造され得られたカバーは、乗客コンパートメントにおける音のレベルを実質的に下げ、そしてしたがってそれを装備した自動車のドライブ快適性を改善する。他方で、それらは僅かにのみ自動車の質量を増加させる、このことは高性能に関して、特に前記自動車の加速に関して、および低燃料消費に関して有利である。
DE 27 35 153 A1公報の既知の方法に比べて、本発明による方法では必要な材料成分(component)の数が減っている。使用される材料成分の低減または最小化は、材料貯蔵および材料コストの点で有利である、なぜなら必要とされる貯蔵容器および関連する装置がより少なくなるからである。より多くの量の一つまたはいくつかの材料成分を購入する場合、概して個別のボリュームで購入するときよりも良い値段が得られ、これはより多くの数の材料成分の場合にも成り立つ。
したがって本発明による製造方法は、比較的少ない投資だけを必要とする、なぜなら発泡工具の上半分および/または下半分の型の変更をもたらさないからである。
さらに、本発明により製造されたカバーは、単一の反応性混合物から製造されているので、都合良く資産が再利用されることを特徴とする。
本発明による方法の、好ましい、随意的な実施態様は、充てん材料、好ましくは硫酸バリウムおよび/または炭酸カルシウムが、ポリオールとイソシアネートから形成された反応性混合物を発泡工具に注入する前に、該反応性混合物に加えられることを特徴とする。充てん材料を加えることにより、カバーの材料コストを実質的に低減することができる。これに関連して、充てん材料(硫酸バリウムおよび/または炭酸カルシウム)を二酸化炭素と組み合わせることがさらに推奨される。この組み合わせを介して、さらなるコスト最適化を得ることができる。
発泡成形コンポーネントの、合体して実質的に小孔のないスキンの外側にカバー層を供えることは有利である場合がある。このカバー層を通じて、機械的強度、遮音効果、吸音能力および/または発泡成形コンポーネントの外観が改善され得る。したがって本発明による方法の別の実施態様は、材料ウェブ区画またはプラスチックホイルの、特に発泡材料ホイルの、または繊維質のフリースの、特に体積フリースのブランクを、発泡工具に、少なくとも一つの表面部分で、挿入することを提供し、そこでは発泡成形コンポーネントの、合体して実質的に小孔のないスキンを製造でき、且つ、ポリオールとイソシアネートを含む反応性混合物とともに背後からそれを注入することを提供する。このように、注入された成形コンポーネントを、確実に且つコスト効率がよくカバー層に接続することができる。
望ましいカバーに関して、上述した目的は、本発明にしたがって特許請求項11の特徴を有するカバーによって達成される。
本発明によるカバーは、ワンステッププロセスで形成され、開口セルの軟質ポリウレタン発泡体でできた、吸音成形部品から実質的に構成され、それは一方の側に少なくとも0.5mmの厚さを伴う、合体して且つ実質的に小孔のないスキンを有し、且つ前記スキンの反対側に開口した多孔性表面および/またはより薄くて音を浸透するスキンを有する。この実質的に小孔のないスキンは遮音効果を有し、一方でこの成形部品の残りの部分は吸音性を有する。この実質的に小孔のないスキンの位置、表面サイズおよび/または厚さは、音響の特性および要求に応じて寸法が合わせられる。必要に応じて、本発明によるカバーは、いくつかの、合体して実質的に小孔のないスキン部分を有してもよく、それは互いにずれている(offset)。
本発明によるカバーは特に内部のダッシュボードカバーとして提供されるため、必要に応じて、ペダルアセンブリ、ステアリングカラム、ケーブルおよび/または流体導管のようなユニットを配置または貫通させるための、一つまたは複数の開口部を含んでもよい。このような貫通に関して、本発明によるカバーの好ましい実施態様により、この貫通部の端部が、吸音成形コンポーネントの、合体して実質的に小孔のないスキンによって或る距離を置いて囲まれること、および前記スキンとこの開口部の間に、開口した多孔性表面および/またはより薄くて音を浸透するスキンが形成されること、が提供される。最適化された吸音がこの開口部の辺りで達成され得ることが分かった。
本発明によるカバーの別の好ましい実施態様において、実質的に小孔のないスキンが、カバーのリム部に柔軟性のあるリップシールを形成すること、が提供される。この柔軟性のあるリップシールは、生じうる製造上の許容差を補償し、およびしたがってこのカバーを隣接するコンポーネントまたはボディ区画へ最適に適用することを確実なものにする。この結果、本発明によるカバーの遮音効果が最適化される。
本発明によるカバーおよびその製造方法のさらに好ましく且つ有利な実施態様は、従属請求項で示される。
続いて、本発明は複数の実施態様を表す図を参照してより詳細に記載される。
本発明による遮音カバーは、自動車2用の内部のダッシュボードカバー1として作られるのが好ましい。しかしながら、原則に基づいて、それは、自動車の他のボディコンポーネント用の吸音カバーとして、例えば自動車カーペット用の副層として、作られることもできる。
図1および2で示されるように、カバー1がダッシュボード3の輪郭に合わせられ、それは乗客コンパートメント4をエンジンコンパートメントから隔てる。カバー1は自立しており、および比較的低質量を特徴とする。その単位面積あたりの総質量は、900g/m未満、例えば800g/m未満であることが好ましい。それは、発泡工具を用いる単一段プロセスであることを意味する、ワンショットプロセスで、ポリオールとイソシアネートを含む反応性軟質発泡混合物からできた発泡成形コンポーネントとして製造される。
製造プロセスを記載するために、特に図5が参照され、そこではマルチコンポーネント発泡工具9が概略的に示されている。追加的な装置の要素、例えば貯蔵タンク、アジテーターを有する容器、ポンプ、管状導管、ミキシングヘッド等は、明瞭にするために示していない。
この反応性混合物の主要成分(イソシアネートおよびポリオール)は、貯蔵タンクからプロセスタンクへ移され、必要とされる温度にされ、および計量装置を通じて発泡工具9の供給開口部10に関連するミキシングヘッドに供給される。
充てん材料が、反応性混合物に、またはその主要成分に加えられることが好ましい。しかしながら、随意的に、この充てん材料を省くこともできる。例えば硫酸バリウムおよび/または石灰岩(chalk)が充てん材料として好適である。充てん材料(BaSOおよび/または石灰岩)をCOと組み合わせることが好ましい。COの追加を通じて、発泡カバーの原密度(raw density)を減らすことができる。
発泡工具9は、下半分の型9.1と上半分の型9.2を有し、それらが、組み合わせて且つ工具を閉じた状態で、空洞11を画定し、ここで前記空洞が製造される成形コンポーネントに対応する。空洞11への反応性混合物の注入は、上半分の型9.2に作られた供給−および分配チャンネル12を通じて行われる。発泡工具9は、テンパリング装置を備えており、それは流体チャンネル13、14、15を有し、それらは別々に制御可能であり、そしてそれによって、空洞を画定する発泡工具9の特定の表面部分を制御された温度にする(冷却する)ことができる。
本文脈において発泡工具の表面部分をテンパリングすることは、より暖かい軟質発泡反応性混合物に対して、個々の表面部分を相対的に冷却することを意味する。
上半分の型9.2は、流体チャンネル13の第一のグループを有し、それらは共通の分配マニホールド(図示されない)に接続され、それが流体を供給し、そしてそれらは共通の収集導管(図示されない)に接続され、それが流体を排出する。前記流体チャンネル13のグループに提供される、前記流体の温度は、前記流体チャンネル13に最も近接して配置された工具の表面16が50℃〜90℃の範囲の温度、例えば約70℃±15℃を有するように、または前記範囲の温度がそこで成立するように、調整される。
下半分の型9.1に合体した、流体チャンネル14は、流体チャンネルの第二のグループを形成し、それらは流体を供給する共通の分配マニホールド(図示されない)に接続され、そしてそれらは流体を排出する別の収集導管(図示されない)に接続され、ここで、この流体の温度が、流体チャンネル14の第二のグループに最も近接して配置された下側半分の型9.1の工具表面17が15℃〜60℃の範囲の温度、例えば約35℃±15℃を有するように、またはこの範囲の温度が前記部分で成立するように、制御される。
工具表面16および17の間の温度差は、少なくとも15℃、好ましくは少なくとも25℃である。
一層成形コンポーネント1の発泡構造は、反応性混合物の化学結合の間に作られた推進ガスによって実質的に作られる。このプロセスにおいて、充てん材料と組み合わされたCOが、発泡プロセスを支援する。
上半分の型9.2の工具表面16に対して、下半分の型9.1の工具表面17を相対的に冷却することを通じて、少なくとも0.5mm、好ましくは少なくとも0.8mm、特に好ましくは少なくとも1.0mmの厚さを伴う、合体して実質的に小孔のないスキン1.1がそこに製造されるように、より低温の工具表面に隣接する部分で反応性混合物における発泡プロセスが停止される。スキン1.1は遮音層として働く。それは気密、または少なくとも実質的に気密であることが好ましい。
しかしながら、上半分の型9.2のより高温の工具表面16において、開口した小孔を有する吸音体がこの発泡プロセスによって形成され、ここでこの吸音体は開口した小孔表面1.2、または僅かに非常に薄いスキン1.4を有し、ここで前記スキンはしかしながら音を浸透するかまたは音を透過する。
音を浸透するスキン1.4は、400μm未満、好ましくは250μm未満の厚さを有する。例えば、それは150μmより薄く、および部分的にのみ形成されることもできる。
ワンピースのカバー1は、リムに柔軟性のあるシールリップ8を随意的に有してもよく、それは生じうる製造上の許容差を補償し、およびしたがってこのカバー1を隣接するコンポーネントまたはボディ区画へタイトに適用することを確実なものにする(図2および3参照)。
実質的に小孔を有さないリップシール8を作るために、流体チャンネル15が、上半分の型9.2のリップシール8に対応する空洞区画の近くに備えられ、それらは流体チャンネル14の第二のグループと関連する流体マニホールド(図示されない)にも接続される。したがって、この流体チャンネル14および15を流れる流体は同じ温度である。
下半分の型9.1では、さらに押し棒18を組み込み、それを用いて完成された成形部品、したがってカバー1、を開放後の発泡工具9から取り出すことができる。このような取り出し要素18を上半分の型9.2にも組みこんでもよく、または上半分の型9.2だけに組みこんでもよい。
一層軟質発泡カバー1の開口した多孔性の吸音部分1.3は、0.02〜0.06g/cmの範囲の原密度を有する。他方で、実質的に小孔のない空気を浸透しないスキン1.1の原密度は、0.08〜2.0g/cmの範囲、好ましくは0.08〜1.4g/cmの範囲、特には0.1〜1.1g/cmの範囲にある。
多くのボディコンポーネント用遮音カバーでは、例えばケーブル、ホース、または機械ユニットを貫通させるために、開口部を備えなければならない。図3に示されるように、ケーブルまたはホース導管(図示されない)のための開口部19に、そのケーブルまたはホース導管のためのシールされた貫通部用の伸縮自在に伸びるグロメット20が一層カバー1’の一方の側に形成されることが好ましく、したがってそれは合体して実質的に小孔のないスキン1.1を有するスキンをその側に有する。
図4では、自動車のダッシュボード3の一区画が概略的な断面図で示され、ここで前記ダッシュボードは、ダッシュボードを貫通して伸びるペダルアセンブリ21を伴う開口部3.1を有する。ダッシュボード3の内側には、本発明によるカバー1’’が配置され、それはペダルアセンブリ21のための貫通部19’を有する。一層ダッシュボードカバー1’’は、乗客コンパートメントに面する側に実質的に小孔のないスキン1.1を有する。遮音層として働くスキン1.1が或る距離を置いて開口部19’を囲む。空気を浸透するスキン1.1と貫通部19’の間に、開口した小孔を伴う表面部分1.2が作られ、それが開口部19’の部分におけるカバー1’’の吸音効果を最適化する。開口した多孔性表面部分1.2が、開口部19’を、例えば環状に、囲む。
図5に示されるように、発泡工具9は、空洞11に配置された少なくとも一つの突起部22を有してもよく、それが反応性混合物を注入したときに個々の成形コンポーネントに開口部19’を生じる。さらに図5では、下半分の型9.1の流体チャンネル14は突起部22から比較的離れて、ずらされている(offset)ことが示されている。発泡工具9の表面部分17は、そこに成形コンポーネントの、合体して実質的に小孔のないスキン1.1を創ることができ、或る距離を置いて適宜に突起部22を囲む。このように、図4に示されるとおり、開口した多孔性環状部分1.2が、実質的に小孔のないスキンを有するカバー1’’の側にある開口部19’の周りにとどまる。
図6は、本発明によるカバーを製造するための別の発泡工具9’を概略的に示す。図5による発泡工具と違って、この場合は、軟質発泡反応性混合物が、下半分の型9.1’と上半分の型9.2’から構成された、発泡工具9’の開口した空洞に注入または導入される。軟質発泡反応性混合物の導入は、注入導管24を用いて行われ、それはロボット(図示されない)によって操作されるのが好ましい。軟質発泡反応性混合物の導入後に、遮音カバーを成形するために発泡工具9’が閉じられる。
図7は、本発明によるカバー1’’’の別の実施態様を示す。図3に示された実施態様と違って、合体した実質的に小孔のないスキン1.1が、全表面のまたは表面の一部のみの外側に、且つ選択された部分に、カバー層23を備える。カバー層23は音響的な効果を有する。それは薄いカバーフリース材料(繊維質のフリース材料)で構成されてもよく、それはより審美的な外観および/またはより高い機械的強度、特に引裂強度を、カバー1’’’に提供する。例えば、カバーフリース23は、20g/m〜250g/mの範囲の面積あたり質量を有する。
あるいは、カバー層23は吸音体積フリースで構成されてもよく、それは200g/m〜700g/m、特に200g/m〜500g/mの範囲の面積あたり質量、および5mm〜20mm、特に5mm〜10mmの範囲の層厚みを有する。
カバーフリースまたは体積フリースは、例えばポリエステルファイバー、コットンまたは他の天然若しくは合成ファイバーから形成される。
さらに、カバー層23はまたプラスチックホイル、特に発泡材料ホイルで構成されてもよい。したがって、カバー層23は特にバリア層として機能することができる。
図8に示された実施態様では、発泡成形部品の、合体した実質的に小孔のないスキン1.1もカバー層23を備える。
合体したスキン1.1は、カバー層23に接着される。接着接続は、ホイルからのまたはフリースからのブランクまたは材料ウェブ区画を、図5または6の発泡工具に、しかも発泡工具の表面部分17に、挿入することによって成立し、そこでは発泡成形部品の、合体した実質的に小孔のないスキン1.1が創られる。その後、そのホイルまたはファイバーフリースが、ポリオールとイソシアネートを含む反応性混合物とともに背後から注入され、ここで発泡工具9、9’は上述したように異なる部分で異なる温度にされる。
本発明の実践は、上述された典型的な実施態様に限定されない。むしろ、様々な変化が考えられ、それは種々の実施態様で特許請求の範囲に規定された発明概念を使用する。したがって、本発明によるカバー1、1’、1’’または1’’’はまた、複数の部分的な遮音部分を有してもよく、これは、複数の、合体して、ずれた、実質的に小孔がなく、空気を浸透しない、スキン部分1.1を意味し、それは選択されたやり方で音響的な遮音要求に応じてカバー1、1’、1’’または1’’’に配置される。
本発明による方法の実行は、記載された上半分の型9.2に対して下半分の型9.1を相対的に冷却することに限られないことを理解すべきである。したがって、上半分の型の工具表面に、合体した実質的に小孔のないスキンを形成するために、下半分の型の工具表面に対して、上半分の型の工具表面を冷却すること、または個別の温度にすることが、本発明の範囲に含まれる。必要に応じて、反応性混合物が、下半分の型に作られた供給チャンネルを通って工具の空洞に、注入されてもよい。
乗客コンパートンメントをエンジンコンパートメントから隔てるダッシュボードの内側に配置されたダッシュボードカバーを有する自動車のフロント区画の断面図。 図1に比べて拡大されたダッシュボードカバーの断面図。 本発明の第二の実施態様によるカバーの断面図。 本発明によるカバーの一区画の別の断面図。 本発明によるカバーを製造するための発泡工具の断面図。 本発明によるカバーを製造するための別の発泡工具の断面図。 本発明の別の実施態様によるカバーの一区画の断面図。 本発明の別の実施態様によるカバーの一区画の断面図。

Claims (22)

  1. 自動車のボディコンポーネント用の軽量の遮音カバー(1、1’、1’’、1’’’)、特に軽量のダッシュボードカバー、を製造する方法であって、
    ここでカバー(1、1’、1’’、1’’’)は、ポリオールとイソシアネートを含む反応性混合物を発泡工具(9)の空洞(11)へ注入することによる単一段操作で、発泡吸音成形部品として製造され、
    ここで、該発泡成形部品が、一方の側に少なくとも0.5mmの厚さを伴う合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を有し、且つ前記スキン(1.1)の反対側に開口した多孔性表面(1.2)および/またはより薄くて音を浸透するスキン(1.4)を有するようなやり方で、注入の前および/または間に、発泡工具(9)の空洞(11)を画定する少なくとも一つの所定の表面部分(17)が温度制御される、方法。
  2. 発泡成形部品の、合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を製造できる、発泡工具(9)の少なくとも一つの表面部分(17)が、15℃〜60℃の範囲の温度に冷却される、請求項1に記載の方法。
  3. 開口した多孔性表面(1.2)および/またはより薄くて音を浸透するスキン(1.4)を製造できる、発泡工具(9)の表面部分(16)が、50℃〜90℃の範囲の温度に温度制御される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 発泡成形部品の、合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を製造できる、表面部分(17)と、開口した多孔性表面(1.2)および/またはより薄くて音を浸透するスキン(1.4)を製造できる、表面部分(16)との間に、少なくとも15℃、好ましくは25℃の温度差が存在するようなやり方で、発泡工具(9)が温度制御される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 発泡工具に注入する前にポリオールとイソシアネートから形成された反応性混合物に充てん材料が加えられる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 充てん材料として反応性混合物に硫酸バリウムおよび/または炭酸カルシウムが加えられる、請求項5に記載の方法。
  7. 充てん材料に二酸化炭素が加えられる、請求項5または6に記載の方法。
  8. 発泡工具(9)として発泡工具が使用され、該工具が空洞に配置された少なくとも一つの突起部(22)を有し、
    ここで、反応性混合物が注入されたときに製造される成形部品における開口部(19’)を該突起部が画定し、
    ここで、成形部品の、合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を製造できる発泡工具の少なくとも一つの表面部分(17)が、或る距離を置いて突起部(22)を囲む、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 発泡工具(9)として発泡工具が使用され、
    発泡成形部品が、実質的に小孔がなく、互いにずれた、いくつかの合体したスキン部分を伴って製造されるように、該発泡工具が、互いにずれた、いくつかの冷却された表面部分を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 材料ウェブ区画またはプラスチックホイルブランク、特に発泡ホイルブランクまたは繊維質のフリースブランク、特に体積フリースブランクが、発泡成形コンポーネントの、合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を製造できる、少なくとも一つの表面部分(17)で、発泡工具(9)に、挿入され、且つ、ポリオールとイソシアネートを含む反応性混合物とともに背後から注入される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 特に軽量のダッシュボードカバーの形で提供される、自動車のボディコンポーネント用の軽量の遮音カバー(1、1’、1’’、1’’’)であって、軟質の開口したセルのポリウレタン発泡体でできた、ワンステッププロセスで発泡させた、吸音成形部品から実質的に構成され、一方の側に少なくとも0.5mmの厚さを伴う合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)を有し、且つ前記スキン(1.1)の反対側に開口した多孔性表面(1.2)および/またはより薄くて音を浸透するスキン(1.4)を有する、遮音カバー。
  12. 少なくとも一つの開口部(19’)を有するカバーであって、開口部(19’)の端部が、合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)によって或る距離を置いて囲まれ、且つ開口した多孔性表面(1.2’)および/またはより薄くて音を浸透するスキン(1.4’)が、スキン(1.1)と開口部(19’)の間に作られる、請求項11に記載のカバー。
  13. 互いにずれ、且つ実質的に小孔のない複数の合体したスキン部分を有する、請求項11または12に記載のカバー。
  14. 合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)が少なくとも1mmの厚さを有する、請求項11〜13のいずれか1項に記載のカバー。
  15. 単位面積あたりの総質量が900g/m未満である、請求項11〜14のいずれか1項に記載のカバー。
  16. 開口した多孔性吸音部分(1.3)が0.02〜0.06g/cmの範囲の原密度を有する、請求項11〜15のいずれか1項に記載のカバー。
  17. 合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)が0.08〜2.0g/cmの範囲の、好ましくは0.08〜1.4g/cmの範囲の原密度を有する、請求項11〜16のいずれか1項に記載のカバー。
  18. 音を浸透するスキン(1.4)が400μm未満、好ましくは250μm未満の厚さを有する、請求項11〜17のいずれか1項に記載のカバー。
  19. ワンピースで作られる、請求項11〜18のいずれか1項に記載のカバー。
  20. 合体して実質的に小孔のないスキン(1.1)が、プラスチックホイル、特に発泡材料ホイル、または繊維質のフリース材料、特に体積フリース材料から構成されたカバー層(23)を部分的にまたはその全表面に備え、ここで、合体したスキン(1.1)は背後からの注入を通じてカバー層(23)に接着される、請求項11〜18のいずれか1項に記載のカバー。
  21. 繊維質のフリース材料が、20〜150g/mの単位面積あたりの質量を有する、請求項20に記載のカバー。
  22. 体積フリースが、200〜700g/mの単位面積あたりの質量および/または5〜20mmの厚さを有する、請求項20に記載のカバー。
JP2008555805A 2006-02-24 2007-02-26 自動車用の軽量の遮音カバーを製造するための改良された方法および、そのカバー Pending JP2009527382A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102006009134.5A DE102006009134B4 (de) 2006-02-24 2006-02-24 Verbessertes Verfahren zur Herstellung einer leichten, schallisolierenden Verkleidung für Kraftfahrzeuge und entsprechende Verkleidung
PCT/EP2007/051785 WO2007096427A1 (de) 2006-02-24 2007-02-26 Verbessertes verfahren zur herstellung einer leichten, schallisolierenden verkleidung für kraftfahrzeuge und entsprechende verkleidung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009527382A true JP2009527382A (ja) 2009-07-30
JP2009527382A5 JP2009527382A5 (ja) 2012-09-20

Family

ID=38110684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008555805A Pending JP2009527382A (ja) 2006-02-24 2007-02-26 自動車用の軽量の遮音カバーを製造するための改良された方法および、そのカバー

Country Status (14)

Country Link
US (1) US8276710B2 (ja)
EP (1) EP1986833B1 (ja)
JP (1) JP2009527382A (ja)
KR (1) KR20080108250A (ja)
CN (1) CN101432117B (ja)
AT (1) ATE485149T1 (ja)
BR (1) BRPI0708140A2 (ja)
CA (1) CA2643551A1 (ja)
DE (2) DE102006009134B4 (ja)
ES (1) ES2353130T3 (ja)
MX (1) MX2008010854A (ja)
PL (1) PL1986833T3 (ja)
RU (1) RU2408457C2 (ja)
WO (1) WO2007096427A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020013007A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 株式会社イノアックコーポレーション 吸遮音材とその製造方法
JP2020020855A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 株式会社イノアックコーポレーション 吸遮音材とその製造方法

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2912100B1 (fr) * 2007-02-06 2009-05-08 Cera Panneau de protection acoustique pour vehicule automobile comprenant une couche d'etancheite impregnee
DE102007020832B4 (de) * 2007-05-02 2009-02-26 Bayer Materialscience Ag Leichte, schallisolierende Verkleidung für ein Karosserieteil eines Kraftfahrzeuges und Verfahren zu deren Herstellung
DE102008005888A1 (de) * 2008-01-22 2009-07-23 Thyssenkrupp Transrapid Gmbh Magnetschwebebahn
DE102009011683A1 (de) * 2009-02-23 2010-08-26 Walter Esser, Kunststoff-Spritzgießerei GmbH & Co. KG Schwimmerkörper
DE102009020995A1 (de) 2009-05-12 2011-02-10 Dr. Freist Automotive Bielefeld Gmbh Leichte, schallisolierende Verkleidung für ein Karosserieteil oder eine Komponente eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zu deren Herstellung
DE102010031855A1 (de) * 2010-07-22 2012-01-26 J. Eberspächer GmbH & Co. KG Abgasanlage
DE102010035431A1 (de) * 2010-08-26 2012-03-01 Entwicklungsgesellschaft für Akustik (EfA) mit beschränkter Haftung Breitbandiger Schallabsorber
CN102001150A (zh) * 2010-09-16 2011-04-06 上海华特汽车配件有限公司 表皮包覆聚氨酯芯材产品的成型方法
JP2013541741A (ja) * 2010-11-09 2013-11-14 カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー 音響抑制システム及び関連方法
DE102011107693A1 (de) * 2011-07-13 2013-01-17 Otto Bock Schaumsysteme Gmbh Erhöhung der Schallabsorption in Dämmstoffen
DE102012100422B4 (de) 2012-01-19 2024-01-04 Auria Solutions Uk I Ltd. Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Spritzgussbauteils, insbesondere eines Schallisolationsbauteils eines Kraftfahrzeuges
DE102012100419A1 (de) 2012-01-19 2013-07-25 International Automotive Components Group Gmbh Spritzgusswerkzeug und Verfahren zur Herstellung eines Spritzgussbauteils, insbesondere eines Schallisolationsbauteils eines Kraftfahrzeugs
HUP1200268A2 (en) * 2012-05-08 2013-11-28 Ratipur Gepjarmuealkatreszt Es Autofelszerelest Gyarto Es Ertekesitoe Kft Method for manufacturing pur integral foam with modified structure, pur integral foam with modified structure
US9908485B2 (en) * 2014-11-06 2018-03-06 Cadillac Products Automotive Company Acoustic barrier assembly with acoustic seal
FR3028817B1 (fr) * 2014-11-25 2018-03-02 Autoneum Management Ag. Piece automobile d'ecrantage acoustique et son procede de fabrication
FR3036076B1 (fr) * 2015-05-13 2017-06-23 Cera Aps Procede de realisation d'un panneau de protection acoustique destine a etre monte en regard d'une source sonore et chaude de vehicule
WO2016191548A1 (en) * 2015-05-28 2016-12-01 Sabic Global Technologies B.V. Bulkhead including a support structure and an acoustic component
CN107953502A (zh) * 2017-03-02 2018-04-24 湖南三合汽车新材料有限公司 一种汽车引擎盖夹层泡沫及其制备方法
JP6480512B2 (ja) * 2017-06-29 2019-03-13 本田技研工業株式会社 車両
FR3083496B1 (fr) * 2018-07-06 2020-06-12 Renault S.A.S Paroi d'isolation acoustique d'un vehicule
FR3086197B1 (fr) * 2018-09-20 2020-12-18 Treves Products Services & Innovation Panneau de protection acoustique pour compartiment a moteur de vehicule automobile
MX2021016103A (es) 2019-12-30 2022-04-06 Pimsa Otomotiv Anonim Sirketi Una proteccion compuesta de bajos para vehiculo.
CN111037832A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 江苏金鹏汽车座椅有限公司 一种座椅发泡造型保持方法
DE102020110665A1 (de) * 2020-04-20 2021-10-21 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren und Presswerkzeug zur Herstellung eines Sandwichbauteils

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06171003A (ja) * 1992-12-11 1994-06-21 Toyobo Co Ltd 異音防止能を有するウレタン発泡成形用補強材とその製造方法及びその製品
JPH06297482A (ja) * 1993-04-20 1994-10-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The 衝撃吸収材の製造方法
JP2001354746A (ja) * 2000-04-14 2001-12-25 Sanyo Chem Ind Ltd ポリオ−ル組成物及び半硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法
JP2004504196A (ja) * 2000-08-01 2004-02-12 レクティセル 自動車内装部品を製造する方法
WO2004043665A1 (ja) * 2002-11-11 2004-05-27 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha 発泡成形方法及びその装置
JP2005350533A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Asahi Rubber Kk 防音材およびその製造方法

Family Cites Families (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1992873U (de) * 1968-05-18 1968-08-29 Phoenix Gummiwerke Ag Stirnwand zur abgrenzung von motor- und fahrgastraum bei kraftfahrzeugen.
DE1779128A1 (de) * 1968-07-10 1970-08-27 Vahlbrauk Karl Heinz Verfahren zur Herstellung eines Kunststoffrohres zum Transport gasfoermiger und fluessiger Medien
US3816233A (en) * 1970-10-01 1974-06-11 Specialty Converters Manufacture of urethane foam sheets
US3936555A (en) 1972-01-28 1976-02-03 The Fiberwoven Corporation Filled textile fabric with a density gradient
DE2252254A1 (de) * 1972-10-25 1974-05-09 Phoenix Gummiwerke Ag Verfahren zum herstellen von schalldaemmenden formkoerpern aus integralschaum
NL7605978A (nl) * 1975-06-04 1976-12-07 Scott Paper Co Akoestisch film-schuimlaminaat en werkwijze ter vervaardiging daarvan.
US4101704A (en) 1976-04-29 1978-07-18 National Research Development Corporation Energy absorbing materials
DE2735153A1 (de) * 1977-08-04 1979-02-15 Helmut Pelzer Spezifisch leichtes feder-masse- system in bekannter weise als doppelmatte ausgebildet
US4444704A (en) 1981-01-26 1984-04-24 Hitachi, Ltd. Process for producing integral skin polyurethane foam
US4438166A (en) 1983-02-04 1984-03-20 The Celotex Corporation Structural laminate and method for making same
US4476183A (en) 1983-11-21 1984-10-09 Monsanto Company Thermoformable laminate structure with improved acoustical absorption
US4529639A (en) 1984-06-27 1985-07-16 Collins & Aikman Corporation Molded foam-backed carpet assembly and method of producing same
DE3724680A1 (de) * 1987-07-25 1989-02-02 Helmut Pelzer Plattenartiges schalldaemm- und absorptionselement zur auskleidung des innenraumes von kfz
CA1322209C (en) 1988-05-18 1993-09-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha (Also Trading As Honda Motor Co., Ltd .) Automotive sound-proof materials and damping materials therefor
JP2513500B2 (ja) 1988-10-03 1996-07-03 株式会社ブリヂストン 自動車用内装材
US5240964A (en) * 1990-09-19 1993-08-31 Tokyo Seat Co., Ltd. Process for producing urethane foam with high density skin
US5925207A (en) * 1991-01-16 1999-07-20 Kasai Kogyo Co., Ltd. Automotive interior components, and method and device for manufacturing the same
US5174143A (en) * 1991-11-05 1992-12-29 Mcdonnell Douglas Corporation Surface densification of porous materials
USRE37139E1 (en) * 1992-03-13 2001-04-17 Ludwig Krickl Insulating element for building
ATA129392A (de) 1992-06-25 1999-02-15 Greiner & Soehne C A Schaumstoffplatte, insbesondere formteil aus einer oder mehreren schaumstoffplatten
DE4237513A1 (de) * 1992-11-07 1994-05-11 Helmut Pelzer Luftschall absorbierendes Formteil
JP3488271B2 (ja) * 1993-09-27 2004-01-19 三菱化学株式会社 吸音材
JP3304264B2 (ja) * 1996-09-25 2002-07-22 カネボウ株式会社 自動車用車体パネルインシュレータ
US5932331A (en) 1998-10-08 1999-08-03 Simco Automotive Trim, Inc. Automotive trim panel having dual density foam support layer
US6345688B1 (en) * 1999-11-23 2002-02-12 Johnson Controls Technology Company Method and apparatus for absorbing sound
US6451233B1 (en) * 2000-04-28 2002-09-17 Lear Corporation Method of making a multiple foam interior trim substrate
US6572723B1 (en) 2000-06-30 2003-06-03 Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. Process for forming a multilayer, multidensity composite insulator
US6955845B1 (en) * 2000-06-30 2005-10-18 Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. Acoustical and thermal insulator
US6669265B2 (en) * 2000-06-30 2003-12-30 Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. Multidensity liner/insulator
EP1365388A4 (en) * 2001-01-23 2006-07-26 Kasai Kogyo Kk SOUNDPROOF MATERIAL FOR A VEHICLE AND METHOD FOR PRODUCING THE MATERIAL
US6846169B2 (en) * 2001-03-30 2005-01-25 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Mold for producing a multilayer molded article and a method for producing a multilayer molded article
US6659223B2 (en) 2001-10-05 2003-12-09 Collins & Aikman Products Co. Sound attenuating material for use within vehicles and methods of making same
US6802389B2 (en) 2001-12-07 2004-10-12 Collins & Aikman Products Co. Multi-density sound attenuating laminates and methods of making same
US6695374B1 (en) * 2002-09-27 2004-02-24 Collins & Aikman Products Co. Vehicle cockpit assemblies having integrated dash insulators, instrument panels and floor coverings, and methods of installing same within vehicles
US7070848B2 (en) * 2002-10-21 2006-07-04 Cascade Engineering, Inc. Vehicle acoustic barrier
US7320739B2 (en) 2003-01-02 2008-01-22 3M Innovative Properties Company Sound absorptive multilayer composite
DE10318136B3 (de) 2003-04-17 2004-10-07 Carcoustics Tech Center Gmbh Aus Korkpartikeln und wärmereaktivem Bindemittel gebildeter poröser Schallabsorber und Verfahren zu dessen Herstellung
US7585559B2 (en) 2003-06-03 2009-09-08 Intellectual Property Holdings, Llc Foam barrier heat shield
DE10334274B3 (de) * 2003-07-25 2005-03-03 Carcoustics Tech Center Gmbh Schallisolierendes Verbundteil und Verfahren zu dessen Herstellung
US7318499B2 (en) * 2004-02-20 2008-01-15 Honeywell International, Inc. Noise suppression structure and method of making the same
US7318498B2 (en) 2004-04-06 2008-01-15 Azdel, Inc. Decorative interior sound absorbing panel
DE102004053751A1 (de) * 2004-11-06 2006-05-11 Seeber Ag & Co. Kg Akustik-Verkleidungsteil für ein Fahrzeug
US7566475B2 (en) 2004-11-09 2009-07-28 International Automotive Components Group North America, Inc. Acoustic insulator with controlled airflow resistance and method of making same
DE102004054646B4 (de) 2004-11-11 2008-12-04 Carcoustics Tech Center Gmbh Leichte schallisolierende Verkleidung für ein Karosserieteil eines Kraftfahrzeuges und Verfahren zu ihrer Herstellung
WO2006085760A1 (en) * 2005-02-10 2006-08-17 Polynorm Plastics B.V. Covering element comprising a sound absorbing element
US20060289231A1 (en) 2005-06-28 2006-12-28 Priebe Joseph A Acoustic absorber/barrier composite
DE102005056840B3 (de) 2005-11-28 2007-04-12 Carcoustics Tech Center Gmbh Schallisolationsteil und Verfahren zu dessen Herstellung
DE202006009245U1 (de) 2006-06-09 2007-10-11 Carcoustics Tech Center Gmbh Luftschall absorbierende Motorraumverkleidung für Kraftfahrzeuge, insbesondere Motorhaubenverkleidung
NL1032572C2 (nl) * 2006-09-26 2008-03-27 Voestalpine Polynorm Plastics Bekledingselement omvattende een geluidabsorberend element.
FR2912100B1 (fr) 2007-02-06 2009-05-08 Cera Panneau de protection acoustique pour vehicule automobile comprenant une couche d'etancheite impregnee
DE102007020832B4 (de) * 2007-05-02 2009-02-26 Bayer Materialscience Ag Leichte, schallisolierende Verkleidung für ein Karosserieteil eines Kraftfahrzeuges und Verfahren zu deren Herstellung

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06171003A (ja) * 1992-12-11 1994-06-21 Toyobo Co Ltd 異音防止能を有するウレタン発泡成形用補強材とその製造方法及びその製品
JPH06297482A (ja) * 1993-04-20 1994-10-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The 衝撃吸収材の製造方法
JP2001354746A (ja) * 2000-04-14 2001-12-25 Sanyo Chem Ind Ltd ポリオ−ル組成物及び半硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法
JP2004504196A (ja) * 2000-08-01 2004-02-12 レクティセル 自動車内装部品を製造する方法
WO2004043665A1 (ja) * 2002-11-11 2004-05-27 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha 発泡成形方法及びその装置
JP2005350533A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Asahi Rubber Kk 防音材およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020013007A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 株式会社イノアックコーポレーション 吸遮音材とその製造方法
JP7169797B2 (ja) 2018-07-19 2022-11-11 株式会社イノアックコーポレーション 吸遮音材とその製造方法
JP2020020855A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 株式会社イノアックコーポレーション 吸遮音材とその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE102006009134A1 (de) 2007-08-30
CN101432117A (zh) 2009-05-13
DE502007005410D1 (de) 2010-12-02
CA2643551A1 (en) 2007-08-30
EP1986833B1 (de) 2010-10-20
KR20080108250A (ko) 2008-12-12
MX2008010854A (es) 2008-11-12
RU2008137809A (ru) 2010-03-27
US20120080262A1 (en) 2012-04-05
PL1986833T3 (pl) 2011-04-29
DE102006009134B4 (de) 2016-03-24
WO2007096427A1 (de) 2007-08-30
CN101432117B (zh) 2012-03-28
RU2408457C2 (ru) 2011-01-10
EP1986833A1 (de) 2008-11-05
ES2353130T3 (es) 2011-02-25
BRPI0708140A2 (pt) 2011-05-17
ATE485149T1 (de) 2010-11-15
US8276710B2 (en) 2012-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009527382A (ja) 自動車用の軽量の遮音カバーを製造するための改良された方法および、そのカバー
KR20100014243A (ko) 자동차의 차체 부품용 경량 방음 라이닝 및 그 제조 방법
JP2008519704A (ja) 自動車のボディ部分のための軽量の遮音被覆とそれを製造する方法
CN103098122B (zh) 宽频带吸声器
JP2009527382A5 (ja)
JP2821899B2 (ja) 遮音構造体及びその製造方法
US20060246799A1 (en) Sound attenuating/absorbing laminates and methods of making same
US20040216949A1 (en) Vehicle trim components with selectively applied foam and methods of making same
US20030118806A1 (en) Composite component for vehicle bodies
MX2012010029A (es) Accesorio para automotores para aislacion y absorcion sonora.
JP2016124458A (ja) 車両ルーフパネル用の積層成形体及びその製造方法
US20110285178A1 (en) Acoustically absorptive vehicle headliner
JP4704910B2 (ja) 吸音シート
KR102029924B1 (ko) 자동차용 인슐레이션의 제조방법 및 그 인슐레이션
CN210453981U (zh) 一种汽车零部件用的聚氨酯隔音板
JP2652218B2 (ja) 車体用一体成形防音材
CN107521027A (zh) 制造机动车辆设备的工件的方法及相关的工件
KR101145140B1 (ko) 자동차용 크래시패드의 제조방법
JP2022029571A (ja) 乗物用内装芯材の製造方法、及びこの製造方法で製造された乗物用内装芯材を用いた乗物用内装材
EP2277737A1 (en) Acoustic flooring
KR20000037329A (ko) 자동차용 흡차음재
JP2008201264A (ja) 車両の防音構造
ITTO20010320A1 (it) Materiale composito espanso e procedimento per la sua fabbricazione.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120507

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120514

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20120806

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131029