JP2001058511A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

Info

Publication number
JP2001058511A
JP2001058511A JP11236122A JP23612299A JP2001058511A JP 2001058511 A JP2001058511 A JP 2001058511A JP 11236122 A JP11236122 A JP 11236122A JP 23612299 A JP23612299 A JP 23612299A JP 2001058511 A JP2001058511 A JP 2001058511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
door
evaporator
heater core
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11236122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4084911B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Kurokawa
充博 黒川
Akiyo Tsurushima
章代 鶴嶋
Hiroyuki Tamura
博之 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP23612299A priority Critical patent/JP4084911B2/ja
Priority to US09/522,895 priority patent/US6351961B1/en
Priority to DE60024538T priority patent/DE60024538T2/de
Priority to EP00105416A priority patent/EP1078791B1/en
Publication of JP2001058511A publication Critical patent/JP2001058511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4084911B2 publication Critical patent/JP4084911B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • B60H1/00021Air flow details of HVAC devices
    • B60H1/00035Air flow details of HVAC devices for sending an air stream of uniform temperature into the passenger compartment
    • B60H1/0005Air flow details of HVAC devices for sending an air stream of uniform temperature into the passenger compartment the air being firstly cooled and subsequently heated or vice versa
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00692Damper doors moved by translation, e.g. curtain doors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H2001/00721Air deflecting or air directing means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド移動可能な板状のミックスドアを備
え、コンパクト化を図りつつ、エバポレータで発生した
凝縮水の飛水を低減することができる「自動車用空気調
和装置」を提供する。 【解決手段】 ミックスドア5のドア本体12におけ
る、空気流が当接する膨出部の表面は、空気流の上流側
に向かって凸状に湾曲している。したがって、エバポレ
ータ2を通過し、矢印A方向にミックスドア5に向かう
空気は、ドア本体12の膨出部の表面に沿って案内され
るようにして、矢印A′方向に流れるので、冷風通路6
に入り込む空気の流れFは、不用意に狭められることが
なく、この結果、風速が高くなることが無くなる。ま
た、温風通路3からの温風がミックスドア5の凹状に湾
曲した裏面に沿って流されるように構成した場合は、空
気通路を広く確保することができるので、通気抵抗が低
減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットケース内
でスライド移動して温風および冷風の空気流を制御する
板状のミックスドアを有する自動車用空気調和装置に関
し、特に、エバポレータで発生した凝縮水の飛水を低減
するようにした自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用空気調和装置において
は、インテークユニットにより内外気を選択的に取り入
れ、この空気をクーリングユニットケース(以下単にユ
ニットケースという。)に導き、当該ユニットケース内
のエバポレータを通過させて空気を冷却し、この冷却空
気をヒータコアにより加熱したり、当該ヒータコアをバ
イパスした後に前記加熱した空気とミックスして、所定
温度の温風とした後に、各種吹出口から車室内に吹出し
ている。ここに、「エバポレータ」とは、周知のように
冷房サイクル中の膨脹弁などで減圧された低温低圧冷媒
が内部を流通し、ここに導入された空気を冷媒との熱交
換により冷却するものである。また、「ヒータコア」と
は、高温のエンジン冷却水が内部を流通し、ここに導入
された空気を高温のエンジン冷却水との熱交換により加
熱するものである。
【0003】このような自動車用空気調和装置は、狭小
な車室内に設置されることから全体形状にスペース的制
約があるので、最近のものは、エバポレータとヒータコ
アとを略水平にして1つのユニットケース内に上下配置
となるように収納した、いわゆる一体型のものが知られ
ている。
【0004】さらに、エバポレータとヒータコアとの間
に設けられ、冷却空気をヒータコアを通過する空気とヒ
ータコアをバイパス空気とに所定の比率で分岐させるた
めのミックスドアを、1つの支点で支持されたドアを当
該支点を中心として回動する構成とするとスペース的に
大きくなることから、エバポレータとヒータコアとの距
離をもっと短くしてスペースを小さくするために、ミッ
クスドアをスライド移動可能な偏平な板状ドアとしたも
のが考えられる。
【0005】図7は、スライド移動可能な板状のミック
スドアを備え、エバポレータとヒータコアとをユニット
ケース内に略水平置きにした一体型の自動車用空気調和
装置の概略断面図である。
【0006】図7に示す一体型の自動車用空気調和装置
は、ユニットケース1の下方に、空気の通過面が傾斜さ
れたエバポレータ2が設置され、エバポレータ2の上方
にヒータコア4が設けられている。そして、エバポレー
タ2とヒータコア4との間に板状のミックスドア50が
略水平方向にスライド可能に設けられている。このミッ
クスドア50により、エバポレータ2を通過した空気
(冷風)をヒータコア4を通過する温風通路3側と、ヒ
ータコア4をバイパスするバイパス通路6側に所定の比
率で分岐させ、エバポレータ2からバイパス通路6を通
った冷風と、ヒータコア4から温風通路3を通り仕切壁
7によりガイドされた温風とをミックスゾーン8でミッ
クスし、所定の温度の空気としている。
【0007】そして、ベントモード(冷房モード)の場
合には、ユニットケース1の上方に設けられたベントド
アDv により開閉されるベント吹出口Ov より冷風が吹
出され、デフモード(窓の曇りを晴らすモード)の場合
には、前記ベントドアDv により開放されたデフ−フッ
ト口Odfから仕切壁7とユニットケース1とにより形成
された上部通路9に流入した空気(主として温風)が、
デフ−フットドアDdfにより開閉されるデフロスト吹出
口Od より吹出され、フットモード(暖房モード)の場
合には、前記デフ−フット口Odfから上部通路9に流入
した空気(主として温風)が、前記デフ−フットドアD
dfにより開閉されるフット吹出口Of より吹出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す一体型の自動車用空気調和装置にあっては、特に最
大冷房時には、エバポレータ2を通過し、図中矢印A0
方向にミックスドア50に向かう空気は、ミックスドア
50の表面に案内されるようにして、図中矢印A0 ′方
向に流れるので、冷風通路6に入り込む空気の流れ(風
軸)F0 が狭められる結果、風速が高くなり過ぎるとい
う問題があった。
【0009】このため、エバポレータ2との熱交換で発
生した空気中の凝縮水が、下方から上方に向かう風速の
高い空気の流れによって、ベント吹出口Ov から飛水し
易いという問題が生じるに至った。
【0010】そこで、本発明の目的は、スライド移動可
能な板状のミックスドアを備え、コンパクト化を図りつ
つ、エバポレータで発生した凝縮水の飛水を低減するこ
とができる自動車用空気調和装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0012】(1)ユニットケース内に配置されたエバ
ポレータとヒータコアとの間に、板状のミックスドアを
設け、エバポレータを通過した空気を、ミックスドアを
スライド移動させることにより、ヒータコアを通過する
温風通路側とヒータコアをバイパスするバイパス通路側
とに所定の比率で分岐させ、バイパス通路から送られる
冷風と温風通路から送られる温風とをミックスゾーンで
ミックスし、ユニットケースに設けられた吹出口から車
室内に吹出すようにした自動車用空気調和装置におい
て、前記ミックスドアの空気流が当接する中央近傍の表
面は、空気流の上流側に向かって凸状に湾曲しているこ
とを特徴とする自動車用空気調和装置。
【0013】(2)前記エバポレータは、ユニットケー
スの下方に、前記ヒータコアは、前記エバポレータの上
方に、それぞれ略水平に配置されていることを特徴とす
る上記(1)に記載の自動車用空気調和装置。
【0014】(3)前記エバポレータおよび前記ヒータ
コアがそれぞれ略垂直に配置されていることを特徴とす
る上記(1)に記載の自動車用空気調和装置。
【0015】(4)前記温風通路からの温風が前記ミッ
クスドアの凹状に湾曲した裏面に沿って流されることを
特徴とする上記(1)に記載の自動車用空気調和装置。
【0016】(5)フット吹出口の開放時に、前記温風
通路からの温風を、前記ミックスドアの凹状に湾曲した
裏面との間を通して、前記ミックスゾーンに導くフット
ドアを有することを特徴とする上記(4)に記載の自動
車用空気調和装置。
【0017】(6)前記ミックスドアは、該ミックスド
アの上流側に設けられる回転可能な歯車に噛合するラッ
クを有し、該ラックは、空気流の上流側に向かって凹状
に湾曲していることを特徴とする上記(1)又は(2)
に記載の自動車用空気調和装置。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態に係る自動車用
空気調和装置を示す概略断面図、図2は、ミックスドア
を一部破断して示す概略斜視図、図3は、ミックスドア
及びスライド機構を示す図1の上下方向に切断した断面
図、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は、溝
カム部分を説明するための図である。
【0020】図1に示す自動車用空気調和装置は、左側
が乗員側(室内側)、右側がエンジンルーム側になるよ
うに車室内に配置される。なお、図面中、図7に示す部
材と共通する部材には同一符号を付してある。
【0021】図1において、ユニットケース1の下方に
は、エバポレータ2が水平に対しやや傾斜して配置され
ており、図示しないインテークユニットから取り入れた
車室外空気(外気)又は車室内空気(内気)をエバポレ
ータ2の下方の空気取り入れ口31からエバポレータ2
を通過して上方に流すようになっている。エバポレータ
2には、図示しない冷房サイクルからの冷媒が循環して
おり、この冷媒と取入れ空気との間で熱交換することに
より当該取入れ空気を冷却する。
【0022】エバポレータ2の上方には、ヒータコア4
が水平に配置されている。ヒータコア4には、高温のエ
ンジンの冷却水が循環しており、このエンジンの冷却水
と空気が熱交換されることにより、通過する空気が加熱
されるようになっている。
【0023】エバポレータ2とヒータコア4とを上下に
配置することで、高さ方向の寸法や左右方向又は前後方
向の寸法が小さいコンパクトなユニットケース1とな
り、車室内におけるユニットケース1の設置スペースを
大幅に低減し、これにより車室内に生じる余剰スペース
を有効に利用することができる。
【0024】しかも、このユニットにおいては、エバポ
レータ2の比較的冷媒入り口タンク2a寄りの下部に空
気取り入れ口31が設けられており、この空気取り入れ
口31から入った空気は、入り口タンク2a寄りに比較
的多く流れ、エバポレータ2の比較的低温の部分に空気
が当たるように流れることになるため、熱交換効率が良
好となっている。
【0025】また、エバポレータ2とヒータコア4との
間には、板状のミックスドア5が略水平方向にスライド
可能に設けられている。このミックスドア5をスライド
機構Mを介してスライド移動させることにより、エバポ
レータ2を通過した空気(冷風)をヒータコア4を通し
て加熱して流す温風通路3側と、ヒータコア4をバイパ
スするバイパス通路6側と、に所定の比率で分岐させる
ようになっている(温風通路3側あるいはバイパス通路
6側に選択的に流す場合を含む)。エバポレータ2から
バイパス通路6を通った冷風と、ヒータコア4から温風
通路3を通り仕切壁7によりガイドされた温風とは、ミ
ックスゾーン8でミックスされ、所定の温度の空気とさ
れる。
【0026】ここで、ミックスドア5は、乗員が設定し
た温度に応じて、図1中の左右方向にスライド移動され
ることにより、その開度が調節され、温風通路3側を全
閉するフルクール位置(図1で示す位置)と、バイパス
通路6側を全閉するフルホット位置との間の任意の位置
で停止し、その開度位置によって温風通路3へ流れる空
気量とバイパス通路6へ流れる空気量との比率を調節
し、ミックスゾーン8でミックスされる冷風と温風の量
を調節するようになっている。
【0027】ユニットケース1の上方には、主として冷
風が吐出される冷風吹出口としてのベント吹出口Ov が
設けられ、このベント吹出口Ov はベントドアDv によ
り選択的に開閉されるようになっている。つまり、ベン
トモードの場合には、ベントドアDv がベント吹出口O
v を開き、冷風をベント吹出口Ov から吹出し、デフ−
フットモードの場合には、ベントドアDv がベント吹出
口Ov を閉じるようになっている。
【0028】ベントドアDv がベント吹出口Ov を閉じ
ると、空気流はデフ−フット口Odfより上部通路9に流
入する。この上部通路9には、前記デフ−フット口Odf
の後流側上部に、デフ−フットドアDdfにより開閉さ
れ、主として温風を吹き出すデフロスト吹出口Od が設
けられ、このデフロスト吹出口Od の後流側には、デフ
−フットドアDdfにより開閉されるフット吹出口Of が
設けられ、このフット吹出口Of の両側方(紙面に垂直
な方向)には、図示しないフットダクトに連通する接続
口32が設けられている。
【0029】ここで、ベント吹出口Ov は、車室内の乗
員の上半身に向けて調和空気を吹出す口、デフロスト吹
出口Od は、フロントガラスやサイドガラスの内面に向
けて調和空気を吹出す口、フット吹出口Of は、車室内
の乗員の足元に向けて調和空気を吹出す口である。
【0030】図2に示すように、ミックスドア5は、エ
バポレータ2とヒータコア4との間で、エバポレータ2
を通過した上流側からの空気流を遮断する方向に伸延さ
れたドア本体12を有している。ドア本体12は、概し
て外周の平坦部12aと、内部のドーム状の膨出部12
bとを有しており、外面側には発泡ウレタンなどからな
るシール部材15が貼着されている。なお、図2〜図5
においては、図示する便宜上、ミックスドアの向きは図
1に示す向きと異なっている。
【0031】本実施形態では特に、空気流が当接する膨
出部12bの表面は、空気流の上流側に向かって凸状に
湾曲しており、その断面は円弧状を呈している。この膨
出部12bの凸状の表面は、空気流をヒータコア4に導
く場合やバイパス通路Bへ導くときのガイドとなる。
【0032】膨出部12bの側部には、ドア本体12の
補強を兼ねた一対の側面部16が設けられている。これ
ら側面部16とドア本体12の側端との間には、図示し
ない駆動手段により駆動される部分歯車20と噛合され
るラック17が端から端まで連続して形成されている。
【0033】ラック17は、空気流の上流側に向かって
凹状に湾曲しており、その断面は円弧状を呈している。
つまり、膨出部12bの湾曲方向と、ラック17の湾曲
方向とは、逆になっている。このようにすれば、ミック
スドア5およびその上流側に設けられる回転可能な部分
歯車20を、ユニットケース1内のエバポレータ2とヒ
ータコア4との間にコンパクトに配置することができ
る。
【0034】ドア本体12の側方隅部の4か所には、ユ
ニットケース1の側壁より突出したガイド用の溝カム1
9内に転動自在に嵌挿される案内ローラ18が突出され
ている。この案内ローラ18は、場合によっては転動し
ない円柱状のピンであっても良い。
【0035】図3に示すように、ミックスドア5を作動
するためのスライド機構Mは、ユニットケース1の側壁
に形成された溝カム19と、ドア本体12の内面側部に
形成されたラック17に噛合する一対の部分歯車20
と、この部分歯車20を相互に連結する軸21と、この
軸21の端部に固着された駆動歯車22とを有してい
る。
【0036】駆動歯車22を図示しない歯車を介して回
転駆動させる駆動手段は、ユニットケース1の側壁に取
り付けられる。駆動手段としては、例えば電動モータや
減速用歯車等がケーシング内に収容されたモータアクチ
ュエータ等が使用される。
【0037】ここに、溝カム19は、図5に示すよう
に、ミックスドア5のラック17の曲率半径とほぼ同じ
曲率半径rを有するように形成され、ドア本体12の4
つの案内ローラ18を支持し、ドア本体12が風圧を受
けてもガタつくことなく作動するようにしたものであ
る。この溝カム19は、ユニットケース1の左右の各側
壁に円弧状に一対形成され、図5中上方の案内ローラ1
8は図5中上方の溝カム19に、図5中下方の案内ロー
ラ18は図5中下方の溝カム19にそれぞれ嵌挿され
る。また、各溝カム19の終端部19aは斜め下流側に
曲げられており、ドア本体12が、スライドの終端位置
で当該スライドの方向と交差する方向、つまりスライド
方向から斜め下流側に移動するようになっている。
【0038】これによりシール部材15がユニットケー
ス1の仕切壁33に当接し、加圧され、シール性の向上
を図るようにしている。つまり、シール部材15は、常
時仕切壁33と当接せず、必要な時にのみ当接すること
になるので、長期にわたりシール性の低下が防止され、
シール性が向上する。しかも、ドアを作動する時の摩擦
もなく、操作力も少なく好ましいものとなる。
【0039】図4に示すように、部分歯車20の歯部
は、前記ドア本体12がスライドの終端位置で当該スラ
イドの方向と交差する方向に移動させるために、端部に
形成された歯若しくはその近傍の歯を他の歯20bより
も歯丈が高い高歯20aとし、駆動部23が部分歯車2
0を回転駆動させることにより当該高歯20aがドア本
体12に形成されたラック17を介してドア本体12を
押圧し溝カム19に沿って移動させるようにしている。
【0040】一方、ドア本体12に形成されたラック1
7は、図示のように、上下端部若しくはその近傍の歯が
他の歯17bよりも歯丈が高い高歯17aとしている。
つまり、ラック17の端部の高歯17aの歯先が、回動
中心Oからの半径が、徐々に変化するようにし、前記部
分歯車20の高歯部分20aと確実に噛合し、ドア本体
12を溝カム19に沿うようにしている。
【0041】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0042】インテークユニットからの空気は、エバポ
レータ2の下方の空気取り入れ口31からユニットケー
ス1内に導入され、エバポレータ2を通過することによ
り冷却される。このエバポレータ2を通過した空気は上
昇し、ミックスドア5に至る。エバポレータ2を通過し
た空気は、ミックスドア5により温風通路3とバイパス
通路6とに分岐され、温風通路3に導かれた空気は、ヒ
ータコア4を通過して温風となり、バイパス通路6から
の空気は冷風のまま流れ、両者はミックスゾーン8にお
いてミックスされ、所望の温度に調節される。
【0043】温調された空気は、乗員が設定した空調モ
ードに対応した吹出口Ov ,Od ,Of から吹き出され
る。空調モードは、車室内に設けられた空調モードレバ
ーの操作などによって設定される。
【0044】本実施形態は、最大冷房時に有効性を発揮
することから、この最大冷房時について、図1を用いて
説明する。
【0045】最大冷房時には、図1に示すように、ベン
トモードが選択される。つまり、ベントドアDv によ
り、デフ−フット口Odfが全閉される一方で、ベント吹
出口Ov が開放状態とされる。また、ミックスドア5
は、図1中右端に位置され、ヒータコア4の上流側前面
が全閉される。
【0046】これにより、エバポレータ2を通過して冷
却された空気は、バイパス通路6を通過して、ベント吹
出口Ov に入る。そして、ベント吹出口Ov を通った冷
風は、車室内に向けて吹き出される。
【0047】特に本実施形態では、ミックスドア5のド
ア本体12における空気流が当接する膨出部12bの表
面が、空気流の上流側に向かって凸状に湾曲しているの
で、エバポレータ2を通過し、図中矢印A方向にミック
スドア5に向かう空気は、ミックスドア5の膨出部12
bの表面に沿って案内されるようにして、図中矢印A′
方向に流れるので、冷風通路6に入り込む空気の流れF
は、不用意に狭められることがなく、図7に示した場合
よりも広げられ、この結果、風速が高くなり過ぎること
は無く、図7に示した場合よりも低下する。
【0048】したがって、スライド移動可能な板状のミ
ックスドア5を備え、コンパクト化を図りつつ、エバポ
レータ2で発生した凝縮水が、下方から上方に向かう空
気の流れによって、ベント吹出口Ov から飛水する事態
の発生を低減することが可能となる。
【0049】特に、エバポレータ2とヒータコア4とが
ユニットケース1内にそれぞれ略水平に配置される図1
に示すようなユニットでは、レイアウト上、冷風通路6
を通過する冷風が直接ベント吹出口Ov に向かうことに
なるので、飛水低減の効果が顕著に得られる。
【0050】図6は、本発明の他の実施形態に係る自動
車用空気調和装置を示す概略断面である。なお、図1に
示した自動車用空気調和装置との共通点については、説
明を省略し、主な相違点について説明する。
【0051】図6に示す自動車用空気調和装置は、エバ
ポレータ2とヒータコア4とを略垂直置きにしたもので
あり、フット吹出口Of の開放時に、温風通路3からの
温風を、ミックスドア5の凹状に湾曲した裏面との間を
通して、ミックスゾーン8に導くフットドアDf を有し
ている。
【0052】また、ベント吹出口Ov 、デフロスト吹出
口Od をそれぞれ図中矢印で示す方向に開閉するための
ベントドアDv 、デフロストドアDd が、それぞれ設け
られている。
【0053】ミックスドア5は、図中矢印で示す略上下
方向にスライド可能に配置されており、ミックスドア5
を移動させるためのスライド機構は、図示省略してあ
る。そして、図6に示す自動車用空気調和装置は、右側
が乗員側(室内側)、左側がエンジンルーム側になるよ
うに車室内に配置される。なお、図1に示した部材と共
通する部材には、同一の符号を付してある。
【0054】この実施形態によれば、前述した実施形態
と同様の効果を得ることができることに加え、さらに以
下のような作用効果を奏することができる。
【0055】すなわち、ヒータコア4を経た空気の通路
を、ミックスドア5の凹状に湾曲した裏面によって拡大
することができ、ひいては、ユニットの車両前後方向の
寸法をよりコンパクト化することが可能となる。また、
フットドアDf が開状態の時でも、空気通路を広く確保
することができるので、通気抵抗が低減される。しか
も、ミックスドア5の凹状に湾曲した裏面に沿って風が
流れるので、特にフルホット時において、フット吹出口
Of への配風量が増加する。
【0056】さらに、フットドアDf が開状態の時に、
フットドアDf 自身が温風通路3からの温風をミックス
ゾーン8に導くエアガイド機能を兼ねることができる。
したがって、温調時には、ミックスゾーン8で温風と冷
風との混合を十分行わせることができ、エアミックス性
が向上する。
【0057】なお、本発明は、上述した実施形態には限
定されず、本発明の範囲を逸脱しない範囲において種々
変形可能である。
【0058】例えば上述した実施形態では、ミックスド
ア5の空気流が当接する膨出部12bの表面は、断面円
弧状を呈するようにしたが、本発明は、ミックスドア5
の空気流が当接する中央近傍の表面が空気流の上流側に
向かって凸状に湾曲した形状であれば、特に円弧状に限
られるものではない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3に記
載の発明によれば、ミックスドアの空気流が当接する中
央近傍の表面が、空気流の上流側に向かって凸状に湾曲
しているので、エバポレータを通過しミックスドアに向
かう空気は、ミックスドアの表面に沿って案内されるよ
うにして流れ、冷風通路に入り込む空気の流れは、不用
意に狭められることがなく、この結果、風速が高くなる
ことが無くなる。したがって、スライド移動可能な板状
のミックスドアを備え、コンパクト化を図りつつ、エバ
ポレータで発生した凝縮水の飛水を低減することが可能
となる。
【0060】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、レイアウト上、冷風通路を
通過する冷風が直接吹出口に向かうことになるので、飛
水低減の効果が顕著に得られる。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、ヒータコアを経た空気の通
路を、ミックスドアの凹状に湾曲した裏面によって拡大
することができ、ひいては、ユニットの車両前後方向の
寸法をよりコンパクト化することが可能となる。また、
空気通路を広く確保することができるので、通気抵抗が
低減される。しかも、ミックスドアの凹状に湾曲した裏
面に沿って風が流れるので、特にフルホット時において
風量が増加する。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加え、フットドアが開状態の時で
も空気通路を広く確保することができると共に、フット
ドア自身が温風通路からの温風をミックスゾーンに導く
エアガイド機能を兼ねることができる。したがって、温
調時には、ミックスゾーンで温風と冷風との混合を十分
行わせることができ、エアミックス性が向上する。
【0063】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5のいずれかに記載の発明の効果に加え、ミックスド
アおよびその上流側に設けられる回転可能な歯車を、ユ
ニットケース内のエバポレータとヒータコアとの間にコ
ンパクトに配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る自動車用空気調和
装置を示す概略断面である。
【図2】 ミックスドアを一部破断して示す概略斜視図
である。
【図3】 ミックスドア及びスライド機構を示す図1の
上下方向に切断した断面図である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】 溝カム部分を説明するための図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る自動車用空気調
和装置を示す概略断面である。
【図7】 スライド移動可能な板状のミックスドアを備
え、エバポレータとヒータコアとをユニットケース内に
略水平置きにした一体型の自動車用空気調和装置の概略
断面図である。
【符号の説明】
1…ユニットケース、 2…エバポレータ、 3…温風通路、 4…ヒータコア、 5…ミックスドア、 6…バイパス通路、 8…ミックスゾーン、 12…ドア本体、 12b…膨出部、 17…ラック、 Df …フットドア、 Ov …ベント吹出口、 Od …デフロスト吹出口、 Of …フット吹出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 博之 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内 Fターム(参考) 3L011 BH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットケース(1) 内に配置されたエバ
    ポレータ(2) とヒータコア(4)との間に、板状のミック
    スドア(5)を設け、エバポレータ(2) を通過した空気
    を、ミックスドア(5)をスライド移動させることによ
    り、ヒータコア(4)を通過する温風通路(3) 側とヒータ
    コア(4)をバイパスするバイパス通路(6)側とに所定の
    比率で分岐させ、バイパス通路(6)から送られる冷風と
    温風通路(3) から送られる温風とをミックスゾーン(8)
    でミックスし、ユニットケース(1)に設けられた吹出口
    (Ov,Of,Od)から車室内に吹出すようにした自動車用空気
    調和装置において、 前記ミックスドア(5)の空気流が当接する中央近傍の表
    面は、空気流の上流側に向かって凸状に湾曲しているこ
    とを特徴とする自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記エバポレータ(2) は、ユニットケー
    ス(1) の下方に、前記ヒータコア(4)は、前記エバポレ
    ータ(2) の上方に、それぞれ略水平に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 前記エバポレータ(2) および前記ヒータ
    コア(4)がそれぞれ略垂直に配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記温風通路(3) からの温風が前記ミッ
    クスドア(5)の凹状に湾曲した裏面に沿って流されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 フット吹出口(Of)の開放時に、前記温風
    通路(3) からの温風を、前記ミックスドア(5)の凹状に
    湾曲した裏面との間を通して、前記ミックスゾーン(8)
    に導くフットドア(Df)を有することを特徴とする請求項
    4に記載の自動車用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記ミックスドア(5)は、該ミックスド
    ア(5)の上流側に設けられる回転可能な歯車に噛合する
    ラック(17)を有し、該ラック(17)は、空気流の上流側に
    向かって凹状に湾曲していることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の自動車用空気調和装置。
JP23612299A 1999-08-23 1999-08-23 自動車用空気調和装置 Expired - Fee Related JP4084911B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23612299A JP4084911B2 (ja) 1999-08-23 1999-08-23 自動車用空気調和装置
US09/522,895 US6351961B1 (en) 1999-08-23 2000-03-10 Automotive air conditioner
DE60024538T DE60024538T2 (de) 1999-08-23 2000-03-14 Kraftfahrzeug-Klimaanlage
EP00105416A EP1078791B1 (en) 1999-08-23 2000-03-14 Automotive air conditioner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23612299A JP4084911B2 (ja) 1999-08-23 1999-08-23 自動車用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001058511A true JP2001058511A (ja) 2001-03-06
JP4084911B2 JP4084911B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=16996087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23612299A Expired - Fee Related JP4084911B2 (ja) 1999-08-23 1999-08-23 自動車用空気調和装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6351961B1 (ja)
EP (1) EP1078791B1 (ja)
JP (1) JP4084911B2 (ja)
DE (1) DE60024538T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110065004A (ko) * 2009-12-09 2011-06-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치
KR101220967B1 (ko) 2010-05-17 2013-01-10 한라공조주식회사 차량용 공조장치
KR101222510B1 (ko) 2009-12-09 2013-01-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치
KR101282855B1 (ko) * 2007-02-13 2013-07-05 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치
US8620521B2 (en) 2011-02-18 2013-12-31 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle HVAC water splash prevention method and apparatus
WO2023171938A1 (ko) * 2022-03-07 2023-09-14 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6536474B2 (en) * 2000-03-13 2003-03-25 Calsonic Kansei Corporation Air conditioner unit for vehicle
JP2002200913A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Calsonic Kansei Corp 自動車用空気調和装置
JP3695390B2 (ja) * 2001-06-22 2005-09-14 株式会社デンソー 空気通路開閉装置および車両用空調装置
CA2394689A1 (en) * 2001-07-25 2003-01-25 Nobuya Nakagawa Air-conditioning system for a vehicle
JP3894028B2 (ja) * 2002-04-11 2007-03-14 株式会社デンソー 車両用空調装置
DE10307641B3 (de) * 2003-02-19 2004-04-08 Visteon Global Technologies, Inc., Dearborn Heizungs- und Klimaanlage für Kraftfahrzeuge mit einer longitudinal ausgerichteten Verdampfereinheit
CA2433277C (en) * 2003-06-25 2008-02-26 Clean-Flo Gas Filtration Systems (1987) Ltd. Gas purification medium for removing sulfides from gaseous streams
JP4516570B2 (ja) * 2003-06-30 2010-08-04 ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 車両用の空調機構と、空調機構を運転するための方法
US7371161B2 (en) * 2004-08-27 2008-05-13 Delphi Technologies, Inc. Sliding film valve driven at edge
US7527551B2 (en) 2004-08-27 2009-05-05 Delphi Technologies, Inc. Sliding valve, especially for heating, ventilation and air conditioning system
JP4379721B2 (ja) * 2004-09-16 2009-12-09 株式会社デンソー 車両用空調装置
DE102005030062A1 (de) * 2005-06-27 2007-01-11 Behr Gmbh & Co. Kg Kraftfahrzeug-Klimaanlage
US7575511B2 (en) * 2006-11-07 2009-08-18 Visteon Global Technologies, Inc. Temperature door for a vehicle and heating, ventilation, and air conditioning system
JP4513835B2 (ja) * 2007-07-23 2010-07-28 株式会社デンソー 空調装置
JP4396738B2 (ja) * 2007-07-23 2010-01-13 株式会社デンソー 空調装置
DE102007036824B4 (de) * 2007-08-03 2020-06-18 Mahle International Gmbh Klappenanordnung, insbesondere für eine Fahrzeug-Klimaanlage, zur Regelung eines Luftstroms
US9610823B2 (en) * 2008-09-25 2017-04-04 Mahle International Gmbh Vehicle HVAC temperature control system
US8128161B2 (en) * 2009-09-25 2012-03-06 Nissan North America, Inc. Interior body trim with integrated HVAC duct
JP5568408B2 (ja) * 2010-08-23 2014-08-06 株式会社ケーヒン 車両用空気調和装置
JP5903262B2 (ja) * 2011-12-16 2016-04-13 株式会社ケーヒン スライドドア
DE102013219811A1 (de) * 2013-09-30 2015-04-02 Behr Gmbh & Co. Kg Klimaanlage
KR101592734B1 (ko) * 2014-07-11 2016-02-15 현대자동차주식회사 차량용 히트 펌프 장치
WO2019088138A1 (ja) * 2017-11-06 2019-05-09 株式会社ヴァレオジャパン 車両用空調装置
CN111002787B (zh) * 2018-10-08 2023-04-11 翰昂汽车零部件有限公司 带贯通孔的部件及具备该部件的车辆用空调装置
KR20210021796A (ko) * 2019-08-19 2021-03-02 현대자동차주식회사 차량용 hvac시스템
FR3100311B1 (fr) * 2019-08-28 2021-10-29 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de chauffage, ventilation et/ou climatisation pour véhicule automobile
FR3100312A1 (fr) * 2019-08-28 2021-03-05 Valeo Systemes Thermiques Dispositif de chauffage, ventilation et/ou climatisation pour véhicule automobile

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19611193B4 (de) 1995-03-23 2006-08-03 Denso Corp., Kariya Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug
US5881558A (en) 1996-04-03 1999-03-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Air conditioning apparatus for vehicles
DE19725127B4 (de) * 1996-06-17 2006-07-06 Denso Corp., Kariya Klimaanlage für ein Kraftfahrzeug
JPH10297246A (ja) 1997-04-28 1998-11-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和装置
US6048263A (en) 1997-09-29 2000-04-11 Calsonic Corporation Heating, ventilation, and air conditioning unit for automotive vehicles
DE19748787B4 (de) 1997-11-05 2006-06-08 Behr Gmbh & Co. Kg Lufteinlaßvorrichtung für eine Lüftungs-, Heizungs- oder Klimaanlage eines Kraftfahrzeugs
JP3965753B2 (ja) * 1997-12-25 2007-08-29 株式会社デンソー 車両用空調装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101282855B1 (ko) * 2007-02-13 2013-07-05 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치
KR20110065004A (ko) * 2009-12-09 2011-06-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치
KR101222510B1 (ko) 2009-12-09 2013-01-15 한라공조주식회사 차량용 공조장치
KR101578104B1 (ko) * 2009-12-09 2015-12-16 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치
KR101220967B1 (ko) 2010-05-17 2013-01-10 한라공조주식회사 차량용 공조장치
US8620521B2 (en) 2011-02-18 2013-12-31 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle HVAC water splash prevention method and apparatus
WO2023171938A1 (ko) * 2022-03-07 2023-09-14 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP1078791A1 (en) 2001-02-28
DE60024538D1 (de) 2006-01-12
DE60024538T2 (de) 2006-06-29
EP1078791B1 (en) 2005-12-07
US6351961B1 (en) 2002-03-05
JP4084911B2 (ja) 2008-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4084911B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP4424409B2 (ja) 車両用空調装置
US20090215379A1 (en) Vehicular air-conditioning system
JP2003159929A (ja) 車両用空調装置
JP2001138724A (ja) 車両用空調装置
JP3894028B2 (ja) 車両用空調装置
JP3991687B2 (ja) 車両用空調装置
EP3363665B1 (en) Air conditioning device for vehicle
JPH11208245A (ja) 車両用空調装置
JP2000255247A (ja) 車両用空調装置
JP4178866B2 (ja) 車両用空調装置
JP2004338613A (ja) 車両用空調装置
JP4059103B2 (ja) 車両用空調装置
JP2006001378A (ja) 車両用空調装置
JP2000033814A (ja) 自動車用空気調和装置
JP2000108636A (ja) 自動車用空気調和装置
JP4007158B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002002250A (ja) 車両用空調装置
JP2001287534A (ja) 車両用空調装置
JP4524939B2 (ja) 空気通路開閉装置および車両用空調装置
JP3835638B2 (ja) 自動車用空気調和装置
WO2023182220A1 (ja) 車両用空調装置
JPH10250347A (ja) 自動車用空気調和装置のドア機構
JP4049958B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP3997959B2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080110

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees