JP2009286621A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙サイズの判定精度を高めた給紙装置の提供を図る。
【解決手段】給紙ユニット110は、給紙カセット1と規制板14Aとスライダ15とラック21と歯車体17とを備える。規制板14Aはスライドして用紙の位置を規制する。規制板14Aに伴ってスライダ15はスライドする。歯車体17は回転軸20を中心に揺動し、ラック21をスライダ15に連動させる。ラック21はセンサ22により位置を検出される。歯車体17とスライダ15とは、屈曲した形状のスリット18と固定ピン16とにより接続される。規制板14AがA4サイズの用紙を規制する位置から、リーガルサイズの用紙を規制する位置までのスライド距離に対する歯車体17の揺動角度の割合が、規制板14Aがリーガルサイズの用紙を規制する位置から、B5サイズの用紙を規制する位置までのスライド距離に対する歯車体17の揺動角度の割合よりも大きい。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、用紙折り機などに用紙を給紙する給紙装置に関し、特に、3種以上の定型サイズの用紙に対応可能な給紙台を備える給紙装置に関する。
給紙装置には、給紙台に載置される用紙のサイズを自動的に検知するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
従来の給紙装置は、用紙が載置される給紙台を備え、給紙台に規制板と被検出部材と連動部とが設けられる。規制板は給紙台の主面で所定の範囲でスライド自在にされており、用紙の端部の位置を規制する。被検出部材は給紙台の端部でスライドし、センサにより位置が検出される。連動部は、規制板と被検出部材とを連動させる。連動部としては歯車体が利用されることがある。歯車体は、規制板のスライド距離に比例する揺動角度で揺動するとともに、揺動角度に比例するスライド距離で被検出部材をスライドさせる。
特開平11−139572号公報
用紙の規格には様々なものがあるが、日本や欧州などではA4サイズやB5サイズなどのISO・JIS規格の定型サイズが用いられる。一方、北米ではレターサイズやリーガルサイズなどの国際規格の定型サイズが用いられる。A4サイズは幅寸法210×長手寸法297mm、また、B5サイズは幅寸法182×長手寸法257mmである。これに対し、レターサイズは幅寸法215.9×長手寸法279.4mm、また、リーガルサイズは幅寸法215.9×長手寸法355.6mmである。
ISO・JIS規格の定型サイズと国際規格の定型サイズとをいずれも搭載可能にした給紙装置では、寸法の差が小さい定型サイズ、例えばA4サイズの長手方向とレターサイズの長手方向とを確実に判定することが難しかった。この判定を確実にするには、被検出部材のスライド距離を規制板のスライド距離に対して高精度に追従させる必要がある。しかし、従来は歯車体や被検出部材の寸法ばらつきなどによって、被検出部材のスライド距離を十分な精度で規制板のスライド距離に追従させることが難しかった。このため、用紙サイズを正確に判定できない問題があった。
本発明は、歯車体やスライド部、被検出部材などに仮に寸法ばらつきがあっても、用紙サイズを高精度に判定できる給紙装置を提供することを目的とする。
本発明の給紙装置は、給紙台と規制板とスライド部と被検出部と連動部とを備える。給紙台は用紙を主面に載置可能である。規制板は、互いの隣接する間隔が異なる少なくとも3箇所の規制位置を経由して給紙台の主面でスライド自在に設けられ、各規制位置にて定型サイズの用紙の端部の位置を規制する。スライド部は、給紙台の主面の裏面にスライド自在に設けられ、規制板に伴ってスライドする。被検出部は、給紙台の裏面にスライド自在に設けられ、スライド部に伴ってスライドし、センサにより位置を検出される。連動部は、被検出部をスライド部に連動させる。ここで、規制板のスライド距離に対する被検出部のスライド距離の割合が、互いの隣接する間隔が離れた規制位置の間を規制板がスライドする際よりも、互いの隣接する間隔が近い規制位置の間を規制板がスライドする際に大きい。
この構成により、間隔が近い規制位置の間を規制板がスライドする際の、被検出部のスライド距離が局所的に大きくなる。
互いの間隔が離れた規制位置は、規制板がB5サイズの用紙の長尺方向の端部を規制する位置と、規制板がレターサイズの用紙の長尺方向の端部を規制する位置とであってもよい。また、互いの間隔が離れた規制位置は、規制板がレターサイズの用紙の長尺方向の端部を規制する位置と、規制板がA4サイズの用紙の長尺方向の端部を規制する位置とであってもよい。
例えば、レターサイズの用紙とA4サイズの用紙では、長尺方向の寸法の差が小さい。そこで、これらに対応する規制位置の間を規制板がスライドする際の、被検出部のスライド距離が局所的に大きくなれば、給紙台に載置された用紙がレターサイズなのかA4サイズなのかを精度よく検出できる。
連動部は、給紙台の裏面に垂直な回転軸を中心に揺動自在に設けられ、裏面に平行な面内で曲がる形状のスリットと、スリットの内面に摺動するピンとからなるスリット機構によって、スライド部または被検出部に接続されてもよい。
スリットを曲がった形状とすることにより、規制板のスライド距離に対する連動部の揺動角度の割合が、規制板のスライドする位置によって局所的に大きくなる。このため、被検出部のスライド距離が局所的に大きくなる。
スリットとピンのスライドする軌跡とが交差する交差角度を、互いの間隔が近い規制位置の間に規制板が位置する場合に、互いの間隔が離れた規制位置の間に規制板が位置する場合よりも直角に近くしてもよい。これにより、規制板のスライド距離に対する連動部の揺動角度の割合を、互いの間隔が離れた規制位置の間を規制板がスライドする際よりも、互いの間隔が近い規制位置の間を規制板がスライドする際に大きくできる。
スリットは、第1の摺動領域と第2の摺動領域とに挟まれる屈曲角度が鈍角であると好適である。第1の摺動領域は、互いの間隔が近い規制位置の間で規制板がスライドする際にピンが摺動する領域であり、第2の摺動領域は、互いの間隔が離れた規制位置の間で規制板がスライドする際にピンが摺動する領域である。第1の摺動領域と第2の摺動領域とは屈曲して連続する。
このようにスリットが鈍角に屈曲する構成としたことにより、第1の摺動領域と第2の摺動領域とを跨いでピンがスライドする場合に、ピンに係る抵抗を少なくできる。
ピンに大径部と小径部とを備え、スリットを大径部と小径部とが嵌りこむ段付き形状で構成してもよい。これにより、スリットをピンが摺動する際のがたつきが低減される。
スリット機構を、給紙台の略中央に配置してもよい。ピンとスリットからなるスリット機構では、連動部の揺動に合わせて、スリットの周辺部がピンよりも突出する状態になり得るため、他の部材との干渉を防ぐための空間が連動部の周囲に必要になる。そこで、スリット機構を給紙台の中央付近に配置すれば、連動部を給紙台の裏面に収めて給紙台からはみ出すことを防ぐことができる。
連動部は、回転軸を中心とする周面に歯面が形成されたピニオンギアを備え、被検出部は給紙台の端部に配置し、ピニオンギアの歯面に噛み合う歯面が形成されたラックギアを備えてもよい。ラックギアとピニオンギアからなるラックアンドピニオン機構は、スリット機構のように周囲に他の部材との干渉を防ぐ空間を必要としない。そこで、ラックアンドピニオン機構を給紙台の端部に配置すれば、連動部を給紙台の裏面に収めて給紙台からはみ出すことを防ぐことができる。また、ラックアンドピニオン機構を採用することによりバックラッシュを抑制できるため、連動部の揺動角度に対して被検出部の位置が高精度に追従する。
給紙台は、給紙される用紙に処理を施す処理装置によって挿脱自在に保持されるものであってもよい。この場合、処理装置における給紙台の装着位置に設けられた検出部によって、被検出部の位置が検出されると好適である。これにより検出部のための配線などを給紙台に設けなくても、被検出部の位置を検出できる。
本発明の給紙装置によれば、間隔が近い規制位置の間を規制板がスライドする際の、被検出部のスライド距離を局所的に大きくすることで、歯車体やスライド部、被検出部材などに仮に寸法ばらつきがあっても、用紙サイズの判定精度を高めることができる。
以下、本発明の実施形態に係る給紙装置を説明する。ここで例示する給紙装置はプリンタに設けている。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタの概略の正面図である。
プリンタ100は、画像データに基づいてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像剤を用いてカラー画像またはモノクロ画像を形成する。画像データは、スキャナ等の原稿読取装置によって読み取られ、又は、図示しないネットワークを介して通信自在に接続されたPC(Personal Computer)等の端末装置から送信される。現像剤としては、トナー及びキャリアからなる2成分現像剤が用いられる。
プリンタ100は、給紙ユニット110、画像形成ユニット130A〜130D、レーザ走査ユニット(LSU)180、中間転写ユニット140、二次転写ユニット150、定着ユニット160、および、原稿読取ユニット170を備えている。
原稿読取ユニット170は、原稿台の上面に配置された原稿から1枚ずつ画像データを読み取る。LSU180は、入力される画像データに基づいて、レーザビームを照射する。
画像形成ユニット130A〜130Dは、カラー画像を色分解して得られるシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4色の各色相に対応し、各色相のトナー像を形成する。中間転写ユニット140は、無端状の中間転写ベルトを備え、この中間転写ベルト上に画像形成ユニット130A〜130Dで形成される各色相のトナー像が転写される。二次転写ユニット150は、中間転写ベルト上のトナー像を給紙ユニット110から搬送されてくる用紙に転写する。定着ユニット160は、その用紙にトナー像を熱定着させる。
給紙ユニット110は本発明の給紙装置に相当し、多数の用紙を収容する給紙カセット1をLSU180の下側に備えている。給紙ユニット110は、A4サイズや、リーガルサイズ、B5サイズなどの用紙を多量に搭載するためのものであり、いずれかのサイズの用紙が選択的に搭載される。
図2は、給紙カセット1の概略の上面図である。図面下側が装置正面であり、図中の白矢印は給紙方向を示す。
給紙カセット1は、底面板11を備え、底面板11の上面に壁部12A〜12Dと規制板14A〜14Cを備える。底面板11は、その主面に用紙を搭載可能であり、本発明の給紙台に相当する。底面板11には、スライド溝13A〜13Cを設けている。
規制板14Aは本発明の規制板に相当し、詳細を後述する規制位置の検出機構が付設されている。規制板14Aは、給紙方向に平行なスライド溝13Aにスライド自在に設けられていて、壁部12Aから約297mmの位置にてA4サイズの用紙の長手方向の後端を規制し、壁部12Aから約279.4mmの位置にてレターサイズの用紙の長手方向の端部を規制し、壁部12Aから約257mmの位置にてB5サイズの用紙の長手方向の端部を規制する。
なお、規制板14Aは例示した定型サイズに替えて、他の定型サイズ、例えばリーガルサイズの長手方向を規制してもよい。また、定型サイズの短手方向を規制しても良い。少なくとも隣接する間隔の相違する3箇所の規制位置でサイズを検出できれば好適である。
規制板14Bは、給紙方向に直交するスライド溝13Bにスライド自在に設けられている。規制板14Cは、給紙方向に直交するスライド溝13Cにスライド自在に設けられている。規制板14Bは、A4サイズ、レターサイズ、および、B5サイズの用紙の短手方向の端(装置背面側の端)の位置を規制する。規制板14Cは、A4サイズ、レターサイズ、および、B5サイズの用紙の短手方向の端(装置正面側の端)の位置を規制する。
規制板14Bと規制板14Cとは互いの間隔が約210mmの位置にてA4サイズの用紙のみ短手方向の端を規制する。また、互いの間隔が約215.9mmの位置にてレターサイズの用紙の短手方向の端を規制する。また、互いの間隔が約182mmの位置にてB5サイズの用紙の短手方向の端を規制する。なお、この実施形態では規制板14B,14Cについては規制位置の検出機構は設けないが、規制板14Aと同様に検出機構を設けても良い。
図3(A)は給紙カセット1の概略の下面図である。図面下側が装置正面であり、図中の白矢印が給紙方向を示す。図3(B)が給紙カセット1の概略の背面図(二点鎖線で示す矢視図)であり、図3(C)が給紙カセット1の概略の側面図(一点鎖線で示す矢視図)である。
給紙カセット1は、底面板11の下面にスライダ15と歯車体17とラック21とを備える。スライド溝13Aは底面板11の下面まで貫通している。
スライダ15は本発明のスライド部に相当し、規制板14Aに対して固定され、規制板14Aに連動してスライド溝13Aをスライドする。このスライダ15は、固定ピン16を備えている。
歯車体17は本発明の連動部に相当し、スライド溝13Aよりも背面側に設けられた回転軸20に揺動自在に設けられている。歯車体17は、半円形と略三角形とを組み合わせたティアー(涙)形の外形状を有する。歯車体17は、半円形の周面部分に歯面19を備え、三角形の内部にスリット18を備えている。歯車体17のスリット18は、スライド溝13Aと交差し、スリット18内部にスライダ15の固定ピン16が嵌め合わされている。スライド溝13Aに沿ってスライダ15がスライドするのに伴い、固定ピン16がスリット18の内面に摺動し、歯車体17が回転軸20を中心に揺動する。
ラック21は本発明の被検出部に相当し、回転軸20よりも背面側の底面板11の壁部12Dに設けられている。ラック21は、その正面側に、歯車体17の歯面19に嵌め合わされる歯面を備えている。このラック21には、給紙方向に平行なスライド溝21Aを設けていて、スライド溝21Aには壁部12Dに設けたピン31を嵌め合わせている。このためラック21は、スライド溝13Aと平行にスライド自在であり、スライダ15が給紙方向にスライドし、歯車体17が時計回りで揺動するのに伴って、ラック21は給紙方向と逆方向にスライドすることになる。逆に、スライダ15が給紙方向と逆方向にスライドし、歯車体17が反時計回りに揺動するのに伴って、ラック21は給紙方向にスライドすることになる。ラック21がスライドする経路上には、センサ22から立設するスイッチ22A〜22Cを配置している。
規制板14Aをスライドさせると、固定ピン16からスリット18の内壁に力が作用し、その力の分力がトルクとなって歯車体17を回転させ、ラック21をスライドさせる。ラック21のスライドによってスイッチ22A〜22Cがラック21に接触すると、スイッチ22A〜22Cはセンサ22に押し込まれる。センサ22はスイッチ22A〜22Cが押し込まれた状態に応じた規格検出信号を出力する。この規格検出信号はプリンタ100の制御部に入力され、制御部は用紙の規格に応じた制御を行う。
ここでは、歯車体17とスライダ15との接続に、スリット18と固定ピン16とからなるスライド機構を採用している。このため、歯車体17の先端がスライド溝13Aよりも突出することになるが、スライド溝13Aを給紙カセット1の略中央付近に配置しているので、このスライド構造の周囲に十分な空間を設けて、歯車体17が周囲の部材と干渉することを防いでいる。
また、歯車体17とラック21との接続に、ラック21と歯面19とからなるラックアンドピニオン機構を採用している。このため、ラック21を給紙カセット1の端部に配置しても、給紙カセット1から歯車体17がはみ出すことが無い。ラックアンドピニオン機構でのバックラッシュは極めて小さいため、歯車体17の揺動角度に対してラック21の位置が高精度に追従する。
図4は、歯車体17の概略の拡大図である。図4(A)は、歯車体17の下面図であり、図4(B)は、一点鎖線で示す位置の断面図である。
ここで、歯車体17は、前述のように歯面19とスリット18とを備えている。スリット18は屈曲位置18Cにて屈曲した形状であり、回転軸の逆側のスリット先端から屈曲位置18Cまでの直線状の第1摺動領域18Aと、屈曲位置18Cから回転軸側のスリット基端までの直線状の第2摺動領域18Bとを備えている。
第1摺動領域18Aと第2摺動領域18Bとに挟まれた、スリット18の屈曲角度はおおよそ120°〜135°の範囲内に設定している。ここでは屈曲角度を120°よりも大きくして、規制板14Aをスライドさせる際の抵抗が過剰に大きくなることを防いでいる。また、屈曲角度を135°よりも小さくして、第1摺動領域18Aでの固定ピン16のスライド距離に対する歯車体17の揺動角度の割合を大きくしている。
スリット18の周囲にはリブ17A,17Bを設けている。リブ17A,17Bは、スリット18周囲の強度を高めて歯車体17の破壊を防いでいる。スリット18の断面形状は固定ピン16の断面形状と相似する。なお、固定ピン16は大径部と小径部とを有する段付き形状のものを採用している。ここでは、スリット18に段部17Cを設けているので、固定ピン16とスリット18との接触面積を確保して、固定ピン16がスリット18の内壁に対してがたつきを抑制した状態でスリット18を摺動するようにしている。また、複数の肉抜き部を設けて歯車体17の軽量化を図っている。
図5は、歯車体17の動作を説明する図である。図5(A)は、規制板14AによりA4サイズの用紙の端部の位置を規制する場合の給紙カセット1の下面図である。図5(B)は、規制板14Aによりリーガルサイズの用紙の端部の位置を規制する場合の給紙カセット1の下面図である。図5(C)は、規制板14AによりB5サイズの用紙の端部の位置を規制する場合の給紙カセット1の下面図である。
この実施形態では、規制板14AがA4サイズの用紙の端部を規制するA4規制位置にある場合、固定ピン16が第1摺動領域18Aのスリット先端に位置する。また、規制板14Aがリーガルサイズの用紙の端部を規制するリーガル規制位置にある場合に、固定ピン16がスリット18の屈曲位置18Cに位置する。また、規制板14AがB5サイズの用紙の端部を規制するB5規制位置にある場合に、固定ピン16が第2摺動領域18Bの途中に位置する。
規制板14AがA4規制位置からリーガル規制位置にスライドするのに伴い、固定ピン16は第1摺動領域18Aのスリット先端から屈曲位置18Cまで摺動する。このとき、歯車体17は、規制板14Aのスライド距離に対する揺動角度の割合が大きく、ラック21の規制板14Aのスライド距離に対するラック21のスライド距離の割合が大きくなる。一方、規制板14Aがリーガル規制位置からB5規制位置にスライドするのに伴い、固定ピン16は屈曲位置18Cから第2摺動領域18Bの途中まで摺動する。このとき、歯車体17は規制板14Aのスライド距離に対する揺動角度の割合が小さく、規制板14Aのスライド距離に対するラック21のスライド距離の割合が小さくなる。
これにより、規制板14Aのスライド距離に対する歯車体17の揺動角度の割合が、互いの隣接する間隔が離れたB5規制位置とリーガル規制位置との間を規制板14Aがスライドする際よりも、互いの隣接する間隔が近いリーガル規制位置とA4規制位置との間を規制板14Aがスライドする際に大きくなる。そして、ラックアンドピニオン機構における歯車体17の揺動角度に対するラック21のスライド距離の割合が一定であるので、規制板14Aのスライド距離に対するラック21のスライド距離の割合が、互いの隣接する間隔が離れたB5規制位置とリーガル規制位置との間を規制板14Aがスライドする際よりも、互いの隣接する間隔が近いリーガル規制位置とA4規制位置との間を規制板14Aがスライドする際に大きくなる。
図6は、ラック21の概略の拡大図である。図6(A)の実線は規制板14AがA4規制位置に位置する際のラック21の位置を表し、波線は規制板14Aがリーガル規制位置に位置する際のラック21の位置を表す。図6(B)は、用紙サイズとセンサ22のスイッチ22A〜22Cの状態との対応を示す表である。
実線で示す規制板14AがA4規制位置に位置する際、ラック21はスイッチ22A〜22Cのいずれにも接触せず、スイッチ22A〜22Cはいずれもセンサ22から突出した状態となる。センサ22は、このスイッチ22A〜22Cの状態になると、用紙がA4サイズであることを示す規格検出信号をプリンタ100の制御部に出力する。
また、波線で示す規制板14Aがリーガル規制位置に位置する際、ラック21はスイッチ22Aに接触し、スイッチ22B,22Cに接触せず、スイッチ22Aのみがセンサ22の内部に押し込まれる。したがって、スイッチ22B,22Cがセンサ22から突出した状態となる。センサ22は、このスイッチ22A〜22Cの状態になると、用紙がリーガルサイズであることを示す規格検出信号をプリンタ100の制御部に出力する。
なお、センサ22は、スイッチ22A,22Bがセンサ22の内部に押し込まれ、スイッチ22Cがセンサ22から突出した状態になると、用紙がB5サイズであることを示す規格検出信号をプリンタ100の制御部に出力する。また、センサ22は、スイッチ22A〜22Cのすべてがセンサ22の内部に押し込まれた状態になると、A4サイズの用紙が縦向きに載置されて、規制板14AがA4サイズの用紙の側端の位置を規制していることを示す規格検出信号をプリンタ100の制御部に出力する。
このような構成のラック21とセンサ22とを採用することにより、ラック21を底面板の端部に配置することが可能になる。そのため、給紙カセット1ではなくプリンタ100にセンサ22を配置しても、ラック21を検出することができる。これにより、プリンタ100における給紙カセット1の装着位置にセンサ22を配置し、給紙カセット1からセンサ22などの電気配線を省くことができる。このようにすることで、給紙カセット1とプリンタ100との電気的接続を行う必要がなく、電気的接続の信頼性を改善できる。また、給紙カセット1の製造に係るコストの低減が図れる。
図7は、スリット18の中心線を点線で示し、スライド溝13Aの中心線を波線で示し、スライド溝13Aの中心線に対する直交線を長波線で示した、それぞれの位置関係を説明する図である。図7(A)は、第1摺動領域18Aを固定ピン16が摺動する際を表して、図7(B)は、第2摺動領域18Bを固定ピン16が摺動する際を表している。
ここでは、スリット18の中心線と直交線とのなす角度を歯車体17の揺動角度θ0(θ0′)とする。揺動角度θ0は第1摺動領域18Aに固定ピン16が位置する際の揺動角度である。揺動角度θ0′は第2摺動領域18Bに固定ピン16が位置する際の揺動角度である。また、スリット18の中心線とスライド溝13Aの中心線とのなす角度を交差角度θ1(θ1′)とする。交差角度θ1は第1摺動領域18Aに固定ピン16が位置する際の交差角度である。交差角度θ1′は第2摺動領域18Bに固定ピン16が位置する際の交差角度である。また、スリット18の第1摺動領域18Aと第2摺動領域18Bとに挟まれる角度を屈曲角度θ2とする。
ここで、揺動角度θ0と交差角度θ1との間には以下の関係がなりたつ。
θ0=360−90−θ1
また、揺動角度θ0と交差角度θ1′との間には以下の関係がなりたつ。
θ0=180−90−θ1′
したがって、規制板14Aがスライド溝13Aに沿ってA4規制位置、リーガル規制位置、B5規制位置と順にスライドしていくに従い、歯車体17の揺動角度θ0(θ0′)は次第に小さくなっていく。このとき、スリット18とスライド溝13Aとの交差角度θ1(θ1′)も次第に小さくなっていく。なお、逆に規制板14AがB5規制位置、リーガル規制位置、A4規制位置と順にスライドしていく場合は、揺動角度θ0(θ0′)は次第に大きくなっていく。このとき、交差角度θ1(θ1′)も次第に大きくなっていく。固定ピン16がスリット18の屈曲位置18Cを通過するとき、交差角度が交差角度θ1から交差角度θ1′に大きく変化する。
第1摺動領域18Aとスライド溝13Aとの交差角度θ1は比較的直角に近い角度であるが、第2摺動領域18Bとスライド溝13Aとの交差角度θ1′は直角からより離れた角度である。交差角度が比較的直角に近いほど、規制板14Aのスライド距離に対して、固定ピン16がスリット18を摺動する距離の割合が大きくなるため、交差角度が比較的直角に近い第1摺動領域18Aをピンが摺動する場合には、歯車体17の揺動角度が局所的に大きく、ラック21のスライド距離が局所的に長くなる。一方、交差角度が直角から離れた第2摺動領域18Bをピンが摺動する場合には、歯車体17の揺動角度が局所的に小さく、ラック21のスライド距離が局所的に短くなる。
したがって、固定ピン16が摺動する領域によって交差角度を大きく異ならせることにより、ラック21のスライド距離を局所的に大きくできる。具体的には、交差角度がより直角に近いほど、ラック21のスライド距離が局所的に大きくなるため、間隔が近い規制位置の間での摺動領域について、交差角度が大きくなるようにスリット18を屈曲させるとよい。
なお、スリット18が屈曲位置で屈曲する構成の場合には、スリット18の屈曲角度θ2を適切に設定する必要がある。屈曲角度θ2が小さすぎれば規制板14Aをスライドさせる際の抵抗が大きくなり、規制板14Aをスムーズにスライドさせることが困難になる。一方、屈曲角度θ2が180°に近すぎれば、交差角度θ1の屈曲位置前後での変化が小さくなって、ラック21のスライド距離を十分に変化させることが難しくなる。そのため、本実施形態では、屈曲角度θ2を鈍角の適切な角度にすることで、規制板14Aがスムーズにスライドできるようにしている。
図8は、スリットが直線状に設けられた比較例と、本発明の実施例とを比較して説明する図である。図8(A)は規制板14AがA4規制位置に位置する場合を、図8(B)は規制板14Aがリーガル規制位置に位置する場合を示している。図中の波線が比較例を表し、図中の実線が実施例を表している。
実施例の歯車体17によれば、規制板をA4規制位置からリーガル規制位置にスライドさせることで、従来例よりも大きな揺動角度で歯車体17が揺動する。このため、ラック21も長いスライド距離でスライドする。したがって、規制板がA4規制位置にあるときのラック21の位置を、センサ22のスイッチ22Aから従来例よりも離して配置することができ、部材のばらつきなどがあっても、規制板14Aの規制位置を誤検出する虞を低減できる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
図9は歯車体の他の構成例を説明する下面図である。上述の実施形態では歯車体とラックとの接続構造部にラックアンドピニオン機構を採用したが、本実施形態では歯車体とラックとの接続構造部にもスリット機構を採用する。
スライド溝113Aは、底面板の上面から下面にかけて貫通している。スライド溝113Aには、スライド部115を設けている。スライド部115は、底面板の上面に設けられた規制板に対して固定されていて、規制板に連動してスライドする。スライド部115には、ピン116Aを固定している。
また、底面板には回転軸120を中心に揺動自在に歯車体117を設けている。歯車体117は、2つのアームを組み合わせた外形状を有し、各アーム内部にスリット118A,118Bを備えている。スリット118Aは、回転軸120よりも正面側に延設されたアームに設けられていて、スライド溝113Aの上方を通過する。下面視してスリット118Aとスライド溝113Aとが交差する。このスリット118Aにはスライド部115のピン116Aを嵌め合わせている。これにより、スライド溝113Aに沿ってスライド部115がスライドするのに伴い、ピン116Aがスリット118Aを摺動して歯車体117が回転軸120を中心に揺動することになる。
スリット118Bは、回転軸20よりも背面側に延設されたアームに設けられていて、ラック121のスライドするスライド溝113Bの上方を通過する。下面視してスリット118Bとスライド溝113Bとが交差する。ラック121にはピン116Bを固定していて、ピン116Bはスリット118Bに嵌め合わせている。これにより、歯車体117が回転軸120を中心に揺動するのに伴い、スリット118B内をピン116Bが摺動して、ラック121がスライド溝113Bに沿ってスライドする。
ここでは、歯車体117とラック121とのスリット機構を、歯車体117とスライド部115とのスリット機構とともに、屈曲したスリットにより構成している。これにより、ラック121の局所的なスライド距離をさらに拡大することができる。なお、スリット118Bの屈曲位置や屈曲角度を、スリット118Aの屈曲位置や屈曲角度と異ならせてもよく、その場合、複数の規制位置にてスライド距離を拡大することが容易になる。
なお、この構成の場合、歯車体117とラック121との接続にスリット機構を採用することにより、歯車体117の先端がラック121のスライド溝113Bから突出する状態になり得る。このため、ラック121およびスライド溝113Bは、底面板の端部ではなく、底面板の中央周辺に設けた方がよい。
他にも、歯車体とラックとの接続構造部にスリット機構を採用する場合、歯車体とスライダとの接続構造部にラックアンドピニオン機構を採用することも可能である。この場合も、歯車体とラックとの接続にスリット機構を採用することにより、歯車体の先端がラックのスライド溝から突出する状態になり得るため、ラックおよびスライド溝は、底面板の端部ではなく、底面板の中央周辺に設けた方がよい。
また他にも、歯車体にピンを、スライダやラックにスリットを設けるようにしても良い。また、スリット18が屈曲位置で屈曲する構成のほかにも、スリット18が緩やかに湾曲するような構成を採用しても良い。少なくとも一つ、曲がる形状のスリットを備えるスリット構造を採用すれば、それ以外の構成については特に限定されない。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る給紙装置を備えるプリンタの概略の正面図である。 本発明の実施形態に係るプリンタの備える給紙カセットの概略の上面図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットの展開図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットの備える歯車体の拡大図である。 本発明の実施形態に係る歯車体の動作を説明する図である。 本発明の実施形態に係る歯車体のスリットと、ピンのスライドする軌跡との関係を説明する図である。 本発明の実施形態に係る給紙カセットの備えるラックの拡大図である。 本発明の実施形態に係る歯車体の位置を比較例と比較する図である。 本発明の他の実施形態に係る歯車体の構成例を説明する図である。
符号の説明
1…給紙カセット
13A…スライド溝
14A…規制板
15…スライダ
16…ピン
17…歯車体
17A,17B…リブ
18…スリット
19…歯面
20…回転軸
21…ラック
22…センサ
22A〜22C…スイッチ
100…プリンタ

Claims (10)

  1. 主面に用紙を載置可能な給紙台と、
    互いの隣接する間隔が相違する少なくとも3箇所の規制位置を経由して、前記給紙台の主面でスライド自在に設けられ、各規制位置にて定型サイズの前記用紙の端部の位置を規制する規制板と、
    前記主面の裏面にスライド自在に設けられ、前記規制板に伴ってスライドするスライド部と、
    前記裏面にスライド自在に設けられ、前記スライド部に伴ってスライドし、センサにより位置を検出される被検出部と、
    前記被検出部を前記スライド部に連動させる連動部と、を備える給紙装置であって、
    前記規制板のスライド距離に対する前記被検出部のスライド距離の割合を、互いの間隔が離れた規制位置の間を前記規制板がスライドする際よりも、互いの間隔が近い規制位置の間を前記規制板がスライドする際に大きくした、給紙装置。
  2. 前記互いの間隔が離れた規制位置は、前記規制板がB5サイズの用紙の長尺方向の端部を規制する規制位置と、前記規制板がレターサイズの用紙の長尺方向の端部を規制する規制位置とであり、
    前記互いの間隔が近い規制位置は、前記規制板がレターサイズの用紙の長尺方向の端部を規制する規制位置と、前記規制板がA4サイズの用紙の長尺方向の端部を規制する規制位置とである、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記連動部は、前記裏面に垂直な回転軸を中心に揺動自在に前記裏面に設けられ、前記裏面に平行な面内で曲がる形状のスリットと、前記スリットの内面に摺動するピンとからなるスリット機構によって、前記スライド部または前記被検出部に接続される、請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記スリットと前記ピンのスライドする軌跡とが交差する交差角度は、前記互いの間隔が離れた規制位置の間に前記規制板が位置する際よりも、前記互いの間隔が近い規制位置の間に前記規制板が位置する際に直角に近い、請求項3に記載の給紙装置。
  5. 前記スリットは、
    前記互いの間隔が近い規制位置の間で前記規制板がスライドする際に前記ピンが摺動する第1の摺動領域と、
    前記互いの間隔が離れた規制位置の間で前記規制板がスライドする際に前記ピンが摺動する第2の摺動領域と、が屈曲して連続し、
    前記第1の摺動領域と前記第2の摺動領域とに挟まれる屈曲角度が鈍角である、請求項3または4に記載の給紙装置。
  6. 前記スリットは、その周囲に前記裏面に平行な面から立設する形状のボスが形成されている請求項3〜5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 前記ピンは大径部と小径部とを備え、
    前記スリットは、前記大径部と前記小径部とが嵌りこむ段付き形状である請求項3〜6のいずれかに記載の給紙装置。
  8. 前記スリット機構を、前記給紙台の略中央に配置した請求項3〜7のいずれかに記載の給紙装置。
  9. 前記連動部は、前記回転軸を中心とする周面に歯面が形成されたピニオンギアを備え、
    前記被検出部は、前記ピニオンギアの歯面に噛み合う歯面が形成されたラックギアを備え、前記給紙台の端部に配置された、請求項3〜8のいずれかに記載の給紙装置。
  10. 前記給紙台は、給紙される前記用紙に処理を施す処理装置によって挿脱自在に保持されるものであり、
    前記処理装置における前記給紙台の装着位置に設けられた検出部によって、前記被検出部の位置が検出される、請求項9に記載の給紙装置。
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