JP5273092B2 - リンク装置および車両用空調装置 - Google Patents
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Description
複数の溝に係合する複数の駆動ピン(33,34)と、
複数の駆動ピンのそれぞれに連結される複数の被駆動体(35,36)と、
駆動プレートを回動させる回動手段(31)と、を含み、
複数の駆動ピンのうち2つの駆動ピンは、外周面に段差を有する柱状の第1の駆動ピン(33)、および先端に外周面に段差を有しない柱状の柱状部を有する第2の駆動ピン(34)であり、
複数の溝のうち3つの溝は、第1の駆動ピンおよび第2の駆動ピンが係合する共通溝(53)、第1の駆動ピンが係合し、共通溝から分岐する第1の独立溝(51)、ならびに第2の駆動ピンが係合し、共通溝から分岐する第2の独立溝(52)であり、
第1の駆動ピンの外径は、段差の先端側が段差の反先端側よりも小さく、
共通溝の底には、第2の独立溝に連なり、柱状部が嵌合する凹部(53c)が共通溝が延びる方向に延びて形成されており、
凹部の幅および共通溝における深さは、第2の独立溝の幅および深さと等しく、
第1の独立溝の深さは、第2の独立溝の深さよりも小さく、
複数の突起は、共通溝が延びる方向に延びる板状に形成され、
第1の駆動ピンは、段差から先端までが第1の独立溝に嵌合することによって、第1の独立溝に係合し、
共通溝に第1の駆動ピンが係合している場合には、第1の駆動ピンの段差から反先端側の外周面が複数の突起に接触し、
共通溝に第2の駆動ピンが係合している場合には、凹部に柱状部が嵌合していることを特徴とするリンク装置である。
共通溝に第1の駆動ピンが係合している場合には、第1の駆動ピンの段差から反先端側の外周面が対をなす突起に接触することを特徴とする。
車室内に送風される空気が通過する第1の空気通路(24)および第2の空気通路(25)を内部に形成する空調ケース(12)と、
空調ケース内に配置され、第1の空気通路を通過する空気の通過量を開度により調整する第1のドア(21)と、
空調ケース内に配置され、第2の空気通路を通過する空気の通過量を開度により調整する第2のドア(22)と、を含み、
第1の駆動ピンに連結される第1の被駆動体によって第1のドアの開度を調整し、第2の駆動ピンに連結される第2の被駆動体によって第2のドアの開度を調整することを特徴とする車両用空調装置である。
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図14を用いて説明する。図1は、車両用空調装置10の概略構成を示す模式図である。車両用空調装置10は、車室内空調運転の実施可能な装置である。車両用空調装置10は、リンク装置11を含んで構成される。リンク装置11は、車両用空調装置10を構成する2つのドアを駆動する装置である。
次に、本発明の第2実施形態に関して、図15を用いて説明する。図15は、第2実施形態における第1の駆動ピン33Aを示す斜視図である。本実施の形態では、第1の駆動ピン33Aに、前述のリブ61〜63に対応する突起81,82が設けられている点に特徴を有する。駆動プレート32には、リブはなく、第1の独立溝51および共通溝53に平行に延びるリブ用溝(図示せず)が形成される。リブ用溝には、第1の駆動ピン33Aに設けられる各突起81,82が係合する。これによって突起81,82がリブ溝に係合していることによって、共通溝53において第1の駆動ピン33Aの小径円柱部33cの位置ずれを、突起81,82とリブ溝との嵌合によって抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
11…リンク装置
12…空調ケース
21…フェイス用ドア(第1のドア)
22…フット用ドア(第2のドア)
24…フェイス吹き出し通路(第1の空気通路)
25…フット吹き出し通路(第2の空気通路)
31…サーボモータ(回動手段)
32…駆動プレート
33…第1の駆動ピン
33a…大径円柱部
33b…中径円柱部
33c…小径円柱部
34…第2の駆動ピン
35…第1のレバー(被駆動体)
36…第2のレバー(被駆動体)
51…第1の独立溝
52…第2の独立溝
53…共通溝
53c…凹部
61…第1のリブ(突起)
62…第2のリブ(突起)
63…第3のリブ(突起)
Claims (3)
- 複数の溝(51〜53)および複数の突起(61〜63)が形成されてなる板状の駆動プレート(32)と、
前記複数の溝に係合する複数の駆動ピン(33,34)と、
前記複数の駆動ピンのそれぞれに連結される複数の被駆動体(35,36)と、
前記駆動プレートを回動させる回動手段(31)と、を含み、
前記複数の駆動ピンのうち2つの駆動ピンは、外周面に段差を有する柱状の第1の駆動ピン(33)、および先端に外周面に段差を有しない柱状の柱状部を有する第2の駆動ピン(34)であり、
前記複数の溝のうち3つの溝は、前記第1の駆動ピンおよび前記第2の駆動ピンが係合する共通溝(53)、前記第1の駆動ピンが係合し、前記共通溝から分岐する第1の独立溝(51)、ならびに前記第2の駆動ピンが係合し、前記共通溝から分岐する第2の独立溝(52)であり、
前記第1の駆動ピンの外径は、段差の先端側が段差の反先端側よりも小さく、
前記共通溝の底には、前記第2の独立溝に連なり、前記柱状部が嵌合する凹部(53c)が前記共通溝が延びる方向に延びて形成されており、
前記凹部の幅および前記共通溝における深さは、第2の独立溝の幅および深さと等しく、
前記第1の独立溝の深さは、前記第2の独立溝の深さよりも小さく、
前記複数の突起は、共通溝が延びる方向に延びる板状に形成され、
前記第1の駆動ピンは、前記段差から先端までが前記第1の独立溝に嵌合することによって、前記第1の独立溝に係合し、
前記共通溝に前記第1の駆動ピンが係合している場合には、前記第1の駆動ピンの前記段差から前記反先端側の外周面が前記複数の突起に接触し、
前記共通溝に前記第2の駆動ピンが係合している場合には、前記凹部に前記柱状部が嵌合していることを特徴とするリンク装置。 - 前記複数の突起(61,62)は、前記共通溝を挟んで対をなすように形成されてなり、
前記共通溝に前記第1の駆動ピンが係合している場合には、前記第1の駆動ピンの前記段差から前記反先端側の外周面が前記対をなす前記突起に接触することを特徴とする請求項1に記載のリンク装置。 - 請求項1または2に記載のリンク装置(11)と、
車室内に送風される空気が通過する第1の空気通路(24)および第2の空気通路(25)を内部に形成する空調ケース(12)と、
前記空調ケース内に配置され、前記第1の空気通路を通過する空気の通過量を開度により調整する第1のドア(21)と、
前記空調ケース内に配置され、前記第2の空気通路を通過する空気の通過量を開度により調整する第2のドア(22)と、を含み、
前記第1の駆動ピンに連結される第1の被駆動体によって前記第1のドアの開度を調整し、前記前記第2の駆動ピンに連結される第2の被駆動体によって前記第2のドアの開度を調整することを特徴とする車両用空調装置。
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