JP2009506267A - 車両用ギアステージユニット - Google Patents

車両用ギアステージユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2009506267A
JP2009506267A JP2008527356A JP2008527356A JP2009506267A JP 2009506267 A JP2009506267 A JP 2009506267A JP 2008527356 A JP2008527356 A JP 2008527356A JP 2008527356 A JP2008527356 A JP 2008527356A JP 2009506267 A JP2009506267 A JP 2009506267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear stage
stage unit
rolling
vehicle
driven output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008527356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009506267A5 (ja
JP4995820B2 (ja
Inventor
シューレル、ロルフ
ベレス、ミカエル
ホスマンズ、ベルンド
カルマス、カーステン
Original Assignee
カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE200510039733 external-priority patent/DE102005039733A1/de
Application filed by カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー filed Critical カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー
Publication of JP2009506267A publication Critical patent/JP2009506267A/ja
Publication of JP2009506267A5 publication Critical patent/JP2009506267A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4995820B2 publication Critical patent/JP4995820B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/225Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/225Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
    • B60N2/2252Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H13/00Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
    • F16H13/06Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【解決手段】自動車におけるアクチュエータ装置、特に、車両座席アクチュエータ装置に用いられる車両用ギアステージユニット(1)であって、第1中心軸(A)を中心に回転自在な状態で駆動部材(11)を取り付けられたハウジング部材(3)と、第1中心軸(A)とは異なる第中心2軸(B)を中心に回転自在な従動出力部材(21)とを備えた車両用ギアステージユニット(1)。駆動部材(11)が、第1中心軸(A)および第2中心軸(B)を所定の偏心度(E)だけ平行にオフセットした状態で別個に設けられた転動部材(31)を介して従動出力部材(21)を支持しているとともに、このようにして形成された偏心転動機構によって従動出力部材(21)を駆動させ、この従動出力部材(21)は、摩擦ギアタンブラ機構(33、35)によりハウジング部材(3)上で転がりローリング動作を行なうようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部分の特徴を有する車両用ギアステージユニットに関する。
DE19709852C2で開示された従来の車両用ギアステージユニットでは、モータシャフト部材上のウォームは、駆動部材としての機能を果たすとともに、従動出力部材上のウォームギアと噛み合うようになっている。
従来の車両用ギアステージユニットは、車両用アクチュエータ装置の一体部分であり、ウォームギアが車両座席の調整のための機構を駆動させるようになっている。
ウォームギアおよびウォーム上の適切なネジリードにより、従来の車両用ギアステージユニットは、高いモータ速度を機構の低い入力速度までギアダウンするようになっている。
本発明の目的は、前述した従来の車両用ギアステージユニットを改善することである。
本発明の目的は、請求項1の特徴を備えた車両用ギアステージユニットによって達成される。
有利な改良は、従属する請求項の要旨である。
本発明の車両用ギアステージユニットにおいては、従来の車両用ギアステージユニットと比べて、速度伝達比が増大されるようになっている。
なぜならば、駆動部材は、別個に形成された転動部材により、軸が所定の偏心度だけ平行にオフセットされた状態で従動出力部材を支持するとともに、このように形成された偏心転動機構(rolling eccentric)が回転する際に従動出力部材を駆動させ、従動出力部材が、摩擦ギアタンブラ機構(a friction gear tumbler mechanism)によりハウジング部材上で転動動作、特に、転がりローリング動作(tumbling rolling movement)を行なうためである。
同時に効率も著しく向上され、それにより、例えば、本発明の車両用ギアステージユニットが使用された車両用アクチュエータ装置の全体の効率も同様に向上されて、その結果、重量が減少されるとともに、不可欠な構成部材によって占められる空間が減少するようになっている。
従動出力部材は、この従動出力部材をハウジング部材上に部分的に支持できる程度まで駆動部材によって「支持される」ように設計されている。
従動出力部材の転動動作は、一般に多重転がり動作を伴う回転動作であるが、その転がりローリング動作は、特に偏心度が小さい場合に、例えば、従動出力部材と駆動される出力側機構(ロードベアリング機構)等との間の遊びにより、または、各部材の適切な弾性により補償されるようになっている。
偏心度が大きい場合には、車両用ギアステージユニットの従動出力部材として機能するとともに、また、従動出力部材に対して多重転がり動作を伴った回転動作を行なうとともに、そして、駆動部材に対して純粋な回転動作を行なうように設計された更なる構成部材が、従動出力部材の出力側に対して接続されていても何ら構わない。
駆動部材と従動出力部材との間の特定の程度までの偏心転動機構は、全体の速度伝達比に寄与するようになっている。
2つの構成部材のうちの一方に球状転動部材のための溝を形成して、例えば、傾斜側壁の使用により異なる転動半径を設定することによって、転動部材の単なる転動と比べて、駆動部材および従動出力部材の両方で改善が得られるように設計されているのが好ましい。
偏心度が小さい場合に、従動出力部材とハウジング部材との間に僅かな転がり相対動作を引き起こす摩擦ギアタンブラ機構は、全体の速度伝達比に大きく寄与するようになっている。
従動出力部材の外周輪部分とハウジング部材の外周ガイド部分との間に生じる転動ポイントは、従動出力部材の転がりローリング動作のための瞬間的なポール(pole)としての機能を発揮するようになっているのが好ましい。
駆動部材の回転時に、駆動部材と転動部材と従動出力部材の楔留めによって形成される力は、転動ポイントにおいて、従動出力部材に対し駆動モーメントを及ぼすように設計されているのが好ましい。
駆動部材がその駆動回転を終了した直後の駆動部材の自由回転は、この力を分散させて、構成部材を保護するようになっている。
有利な幾何学的比率は、明確な計算できる相対動作を確保するようになっている。
互いに対してテンションが掛けられた2つの転動部材は、駆動部材の回転の始めに任意の遊び移動を防止するのに役立ち、また、車両用ギアステージユニットがセルフロック状態となるように設計されている。
本発明の車両用ギアステージユニットは、電子的に整流されたモータユニット、および、セルフロック式の偏心遊星歯車機構、すなわち、メカニズムユニットと組み合わされているのが好ましい。
伝達部材、すなわち、ハウジング部材、駆動部材および従動出力部材のうちの少なくとも1つ、好ましくは全ての部材は、プラスチック−金属複合材料から成っているのが好ましい。
金属部分は、高いロードベアリング能力を確保し、一方、プラスチック部分は、複雑な幾何学的形状、費用効率が高い製造、重量低減、および、無負荷吸収領域での非常に良好なダンピング特性を可能にするようになっている。
金属部分は、略一定の材料厚さの高強度金属の薄いシートから機械加工することにより形成されているのが好ましく、その結果、高価な再度の機械加工が回避されるようになっている。
本発明を図面に示された2つの実施例に基づいて、以下に詳細に説明する。
本発明の第一実施例における車両用ギアステージユニット1は、第1中心軸Aを有する円筒状の均整の取れたハウジング部材3を有している。
ハウジング部材3の径方向内側には、第1中心軸Aと同軸状でハウジングカラー部分5が形成されている。
ハウジング部材3は、径方向外側にハウジングカバー部材7を有しており、このハウジングカバー部材7は、ハウジング本体部分9とは別個に形成されているとともに車両用ギアステージユニット1の組立時にハウジング本体部分9に対して接続固定されるようになっている。
さらに、ハウジング部材3によって、第1中心軸Aと同軸状になるように配置された駆動部材11が支持されている。
駆動部材11は、第1中心軸Aと同軸状でハウジングカラー部分5に挿通される中空円筒状の駆動チューブ部分13を有しており、駆動フランジ部分15が、端面で径方向外側に突出しており、駆動ベアリング環状部分17が、第1中心軸Aと同軸状で駆動フランジ部分15に形成されているとともにハウジング部材3のハウジングカラー部分5と重なり合っている。
僅かな摩擦をもって駆動部材11を径方向(第1中心軸Aに対して径方向)で確実に支持するローラベアリング部材19は、駆動部材11の駆動ベアリング環状部分17の内周面とハウジング部材3のハウジングカラー部分5の外周面との間に配置されており、このローラベアリング部材19は、例えば、ボールベアリングまたはニードルベアリングであることが好ましい。
従動出力部材21は、好ましくは0.5mm未満、例えば、0.2mmの偏心度Eだけオフセットした状態で第1中心軸Aに対して平行に配置された第2中心軸Bを中心に均整の取れた円柱状を呈している。
従動出力部材21は、第2中心軸Bと同軸で且つ駆動部材11の駆動チューブ部分13内に挿入された中空円筒状の従動出力チューブ部分23と、この従動出力チューブ部分23の端面で径方向外側に突出した従動出力ディスク部分25と、第2中心軸Bと同軸状で従動出力ディスク部分25に形成されてハウジング部材3の駆動ベアリング環状部分17と重なり合う従動出力ベアリングリング部分27とを有している。
従動出力部材21は、駆動部材11の駆動ベアリング環状部分17に対向する従動出力ベアリングリング部分27の内側に、V字形状の環状外周溝部分29を有しており、この環状外周溝部分29の側壁は、第2中心軸Bに対して斜めに、例えば、60°で延びているのが好ましい。
ボールからなる単一の転動部材31が、駆動部材11の外周面、すなわち、駆動ベアリング環状部分17の外周面と、転動部材31を部分的に受ける環状外周溝部分29との間の外周上の1つのポイントに配置されている。
従動出力部材21は、その外周面上、すなわち、従動出力ベアリングリング部分27の外周面上に、径方向に突出する外周輪部分33を有しており、この外周輪部分33は、第2中心軸Bと同軸状で形成されているとともに、さねはぎ継ぎ方式(in a manner of a tongue-and-groove connection)でハウジング部材3の外周ガイド部分35に係合している。
第1中心軸Aと同軸状な環状溝として形成されたチャンネルガイドとしての外周ガイド部分35は、径方向内側に面するハウジング部材3の共通面上に、ハウジング本体部分9によって部分的に形成されているとともにハウジングカバー部材7によって部分的に形成されている。
外周ガイド部分35の側壁は、第1中心軸Aと垂直な面に対して僅かに傾斜して延びており、それにより、従動出力部材21の外周輪部分33は、外周ガイド部分35に入り込むが完全にはその底部に達することなく、転動ポイントWの所までのみ達するようになっている。
外周輪部分33、すなわち、従動出力部材21と、外周ガイド部分35、すなわち、ハウジング部材3とは、以下において摩擦ギアタンブラ機構(a friction gear tumbler mechanism)と称する摩擦ギア機構を形成している。
転動ポイントWと径方向反対側では、外周輪部分33と外周ガイド部分35との間または従動出力部材21とハウジング部材3との間の距離が、転動ポイントWよりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
同様に、転動ポイントWに最も近い点における駆動部材11と従動出力部材21との間の距離は、径方向反対側における対応する距離よりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
したがって、外見上は周方向に湾曲した楔状の面が、従動出力部材21とハウジング部材3との間および従動出力部材21と駆動部材11との間の両方に存在している。
ハウジング部材3と駆動部材11と従動出力部材21との間の接触点は、軸AおよびBに対して垂直に延びる同一平面内にほぼ位置している。
駆動部材11の外周面と転動部材31と環状外周溝部分29とは、駆動部材11と従動出力部材21との間で転動部材31を楔留めする幾何学的構造を協働して形成している。
このことは、例えば、ウェッジローラフリーホイールクラッチ(wedging roller free-wheel clutches)として知られているように、接触角度がセルフロック角度(self−locking angle)よりも小さく、したがって、転動部材31の接触点で摺動摩擦が起こらないようになっている。
駆動部材11の静止時に、転動部材31は、第1中心軸Aの周方向から見て、最初に転動ポイントWと同じ角度に位置するため、駆動部材11と環状外周溝部分29との間で径方向のテンションを何ら伴わないようになっている。
一方、駆動部材11の駆動時には、前述した楔留めが起こるまで転動部材31も移動するようになっている。
この幾何学的構造および材料を用いると、転動部材31は約45°(先行角度)だけ転動ポイントWに先行するようになっている。
駆動部材11が反時計周り(図2における)に駆動すると、転動部材31は、駆動部材11の外周面上で転動し、すなわち、時計周り(図2における)に回転するようになっている。
これにより、環状外周溝部分29内で転動部材31の相対的な転動動作が引き起こされるとともに、前述した楔留めに起因して、転動部材31と従動出力部材21との間の接触点でかなりの力Fがもたらされるようになっている。
従動出力部材21が転動ポイントWでハウジング部材3と当接するため、すなわち、転動ポイントWが瞬間的なポール(pole)すなわち、支柱としての機能を発揮するため、力Fは、転動ポイントWを中心として従動出力部材21に作用するトルクを形成するようになっている。
これにより、ハウジング部材3上において従動出力部材21の転がりローリング動作(tumbling rolling movement)が、時計周り(図2における)で引き起こされるようになっている。
駆動部材11の回転方向が逆の場合には、転動部材31の先行角度の2倍の遊び移動後に、従動出力部材21の回転方向も同様に逆になるようになっている。
例えば、転動部材31または転動ポイントWでの摩耗を減少させつつ、単位表面圧力が高い点での瞬間摩擦係数を高めるため、適切な潤滑油を供給しても良い。
車両用ギアステージユニット1は、偏心転動を伴う摩擦ギアタンブラ機構として具現化された二段階構造を成している。
駆動部材11と従動出力部材21との間における転動部材31の転動動作によって、転動部材31を用いた偏心転動は最初に約2:1の理論速度伝達比を有している。
転動部材31の半径よりも小さい従動出力部材21への転動半径を与える環状外周溝部分29は、本実施例の場合に、4:1の更なる伝達成分を生み出すようになっている。
摩擦ギアタンブラ機構ステージ(friction gear tumbler mechanism stage)は、2×Eの従動出力部材21の外径(転動ポイントWでのハウジング部材3の直径)にほぼ等しい速度伝達比成分、この場合には約125:1の速度伝達比成分を生み出すようになっている。
したがって、駆動部材11の全体の回転を桁違いにギアダウンさせることができるようになっている。
偏心度Eが減少するにつれて、破壊的な効果が減少して、速度伝達比(または、減速比)が増大するようになっている。
伝達部材を破壊することなく、駆動トルクから生じる応力および接触力に耐えることができるようにするために、高強度な金属材料を使用することが好ましい。
しかしながら、例えば、振動を弱めてかなり大きな接触面を設けるため、高強度プラスチックを使用することにより従動出力部材21に対して弾性面を与えるように設計しても良い。
静止時における非円形面の形成を防止するため、非使用時には、転動部材31をその先行角度分だけ逆方向に転動させて何らの力Fをも形成しない転動ポイントWの最も近くに静止させるべく、自由回転角度(例えば、90度の固定された規定値、あるいは、電子的に決定される)だけ駆動部材11を逆回転させるように設計することが好ましい。
動作中に駆動部材11に対する転動部材31の接触を高めることで前述した楔留め作用を高めるため、すなわち、この点での「滑り」をできるだけ回避するため、本実施例の変形では、回転を妨げることなく駆動部材11と転動部材31との間に常に僅かな摩擦があるように設計するのが好ましい。
この僅かな摩擦は、例えば、駆動部材11と転動部材31との間の通常のスプリング力によって、あるいは、構成部材のうちの1つを磁化することによって加えられてもよい。
方向を逆にする際の転動部材31の遊び移動を減らすため、本実施例の変形例では、スプリングによって一緒に或いは別々に保持される2つの転動部材31を設けても良い。
これにより、車両用ギアステージユニット1が、セルフロック状態となるようになっている。
本実施例の第1変形例において、本発明の車両用ギアステージユニット1は、車両用駆動装置43を形成するためにモータユニット41に組み付けられている。
車両用ギアステージユニット1およびモータユニット41は、駆動部材11がロータとなるように永久磁石からなる複数のロータマグネット部材45を駆動部材11に対して、好ましくは駆動チューブ部分13に対して取り付けるとともに、ロータマグネット部材45と非接触で相互作用するようにハウジング部材3内に複数のステータ積層部材(stator stacks)47を配置することにより相互に組み付けられている。
制御手段49は、ステータ積層部材47の電子的整流、したがって、モータユニット41の電子的整流を行なうようになっている。
フィードバックによる速度制御を行なうため、従動出力部材21に対して、好ましくは従動出力チューブ部分23に対して環状マグネット部材51が取り付けられており、この環状マグネット部材51は、従動出力部材21の角度位置を検出するために制御手段49に接続されたハウジング部材3内のホールセンサ部材53と相互作用するようになっている。
モータユニット41の電子部品を除き、車両用ギアステージユニット1は1つの被覆可能なユニットを形成している。
本実施例の第2変形例において、本発明の車両用ギアステージユニット1は、車両用アクチュエータ装置63、特に、車両座席用アクチュエータ装置を形成するためにメカニズムユニット61に組み付けられている。
メカニズムユニット61は、車両座席用の背もたれ傾斜角度調整装置の形態でDE10144840 A1に開示されており、その開示内容は本明細書に明確に含有されている。
セルフロック式の偏心遊星歯車機構としてのメカニズムユニット61は、内歯車としての第1取り付け部材65と、この第1取り付け部材65と噛合する成形歯車を有する第2取り付け部材67とを備えている。
第1取り付け部材65は、例えば、車両座席の背もたれに強固に接続されており、一方、第2取り付け部材67は車両座席の座部に接続されている。
2部品(あるいは、単一部品)からなるドライバ部材69は、相互にテンションが掛けられた2つのウェッジ部材71と共に、第1取り付け部材65と第2取り付け部材67との間に支持されて回動時に第2取り付け部材67に対する第1取り付け部材65の転がりローリング動作を引き起こす偏心機構(rolling eccentric)を形成している。
車両用ギアステージユニット1とメカニズムユニット61とを相互に組み付けるため、ハウジング部材3が、そのハウジングカバー部材7によって第1取り付け部材65に対して取り付けられ、一方、外周面に歯が形成されたシャフト部材73は、一端が従動出力チューブ部分23の内歯に噛合するとともに他端がドライバ部材69の内歯と噛合している。
従動出力部材21の転がり動作を補償するため、歯間に幾らかの遊びが設けられている。
また、他の手段、特に、フレキシブルな手段によって転がり動作を補償しても何ら構わない。
また、車両用アクチュエータ装置63は、車両座席の高さ、及び/又は、座面の傾斜角度を調整するために用いても良い。
そして、本実施例の第1変形例と第2変形例とを組み合わせることにより、車両用アクチュエータ装置63が、モータユニット41によって完備されている。
次に、本発明の第2実施例である車両用ギアステージユニット101について、図5及び図6に基づいて説明する。
ここで、第2実施例の説明においては、特に説明がない限り、第1実施例の技術内容と同一であり、第1実施例と同じ構成部材および同様に作用する構成部材には第1実施例における符号に100番だけ加えた符号が付与されている。
また、第1実施例の技術内容を第2実施例の技術内容に組み合わせても良く、また、その逆、すなわち、第2実施例の技術内容を第1実施例の技術内容に組み合わせても何ら構わない。
本発明の第2実施例である車両用ギアステージユニット101は、第1中心軸Aを有する円筒状の均整の取れた左右対称なハウジング部材103を有している。
ハウジング部材103の径方向内側には、第1中心軸Aと同軸状でハウジングカラー部分105が形成されている。
ハウジング部材103は、径方向外側にハウジングカバー部材107を有しており、ハウジングカバー部材107は、ハウジング本体部分109とは別個に形成されているとともに車両用ギアステージユニット101を組立時にハウジング本体部分109に対して接続固定されるようになっている。
さらに、ハウジング部材103上には、第1中心軸Aと同軸状で駆動部材111が支持されている。
駆動部材111は、第1中心軸Aと同軸的にハウジングカラー部分105に挿通される中空円筒状の駆動チューブ部分113を有しており、駆動フランジ部分115が、端面で径方向外側に突出しており、駆動ベアリング環状部分117が、第1中心軸Aと同軸状で駆動フランジ部分115上に形成されているとともにハウジングカラー部分105と重なり合っている。
僅かな摩擦をもって駆動部材111を径方向(第1中心軸Aに対して径方向)で確実に支持するローラベアリング部材119は、駆動ベアリング環状部分117の内周面とハウジングカラー部分105の外周面との間に配置されており、ローラベアリング部材119は、例えば、ボールベアリング、または、ニードルベアリングであるのが好ましい。
従動出力部材121は、好ましくは0.5mm未満、例えば、0.2mmの偏心度Eだけオフセットした状態で第1中心軸Aと平行に配置された第2中心軸Bを中心として均整の取れた円筒状を呈している。
従動出力部材121は、第2中心軸Bと同軸で且つ駆動チューブ部分113内に挿入された中空円筒状の従動出力チューブ部分123と、この従動出力チューブ部分123の端面で径方向外側に突出した従動出力ディスク部分125と、第2中心軸Bと同軸状で従動出力ディスク部分125に形成されて駆動ベアリング環状部分117と重なり合う従動出力ベアリングリング部分127とを有している。
従動出力部材121は、駆動ベアリング環状部分117に対向する従動出力ベアリングリング部分127の内側に、V字形状かつ湾曲形状を呈する環状外周溝部分129を有している。
ボールからなる2つの転動部材131が、それぞれ、駆動部材111の外周面、すなわち、駆動ベアリング環状部分117の外周面と、転動部材131を部分的に受ける環状外周溝部分129との間の外周上の1つのポイントに配置されている。
従動出力部材121は、その外周面上、すなわち、従動出力ベアリングリング部分127の外周面上に、径方向に突出する外周輪部分133を有しており、この外周輪部分133は、第2中心軸Bと同軸状で形成されているとともに、さねはぎ継ぎ方式(in a manner of a tongue-and-groove connection)で、ハウジング部材103の外周ガイド部分135に係合している。
第1中心軸Aと同軸状な環状溝として形成されたチャンネルガイドとしての外周ガイド部分135は、径方向内側に面するハウジング部材103の共通面上に、ハウジング本体部分109によって部分的に形成されているとともにハウジングカバー部材107によって部分的に形成されている。
外周ガイド部分135の側壁は、第1中心軸Aと垂直な面に対して僅かに傾斜して延びており、それにより、外周輪部分133は、外周ガイド部分135を完全に貫通してその底部に達することなく、転動ポイントWの所までのみ達するようになっている。
外周輪部分133、すなわち、従動出力部材121と、外周ガイド部分135、すなわち、ハウジング部材103とは、以下において摩擦ギアタンブラ機構(a friction gear tumbler mechanism)と称する摩擦ギア機構を形成している。
転動ポイントWと径方向反対側では、外周輪部分133と外周ガイド部分135との間または従動出力部材121とハウジング部材103との間の距離が、転動ポイントWにおける場合よりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
同様に、転動ポイントWに最も近い点における駆動部材111と従動出力部材121との間の距離は、径方向反対側における対応する距離よりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
したがって、外見上は周方向に湾曲された楔状の面が、従動出力部材121とハウジング部材103との間および従動出力部材121と駆動部材111との間の両方に存在している。
ハウジング部材103と駆動部材111と従動出力部材121との間の接触点は、軸AおよびBに対して垂直に延びる同一平面内にほぼ位置している。
駆動部材111の外周面と転動部材131と環状外周溝部分129とは、転動ポイントWに(先行角度だけ)先行する転動部材131を駆動部材111と従動出力部材121との間で楔留めする幾何学的構造を協働して形成している。
これは、例えば、ウェッジローラフリーホイールクラッチ(wedging roller free-wheel clutches)として知られているように、接触角度がセルフロック角度(self-locking clutches)よりも小さく、したがって、転動部材131の接触点で摺動摩擦が起こらないようになっている。
したがって、転動ポイントW以降の転動部材131は、楔留めされないように設計されている。
駆動部材111の駆動時には、転動部材131が駆動部材111の外周面上で転動するようになっている。
これにより、環状外周溝部分129内で転動部材131の相対的な転動動作が引き起こされるとともに、先行する転動部材の楔留めに起因して、先行する転動部材131と従動出力部材121との間の接触点でかなりの力がもたらされるようになっている。
従動出力部材121が転動ポイントWでハウジング部材103と当接するため、すなわち、転動ポイントWが瞬間的なポール(pole)、すなわち、支柱としての機能を発揮するため、前記力は、転動ポイントWを中心として従動出力部材121に作用するトルクを形成している。
これにより、ハウジング部材103に対する従動出力部材121の転がりローリング動作(tumbling rolling movement)が引き起こされるようになっている。
駆動部材111の回転方向が逆の場合には、最小の遊び移動後に(他の転動部材131が楔留めされるまで)、従動出力部材121の回転方向も同様に逆になるようになっている。
例えば、転動部材131または転動ポイントWでの摩耗を減少させつつ、単位表面圧力が高い点での瞬間摩擦係数を高めるため、適切な潤滑油を供給しても良い。
スプリングによって転動部材131が圧縮され或いは離間状態に保持される場合、車両用ギアステージユニット101がセルフロック状態になるように設計されている。
車両用ギアステージユニット101は、偏心転動を伴う摩擦ギアタンブラ機構として具現化される二段階構造を成している。
駆動部材111と従動出力部材121との間での転動部材131の転動動作に起因して、転動部材131を用いた偏心転動は最初に約2:1の理論速度伝達比を有している。
転動部材131の半径よりも小さい従動出力部材121への転動半径を与える環状外周溝部分129は、本実施例の場合に、4:1の更なる伝達成分を生み出すようになっている。
摩擦ギアタンブラ機構ステージは、2×Eの従動出力部材121の外径(転動ポイントWでのハウジング部材103の直径)にほぼ等しい速度伝達比成分、この場合には約125:1の速度伝達比成分を生み出すようになっている。
したがって、駆動部材111の全体の回転を桁違いにギアダウンさせることができるようになっている。
偏心度Eが減少するにつれて、破壊的な効果が減少して、速度伝達比(または、減速比)が増大するようになっている。
伝達部材、すなわち、ハウジング部材103と駆動部材111と従動出力部材のうちの少なくとも1つ、好ましくはこれらの全ての部材は、プラスチック−金属複合材料から成形されている。
この金属部分により、伝達部材は、破壊されることなく、駆動トルクから生じる接触力および応力に耐えることができるようになっている。
また、高強度な金属(好ましくは、スチール)の薄いシートから製造することが好ましい。
これは、更なる再度の機械加工を伴うことなく、深絞り、押抜き、および、打ち抜き等が必要な精度および表面品質を与えるためである。
そして、熱処理を施すことで、強度特性を向上させるようになっている。
関連する金属部分は、高強度プラスチックへ成形されて、相互に結合されているのが好ましい。
プラスチック部分は、無負荷ベアリング領域での費用効率が高い製造および複雑な幾何学的形状、重量低減、および、非常に良好なダンピング特性、したがって向上されたノイズ挙動を可能にするとともに、必要に応じて、振動減衰、および、かなり広い接触面積のためのフレキシブルな表面を可能にするようになっている。
他に特に規定がなければ、金属部分は少なくとも略一定の材料厚さを有しており、一方、プラスチック部分は対応する伝達部材の残りの空間を占めている。
本実施例において、ハウジング部材103は、ハウジングカラー部分105からハウジング本体部分109を介して外周輪部分133と当接する外周ガイド部分135まで延びる金属部分103mを有している。
さもなければ、ハウジング本体部分109は、ハウジング部材103のプラスチック部分103kによって形成されている。
ハウジング部材103に対して割り当てられたハウジングカバー部材107は、外周輪部分133と当接する外周ガイド部分135まで延びる金属部分107mを有するとともに、残りの部分としてプラスチック部分107kを有している。
ハウジング部材103のプラスチック部分103k、および、ハウジングカバー部材107のプラスチック部分107kは、ハウジング部材103とハウジングカバー部材107とを結合するために相互に超音波溶接されている。
駆動部材111は、駆動チューブ部分113から駆動フランジ部分115を介してローラベアリング部材119に面する駆動ベアリング環状部分117の側まで延びる第1金属部分111mと、転動部材131に面する駆動ベアリング環状部分117の側に配置される第2金属部分111nとを有するとともに、残りの部分としてプラスチック部分111kを駆動ベアリング環状部分117に有している。
従動出力部材121は、ハウジング部材103およびハウジングカバー部材107に面する側で従動出力ベアリングリング部分127内に配置されており、外周輪部分133上にわたって延びる第1金属部分121mと、転動部材131に面する側で従動出力ベアリングリング部分127内に配置される第2金属部分121nとを有している。
従動出力部材121のプラスチック部分121kは、従動出力ベアリングリング部分127の内周面から従動出力ディスク部分125の全体および従動出力チューブ部分123の全体にわたって延びている。
第1実施例と同様に、本実施例の車両用ギアステージユニット101は、例えば、車両座席の背もたれ傾斜角度を調整するために、車両用駆動装置を形成するべくモータユニットに組み付けられていても良く、及び/又は、車両用アクチュエータ装置を形成するべくメカニズムユニットに組み付けられていても良い。
本発明の第1実施例である車両用ギアステージユニットを示す断面図。 図1におけるII−II線に沿った車両用ギアステージユニットの断面図。 第1実施例の第1変形例である車両用ギアステージユニットを示す断面図。 第1実施例の第2変形例である車両用ギアステージユニットを示す断面図。 本発明の第2実施例である車両用ギアステージユニットを示す断面図。 図5におけるVI−VI線に沿った車両用ギアステージユニットの断面図。
符号の説明
1、101 ・・・ 車両用ギアステージユニット
3、103 ・・・ ハウジング部材
5、105 ・・・ ハウジングカラー部分
7、107 ・・・ ハウジングカバー部材
9、109 ・・・ ハウジング本体部分
11、111 ・・・ 駆動部材
13、113 ・・・ 駆動チューブ部分
15、115 ・・・ 駆動フランジ部分
17、117 ・・・ 駆動ベアリング環状部分
19、119 ・・・ ローラベアリング部材
21、121 ・・・ 従動出力部材
23、123 ・・・ 従動出力チューブ部分
25、125 ・・・ 従動出力ディスク部分
27、127 ・・・ 従動出力ベアリングリング部分
29、129 ・・・ 環状外周溝部分
31、131 ・・・ 転動部材
33、133 ・・・ 外周輪部分
35、135 ・・・ 外周ガイド部分
41 ・・・ モータユニット
43 ・・・ 車両用駆動装置
45 ・・・ ロータマグネット部材
47 ・・・ ステータ積層部材
49 ・・・ 制御手段
51 ・・・ 環状マグネット部材
53 ・・・ ホールセンサ部材
61 ・・・ メカニズムユニット
63 ・・・ 車両用アクチュエータ装置
65 ・・・ 第1取り付け部材
67 ・・・ 第2取り付け部材
69 ・・・ ドライバ部材
71 ・・・ ウェッジ部材
73 ・・・ シャフト部材
103k ・・・ ハウジング部材のプラスチック部分
103m ・・・ ハウジング部材の金属部分
107k ・・・ ハウジングカバー部材のプラスチック部分
107m ・・・ ハウジングカバー部材の金属部分
111k ・・・ 駆動部材のプラスチック部分
111m ・・・ 駆動部材の第1金属部分
111n ・・・ 駆動部材の第2金属部分
121k ・・・ 従動出力部材のプラスチック部分
121m ・・・ 従動出力部材の第1金属部分
121n ・・・ 従動出力部材の第2金属部分
A ・・・ 第1中心軸
B ・・・ 第2中心軸
E ・・・ 偏心度
F ・・・ 力
W ・・・ 転動ポイント




Claims (30)

  1. ハウジング部材(3;103)と、該ハウジング部材(3;103)に第1中心軸(A)を中心として回転自在な状態で取り付けられた駆動部材(11;111)と、前記第1中心軸(A)とは異なる第2中心軸(B)を中心に回転自在な状態で設けられた従動出力部材(21;121)とを備える車両用アクチュエータ装置(63)に用いられる車両用ギアステージユニット(1;101)、特に、車両座席用アクチュエータ装置に用いられる車両用ギアステージユニット(1;101)において、
    前記駆動部材(11;111)の回転時に従動出力部材(21;121)を駆動させる偏心転動機構が、前記第1中心軸(A)および第2中心軸(B)を所定の偏心度(E)だけ平行にオフセットした状態かつ別個に形成された転動部材(31;131)を介した状態で駆動部材(11;111)を用いて従動出力部材(21;121)を支持することで形成されているとともに、
    前記従動出力部材(21;121)が、前記ハウジング部材(3;103)に対して摩擦ギアタンブラ機構(33、35;133、135)を介して転動動作、特に、転がりローリング動作を行なうようになっていることを特徴とする車両用ギアステージユニット(1;101)。
  2. 前記転動部材(31;131)が、前記駆動部材(11;111)の回転時に駆動部材(11;111)および従動出力部材(21;121)の両方に対して転動するようになっていることを特徴とする請求項1記載の車両用ギアステージユニット。
  3. 前記転動部材(31;131)は、前記従動出力部材(21;121)または駆動部材(11;111)の一方に形成された環状外周溝部分(29;129)内で部分的に転動するようになっているとともに、前記従動出力部材(21;121)または駆動部材(11;111)の他方の外周面または内周面上で転動するようになっていることを特徴とする請求項2記載の車両用ギアステージユニット。
  4. 前記転動部材(31;131)が、ボールからなるとともに、
    前記環状外周溝部分(29;129)が、前記第1中心軸(A)および第2中心軸(B)に対して垂直な面に斜めに延びる側壁を有していることを特徴とする請求項3記載の車両用ギアステージユニット。
  5. 前記転動部材(31;131)が、前記駆動部材(11;111)の回転時に駆動部材(11;111)と従動出力部材(21;121)との間で楔留めされて力(F)を生じるようになっていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  6. 前記偏心転動機構の回転が、2:1よりも大きい減速比を生み出すようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  7. 前記偏心度(E)が、0.5mm以下で設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  8. 前記ハウジング部材(3;103)と従動出力部材(21;121)との間における摩擦ギアタンブラ機構が、環状の外周ガイド部分(35;135)と外周輪部分(33;133)とによって構成されていること、特に、前記ハウジング部材(3;103)に形成された環状の外周ガイド部分(35;135)と従動出力部材(21;121)に形成された外周輪部分(33;133)とによって構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  9. 前記従動出力部材(21;121)が、該従動出力部材(21;121)の転がりローリング動作のために瞬間的なポールとして機能する転動ポイント(W)でハウジング部材(3;103)に対して当接していることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  10. 前記転動部材(31;131)が、前記駆動部材(11;111)の回転時にその回転方向において転動ポイント(W)に先行するようになっているとともに、
    前記転動ポイント(W)において生じる力(F)が、前記従動出力部材(21;121)に対してモーメントを及ぼすようになっていることを特徴とする請求項5または請求項9記載の車両用ギアステージユニット。
  11. 前記駆動部材(11;111)が、該駆動部材(11;111)の回転完了時に転動部材(31;131)を転動ポイント(W)に接近させるためにその回転方向の反対方向に自由に回転するようになっていることを特徴とする請求項10記載の車両用ギアステージユニット。
  12. 前記駆動部材(11;111)が、前記ハウジング部材(3;103)上にローラベアリング部材(19;119)を介して支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  13. 前記ハウジング部材(3;103)と駆動部材(11;111)と従動出力部材(21;121)との間における接触点が、前記第1中心軸(A)および第2中心軸(B)に対して垂直に延びる同一平面内にほぼ位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  14. 前記従動出力部材(21;121)の転がり動作が、遊びまたは他の手段によって補償されていることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  15. 前記転動部材(31;131)が、2つ設けられており、
    前記2つの転動部材(31;131)の一方が、前記転動ポイント(W)に対して先行するようになっているとともに、
    前記2つの転動部材(31;131)の他方が、もう一方に対して追従するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  16. 前記2つの転動部材(131)が、互いに対してテンションを掛けられていることを特徴とする請求項15記載の車両用ギアステージユニット。
  17. 前記車両用ギアステージユニット(1;101)が、電子的に整流されたモータユニット(41)と組み合わされて共通の車両用駆動装置(43)内に組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  18. 前記ハウジング部材(3;103)が、ステータ積層部材(47)を支持しているとともに、
    前記駆動部材(11;111)が、ロータマグネット部材(45)を支持していることを特徴とする請求項17記載の車両用ギアステージユニット。
  19. 前記従動出力部材(21;121)の角度位置を検出するための検出手段(51、53)が、設けられていることを特徴とする請求項17または請求項18記載の車両用ギアステージユニット。
  20. 前記車両用ギアステージユニット(1;101)が、メカニズムユニット(61)と組み合わされていること、特に、セルフロック式の偏心遊星歯車機構を有するメカニズムユニット(61)と組み合わされることを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  21. 前記従動出力部材(21;121)が、前記メカニズムユニット(61)のドライバ部材(69)をシャフト部材(73)を介して駆動するようになっていることを特徴とする請求項20記載の車両用ギアステージユニット。
  22. 僅かな量の摩耗のために高い単位表面圧力下で高い摩擦係数を生じさせる潤滑油を用いていることを特徴とする請求項1乃至請求項21のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  23. 伝達部材としての前記ハウジング部材(103)と駆動部材(111)と従動出力部材(121)のうちの少なくとも1つの伝達部材が、プラスチック−金属複合材料から成形されていること、特に、金属部分(103m、107m、111m、111n、121m、121n)とプラスチック部分(103k、107k、111k、121k)とから成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項22のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  24. 前記金属部分(103m、111m、111n、121m、121n)が、略一定の材料厚さを有していることを特徴とする請求項23記載の車両用ギアステージユニット。
  25. 前記金属部分(103m、111m、111n、121m、121n)が、高強度金属の薄いシート、特に、スチールの薄いシートからなることを特徴とする請求項23または請求項24記載の車両用ギアステージユニット。
  26. 前記金属部分(103m、111m、111n、121m、121n)が、再機械加工を伴うことなく製造されていることを特徴とする請求項23乃至請求項25のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  27. 前記金属部分が、プラスチックへ成形されて、特に、高強度プラスチックへ成形されて相互に結合されていることを特徴とする請求項23乃至請求項26のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット。
  28. 請求項1乃至請求項27のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット(1;101)とモータユニット(41)とを有していることを特徴とする車両用駆動装置(43)。
  29. 請求項1乃至請求項27のいずれかに記載の車両用ギアステージユニット(1;101)を有していることを特徴とする車両用アクチュエータ装置(63)。
  30. 請求項29記載の車両用アクチュエータ装置(63)を有していることを特徴とする
    モータ駆動式で調節自在な背もたれ及び/又は座部を有する車両座席。
JP2008527356A 2005-08-23 2006-08-17 車両用ギア変速ユニット Expired - Fee Related JP4995820B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005039733.6 2005-08-23
DE200510039733 DE102005039733A1 (de) 2005-08-23 2005-08-23 Getriebestufe
DE102006005906A DE102006005906A1 (de) 2005-08-23 2006-02-09 Getriebestufe
DE102006005906.9 2006-02-09
PCT/EP2006/008102 WO2007022909A2 (de) 2005-08-23 2006-08-17 Getriebestufe

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009506267A true JP2009506267A (ja) 2009-02-12
JP2009506267A5 JP2009506267A5 (ja) 2009-06-04
JP4995820B2 JP4995820B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=37307068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008527356A Expired - Fee Related JP4995820B2 (ja) 2005-08-23 2006-08-17 車両用ギア変速ユニット

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7585245B2 (ja)
EP (1) EP1917157B1 (ja)
JP (1) JP4995820B2 (ja)
KR (1) KR101312616B1 (ja)
BR (1) BRPI0614853A2 (ja)
DE (2) DE102006005906A1 (ja)
PL (1) PL1917157T3 (ja)
WO (1) WO2007022909A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013504465A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 車両シート用取付具

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005061188B4 (de) * 2005-12-21 2007-10-18 Keiper Gmbh & Co.Kg Getriebestufe eines Stellantriebs
DE102006023535B4 (de) 2006-05-19 2008-12-18 Keiper Gmbh & Co.Kg Getriebestufe für einen Stellantrieb
DE102007042168B4 (de) * 2007-09-05 2009-11-19 Keiper Gmbh & Co. Kg Getriebestufe für einen Stellantrieb
US8435150B2 (en) * 2007-10-23 2013-05-07 Keiper Gmbh & Co. Kg Gear stage
DE102013009272A1 (de) * 2013-03-26 2014-10-02 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Verstellvorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer Verstellvorrichtung
JP2015142454A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 キヤノン株式会社 アクチュエータ及び多関節ロボットアーム
JP6461719B2 (ja) * 2015-06-08 2019-01-30 武蔵精密工業株式会社 伝動装置
EP3495689A4 (en) * 2016-08-03 2020-04-01 NTN Corporation DECELERATION DEVICE
KR20200135686A (ko) * 2019-05-24 2020-12-03 현대트랜시스 주식회사 차량의 시트 리클라이너

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03113147A (ja) * 1989-07-24 1991-05-14 A & M Cousin Cie Etab Cousin Freres 間隙補正装置
JPH0821501A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Fanuc Ltd 摩擦減速装置
JP2004232839A (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Koyo Seiko Co Ltd 軸受付樹脂製プーリ

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR601616A (fr) * 1924-11-04 1926-03-05 Système réducteur ou multiplicateur de vitesses à rouleaux ou à billes
DE894184C (de) 1943-01-06 1953-10-22 Siemens Ag Kugelgetriebe
US2831373A (en) * 1953-06-11 1958-04-22 Graham Transmissions Inc Variable speed friction gearing
CH356972A (de) 1955-09-23 1961-09-15 Roller Gear Company Inc Kugelreibungsgetriebe
US2868039A (en) * 1956-01-03 1959-01-13 Lee Royal Variable speed transmissions
US3248960A (en) * 1959-11-13 1966-05-03 Roller Gear Ltd Variable speed drive transmission
DE1255481B (de) * 1964-09-21 1967-11-30 Fernseh Gmbh Vorrichtung zur Erhoehung der Bremswirkung am Ende des Transportschrittes bei Schnellschaltwerken fuer Kinofilme
DE2928127A1 (de) 1979-07-12 1981-02-19 Planetroll Antriebe Gmbh Stufenlos einstellbares kugelrollgetriebe
US4429595A (en) * 1980-10-23 1984-02-07 Emerson Electric Co. Motion transmitting device
DE3321883A1 (de) 1983-06-01 1984-12-06 C. Rob. Hammerstein Gmbh, 5650 Solingen Motorische verstellvorrichtung fuer fahrzeugsitze
DE3335445A1 (de) 1983-09-30 1985-04-18 Neuweg Fertigung GmbH für Präzisionstechnik, 7932 Munderkingen Stufenlos einstellbares kugelplanetengetriebe
BR8603553A (pt) 1985-07-29 1987-03-04 Rinefas Ltd Conjunto de transmissao e ventilador pensil
DD256904A1 (de) * 1987-01-02 1988-05-25 Zeiss Jena Veb Carl Umlaufgetriebe zur uebertragung einer drehbewegung
DE3801930A1 (de) * 1987-11-19 1989-06-01 Bollmann Hydraulik Bollmann-getriebe
DD283669A5 (de) 1987-11-19 1990-10-17 Bollmann Hydraulik Gmbh,De Getriebe
SE505916C2 (sv) * 1996-01-15 1997-10-20 Gustav Rennerfelt Anordning för vridmomentöverföring
JP3763166B2 (ja) * 1996-07-10 2006-04-05 株式会社デンソー 減速装置
DE19655146C2 (de) 1996-12-28 2001-04-19 Giok Djien Go Längs- und neigungsverstellbarer Kraftfahrzeugsitz
US6076628A (en) * 1997-02-20 2000-06-20 General Motors Corporation Power assist apparatus for motor vehicle steering
DE19709852C2 (de) 1997-03-11 2003-08-21 Keiper Gmbh & Co Kg Getriebebaueinheit zur Verstellung von Sitzen, insbesondere Kraftfahrzeugsitzen
DE19803448A1 (de) * 1998-01-30 1999-08-05 Schaeffler Waelzlager Ohg Schaltbares Klemmgesperre
DE19931818A1 (de) 1999-07-08 2001-01-11 Maxon Motor Gmbh Mehrstufiges Stirnradgetriebe
US6592186B1 (en) * 1999-09-09 2003-07-15 Keiper Gmbh & Co. Kg Driving mechanism of a height adjustment device for seats for a vehicle seat
US6270345B1 (en) * 1999-10-28 2001-08-07 Dove Systems, Inc. Vane motor for dental and medical handpieces
IT1320643B1 (it) * 2000-09-15 2003-12-10 Campagnolo Srl Attuatore ad azionamento elettrico, particolarmente per il comando diun componente di una bicicletta, ad esempio un deragliatore anteriore
WO2003024740A1 (de) * 2001-09-06 2003-03-27 Keiper Gmbh & Co Beschlag für einen fahrzeugsitz
DE10144840B4 (de) * 2001-09-06 2006-11-09 Keiper Gmbh & Co.Kg Beschlag für einen Fahrzeugsitz
DE10232247B3 (de) * 2002-07-17 2004-03-04 Bühler Motor GmbH Exzentergetriebe, insbesondere Rollenexzentergetriebe
CN1846340A (zh) * 2003-09-02 2006-10-11 博世株式会社 具有偏心部的马达以及使用该马达的泵装置
DE102004019463A1 (de) 2004-04-15 2005-11-10 Keiper Gmbh & Co.Kg Antriebseinheit für einen Fahrzeugsitz
DE102004019471B4 (de) * 2004-04-15 2014-01-02 Keiper Gmbh & Co. Kg Antriebseinheit für einen Fahrzeugsitz
DE102004019466B4 (de) * 2004-04-15 2006-07-13 Keiper Gmbh & Co.Kg Einstellvorrichtung für einen Fahrzeugsitz
DE102004019465B4 (de) 2004-04-15 2014-01-23 Keiper Gmbh & Co. Kg Antriebseinheit für einen Fahrzeugsitz
DE102004019469A1 (de) 2004-04-15 2005-11-10 Keiper Gmbh & Co.Kg Antriebseinheit in einem Fahrzeug
DE102004049994B3 (de) 2004-10-14 2006-03-16 Keiper Gmbh & Co.Kg Getriebestufe für einen Fahrzeugsitz

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03113147A (ja) * 1989-07-24 1991-05-14 A & M Cousin Cie Etab Cousin Freres 間隙補正装置
JPH0821501A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Fanuc Ltd 摩擦減速装置
JP2004232839A (ja) * 2003-02-03 2004-08-19 Koyo Seiko Co Ltd 軸受付樹脂製プーリ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013504465A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 カイペル ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 車両シート用取付具

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007022909A3 (de) 2007-05-24
BRPI0614853A2 (pt) 2011-04-19
DE502006002144D1 (de) 2009-01-02
US7585245B2 (en) 2009-09-08
PL1917157T3 (pl) 2009-03-31
KR20080034840A (ko) 2008-04-22
WO2007022909A2 (de) 2007-03-01
DE102006005906A1 (de) 2007-08-30
US20080146394A1 (en) 2008-06-19
EP1917157B1 (de) 2008-11-19
EP1917157A2 (de) 2008-05-07
KR101312616B1 (ko) 2013-09-30
JP4995820B2 (ja) 2012-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4995820B2 (ja) 車両用ギア変速ユニット
JP2009506267A5 (ja)
US6955251B2 (en) Clutch unit
KR101313127B1 (ko) 차량 좌석용 피팅 시스템
US7484806B2 (en) Seat reclining apparatus for vehicle
EP1637769A1 (en) Worm speed reducer and electric power steering device
US8672408B2 (en) Hinge mechanism and vehicle seat comprising such a mechanism
US11808306B2 (en) Clutch device
JP5485158B2 (ja) 車両座席用ギアステージ
JP4906955B2 (ja) ウォーム減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2009537191A (ja) アクチュエーターの歯車列
JP2011500231A5 (ja)
JP5179953B2 (ja) 回転伝達装置
CN101247971B (zh) 偏心齿轮级
US7467827B2 (en) Gear stage for a vehicle seat
JP2003028254A (ja) 電動式車輪駆動装置
JP2002303333A (ja) 結合遮断装置
JP2000240747A (ja) 電動式回転駆動装置
JPH0735819U (ja) ウオーム減速機付モータ
JP2011179567A (ja) ベルト式無段変速装置
JP2002266890A (ja) ジョイント及びそれを用いた操舵補助装置
JP2023094071A (ja) クラッチアクチュエータ
CN117628119A (zh) 平衡器装置
JP4486835B2 (ja) 遊星型の摩擦伝動減速装置
JP2005264969A (ja) 遊星型の摩擦伝動減速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090414

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120501

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees