JP2004176486A - 作業台車 - Google Patents

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Masachika Itami
誠慎 伊丹
Masaki Yuguchi
正樹 湯口
Nobuaki Kobayashi
信明 小林
Yasuo Nishida
泰夫 西田
Tadashi Saito
正 齋藤
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Yoshinaga Manufacturing Co Ltd
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Taisei Corp
Yoshinaga Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】上床版を含む複数のブロックを組み合わせてなる単位構造部を多数連ねて構築してなる高架橋を施工する際に、上床版の組み付け作業を円滑、迅速かつ安全に行うことができる作業台車を提供すること。
【解決手段】作業台車50は、複数の車輪53を有し、構築する高架橋の長手方向に沿って敷設された走行レール51上を走行可能なベースフレーム52と、高架橋の単位構造部を構成する上床版103を受ける載置台60と、ベースフレーム52上に設けられ、載置台60を支持する複数本の支脚55と、支脚55の長さを調整することにより載置台60の高さを調整する高さ調整機構とを備え、上床版103の組み付け時に、上床版103を載置台60で受けて仮支持する。
【選択図】図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、交通渋滞を解消するために、既設交差点の立体交差化に伴う立体交差橋を施工する場合、既成道路を建材置き場などの工事用地として数年の長期間に亘って占用する必要がある。このため、施工期間中は、交通規制が不可避であるため、騒音、振動、大気汚染などによる周辺住民の環境への悪影響や道路利用者に不便を強いている。しかも、従来の交通渋滞解消工事は、却って、より酷い交通渋滞を招くことから、立体交差橋を短期間で施工する工法が望まれている
そこで、工期の短縮を図るために、プレキャスト函体(以下、「PC函体」と言う)からなるブロックを組み立てて構成される単位構造部を道路の長手方向に沿って次々と設置していくことによって立体交差橋を構築する工法が提案されている。この工法によれば、工期を大幅に短縮することができる。
【0003】
上述した工法を行うには、トレーラーで現場に搬入したPC函体からなるブロックをクレーンで吊り上げて設置個所の上方に移動し、所定の位置に組み付ける。
【0004】
しかしながら、単位構造部を構成するブロックのうち、高架橋の上床を構成する上床版を組み付ける際には、高い位置に上床版を組み付ける必要があるので、組み付け作業が難しく、作業に長時間を要していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上床版を含む複数のブロックを組み合わせてなる単位構造部を多数連ねて構築してなる高架橋を施工する際に、上床版の組み付け作業を円滑、迅速かつ安全に行うことができる作業台車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0007】
(1) 複数のブロックを組み合わせてなる単位構造部を多数連ねて構成される高架橋を施工する際に用いる作業台車であって、
複数の車輪を有し、前記高架橋の長手方向に沿って敷設された走行レール上を走行可能なベースフレームと、
前記単位構造部を構成する複数のブロックのうちの、前記高架橋の上床を構成する上床版を受ける載置台と、
前記ベースフレーム上に設けられ、前記載置台を支持する複数本の支脚と、
前記支脚の長さを調整することにより前記載置台の高さを調整する高さ調整機構とを備え、
前記上床版の組み付け時に、前記上床版を前記載置台で受けて仮支持することを特徴とする作業台車。
【0008】
(2) 前記載置台の前記上床版を受ける受け面は、前記上床版の下面の傾斜に対応して傾斜している上記(1)に記載の作業台車。
【0009】
(3) 前記載置台の高さおよび/または前記受け面の傾斜角度を微調整する微調整手段を備える上記(1)または(2)に記載の作業台車。
【0010】
(4) 前記単位構造部を構成する複数のブロックには、前記上床版を支持する柱体が含まれており、
組み付けられた前記柱体を仮固定する固定部を備える上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の作業台車。
【0011】
(5) 橋形クレーンにより吊られた前記上床版を受け渡される上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の作業台車。
【0012】
(6) 前記橋形クレーンは、
複数の車輪を有し、敷設された走行レール上を走行可能なベースフレームと、
前記ベースフレーム上に設けられた複数本の支脚と、
前記支脚に支持され、前記ベースフレームの走行方向に沿って延在するガーダーと、
前記ガーダーに対し、前記ガーダーの長手方向に沿って移動可能に設けられた第1のトロリと、
前記第1のトロリに対し、鉛直方向の中心線を回転中心として少なくとも90°の範囲で回動可能に設けられた旋回アームと、
前記旋回アームに対し、前記旋回アームの長手方向に沿って移動可能に設けられた第2のトロリと、
前記第2のトロリから吊り下げられた第1の吊り具と、
前記第1の吊り具を昇降させる第1の巻上機構とを備えるものである上記(5)に記載の作業台車。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の作業台車を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1および図2は、それぞれ、本発明の作業台車の実施形態を用いた立体交差橋の施工の様子を示す側面図および正面図である。
【0015】
図1に示す立体交差橋(高架橋)は、地盤G上に単位構造部100を構築し、この単位構造部100を道路の長手方向に沿って次々と設置してこれらをつなぎ合わせることにより施工される。すなわち、単位構造部100を多数連ねて構築することにより、立体交差橋が構成される。
【0016】
立体交差橋の単位構造部100は、PC函体からなる3個のブロック(構造体)を組み立てて(組み合わせて)なるものである。すなわち、図11に示すように、単位構造部100は、地上部分に位置する下床版101と、上床(高架部分)を構成する上床版103と、これらの間に設置され、下床版101に対して上床版103を支持する柱形(柱体)102との3個のブロックを組み立ててなるものである。この単位構造部100は、全体として、正面視(高架橋の長手方向から見た状態)でコ字状をなしている。
【0017】
このような単位構造部100は、前方に向けて順次連接されて、一車線分の立体交差橋を構成し、各上床版103の上面が高架部分の車線を構成し、各下床版101の上面が地上部分の車線を構成する。
【0018】
また、同様の単位構造部100を背中合わせで組み付けることにより、二車線の立体交差橋を構築することもできる。
【0019】
下床版101、柱形102および上床版103の施工現場への設置および組み立ては、トレーラーAにて下床版101、柱形102および上床版103をそれぞれ搬入し、これらを後述する橋形クレーン(門形クレーン)1により順次荷取りすることにより行われる。これにより、立体交差橋の単位構造部100を構築する際、隣の車線の交通規制を行う必要がないため、従前のような酷い交通渋滞を招くことがないばかりでなく、建設現場での作業範囲を極力少なくすることが可能になる。
【0020】
図3および図4は、それぞれ、橋形クレーンを示す側面図および正面図である。なお、以下では、便宜上、図3中の左側を「前」、右側を「後」として説明する。
【0021】
図3および図4に示すように、橋形クレーン1は、立体交差橋を構築しようとする片側一車線幅の地盤(作業敷地)G上に、立体交差橋の長手方向に沿って敷設された2本の走行レール2上を走行するベースフレーム(基台)3を有している。このベースフレーム3は、4輪の車輪4を介して走行レール2上を走行自在に設けられている。各車輪4は、電動モータ5にて回転駆動し、ベースフレーム3の前進・後退を可能にする。このような構成により、橋形クレーン1は、構築する立体交差橋の長手方向、換言すれば単位構造部100を連ねる方向に沿って走行可能になっている。
【0022】
ベースフレーム3上の各隅部には、4本の支脚(支柱)6が立設されている。これらの支脚6は、ベースフレーム3の走行方向の前後と、走行レール2間に跨って走行方向に直交する左右幅方向とに対峙している。
【0023】
また、各支脚6は、下端側に貫設したロック孔(図示せず)を有する上支柱6aと、上下方向に所定の間隔を存して貫設した上部ロック孔7aと下部ロック孔7bを有する下支柱6bとに分離されている。上下両支柱6a、6b間は、上支柱6aの図示しないロック孔を通して下支柱6bの上部ロック孔7aに差し込まれる上部ロックピン8にて連結されるとともに、昇降装置により高さを調整自在にする。昇降装置は、一対の油圧シリンダ9を有するとともに、各油圧シリンダ9の下端部は、下部ロック孔7bに差し込まれる下部ロックピン10にて下支柱6bに取外し可能に連結されている。一方、各油圧シリンダ9の上端側の伸縮ロッド9aは、上支柱6aの下端部に連結されている。
【0024】
すなわち、各支脚6における第1の高さ微調整は、上部ロックピン8の取外しによる上支柱6aのロック開放状態において、各油圧シリンダ9の伸縮動作にて上支柱6aを昇降させることにより行われる。
【0025】
また、各支脚6の第2の高さ調整は、上部ロックピン8の取外しによる上支柱6aのロック開放状態において、まず、各油圧シリンダ9の縮小動作により、上支柱6aを最大限に下降させた後、上支柱6aを上部ロックピン8にてロックする。次いで、各油圧シリンダ9の下端部をロックする下部ロックピン10が取り外される。そして、各油圧シリンダ9のロック開放状態において、各油圧シリンダ9を伸長動作させて下降させた後、各油圧シリンダ9の下端部を下段の下部ロック孔7bに差し込まれる下部ロックピン10にてロックする。これにより、各支脚6の上支柱6aを尺取虫状に順次段階的に下降させながら最下位置までの下方への高さ調整が行われる。なお、各支脚6の最下位置から最上位置までの高さ調整は、上述した下方への高さ調整と逆の手順にて行われる。
【0026】
このように、本実施形態の橋形クレーン1は、各支脚6の高さ(長さ)を調整することにより、ガーダー(桁)11の高さを調整する高さ調整機構を備えている。立体交差橋の登り始めのところと登り切ったところとでは、単位構造部100の高さが異なるが、橋形クレーン1では、構築しようと単位構造部100の高さに合わせて、ガーダー11の高さを調整することができ、より優れた作業性が得られ、作業能率のさらなる向上が図れる。
【0027】
各支脚6の上部には、走行レール2間の中央部を走行方向に沿って延在するガーダー11が支持(設置)されている。ガーダー11の左右両側下部には、第1のガイドレール12が走行方向に沿う前後長手方向に形成されている。
【0028】
ガーダー11の後端側の部分(後端部11b)は、4本の支脚6のうち後ろ側に位置する支脚6の位置を超えてさらに後方に延長(突出)して設けられている。これにより、ガーダー11の後端付近の部分において、吊り上げた荷(下床版101、上床版103)を旋回させる際、支脚6と干渉するのを防止することができ、作業を円滑、迅速かつ安全に行うことができる。また、ガーダー11の後端側の部分が、構築中の単位構造部100の上方に重なる位置まで橋形クレーン1を後退させることができ、作業性に優れる。
【0029】
同様に、ガーダー11の前端側の部分(前端部11a)は、4本の支脚6のうち前側に位置する支脚6の位置を超えてさらに前方に延長して設けられている。これにより、ガーダー11の前端付近の部分においても、吊り上げた荷を容易に旋回させることができる。
【0030】
図5は、図3および図4に示す橋形クレーンにおける第1のトロリおよび旋回アーム付近を拡大して示す側面図、図6は、図5中のイ矢視図、図7は、図5に相当する部分の底面図、図8は、図5中のロ矢視図、図9は、図3および図4に示す橋形クレーンにおける第1の吊り具を拡大して示す図である。
【0031】
図5ないし図8に示すように、第1のガイドレール12には、第1のトロリ(アームトロリ)13が直動ベアリング14を介して設けられている。第1のトロリ13は、第1のガイドレール12と平行して設けられたラック部12aに噛合するピニオンギア15を電動モータ16にて回転駆動させることより、ガーダー11の走行方向に沿う長手方向の前端部11aと後端部11bとの間を移動する。
【0032】
第1のトロリ13には、旋回アーム17が旋回ベアリング18を介して設けられている。これにより、旋回アーム17は、鉛直方向の中心線を回転中心として、第1のトロリ13に対し回動(回転)可能になっている。また、旋回アーム17は、その長手方向が水平になる姿勢で設けられているとともに、その回転中心は、旋回アーム17の長手方向のほぼ中央に位置している。なお、旋回アーム17は、少なくとも90°の範囲で回動可能になっていればよく、また、360°回転可能になっていてもよい。
【0033】
旋回アーム17の長さ(両端部17a、17b間の長さ)は、単位構造部100の幅(車線幅)と概ね同程度の寸法であるのが好ましい。旋回アーム17は、旋回ベアリング18のギア部18aに噛合するピニオンギア19を電動モータ20にて回転駆動させることにより水平回動する。このため、建設現場での作業範囲を極力少なくすることが可能になる。
【0034】
旋回アーム17には、第2のトロリ(吊り具トロリ)23が旋回アーム17の長手方向に沿って移動可能に設けられている。第2のトロリ23は、旋回アーム17の下部に設けられた第2のガイドレール21に対し直動ベアリング24を介して設けられている。第2のトロリ23は、第2のガイドレール21と平行して設けられたラック部21aに噛合するピニオンギア25を電動モータ26にて回転駆動させることにより、旋回アーム17の長手方向に移動する。
【0035】
本実施形態では、第2のガイドレール21およびラック部21aは、旋回アーム17の回転中心から一端側(図5および図7中の前側)に至る範囲に設けられており、この範囲を第2のトロリ23が移動可能となるように、第2のトロリ23の移動範囲が規制されている。これにより、第2のトロリ23を旋回アーム17の回転中心部に位置決めするのを容易に行うことができる。
【0036】
また、第2のトロリ23からは、フック30を有する第1の吊り具31が吊り下げられている。第2のトロリ23の下部には、定滑車27が設けられており、この定滑車27と、第1の吊り具31に設置された動滑車29とに巻き掛けされる巻上ロープ(ワイヤー)28を介して、第1の吊り具31が吊り下げられている。
【0037】
図9に示すように、動滑車29は、第1の吊り具31内に設けた支軸32aを介して軸廻りに回転自在に支持されており、フック30は、支軸32bを介して回動可能に支持されている。また、フック30の軸部30aは、ベアリング軸受33を介して鉛直方向軸を中心に自由に水平回転自在に設けられている。
【0038】
図5に示すように、巻上ロープ28の一端28aは、旋回アーム17の一端部17aに固定され、その他端28bは、旋回アーム17の他端部17bに設けた第1の巻上装置に固定される。第1の巻上装置は、巻上ロープ28の他端28bが固定される巻上ウインチ34と電動モータ35とで構成され、電動モータ35にて巻上ウインチ34を回転駆動させることにより、フック30(第1の吊り具31)が昇降する。
【0039】
旋回アーム17の一端部17aからは、フック(第2の吊り具)39が吊り下げられている。旋回アーム17の一端部17aには、チェーンブロック37とこれを駆動する電動モータ36とで構成される第2の巻上装置が設けられており、フック39は、チェーン38を介してチェーンブロック37から吊り下げられている。電動モータ36は、リモートコントローラにてチェーンブロック37を駆動し、これにより、フック39が昇降する。
【0040】
図3および図4に示すように、このような橋形クレーン1には、運転台40がベースフレーム3の上部の各支脚6間下部に架設されている。運転台40上には、エンジンジェネレーター41およびコントロールボックス42が設置される。エンジンジェネレーター41は、橋形クレーン1が備える各電動モータへ供給する電力を発電する。オペレーターは、コントロールボックス42を介して橋形クレーン1の各部を操作する。
【0041】
また、ベースフレーム3の下部の前後両車輪4間には、レールクランプ(固定手段)43が設けられている。このレールクランプ43を走行レール2に噛持させることにより、ベースフレーム3が走行レール2の任意の位置に位置決め固定される。これにより、作動時における橋形クレーン1の揺動(移動)が防止される。
【0042】
また、ベースフレーム3の前後両端には、それぞれ、緩衝体44が設けられている。各緩衝体44は、橋形クレーン1の前後の移動によって走行レール2の両端部に設置されたストッパに当接した際の衝撃を吸収する。ベースフレーム3における前後方向の中央部には、カウンタウエイト45が設けられる。カウンタウエイト45は、低重心化によるPC函体搬送時における橋形クレーン1の姿勢安定化を図る。
【0043】
図10および図11は、それぞれ、本発明の作業台車の実施形態を示す側面図および正面図である。なお、図11では、作業台車により上床版を仮支持した状態を示す。
【0044】
これらの図に示す作業台車50は、上床版103の組み付け時(設置時)にこれを仮支持するものである。作業台車50は、4輪の車輪53が設置されたベースフレーム(基台)52を有しており、これらの車輪53を介して、下床版101上に敷設された2本の走行レール51上を走行可能になっている。この作業台車50の走行方向は、橋形クレーン1の走行方向と同方向、すなわち立体交差橋の長手方向とされる。
【0045】
各車輪53は、電動モータ54にて回転駆動し、ベースフレーム52(作業台車50)の前進・後退を可能にする。ベースフレーム52上の各隅部には、4本の支脚55が立設されている。各支脚55は、ベースフレーム52の移動方向の前後と、走行レール51間に跨って移動方向に直交する左右幅方向とに対峙する。
【0046】
各支脚55は、上柱管56と下柱管57とに分離されている。上下両柱管56、57間は、支脚55の軸中心廻りに回転可能なパイプサポート58にて連結されている。パイプサポート58の上部には、上柱管56の下端側にネジ切りした螺合部56aが螺合し、その下部には、下柱管57の先端部が差し込まれている。すなわち、各支脚55は、パイプサポート58をナットハンドル(図示せず)を介して回転させ、上柱管56を昇降させることにより高さを調整可能になっている。
【0047】
支脚55の周辺部には、図示しない着脱可能な金具でパイプサポート58に取り付けられた作業ステージ66が設置されている。また、各支脚55間には、斜交い59が設置されている。
【0048】
各支脚55の上部には、橋形クレーン1に吊り下げられた状態の上床版103を受ける平面方形の載置台60が設けられている。載置台60の下面隅部は、各支脚55の上端に取り付けた各油圧ジャッキ61(微調整手段)を介して支持されている。
【0049】
このように、作業台車50は、各支脚55の長さを調整することにより、載置台60の高さを調整する高さ調整機構を備えている。前述したように、立体交差橋の登り始めのところと登り切ったところとでは、単位構造部100の高さが異なるが、作業台車50では、上床版103の組み付け高さに合わせて載置台60の高さを調整することができ、これに対応することができる。
【0050】
図11に示すように、載置台60の受け面60aは、上床版103の下面の傾斜に対応して傾斜している。各油圧ジャッキ61は、載置台60の高さを微調整するとともに、載置台60の受け面60aの傾斜角度を上床版103の下面の傾斜角度に応じて微調整する。また、ベースフレーム52には、レールクランプ62が設けられている。レールクランプ62は、走行レール51に噛持させることにより、ベースフレーム52が走行レール51の所定の位置に位置決め固定される。これにより、作業台車50の揺動(移動)を防止することができる。
【0051】
また、作業台車50は、組み付けられた柱形102を仮固定する固定部65を備えている。固定部65は、作業台車50の中ほどの高さの位置から突出する突出部で構成されている。下床版101の上に柱形102を組み付けた後には、柱形102を固定部65に対し例えばボルト止めにより固定する。これにより、柱形102のぐらつき等を防止することができ、上床版103の組み付け(設置)を円滑、迅速かつ安全に行うことができる。
【0052】
図12、図13および図14は、それぞれ、図10および図11に示す作業台車が走行する走行レールが敷設された下床版の正面図、平面図、側面図である。
【0053】
図12ないし図14に示すように、ベースフレーム52を案内移動する走行レール51は、下床版101上に敷設される。下床版101の上面には、予め、吊り金具を兼用する4個のレール取付台63が作業台車50の移動方向の前後および移動方向に直交する左右に対峙させて固定されている。
【0054】
図14に示すように、下床版101は、橋形クレーン1から荷下ろしして地盤G上に載置した後、既に設置が完了した隣接する下床版101との間で、レール取付台63同士をネジ棒64にて締結し、このネジ棒64を締め付けていくことにより、既に設置が完了した隣接する下床版101側に引き寄せ、これと接合させる。
【0055】
走行レール51は、下床版101の設置後、作業台車50の移動方向に対峙する前後のレール取付台63間に跨って架設する。これにより、作業台車50は、隣接する既設の下床版101上から、新たに設置された下床版101上に移動可能になる。
【0056】
図15ないし図18は、それぞれ、下床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図、図19ないし図22は、それぞれ、柱形を設置する手順を順を追って説明するための側面図、図23ないし図26は、それぞれ、上床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。以下、これらの図に基づいて、以上説明した橋形クレーン1および作業台車50を用いて立体交差橋の単位構造部を構築(施工)する方法について順を追って説明する。
【0057】
まず、橋形クレーン1は、予め、施工位置の近傍まで移動し、レールクランプ43により走行レール2上に位置決め固定される。橋形クレーン1が走行レール2上に位置決め固定されると、ガーダー11の高さが、高さ調整機構による各支脚6の高さ調整により、構築する単位構造部100の高さに応じて調整される。この状態で、単位構造部100の構築が行われる。
【0058】
まず、第1段階における下床版101の設置について説明する。図15に示すように、第1のトロリ13が旋回アーム17と共にガーダー11の前端部11a側まで前進し、トレーラーAの荷台上に積載された下床版101に対応する位置で停止する。このとき、旋回アーム17は、その長手方向が橋形クレーン1の走行方向に沿った状態(ガーダー11と平行な状態)を維持する。下床版101もまた、その長手方向が橋形クレーン1の走行方向に沿った状態でトレーラーAの荷台上に積載されている。第2のトロリ23は、必要に応じて移動し、下床版101に対するフック30(第1の吊り具31)の下降位置の微調整が行われる。第1のトロリ13の停止状態において、フック30が下降し、下床版101に取付けた吊り金具兼用のレール取付台63にワイヤ掛けされたワイヤWをフック30にフック掛けする。そして、フック30の上昇により、下床版101がトレーラーAの荷台から荷取りされる。
【0059】
図16に示すように、橋形クレーン1によって下床版101が所望の高さに吊り上げられると、第1のトロリ13が旋回アーム17と共にガーダー11の後端部11b側まで後退し、荷取りされた下床版101を設置個所の上方まで搬送する。
【0060】
図17に示すように、下床版101が設置個所の上方に到達すると、旋回アーム17が90度回転し、下床版101の長手方向の向きが正規の向きになるように方向転換される。そして、第2のトロリ23を旋回アーム17に対し移動させることにより、下床版101の立体交差橋の幅方向についての位置を調整する。
【0061】
図18に示すように、下床版101の幅方向の位置調整後(または調整前)、橋形クレーン1全体を後退させる。次いで、フック30を下降させ、下床版101が地盤Gに接地した時点でワイヤWをフック30から取り外すことにより、下床版101が地盤G上に載置される。地盤G上に載置された下床版101は、前述したようにネジ棒64を用いて隣接する下床版101側に引き寄せ、接合された後、レール取付台63を介して走行レール51が敷設される。走行レール51の敷設後、隣接する既設の下床版101上に位置する作業台車50が新たに設置された下床版101上へ移動可能となる。
【0062】
このように、第1段階における下床版101の設置が終了すると、第2段階における柱形102の設置が続いて行われる。図19に示すように、柱形102の設置に当たっては、下床版101の設置と同様に、橋形クレーン1全体を前進させるとともに、第1のトロリ13を旋回アーム17と共にガーダー11の前端部11a側まで前進させ、トレーラーAの荷台上に積載された柱形102に対応する位置で停止する。このとき、柱形102は、積荷の安定性を維持するために、横倒し状態でトレーラーAの荷台上に積載されている。第1のトロリ13の停止状態において、フック30とフック39とが下降する。フック30には、柱形102の上端側に相当する位置に取付けた吊り金具(図示せず)にワイヤ掛けされたワイヤWがフック掛けされる。一方、フック39は、柱形102の下端側に相当する位置に取付けた吊り金具(図示せず)にフック掛けされる。そして、フック30およびフック39の上昇により、柱形102が横倒し状態のままトレーラーAの荷台から荷取りされる。
【0063】
図20に示すように、橋形クレーン1によって柱形102が所望の高さに吊り上げられると、第1のトロリ13が旋回アーム17と共にガーダー11の後端部11b側まで後退し、荷取りされた柱形102を設置個所の上方まで搬送する。柱形102が設置個所の上方に到達すると、フック39のみが下降し、柱形102の下端側を下降させて、柱形102が縦置き姿勢になるように鉛直方向に方向転換させた後、フック39が切り離される。
【0064】
図21に示すように、旋回アーム17を90度回転した後、第2のトロリ23の旋回アーム17に対する移動により、下床版101に対する位置合わせ、すなわち柱形102の立体交差橋の幅方向についての位置を調整する。このとき、フック30の軸部30aは、第1の吊り具31内に設けたベアリング軸受33を介して垂直軸を中心に自由に水平回転自在に設けられているため、柱形102の向きは、旋回アーム17の回転方向に対して相対的に回転して正規の向きを維持する。
【0065】
図22に示すように、柱形102の幅方向の位置調整後(または調整前)、橋形クレーン1全体を後退させる。次いで、フック30を下降させることにより、柱形102が下床版101上に組み付けられる。柱形102を組み付けたら、作業台車50を、隣接する既設の単位構造部100における下床版101の上から、今回新たに設置した下床版101の上に移動(前進)させる。そして、レールクランプ62を走行レール51に噛持させ、作業台車50を所定の位置に固定する。次いで、作業台車50の固定部65に、柱形102を仮固定する(図11参照)。
【0066】
第2段階における柱形102の設置が終了すると、第3段階における上床版103の設置が続いて行われる。図23に示すように、上床版103の設置に当たっては、下床版101および柱形102の設置と同様に、橋形クレーン1全体を前進させるとともに、第1のトロリ13を旋回アーム17と共にガーダー11の前端部11a側まで前進させ、トレーラーAの荷台上に積載された上床版103に対応する位置で停止する。このとき、上床版103は、下床版101と同様に、その長手方向が橋形クレーン1の走行方向に沿った状態でトレーラーAの荷台上に積載されている。第1のトロリ13の停止状態において、フック30とフック39とが下降する。フック30は、上床版103の主体部(重量部)に相当する位置に取付けた吊り金具201にフック掛けされる。一方、フック39は、上床版103の主体部から延在する、下面が傾斜面に形成された張出部(軽量部)に相当する位置に取付けた吊り金具202にフック掛けされる。そして、フック30およびフック39の上昇により、上床版103がトレーラーAの荷台から荷取りされる。
【0067】
図24に示すように、橋形クレーン1によって上床版103が所望の高さに吊り上げられると、第1のトロリ13が旋回アーム17と共にガーダー11の後端部11b側まで後退し、荷取りされた上床版103を設置個所の上方まで搬送する。
【0068】
図25に示すように、上床版103が設置個所の上方に到達すると、旋回アーム17が90度回転し、下床版101と同様に、上床版103の長手方向の向きが正規の向きになるように方向転換される。そして、第2のトロリ23を旋回アーム17に対し移動させることにより、上床版103の立体交差橋の幅方向についての位置を調整する。
【0069】
図26に示すように、上床版103の幅方向の位置調整後(または調整前)、橋形クレーン1全体を後退させる。次いで、フック30およびフック39を同時に下降させると、下床版101上に位置する作業台車50における載置台60の受け面60aが上床版103の下面を受けてこれを仮支持する。これにより、上床版103の柱形102上部への組み付け状態において、上床版103の重量の全部または一部が作業台車50で受けられ、上床版103の安定化が図れる。これにより、組み合わせた下床版101、柱形102および上床版103を連結・固定する作業を円滑、迅速かつ安全に行うことができる。
【0070】
また、載置台60の受け面60aは、各油圧ジャッキ61の微調整により、傾斜する上床版103の下面に応じた角度調整が容易に行える。さらに、上床版103の水平方向の傾き調整がフック39の昇降調整により容易に行えるため、柱形102上部への上床版103の組付作業性が向上する。下床版101、柱形102および上床版103を連結・固定した後、フック30およびフック39が切り離される。
【0071】
以上説明したような建設作業では、作業範囲が小さく、概ね、施工中の立体交差橋(高架橋)の車線の幅の範囲で単位構造部100の組み立て作業を行うことができ、隣接する車線にはみ出さないので、隣接する車線を交通規制するのを回避することができる。
【0072】
なお、上記した実施形態において、橋形クレーン1を立体交差橋の施工における片側一車線毎の単位構造部100の構築に用いたが、これに限定されるものではない。下床版101、柱形102および上床版103の形状により、上下二車線の単位構造部100の構築が可能である。また、橋形クレーン1および作業台車50は、立体交差橋に限らず、他の各種の高架橋の施工に用いることができる。また、地盤G上に敷設される走行レール2、下床版101上に取り付けられるレール取付台63および走行レール51等は、施工後には取り外される。
【0073】
以上、本発明の作業台車を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、作業台車を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
【0074】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、上床版の組み付け時に、上床版を安定的に仮支持することができるので、上床版の組み付け作業を円滑、迅速かつ安全に行うことができる。また、上床版の組み付け高さに応じて、載置台の高さを調整することができるので、構築する単位構造部の高さの変化に対応することができる。また、走行レールに沿って高架橋の長手方向に移動することができるので、既設の単位構造部から新たに設置する単位構造部へと迅速に移動することができ、作業能率のさらなる向上が図れる。
【0075】
また、組み付けられた柱体を仮固定する固定部を設けた場合には、柱体を安定的に仮固定することができるので、単位構造部の構築作業をより円滑、迅速かつ安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業台車の実施形態を用いた立体交差橋の施工の様子を示す側面図である。
【図2】本発明の作業台車の実施形態を用いた立体交差橋の施工の様子を示す正面図である。
【図3】橋形クレーンを示す側面図である。
【図4】橋形クレーンを示す正面図である。
【図5】図3および図4に示す橋形クレーンにおける第1のトロリおよび旋回アーム付近を拡大して示す側面図である。
【図6】図5中のイ矢視図である。
【図7】図5に相当する部分の底面図である。
【図8】図5中のロ矢視図である。
【図9】図3および図4に示す橋形クレーンにおける第1の吊り具を拡大して示す図である。
【図10】本発明の作業台車の実施形態を示す側面図である。
【図11】本発明の作業台車の実施形態を示す正面図である。
【図12】作業台車が走行する走行レールが敷設された下床版の正面図である。
【図13】作業台車が走行する走行レールが敷設された下床版の平面図である。
【図14】作業台車が走行する走行レールが敷設された下床版の側面図である。
【図15】下床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図16】下床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図17】下床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図18】下床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図19】柱形を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図20】柱形を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図21】柱形を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図22】柱形を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図23】上床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図24】上床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図25】上床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【図26】上床版を設置する手順を順を追って説明するための側面図である。
【符号の説明】
1・・・橋形クレーン
2・・・走行レール
3・・・ベースフレーム
4・・・車輪
5・・・電動モータ
6・・・支脚
6a・・・上支柱
6b・・・下支柱
7a・・・上部ロック孔
7b・・・下部ロック孔
8・・・上部ロックピン
9・・・油圧シリンダ
9a・・・伸縮ロッド
10・・・下部ロックピン
11・・・ガーダー
11a・・・前端部
11b・・・後端部
12・・・第1のガイドレール
12a・・・ラック部
13・・・第1のトロリ
14・・・直動ベアリング
15・・・ピニオンギア
16・・・電動モータ
17・・・旋回アーム
17a・・・一端部
17b・・・他端部
18・・・旋回ベアリング
18a・・・ギア部
19・・・ピニオンギア
20・・・電動モータ
21・・・第2のガイドレール
21a・・・ラック部
23・・・第2のトロリ
24・・・直動ベアリング
25・・・ピニオンギア
26・・・電動モータ
27・・・定滑車
28・・・巻上ロープ
28a・・・一端
28b・・・他端
29・・・動滑車
30・・・フック
30a・・・軸部
31・・・第1の吊り具
32a・・・支軸
32b・・・支軸
33・・・ベアリング軸受
34・・・巻上ウインチ
35・・・電動モータ
36・・・電動モータ
37・・・チェーンブロック
38・・・チェーン
39・・・フック
40・・・運転台
41・・・エンジンジェネレーター
42・・・コントロールボックス
43・・・レールクランプ
44・・・緩衝体
45・・・カウンタウエイト
50・・・作業台車
51・・・走行レール
52・・・ベースフレーム
53・・・車輪
54・・・電動モータ
55・・・支脚
56・・・上柱管
56a・・・螺合部
57・・・下柱管
58・・・パイプサポート
59・・・斜交い
60・・・載置台
60a・・・受け面
61・・・油圧ジャッキ
62・・・レールクランプ
63・・・レール取付台
64・・・ネジ棒
65・・・固定部
66・・・作業ステージ
100・・・単位構造部
101・・・下床版
102・・・柱形
103・・・上床版
201・・・吊り金具
202・・・吊り金具
A・・・トレーラー
G・・・地盤
W・・・ワイヤ

Claims (6)

  1. 複数のブロックを組み合わせてなる単位構造部を多数連ねて構成される高架橋を施工する際に用いる作業台車であって、
    複数の車輪を有し、前記高架橋の長手方向に沿って敷設された走行レール上を走行可能なベースフレームと、
    前記単位構造部を構成する複数のブロックのうちの、前記高架橋の上床を構成する上床版を受ける載置台と、
    前記ベースフレーム上に設けられ、前記載置台を支持する複数本の支脚と、
    前記支脚の長さを調整することにより前記載置台の高さを調整する高さ調整機構とを備え、
    前記上床版の組み付け時に、前記上床版を前記載置台で受けて仮支持することを特徴とする作業台車。
  2. 前記載置台の前記上床版を受ける受け面は、前記上床版の下面の傾斜に対応して傾斜している請求項1に記載の作業台車。
  3. 前記載置台の高さおよび/または前記受け面の傾斜角度を微調整する微調整手段を備える請求項1または2に記載の作業台車。
  4. 前記単位構造部を構成する複数のブロックには、前記上床版を支持する柱体が含まれており、
    組み付けられた前記柱体を仮固定する固定部を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の作業台車。
  5. 橋形クレーンにより吊られた前記上床版を受け渡される請求項1ないし4のいずれかに記載の作業台車。
  6. 前記橋形クレーンは、
    複数の車輪を有し、敷設された走行レール上を走行可能なベースフレームと、
    前記ベースフレーム上に設けられた複数本の支脚と、
    前記支脚に支持され、前記ベースフレームの走行方向に沿って延在するガーダーと、
    前記ガーダーに対し、前記ガーダーの長手方向に沿って移動可能に設けられた第1のトロリと、
    前記第1のトロリに対し、鉛直方向の中心線を回転中心として少なくとも90°の範囲で回動可能に設けられた旋回アームと、
    前記旋回アームに対し、前記旋回アームの長手方向に沿って移動可能に設けられた第2のトロリと、
    前記第2のトロリから吊り下げられた第1の吊り具と、
    前記第1の吊り具を昇降させる第1の巻上機構とを備えるものである請求項5に記載の作業台車。
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