JP2009299418A - 片持架設用移動作業車の後退撤去方法および後退装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】斜版橋、斜張橋、エクストラドーズド橋などの主桁の張出架設工法の片持架設用移動作業車の解体・撤去を、解体専用のクレーンを用いず、また地上のクレーンや解体用のクレーンで解体することができない環境下においても、簡単に行える片持架設用移動作業車の後退撤去方法および後退装置を提供する。
【解決手段】主桁Aの張出架設終了後、主桁Aの両側面にそれぞれ仮設レール21を主桁に沿って設置し、作業車本体の吊り材とは別に配置した下部架構専用の吊り材22の上部を、仮設レール21上を移動する移動装置23に取り付け、作業車本体の吊り材とこの吊り材の上部が取り付けられる上梁の両端部を取り外すことにより作業車本体と下部架構1Bとを分離した後、作業車本体を橋脚に向けて自走で後退移動させ、下部架構1Bを移動装置23により橋脚に向けて後退移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、斜版橋、斜張橋、エクストラドーズド橋などの斜材を有する主桁の張出架設工法に用いられる片持架設用移動作業車の後退撤去方法およびこの方法に用いられる後退装置に関するものである。
張出架設工法は、作業足場および型枠を前方で吊下げ支持する片持架設用移動作業車を用い、主桁の先端に1ブロック分のコンクリートを打設し、次いで移動作業車を1ブロック分だけ移動させ、これを順次繰り返すことにより主桁を架設する工法である。通常、片持架設用移動作業車は主桁の張出架設終了後に解体・撤去される。
斜版橋、斜張橋、エクストラドーズド橋などの斜材を有する主桁の張出架設における片持架設用移動作業車の解体・撤去作業は、従来、片持架設用移動作業車を地上のクレーンで解体できる位置(斜材の手前)まで後退移動させ、地上のクレーンで片持架設用移動作業車を解体するか、施工が完了した橋面上に解体用のクレーンを配置して橋面上から片持架設用移動作業車を解体していた。
また、斜張橋などの片持架設用移動作業車の解体・撤去に関しては、片持架設用移動作業車を橋桁建設終了現場で解体せずに橋梁主塔まで斜材を避けて撤去する撤去方法が提案されている(例えば特許文献1)。
図5、図6は、この特許文献1の発明を示したものであり、片持架設用移動作業車1は、主桁Aの上面をレール5と走行装置6により略橋軸方向に走行可能なトラス構造の主フレーム2と、この主フレーム2の上部に設けられる略橋軸直角方向に沿う上梁3と、この上梁3の下方に吊り材7を介して設けられる略橋軸直角方向に沿う下梁4を有している。
主フレーム2は主桁Aのウェブ等の上に位置するように複数配置され、各主フレーム2の前方に張り出す上部を連結するように上梁3が架け渡され、またこの上梁3は橋軸方向に間隔をおいて一対で配置される。各上梁3の両端部には吊り材7の上部が取り付けられ、この吊り材7の下部には下梁4の両端部がそれぞれ取り付けられる。各下梁4の上には受梁8を介して作業足場9の下部踊場9aが設置される。その上には型枠受横梁10が配置され、その両端部が吊り材7に昇降自在に支持される。型枠受横梁10は、その上に型枠受梁11が設置され、型枠ジャッキ12により昇降し、型枠のセットと脱型がなされる。
このような片持架設用移動作業車1において、特許文献1の発明においては、全主桁建設終了後、主桁を吊る斜材Bより外側の主桁床面上に仮設レール80を敷設すると共に、この仮設レール80上を走行する車輪を有する支持部材81を作業車の吊り材(吊柱)7の内側に突設し、主桁幅方向に架設される作業車の上梁3の両端の、少なくとも斜材Bより外側に位置する張出し部分を取り外して作業車を作業車本体と足場を吊る吊り材7bとに分割し、吊り材7bを支持部材81で支持した状態で作業車本体と共にそれぞれ個別に主塔まで後退させている。
特公平04−1127号公報
前述した従来の片持架設用移動作業車を地上のクレーンあるいは橋面上の解体用のクレーンで解体する方法の場合、次のような課題があった。
(1)片持架設用移動作業車を斜材の手前まで後退移動させた時に、地上のクレーン能力で解体できなければならない。解体できない場合は、より大型のクレーンを使用するためコスト高になる。即ち、斜材の配置等などから、地上のクレーン能力で解体できる位置まで、片持架設用移動作業車を後退移動できない場合がある。
(2)施工が完了した橋面上に側径間側からクレーンを自走させるか、地上のクレーンにより橋面上に作業車解体用のクレーンを吊り上げて配置しなければならない。解体用のクレーンを吊り上げる場合は、大型のクレーンと専用の吊上げ装置が必要となるためコスト高となる。また、側径間側からクレーンが自走できない場合や、地上のクレーンで解体用のクレーンを吊上げることができない場合がある。また、解体用のクレーンが橋面上で旋回等ができない場合がある。
本発明は、上記の従来技術の課題を解決すべくなされたもので、斜版橋、斜張橋、エクストラドーズド橋などの斜材を有する主桁の張出架設工法に用いられる片持架設用移動作業車の解体・撤去を、解体専用のクレーンを用いることなく、また地上のクレーンや解体用のクレーンで解体することができない環境下においても、簡単に行うことができる片持架設用移動作業車の後退撤去方法および後退装置を提供することにある。
本発明の請求項1は、斜材を有する橋の主桁の張出架設工法に用いられる片持架設用移動作業車であり、主桁の上を走行装置により略橋軸方向に走行可能な作業車本体と、この作業車本体の先端部から吊り下げ支持される下部架構から構成される片持架設用移動作業車の撤去方法であり、主桁の張出架設終了後、主桁の両側面にそれぞれ仮設レールを主桁に沿って設置し、作業車本体の吊り材とは別に配置した下部架構専用の吊り材の上部を、前記仮設レール上を移動する移動装置に取り付け、作業車本体の吊り材とこの吊り材の上部が取り付けられる上梁の両端部を取り外すことにより作業車本体と下部架構とを分離した後、作業車本体を橋脚に向けて後退移動させると共に、下部架構を移動装置により橋脚に向けて後退移動させることを特徴とする片持架設用移動作業車の後退撤去方法である(図1、2、図5、6参照)。
本発明は、斜版橋、斜張橋、エクストラドーズド橋などの斜材を有する主桁の張出架設工法において、主桁の張出架設終了後、片持架設用移動作業車を、上部の作業車本体と、新たに設置した吊り材で支持される下部架構(下梁・足場・型枠など)とに2分割し、左右一対の斜材間に納まる作業車本体を橋脚(主塔)位置まで自走により後退移動させ、新たな吊り材で吊り下げ支持された下部架構を吊り材上部の移動装置で橋脚(主塔)位置まで後退移動させるものである。橋脚(主塔)位置では、作業車本体を施工初期における作業車の吊り込みに使用した地上クレーンで吊り下ろし、下部架構を電動チェーンブロック等の吊り上げ装置または地上クレーンで吊り下ろすことができる。
また、本発明では、移動装置の仮設レールは、主桁の側面上部にブラケットを介して取付けるため、主桁の側端面と斜材との間にスペースがない場合であっても、下部架構を後退移動させることができる。また、吊り材は、作業車の吊り材とは別に別途製作して新たに下部架構専用として設置するようにしているため、作業車の吊り材を上下2分割して用いる場合には、吊り材の全長を新たに製作しなければならないが、下部架構専用の吊り材であれば、半分程度の吊り材を新たに製作すればよい。
本発明の請求項2は、橋の主桁の張出架設工法に用いられる片持架設用移動作業車であり、主桁の上を走行装置により略橋軸方向に走行可能な作業車本体と、この作業車本体の先端部から吊り下げ支持される下部架構から構成される片持架設用移動作業車において、作業車本体から分離された下部架構を後退移動させる後退装置であり、主桁の張出架設終了後の主桁の両側面にそれぞれ主桁に沿って設置される仮設レール上を移動する移動装置と、この移動装置に上部が取り付けられ、下部に下部架構が取り付けられる下部架構専用の吊り材と、この吊り材の中間部に取り付けられ、主桁の側面に先端部が当接して横ぶれを防止する横ぶれ防止装置を有することを特徴とする片持架設用移動作業車の後退装置である(図1、図2参照)。
移動装置には仮設レール上を滑動するスライド方式あるいは仮設レール上を転動する車輪方式などを用いることができる。吊り材は、その上部が移動装置に片持ち梁を介して取り付けられて、吊り下げ支持されるため、吊り材の中間部には、主桁の側面に先端部のローラ等が当接する横ぶれ防止装置を設け、宙吊り状態の後退装置が後退時の衝撃荷重や風荷重等の水平荷重により揺れるのを防止する。また、ローラを用いれば、主桁の躯体を傷付けることはない。
本発明の請求項3は、請求項1に記載の後退装置において、移動装置には、仮設レールを着脱自在に把持するクランプ装置と、このクランプ装置により反力を取って移動装置を押圧移動させる油圧ジャッキからなる駆動装置が設けられている片持架設用移動作業車の後退装置である(図2参照)。
移動方向に一対の移動装置の片側の移動装置に油圧ジャッキのロッド先端を接続し、シリンダ本体の基端部にクランプ装置を接続し、仮設レールにクランプ装置を固定したロッドを押し出すことにより移動装置を押圧移動させ、クランプ装置の固定を解除してロッドを引き込み、これらの動作を順次繰り返すことにより後退装置を後退移動させる。比較的重量物の下部架構でも容易に後退移動させることができる。
本発明の請求項4は、請求項3に記載の後退装置において、移動装置には、仮設レールを着脱自在に把持するクランプ装置からなる逸走防止装置が設けられていることを特徴とする片持架設片持架設用移動作業車の後退装置である(図2参照)。
移動方向に一対の移動装置の他方の移動装置にクランプ装置を接続し、油圧ジャッキ方式の駆動装置のクランプ装置の固定が解除されたときに、この逸走防止装置のクランプ装置を仮設レールに固定することにより後退装置が固定され、後退装置の逸走を防止することができ、安全な後退移動が可能となる。
本発明の請求項5は、請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の後退装置において、移動装置には、移動装置を横方向に移動させて仮設レール上に位置させる横方向の修正ジャッキを備えていることを特徴とする片持架設片持架設用移動作業車の後退装置である(図3参照)。
移動装置を修正ジャッキにより仮設レール上を横移動させることができ、主桁に曲線部がある場合でも、後退装置を曲線部に沿って後退移動させることができる。
本発明は、主桁の張出架設終了後、片持架設用移動作業車を、上部の作業車本体と、新たに設置した吊り材で支持される下部架構とに2分割し、左右一対の斜材間に納まる作業車本体を橋脚位置まで自走により後退移動させ、新たな吊り材で吊り下げ支持された下部架構を吊り材上部の移動装置で橋脚位置まで後退移動させ、橋脚位置で作業車本体および下部架構を解体・撤去するため、次のような効果が得られる。
(1)解体専用の大型クレーンや橋面上の解体用クレーンを用いることなく、橋脚位置において作業車の吊り込みに使用した地上クレーンや電動チェーンブロック等で吊り下ろすことができ、コストの低減を図ることができる。
(2)地上のクレーンや解体用のクレーンで解体することができない環境下においても、簡単に作業車を解体撤去できる。
(3)移動装置の仮設レールは、主桁の側面上部にブラケットを介して取付けるため、主桁の側端面と斜材との間にスペースがない場合であっても、下部架構を後退移動させることができる。
(4)吊り材は、作業車の吊り材とは別に別途製作して新たに下部架構専用として設置するようにしているため、半分程度の吊り材を新たに製作すればよいため、コストの低減が図れる。
(5)吊り材の中間部に横ぶれ防止装置を設けているため、宙吊り状態の後退装置が後退時の衝撃荷重や風荷重等の水平荷重により揺れるのが防止され、安全な後退移動が可能となる。
(6)クランプ装置と油圧ジャッキからなる駆動装置により移動装置を移動させることにより、比較的重量物の下部架構でも容易に後退移動させることができる。
(7)クランプ装置からなる逸走防止装置を移動装置に設けることにより、後退装置の逸走を防止することができ、安全な後退移動が可能となる。
(8)移動装置に横方向の修正ジャッキを設けることにより、主桁に曲線部がある場合でも、後退装置を曲線部に沿って後退移動させることができる。
以下、本発明を図示する実施形態に基づいて説明する。図1、図2は本発明の片持架設用移動作業車の後退撤去方法に用いる後退装置の一例を示す正面図、平面図・側面図である。図3は後退装置の移動装置部分の平面図・側面図・正面図である。図4は後退装置の横ぶれ防止装置部分の正面図である。
片持架設用移動作業車1は、従来と同様であり、図5、図6に示すように、主桁Aの上面をレール5と走行装置6により略橋軸方向に走行可能なトラス構造の主フレーム2と、この主フレーム2の上部に設けられる略橋軸直角方向に沿う上梁3と、この上梁3の下方に吊り材7を介して設けられる略橋軸直角方向に沿う下梁4を有している。
また、主フレーム2は主桁Aのウェブ等の上に位置するように複数配置され、各主フレーム2の前方に張り出す上部を連結するように上梁3が架け渡され、またこの上梁3は橋軸方向に間隔をおいて一対で配置される。各上梁3の両端部には吊り材7の上部が取り付けられ、この吊り材7の下部には下梁4の両端部がそれぞれ取り付けられる。各下梁4の上には受梁8を介して作業足場9の下部踊場9aが設置される。その上には型枠受横梁10が配置され、その両端部が吊り材7に昇降自在に支持される。型枠受横梁10は、その上に型枠受梁11が設置され、型枠ジャッキ12により昇降し、型枠のセットと脱型がなされる。
本発明では、主桁Aの張出架設終了後、片持架設用移動作業車1を上下方向の2分割により、上部の移動車本体1A(図5、図6参照)と、新たに設置した後退装置20で支持された下部架構1B(図1、図2参照)とに分離し、移動車本体1Aを自走により後退移動させると共に、下部架構1Bを後退装置20により後退移動させるものである。
即ち、主桁Aの張出架設終了後、図1、図2に示すように、主桁Aの両側面の上部にそれぞれ仮設レール21を主桁Aに沿って設置し、作業車本体1Aの吊り材7とは別に配置した下部架構専用の吊り材22の上部を、仮設レール21上を移動する移動装置23に取り付け、図5、図6に示すように、作業車本体1Aの吊り材7とこの吊り材7の上部が取り付けられる上梁3の両端部3aを取り外すことにより作業車本体1Aと下部架構1Bとを分離した後、作業車本体1Aを橋脚・主塔に向けて後退移動させると共に、下部架構1Bを移動装置23により橋脚・主塔に向けて後退移動させる。上梁3は斜材Bの内側を残し、作業車本体1Aが略橋軸直角方向に左右一対の斜材B、Bの間に納まるようにする(図6参照)。
仮設レール21は、図1、図2に示すように、H形鋼等を用い、主桁Aの上部側面にブラケット30を取付け、このブラケット30の上に設置する。吊り材22は、H形鋼等を用い、略橋軸方向に間隔をおいて一対で配置し、水平材31およびブレース32で連結して補強する。移動装置23は、一対の吊り材22に対応させて配置する。仮設レール21の外側に位置する吊り材22の上部には内側に突出する支持梁33を設け、この支持梁33の先端下面を移動装置23上の載置台34の上面に接続し、吊り材22を吊り下げ支持する。
下部架構1Bは、下梁4、作業足場9の受け梁8、型枠受横梁10・型枠受梁11であり、吊り材22の下部に下梁4および型枠受横梁10の端部を取り付ける。
また、図1に示すように、吊り材22の中間部には、主桁Aの側面に先端部のローラ24aが当接して後退装置20の横ぶれを防止する横ぶれ防止装置24を設ける。後退装置全体が宙吊り状態で構造上不安定であるため、後退時の衝撃荷重や風荷重等の水平荷重により揺れるのを防止する。また、ローラ24aが主桁側面を転動するため、躯体を傷付けることはない。
移動装置23は、仮設レール21上を滑動するスライダー方式であり、図2に示すように、一対のうちの片方の移動装置23には、仮設レール21を着脱自在に把持するクランプ装置41と、このクランプ装置41により反力を取って移動装置23を押圧移動させる油圧ジャッキ42からなる駆動装置40が設けられている。
油圧ジャッキ42のロッド先端が移動装置23に接続され、シリンダ本体にクランプ装置41が接続される。クランプ装置41で仮設レール21の上部フランジを左右両側からクランプし、油圧ジャッキ42のロッドを押し出すことにより移動装置23を押圧移動させ、クランプ装置41のクランプを解除してロッドを引き込み、これらの動作を順次繰り返すことにより、後退装置20が後退移動する。
また、他方の移動装置23には、図2に示すように、仮設レール21を着脱自在に把持するクランプ装置51からなる逸走防止装置50が設けられている。このクランプ装置51のクランプ装置41と同じ構造であり、駆動装置40のクランプ装置41のクランプを解除したときに、クランプ装置51で仮設レール21をクランプして後退装置20が逸走するのを防止するものである。
さらに、移動装置23には、図3に示すように、移動装置23を横方向に移動させて仮設レール21上に位置させる横方向の修正ジャッキ60と、移動装置23のヘッドプレートを上下移動させて後退装置20の水平を調整する鉛直ジャッキ61が内蔵されている。
修正ジャッキ60は、仮設レール21の上部フランジの両端部を案内支持するガイドブロックに対して移動装置23を横方向に移動させる調整機構であり、主桁Aに曲線部があっても、移動装置23を横移動により仮設レール21の中心位置に修正しながら後退させることができる。
横ぶれ防止装置24は、図4に示すように、主桁Aの側面を転動するローラ24aが上下一対で配置され、吊り材30に設けた支持ブラケット35に支持部材36を介して取り付けられている。
以上のような構成において、片持架設用移動作業車による主桁Aの張出架設終了後、次のような手順で片持架設用移動作業車の後退撤去を行う。
(1)主桁Aの両側面にそれぞれ仮設レール21を、ブラケット30を介して取り付け、作業車本体の吊り材とは別に配置した下部架構専用の吊り材22の上部を仮設レール21上に設置した移動装置23に取り付け、移動台車23から吊り材22を吊り下げ支持する。吊り材22の下部には、下梁4および型枠受横梁10の端部を取り付ける。吊り材22の中間部には横ぶれ防止装置24を取り付ける。
(2)作業車本体1Aの吊り材7とこの吊り材7の上部が取り付けられる上梁3の両端部3aを取り外し、作業車本体1Aと下部架構1Bとを分離する。左右一対の斜材Bの間に納まる状態の作業車本体1Aを橋脚・主塔に向けて走行装置6により後退移動させる。
(3)下部架構1Bを移動装置23とその駆動装置40により橋脚・主塔に向けて後退移動させる。この後退作業は、仮設レール21の一本分(例えば3m)移動するごとに、移動方向の後部のレールを取り外し、橋脚・主塔側の前部に盛り替えながら後退していく。仮設レール21とブラケット30の設置・撤去は下部架構1Bの足場9を利用して行えるため、専用の足場等は必要ない。
(4)橋脚・主塔位置では、作業車本体1Aを施工初期における作業車の吊り込みに使用した地上クレーンで吊り下ろし、下部架構1Bを電動チェーンブロック等の吊り上げ装置または地上クレーンで吊り下ろす。
なお、本発明は以上のような図示例に限定されないことはいうまでもない。
本発明の片持架設用移動作業車の後退撤去方法に用いる後退装置の一例を示す正面図である。 図1の後退装置の(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1の後退装置の移動装置部分の(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 図1の後退装置の横ぶれ防止装置部分の正面図である。 従来の片持架設用移動作業車の一例を示す側面図である。 図5の正面図である。
符号の説明
1……片持架設用移動作業車
1A…作業車本体
1B…下部架構
2……主フレーム
3……上梁
4……下梁
5……レール
6……走行装置
7……吊り材
8……受梁
9……作業足場
9a…下部踊場
10…型枠受横梁
11…型枠受梁
12…型枠ジャッキ
20…後退装置
21…仮設レール
22…吊り材
23…移動装置
24…横ぶれ防止装置
24a…ローラ
30…ブラケット
31…水平材
32…ブレース
33…支持梁
34…載置台
35…支持ブラケット
40…駆動装置
41…クランプ装置
42…油圧ジャッキ
50…逸走防止装置
51…クランプ装置
60…修正ジャッキ
61…鉛直ジャッキ
A……主桁
B……斜材

Claims (5)

  1. 斜材を有する橋の主桁の張出架設工法に用いられる片持架設用移動作業車であり、主桁の上を走行装置により略橋軸方向に走行可能な作業車本体と、この作業車本体の先端部から吊り下げ支持される下部架構から構成される片持架設用移動作業車の撤去方法であり、
    主桁の張出架設終了後、主桁の両側面にそれぞれ仮設レールを主桁に沿って設置し、作業車本体の吊り材とは別に配置した下部架構専用の吊り材の上部を、前記仮設レール上を移動する移動装置に取り付け、作業車本体の吊り材とこの吊り材の上部が取り付けられる上梁の両端部を取り外すことにより作業車本体と下部架構とを分離した後、作業車本体を橋脚に向けて後退移動させると共に、下部架構を移動装置により橋脚に向けて後退移動させることを特徴とする片持架設用移動作業車の後退撤去方法。
  2. 橋の主桁の張出架設工法に用いられる片持架設用移動作業車であり、主桁の上を走行装置により略橋軸方向に走行可能な作業車本体と、この作業車本体の先端部から吊り下げ支持される下部架構から構成される片持架設用移動作業車において、作業車本体から分離された下部架構を後退移動させる後退装置であり、
    主桁の張出架設終了後の主桁の両側面にそれぞれ主桁に沿って設置される仮設レール上を移動する移動装置と、この移動装置に上部が取り付けられ、下部に下部架構が取り付けられる下部架構専用の吊り材と、この吊り材の中間部に取り付けられ、主桁の側面に先端部が当接して横ぶれを防止する横ぶれ防止装置を有することを特徴とする片持架設用移動作業車の後退装置。
  3. 請求項1に記載の後退装置において、移動装置には、仮設レールを着脱自在に把持するクランプ装置と、このクランプ装置により反力を取って移動装置を押圧移動させる油圧ジャッキからなる駆動装置が設けられている片持架設用移動作業車の後退装置。
  4. 請求項3に記載の後退装置において、移動装置には、仮設レールを着脱自在に把持するクランプ装置からなる逸走防止装置が設けられていることを特徴とする片持架設片持架設用移動作業車の後退装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の後退装置において、移動装置には、移動装置を横方向に移動させて仮設レール上に位置させる横方向の修正ジャッキを備えていることを特徴とする片持架設片持架設用移動作業車の後退装置。
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