JP2009515924A - Thocの新規製造方法 - Google Patents

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Abstract

インドール類、例えば、1,2,3,9−テトラヒドロ−カルバゾール−4−オンおよびその誘導体の製造方法。

Description

本発明は、インドール類、例えば、1,2,3,9−テトラヒドロ−カルバゾール−4−オンおよびその誘導体の製造方法に関する。
1,2,3,9−テトラヒドロ−カルバゾール−4−オン(THOC)およびその誘導体は、医薬中の例えば有益な活性物質の製造方法における中間体として、例えば、式:
Figure 2009515924
(式中、
Xは、結合、−CH2−、酸素原子、または硫黄原子であり;
Arは、フェニル、ナフチル、インダニル、またはテトラヒドロナフチルであり;
1は、水素、C1〜C6アルキル、ベンジル、またはナフチルであり;
2は、水素、C1〜C6アルキル、または、ベンジル、フェニルエチル、およびフェニルプロピルから選択されるアラC1〜C6アルキルであり;
3は、水素またはC1〜C6アルキルであり;
4は、水素またはC1〜C6アルキルであるか、Xが酸素原子である場合、R4はR5と一緒になって、−CH2O−であり;
5およびR6は、互いに独立に、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、−CONH2−、C1〜C6アルコキシ、ベンジルオキシ、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、またはC1〜C6アルキルスルホニルであるか;あるいは
5およびR6は、一緒になって、メチレンジオキシを表す)
のカルバゾリル−(4)−オキシプロパノールアミン誘導体、例えば、(1−(カルバゾール−4−イルオキシ−3−((2−(o−メトキシフェノキシ)エチル)アミノ)−2−プロパノール(例えば、EP004,920)すなわちカルベジロール(carvedilol)の製造方法における中間体として使用することができる。高血圧または鬱血性心不全を患っている患者の処置用のカルベジロールを含有する医薬は、例えばディラトレンド(Dilatrend、登録商標)の商品名で、市販されている。
一つの実施態様において、本発明は、式I:
Figure 2009515924
(式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
の化合物の製造方法であって、式II:
Figure 2009515924
(式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−であり;Halはハロゲン、例えば、I、Br、またはClである)
の化合物を、0.00001〜5モル%未満の範囲の量のパラジウム触媒の存在下に環化させることを含む方法を提供する。
パラジウム触媒の例として、Pd(PPh34(式中、Phは、フェニルである)、トランス−ジ(μ−アセタト)ビス[o−(ジ−o−トリルホスフィノ)ベンジル]ジパラジウム(II)、およびビス(アセトニトリル)−パラジウム(II)クロリドのようなPd有機化合物、PdCl2またはリガンドが付加されていない他の塩、例えば酢酸パラジウムのようなパラジウム塩;および、ポリマーに結合されたPd(PPh34、例えばAldrichのような供給者から、例えばカタログ番号511579で市販されているもの、および5%Pd/C、例えば5%Pd/C 50%H2OタイプE105CA/WもしくはタイプE10N/W;HeraeusやDegussaのような供給者からの、10%Pd/C、例えば10%Pd/C 50%H2OタイプK−0220のような、固体担体上のパラジウム触媒;ならびにマイクロカプセル化パラジウム触媒が挙げられる。
マイクロカプセル化パラジウム触媒の例として、パラジウムを固定化することにより調製された触媒、例えば、透過性ポリマーマイクロカプセルの殻内の、場合により活性化するリガンドを有するコロイド状パラジウムまたは酢酸パラジウムが挙げられる。例えば、マイクロカプセル化触媒は、第一相(例えば、有機層)中に触媒を溶解または分散し、第一相を第二の、連続相(例えば、水相)に分散してエマルジョンを形成し、分散された第一相と連続的な第二相の間の界面で1以上のマイクロカプセル壁形成材料を反応させて分散された第一相コアをカプセル化するマイクロカプセルポリマー殻を形成し、場合により、連続相からマイクロカプセルを回収することにより調製しうる。カプセル化触媒は、反応媒体から回収され、例えばWO2003006151中に記載されているように、高度に架橋されたポリ尿素マトリックス、例えば、Sigma-Aldrichから、例えばカタログ番号65,366−7で市販されているPd(0)EnCat(商標)NP(30%マトリックス含量、0.4mmolPd/g)内でリサイクルしうる。
反応は、NMP、DMF、エタノール、またはエタノール中のH2Oのような溶媒中で行われうる。
反応は、NaOHのような塩基およびトリエチルアミンやトリプロピルアミンのような有機塩基、または酢酸ナトリウム、NaHCO3、もしくはNa2CO3のような有機もしくは無機酸の塩の存在下に行われうる。
方法は、室温(RT)から対応する使用した溶媒の沸点、例えば135℃または140℃の範囲の温度で行いうる。
方法は、1時間から72時間、例えば20時間または14時間、例えば一晩の時間の間、行いうる。
方法は、別途の追加のリガンド、例えば塩化テトラフェニルホスホニウムの存在下に行いうる。
触媒は、当業者に公知の手順により、例えば抽出または吸引により、反応混合物から除去しうる。除去は、RTから対応する沸点より低い範囲、例えば80〜90℃の範囲の温度で行われうる。除去された触媒は、溶媒で、例えば反応に使用された溶媒で、例えばNMPで、一回または数回洗浄しうる。
上記の方法により、式Iの化合物は、35〜100%、例えば60〜90%、例えば70〜90%、例えば80〜90%の収率で得ることができる。例えば、式Iの化合物は、HalがBrまたはIである式IIの化合物から、70〜100%、例えば80〜90%の収率で得ることができ;あるいは式Iの化合物は、HalがClである式IIの化合物から、35〜100%、例えば35〜70%の収率で得ることができる。
上記の方法により、式Iの化合物は、50〜99.5%(HPLC)、例えば90〜99.5%(HPLC)、例えば98〜99.5%(HPLC)の純度で得ることができる。
有機溶媒中、有機溶媒と水の混合物中、または水中、例えばエタノールまたはエタノール/水または水中で、例えば撹拌または煎出または結晶化による精製により、上記の方法で調製された式Iの化合物は、98〜100%(HPLC)、例えば99.5〜100%(HPLC)の純度で得ることができる。
他の実施態様において、本発明は、0.00001〜5モル%未満の範囲の量のパラジウム触媒の存在下に式IIの化合物を環化させることを含む式Iの化合物の製造方法であって、式IおよびIIにおいて、双方のR7が−CH2−CH2−CH2−である方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、0.00001〜1モル%の範囲、例えば0.001〜0.9モル%の範囲、例えば0.01〜0.5モル%、例えば0.1〜0.2モル%の範囲の量のパラジウム触媒の存在下に式IIの化合物を環化させることを含む式Iの化合物の製造方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、パラジウム触媒の存在下、HalがClである式IIの化合物を環化することを含む、式Iの化合物の製造方法を提供する。さらに他の実施態様において、本発明は、ビス(アセトニトリル)−パラジウム(II)クロリドの存在下、HalがClである式IIの化合物を環化することを含む、式Iの化合物の製造方法を提供する。
他の実施態様において、本発明は、C1〜C4アルカノール中のパラジウム触媒;パラジウム塩;または固体担体上のパラジウム触媒の存在下、HalがIまたはBrである式IIの化合物を環化することを含む、式Iの化合物の製造方法を提供する。
1〜C4アルカノール中のパラジウム触媒の例として、C1〜C4アルカノール中のPd(PPh34(式中、Phは、フェニルである)およびC1〜C4アルカノール中のトランス−ジ(μ−アセタト)ビス[o−(ジ−o−トリルホスフィノ)ベンジル]ジパラジウム(II)が挙げられる。C1〜C4アルカノールの例として、メタノール、エタノール、プロパノールおよびその異性体、ならびにブタノールおよびその異性体が挙げられる。
他の実施態様において、本発明は、式Iの化合物および痕跡量のPdまたはパラジウム塩、例えば0.001〜1μgPd/mgTHOC(I)を含有する組成物を提供する。
式IIの化合物は、当業者に公知の手法により、あるいは以下の手法により製造しうる。
他の実施態様において、本発明は、双方のR7が、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である式IIの化合物の製造方法であって、式III:
Figure 2009515924
(式中、Halはハロゲン、例えば、Cl、Br、またはIである)
の化合物を、式IV:
Figure 2009515924
(式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
の化合物と反応させ、続いて環化することを含む方法を提供する。
さらに他の実施態様において、本発明は、双方のR7が、一緒になって−CH2−CH2−CH2−である式IIの化合物の製造方法であって、式III:
Figure 2009515924
(式中、Halはハロゲン、例えば、Cl、Br、またはIである)
の化合物を、式IV:
Figure 2009515924
(式中、双方のR7は、一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
の化合物と反応させ、続いて環化することを含む方法を提供する。
反応は、酸、例えば有機酸、例えば酢酸またはプロピオン酸、またはその同族体の存在下に行われうる。反応混合物中の酸の比率は、0〜50重量%、例えば15〜25重量%の間でありうる。反応は、RTから沸点より低い温度の範囲の温度で、例えば60℃で行われうる。反応は、窒素雰囲気中で行われうる。
式IIの化合物の結晶化は、水を加えることにより開始しうる。上記の方法により、式IIの化合物は、85%〜定量的収率、例えば98%の収率で得ることができる。
式IIIおよびIVの化合物は、市販されているか、あるいは当業者に公知の手法により調製しうる。
他の実施態様において、本発明は、式I:
Figure 2009515924
(式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
の化合物の製造方法であって、
(a)式III:
Figure 2009515924
(式中、Halはハロゲン、例えば、Cl、Br、またはIである)
の化合物を、酸または酸と有機溶媒との混合物の存在下に、式IV:
Figure 2009515924
(式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
と反応させ;
(b)続いて、追加の溶媒を場合により添加し、塩基で中和し、
(c)金属触媒および塩基の存在下に環化することを含む方法を提供する。
上記の方法は、以後、ワンポット反応と称する。
他の実施態様において、本発明は、式IおよびIVにおいて、双方のR7が−CH2−CH2−CH2−である、式Iの化合物の製造用のワンポット反応を提供する。
金属触媒の例として、遷移金属触媒、例えば、パラジウム触媒、ロジウム触媒およびルテニウム触媒、例えば上記のもののようなパラジウム触媒が挙げられる。
酸の例として、有機酸、例えば酢酸またはプロピオン酸、あるいはそれらの同族体が挙げられる。
塩基の例として、NaOH、NaHCO3およびNa2CO3のような無機アルカリ剤、酢酸ナトリウムのような有機酸の塩、ならびにトリエチルアミンおよびトリプロピルアミンのような有機塩基が挙げられる。
中和は、酸を無機アルカリ剤または有機塩基で中和することにより、例えば、酢酸のような有機酸を水酸化ナトリウム、その水溶液のような無機アルカリ剤で、またはトリエチルアミンおよびトリプロピルアミンのような有機塩基で中和することにより行われうる。中和後、水を、当業者に公知の方法により、例えば蒸留により除去しうる。
中和工程ののち、追加の塩基を混合物に加えてもよい。
ワンポット反応は、NMP、DMF、エタノール、またはエタノール中のH2Oのような溶媒を反応混合物に添加することにより行いうる。溶媒は、プロセスの様々な段階で、例えば中和の前または後に添加しうる。
溶媒の量は、20〜90重量%、例えば50〜70重量%の範囲でありうる。
ワンポット反応を行いうる温度は、触媒が既に添加されているかいないかに依存する。例えば、触媒の添加前には、温度は、RT〜100℃の範囲、例えば60℃でありうる。触媒の添加に続いて、温度は、対応する使用された溶媒の沸点まで、例えば、135℃または140℃に上げうる。
触媒は、当業者に公知の手順により、例えば抽出または吸引により、反応混合物から除去しうる。除去は、RTから対応する沸点より低い範囲、例えば80〜90℃の範囲の温度で行われうる。除去された触媒は、溶媒で、例えば反応に使用された溶媒で、例えばNMPで、一回または数回洗浄しうる。
ワンポット反応により、式Iの化合物は、35〜100%、例えば60〜90%、例えば70〜90%、例えば80〜90%の収率で得ることができる。例えば、ワンポット反応において、HalがBrまたはIである式IIIの化合物が使用される場合、式Iの化合物は、70〜100%、例えば80〜90%の収率で得ることができ;あるいはHalがClである式IIIの化合物が使用される場合、式Iの化合物は、35〜100%、例えば35〜70%の収率で得ることができる。
ワンポット反応により、式Iの化合物は、50〜99.5%(HPLC)、例えば90〜99.5%(HPLC)、例えば97〜99.5%(HPLC)の純度で得ることができる。
有機溶媒中、有機溶媒と水の混合物中、または水中、例えばエタノールまたはエタノール/水または水中での、例えば撹拌または煎出または結晶化による精製により、ワンポット反応で調製された式Iの化合物は、98〜100%(HPLC)、例えば99〜100%(HPLC)の純度で得ることができる。
触媒は、中和後に反応混合物に添加しうる。
実施例
以下の略号が、明細書全体に使用された:RT:室温;DMF:N,N−ジメチルホルムアミド;NMP:N−メチル−2−ピロリドン。
式IIの化合物の調製
実施例1.1: 3−(2−ブロモアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Br、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)の調製
2−ブロモアニリン(III、Hal=Br)22.3g(130mmol)と1,3−シクロヘキサンジオン(IV、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)を、窒素下に、25℃で酢酸18.5mlに溶解した。混合物を25℃で3時間撹拌した。均一な懸濁液が生じた。水74mlを25℃で30分以内に添加し、懸濁液をさらに90分間撹拌した。固体を濾集し、水60mlで洗浄し、50℃で12時間乾燥した。収率:33.9g(98%)、融点164〜170℃。
実施例1.2: 3−(2−クロロアニリノ)−シクロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Cl、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)の調製
2−クロロアニリン(III、Hal=Cl)16.5g(129mmol)と1,3−シクロヘキサンジオン(IV、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)を、窒素下に、25℃で酢酸18.5mlに溶解した。混合物を25℃で3時間撹拌した。透明で、黄褐色の溶液が生じた。水74mlを25℃で30分以内に添加し、懸濁液をさらに90分間撹拌した。固体を濾集し、水60mlで洗浄し、50℃で12時間乾燥した。収率:27.5g(96%)、融点171〜172℃。
式IIの化合物を出発する式Iの化合物の調製
実施例2.1: THOC(I、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)の調製
(a)3−(2−ブロモアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Br、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)2.66g(10mmol)、Pd(PPh34 240mg(0.2mmol)、EtOH50ml、およびトリエチルアミン2mlを撹拌下および窒素雰囲気下、80℃に加熱した。28時間後に、トリエチルアミン1mlを加え、さらに加熱を20時間続けた。混合物を、25mlに濃縮し、0℃に冷却した。析出物を分離し、EtOH(0℃)5mlで洗浄し、乾燥し(50℃)、水(RT)25mlと共に撹拌し(1時間)、単離し、乾燥した(50℃)。収率:82%THOC(I)、融点は標品と同じ。純度:99.8%(HPLC)。
(b)3−(2−ブロモアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Br、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)2.66g(10mmol)、ポリマー結合Pd(PPh34 250mg(0.2mmol)(0.79mmolPd/g)、EtOH35ml、水1ml、およびNa2CO3 3g(30mmol)を、撹拌下および窒素雰囲気下に80℃に加熱した。44時間後に、ポリマー結合Pd(PPh34 125mg(0.1mmol)(0.79mmolPd/g)を加え、さらに加熱を22時間続けた。温混合物を濾過し、残渣をEtOH(75℃)5mlで洗浄した。濾液を0℃に冷却した。析出物を分離し、EtOH(0℃)5mlで洗浄し、乾燥し(50℃)、水(RT)25mlと共に撹拌し(1時間)、単離し、乾燥した(50℃)。収率:70%THOC(I)、融点は標品と同じ。純度:99.9%(HPLC)。
(c)3−(2−ブロモアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Br、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)8g(30mmol)、Pd(OAc)2 10mg(0.0446mmol)、NMP12ml、およびNaOAc 2.95g(36mmol)を撹拌下および窒素雰囲気下、135℃に41時間加熱した。温混合物(85℃)を濾過し、残渣をNMP5mlで洗浄した。濾液をHCl(2m)30ml/水90mlに加えた。析出物を分離し、水60mlで洗浄し、乾燥した(50℃)、粗収率:79%THOC(I)、融点210〜212℃;95%EtOH60mlから炭と共に再結晶し、乾燥した(50℃)。収率:70%THOC(I)、融点は標品と同じ。純度:99.4%(HPLC)。
(d)3−(2−ブロモアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Br、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)32g(120mmol)、5%Pd/C 50%H2OタイプE105CA/W 1.6mg(0.376mmol)、NMP48ml、およびNaOAc 11.8g(144mmol)を撹拌下および窒素雰囲気下、135℃に20時間加熱した。温混合物(85℃)を濾過し、残渣をNMP8mlで洗浄した。濾液をHCl(2m)120ml/水360mlに加えた。析出物を分離し、水200mlで洗浄し、乾燥した(50℃);粗収率:83%THOC(I)、融点214〜216℃、純度:98.0%(HPLC);95%EtOH240mlから炭と共に再結晶し、乾燥した(50℃)。収率:61%THOC(I)、融点は標品と同じ。純度:99.7%(HPLC)。
(e)3−(2−ブロモアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Br、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)32g(120mmol)、Pd触媒(表1)0.188mmol、NMP50ml、およびNaOAc 11.8g(144mmol)を撹拌下および窒素雰囲気下、135℃で必要な反応時間(表1)加熱した。温混合物(85℃)を濾過し、残渣をNMPで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して25mlとし、懸濁液をHCl(2m)30ml/水90mlに加えた。析出物を分離し、水200mlで洗浄し、乾燥した(50℃);粗収率(融点)表1中のTHOC(I);95%EtOHから炭と共に再結晶し、乾燥した(50℃)。収率[%](表1)、再結晶したTHOC(I)の融点は標品と同じ、純度[%](表1)。
Figure 2009515924
(f)ビス(アセトニトリル)−パラジウム(II)クロリド100mg(0.39mmol)と塩化テトラフェニルホスホニウム1.5g(4mmol)に、NaOAc3.7g(45mmol)と3−(2−クロロアニリノ)−シキロヘキサ−2−エノン(II、Hal=Cl、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)をアルゴン雰囲気下に添加した。DMF22.5mlの添加後、混合物を150℃で20時間撹拌した。20℃に冷却後、固体を濾集し、DMFで洗浄した。濾液を水280mlに加え、30分間撹拌後、混合物を酢酸エチル150mlで2回抽出した。活性炭で濾過後、酢酸エチル溶液を、乾固するまで濃縮した。残渣をメチル−t−ブチルエーテルと共に撹拌した。濾過および乾燥後、粗材料(粗収率:60%THOC(I)、純度:90.7%(HPLC)を、EtOHから再結晶した。収率:36%THOC(I)、融点は標品と同じ。純度:99.0%(HPLC)。
ワンポット反応での式Iの化合物の調製
実施例3.1: THOC(I、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)の調製
2−ブロモアニリン(III、Hal=Br)22.6g(131mmol)と1,3−シクロヘキサンジオン(IV、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)15.2g(136mmol)を、窒素下に、60℃で酢酸13.5mlに溶解した。混合物を60℃で3時間撹拌し、次いでNMP74.5mlを30分以内に加えた。続いて、水酸化ナトリウム溶液(50%)17gを、70℃未満の温度で30分以内に加えた。Pd触媒(表2)を混合物に加えた。水/NMPを、ポット温度が140℃になるまで留去した。135℃での加熱を、撹拌下に20時間続けた。温混合物(85℃)を濾過し、残渣をNMPで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して25mlとし、HCl(2m)30ml/水90mlを加えた。析出物を分離し、水200mlで洗浄し、乾燥した(50℃);表2中の粗収率THOC(I)および純度(HPLC);EtOHと共に煎出するか、または95%EtOHから炭と共に再結晶し、乾燥した(50℃)。収率[%](表2)、融点は標品と同じ、純度[%](表2)。
Figure 2009515924
実施例3.2: THOC(I、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)の調製
2−ヨードアニリン(III、Hal=I)2.9g(13.1mmol)と1,3−シクロヘキサンジオン(IV、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)1.52g(13.6mmol)を、窒素下に、60℃で酢酸1.4mlに溶解した。混合物を60℃で3時間撹拌し、次いでNMP7.5mlを30分以内に加えた。続いて、水酸化ナトリウム溶液(50%)1.7gを、70℃未満の温度で30分以内に加えた。5%Pd/C 50%H2OタイプE105CA/W 87mg(0.0205mmol)を混合物に加えた。水/NMPを、温度が140℃に達するまで留去した。135℃での加熱を、撹拌下に20時間続けた。温混合物(85℃)を濾過し、残渣をNMPで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して2.5mlとし、水9mlを加えた。析出物を分離し、水20mlで洗浄し、乾燥し(50℃)、EtOHと共に煎出し、乾燥した(80℃、真空乾燥オーブン)。収率:33%THOC(I)、融点は標品と同じ、純度:98.8%(HPLC)。さらなるTHOC(I)を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを通して単離することができた。収率:13%THOC(I)、融点209〜212℃、純度:89.9%(HPLC)。
実施例3.3: THOC(I、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)の調製
2−ブロモアニリン(III、Hal=Br)45.2g(263mmol)と1,3−シクロヘキサンジオン(IV、双方のR7は一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)30.4g(271mmol)を、窒素下に、60℃で酢酸18mlおよびNMP14mlに溶解した。混合物を60℃で3時間撹拌し、次いでNMP135mlを30分以内に加えた。続いて、水酸化ナトリウム溶液(50%)25gを、70℃未満の温度で30分以内に加えた。5%Pd/C 50%H2OタイプE105CA/W 1.8g(0.423mmol)を混合物に加えた。水/NMPを、温度が140℃に達するまで留去した。140℃での加熱を、撹拌下に20時間続けた。温混合物(90℃)を濾過し、残渣をNMPで洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して50mlとし、HCl(2m)60ml/水180mlを加えた。析出物を分離し、水400mlで洗浄し、乾燥した(50℃);粗収率:86%THOC(I)、純度97.1%(HPLC);エタノール/水(95/5)と共に煎出し、乾燥した(50℃)。収率:78%THOC(I)、融点は標品と同じ。純度:99.5%(HPLC)。
式Iの化合物は、例えば、以下のスキームに従う合成における出発化合物として使用しうる。
Figure 2009515924

Claims (16)

  1. 式I:
    Figure 2009515924

    (式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
    の化合物の製造方法であって、式II:
    Figure 2009515924

    (式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−であり;Halはハロゲンである)
    の化合物を、0.00001〜5モル%未満の範囲の量のパラジウム触媒の存在下に環化させることを含む方法。
  2. 式IおよびIIにおいて、双方のR7が、一緒になって−CH2−CH2−CH2−である、請求項1記載の方法。
  3. パラジウム触媒が、0.00001〜1モル%の範囲の量で存在する、請求項1記載の方法。
  4. パラジウム触媒が、0.001〜0.9モル%の範囲の量で存在する、請求項3記載の方法。
  5. パラジウム触媒が、0.01〜0.5モル%の範囲の量で存在する、請求項4記載の方法。
  6. パラジウム触媒が、0.15モル%の量で存在する、請求項5記載の方法。
  7. パラジウム触媒の存在下、HalがClである、請求項1記載の式IIの化合物を環化することを含む、請求項1記載の式Iの化合物の製造方法。
  8. パラジウム触媒がビス(アセトニトリル)−パラジウム(II)クロリドである、請求項7記載の方法。
  9. 1〜C4アルカノール中のパラジウム触媒、パラジウム塩、または固体担体上のパラジウム触媒の存在下、HalがIまたはBrである、請求項1記載の式IIの化合物を環化することを含む、請求項1記載の式Iの化合物の製造方法。
  10. 双方のR7が、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である請求項1記載の式IIの化合物の製造方法であって、式III:
    Figure 2009515924

    (式中、Halはハロゲンである)
    の化合物を、式IV:
    Figure 2009515924

    (式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
    の化合物と反応させ、続いて環化することを含む方法。
  11. 請求項1記載の式Iの化合物の製造方法であって、
    (a)式III:
    Figure 2009515924

    (式中、Halはハロゲン、例えば、Cl、Br、またはIである)
    の化合物を、酸または酸と有機溶媒との混合物の存在下に、式IV:
    Figure 2009515924

    (式中、双方のR7は、独立に、C1〜C6アルキルであるか、または一緒になって−CH2−CH2−CH2−である)
    と反応させ;
    (b)続いて、追加の溶媒を場合により添加し、塩基で中和し、
    (c)金属触媒および塩基の存在下に環化することを含む方法。
  12. 式IおよびIVにおいて、双方のR7が一緒になって−CH2−CH2−CH2−である、請求項11記載の方法。
  13. パラジウム触媒が、Pd(PPh34(式中、Phは、フェニルである)、トランス−ジ(μ−アセタト)ビス[o−(ジ−o−トリルホスフィノ)ベンジル]ジパラジウム(II)、ビス−(アセトニトリル)−パラジウム(II)クロリド、パラジウム塩、または固体担体上のパラジウム触媒である、請求項11記載の方法。
  14. 中和後にパラジウム触媒を反応混合物に添加する、請求項11記載の方法。
  15. 請求項1記載の式Iの化合物および痕跡量のPdまたはパラジウム塩を含有する組成物。
  16. 本明細書に記載の発明。
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