JP2004218819A - リンク装置 - Google Patents

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Michihiro Kachi
道浩 可知
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Abstract

【課題】リンク装置をコンパクトに構成することによって重量軽減を図りコストを低減させること。
【解決手段】駆動プレート22には、独立溝232を有する第1のカム溝23Aと独立溝233を有する第2のカム溝23Bを形成し、一部に共通溝231を形成して兼用する。第1のカム溝23Aの独立溝232は、大径溝と小径溝とを有する段付溝として溝深さは第2のカム溝23Bの独立溝233より長く形成し、第2のカム溝23Bの独立溝233は、駆動プレート22を貫通しないストレート状に形成する。共通溝231は、独立溝233と同角溝深さを有する大径溝と独立溝232の小径部の外径とほぼ同じ溝幅を有する。第1の駆動ピン24Aは大径円柱部と小径円柱部を有して段付状に形成し、第2の駆動ピン24Bはストレート状の円柱部をなしている。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は駆動プレート上に形成された溝に係合可能な駆動ピンを備え、駆動プレートを回動することによって被駆動体を回動可能に構成するリンク装置に関し、特に、被駆動体が、空調装置における切替ドアに好適に使用できるリンク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両における空調装置では、車室内の所定の場所に冷風や温風を吹出すために、車室内側に配置された空調ユニット内に配風切り替えドアが設けられている。例えば、図1に示す一般的な空調ユニット1では、内気や外気を導入して送風された空気が、冷媒が循環するエバポレータ5を通ることによって熱交換されて冷風となり、また冷風がヒータコア6を通ることによって熱交換されて温風となるように構成されている。そして、エバポレータ5又はヒータコア6の下流側に配置されたエアミックス室7内で温度調整され、冷風や温風が、例えば、フェイス吹出し口13又はデフロスタ吹出し口15あるいはフット吹出し口17に送風されて車室内に吹出されることとなる。
【0003】
この際、エアミックス室7の上流側では、エバポレータ5から送風される冷風を導入するための導入口とヒータコア6から送風される温風を導入するための導入口が設けられており、いずれかの導入口を開放するかをエアミックス切替ドア10の回動によって行っている。さらに、エアミックス室7の下流側に対しては、上記の各吹出し口に向かって配風するかを配風ドアの回動によって行っている。通常、配風ドアは、フット吹出し口17から配風するフット吹出し用配風ドア12と、フェイス吹出し口13から配風するフェイス吹出し用配風ドア14と、デフロスタ吹出し口15から配風するデフロスタ吹出し用配風ドア16とを備えている。従って、エアミックス室7内の周りに配置される配風ドアは少なくとも3箇所にて配置されることとなる。また、それ以外でも、車室内のフロント側とリヤ側とに切り替えるドアや、空調ユニットの送風ユニット側における内気導入口と外気導入口を切り替える内外気切替ドアも配置されている。
【0004】
これらの配風ドアを駆動する駆動機構は、図12に示すように、少なくとも独立して形成されるカム溝51・52を備えた駆動プレート53と、カム溝51・52に係合可能な駆動ピン54・55と、駆動ピン54・55に連結されたレバー56・57とを備えて構成されている。そして、駆動プレート53上において、独立した少なくとも2本のカム溝51・52に係合されるそれぞれの駆動ピン54・55が、駆動プレート53の回動によりカム溝51・52に沿って相対的に走行することによって、各配風ドア14・16を回動駆動させていた。この駆動機構は特許文献1に応用して使用されている。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−312219号公報(第6図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車両においては、廉価なコストで製造できることが課題として挙げられていることから、車両に搭載される各部品はそれぞれのコストを低減する努力がなされている。図12及び従来の特許文献1に示されている配風ドアの駆動装置では,駆動プレート上に形成されている溝がそれぞれ独立して形成されていることから、駆動プレート自体が大きくなって、重量を軽減することができず、その分コストも低減することができない。さらに、駆動プレートが大きくなることによって、駆動装置のスペースを広く取ることから、駆動装置付近の部品の配置を制限させることとなって、構造を複雑にさせる要因ともなっていた。
【0007】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、空調装置の配風ドアの駆動部をコンパクトに構成することによってコストの低減を図るとともに、駆動部の省スペース化を図ることのできるリンク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るリンク装置では、上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、被駆動体に連結する駆動ピンは、駆動プレート上に形成された溝に係合され、駆動プレートを回動することによって、溝に係合する駆動ピンが溝の長さ方向に添って相対的に移動される。駆動ピンの相対的な移動は、駆動ピンに連結されたリンクを作動させることとなり、リンクに連結された被駆動体が所定の動きを行うことができる。
【0009】
この際、駆動ピンは複数配置されていることから、それぞれの駆動ピンに係合する溝も駆動プレート上に複数配置されることになる。この溝は、複数の駆動ピンが係合できる共通溝と、複数の駆動ピンのうちのいずれかの駆動ピンを選択的に係合する独立溝を備えている。
【0010】
つまり、複数の溝には、それぞれ被駆動体に連結する駆動ピンが係合され,駆動プレートの回動によって、それぞれの駆動ピンは、他の駆動ピンと干渉しないように共通溝と独立溝とを各溝の形状に沿って相対的に走行することとなる。共通溝においては、共通溝がすべての駆動ピンと係合できるように形成されていることから、複数の駆動ピンは共通構内を溝長さ方向に沿って走行可能とされ、共通溝から分岐された独立溝においては、各駆動ピンは、いずれかの独立溝にしか選択的に係合できないように形成されていることから、選択されたそれぞれの独立溝内に進入して、所定の動きを行うことができ被駆動体に所定の動作を付与することができる。
【0011】
従って、複数の駆動ピンに係合する溝に共通溝を形成することができることから、複数の溝の一部は1本の共通溝で兼用できて駆動プレートを小さく形成することができ、重量を軽減してコスト低減を図ることができる。しかも駆動プレートを小さく形成することによってリンク装置の設置スペースも縮小することができて省スペース化を図ることが可能となる。
【0012】
また、駆動ピンと溝との具体的な形状は、請求項2記載の発明に示すように、例えば、複数の駆動ピンのうち、第1の駆動ピンは大径部と小径部とを有する段付ピンであり、第2の駆動ピンは前記第1の駆動ピンの小径部を削除したストレート状に形成されるか、第1の駆動ピンの大径部より大径に形成されている。駆動プレート上に形成する溝における共通溝は、第1の駆動ピンと第2の駆動ピンとを係合可能に形成することから、この発明では、大径部と小径部とを有する段付溝で形成されることとなる。また、第1の溝に形成される独立溝(以下、第1の独立溝という。)は、第1の駆動ピンが係合できるように形成することから、共通溝と同様の段付溝として形成され、第2の溝に形成される独立溝(以下、第2の独立溝という。)は、第2の駆動ピンが係合できるように形成することから、第1の独立溝の大径部と同径のストレート状溝かあるいは第1の独立溝の大径部より溝深さを長くして形成される。
【0013】
つまり、第1の駆動ピンは、共通溝から分岐して独立溝に進入する際、第2の独立溝には、小径部が形成されていないことから、第2の独立溝には進入することができず、第2の駆動ピンは共通溝から分岐して独立溝に進入する際、第1の独立溝とは、深さ方向あるいは径の大きさで規制されていることから(例えば、第1の独立溝の大径部の深さが第2の駆動ピンの大径部の長さより短く形成されている場合)、第1の独立溝には進入することはできない。従って、第1の駆動ピンは第1の独立溝に余儀なく進入し、第2の駆動ピンは第2の独立溝に余儀なく進入することとなる。
【0014】
従って、複数の駆動ピンに係合する溝に共通溝を形成できることから、複数の溝の一部は1本の共通溝で兼用できて駆動プレートを小さく形成することができ、重量を軽減してコスト低減を図ることができる。しかも駆動プレートを小さく形成することによってリンク装置の設置スペースも縮小することができて省スペース化を図ることが可能となる。
【0015】
また、請求項3記載の発明は、請求項2と別の実施形態を示すものであり、複数の駆動ピンはテーパ面を有する第1のピンとストレート状の円柱部を有する第2のピンとに分かれて形成され、さらに第1の駆動ピンは、第2の駆動ピンより長く形成されている。第1の独立溝は傾斜面を有し、第2の独立溝はストレート状に第1の独立溝より短く形成されている。共通溝は、第1の駆動ピンと第2の駆動ピンとを係合可能に形成することから、この発明では、ストレート状の溝の下方に傾斜溝を有して形成されることとなる。
【0016】
つまり、第1の駆動ピンは、共通溝から分岐して独立溝に進入する際、第2の独立溝には、ストレート状の溝部が溝深さを短くして形成されていることから、第2の独立溝には進入することができず、第2の駆動ピンは共通溝から分岐して独立溝に進入する際、第2の駆動ピンの円柱部より幅狭状の傾斜面を有する溝幅で形成されていることから、第1の独立溝には進入することはできない。従って、第1の駆動ピンは第1の独立溝に余儀なく進入し、第2の駆動ピンは第2の独立溝に余儀なく進入することとなる。
【0017】
従って、複数の駆動ピンに係合する溝に共通溝を形成することができることから、複数の溝の一部は1本の共通溝で兼用できて駆動プレートを小さく形成することができ、重量を軽減してコスト低減を図ることができる。しかも駆動プレートを小さく形成することによってリンク装置の設置スペースも縮小することができて省スペース化を図ることが可能となる。
【0018】
請求項4又は5記載の発明では、駆動ピンは共通溝内を長さ方向かあるいは幅方向に沿って走行することができることから、溝長さの形状を小さく形成した駆動プレート上の適宜な位置で設定することができる。
【0019】
請求項6記載の発明では、駆動ピンに連結される被駆動体が、車両用空調装置の配風ドアであれば、空調ユニットのコストを低減できるとともに、車室内に配置される空調ユニットをコンパクトに構成することができることから、インストルメントパネル内のスペースを空けることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
実施形態のリンク装置は、車両用空調装置の空調ユニットに配置する配風ドアを駆動する構成で説明する。
【0022】
図1は、一般的な空調ユニット1を示すものであり、ユニットケース2内に上流側(図1における左方側)から順に空気の導入口4、空気を熱交換して冷風にするエバポレータ5、冷風を温風に熱交換するヒータコア6、冷風と温風とを混合して適度な温度にするエアミックス室7とを備えて構成されている。また、エバポレータ5を通過した冷風をヒータコア6に送風するか、エアミックス室7に送風するかを切り替えるエアミックス切替ドア10をエバポレータ5の下流側に配置し、さらに、エアミックス室7からフェイス吹出し口13に配風するフェイス吹出し用配風ドア14と、デフロスタ吹出し口15に配風するデフロスタ吹出し用配風ドア16、フット吹出し口17に配風するフット吹出し用配風ドア12とが、エアミックス室7の下流側に配置されている。
【0023】
このうち、エアミックス切替ドア10は単独で、フェイス吹出し用配風ドア14とデフロスタ吹出し用配風ドア16及びフット吹出し用配風ドア12とはそれぞれ連動して作動されている。従って、フェイス吹出し用配風ドア14とデフロスタ吹出し用配風ドア16及びフット吹出し用配風ドア12とは1リンク装置で駆動される。
【0024】
図2〜3は、リンク装置の一部を示すものであり、例えば、フェイス吹出し用配風ドア14とデフロスタ吹出し用配風ドア16及びフット吹出し用配風ドア12を駆動するリンク装置20として説明する。
【0025】
支持板21に回動可能に配置された円板状の駆動プレート22には、3本のカム溝23(23A・23B・23C)が形成され、それぞれのカム溝23には駆動ピン24(24A・24B・24C)が係合されている。内側には、フェイス吹出し用配風ドア14の回動軸14aに連結する第1の駆動ピン24Aを係合する第1のカム溝23Aが異形の円弧状に形成され、その外周りにフット吹出し用配風ドア12の回動軸12aに連結する第2の駆動ピン24Bを係合する第2のカム溝23Bが異形の円弧状をなして形成され、さらにその外周りにデフロスタ吹出し用配風ドア16の回動軸16aに連結する第3の駆動ピン24Cを係合する第3のカム溝23Cが異形の円弧状をなして形成されている。
【0026】
第1のカム溝23Aと第2のカム溝23Bとはその一方の端部において共通溝231を形成し、共通溝231から他方の端部に向かってそれぞれ独立した独立溝232、233を形成している。なお、実施形態における第3のカム溝23Cは、全周にわたって独立した独立溝として形成されている。
【0027】
第1の駆動ピン24Aは、支持板21上に軸支されて回動可能に配置されて2腕状に形成されたレバー25の一端に連結されている。レバー25は軸支部251を中心にして回動可能に配置され、レバー25の他端にはピン252が装着されてアーム体26と連結している。アーム体26は、一端に係合溝261を形成してレバー25のピン252を摺動可能に連結し、他端に例えばフェイス吹出し用配風ドア14の回動軸14aを一端に装着している。そしてレバー25の回動によりアーム体26を回動軸14aを中心に回動させることによって回動軸14a自体を軸心に対して回動させる。
【0028】
第2の駆動ピン24Bは、支持板21上に軸支されて回動可能に配置された2腕状に形成されたレバー27の一端に連結されている。レバー27は軸支部271を中心にして回動可能に配置され、レバー27の他端にはピン272が装着されてアーム体28と連結している。アーム体28は、一端に係合溝281を形成してレバー27のピン272を摺動可能に連結し、他端に例えばフット吹出し用配風ドア12の回動軸12aを一端に装着している。そしてレバー27の回動によりアーム体28を回動軸12aを中心に回動させることによって回動軸12a自体を軸心に対して回動させる。
【0029】
第3の駆動ピン24Cは、支持板21上に軸支されて回動可能に配置された2腕状に形成されたレバー29の一端に連結されている。レバー29は軸支部291を中心にして回動可能に配置され、レバー29の他端にはピン292が装着されてアーム体30と連結している。アーム体30は、一端に係合溝301を形成してレバー29のピン292を摺動可能に連結され、他端に例えばデフロスタ吹出し用配風ドア16の回動軸16aを一端に装着している。そしてレバー29の回動によりアーム体30を回動軸16aを中心に回動させることによって回動軸16a自体を軸心に対して回動させる。
【0030】
第1のカム溝23Aと第2のカム溝23Bを詳細に説明すれば、図3に示すように、駆動プレート22は回動軸22aに回動可能に支持されている。第1のカム溝23Aは、独立溝232の先端から共通溝231の先端に延設する間に、駆動プレート22の回動中心との距離L1を略徐々に変化するように形成されている。従って、第1の駆動ピン24Aが独立溝232の先端部232aから共通溝231の先端部231aまで全ストロークを相対的に走行することによって、第1の駆動ピン24Aは、回動軸22aとの距離の変移によりレバー25の軸支部251を中心に回動されることとなる。
【0031】
第2のカム溝23Bは、独立溝233の先端から共通溝231の先端に延設する間に、駆動プレート22の回動中心との距離L2を略徐々に大きくするように形成されている。従って、第2の駆動ピン24Bが独立溝233の先端部233aから共通溝231を通り逆先端部233dまで全ストロークを相対的に走行することによって、第2の駆動ピン24Aは、回動軸22aとの距離の変移によりレバー27の軸支部271を中心に回動されることとなる。
【0032】
次に第1のカム溝23Aおよび第2のカム溝23B、第1の駆動ピン24A及び第2の駆動ピン24Bの形状について説明する。
【0033】
第1の形態による第1の駆動ピン24Aは、図4に示すように、頭部241と胴部242とからなり、頭部241は、レバー25に連結されて胴部242はカム溝23Aに係合される。胴部242は頭部241側から大径円柱部243と小径円柱部244とを有して段付状に形成されている。
【0034】
一方、第2の駆動ピン24Bは、図5に示すように、頭部245と胴部246とからなり、頭部245はレバー27に連結されて胴部246は第2のカム溝23Bに係合される。胴部246は、第1の駆動ピン24Aの大径円柱部243とほぼ同径の円柱状に形成されている。
【0035】
また、第1のカム溝23Aの独立溝232は、図4に示すように、第1の駆動ピン24Aの胴部242が係合できるように、第1の駆動ピン24Aの胴部242より僅かに大径に形成された大径溝232bと小径溝232cとを有し、小径溝232cの深さH3は第2のカム溝23Bの溝部233bの深さH2より長く、又は駆動プレート22を貫通して形成されている。
【0036】
一方、第2のカム溝23Bの独立溝233は、図5に示すように第2の駆動ピン24Bの胴部246より僅かに大径の溝部233bに形成されている。独立溝233は、駆動プレート22を貫通しない中間位置で底面233cを形成している。そして、独立溝233の溝部233bの深さ寸法H2は、第1のカム溝23Aの大径溝232bの深さ寸法H1より長く形成されている。
【0037】
第1のカム溝23Aと第2のカム溝23Bの共通溝231の断面は、図6に示すように、第2のカム溝23Bの独立溝233の溝部233bとほぼ同径で深さ寸法H2で形成される大径溝231bと第1のカム溝23Aの小径溝232cとほぼ同径の小径溝231cとを有し、小径溝231cの深さH3は第2のカム溝23Bの溝部233bの深さH2より長く、又は駆動プレート22を貫通して形成されている。
【0038】
上記のようにカム溝23と駆動ピン24を形成することによって、第1の駆動ピン24Aを共通溝231内に挿入すると、胴部242における大径円柱部243の底面243aが共通溝231の大径溝231bの溝底面231dより離れた位置に配置されて係合し共通溝231内を長さ方向に沿って相対的に走行する。そして、分岐点から独立溝232に進入する際、第2のカム溝23Bに形成された溝部233bには、小径溝部が形成されていないことから、第1の駆動ピン24Aの小径円柱部244が規制されて第2のカム溝23Bの独立溝233には進入できない。従って第1の駆動ピン24Aは、小径円柱部244が進入できる第1のカム溝23Aの独立溝232に余儀なく進入することとなる。
【0039】
第1の駆動ピン24Aが第1のカム溝23A内を相対的に走行することによって、第1の駆動ピン24Aはレバー25の軸支部251を中心に回動することとなって、レバー25の他端を揺動させ、それによってアーム体26を回動軸14aを中心に回動させて、回動軸14aを所定方向に回動させることとなる。
【0040】
また、第2の駆動ピン24Bを共通溝231内に挿入すると、胴部246の底面246aが共通溝231の大径溝231bの溝底面231dに接近した位置に配置されて係合し共通溝231内を長さ方向に沿って相対的に走行する。そして、分岐点から独立溝233に進入する際、第1のカム溝23Aに形成された独立溝232には、大径溝232bの深さ寸法H1が第2の駆動ピン24Bの胴部246より短く形成されていることから、大径溝232bの溝底面232dと干渉して第1のカム溝23Aの独立溝232に進入することができない。従って第2の駆動ピン24Bは、胴部246が進入できる第2のカム溝23Bの独立溝233に余儀なく進入することとなる。
【0041】
第2の駆動ピン24Bが第2のカム溝23B内を相対的に走行することによって、第2の駆動ピン24Bはレバー27の軸支部271を中心に回動することとなって、レバー27の他端を揺動させ、それによってアーム体28を回動軸12aを中心に回動させて、回動軸12aを所定方向に回動させることとなる。
【0042】
なお、第2の駆動ピン24Bの胴部246の外径を、第1の駆動ピン24Aの胴部242の大径円柱部243の外径より大きく形成して、第2のカム溝24Bの溝幅233bを、第1のカム溝23Aの大径溝232bの溝幅寸法より大きく形成すれば、第1のカム溝23Aの大径溝232bと第2のカム溝23Bの溝部233bとの溝深さ寸法H1、H2を同一にしてもよい。
【0043】
次に、第2の形態のカム溝31と駆動ピン32について図7〜9に基づいて説明する。
【0044】
第1のカム溝31Aの独立溝312の溝形状は、図7に示すように、先細り状の傾斜溝を形成して溝の深さH4は、第2のカム溝31Bの溝部313の深さH5より長く、又は駆動プレート22を貫通するように形成され、第2のカム溝31Bの独立溝313の溝形状は、図8に示すように、第1の形態の第2のカム溝23Bの独立溝233と同様、ストレート状に形成され、底面313aは駆動プレート22の厚みの中間位置に配置されている。
【0045】
一方、第2の形態における第1の駆動ピン32Aは、図7に示すように、頭部321と胴部322を有し、胴部322は第1のカム溝31Aの独立溝312の傾斜溝と同様の傾斜面を有する先細り状のテーパ面を形成している。第2の駆動ピン32Bは、図8に示すように、頭部324と胴部325を有し、胴部325は第1の形態の第2の駆動ピン24Bの胴部246と同様、円柱状に形成され第1の駆動ピン32Aの胴部322より短尺状に形成されている。
【0046】
従って、第1のカム溝31Aと第2のカム溝31Bとの共通溝311は、図9に示すように、第2のカム溝31Bにおける独立溝313より僅かに大きい寸法で深さ寸法がほぼ同一のストレート溝311aが形成され、ストレート溝311aの底面311cの下方で第1のカム溝31Aにおける独立溝312と同一の傾斜面を有する傾斜面311bが形成されている。そして、傾斜面311bの溝深さH4は、第2のカム溝31Bの溝部313の深さH5より長く、又は駆動プレート22を貫通している。
【0047】
上記のようにカム溝31と駆動ピン32を形成することによって、第1の駆動ピン32Aを共通溝311内に挿入すると、胴部322は先端部を共通溝311の傾斜面311bに係合し、共通溝311内を長さ方向に沿って相対的に走行する。そして、分岐点から独立溝312に進入する際、第2のカム溝32Bに形成された独立溝313には、底面313aより下方には傾斜面が形成されていないことから、第1の駆動ピン31Aの胴部322の先端部が規制されて第2のカム溝31Bの独立溝313には進入できない。従って第1の駆動ピン31Aは、傾斜面312が形成されている第1のカム溝31Aの独立溝312に余儀なく進入することとなる。
【0048】
第1の駆動ピン32Aが第1のカム溝31A内を相対的に走行することによって、第1の駆動ピン32Aはレバー25の軸支部251を中心に回動することとなって、レバー25の他端を揺動させ、それによってアーム体26を回動軸14aを中心に回動させて、回動軸14aを所定方向に回動させることとなる。
【0049】
また、第2の駆動ピン32Bを共通溝311内に挿入すると、胴部325の底面325aが共通溝311の溝底面311cに接近した位置に配置されて係合し、共通溝311内を長さ方向に沿って相対的に走行する。そして、分岐点から独立溝313に進入する際、第1のカム溝31Aに形成された独立溝312の溝部は傾斜面に形成されていることから、第2の駆動ピン32Bの胴部325が第1のカム溝31Aの独立溝312の傾斜面と干渉して第1のカム溝31Aの独立溝312に進入することができない。従って第2の駆動ピン32Bは、胴部325が進入できる第2のカム溝31Bの独立溝313に余儀なく進入することとなる。
【0050】
第2の駆動ピン32Bが第2のカム溝31B内を相対的に走行することによって、第2の駆動ピン32Bはレバー27の軸支部271を中心に回動することとなって、レバー27の他端を揺動させ、それによってアーム体28を回動軸12aを中心に回動させて、回動軸12aを所定方向に回動させることとなる。
【0051】
なお、第2の駆動ピン32Bの胴部325を第1の駆動ピン32Aの胴部322より大きなテーパ面で形成してもよい。
【0052】
上記のように、実施形態のリンク装置20では、空調ユニット1内に配置する配風ドア(14、12)に連結する駆動ピン24(第1の駆動ピン24A、32A、又は第2の駆動ピン24B、32B)を、駆動プレート22上に形成されたカム溝23(第1のカム溝23A、31A又は第2のカム溝23B、31B)に係合させ、駆動プレート22を回動することによってカム溝23(又は31)に係合する駆動ピン24(又は32)を相対的に移動する。駆動ピン24(又は32)の移動により、駆動ピン24(又は32)に連結した配風ドア14、12に所定の作動を行うことができる。
【0053】
この際、複数の駆動ピン24A、24B(又は32A、32B)をそれぞれ異形に形成して、それぞれの駆動ピン24A、24B(又は32A、32B)のいずれかを専用的に係合して他の駆動ピン24A、24B(又は32A、32B)の進入を規制する独立溝232、233(又は312、313)と、すべての駆動ピン24A、24B(又は32A、32B)が係合できる共通溝231(又は311)形成することによって、複数の溝の一部を1本の共通溝で兼用できて駆動プレート22を小さく形成することができ、空調ユニット自体を軽減化することができる。
【0054】
従って、重量を軽減してコスト低減を図ることができる。しかも駆動プレートを小さく形成することによってリンク装置の設置スペースも縮小することができて省スペース化を図ることが可能となる。
【0055】
なお、本発明のリンク装置は、上記の形態に限定することなく、複数の駆動ピンが異形に形成され、それぞれの独立溝が専用的に係合する駆動ピンの形状に合わせた溝形状をなし、他の駆動ピンの進入を規制する規制部位を有していれば、駆動ピンは、上記以外の別の形状でもよく、また、第1の駆動ピンと第2の駆動ピンとの組み合わせも自由に行うことができる。
【0056】
例えば、図10〜11に示すように、第1の駆動ピン41Aの胴部412をストレート部412aと、ストレート部412aの先端に膨拡部412bを形成し、第1のカム溝の独立溝421の溝形状をストレート部421aと、裏面に形成された大径溝421bを形成する。
【0057】
一方、第2の駆動ピン41Bの胴部415を第1の駆動ピン41Aのストレート部412aより大径に形成されたストレート状に形成し、第2のカム溝の独立溝422の溝形状を第1のカム溝の独立溝421のストレート部421aより大径の溝幅を有するものに形成するものであってもよい。
【0058】
勿論、共通溝はいずれの駆動ピン41A・41Bが係合できるように形成することとなる。
【0059】
さらに、少なくとも2本のカム溝を兼用する共通溝は、係合される駆動ピンが上記の各形態のように、溝長さ方向に沿って走行できるように形成してもよく、また、一方のカム溝をクロス状あるいは斜め方向に横切るように溝幅方向に走行できるように形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な空調ユニットを示す断面図である。
【図2】本発明の一形態によるリンク装置を示す簡略平面図である。
【図3】図2における共通溝と独立溝とを有するカム溝を示す要部拡大図である。
【図4】第1の形態による第1のカム溝と第1の駆動ピンを示す断面図である。
【図5】第1の形態による第2のカム溝と第2の駆動ピンを示す断面図である。
【図6】第1の形態による共通溝を示す断面図である。
【図7】第2の形態による第1のカム溝と第1の駆動ピンを示す断面図である。
【図8】第2の形態による第2のカム溝と第2の駆動ピンを示す断面図である。
【図9】第2の形態による共通溝を示す断面図である。
【図10】別の形態による第1のカム溝と第1の駆動ピンを示す断面図である。
【図11】別の形態による第2のカム溝と第2の駆動ピンを示す断面図である。
【図12】従来のリンク装置を示す簡略平面図である。
【符号の説明】
1 空調ユニット
2 ユニットケース
5 エバポレータ
6 ヒータコア
12 フット吹出し用配風ドア
12a 回動軸
14 フェイス吹出し用配風ドア
14a 回動軸
16 デフロスタ吹出し用配風ドア
16a 回動軸
20 リンク装置
21 支持板
22 駆動プレート
23 カム溝
23A 第1のカム溝
23B 第2のカム溝
24 駆動ピン
24A 第1の駆動ピン
24B 第2の駆動ピン
25、27、29 レバー
26、28、30 アーム体

Claims (6)

  1. 駆動プレート上に複数の溝が形成されるとともに、それぞれの溝には駆動ピンがそれぞれ係合され、前記駆動プレートを回動することによってそれぞれの駆動ピンに連結されたそれぞれの被駆動体が回動可能に配置されるリンク装置であって、
    前記溝は、それぞれの駆動ピンが共通して係合可能な共通溝と、前記共通溝から分岐して形成される独立溝とを有して形成され、
    それぞれの駆動ピンは非共通の異形手段を有して形成され、
    前記共通溝が、すべての駆動ピンの非共通の異形手段と同様な形状を含有するように形成されるとともに、前記溝の分岐した独立溝が、いずれか1本の駆動ピンを選択的に係合できるように他の駆動ピンの進入を規制する規制手段を有して形成されていることを特徴とするリンク装置。
  2. 第1の駆動ピンは外径の異なる段つきピンを有し、第2の駆動ピンはストレート状の円柱部を有してそれぞれ異形に形成され、前記第1の駆動ピンを係合する第1の溝の独立溝は段付状の溝部を形成し、第2の溝の独立溝はストレート状の溝部を有するとともに、前記第1の溝の大径溝の溝深さより短く形成されるかあるいは前記第1の溝の大径溝の溝幅より大径に形成してそれぞれ規制手段をなしていることを特徴とする請求項1記載のリンク装置。
  3. 第1の駆動ピンはテーパ面を有し、第2の駆動ピンはストレート状の円柱部を有してそれぞれ異形に形成され、前記第1の駆動ピンを係合する第1の溝の独立溝は前記第1の駆動ピンのテーパ面と同じ傾きを有する傾斜面を有し、前記第2の溝の独立溝は第2の駆動ピンと略同径幅の溝部を有するとともに、第1の溝深さより短く形成してそれぞれ規制手段をなしていることを特徴とする請求項1記載のリンク装置。
  4. 前記溝における共通溝が、前記駆動ピンを溝長さ方向に走行可能に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のリンク装置。
  5. 前記溝における共通溝が、前記駆動ピンを溝幅方向に走行可能に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のリンク装置。
  6. 前記被駆動体が、車両用空調装置における配風ドアであることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のリンク装置。
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