JP4995820B2 - 車両用ギア変速ユニット - Google Patents
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Description
従来の車両用ギア変速ユニットは、車両用アクチュエータ装置の一体部分であり、ウォームギアが車両座席の調整のための機構を駆動させるようになっている。
ウォームギアおよびウォーム上の適切なネジリードにより、従来の車両用ギア変速ユニットは、高いモータ速度を機構の低い入力速度までギアダウンするようになっている。
本発明の目的は、転動部材が、駆動部材の回転時に、従動出力部材または駆動部材の一方に形成されて第1中心軸および第2中心軸に対して垂直な面に斜めに延びる側壁を有する環状外周溝部分内で部分的に転動するようになっているとともに、従動出力部材または駆動部材の他方の外周面または内周面上で転動するようになっている車両用ギア変速ユニットによって達成される。
有利な改良は、従属する請求項の要旨である。
なぜならば、駆動部材は、別個に形成された転動部材により、軸が所定の偏心度だけ平行にオフセットされた状態で従動出力部材を支持するとともに、このように形成された偏心転動機構(rolling eccentric)が回転する際に従動出力部材を駆動させ、従動出力部材が、摩擦ギアタンブラ式変速機構(a friction gear tumbler mechanism)によりハウジング部材上で転動動作、特に、転がりローリング動作(tumbling rolling movement)を行なうためである。
同時に効率も著しく向上され、それにより、例えば、本発明の車両用ギア変速ユニットが使用された車両用アクチュエータ装置の全体の効率も同様に向上されて、その結果、重量が減少されるとともに、不可欠な構成部材によって占められる空間が減少するようになっている。
従動出力部材は、この従動出力部材をハウジング部材上に部分的に支持できる程度まで駆動部材によって「支持される」ように設計されている。
偏心度が大きい場合には、車両用ギア変速ユニットの従動出力部材として機能するとともに、また、従動出力部材に対して多重転がり動作を伴った回転動作を行なうとともに、そして、駆動部材に対して純粋な回転動作を行なうように設計された更なる構成部材が、従動出力部材の出力側に対して接続されていても何ら構わない。
2つの構成部材のうちの一方に球状転動部材のための溝を形成して、例えば、傾斜側壁の使用により異なる転動半径を設定することによって、転動部材の単なる転動と比べて、駆動部材および従動出力部材の両方で改善が得られるように設計されているのが好ましい。
従動出力部材の外周輪部分とハウジング部材の外周ガイド部分との間に生じる転動ポイントは、従動出力部材の転がりローリング動作のための瞬間的なポール(pole)としての機能を発揮するようになっているのが好ましい。
駆動部材の回転時に、駆動部材と転動部材と従動出力部材の楔留めによって形成される力は、転動ポイントにおいて、従動出力部材に対し駆動モーメントを及ぼすように設計されているのが好ましい。
駆動部材がその駆動回転を終了した直後の駆動部材の自由回転は、この力を分散させて、構成部材を保護するようになっている。
相互に対してテンションが掛けられた2つの転動部材は、駆動部材の回転の始めに任意の遊び移動を防止するのに役立ち、また、車両用ギア変速ユニットがセルフロック状態となるように設計されている。
本発明の車両用ギア変速ユニットは、電子的に整流されたモータユニット、および、セルフロック式の偏心遊星歯車機構、すなわち、メカニズムユニットと組み合わされているのが好ましい。
金属部分は、高いロードベアリング能力を確保し、一方、プラスチック部分は、複雑な幾何学的形状、費用効率が高い製造、重量低減、および、無負荷吸収領域での非常に良好なダンピング特性を可能にするようになっている。
金属部分は、略一定の材料厚さの高強度金属の薄いシートから機械加工することにより形成されているのが好ましく、その結果、高価な再度の機械加工を回避できる。
ハウジング部材3の径方向内側には、第1中心軸Aと同軸状でハウジングカラー部分5が形成されている。
ハウジング部材3は、径方向外側にハウジングカバー部材7を有し、このハウジングカバー部材7は、ハウジング本体部分9とは別個に形成されているとともに車両用ギア変速ユニット1の組立時にハウジング本体部分9に接続固定されている。
さらに、ハウジング部材3によって、第1中心軸Aと同軸状になるように配置された駆動部材11が支持されている。
駆動部材11は、第1中心軸Aと同軸状でハウジングカラー部分5に挿通される中空円筒状の駆動チューブ部分13を有し、駆動フランジ部分15が、端面で径方向外側に突出し、駆動ベアリング環状部分17が、第1中心軸Aと同軸状で駆動フランジ部分15に形成されてハウジング部材3のハウジングカラー部分5に径方向に離間状態で重なり合っている。
僅かな摩擦をもって駆動部材11を径方向(第1中心軸Aに対して径方向)で確実に支持するローラベアリング部材19は、駆動部材11の駆動ベアリング環状部分17の内周面とハウジング部材3のハウジングカラー部分5の外周面との間に配置され、このローラベアリング部材19は、例えば、ボールベアリングまたはニードルベアリングであることが好ましい。
従動出力部材21は、第2中心軸Bと同軸で且つ駆動部材11の駆動チューブ部分13内に挿入された中空円筒状の従動出力チューブ部分23と、この従動出力チューブ部分23の端面で径方向外側に突出した従動出力ディスク部分25と、第2中心軸Bと同軸状で従動出力ディスク部分25に形成されて駆動部材11の駆動ベアリング環状部分17に径方向に離間状態で重なり合う従動出力ベアリングリング部分27とを有している。
従動出力部材21は、駆動部材11の駆動ベアリング環状部分17に対向する従動出力ベアリングリング部分27の内側に、V字形状の環状外周溝部分29を有し、この環状外周溝部分29の側壁は、第2中心軸Bに対して斜めに、例えば、60°で延びているのが好ましい。
ボールからなる単一の転動部材31が、駆動部材11の外周面、すなわち、駆動ベアリング環状部分17の外周面と、転動部材31を部分的に受ける環状外周溝部分29との間の外周上の1つのポイントに配置されている。
第1中心軸Aと同軸状な環状溝として形成されたチャンネルガイドとしての外周ガイド部分35は、径方向内側に面するハウジング部材3の共通面上に、ハウジング本体部分9によって部分的に構成されているとともにハウジングカバー部材7によって部分的に形成されている。
外周輪部分33、すなわち、従動出力部材21と、外周ガイド部分35、すなわち、ハウジング部材3とは、以下において摩擦ギアタンブラ式変速機構(a friction gear tumbler mechanism)と称する摩擦ギア機構を形成している。
転動ポイントWと径方向反対側では、外周輪部分33と外周ガイド部分35との間または従動出力部材21とハウジング部材3との間の距離が、転動ポイントWよりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
同様に、転動ポイントWに最も近い点における駆動部材11と従動出力部材21との間の距離は、径方向反対側における対応する距離よりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
したがって、外見上は周方向に湾曲した楔状の面が、従動出力部材21とハウジング部材3との間および従動出力部材21と駆動部材11との間の両方に存在している。
ハウジング部材3と駆動部材11と従動出力部材21との間の接触点は、軸AおよびBに対して垂直に延びる同一平面内にほぼ位置している。
このことは、例えば、ウェッジローラフリーホイールクラッチ(wedging roller free-wheel clutches)として知られているように、接触角度がセルフロック角度(self−locking angle)よりも小さく、したがって、転動部材31の接触点で摺動摩擦が起こらないようになっている。
駆動部材11の静止時に、転動部材31は、第1中心軸Aの周方向から見て、最初に転動ポイントWと同じ角度に位置するため、駆動部材11と環状外周溝部分29との間で径方向のテンションを何ら伴わないようになっている。
一方、駆動部材11の駆動時には、前述した楔留めが起こるまで転動部材31も移動するようになっている。
この幾何学的構造および材料を用いると、転動部材31は約45°(先行角度)だけ転動ポイントWに先行するようになっている。
これにより、環状外周溝部分29内で転動部材31の相対的な転動動作が引き起こされるとともに、前述した楔留めに起因して、転動部材31と従動出力部材21との間の接触点でかなりの力Fがもたらされるようになっている。
従動出力部材21が転動ポイントWでハウジング部材3と当接するため、すなわち、転動ポイントWが瞬間的なポール(pole)すなわち、支柱としての機能を発揮するため、力Fは、転動ポイントWを中心として従動出力部材21に作用するトルクを形成するようになっている。
これにより、ハウジング部材3上において従動出力部材21の転がりローリング動作(tumbling rolling movement)が、時計周り(図2における)で引き起こされるようになっている。
駆動部材11の回転方向が逆の場合には、転動部材31の先行角度の2倍の遊び移動後に、従動出力部材21の回転方向も同様に逆になる。
例えば、転動部材31または転動ポイントWでの摩耗を減少させつつ、単位表面圧力が高い点での瞬間摩擦係数を高めるため、適切な潤滑油を供給しても良い。
駆動部材11と従動出力部材21との間における転動部材31の転動動作によって、転動部材31を用いた偏心転動は最初に約2:1の理論速度伝達比を有している。
転動部材31の半径よりも小さい従動出力部材21への転動半径を与える環状外周溝部分29は、本実施例の場合に、4:1の更なる伝達成分を生み出すようになっている。
摩擦ギアタンブラ式変速機構(friction gear tumbler mechanism stage)は、2×Eの従動出力部材21の外径(転動ポイントWでのハウジング部材3の直径)にほぼ等しい速度伝達比成分、この場合には約125:1の速度伝達比成分を生み出すようになっている。
したがって、駆動部材11の全体の回転を桁違いにギアダウンさせることができる。
偏心度Eが減少するにつれて、破壊的な効果が減少して、速度伝達比(または、減速比)が増大するようになっている。
伝達部材を破壊することなく、駆動トルクから生じる応力および接触力に耐えることができるようにするために、高強度な金属材料を使用することが好ましい。
しかしながら、例えば、振動を弱めてかなり大きな接触面を設けるため、高強度プラスチックを使用することにより従動出力部材21に対して弾性面を与えるように設計しても良い。
この僅かな摩擦は、例えば、駆動部材11と転動部材31との間の通常のスプリング力によって、あるいは、構成部材のうちの1つを磁化することによって加えられてもよい。
方向を逆にする際の転動部材31の遊び移動を減らすため、本実施例の変形例では、スプリングによって一緒に或いは別々に保持される2つの転動部材31を設けても良い。
これにより、車両用ギア変速ユニット1が、セルフロック状態となるようになっている。
車両用ギア変速ユニット1およびモータユニット41は、駆動部材11がロータとしての永久磁石からなる複数のロータマグネット部材45を駆動部材11に対して、好ましくは駆動チューブ部分13に対して取り付けるとともに、ロータマグネット部材45と非接触で相互作用するようにハウジング部材3内に複数のステータ積層部材(stator stacks)47を配置することにより相互に組み付けられている。
制御手段49は、ステータ積層部材47の電子的整流、したがって、モータユニット41の電子的整流を行なうようになっている。
フィードバックによる速度制御を行なうため、従動出力部材21に対して、好ましくは従動出力チューブ部分23に対して環状マグネット部材51が取り付けられ、この環状マグネット部材51は、従動出力部材21の角度位置を検出するために制御手段49に接続されたハウジング部材3内のホールセンサ部材53と相互作用するようになっている。
モータユニット41の電子部品を除き、車両用ギア変速ユニット1は、1つの被覆可能なユニットを形成している。
メカニズムユニット61は、車両座席用の背もたれ傾斜角度調整装置の形態でDE10144840A1に開示され、その開示内容は本明細書に明確に含有されている。
セルフロック式の偏心遊星歯車機構としてのメカニズムユニット61は、内歯車としての第1取り付け部材65と、この第1取り付け部材65と噛合する成形歯車を有する第2取り付け部材67とを備えている。
第1取り付け部材65は、例えば、車両座席の背もたれに強固に接続され、一方、第2取り付け部材67は車両座席の座部に接続されている。
2部品(あるいは、単一部品)からなるドライバ部材69は、相互にテンションが掛けられた2つのウェッジ部材71と共に、第1取り付け部材65と第2取り付け部材67との間に支持されて回動時に第2取り付け部材67に対する第1取り付け部材65の転がりローリング動作を引き起こす偏心機構(rolling eccentric)を形成している。
従動出力部材21の転がり動作を補償するため、歯間に幾らかの遊びが設けられている。
また、他の手段、特に、フレキシブルな手段によって転がり動作を補償しても何ら構わない。
ここで、第2実施例の説明においては、特に説明がない限り、第1実施例の技術内容と同一であり、第1実施例と同じ構成部材および同様に作用する構成部材には第1実施例における符号に100番だけ加えた符号が付与されている。
また、第1実施例の技術内容を第2実施例の技術内容に組み合わせても良く、また、その逆、すなわち、第2実施例の技術内容を第1実施例の技術内容に組み合わせても何ら構わない。
ハウジング部材103の径方向内側には、第1中心軸Aと同軸状でハウジングカラー部分105が形成されている。
ハウジング部材103は、径方向外側にハウジングカバー部材107を有し、ハウジングカバー部材107は、ハウジング本体部分109とは別個に形成されているとともに車両用ギア変速ユニット101を組立時にハウジング本体部分109に接続固定されている。
さらに、ハウジング部材103上には、第1中心軸Aと同軸状で駆動部材111が支持されている。
駆動部材111は、第1中心軸Aと同軸的にハウジングカラー部分105に挿通される中空円筒状の駆動チューブ部分113を有し、駆動フランジ部分115が、端面で径方向外側に突出し、駆動ベアリング環状部分117が、第1中心軸Aと同軸状で駆動フランジ部分115上に形成されてハウジングカラー部分105と径方向に離間状態で重なり合っている。
僅かな摩擦をもって駆動部材111を径方向(第1中心軸Aに対して径方向)で確実に支持するローラベアリング部材119は、駆動ベアリング環状部分117の内周面とハウジングカラー部分105の外周面との間に配置され、ローラベアリング部材119は、例えば、ボールベアリング、または、ニードルベアリングであるのが好ましい。
従動出力部材121は、第2中心軸Bと同軸で且つ駆動チューブ部分113内に挿入された中空円筒状の従動出力チューブ部分123と、この従動出力チューブ部分123の端面で径方向外側に突出した従動出力ディスク部分125と、第2中心軸Bと同軸状で従動出力ディスク部分125に形成されて駆動ベアリング環状部分117と径方向に離間状態で重なり合う従動出力ベアリングリング部分127とを有している。
従動出力部材121は、駆動ベアリング環状部分117に対向する従動出力ベアリングリング部分127の内側に、V字形状かつ湾曲形状を呈する環状外周溝部分129を有している。
ボールからなる2つの転動部材131が、それぞれ、駆動部材111の外周面、すなわち、駆動ベアリング環状部分117の外周面と、転動部材131を部分的に受ける環状外周溝部分129との間の外周上の1つのポイントに配置されている。
第1中心軸Aと同軸状な環状溝として形成されたチャンネルガイドとしての外周ガイド部分135は、径方向内側に面するハウジング部材103の共通面上に、ハウジング本体部分109によって部分的に形成されているとともにハウジングカバー部材107によって部分的に形成されている。
外周輪部分133、すなわち、従動出力部材121と、外周ガイド部分135、すなわち、ハウジング部材103とは、以下において摩擦ギアタンブラ式変速機構(a friction gear tumbler mechanism)と称する摩擦ギア機構を形成している。
転動ポイントWと径方向反対側では、外周輪部分133と外周ガイド部分135との間または従動出力部材121とハウジング部材103との間の距離が、転動ポイントWにおける場合よりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
同様に、転動ポイントWに最も近い点における駆動部材111と従動出力部材121との間の距離は、径方向反対側における対応する距離よりも2×Eだけ大きくなるように設計されている。
したがって、外見上は周方向に湾曲された楔状の面が、従動出力部材121とハウジング部材103との間および従動出力部材121と駆動部材111との間の両方に存在している。
ハウジング部材103と駆動部材111と従動出力部材121との間の接触点は、軸AおよびBに対して垂直に延びる同一平面内にほぼ位置している。
これは、例えば、ウェッジローラフリーホイールクラッチ(wedging roller free-wheel clutches)として知られているように、接触角度がセルフロック角度(self-locking clutches)よりも小さく、したがって、転動部材131の接触点で摺動摩擦が起こらないようになっている。
したがって、転動ポイントW以降の転動部材131は、楔留めされないように設計されている。
駆動部材111の駆動時には、転動部材131が駆動部材111の外周面上で転動するようになっている。
これにより、環状外周溝部分129内で転動部材131の相対的な転動動作が引き起こされるとともに、先行する転動部材の楔留めに起因して、先行する転動部材131と従動出力部材121との間の接触点でかなりの力がもたらされるようになっている。
従動出力部材121が転動ポイントWでハウジング部材103と当接するため、すなわち、転動ポイントWが瞬間的なポール(pole)、すなわち、支柱としての機能を発揮するため、前記力は、転動ポイントWを中心として従動出力部材121に作用するトルクを形成している。
これにより、ハウジング部材103に対する従動出力部材121の転がりローリング動作(tumbling rolling movement)が引き起こされるようになっている。
駆動部材111の回転方向が逆の場合には、最小の遊び移動後に(他の転動部材131が楔留めされるまで)、従動出力部材121の回転方向も同様に逆になるようになっている。
例えば、転動部材131または転動ポイントWでの摩耗を減少させつつ、単位表面圧力が高い点での瞬間摩擦係数を高めるため、適切な潤滑油を供給しても良い。
スプリングによって転動部材131が圧縮され或いは離間状態に保持される場合、車両用ギア変速ユニット101がセルフロック状態になるように設計されている。
駆動部材111と従動出力部材121との間での転動部材131の転動動作に起因して、転動部材131を用いた偏心転動は最初に約2:1の理論速度伝達比を有している。
転動部材131の半径よりも小さい従動出力部材121への転動半径を与える環状外周溝部分129は、本実施例の場合に、4:1の更なる伝達成分を生み出すようになっている。
摩擦ギアタンブラ式変速機構は、2×Eの従動出力部材121の外径(転動ポイントWでのハウジング部材103の直径)にほぼ等しい速度伝達比成分、この場合には約125:1の速度伝達比成分を生み出すようになっている。
したがって、駆動部材111の全体の回転を桁違いにギアダウンさせることができる。
偏心度Eが減少するにつれて、破壊的な効果が減少して、速度伝達比(または、減速比)が増大するようになっている。
この金属部分により、伝達部材は、破壊されることなく、駆動トルクから生じる接触力および応力に耐えることができる。
また、高強度な金属(好ましくは、スチール)の薄いシートから製造することが好ましい。
これは、更なる再度の機械加工を伴うことなく、深絞り、押抜き、および、打ち抜き等が必要な精度および表面品質を与えるためである。
そして、熱処理を施すことで、強度特性を向上させている。
関連する金属部分は、高強度プラスチックへ成形されて、相互に結合されている、すなわち、前述した金属部分は、金属ではなく高強度プラスチックから成形されて、前述したプラスチック部分と相互に結合されているのが好ましい。
プラスチック部分は、無負荷ベアリング領域での費用効率が高い製造および複雑な幾何学的形状、重量低減、および、非常に良好なダンピング特性、したがって向上されたノイズ挙動を可能にするとともに、必要に応じて、振動減衰、および、かなり広い接触面積のためのフレキシブルな表面を可能にするようになっている。
他に特に規定がなければ、金属部分は少なくとも略一定の材料厚さを有し、一方、プラスチック部分は対応する伝達部材の残りの空間を占めている。
さもなければ、ハウジング本体部分109は、ハウジング部材103のプラスチック部分103kによって形成されている。
ハウジング部材103に割り当てられたハウジングカバー部材107は、外周輪部分133と当接する外周ガイド部分135まで延びる金属部分107mを有するとともに、残りの部分としてプラスチック部分107kを有している。
ハウジング部材103のプラスチック部分103k、および、ハウジングカバー部材107のプラスチック部分107kは、ハウジング部材103とハウジングカバー部材107とを結合するために相互に超音波で溶接されている。
従動出力部材121のプラスチック部分121kは、従動出力ベアリングリング部分127の内周面から従動出力ディスク部分125の全体および従動出力チューブ部分123の全体にわたって延びている。
3、103 ・・・ ハウジング部材
5、105 ・・・ ハウジングカラー部分
7、107 ・・・ ハウジングカバー部材
9、109 ・・・ ハウジング本体部分
11、111 ・・・ 駆動部材
13、113 ・・・ 駆動チューブ部分
15、115 ・・・ 駆動フランジ部分
17、117 ・・・ 駆動ベアリング環状部分
19、119 ・・・ ローラベアリング部材
21、121 ・・・ 従動出力部材
23、123 ・・・ 従動出力チューブ部分
25、125 ・・・ 従動出力ディスク部分
27、127 ・・・ 従動出力ベアリングリング部分
29、129 ・・・ 環状外周溝部分
31、131 ・・・ 転動部材
33、133 ・・・ 外周輪部分
35、135 ・・・ 外周ガイド部分
41 ・・・ モータユニット
43 ・・・ 車両用駆動装置
45 ・・・ ロータマグネット部材
47 ・・・ ステータ積層部材
49 ・・・ 制御手段
51 ・・・ 環状マグネット部材
53 ・・・ ホールセンサ部材
61 ・・・ メカニズムユニット
63 ・・・ 車両用アクチュエータ装置
65 ・・・ 第1取り付け部材
67 ・・・ 第2取り付け部材
69 ・・・ ドライバ部材
71 ・・・ ウェッジ部材
73 ・・・ シャフト部材
103k ・・・ ハウジング部材のプラスチック部分
103m ・・・ ハウジング部材の金属部分
107k ・・・ ハウジングカバー部材のプラスチック部分
107m ・・・ ハウジングカバー部材の金属部分
111k ・・・ 駆動部材のプラスチック部分
111m ・・・ 駆動部材の第1金属部分
111n ・・・ 駆動部材の第2金属部分
121k ・・・ 従動出力部材のプラスチック部分
121m ・・・ 従動出力部材の第1金属部分
121n ・・・ 従動出力部材の第2金属部分
A ・・・ 第1中心軸
B ・・・ 第2中心軸
E ・・・ 偏心度
F ・・・ 力
W ・・・ 転動ポイント
Claims (12)
- ハウジング部材(3;103)と、該ハウジング部材(3;103)に第1中心軸(A)を中心として回転自在な状態で取り付けられた駆動部材(11;111)と、前記第1中心軸(A)とは異なる第2中心軸(B)を中心に回転自在な状態で設けられた従動出力部材(21;121)と、前記第1中心軸(A)および第2中心軸(B)を所定の偏心度(E)だけ平行にオフセットした状態かつ別個に形成されたボール形状の転動部材(31;131)を介した状態で駆動部材(11;111)を用いて従動出力部材(21;121)を支持することで形成されて前記駆動部材(11;111)の回転時に従動出力部材(21;121)を駆動させる偏心転動機構と、前記従動出力部材(21;121)の転動動作のために瞬間的なポールとして機能する転動ポイント(W)でハウジング部材(3;103)に当接する従動出力部材(21;121)を前記ハウジング部材(3;103)に対して転動させる摩擦ギアタンブラ式変速機構(33、35;133、135)とを備え、車両用アクチュエータ装置(63)に用いられる車両用ギア変速ユニット(1;101)において、
前記転動部材(31;131)が、前記駆動部材(11;111)の回転時に、前記従動出力部材(21;121)または駆動部材(11;111)の一方に形成されて前記第1中心軸(A)および第2中心軸(B)に対して垂直な面に斜めに延びる側壁を有する環状外周溝部分(29;129)内で部分的に転動するように構成されているとともに、前記従動出力部材(21;121)または駆動部材(11;111)の他方の外周面または内周面上で転動するように構成されていることを特徴とする車両用ギア変速ユニット(1;101)。 - 前記摩擦ギアタンブラ式変速機構が、前記ハウジング部材(3;103)に形成されて第1中心軸(A)に対して垂直に形成された平面に対して僅かに斜めに延びる環状の外周ガイド部分(35;135)と前記従動出力部材(21;121)に形成されて外周ガイド部分(35;135)に入り込むが完全には底部に達することなく転動ポイント(W)の所までのみ達する外周輪部分(33;133)とによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。
- 前記転動部材(31;131)が、前記駆動部材(11;111)の回転時に駆動部材(11;111)と従動出力部材(21;121)との間で楔留めされて力(F)を生じるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。
- 前記転動部材(31;131)が、前記駆動部材(11;111)の回転時にその回転方向において転動ポイント(W)に先行するようになっているとともに、
前記転動ポイント(W)において生じる力(F)が、前記従動出力部材(21;121)に対してモーメントを及ぼすようになっていることを特徴とする請求項3に記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。 - 前記駆動部材(11;111)が、該駆動部材(11;111)の回転完了時に転動部材(31;131)を転動ポイント(W)に接近させるためにその回転方向の反対方向に自由に回転するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。
- 前記ハウジング部材(3;103)と駆動部材(11;111)と従動出力部材(21;121)との間における接触点が、前記第1中心軸(A)および第2中心軸(B)に対して垂直に延びる同一平面内にほぼ位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。
- 前記従動出力部材(21;121)の転動動作が、遊びまたは他の手段によって補償されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。
- 前記転動部材(31;131)が、2つ設けられて相互に対してテンションを掛けられ、
前記2つの転動部材(31;131)の一方が、前記転動ポイント(W)に対して先行するとともに、
前記2つの転動部材(31;131)の他方が、もう一方に対して追従するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)。 - 前記ハウジング部材(103)と駆動部材(111)と従動出力部材(121)のうちの少なくとも1つの伝達部材が、金属部分(103m、107m、111m、111n、121m、121n)とプラスチック部分(103k、107k、111k、121k)とから成形されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の車両用ギア変速ユニット(101)。
- 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)とモータユニット(41)とを有していることを特徴とする車両用駆動装置(43)。
- 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の車両用ギア変速ユニット(1;101)を有していることを特徴とする車両用アクチュエータ装置(63)。
- 請求項11記載の車両用アクチュエータ装置(63)を有していることを特徴とするモータ駆動式で調節自在な背もたれ及び/又は座部を有する車両座席。
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