JP2003028254A - 電動式車輪駆動装置 - Google Patents

電動式車輪駆動装置

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JP2003028254A JP2001218367A JP2001218367A JP2003028254A JP 2003028254 A JP2003028254 A JP 2003028254A JP 2001218367 A JP2001218367 A JP 2001218367A JP 2001218367 A JP2001218367 A JP 2001218367A JP 2003028254 A JP2003028254 A JP 2003028254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型且つ軽量に構成でき、十分な走行性能を
得易く、しかも運転時に発生する騒音が低い電動式車輪
駆動装置を低コストで実現する。 【解決手段】 電動モータ5と、ウェッジローラ型の摩
擦ローラ式減速機6とを一体的に組み合わせ、車輪3を
構成するホイール1の内径側に設置する。伝達効率が良
好で運転時に発生する騒音が低い、上記ウェッジローラ
型の摩擦ローラ式減速機6を使用する事により、上記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の電動式車輪駆動装置
は、四輪自動車、二輪自動車、ゴルフカート或は高齢者
や障害者用の三輪或は四輪のカート、建設現場や輸送業
界で使用する手押し式の一輪車乃至は四輪車等、各種車
両を電動駆動式とする(電動により補助動力を付与する
場合も含む)場合に使用する。
【0002】
【従来の技術】電動自動車の駆動装置として、車輪を構
成するホイールの内径側に電動モータを組み込み、この
電動モータの駆動力をホイールに伝達する電動式車輪駆
動装置が、特開平7−131961号公報、特開平9−
23631号公報に記載されている様に、従来から知ら
れている。このうちの特開平7−131961号公報に
記載された構造の場合には、電動モータにより(減速機
を介する事なく)直接ホイールを回転駆動する様に構成
している。これに対して特開平9−23631号公報に
記載された構造の場合には、電動モータの駆動力を、多
段式の歯車式減速機を介して、ホイールに伝達する様に
構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来の電
動式車輪駆動装置のうち、特開平7−131961号公
報に記載された構造の場合には、電動モータに大きな出
力トルクを必要とする為、この電動モータとして、大型
で重量が嵩むものを使用しなければならない。この為、
コストが嵩むだけでなく、電動車両の走行性能を十分に
確保する事も難しくなる。これに対して、特開平9−2
3631号公報に記載された構造の場合には、歯車式減
速機を構成する歯車同士の噛合部で発生する騒音が大き
くなり易く、電動車両の乗員等に不快感を与え易くな
る。本発明は、この様な事情に鑑みて、小型且つ軽量に
構成でき、十分な走行性能を得易く、しかも運転時に発
生する騒音が低い電動式車輪駆動装置を低コストで実現
すべく発明したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式車輪駆動
装置は、ホイールの周囲にタイヤを支持して成る車輪
と、この車輪を回転駆動する為にこのホイールの内径側
に設けた駆動手段とを備える。そして、この駆動手段
は、電動モータと摩擦ローラ式減速機とを動力の伝達方
向に関して互いに直列に接続して成るものである。又、
上記電動モータは、モータケースを有し、このモータケ
ースの端部から回転駆動軸の先端部を軸方向に突出させ
たものである。更に、上記摩擦ローラ式減速機は、上記
回転駆動軸の先端部の周囲に、この回転駆動軸に対し偏
心した状態で、上記ホイールと共に回転自在に設けられ
た外輪と、この回転駆動軸の外周面である駆動側円筒面
とこの外輪の内周面である被駆動側円筒面との間に存在
する、径方向に関する幅が円周方向に関して不同である
環状空間内に配置され、それぞれの外周面を動力伝達用
円筒面とした、少なくとも1個のガイドローラ及び少な
くとも1個のウェッジローラとを備えたものである。
【0005】
【作用】上述の様に構成する本発明の電動式車輪駆動装
置により車輪を回転駆動する場合には、電動モータに通
電する事により、この電動モータの回転駆動軸を回転さ
せる。この回転駆動軸の回転は、ガイドローラ及びウェ
ッジローラを介して外輪に伝わり、この外輪と共にホイ
ールを回転させる。上記回転駆動軸と上記ガイドローラ
及びウェッジローラとの間の動力伝達、並びに、これら
ガイドローラ及びウェッジローラと外輪との間の動力伝
達は、何れも摩擦伝達により行なわれる為、動力伝達時
に発生する騒音並びに振動は低い。又、上記ウェッジロ
ーラは、上記回転駆動軸から上記外輪に伝達するトルク
の大きさに応じた力で、環状空間の幅が狭い部分に食い
込む傾向となる。この為、上記回転駆動軸の外周面と上
記ガイドローラ及びウェッジローラの外周面との当接
部、並びに、これらガイドローラ及びウェッジローラの
外周面と上記外輪の内周面との当接部の面圧は、何れ
も、上記トルクが大きくなる程高くなる。逆に言えば、
このトルクが小さい場合には、上記各当接部の面圧が低
い状態となる。この為、これら各当接部のトルク伝達を
効率良く行なえる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。本発明の電動式車輪駆動装置
は、ホイール1の周囲にタイヤ2を支持して成る車輪3
と、この車輪3を回転駆動する為に、このホイール1の
内径側に設けた駆動手段とを備える。そして、この駆動
手段を図示しない懸架装置に支持する共に、この駆動手
段の周囲に上記ホイール1を回転自在に支持する事によ
り、上記車輪3を上記懸架装置に、回転自在に支持して
いる。尚、図示の例では、上記ホイール1の内端部(車
両の幅方向中央寄り端部で、図1の左端部)に、ディス
クロータ等の制動用回転部材を支持固定する為の支持筒
部4を設けている。
【0007】上記駆動手段は、電動モータ5と摩擦ロー
ラ式減速機6とを動力の伝達方向に関して互いに直列に
接続して成る。又、上記電動モータ5は、有底円筒状の
モータケース7を有する。このモータケース7は、基端
部(図1の左端部)に底板部8を有する有底円筒状の主
体9と、この主体9の先端(図1の右端)開口部に被着
固定した蓋板10とを組み合わせて成る。この主体9の
周壁部11の外周面の中心軸と内周面の中心軸とは互い
に偏心させて、この周壁部11の肉厚を、円周方向に関
して不同にしている。この様な主体9の基端面複数個所
にはねじ孔12を形成しており、図示しない懸架装置の
構成部品を挿通した、やはり図示しない複数本のボルト
をこれら各ねじ孔12に螺合し更に緊締する事により、
上記主体9を上記懸架装置に結合固定自在としている。
又、上記蓋板10の片面(図1の左面)には、上記主体
9の先端開口部にがたつきなく嵌合自在な環状突部13
を形成している。この環状突部13の中心と上記蓋板1
0の外周面の中心とは、上記周壁部11の外周面と内周
面とが偏心しているのに合わせて、互いに偏心させてい
る。この様な蓋板10は、上記環状突部13を上記主体
9の先端開口部に内嵌した状態でこの主体9の先端開口
部に付着し、更に複数本のねじ14により、この主体9
に対し結合固定している。
【0008】この様にしてこの主体9と上記蓋板10と
を互いに結合固定して成る、上記モータケース7の両端
部には、それぞれ支持孔15と通孔16とを、互いに同
心に、且つ、上記周壁部11の内周面と同心に形成して
いる。そして、上記支持孔15及び通孔16の内側に、
前記電動モータ5を構成する回転駆動軸17の基端部
(図1の左端部)及び中間部先端寄り(図1の右寄り)
部分を、それぞれ回転自在に支持している。このうち、
上記主体9の底板部8の中央部に設けた支持孔15の内
側には、上記回転駆動軸17の基端部を、深溝型或はア
ンギュラ型の玉軸受の如き、ラジアル、アキシアル両方
向の荷重を支承自在な転がり軸受18により、回転自在
に支持している。これに対して、上記蓋板10の中央部
に設けた通孔16の内側には、上記回転駆動軸17の中
間部先端寄り部分を、深溝型或はアンギュラ型の玉軸受
の如き、ラジアル、アキシアル両方向の荷重を支承自在
な転がり軸受19により、回転自在に支持している。
【0009】この様にして上記モータケース7に対し回
転自在に支持された上記回転駆動軸17の中間部で、上
記1対の転がり軸受18、19の間部分には、永久磁石
等により構成したロータ20を、上記回転駆動軸17に
対する回転を阻止した状態で外嵌支持している。これに
対して、上記周壁部11の内周面で上記ロータ20の外
周面に対向する部分には、ステータ21を支持固定して
いる。そして、このステータ21に通電したり、上記ロ
ータ20の位相を検出する為のセンサ22の信号を取り
出したりする為の導線23、23を、上記底板部8の一
部に形成した導出孔24を通じて外部に取り出してい
る。
【0010】又、前記蓋板10の他面(図1の右面)中
央部で上記通孔16を囲む部分には環状凸部25を形成
しており、この環状凸部25の先端面に、連結板26を
結合固定している。この連結板26の両側面のうち、上
記環状凸部25に対向する片面(図1の左面)の円周方
向3個所位置には突部27、27を、この環状凸部25
に向け同じだけ突出する状態で形成している。上記連結
板26は、上記各突部27、27の先端面と上記環状凸
部25の先端面とを互いに突き当てた状態で、3本のボ
ルト28、28により、上記蓋板10に対し固定してい
る。尚、図示の例では、上記各突部27、27の外周縁
部と上記環状凸部25の外周縁部との間に印籠嵌合部を
設けて、上記蓋板10に対する上記連結板26の径方向
に関する位置決めを図っている。この様にしてこの連結
板26を上記蓋板10に対し結合固定した状態で、上記
3個所位置の突部27、27が前記回転駆動軸17の先
端部周囲を覆う状態となる。又、この回転駆動軸17の
先端は、上記連結板26の片面中央部に形成した凹孔2
9に緩く進入した状態となる。
【0011】又、上記連結板26の他面(図1の右面)
中央部には支持軸30を、上記蓋板10と反対側に突出
する状態で突設している。そして、この支持軸30の外
周面及び前記モータケース7の主体9の先端部外周面
と、前記ホイール1の内周面2個所位置との間に設け
た、深溝型或はアンギュラ型の玉軸受の如き、ラジア
ル、アキシアル両方向の荷重を支承自在な転がり軸受3
1a、31bにより、上記ホイール1を図示しない懸架
装置に対し回転自在に支持している。この状態でこのホ
イール1は、上記主体9の外周面と同心に配置される。
従って、このホイール1とこの主体9の内周面とは互い
に偏心している。
【0012】そして、この様な位置関係でこの主体9に
対し回転自在に支持された、上記ホイール1の中間部内
周面で上記回転駆動軸17の先端部周囲に位置する部分
に、前記摩擦ローラ式減速機6を構成する為の外輪32
を支持固定している。この為に本例の場合には、上記ホ
イール1の中間部に内嵌した保持リング33をこのホイ
ール1に対し複数本のボルト34、34により結合固定
すると共に、上記保持リング33の内径側にスプライン
係合させた上記外輪32を、止め輪35により、図1に
示した所定位置に抑え付けている。この状態でこの外輪
32の内周面は、上記ホイール1と同心になり、上記回
転駆動軸17の外周面とは互いに偏心した状態となる。
従って、これら外輪32の内周面と回転駆動軸17の先
端部外周面との間には、径方向に関する幅が円周方向に
関して不同である環状空間36が設けられる。
【0013】この様な環状空間36内には、2個のガイ
ドローラ37a、37bと1個のウェッジローラ38と
を設置して、上記摩擦ローラ式減速機6を構成してい
る。これら各ローラ37a、37b、38を設置する為
に上記環状空間36部分には、3本の支持軸39a、3
9bを設けている。これら3本の支持軸39a、39b
のうち、図1、2の下部及び図2の上部右側に位置する
2本の支持軸39a、39aは、それぞれの両端部を前
記蓋板10及び前記連結板26に形成した嵌合孔40、
40に圧入固定している。従って、上記2本の支持軸3
9a、39aが、上記環状空間36内で円周方向或は直
径方向に変位する事はない。これに対して、上記3本の
支持軸39a、39bのうち、図2の上部左側に位置す
る残り1本の支持軸39bは、両端部を上記蓋板10及
び連結板26に対し、上記外輪32の円周方向及び直径
方向に関する若干の変位可能に支持している。この為
に、上記蓋板10及び連結板26の一部で上記1本の支
持軸39bの両端部に整合する部分に、この支持軸39
bの外径よりも大きな内径を有する支持孔41を形成
し、これら各支持孔41に、上記支持軸39bの両端部
を緩く係合させている。
【0014】そして、上述の様に支持した各支持軸39
a、39bの中間部周囲に、それぞれ上記各ガイドロー
ラ37a、37b及びウェッジローラ38を、それぞれ
ラジアルニードル軸受42、42等の軸受により、回転
自在に支持している。尚、上記連結板26を上記蓋板1
0に結合固定する為、この連結板26の片面に突設し
た、前記各突部27、27は、この連結板26の円周方
向に関して、上記各ガイドローラ37a、37b及びウ
ェッジローラ38同士の間に存在する。言い換えれば、
上記環状空間36内に上記各突部27、27と上記各ガ
イドローラ37a、37b又はウェッジローラ38と
が、上記環状空間36の円周方向に関して交互に存在す
る。又、これら各ガイドローラ37a、37b又はウェ
ッジローラ38の外周面と上記各突部27、27の円周
方向側面とが干渉する(擦れ合う)事はない。
【0015】この様にして、上記各支持軸39a、39
bにより上記蓋板10と連結板26との間に回転自在に
支持した、上記各ガイドローラ37a、37b及びウェ
ッジローラ38の外周面である、動力伝達用円筒面4
3、43は、それぞれ前記回転駆動軸17の先端部の外
周面である駆動側円筒面44と前記外輪32の内周面で
ある被駆動側円筒面45とに当接させている。前述した
通り、上記各ガイドローラ37a、37b及びウェッジ
ローラ38を設置した上記環状空間36の径方向に関す
る幅は、円周方向に関して不同である。この様に、この
環状空間36の幅寸法を円周方向に関して不同にした
分、上記ガイドローラ37a、37b及びウェッジロー
ラ38の外径を異ならせている。即ち、上記ガイドロー
ラ37a、37b及びウェッジローラ38のうち、それ
ぞれ上記外輪32に対し回転駆動軸17の先端部が偏心
している側(図1、2の上側)に位置するウェッジロー
ラ38及びガイドローラ37bの外径を、互いに同じに
すると共に比較的小径にしている。これに対し、上記外
輪32に対し回転駆動軸17の先端部が偏心しているの
と反対側(図1、2の下側)に位置するガイドローラ3
7aの外径を、上記ウェッジローラ38及びガイドロー
ラ37bの外径よりも大きくしている。そして、上記ガ
イドローラ37a、37b及びウェッジローラ38の外
周面である上記各動力伝達用円筒面43、43を、それ
ぞれ上記駆動側、被駆動側円筒面44、45に当接させ
ている。
【0016】尚、上記各ガイドローラ37a、37b及
びウェッジローラ38のうち、各ガイドローラ37a、
37bを支持した支持軸39a、39aの両端部は、前
述の様に、前記蓋板10及び連結板26に対し(環状空
間36内に)固定している。これに対して、上記ウェッ
ジローラ38を支持した支持軸39bは、やはり前述し
た様に上記蓋板10及び連結板26に対し(環状空間3
6内に)、円周方向及び直径方向に関する若干の変位を
可能に支持している。従って、上記ウェッジローラ38
も、上記環状空間36内で円周方向及び直径方向に若干
の変位可能である。そして、前記蓋板10及び連結板2
6のシリンダ孔46内に設置した、圧縮ばね等の弾性材
47により、上記ウェッジローラ38を支持した支持軸
39bを、これら支持軸39bに回転自在に支持したウ
ェッジローラ38を前記環状空間36の幅の狭い部分に
向け移動させるべく、弾性的に軽く押圧している。
【0017】上述の様に構成する本発明の電動式車輪駆
動装置により車輪を回転駆動する場合には、電動モータ
5に通電する事により、この電動モータ5の回転駆動軸
17を、図2の時計方向に回転させる。この回転駆動軸
17の回転は、上記各ガイドローラ37a、37b及び
ウェッジローラ38を介して前記外輪32に伝わり、こ
れら各ローラ37a、37b、38を、図2の反時計方
向に回転させる。更にこれら各ローラ37a、37b、
38の回転は、上記外輪32に伝わり、この外輪32を
上記ホイール1と共に、図2の反時計方向に回転させ
る。上記回転駆動軸17と上記ガイドローラ37a、3
7b及びウェッジローラ38との間の動力伝達、並び
に、これらガイドローラ37a、37b及びウェッジロ
ーラ38と上記外輪32との間の動力伝達は、何れも摩
擦伝達により行なわれる為、動力伝達時に発生する騒音
並びに振動は低い。
【0018】又、上記ウェッジローラ38は、上記回転
駆動軸17から上記外輪32に伝達するトルクの大きさ
に応じた力で、前記環状空間36の幅が狭い部分(図2
の上部中央部分)に食い込む傾向となる。この為、上記
回転駆動軸17の外周面である駆動側円筒面44と上記
ガイドローラ37a、37b及びウェッジローラ38の
外周面である動力伝達用円筒面43、43との当接部、
並びに、これら各動力伝達用円筒面43、43と上記外
輪32の内周面である被駆動側円筒面45との当接部の
面圧は、何れも、上記トルクが大きくなる程高くなる。
逆に言えば、このトルクが小さい場合には、上記各当接
部の面圧が低い状態となる。この為、これら各当接部の
面圧を、伝達すべきトルクに合わせた適正値にして、ト
ルク伝達を効率良く行なえる。
【0019】即ち、上記回転駆動軸17の先端部が図2
で時計方向に回転し、上記外輪32を同じく反時計方向
に回転させる際には、上記ウェッジローラ38が、上記
回転駆動軸17の先端部の外周面である駆動側円筒面4
4及び上記外輪32の内周面である被駆動側円筒面45
から、前記弾性材47による押圧力と同方向の力を受け
て、上記環状空間36の幅の狭い部分、即ち、図2の上
部中央に向け移動する傾向となる。
【0020】この結果、上記ウェッジローラ38の外周
面である動力伝達用円筒面43が、上記駆動側円筒面4
4と上記被駆動側円筒面45とを強く押圧する。そし
て、この動力伝達用円筒面43と上記駆動側円筒面44
との当接部である内径側当接部48、及び、この動力伝
達用円筒面43と上記被駆動側円筒面45との当接部で
ある外径側当接部49の当接圧が高くなる。この様に上
記ウェッジローラ38に関する内径側、外径側両当接部
48、49の当接圧が高くなると、このウェッジローラ
38の外周面である動力伝達用円筒面43により押圧さ
れる、上記回転駆動軸17及び上記外輪32が、弾性変
形や組み付け隙間により、直径方向に僅かに変位する。
この結果、前記各ガイドローラ37a、37bに関する
内径側、外径側両当接部48、49の当接圧が高くな
る。そして、これら各内径側、外径側両当接部48、4
9での摩擦係合に基き、上記回転駆動軸17の先端部の
回転力を、上記ガイドローラ37a、37b及びウェッ
ジローラ38を介して上記外輪32に伝達自在となる。
【0021】上述の様にして、上記ウェッジローラ38
を上記環状空間36の幅の狭い部分に向け移動させよう
とする力は、上記回転駆動軸17の先端部から上記外輪
32に伝達する回転駆動力の大きさに応じて変化する。
そして、この力が大きくなる程、上記内径側、外径側両
当接部48、49の当接圧が高くなる。従って、この様
な作用に基づき、上記伝達する回転駆動力に応じた当接
圧を自動的に選定して、摩擦ローラ式減速機の伝達効率
を確保できる。尚、本例の場合には、上記外輪32の回
転速度が上記回転駆動軸17の回転速度に見合う速度、
即ち、この回転駆動軸17の回転速度に摩擦ローラ式減
速機6の減速比を掛けた速度よりも速くなった場合に
は、この摩擦ローラ式変速機6の接続が断たれる。即
ち、この場合には、上記ウェッジローラ38が、前記弾
性材47の弾力に抗して、上記環状空間36の幅の広い
側(図2の左下側)に変位する。この結果、上記内径
側、外径側両当接部48、49の当接圧が低下若しくは
喪失して、上記外輪32の回転が上記回転駆動軸17に
までは伝わらなくなる。従って、本例の構造は、前記車
輪3を一方向にのみ回転駆動する場合に適切な構造であ
る。
【0022】次に、図3は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例は、車輪3(図1参照)を両方向
に回転駆動自在な構造に就いて示している。従って、本
例の構造は、回転方向の変換自在な電動モータ5(図1
参照)と組み合わせて実施する。この様な本例の構造の
場合には、摩擦ローラ式減速機6aを構成する3個のロ
ーラとして、1個のガイドローラ37と2個のウェッジ
ローラ38a、38bとを使用している。このうち、環
状空間36のうちで最も幅が広くなった部分に設置した
ローラを、比較的大径で設置位置が変化しないガイドロ
ーラ37としている。これに対して、上記環状空間36
の幅が最も狭くなった部分を挟んで設けた1対のローラ
を、それぞれ比較的小径で円周方向及び直径方向に関す
る若干の変位を可能にしたウェッジローラ38a、38
bとしている。そして、これら各ウェッジローラ38
a、38bを支持した各支持軸39b、39bを、上記
環状空間36の最も幅が狭くなった部分に向け、互いに
逆方向に弾性的に押圧している。
【0023】上述の様に構成する本例の構造の場合に
は、回転駆動軸17が図3で時計方向に回転する場合に
は、同図で左側のウェッジローラ38aが上記環状空間
36の幅が狭くなった部分に食い込む。これに対して、
上記回転駆動軸17が図3で反時計方向に回転する場合
には、同図で右側のウェッジローラ38bが上記環状空
間36の幅が狭くなった部分に食い込む。又、本例の場
合には、これら各ウェッジローラ38a、38bを支持
した支持軸39b、39bの両端部を支持する為、蓋板
10及び連結板26(図1参照)に形成した支持孔41
a、41aの、上記環状空間36の円周方向に関する長
さを規制している。具体的には、これら各支持孔41
a、41aのうち、上記環状空間36の幅が広い側(図
3の下側)の端部の位置を、前述した第1例の場合より
も、この環状空間36の最も幅が狭くなった位置に近づ
けている。そして、上記各ウェッジローラ38a、38
bが、上記環状空間36の幅の広い側に過度に退避しな
い様にしている。
【0024】上述の様に構成する本例の場合には、上記
回転駆動軸17が何れの方向に回転する場合でも、何れ
かのウェッジローラ38a(38b)が上記環状空間3
6の幅の狭い部分に食い込み、当該ウェッジローラ38
a(38b)に関する内径側、外径側各当接部48、4
9の当接圧を高める。一方、上記環状空間36の幅の狭
い部分から退避する方向に変位するウェッジローラ38
b(38a)に関しても、その退避量は限られる。この
結果、両ウェッジローラ38a、38b及び前記ガイド
ローラ37に関して、内径側、外径側各当接部48、4
9の当接圧が十分に上昇し、上記回転駆動軸17から外
輪32にまで、動力を効率良く伝達できる。尚、本例の
構造の場合には、前記摩擦ローラ式減速機6aが、上記
回転駆動軸17と上記外輪32との間で両方向の回転を
伝達するので、電動モータ5として発電機能を備えたも
のを使用する事により、制動時に車輪3(図1参照)側
の回転を上記電動モータ5に伝達して発電する、所謂エ
ネルギ回収システムを構成する事もできる。この様に、
回転駆動軸17から外輪32への両方向の動力伝達を可
能にした点以外は、前述した第1例の場合と同様である
から、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
【0025】尚、何れの実施の形態の場合でも、摩擦ロ
ーラ式減速機6、6aの減速比は、回転駆動軸17の先
端部の外径と外輪32の内径との比を変える事により、
任意に調節可能である。電動自動車用の電動式車輪駆動
装置に組み込む摩擦ローラ式減速機6、6aを考えた場
合、上記減速比は3〜9程度の範囲で設定可能である。
しかも、この程度の減速比を得るのであれば、上記回転
駆動軸17の先端部の外径を小さくする事により十分に
対応可能である為、減速比を大きくする事に伴って上記
摩擦ローラ式減速機6、6aが大型化する事はない。従
って、電動モータ5として、高速型で小型・軽量のもの
を使用する事ができて、上記電動式車輪駆動装置全体と
しての小型・軽量化も図れる。この為、前記ディスクロ
ータ等の制動用部品と共に、限られた空間内に設置しな
ければならない、上記電動式車輪駆動装置の設計の容易
化を図れる。又、ばね付きの懸架装置を有する自動車に
組み込む場合、所謂ばね下荷重の軽減により、乗り心地
や走行安定性を中心とする電動自動車の走行性能の向上
にも寄与できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、小型且つ軽量に構成でき、十分な走行性能
を得易く、しかも運転時に発生する騒音が低い電動式車
輪駆動装置を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す断面図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【符号の説明】
1 ホイール 2 タイヤ 3 車輪 4 支持筒部 5 電動モータ 6、6a 摩擦ローラ式減速機 7 モータケース 8 底板部 9 主体 10 蓋板 11 周壁部 12 ねじ孔 13 環状突部 14 ねじ 15 支持孔 16 通孔 17 回転駆動軸 18 転がり軸受 19 転がり軸受 20 ロータ 21 ステータ 22 センサ 23 導線 24 導出孔 25 環状凸部 26 連結板 27 突部 28 ボルト 29 凹孔 30 支持軸 31a、31b 転がり軸受 32 外輪 33 保持リング 34 ボルト 35 止め輪 36 環状空間 37、37a、37b ガイドローラ 38、38a、38b ウェッジローラ 39a、39b 支持軸 40 嵌合孔 41、41a 支持孔 42 ラジアルニードル軸受 43 動力伝達用円筒面 44 駆動側円筒面 45 被駆動側円筒面 46 シリンダ孔 47 弾性材 48 内径側当接部 49 外径側当接部
フロントページの続き Fターム(参考) 3D035 DA03 3J051 AA01 BA03 BB08 BC03 BD02 BE03 BE04 EA02 EA10 EB02 EB03 EB04 FA01 5H607 AA04 AA12 BB01 BB14 BB26 CC03 DD19 EE29 GG08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールの周囲にタイヤを支持して成る
    車輪と、この車輪を回転駆動する為にこのホイールの内
    径側に設けた駆動手段とを備え、 この駆動手段は、電動モータと摩擦ローラ式減速機とを
    動力の伝達方向に関して互いに直列に接続して成るもの
    であり、 上記電動モータは、モータケースを有し、このモータケ
    ースの端部から回転駆動軸の先端部を軸方向に突出させ
    たものであり、 上記摩擦ローラ式減速機は、上記回転駆動軸の先端部の
    周囲に、この回転駆動軸に対し偏心した状態で、上記ホ
    イールと共に回転自在に設けられた外輪と、この回転駆
    動軸の外周面である駆動側円筒面とこの外輪の内周面で
    ある被駆動側円筒面との間に存在する、径方向に関する
    幅が円周方向に関して不同である環状空間内に配置さ
    れ、それぞれの外周面を動力伝達用円筒面とした、少な
    くとも1個のガイドローラ及び少なくとも1個のウェッ
    ジローラとを備えたものである、 電動式車輪駆動装置。
  2. 【請求項2】 車輪が車体の側部に設けられており、電
    動モータが摩擦ローラ式減速機よりも車体の中央側に設
    けられている、請求項1に記載した電動式車輪駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 モータケースは、基端部に底板部を有す
    る有底筒状の主体と、この主体の先端開口部に被着固定
    した蓋板とを組み合わせて成るものであり、このうちの
    蓋板は、回転駆動軸の中間部先端寄り部分を挿通する為
    の通孔を有するものであり、上記回転駆動軸の先端部を
    覆う状態でこの蓋板に結合固定された連結板の中央部で
    上記蓋板と反対側面に突設した支持軸の外周面及び上記
    主体の先端部外周面とホイールの内周面2個所位置との
    間に設けた転がり軸受により、このホイールを回転自在
    に支持している、請求項1〜2の何れかに記載した電動
    式車輪駆動装置。
  4. 【請求項4】 モータケースの周壁部の外周面の中心軸
    と内周面の中心軸とが互いに偏心しており、上記周壁部
    の径方向に関する厚さが、円周方向に関して漸次変化し
    ている、 請求項1〜3の何れかに記載した電動式車輪
    駆動装置。
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