JP2008201264A - 車両の防音構造 - Google Patents

車両の防音構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2008201264A
JP2008201264A JP2007039639A JP2007039639A JP2008201264A JP 2008201264 A JP2008201264 A JP 2008201264A JP 2007039639 A JP2007039639 A JP 2007039639A JP 2007039639 A JP2007039639 A JP 2007039639A JP 2008201264 A JP2008201264 A JP 2008201264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sound absorbing
sound
dash
absorbing layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007039639A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Nakajima
憲久 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP2007039639A priority Critical patent/JP2008201264A/ja
Publication of JP2008201264A publication Critical patent/JP2008201264A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

【課題】車体パネルの室内面側に防音材を取り付ける車両の防音構造であって、軽量化を図るとともに吸音性能を高める。
【解決手段】ダッシュパネル10の車室内面側に取り付けられるインシュレータダッシュ20は、多孔質吸音機能を有する吸音層30と、製品面側に位置する表皮層40と、吸音層30と表皮層40との間に介挿されるか、あるいは表皮層40の表面側に積層される低通気層50とから構成され、低通気層50の通気量を操作することで、全体の面密度を低く設定できることにより、軽量化を達成するとともに、広範な音域での吸音性能を高める。
【選択図】図2

Description

この発明は、車体パネルの室内面側に防音材を取り付けてなる車両の防音構造に係り、特に、重量の嵩む遮音層を廃止して、防音材の軽量化を図るとともに、広範な周波数域の騒音に対して、優れた防音特性を発揮できる車両の防音構造に関する。
通常、車室内の静粛性を高めるために、車両の防音構造として、車体パネルの室内面側に各種防音材が取り付けられている。この防音材の一例として、インシュレータダッシュがある。このインシュレータダッシュの従来例について、図5を基に説明する。図面において、エンジンルームEと車室Rとを区画するダッシュパネル1の室内面側には、インシュレータダッシュ2が添装されており、このインシュレータダッシュ2は、図6に拡大して示すように、再生ゴムシート、再生塩ビシート等、高密度材料からなる遮音層3と、その裏面側に積層一体化される繊維集合体からなる吸音層4とから構成されており、インシュレータダッシュ2の下側表面には、フロアカーペット5がラップ状に敷設され、また、インシュレータダッシュ2の上部側はインストルメントパネル6内に位置している(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、インシュレータダッシュとしては、既存の遮音型インシュレータダッシュ2に加えて、最近では、軽量な通気型インシュレータダッシュ2´が提案されている。まず、既存の遮音型インシュレータダッシュ2は、図7(a)に示すように、遮音層3としては、非通気性の重量の嵩む再生ゴムシート、再生塩ビシート等が使用され、図7(b)に示すように、ダッシュパネル1を透過する騒音は、吸音層4で高周波数域の騒音が吸音されるが、低周波数域の騒音は遮音層3で跳ね返され、遮音層3とダッシュパネル1との間の二重壁遮音機能が防音機能に大きく寄与している。
次いで、通気型インシュレータダッシュ2´は、図8(a)に示すように、吸音層4の室内面側には、高密度不織布等の通気性を有する高密度層7が一体化されており、通気型インシュレータダッシュ2´における吸音のメカニズムは、図8(b)に示すように、ダッシュパネル1を透過する騒音は、吸音層4、高密度層7を通じて主に高周波数域の騒音が吸音処理される。更に、残る騒音は、室内側に透過し、インストルメントパネル6で反射した後、再度高密度層7から通気型インシュレータダッシュ2´内に吸音され、車室内の吸音性の向上に大きく貢献できる(例えば、特許文献2参照。)。
実開平7−5966号公報
特開2003−216158号公報
このように、従来では、例えば、図10に示すように、遮音型インシュレータダッシュ2においては、遮音層3として再生ゴムシート、再生塩ビシート等、重量の嵩む材料を使用するため、重量が嵩み、製品の軽量化に逆行し、燃費効率及び取付作業性を低下させる要因となっている。更に、吸音性能においても、高周波数域の騒音の吸音効果が充分ではなく、また、室内に透過した騒音は、インストルメントパネル6で反射し、更に、製品表面で再反射して、車室内の音圧が上昇し、車室内の静粛性においても満足のいくものではないという欠点が指摘されている。
一方、図11に示す通気型インシュレータダッシュ2´については、重量の嵩む遮音層3に替えて、繊維質成形体からなる高密度層7を使用するため、軽量化に貢献でき、更に、反射騒音等を解消でき、吸音性能の向上は見込めるものの、高密度層7を形成する際、使用繊維(フエルト)は、リサイクル品が主流であるため、季節により繊維の仕様が異なり、通気量の調整が非常に困難である。また、高密度層7を低通気化するために圧縮した際の反発力においても限界があり、通気量をコントロールする際の下限値にも限界があることを考慮すれば、所望の吸音性能を達成するとは言い難い。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車体パネルの室内面側に防音材を取り付けてなる車両の防音構造であって、防音材の軽量化を図るとともに、優れた防音特性を発揮できる車両の防音構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車体パネルの室内面側に防音材を取り付けてなる車両の防音構造において、前記防音材は、車体パネルの室内面形状に即して成形され、車体パネルとの間に空気層を介して取り付けられる吸音層と、この吸音層の室内面側に一体化される表皮層と、吸音層と表皮層との間に介挿されるか、あるいは表皮層の表面側に積層される低通気層とからなる積層構造体が採用されていることを特徴とする。
ここで、防音材の設置箇所は、車体パネルの車室内側面、エンジンルーム内側面、ラゲージルーム内側面、そして、トランクルーム内側面等に適用できる。また、製品形態としては、インシュレータダッシュ、ルーフトリム、エンジンルームインシュレータ、ラゲージトリム、トランクトリム等がある。
まず、吸音層としては、フエルト、PET(ポリエステル)等の合成繊維、紙類(パルプ等)を繊維状にした繊維集合体等が使用できる。通常は、繊維集合体をマット状に集積した原反マットを加熱軟化処理後、所要形状の型面を有するコールドプレス成形金型によりプレス成形して成形される。この吸音層の物性としては、面密度は500〜2000g/m2 の範囲内に設定されている。ここで、面密度が500g/m2 未満では所望の吸音性能が期待できない。また、面密度が2000g/m2 を超えた場合には、性能が変わらないため、過剰品質並びに重量化に繋がる。更に、吸音層の厚みは3〜50mmで、通気量の目安としては、0.1〜30cm3 /cm2 ・sec、好ましくは1〜20cm3 /cm2 ・secの範囲が良い。尚、通気量の数値としては、JIS L 1096 一般織物試験方法 フラジールA法に準じて測定した数値を使用する。また、吸音層の車体パネル取付面は、微小凹凸状であるため、車体パネルと吸音層の間には空気層が介在し、この空気層により、吸音性能、断熱性能の向上が期待できる。
一方、製品表面側に位置する表皮層としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66等の合成繊維をベースとした不織布マットが使用できる。また、このような不織布マット等の繊維集合体の他に、発泡体を使用することもできる。表皮層の厚みは1〜10mm、面密度は100〜2000g/m2 に設定されている。ここで、面密度が100g/m2 未満の場合には所望の吸音性能が得られない。一方、面密度が2000g/m2 を超えた場合には吸音性能が変化しないため、過剰品質、重量化に繋がる。そして、表皮層の通気量は25cm3 /cm2 ・sec以上が好ましい。
次いで、低通気層としては、表皮層と同一材料の繊維集合体、あるいは発泡体を使用でき、低通気層の通気量は1〜20cm3 /cm2 ・secで、5〜15cm3 /cm2 ・secが望ましい。また、低通気層の面密度は、15〜300g/m2 であり、厚さは0.1〜5mmに設定されている。上記低通気層は、吸音層と表皮層との間に介挿するか、あるいは表皮層の表面側に積層する形態が使用でき、低通気層を吸音層と表皮層との間に介挿する場合には、低通気層の両面に接着層、例えば、ポリエチレンパウダー等の樹脂パウダーを散布するか、ホットメルトフィルム、ホットメルトウエブ等をラミネート処理しておく。また、表皮層の表面側に低通気層を積層一体化する場合には、当接面側に上述した接着層をラミネートしておけば良い。
従って、本発明に係る防音構造によれば、従来の再生ゴムシート、再生塩ビシート等、重量の嵩む遮音性シートを廃止できるため、軽量化に貢献できる。更に、本発明に係る防音構造に使用する防音材は、吸音層、表皮層、低通気層の積層構造体を使用するため、低通気層で通気量を操作することができ、吸音性能、遮音性能の制御が可能となり、全体の面密度が低くても、通気量を調整することで防音性能を向上させることができ、重量を低減できるとともに、低通気化することにより、低音域から高音域までの広い範囲での吸音性能の向上が見込め、吸音性能を向上させることができる。
次いで、本発明の好ましい実施の形態においては、前記吸音層は車体パネルに対する取付面が凹凸状にプレス成形されていることにより、吸音層の一部に剛性が強化された緻密部が形成されるとともに、吸音層と車体パネルとの間に広いスペースの空気層が設定されることを特徴とする。そして、この実施の形態によれば、スペースの広い空気層により、吸音性能を向上させることができるとともに、吸音層への振動の伝播を低減させることができる。
以上説明した通り、本発明に係る防音構造は、吸音層と表皮層に加えて、通気量を調整できる低通気層を付加した積層構造体を使用することで、この低通気層の通気量を操作することにより、全体の重量を低減することができるとともに、低周波数域から高周波数域の広い範囲での吸音性能の向上が見込め、防音材の製品重量を軽量化することにより、燃費効率を高めることができるとともに、パネルへの取付作業性を向上させることができるという効果を有する。
更に、低通気層で通気量を操作することで、低周波数域から高周波数域の広い範囲での吸音性能を向上させることができ、防音性能を長期に亘り良好に維持できるという効果を有する。
以下、本発明に係る車両の防音構造について、ダッシュパネルの車室内面側に装着されるインシュレータダッシュに適用した実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
図1乃至図4は、本発明の一実施例を示すもので、図1はダッシュパネルに取り付けたインシュレータダッシュの構成を示す断面図、図2は同インシュレータダッシュの構成部材を示す説明図、図3,図4は同インシュレータダッシュの変形例の各構成を示す説明図である。
図1において、エンジンルームEと車室Rとを区画するダッシュパネル10は、上部側からダッシュアッパー部10a、ダッシュロア部10b、トーボード部10cに区画され、ダッシュパネル10の室内面に沿ってインシュレータダッシュ20が取り付けられている。また、トーボード部10c上に装着されるインシュレータダッシュ20の表面側にはフロアカーペット11がラップ状に敷設され、更に、ダッシュパネル10のダッシュアッパー部10a及びダッシュロア部10bの上半部分に装着されるインシュレータダッシュ20の上半部分は、インストルメントパネル12内に位置している。尚、インストルメントパネル12には、図示しないクラッシュパッドが取り付けられている。
ところで、本発明に係るインシュレータダッシュ20は、燃費効率及び取付作業性を高めるために、製品重量が大幅に軽量化されており、更に、軽量化しても充分な防音特性を備えるように構成されている。このインシュレータダッシュ20は、図2の説明図から明らかなように、ダッシュパネル10と対向する側に配置され、多孔質吸音機能により中・高周波数域の騒音を有効に吸音できる吸音層30と、車室Rと対向する側に配置され、特に、低通気性を有し、通気量を適宜コントロールすることで、吸音性能、遮音性能の双方を満足させる防音性能を有する表皮層40と、吸音層30、表皮層40との間に介挿される低通気層50とから大略構成されている。
また、吸音層30とダッシュパネル10との間には、空気層13が形成されており、この空気層13は、吸音層30のダッシュパネル10に対向する面が繊維空隙、あるいは発泡体におけるセル空隙により、微小凹凸面であるため、形成されるようになっている。そして、インシュレータダッシュ20は、空気層13を介してダッシュパネル10に取り付けられるため、断熱性及び吸音性が向上している。
まず、吸音層30としては、フエルト、PET(ポリエステル)等の合成繊維、紙類(パルプ等)を繊維状にした繊維集合体等が使用できる。通常は、繊維集合体をマット状に集積した原反マットを加熱軟化処理後、所要形状の型面を有するコールドプレス成形金型によりプレス成形して成形される。この吸音層30の物性としては、面密度は500〜2000g/m2 の範囲内に設定されている。ここで、面密度が500g/m2 未満では所望の吸音性能が期待できない。また、面密度が2000g/m2 を超えた場合には、性能が変わらないため、過剰品質及び重量化に繋がる。更に、吸音層の厚みは3〜50mmで、通気量の目安としては、0.1〜30cm3 /cm2 ・sec、好ましくは1〜20cm3 /cm2 ・secの範囲が良い。尚、通気量の数値としては、JIS L 1096 一般織物試験方法 フラジールA法に準じて測定した数値を使用する。
次いで、表皮層40は、その材質として、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66等の合成繊維を使用しており、また、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル等の合成樹脂材料内に重炭酸ソーダ等の無機発泡剤、あるいはアゾジカルボンアミド等の有機発泡剤から選択される発泡剤を混入した発泡樹脂材料を使用することができる。この表皮層の物性としては、面密度が100〜2000g/m2 に設定されており、面密度が100g/m2 未満の場合には、吸音性能の低下がみられ、逆に面密度が2000g/m2 を超えた場合には、吸音性能が変化しないため、過剰品質、あるいは重量化を招く。
そして、表皮層40の厚みは1〜10mmに設定されているとともに、通気量は25cm3 /cm2 ・sec以上に設定されている。更に、吸音層30と表皮層40との間に介挿される低通気層50は、通気量1〜20cm3 /cm2 ・secで、5〜15cm3 /cm2 ・secが望ましく、面密度が15〜300g/m2 で厚さが0.1〜5mmの不織布等の材料が使用される。また、インシュレータダッシュ20を構成する吸音層30、表皮層40、低通気層50は、低通気層50を中間層として、吸音層30と表皮層40との介挿一体化するため、低通気層50の両面に接着層60がラミネートされている。この接着層60としては、ポリエチレンパウダー等の樹脂パウダーをホットメルトとして使用し、低通気層50の両面に散布するか、あるいは、ホットメルトフィルム、ホットメルトウエブ等を低通気層50の両面にラミネート処理すれば良い。
このように、本発明に係る防音材の構造をインシュレータダッシュ20に適用した場合、吸音層30、表皮層40、低通気層50から構成されるため、従来の重量の嵩む再生ゴムシート、再生塩ビシート等を廃止できることから、軽量化に大きく貢献できる。従って、燃費効率の向上、車体パネルへの取付作業性の向上が見込める。
更に、本発明においては、吸音層30と表皮層40との間に低通気層50を介挿するという構成であるため、この低通気層50で通気量を簡単に操作できるため、全体の面密度が低くても通気量を調整でき、インシュレータダッシュ20全体の重量を軽量化することができる。また、低通気層50によって通気をコントロールできるため、低通気化が容易に行なえ、このことにより、低周波数域の騒音から高周波数域の騒音まで、広いレベルの騒音を有効に吸音処理することができる。
次いで、図3,図4は、本発明の変形例を示すもので、図3に示すインシュレータダッシュ20Aは、吸音層30と、表皮層40との間に低通気層50を介挿した積層構造体を採用する点は上述実施例と同一であるが、この図3に示す変形例においては、吸音層30のダッシュパネル10対向面には、凹凸状にプレス成形され、吸音層30に緻密部31が薄肉に形成されているため、ダッシュパネル10との間にスペースの広い空気層14が設定されている。従って、緻密部31により剛性が強化されるとともに、その背後にスペースの広い空気層14が形成されることで、面密度を低くしても同等の吸音性能が期待できることから、軽量化が可能になるという利点がある。
次いで、図4は本発明の更なる変形例を示すもので、図4に示すインシュレータダッシュ20Bは、低通気層50が表皮層40の表面側に積層されている構成である。そのために、接着層60は、吸音層30と表皮層40との間に介在させ、表皮層40と低通気層50との間にもう一方の接着層60が介挿されている。そして、この変形例においては、最上部で通気量を操作することができるため、吸音及び遮音性能のコントロールがやり易くなり、管理が容易に行なえるとともに、低通気層50を最上部にもってくることにより、防音材の見栄えが良くなるという付随的な利点がある。
上述した実施例は、ダッシュパネル10の車室内面側に取り付けられるインシュレータダッシュ20に本発明を適用したが、車室内に装着されるルーフトリムはもとより、エンジンルーム、あるいはトランクルーム内に取り付けられる防音材全般に適用することができる。更に、接着層としては、ポリエチレンパウダー等の樹脂パウダータイプの他に、ホットメルトフィルム、ホットメルトウエブ等も使用できるため、接着形態は限定されない。
本発明に使用する車両用防音材としてインシュレータダッシュに適用した一実施例を示す断面図である。 図1に示すインシュレータダッシュの構成を示す説明図である。 図1に示すインシュレータダッシュにおける変形例を示す構成説明図である。 図1に示すインシュレータダッシュにおける変形例を示す構成説明図である。 インシュレータダッシュの設置箇所を示す説明図である。 従来のインシュレータダッシュの構成を示す断面図である。 従来の遮音型インシュレータダッシュの構成及び防音メカニズムを示す説明図である。 従来の通気型インシュレータダッシュの構成及び防音メカニズムを示す説明図である。
符号の説明
10 ダッシュパネル
13,14 空気層
20,20A,20B インシュレータダッシュ(防音材)
30 吸音層
31 緻密部
40 表皮層
50 低通気層
60 接着層

Claims (2)

  1. 車体パネル(10)の室内面側に防音材(20)を取り付けてなる車両の防音構造において、
    前記防音材(20)は、車体パネル(10)の室内面形状に即して成形され、車体パネル(10)との間に空気層(13)を介して取り付けられる吸音層(30)と、この吸音層(30)の室内面側に一体化される表皮層(40)と、吸音層(30)と表皮層(40)との間に介挿されるか、あるいは表皮層(40)の表面側に積層される低通気層(50)とからなる積層構造体が採用されていることを特徴とする車両の防音構造。
  2. 前記吸音層(30)は車体パネル(10)に対する取付面が凹凸状にプレス成形されていることにより、吸音層(30)の一部に剛性が強化された緻密部(31)が形成されるとともに、吸音層(30)と車体パネル(10)との間に広いスペースの空気層(14)が設定されることを特徴とする請求項1に記載の車両の防音構造。
JP2007039639A 2007-02-20 2007-02-20 車両の防音構造 Withdrawn JP2008201264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039639A JP2008201264A (ja) 2007-02-20 2007-02-20 車両の防音構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039639A JP2008201264A (ja) 2007-02-20 2007-02-20 車両の防音構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008201264A true JP2008201264A (ja) 2008-09-04

Family

ID=39779194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039639A Withdrawn JP2008201264A (ja) 2007-02-20 2007-02-20 車両の防音構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008201264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103434456A (zh) * 2013-08-09 2013-12-11 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 一种汽车带空调管地毯下隔音垫的生产方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103434456A (zh) * 2013-08-09 2013-12-11 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 一种汽车带空调管地毯下隔音垫的生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4997057B2 (ja) 車両用防音材
JP5810425B2 (ja) 吸遮音パネル部材
RU2606651C2 (ru) Система звукоизоляции, в частности, для автотранспортного средства
CN103098122B (zh) 宽频带吸声器
ES2542886T3 (es) Pieza de moldura de interior de automóvil para el aislamiento y la absorción del sonido
EP1612768A1 (en) Ultralight soundproof material
ZA200507678B (en) Ultra-light sound insulator
JP2003534979A (ja) 車両用軽量フロアリング組立体
JP2014211640A (ja) 吸遮音パネル部材
JP3930506B2 (ja) 超軽量な防音材
JP2009018746A (ja) 車両用防音材
JP3718112B2 (ja) 防音材
JP2010234991A (ja) 車両用防音材
JP2010132024A (ja) 車両用防音材
JP4215146B2 (ja) 自動車用インシュレータ
JP2003019930A (ja) 自動車用吸音タイプ防音材
JP2009018745A (ja) 車両用防音材
JP2006208859A (ja) 防音材
JP3530522B1 (ja) 超軽量な防音材
GB2101930A (en) Self-supporting, generally flat construction element
JP2005208494A (ja) 超軽量な防音材
JP2008201264A (ja) 車両の防音構造
JP5055856B2 (ja) 吸音材の製造方法
JP2002220009A (ja) 自動車用インシュレータ
JP2009012561A (ja) 自動車用インシュレータダッシュ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100511